JPH07181658A - 継続注文のためにフィルムストリップを準備するための方法とデバイス - Google Patents

継続注文のためにフィルムストリップを準備するための方法とデバイス

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JPH07181658A
JPH07181658A JP6295839A JP29583994A JPH07181658A JP H07181658 A JPH07181658 A JP H07181658A JP 6295839 A JP6295839 A JP 6295839A JP 29583994 A JP29583994 A JP 29583994A JP H07181658 A JPH07181658 A JP H07181658A
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filmstrip
roller pair
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film
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JP6295839A
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Juerg Kunz
クンツ ユルク
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Gretag Imaging AG
Original Assignee
Gretag Imaging AG
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/001Counting; Classifying; Marking
    • G03D15/005Order systems, e.g. printsorter
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/001Counting; Classifying; Marking
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】継続注文のためのフィルムストリップの準備装
置と準備方法の提供 【構成】原画の所望複写数と所望複写フォ−マットに関
する注文データが、入力ユニット11を介して準備ステー
ション1へ入力される。次に番号付原画Nを含むフィル
ムストリップFは1中に送り込まれ、キャリアベルト77
に貼付されそして次の処理ステーションで使用できるフ
ィルムローラ中へ巻き込まれる。それらが77に貼付され
る前に、送り込まれたFは、その送り込み位置、長さと
Nの番号順序について、センサ49-51,スキャナ48によ
り、自動的にチェックされ、そして入力した注文データ
と比較することにより、送り込まれたFが注文を処理す
るのに要求されているかどうかを確証し、間違って位置
付けされた又は注文処理に余分であるFは、77に貼付さ
れる前に自動的に除かれる。この方法により、誤操作と
原画の間違った処理例えば処理不要原画の処理、不良露
出は確実に排除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概ね、継続注文のため
にフィルムストリップを準備するための方法とデバイス
に関する。
【0002】
【従来の技術】写真仕上げ産業では、顧客は通常は、彼
らの現像済ネガフィルムを1個ずつの代わりにストリッ
プに切断された形で受け取る。これらのフィルムは通常
は4ないし6個のネガを含んでいる。顧客が後日、別の
写真を継続注文しようとする場合、既に存在する紙画像
を参考にして1番目の注文品から該当するネガを選択す
る。ネガフィルムストリップが存在する形式によって
は、紙画像を製造するために使用されるフィルムストリ
ップ各々のどのネガであるかそして何枚の紙画像を製造
すべきであるかを、写真ラボに通知するためには、顧客
にとってはいろいろの方法がある。
【0003】フィルムストリップの縦端に沿って貼付し
てある(「タブストリップ」として知られている)紙ス
トリップを持つフィルムストリップを使用して、顧客は
各々のネガの下の紙ストリップ上に複写枚数と、必要な
らば、所望の画像フォーマットを記すことができる。
【0004】顧客が、貼付したタブストリップを付けて
いない切断したフィルムストリップを受領した場合は、
全てのネガ番号を記載してある表が、フィルムストリッ
プの包装袋又は注文包装袋上に印刷されていることが多
い。顧客又は写真ラボの操作者は、フィルムストリップ
上の該当するネガ番号を読みそして複写の所望数並び
に、所望ならば、画像フォーマットを表上に記録する。
【0005】顧客の注文の一番目の処理でもって、ネガ
番号も特定の関連する画像の裏側に既に印刷されてい
る。この場合に、顧客は画像の裏面から該当する番号を
単に読みそしてこの番号とそして、所望の場合は、注文
袋上に所望の画像フォ−マットを記録する。顧客は、最
早、彼が欲するネガを探すために切断したフィルムスト
リップを透視しなくともよく、1番目の注文の全ての関
連するフィルムストリップを注文袋に入れるだけでよ
い。
【0006】顧客の住所を記載した注文袋は、最後に写
真ラボに発送される。いろいろの継続注文が、大規模写
真仕上げラボ中で合理的に処理され得るのでので、いろ
いろの注文からの個々の切断フィルムストリップは通常
は、準備ステーション中のキャリアベルトに貼付されそ
してフィルムロールに巻き付けられる。その処理中に、
注文データも検出され、準備ステーション中へ入力され
そしてデータキャリア上、例えばコンピュータディスケ
ット等に転送される。フィルムロールとデータキャリア
は、別の処理ステーション、例えば写真複写機(その中
で注文は全自動式で処理されるのが好ましい)に送られ
そして所望の写真複写物が製造される。顧客注文の形式
によって、注文の注文データを入力するのに通常二通り
の方法がある。
【0007】貼付タブストリップを付けたフィルムスト
リップでは、顧客は、ストリップ上の個々のネガの下に
顧客の選別事項を記載しなければならない。準備ステー
