JPH0230576A - 印字ヘッド制御方法 - Google Patents

印字ヘッド制御方法

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JPH0230576A
JPH0230576A JP18139588A JP18139588A JPH0230576A JP H0230576 A JPH0230576 A JP H0230576A JP 18139588 A JP18139588 A JP 18139588A JP 18139588 A JP18139588 A JP 18139588A JP H0230576 A JPH0230576 A JP H0230576A
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JP
Japan
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printing
photographic paper
paper
print head
memory card
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JP18139588A
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Hidekazu Kito
英一 鬼頭
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の長尺状印画紙が接合された印画紙へ画
像を順次焼付けた後、印画紙へ各画像コマのコマ情報を
それぞれ印字処理する印字ヘッドの印画紙との間隙寸法
を制御する印字ヘッド制御方法に関する。
〔従来技術〕
一般に写真を撮影した後は、写真フィルムを現像すると
同時に焼付処理する所謂同時プリントが行われる。顧客
が焼増し注文する際には、所望のプリントに対応するコ
マ番号をネガフィルムを見て探し、そのコマ番号によっ
て注文している。このコマ番号を特定する場合、ネガフ
ィルムに似通った画像が連続して記録されていると、目
的の画像を探すのが困難であり、注文を間違えるという
問題点が生じる。
このため、従来では、焼付装置に印字装置を設けて、印
画紙へネガフィルムの画像に対応したコマ番号を印字す
ることが提案されている(例えば、特開昭56−128
932号公報及び同56−128933号公報参照)。
これによれば、印画紙の例えば裏面に該当するコマ番号
が印字されるので、注文の際に容易にコマ番号を特定す
ることができる。また、コマ番号と同時に焼付処理時の
補正露光量を印字しておけば、焼増し時の仕上がり画像
と同時プリント時の仕上がり画像とを一致させることも
できる。
ところで、上記印字装置では、ドツトインパクト方式で
印字されるため、特に高速プリンタでは印字部で印字ヘ
ッドの打刻圧力により、潜像破壊が生じ、減感を起こす
という問題点がある。また、印字装置をインクジェット
方式や熱転写方式等の印画紙へ圧力が加わらないタイプ
のものを適用すれば、上記問題点は解消されるが、印字
スピードに限界がある。また、メンテナンス性も悪く、
インクリボンやインク等の消耗品が多いため、コストア
ップにつながる。
このため、印画紙裏面への印字を印画紙の現像処理後に
行うことが考えられている。すなわち、現像後は、印画
紙表面の画像が変化することはなく、上記ドツトインパ
クト方式の印字装置を適用しても、潜像破壊の問題を解
消することができる。
この場合、一般に印画紙へ印字するコマ情報は、ネガフ
ィルムの露光条件が記憶された紙テープから読み取って
、印字装置を制御している。紙テープは、ネガフィルム
の各画像コマの画像濃度に基づいて、コマ番号と共に記
憶される記憶媒体であり、焼付装置ではネガフィルムが
焼付光路上へ至ると、紙テープリーグで紙テープに記憶
された露光情報等を読み取って、露光量を制御している
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように印字装置を設置する場合、
印字ヘッドが印画紙と僅かな間隙寸法で配置される。こ
のため、印画紙ロールの接合部がくると、この接合部近
傍は印画紙同士が重ね合わされているか、あるいはスプ
ライシングテープ等で繋ぎ合わせているため肉厚寸法が