ションにおける操作者は、個々のフィルムストリップの
タブストリップから顧客事項を読み取りそして、フィル
ムストリップの導入の前後に、これらのデータをキーボ
ードを介して準備ステーション中に入力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】注文−特定の顧客デー
タが、注文袋又は他のフィルムストリップの包装要素上
に印刷された表中に含まれる場合には、操作者は、準備
ステーションでテーブルモードとして知られているもの
を選択しそして表中に含まれている顧客事項をキーボー
ドを介して準備ステーション中に入力する。処理中に、
デバイステーブルとして知られているものが装置中で用
意される;それは顧客により記入された表の電子コピー
を実質的に表す。この後、操作者は切断したフィルムス
トリップ個々をランダムな秩序で準備ステーション中へ
挿入し、そこでフィルムストリップは次の配列でキャリ
アベルトに貼付される。挿入したフィルムストリップ上
のネガがデバイステーブル上の顧客データと適当に相関
していることを保証するために、操作者は挿入したフィ
ルムストリップの各々の1番目のネガ番号も準備ステー
ションに常に報告しなければならない。更に、操作者
は、フィルムストリップがいつも同じ方法で挿入されて
いること、換言すれば、フィルムストリップのエマルジ
ョン側が適当な位置になければならず(通常は下側にあ
る。)、ネガ番号配列の一度選択された型である、昇順
又は降順が、維持されなければならないことを確認しな
ければならない。
【0009】操作者が、切断したフィルムストリップを
キャリアベルトに貼付しフィルムロール中に巻き付ける
準備ステーション中に切断フィルムを挿入する時に、間
違った操作番号を見逃しそれは作業手順そして特に顧客
注文の処理時間に悪影響を与える可能性がある。フィル
ムストリップが僅かに曲がったままで挿入されそしてそ
の位置のままでキャリアベルトに貼付されることは起こ
りえることである。これがフィルム材を次の全自動式の
処理ステーションに導入する際の妨害になるかも知れな
いという事実の他に、この方法でぼやけた画像が頻繁に
できてしまう可能性がある。そのような画像は、普通は
顧客に受け入れられず、複写工程は適当に位置付けされ
たフィルムストリップでもって繰り返されなければなら
ない。エマルジョン層が間違った側にあるままで、フィ
ルムストリップが挿入されそしてこの位置でキャリアベ
ルトに貼付されることも起こる。これは後に、横方向に
逆転したそしてかすんだ画像をもたらすことになり、そ
のような画像は同様に受け入れられず全ての工程を繰り
返すことになる。特に題材と書体を含む画像の場合は、
書体はこの場合は逆に描写され、それは勿論全く受け入
れられない。
【0010】顧客がプリントを要求しているネガを含ん
でいないフィルムストリップが挿入されることはよくあ
ることである。これは、顧客が複写注文と一緒に全ての
フィルムストリップを送付する時に著しい。この場合に
は、多くのフィルムストリップが必要がないのにキャリ
アベルトに送付され、そして準備ステーション内に於け
る大量の生産性損失を招きそしてそれはそれに続く自動
的処理ステーションで更に著しくなる。
【0011】既知の準備ステーションでは、これらの全
ての間違いの除去は、フィルムストリップが貼付された
後でのみ可能である。間違いが全ての確認されることを
条件として、操作者はフィルムストリップを除去すべき
だと装置に指示できる。しかし、この操作は比較的経費
の掛かるものである;というのはこの場合、既に貼付し
たフィルムストリップをキャリアベルトからもう一度剥
がさなければならずそして、必要ならば、新たにやり直
す必要がある。その処理では、個々のフィルムストリッ
プから一緒に貼り合わせたフィルムロール上で、キャリ
アベルト中に空隙が生じ、次の、典型的には、全自動ス
テーションにおける別の処理における障害を起こすこと
になり兼ねない。その上、準備ステーションは、間違い
を除く間、停止する。
【0012】従って、継続注文のためにフィルムストリ
ップを準備するための工程とデバイスは、上述の誤操作
と必要としないフィルムの余分の挿入が解消されて、生
産上の損失が生じないようにすることができるようにな
っていることが望ましい。フィルムストリップの間違っ
た位置付けに由来する障害と間違った露出は、回避され
なければならない。
【0013】
【課題を解決するための手段】フィルムストリップが顧
客注文に付随している形式の継続注文のためのフィルム
ストリップを準備するための本発明の実施態様例に従う
処理では、一つ又はより多い番号付原画を含むフィルム
ストリップの各々は準備ステーション中に送り込まれ
る。そこで、それらはキャリアベルトに貼付されそして
次の処理ステーションで使用できるフィルムロール中へ
巻き込まれる。特定した原画の所望複写数に関する顧客
−特定注文データと所望ならば、所望複写フォ−マット
も、入力ユニットを介して準備ステーションへ入力さ
れ、次の処理ステーションと適合するキャリヤー媒体上
に蓄積される。処理中に、顧客−特定の注文データは、
フィルムストリップが送り込まれる前に入力される。そ
れらがキャリアベルトに貼付される前に、送り込まれた
フィルムストリップは、コンベヤ方向に平行なそれらの
位置について、そして各々のフィルムストリップ上の原
画の番号配列について自動的にチェックされ、そして入
力した顧客−特定注文データと比較することにより、送
り込まれたフィルムストリップが注文データを処理する
のに要求されているかどうかを確証する。間違って位置
付けされたフィルムストリップの場合又はフィルムスト
リップが注文を処理するのに余分である場合は、操作者
の注意は自動的に各々の間違いに向けられるか又は関連
するフィルムストリップが、キャリアベルトに貼付され
る前に自動的に除かれる。この方法では、操作者による
誤操作は補償されそして可能な障害、及び/又は原画の
間違った次の処理、例えば不良露出は確実に排除され
る。曲がって又は逆に挿入されたフィルムストリップ
は、最早、キャリアベルトから苦労して剥がさなくても
よくなった。フィルムストリップ上に所望される原画の
画像が含まれないという理由で、顧客注文を処理するの
に余分であるフィルムストリップを好ましくは自動的に
除去することにより、準備ステーションと特に次の処理
ステーションにおける生産性損失は回避される。
【0014】本発明に従った別の実施態様では、引込み
ローラ対の直前に配置してあるセンサおよび、フィルム
ストリップの長さによっては、最初のセンサから所定の
距離でフィルムストリップのコンベヤ方向に平行な準備
ステーションの挿入領域内に位置している少なくとも一
つの他の光電センサを活性化するように、フィルムスト
リップを挿入する。その処理中に、1番目のセンサの活
性化が引込みローラ対のためのそして、適用できるなら
ば、別のコンベヤローラ対のための駆動を開始する。フ
ィルムストリップをその前端が引込みローラ対によって
把握されるまで手動で進めそしてフィルムストリップは
更に自動的に引込まれる。フィルムストリップの移行距
離を測定するために、回転センサ、好ましくは角度エン
コーダで、引込みローラ対のカウンタローラの回転が測
定される。フィルムストリップのコンベヤ方向、引込み
ローラ対の後方に配置してある光電スキャナでもって、
フィルムストリップの進行中の前端が検出されそして1
番目の原画の側に配置してありそして開始と停止配列と
コード化原画番号を持つDX−コードが読まれる。DX
−コードの読み易さからフィルムストリップの適当な位
置を決定できる。DX−コードの位置から、フィルムス
トリップのエマルジョン側の位置も決定できる。例え
ば、もしもDX−コードの開始配列が隣接するコード化
原画番号の前に検出されると昇番順が結論され、そし
て、もしもDX−コードの停止配列が隣接するコード化
原画番号の前に検出されると降番順が結論される。フィ
ルムストリップの末尾が検出された時は、フィルムスト
リップの長さは引込みローラ対のカウンタローラの前に
位置する応答センサの距離からと、引込みローラ対のカ
ウンタローラの検出された回転とから決定される。フィ
ルムの長さと原画の昇番順又は降番順についての情報か
ら、フィルムストリップ上の原画番号は決定され得る。
予め入力しておいたデバイステーブルを使用して、次
に、関係するフィルムストリップ上の原画の複写が所望
されているかどうかが自動的に決定される。もしも所望
されている場合であって、かつ、フィルムストリップが
適当に挿入されていてそのエマルジョン側が適当に位置
付けられている条件下では、その関連するフィルムスト
リップは偏向ローラ対に送られ、そのローラの上を、フ
ィルムストリップが貼付されたキャリアベルトが次の配
列中に導入される。そしてもしもフィルムストリップが
誤って位置付けられ又はフィルムストリップが注文デー
タを処理するのに必要とされていないならば、フィルム
ストリップは、送り込み方向に対して引込みローラ対の
回転動作を自動的に逆転することにより、そして適用で
きる場合はそれに加えて、別のコンベヤローラ対の回転
動作を自動的に逆転することにより、除くことができ、
又はフィルムストリップは別のコンベヤ路を介して準備
ステーションから除去できる。
【0015】継続注文のためにフィルムストリップを準
備するための本発明のデバイスの実施態様例は、挿入領
域であって、その中に顧客注文の原画を持つフィルムス
トリップの複数が、作業表面に沿って引込みローラ対へ
導入される挿入領域;送り込まれたフィルムストリップ
をキャリアベルトへ貼付するための貼付ステーションで
あって、そのキャリアベルトが偏向ローラ対の上を導か
れている貼付ステーション;およびコンピュータであっ
て、それに特定の原画の必要複写数に関する注文データ
そして、適用できる場合は、所望複写フォーマットが入
力されそして次の処理ステーションに適合する記憶媒体
上に記録されるコンピュータ;からなっている。そのデ
バイス中のフィルムストリップのコンベヤ方向に関して
は、引込みローラ対の前面には、送り込まれたフィルム
ストリップの横端と末尾を検出するための少なくとも1
番目と2番目の光電センサが、引込みローラ対から所定
の距離に配置されている。引込みローラ対へより近く位
置する1番目のセンサは、引込みローラ対のそして、適
用できるならば、別のコンベヤローラ対のための駆動手
段を制御できる。引込みローラ対のカウンタローラは、
角度エンコーダのような回転検出器に連絡している。引
込みローラ対の後の所定距離には、光電スキャナが配置
されていてもよくそれは、フィルムストリップの前進し
た前端を検出しそしてフィルムストリップ上の各々の原
画の側に印刷してある原画番号を認識するように設計さ
れている。光電センサ、回転検出器、光電スキャナ、そ
して引込みローラ対といずれかの他のコンベヤローラの
ための駆動手段、並びに貼付ステーション内の偏向ロー
ラ対の駆動手段は、一方では検出された信号と情報がコ
ンピュータに送達されるようにそして、他方では、制御
信号が該当する駆動手段に送信されそして、適用できる
場合は、フィルムストリップのための他の連結したコン
ベヤ手段にも送信されるように、コンピュータに連絡さ
せることができる。そのようなデバイスでもって、本発
明の方法を非常に容易に実施できる。
【0016】異なる長さのフィルムストリップを確実に
把握しそしてそれらの長さを信頼できるように測定する
ために、実施態様例は、フィルムストリップのコンベヤ
方向に関して引込みローラ対の前の処理ステーション内
に、3個の光電センサを持つことができ、それらは引込
みローラ対から所定の距離で送り込んだフィルムストリ
ップの横方向端と末尾を検出するためのものである。
【0017】光電スキャニングデバイスは、DX−コー
ドリーダであってよい:といのうはこの場合、原画の側
におけるDX−コードに含まれる情報は、本発明の実施
態様例に従った方法を実行するのに呼び出すことができ
るからである。特に、それにより、原画番号配列を決定
するための方法においてDX−コードの開始と停止配列
を使用するのが可能であり、かくしてその方法を更に簡
便にする。
【0018】引込みローラ対及び、適用できる場合は、
他のコンベヤローラ対は、引込み方向とその反対方向に
駆動することができるので、この方法でもって、不要の
フィルムストリップ又は不適当に挿入されたそれらを送
り込まれた方向に再び排出できる。
【0019】別の実施態様として、フィルムストリップ
の引込み方向に関して光電スキャナの後ろであるが偏向