大きくなっており、印字ヘッドと印画紙との間隙寸法が
なくなり、印画紙と印字ヘッドとが干渉するという問題
点がある。
本発明は上記事実を考慮し、印画紙搬送時に印画紙と印
字ヘッドが干渉することなく、かつ印字の際の印画紙と
印字ヘッドとの間隙寸法を一定に保持することができる
印字ヘッド存制御方法を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)に記載の印字ヘッド牟制御方法は、複数の
長尺状印画紙が接合された印画紙へ画像を順次焼付けた
後、各画像コマの少なくとも露光情報とコマ番号とを含
むコマ情報を印画紙の各画像コマに対応した位置に印字
する印字ヘッドと前記印画紙との間隙を制御する印字ヘ
ッド制御方法であって、前記焼付時に印画紙の実送り量
及び印画紙接合部有無情報を記憶媒体へ記憶して、この
印画紙の印字処理時に前記記憶媒体に記憶された実送り
量に基づいて搬送し、前記接合部有無情報により接合部
有りと判定された場合に印字ヘッドを接合部移動軌跡か
ら退避させることを特徴としている。
また、請求・項(2)に記載の発明は、複数の長尺状印
画紙が接合された印画紙へ画像を順次焼付けた後、各画
像コマの少なくとも露光情報とコマ番号とを含むコマ情
報を印画紙の各画像コマに対応した位置に印字する印字
ヘッドと前記印画紙との間隙を制御する印字ヘッド制御
方法であって、前記焼付時に印画紙の実送り量を記憶媒
体へ記憶して、前記実送り量を接合部位置情報として適
用し、1ステップ分の送り量が1画像コマ分の送り量よ
りも多いときに印字ヘッドを接合部移動軌跡から退避さ
せることを特徴としている。
〔作用〕
印画紙には接合部が存在しており、この接合部は通常の
印画紙の肉厚寸法よりも大きくなっている。ところで、
印字ヘッドは、その構造上印画紙との間隙寸法を僅かに
セントしなければならず、この印字可能状態での印画紙
と印字ヘッドとの間隙寸法では、前記接合部の通過の際
に干渉することになる。
請求項(1)に記載の発明では、焼付処理時に記憶媒体
に印画紙の実送り量と共に接合部位置を記憶させる。こ
こで、印字処理時に接合部位置に対応する実送り量とな
った場合に印字ヘッドを印画紙から離反する方向へ移動
させる。これにより、接合部の移動軌跡上から印字ヘッ
ドを退避させることができ、互いの干渉を防止すること
ができる。
また、請求項(2)に記載の発明では、実送り量を接合
部位置情報として適用し、■ステップ分の送り量が1画
像コマ分の送り量よりも多いときに印字ヘッドを接合部
移動軌跡から退避させる。
これにより、印字ヘッドと印画紙との互いの干渉を防止
することができる。
〔実施例〕
第1図には本発明が適用された写真焼付装置10が示さ
れている。写真焼付装置10の光源12から照射される
光線の焼付光路りには、その最上方にプリントマスク1
4が配置され、ロール状印画紙16の一部を挟持して、
焼付位置へ固定している。ロール状印画紙16は、その
両方が回転軸18.20に層状に巻き取られており、プ
リントマスク14の下流側には、一対の搬送ローラ22
が設置され、印画紙16を挟持している。搬送ローラ2
2は、モータ24の駆動力で第1図矢印へ方向へ回転さ
れ、一方の層状巻取部(第1図左側層状巻取部)の外周
から印画紙先端を引き出して、他方の回転軸20へ巻取
る構成である。
巻き出し用回転軸18とプリントマスク14との間の印
画紙16は、テンションローラ26に巻掛けられている
。また、搬送ローラ22の下流側にも、テンションロー
ラ28が配設され、印画紙16が巻掛けられている。こ
れらのテンションローラ26.28はその軸直角方向へ
移動可能とされており、印画紙搬送時のテンションを一
定に保持するようにしている。
プリントマスク14の下方の焼付光路り上には、ネガマ
スク30が配設され、長尺状のネガフィルム32の一部
を挟持して、所定位置へ固定している。ネガフィルム3
2は、その両方が、回転軸34.36に層状に巻き取ら
れており、ネガマスク30の下流側には、一対の搬送ロ
ーラ38が設置され、ネガフィルム32を挟持している
。搬送ローラ38は、モータ42の駆動力で第1図矢印
B方向へ回転され、一方の層状巻取部(第1図左側巻取
部)の外周からネガフィルム32を引き出して、他方の
回転軸36へ巻取る構成である。