ローラ対の前に、スイッチと別のフィルムコンベヤ手段
を、フィルムストリップのコンベヤ路中に設置できる。
これらのコンベヤ手段はコンピュータにより制御できそ
して必要な場合、もしもフィルムストリップが除かれる
べきならば、それらはコンピュータにより活性化され
る。この方法でもって、フィルムストリップは別の経路
上を準備ステーションから排出できる。
【0020】概して、切断されたフィルムストリップは
典型的には4ないし6個のフル−フォ−マットミニチュ
ア原画又は該当するより数の多いハーフ−フォ−マット
原画を持つ。引込みローラ対からの1番目の光電センサ
の距離が約10mmないし20mmでありそして2番目
のそして、必要である場合は、3番目の光電センサの各
々が先行するセンサから約30mmないし約80mmの
距離で配置されている場合は、全ての普通にあるフィル
ムストリップ長に本発明の方法を適用するのは特に有利
である。その方法では、引込みローラ対からの光電セン
サの距離は約10mmないし30mmであってもよい。
【0021】
【実施例】本発明の他の目的と利点を、下記の好ましい
実施例により図を用いて更に詳細に説明する。 〔好ましい実施態様の詳細な説明〕図1にはフィルムス
トリップのための準備ステーションが、参照番号により
纏めて図示してある。そのような装置は大規模なラボで
使用され、そこでは連続順の通常4ないし6個の普通は
ネガ原画である原画からなる切断されたフィルムストリ
ップの個々をキャリアベルトに貼付しそして次にフィル
ムコイル上に巻き付ける。キャリアベルトに貼付したフ
ィルムストリップを含むこのコイルは、写真プリンター
への入口に設置され次いで、顧客注文は基本的には、注
文データに従って完全に自動的な方法で処理される。
【0022】装置は、ハウジング2を持ちその中にはい
ろいろの電子的、電気的そして機械的装置の構成要素、
例えばフィルムコンベヤシステムの駆動手段等々が収納
されている。作業台3はハウジング2の長さにわたって
水平に展開しそして操作者のための作業面として機能す
る。作業台3の上には、フィルムストリップのための挿
入領域4そしてこれに隣接して、貼付ステーション5が
あり、その中では好ましくはキャリアベルトであるもの
に個々のフィルムストリップが貼付される。通常、キャ
リアベルト77は接着ストリップ7と紙ストリップ70
からなり、それらは一緒に接着されてフィルムストリッ
プの最外端がストリップ二つの間に位置付けられそして
接着ストリップ7に貼付されるようになる。接着ストリ
ップ7は供給リール6から巻が解かれ、そのリール6は
ハウジングの前面上作業台3の上方に設置できる。2番
目の紙ストリップ70用の供給リール14は作業台3の
下方に設置されそして貼付ステーション5に供給され
る。貼付ステーション5内のキャリアベルト77に一緒
に貼付されたそれらストリップは、巻取りリール8上に
巻き取られ、そのリール8はハウジングの前面上に設置
できる。
【0023】照明表面9は、作業台3中に埋め込まれて
いる;それらは操作者がそれらを使用してフィルムスト
リップの原画を観察できるようにする。作業台中に組み
込まれたキーボード11は、ハウジング2に収納してあ
るコンピュータ10に連絡している。顧客−特定注文デ
ータと補正値は、このキーボードを介してコンピュータ
10中へ入力され得る。コンピュータはディスプレイデ
バイス12を持ち、操作者はそのデバイス12を通し
て、キーボード11を介して入力された情報をチェック
できる。しかし必要ならば、ディスプレイデバイス12
は報告と情報、例えばエラーに関する報告も表示でき
る。ディスプレイデバイス12は、例えば、ディスプレ
イ又はスクリーンである。操作者により入力されたデー
タは、次の処理ステーションに適合できる記憶媒体13
上に蓄積される。例えば磁気テープカセット又はコンピ
ュータディスケットは、記憶媒体として使用される。こ
の方法でもって、フィルムコイル8上に巻き付けたフィ
ルムストリップに属する全ての再注文データは、磁気テ
ープカセット又はコンピュータディスケット上に記憶さ
れそして次に続く処理ステーションへフィルムコイルと
一緒に送達できる。
【0024】本発明に属する準備ステーション1の領域
は、基本的には貼付ステーション5までのフィルムスト
リップのための挿入領域4からなる。この領域は、側面
図2と断面図3の各々に示してある。挿入領域4は、引
込み41、42そして、必要な場合は、更にコンベヤロ
ーラ43、44又は45、46の各々を持ち、それらは
モータ40を介して駆動できる。処理中は、いつも一つ
だけのローラが駆動され、その間2番目のローラはカウ
ンタロールになる。実施する例では、奇数参照番号4
1、43、45のローラが駆動されてよいが、その間偶
数番号42、44、46のローラはカウンタローラであ
る。回転検出器47は、引込みローラ対41、42のカ
ウンタローラ42を追跡しそしてコンピュータ10に連
絡する。回転検出器47は、好ましくは角度エンコーダ
である;この方法でもって、カウンタローラ42が回転
しているかどうかを検出できるだけでなく、測定した角
度にわたる回転も計測できる。回転検出器47をカウン
タローラ42に設置するすることは有利である;という
のは後者は進入しているフィルムストリップFの上を精
確に送られ回転するからである。回転検出器47の角度
情報は、コンピュータ中で長さ単位に変換されてよく、
その長さ単位をフィルムストリップFは引込みローラ対
41、42により進行させられる。挿入されたフィルム
ストリップは、ローラ対の間のコンベヤ平面Tに沿って
コンベヤされる。コンベヤ方向Dは、実施する例では左
から右方へ、即ち引込みローラ対41、42から貼付ス
テーション5内の偏向ローラ71、72へ走っている。
接着ストリップ7並びに紙ストリップ70は、偏向ロー
ラ71、72の上を誘導される。フィルムストリップF
が偏向ローラ71、72の間をコンベヤされつつある時
は、接着ストリップはその最外端に沿ってそして紙スト
リップ70上に貼付されそしてこの方法でもってフィル
ムストリップFはキャリアベルト77に連結される。
【0025】引込みローラ対41、42の前には、3個
の光電センサが配置されておりそれらはそれ以上詳細に
は示してない信号線を介してコンピュータ10に連絡し
ている。引込みローラ対41、42から数えて、1番目