巻き出し用回転軸34とネガマスク30との間のネガフ
ィルム32は、テンションローラ44に巻掛けられてい
る。また、搬送ローラ38の下流側にも、テンションロ
ーラ46が配設され、ネガフィルム32が巻掛けられて
いる。これらのテンションローラ44.46はその軸直
角方向へ移動可能とされており、ネガフィルム32の搬
送時のテンションを一定に保持するようにしている。
ネガマスク30とプリントマスク14との間には、焼付
用レンズ47とブラックシャッタ48とが配置されてい
る。ブラックシャッタ48は、ドライバ50からの駆動
信号に応じて光路り上に挿入又は離脱可能とされている
。また、ネガマスク30と光源12との間には、C(シ
アン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の各色のカッ
トフィルタ52.54.56が配設されている。これら
のカットフィルタ52.54.56はそれぞれドライバ
58.60.62からの信号に応じて、光路り上へ挿入
又は離脱されるようになっている。
ネガマスク30の斜め上方には、受光器64が配設され
ている。受光器64はネガマスク30に位置決めされて
いるネガフィルム32に撮影された画像の濃度情報を検
出し、その検出値を制御部66へ供給するようになって
いる。制御部66では、この濃度情報に基づいて露光量
が演算され、この演算結果に応じて前記ブラックシャッ
タ48及びカットフィルタ52.54.56を制御して
いる。
制御部66には、紙テープリーダ68が接続されている
。紙テープリーダ68には、紙テープ70が装填されて
おり、紙テープリーダ68では、この紙テープ70に記
憶されたコマ番号等のコマ情報を読取り、制御部66へ
その情報を供給するようになっている。紙テープ70に
は、ネガフィルム32のコマ番号やオーダ毎の接合部を
現すソートマークが記憶されており、ネガフィルム32
の搬送に同期して、順次読み取られるようになっている
また、制御部66にはメモリカードライタ72が接続さ
れている。メモリカードライタ72には、記憶媒体であ
るIDカード状のメモリカード74が装填可能とされて
おり、制御部66によって制御されるモータ24 (印
画紙搬送用)のパルス数が記憶されるようになっている
。すなわち、モータの送りパルス数は、通常は1コマ毎
のパルス数で一定となっているが、以下に示すときには
、送りパルス数が異なることがある。
■ 連続した焼付処理中に印画紙16の接合部がきたと
きの接合部近傍の空送り。
■ ネガフィルム32のロフト毎の区別をするための、
ロフト更新毎の所定量空送り。
■ コントロールネガを使用して、紙テープ70に記憶
された情報に関係なく焼付処理をしたときのコマ番号の
ずれ。
■ 同期ずれ、ネガフィルム32のひっかかり等が生じ
たときにネガフィルム32と紙テープ70とを一度戻し
て行う同じ画像の再焼付処理。
制御部66では、メモリカードライタ72を制御して、
メモリカード70へ実際に搬送・停止される印画紙16
の送りパルス数が順次記憶させるようにしている。また
、このメモリカード74には、紙テープリーダ70に記
憶されたコマ番号及び焼付処理時の露光補正データが各
送りノ(ルス数に対応して、記憶されるようになってい
る。これにより、メモリカード74には、焼付処理と同
期した情報が記憶されることになる。さらに、このメモ
リカード74には、印画紙X6の接合部に対応する送り
パルス数も記憶されるようになっている。このメモリカ
ード74は、以下に説明する検定機(インスペクタ)7
5で使用される。
第2図に示される如く、検定機75は、図示しないプロ
セッサ(印画紙の現像・定着・水洗・乾燥処理を行う装
置)を介して、焼付装置10の下流側へ配設されている
現像済印画紙16は、供給部76の回転軸78へ装填さ
れている。印画紙16の外周からは、印画紙16の先端
部が引き出され、巻取部80の回転軸82へ巻掛けられ
ている。供給部76の回転軸78と巻取軸80の回転軸
32とは、それぞれモータ84.86の駆動力で、第2
図矢印C方向へ回転されるようになっており、これによ
り、印画紙16は、第2図矢印り方向へ搬送されること
になる。この検定機75の前段は印画紙裏面へコマ情報
を印字する印字部75Aとされ、後段は印画紙16に現
像された画像を検定する検定部75Bとされ、この印字