のセンサは49、2番目のセンサは50そして3番目の
センサは51である。引込みローラ対41、42からの
1番目の光電センサ49の距離は、約10mmないし2
0mmである。2番目と3番目のセンサ50/51の各
々は、それぞれの先行するセンサ49/50から、各々
約30mmないし約80mmの距離にある。その処理で
は、センサ49−51の配置は、フィルムストリップF
のコンベヤ方向Dに平行である。
【0026】1番目のセンサ49の信号は、引込みロー
ラ対41、42のためのそしてさらにコンベヤローラ対
43、44又は45、46各々のための駆動モータ40
を制御するのにも使用できる。引込みローラ対41、4
2のためのそしてさらに43、44又は45、46各々
のための駆動モータは、異なる方法でも制御され得ると
理解すべきである。フィルムストリップFの進行中の先
端が駆動されているローラ41とカウンタローラ42の
間の隙間に進入する時に、カウンタローラ42が回転さ
せられる。回転動作は検出されそして結果として駆動モ
ータ40が活性化される。
【0027】光電センサ49−51は挿入されたフィル
ムストリップFの末尾を検出するために機能する。フィ
ルムストリップFの末尾の検出と回転検出器47の角度
情報から、挿入されたフィルムストリップFの長さはコ
ンピュータ10中で決定される。これは単に、角度情報
から決定された進行距離に、引込みローラ対41、42
からのフィルムストリップFの末尾を決定したセンサの
距離を加算することによりされる。基本的には、挿入さ
れたフィルムストリップFの適当な位置を検定するのに
は2個のセンサで十分である;しかし、図示したよう
に、3個の光電センサ49−51が配置されていること
が好ましい、というのはこの方法では、引込みローラ対
41、42と偏向ローラ対71、72の間の既知の準備
ステーションに存在する距離を応用しなければならない
ということなしに、異なる長さのフィルムストリップF
を測定できるからである。これの利点は、既に在る装置
類も、本発明の方法を適用するためにも適合できるよう
に再装備できることである。
【0028】(フィルムストリップFのコンベヤ方向D
に関して)引込みローラ対41、42の後には、光電ス
キャナ48が設置されておりそれは詳細に示してない信
号線を介してコンピュータ10に連絡している。このス
キャナ48を利用して、通過しているフィルムストリッ
プF上の原画Nの数並びにフィルムストリップFの例え
ば湾曲挿入による横方向シフトが決定される。これは、
単に数が完全に読み取れるどうかを確認することにより
行われる。更に、スキャナ48では、フィルムストリッ
プFのエマルジョン側の適当な位置も確認できる。
【0029】スキャナ48はDX−コードリーダであっ
てよく、それはフィルムストリップF上各々の原画Nの
側に設置されているDX−コードを走査する。この方法
でもって、DX−コード中に含まれている原画番号を決
定できる。DX−コードは非常に狭く、フィルムストリ
ップFのいかなる横方向シフトもDX−コードリーダに
よるコードの検出を不完全にしてしまう。この点に関し
て、DX−コードが開始配列と停止配列を持つと特に有
利である。開始配列又は停止配列がDX−コードリーダ
に最初に隣接するかどうかによって、フィルムストリッ
プF上の原画番号が昇順又は降順であるかが確立され、
この方法で、フィルムストリップFのエマルジョン側が
適当な位置にあるかどうかも確立できる。これらの確証
のために、フィルムストリップ上の最初のDX−コード
を読むだけで普通は十分である。もしもDX−コードが
読み取れない場合にのみ、例えばそれが壊れている場合
には、次の読み取れるDX−コードが使用されるべきで
ある。
【0030】フィルムストリップF上の原画Nの番号順
が上昇中であるか又は降下中であるかについての情報か
ら、そしてフィルムストリップFの決定された長さか
ら、フィルムストリップF上の原画Nは明瞭に同定でき
る。ハーフ−フォ−マット原画Nの場合にのみ、この情
報はコンピュータ10に送達されなければならない。こ
れはキーボード11を介する手動入力により、又は原画
Nの間のブリッジを検出するセンサの利用により実施で
きる。ブリッジの間の距離から、フィルムストリップ上
の原画のフォ−マットを結論できる。そのようなセンサ
は引込みローラ対41、42の前にも設置できるが、1
番目のセンサ49又はDX−コードリーダ48ですらも
このために使用できる。隣接するフィルムストリップF
上の決定された原画番号は、コンピュータ10中に入力
された顧客項目と比較されそしてそれは次に、その関係
するフィルムストリップが継続注文を処理するのに要求
されていてキャリアベルト77に貼付されるべきである
か、それとも装置から除かれるべきであるかどうかが決
定される。
【0031】装置からフィルムストリップFを除くこと
ができるようにするためには、引込みローラ対41、4
2とコンベヤローラ対43、44又は45、46の各々
が、引込み方向Dの反対方向にも駆動できるようにする
ことが有用である。そしてフィルムストリップFを除か
なくてはいけない時は、コンピュータ10は、該当する
信号を、引込みローラ対41、42及び更に別のコンベ
ヤローラ対43、44又は45、46の各々のための駆
動モータ40に送信する。モータは、逆方向に回転し、
ローラ対の回転方向はそれに合わせて反転し、そしてフ
ィルムストリップFは引込み方向Dの逆方向に排出され
る。本発明の実施の別の形式では、2番目のコンベヤロ
ーラ対45、46と貼付ステーション5の偏向ローラ対
71、72の間に、スイッチとフィルムストリップFの
ための別のコンベヤ手段を設置することができ、それは
コンピュータ10により制御できる。そのようなスイッ
チは欧州特許公開公報(EP−A−)第0,554,6
39号に記載されており、その内容はその全部の引用に
よりこの明細書に包含される。スイッチと別のコンベヤ
手段は、必要な場合、フィルムストリップFを排出しな
ければならない時は、活性化される。この場合には、フ
ィルムストリップは引込み方向とは逆方向に排出される
のではなく、むしろ挿入領域4の上側、下側又はその側
に設置された排出領域へコンベヤされる。
【0032】本発明の方法の実施例は、下記の方法で実
施できる:
【0033】複数の原画Nを付けたフィルムストリップ
Fは、それが引込みローラ対41、42の前に設置して
ある1番目と2番目の光電センサ49/50を活性化す
るような方法で挿入される。フィルムストリップFの長
さによっては、3番目の光電センサ51はフィルムスト
リップFの進入した縦方向の端によりその工程の中でも
活性化される。センサ49−51により発生する信号
は、コンピュータ10に送達される。
【0034】1番目のセンサ49の活性化は、引込みロ
ーラ対41、42及び設置されている別のコンベヤロー
ラ対43、44又は45、46の各々のための駆動モー
タを発動させる。
【0035】フィルムストリップFは、その先端が引込
みローラ対41、42に把握される迄手動で進行させら
れ次いでフィルムストリップFは更に自動的に引き込ま
れる。
【0036】フィルムストリップが、駆動ローラ41
と、スプリング力で駆動ローラ41に対して加圧されて
いる、引込みローラ対のカウンタローラ42との間に到
達すると、カウンタロール42はフィルムストリップの
上を回転する。カウンタロール42の回転は、引込みロ
ーラ対により進入したフィルムストリップFが進行した
距離を回転センサ47により測定するように、その回転
センサでもって測定される。
【0037】フィルムストリップFのコンベヤ方向Dで
引込みローラ対41、42の後方に配置してある光電ス
キャナ48を利用して、フィルムストリップの進入しつ
つある先端は検出される。更に、1番目の原画の側に配
置してあり、開始と停止配列及びコード化原画番号を付
けている、1番目の読み取れるDX−コードが読み取ら
れる。
【0038】DX−コードの読み易さから、フィルムス
トリップの適当な位置を決定できる。
【0039】DX−コードの開始配列がコード化原画番
号に隣接しているかその前にある時は、昇番順があると
考察され、そしてDX−コードの停止配列がコード化原
画番号に隣接しているかその前にある時は、フィルムス
トリップF上の原画Nの降番順があると考察される。
【0040】開始配列と停止配列の発生順序に基づい
て、そして、コンベヤ方向に見られるように、フィルム
ストリップの右又は左縦方向側のいずれかに沿ったDX
−コードの確認された位置に基づいて、フィルムストリ
ップFのエマルジョン側の適当な位置も確証される。
【0041】フィルムストリップFの末尾が検出される
時、フィルムストリップFの長さは引込みローラ対4
1、42から応答するセンサの距離から、及び引込みロ
ーラ対のカウンタローラ対42の検出された回転から決
定される。
【0042】決定された長さと原画Nの昇番順又は降番
順に基づく情報から、フィルムストリップ上の原画番号
を決定できる。
【0043】コンピュータ10に予め入力しておいた顧
客−特定注文を使用して、関係するフィルムストリップ
F上に存在する原画Nの複写が所望されているかいない
かが自動的に決定できる。
【0044】所望されていて、且つフィルムストリップ
Fが適当に挿入されていてそのエマルジョン側が適当に
位置しているという場合は、その関係するフィルムスト
リップFは、貼付ステーション5内に設置されている偏
向ローラ対71、72へ送られる。接着ストリップ7又
は紙ストリップ70の各々にフィルムストリップFが次
の配列で貼付され、そしてそれらが一緒になってこのロ
ーラ対の上を誘導される。
【0045】もしもフィルムストリップFが不適当に位
置付けられているか又はもしもフィルムストリップFが
注文を処理するのに必要でないならば、フィルムストリ
ップは、送り込み方向と逆方向に、引込みローラ対4
1、42のそして、適用できるならば、別のコンベヤロ
ーラ対43、44又は45、46の各々の回転動作を自
動的に逆転することにより排出される。別法としては、
フィルムストリップは別のコンベヤ路を介して準備ステ
ーションから除かれる。
【0046】本発明の精神又は本質的特性から乖離しな
い限りの、上述の実施態様例以外の特殊な形式も本発明
に包含されることは、当業者によって理解されるだろ
う。従って、上述の実施例は、本発明の説明だけのもの
であって、限定を意図するものではない。本発明は、上
述の記述よりはむしろ特許請求の範囲により示されるも
のであり、特許請求の範囲の意味と範囲内にある全ての
変更は、特許請求の範囲内に包含されることを意図する
ものである。
【0047】
【発明の効果】継続注文のためにフィルムストリップを
準備するための実施態様(又は実施態様例)のデバイス
に関する実施態様(又は実施態様例)の方法では、普通
に起こる誤動作の殆どは、作業工程における重大な障害
を起こすことなしに、操作者により補償できる。操作者
は、一度選択された、所定の方向にいつも挿入されつつ
あるフィルムストリップ(例えば、ネガ番号順の昇順又
は降順)について心配する必要はない。又、それらのエ
マルジョン側の位置に関して間違って挿入されたフィル
ムストリップは、確実に認識され、そして継続注文の処
理のために余分なフィルムストリップはキャリアベルト
に貼付されない。この方法では、時間の掛かる修復作業
を無くすことができ、そして次の処理ステーションで障
害になり得る大きい空隙を回避できる。切断されそして
キャリアベルトへ貼付されそしてフィルムコイル上に巻
き付けられたフィルムストリップは、何時も適当な位置
にあり、余分なフィルムストリップが原因となる生産性
損失は回避される。実施態様(又は実施態様例)に従っ
た装置の変化も、本発明に従って作業できるように、既
にある準備ステーションを再配置するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルムストリップのための準備ステーション
を示す。
【図2】本発明の主題であるデバイスの領域の側面図を
示す。
【図3】本発明の主題であるデバイスの領域の上面図を
示す。
【符号の説明】
1──継続注文のフィルムストリップのための準備ステ
ーション 2──ハウジング 3──作業台 4──挿入領域 40──駆動モータ 41、42──引込みローラ対 43、44──コンベヤローラ対 45、46──コンベヤローラ対 42、44、46──各ローラ対のカウンタローラ(対