部75Aと検定部75Bとの間には、テンションローラ
群88が配置され、印画紙16が巻掛けられている。こ
のテンションローラ群88の作用によって、印字部75
Aと検定部75Bとの搬送速度の差を吸収するようにな
っている。
印字部75Aは、テンションローラ89と、2対ノ駆動
ローラ90.92と、これらの駆動ローラ90.92の
間に配設された印字ヘッド94とを備えており、印字ヘ
ッド94は、印画紙16の裏面側と対応されており、ヘ
ッドドライバ96を介して制御部98へ接続される。
制御部98では、メモリカードリーダ100からメモリ
カード74に記憶されたコマ情報を読み取ってヘッドド
ライバ96を制御し、印字ヘッド94を作動させるよう
にしている。
第5図に示される如く、印字ヘッド94はベース板11
6に取り付けられている。ベース板116の側面には、
略り字型のブラケット118が取り付けられている。こ
のブラケットは、ソレノイド120のアクチュエータ1
22に固定され、ソレノイド120ヘドライバ124か
ら通電することにより、ベース板116を第2図矢印C
方向へ移動させることができるようになっている。これ
により、印字ヘッド94は、印画紙16の裏面と離間さ
れることになるが、これは、第5図に示される如く、印
画紙16の接合部が印字ヘッド配置部を通過する場合、
その肉厚寸法Tが通常の印画紙16の肉厚寸法Uよりも
大きく  (T=2U)、印字ヘッドと干渉することが
あるので、これを防止するために行われるものである。
なお、この印字ヘッド94の退避時期は、メモリカード
リーダ100から制御部98へ読み込まれる送りパルス
数に応じてなされる。
ベース板116には、互いに平行は2本の案内ピン12
6が第5図紙面手前側へ立設されており、インクリボン
128が巻掛けられている。このインクリボン128も
ベース板の第5図矢印E方向移動に伴い、退避されるよ
うになっている。
駆動ローラ90.92は、それぞれモータ104の駆動
力で回転され、印画紙16を挟持搬送している。印字ヘ
ッド94の上流には、印画紙表面に対応して、印字ヘッ
ド94との距離寸法L1、L2 、Lsがそれぞれ予め
定められた位置にカットマークセンサ108、ソートマ
ークセンサ110、ペーパスプライスセンサ112が配
置され、各センサの信号線は、制御部98と接続されて
いる。
検定部75Bは、前記テンションローラ群88とドライ
バ93を介して制御部98と接続された駆動ローラ95
との間に印画紙受台(図示省略)が配設されている。検
定部75Bでは、この印画紙受台上の印画紙16を作業
員が目視より画像の良否を検定し、不良判定された印画
紙表面の画像面へNGマークを付すようになっている。
メモリカードリーダ100には、前記焼付装置10のメ
モリカードライタ72に装填され、コマ情報が記憶され
たメモリカード74が装填されるようになっている。従
って、メモリカード74に記憶されている送りパルス数
と検定機75による実際の送り量(カットマークセンサ
108、ソートマークセンサ110、ペーパスプライス
センサ112の検出により判断)との同期をとることに
より、印画紙16の画像とそのコマ番号及び露光補正デ
ータ等のコマ情報を一致させることができ、印字ヘッド
でこのコマ情報を印字することができる。また、印画紙
16の接合部であることを示す送りパルス数が読み取ら
れた場合には、ソレノイド120へ通電されるようにな
っている。この制御部98には、メモリカードリーダ1
00から読み取ったコマ情報を表示する表示部114も
接続されている。
以下に本実施例の作用を説明する。
まず第3図のフローチャートに従い、焼付制御について
説明する。なお、紙テープ70には各画像コマのコマ番
号等のコマ情報が記憶され、紙テープリーダ68に装填
が完了しているものとする。
ステップ150において、印画紙16及びネガフィルム
32を搬送し、それぞれプリントマスク14及びネガマ
スク30の所定位置へ位置決めする。次のステップ15
2では、紙テープリーダ68により紙テープ70からコ
マ情報を読み込んで、次いでステップ154で受光器6
4からの検出信号と前記コマ情報とから露光量を演算す
る。なお、この露光量は各色毎に定められる。
次のステップ156では、演算された露光量に基づいて
ブラフラシャツタ48及びカットフィルタ52.54.
56の移動を制御し、焼付処理を行う。これにより、光
源12から照射された光線は、ネガフィルム32を透過
し、その透過画像が印画紙16へ焼付けられる。
焼付処理がなされると、ステップ158へ移行して、そ
のときの露光補正データ及びコマ番号がメモリカードラ
イタ72によって、メモリカード74に記憶される。こ
こで、焼付処理を何らかの原因で失敗し、続けて同一ネ
ガ画像の焼付処理をする場合は、印画紙のみを所定量(
1コマ分)搬送して再度焼付処理をすることになるが、
メモリカード74には、このような場合も順次記憶され
る。また、コントロールネガを使用して、紙テープ70
に記憶された情報に関係なく焼付処理がなされた場合に
も、メモリカード74にはその記憶(コントロールネガ
であることを示す番号又は記号)に対応して穿設される
。次のステップ160では、全てのネガフィルム32の
焼付処理が終了したか否かが判断され、否定判定の場合
は、ステップ150へ移行して、上記処理を繰り返す。
このように、メモリカード74には印画紙16の搬送・
停止と同一のパルス数を順次記憶することができ、焼付
順が把握できる。
焼付処理行程を終えた印画紙16は、現像・定着・水洗
・乾燥の各処理を行うプロセッサへと送られ、各処理が
成された後、検定機75ヘセットされる。以下に第4図
のフローチャートに従い、検定機75における印字制御
について説明する。
まず、供給部76の回転軸78に印画紙16が装填され
、印画紙16の外周から印画紙16の先端部を引出し、
テンションローラ群88に巻掛けて巻取部80の回転軸
82へ巻き付ける。なお、この操作は手動であってもよ
い。
ステップ20Gでは、メモリカード74がメモリカード
リーダ100へ装填されたことを確認し、次いでステッ
プ202では、印画紙16の初期位置とメモリカード7
4の読取開始位置との初期設定がなされる。次のステッ
プ204で印画紙16の搬送が開始されると、ステップ
206では、メモリカード74に記憶されている印画紙
16の接合部に対応する送りパルス数となったか否かが
判断され、肯定判定された場合は、印字ヘッド94と印
画紙16とが干渉することになるので、ステップ207
へ移行して印字ヘッド94を退避させる。これは、ソレ
ノイド120へ通電することにより、ブラケット118
がアクチュエータ122と共に第5図矢印E方向へ移動
される。ブラケット118の移動によってベース板11
6が同方向へ移動され、印字ヘッド94が印画紙16の
裏面から離反される。また、インクリボン128の案内
ピン126も同時に退避されるので、印画紙16の接合
部が印字ヘッド配置部を通過しても干渉することがない
ステップ207で印字ヘッド94を退避させた後、ステ
ップ209では接合部が通過したか否かが判断される。
これは、印字ヘッド94の退避時の送りパルス数から所
定のパルス数を積算することにより接合部の通過を判断
することができる。
ステップ209で肯定判定されると、ステップ211へ
移行してソレノイド120への通電を遮断し、印字ヘッ
ド94の位置を原位置へ戻した後、ステップ214へ移
行する。また、ステップ206で否定判定された場合は
、ステップ207.209.211を飛び越してステッ
プ214へ移行する。
ステップ214では、カットマーク、すなわち、印画紙
16の1コマ毎に付されているマークを検出したか否か
が判断される。カットマークが検出されない場合は、ス
テップ206へ移行して、上記処理を繰り返す。また、
ステップ214で肯定判定された場合は、ステップ21
6で読み取られたメモリカード74からコマ情報が判読
され、次いでステップ218へ移行して印字が必要な画
像であるか否かが判断される。これは、コントロールネ
ガを焼付処理したものには、印字の必要がないのでメモ
リカード74から読み取ったコマ情報に基づいて判断さ
れる。ステップ218で印字の必要があると判断された
場合は、ステップ220へ移行して印字処理がなされ、