ローラ) 47──回転センサ又は(角度)回転検出器 48──(光電)スキャナ又はDX−コードリーダ 49−51──光電センサ 5──貼付ステーション 6──接着ストリップ用の供給リール 7──接着ストリップ 70──紙ストリップ 71、72──偏向ローラ 77──キャリアベルト 8──巻取りリール又はフィルムコイル 9──照明表面 10──コンピュータ 11──キーボード 12──ディスプレイデバイス 13──記憶媒体 14──紙ストリップ用の供給リール(2番目の供給リ
ール) D──コンベヤ方向 F──フィルムストリップ N──原画 T──コンベヤ平面

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つ又はより多いフィルムストリップをキ
    ャリアベルトに貼付しそして次の加工ステーションで使
    用できるフィルムロールに巻き付けるため該一つ又はよ
    り多くのフィルムストリップを準備するための方法であ
    り、各々のフィルムストリップは一つ又はより多い、番
    号付の原画を持つ方法であって;準備ステーション中へ
    コンベヤ方向にフィルムストリップを送り;特定した原
    画の所望複写数に関する注文データを入力ユニットを介
    して準備ステーションに連結しているコンピュータ中へ
    入力して、次の処理ステーションと適合するキャリヤー
    媒体上にデバイステーブルとして注文データを蓄積し、
    その注文データはフィルムストリップが送りこまれる前
    に入力され、 送り込まれたフィルムストリップがキャリアベルトに貼
    付される前に、コンベヤ方向に平行な位置、フィルムス
    トリップのエマルジョン側の位置、そしてフィルムスト
    リップ上の原画の番号順についてそのフィルムストリッ
    プを自動的にチェックし;平行位置、エマルジョン側の
    位置及び番号順序を、入力した注文データと比較し;フ
    ィルムストリップが注文データを処理するのに要求され
    ているかどうかを確証し;そしてフィルムストリップが
    間違って位置付けされているかいないか又はフィルムス
    トリップが注文データを処理するのに余分であるかない
    かを発信する;段階からなる方法。
  2. 【請求項2】所望の複写フォーマットに関する注文デー
    タを入力する段階を更に包含する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】上記の発信する段階が、フィルムストリッ
    プがキャリアベルトに貼付されるまえにそのフィルムス
    トリップを自動的に除外することを包含する請求項2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】フィルムストリップが横にシフトしている
    かいないか又はコンベヤ平面中で歪曲しているかいない
    かをチェックする段階を更に包含する請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】少なくとも一つの光電スキャナーを使用し
    て各々のフィルムストリップ上の原画の番号順序を決定
    する段階を更に包含する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】挿入したフィルムストリップ上の少なくと
    も最初の原画番号を光電スキャナで決定する段階を更に
    包含する請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】フィルムストリップ上の原画の番号順序を
    決定する上記段階が:DX−コードの読み易さを検出し
    そしてフィルムストリップの位置を決定するために、フ
    ィルムストリップ上の1番目の原画のDX−コード中に
    コードされているコード化原画番号をDX−コードリー
    ダで読み;フィルムストリップのエマルジョン側の位置
    を決定するために、DX−コードがフィルムのどちらの
    縦方向側に位置するかそしてDX−コードの開始又は停
    止配列のいずれが初めに読み取られるかを確認し;コー
    ド化原画番号の前に開始又は停止配列のいずれが位置し
    ているかを検出することにより番号順が昇順又は降順で
    あるかを決定し;そしてフィルムストリップ長の前の決
    定値を使用してフィルムストリップ上の残存する原画の
    数を決定する;段階を更に包含する請求項5記載の方
    法。
  8. 【請求項8】準備ステーションの挿入領域内に配置され
    ているフィルム引込みローラ対の回転を検出することに
    より、そしてフィルムストリップの末尾を検出すること
    により、フィルムストリップの長さを決定する段階を更
    に包含する請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】準備ステーションの挿入領域内の引込みロ
    ーラ対から所定の距離で配置されている少なくとも一つ
    の光電検出器で、フィルムストリップの末尾を決定する
    段階を更に包含する請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】引込みローラ対の前に位置しているセン
    サおよび、フィルムストリップの長さによって、最初の
    センサから所定の距離でフィルムストリップのコンベヤ
    方向に平行な準備ステーションの挿入領域内に位置して
    いる少なくとも一つの他の光電センサを活性化するよう
    に、フィルムストリップを挿入し;最初のセンサの活性
    化に応答して引込みローラ対のための駆動を開始し;フ
    ィルムストリップはその前端が引込みローラ対によって
    把握されるまで手動で進められそして更に自動的に引込
    まれ;フィルムストリップの移行距離を測定するため
    に、回転センサで引込みローラ対のカウンタローラの回
    転を測定し;引込みローラ対の後方、フィルムストリッ
    プのコンベヤ方向に配置してある光電スキャナでもっ
    て、フィルムストリップの前端と原画の側に配置してあ
    るDX−コードを検出し、上記DX−コードは開始と停
    止配列及びコード化原画番号を包含し;DX−コードの