次いでステップ222へ移行して全ての印画紙16の印
字が終了したか否かが判断される。ここで、否定判定の
場合は、ステップ206へ移行し、肯定判定の場合はこ
の印字制御は終了する。
このように、焼付装置10での焼付順及び空送り分をそ
のまま送りパルス数としてメモリカード74に記憶して
印字処理時には、このメモリカード74と印画紙搬送と
を同期させるようにしたので、誤って異なるコマ番号や
露光情報を印画紙16の裏面へ印字されることがなく、
正確にコマ情報を印字することができる。
なお、本実施例では予め接合部位置の送りパルス数をメ
モリカード74へ記憶させたが、接合部の送りパルス数
は、通常1画像コマ分の送りパルス数よりも多いので、
この1ステツプの送りパルス数が1画像コマ分の送りパ
ルス数よりも多いときに接合部であると判断し、印字ヘ
ッドを退避させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る印字ヘッド専制御方法は
、印画紙搬送時に印画紙と印字ヘッドが干渉することな
く、かつ印字の際の印画紙と印字ヘッドとの間隙寸法を
一定に保持することができるという優れた効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に適用された焼付装置の構成を示す概
略構成図、第2図は本実施例に適用された検定機の構成
を示す概略構成図、第3図は焼付処理制御ルーチンを示
すフローチャート、第4図は印字制御ルーチンを示すフ
ローチャート、第5図は印字ヘッド及びその周辺の拡大
図である。 10・・・焼付装置、 16・・・印画紙、 32・・・ネガフィルム、 94・・・印字ヘッド、 120・・・ソレノイド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の長尺状印画紙が接合された印画紙へ画像を
    順次焼付けた後、各画像コマの少なくとも露光情報とコ
    マ番号とを含むコマ情報を印画紙の各画像コマに対応し
    た位置に印字する印字ヘッドと前記印画紙との間隙を制
    御する印字ヘッド制御方法であって、前記焼付時に印画
    紙の実送り量及び印画紙接合部有無情報を記憶媒体へ記
    憶して、この印画紙の印字処理時に前記記憶媒体に記憶
    された実送り量に基づいて搬送し、前記接合部有無情報
    により接合部有りと判定された場合に印字ヘッドを接合
    部移動軌跡から退避させることを特徴とする印字ヘッド
    制御方法。
  2. (2)複数の長尺状印画紙が接合された印画紙へ画像を
    順次焼付けた後、各画像コマの少なくとも露光情報とコ
    マ番号とを含むコマ情報を印画紙の各画像コマに対応し
    た位置に印字する印字ヘッドと前記印画紙との間隙を制
    御する印字ヘッド制御方法であって、前記焼付時に印画
    紙の実送り量を記憶媒体へ記憶して、前記実送り量を接
    合部位置情報として適用し、1ステップ分の送り量が1
    画像コマ分の送り量よりも多いときに印字ヘッドを接合
    部移動軌跡から退避させることを特徴とする印字ヘッド
    制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001180068A (ja) * 1999-12-22 2001-07-03 Sato Corp 印字装置
JP2011240491A (ja) * 2010-05-13 2011-12-01 Canon Inc プリント装置
JP2012166557A (ja) * 2012-04-09 2012-09-06 Canon Inc プリント装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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