    読み易さからフィルムストリップの位置を決定し;DX
    −コードの位置からそして開始と停止配列の発生順序か
    ら、フィルムストリップのエマルジョン側の位置を決定
    し;DX−コードの開始順序が隣接するコード化原画番
    号の前にある時は昇番順を決定し、そして、DX−コー
    ドの停止順序が隣接するコード化原画番号の前にある時
    は降番順を決定し;引込みローラ対のカウンタローラの
    回転を検出することにより、フィルムストリップの末尾
    を検出することにより、フィルムの長さを決定し;フィ
    ルムの長さと原画の昇番又は降番から、フィルムストリ
    ップ上の原画番号を決定し;デバイステーブルを使用し
    て、フィルムストリップ上の原画の複写が所望されてい
    るかどうか、フィルムストリップが適当に挿入されてい
    てそのエマルジョン側が適当に位置付けられているかど
    うかを決定し、そしてそうである場合は、フィルムスト
    リップを偏向ローラ対へ前進させそしてそのローラ対上
    で誘導されている接着ストリップと紙ストリップが一緒
    に接着されてキャリアベルトになって、フィルムストリ
    ップの最外端がそれらストリップの間に保持されるよう
    にし、そしてフィルムストリップが誤って位置付けられ
    又はフィルムストリップが注文データを処理するのに必
    要とされていない場合は、それは自動的に除かれる;段
    階を更に包含する請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】角度エンコーダでもって、引込みローラ
    対のカウンタローラの回転を測定する段階を更に包含す
    る請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】挿入方向に対して引込みローラ対の回転
    動作を逆転することにより、又は別のコンベヤ路を介し
    て準備ステーションからフィルムストリップを除くこと
    によりフィルムストリップを自動的に除く段階からなる
    請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】挿入領域であって、そこへ複数の原画を
    持つフィルムストリップが、作業表面に沿って引込みロ
    ーラ対へ導入される挿入領域;送り込まれたフィルムス
    トリップをキャリアベルトへ貼付するための偏向ローラ
    対を付けた貼付ステーション;コンピュータであって、
    それに特定の原画の必要複写数に関する注文データそし
    て、適用できる場合は、所望複写フォーマットが、入力
    されそして次の処理ステーションに適合する記憶媒体上
    に記録されるコンピュータ;フィルムストリップのコン
    ベヤ方向の引込みローラ対の前に置かれている、フィル
    ムストリップの末尾を検出するための少なくとも一つの
    光電センサであって、引込みローラ対の前に所定距離で
    配置されている光電センサ;引込みローラ対のカウンタ
    ローラに連絡している回転検出器;フィルムストリップ
    上の各々の原画の側に印刷してある原画番号を認識する
    ために、フィルムストリップの前進した前端を検出する
    ための引込みローラ対の後の所定距離に配置してある光
    電スキャナであって;一方では検出された信号と情報が
    コンピュータに送られ得るようにそして他方では、制御
    信号が駆動手段へ送達され得るように、そのコンピュー
    タと、光電スキャナ、引込みローラ対と偏向ローラ対の
    駆動手段が連絡している光電スキャナ;からなる一つ又
    はより多いフィルムストリップを準備するためのデバイ
    ス。
  14. 【請求項14】引込みローラ対の前の所定の距離に、フ
    ィルムストリップの末尾を検出するためにフィルムスト
    リップのコンベヤ方向に関して引込みローラ対の前に設
    けられた三つの光電センサを更に包含する請求項13記
    載のデバイス。
  15. 【請求項15】光電センサがDXコードリーダである請
    求項13記載のデバイス。
  16. 【請求項16】引込みローラ対そして、適用可能なら
    ば、別のコンベヤローラ対が、引込み方向と引込み方向
    と反対の方向に駆動できる請求項13記載のデバイス。
  17. 【請求項17】フィルムストリップのコンベヤ路内で光
    電スキャナの後であるが偏向ローラ対の前にフィルムス
    トリップの引込み方向に関して配置してある、スイッチ
    とフィルムストリップの別のフィルムコンベヤ路であっ
    て、フィルムストリップを除くべき時にコンピュータに
    より活性化されるスイッチと別のフィルムコンベヤ路;
    を更に包含する請求項13記載のデバイス。
  18. 【請求項18】引込みローラ対の前の光電センサの距離
    が10ないし20mmでありそして2番目及び、必要な
    場合の3番目の光電センサの各々が先行するセンサから
    30mmないし80mmの距離で配置されており、引込
    みローラ対からの光電スキャナの距離が10mmないし
    30mmである請求項14記載のデバイス。
JP6295839A 1993-11-05 1994-11-04 継続注文のためにフィルムストリップを準備するための方法とデバイス Pending JPH07181658A (ja)

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EP93810767A EP0652480B1 (de) 1993-11-05 1993-11-05 Verfahren und Vorrichtung zur Vorbereitung von Filmstreifen für Nachbestellaufträge
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US5604564A (en) 1997-02-18
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