JPH07180575A - 休筒エンジンの切替制御装置 - Google Patents

休筒エンジンの切替制御装置

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JPH07180575A
JPH07180575A JP32221193A JP32221193A JPH07180575A JP H07180575 A JPH07180575 A JP H07180575A JP 32221193 A JP32221193 A JP 32221193A JP 32221193 A JP32221193 A JP 32221193A JP H07180575 A JPH07180575 A JP H07180575A
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gear ratio
cylinder
rotational speed
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、負荷状態等に応じて所定の気筒の
作動を停止させる休筒エンジンの切替制御装置に関し、
オートマティックトランスミッション車においても最適
な切り換え特性を設定できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 トルクコンバータにおける入力軸の回転数を
検出する入力軸回転数検出手段130と、トルクコンバ
ータにおける出力軸の回転数を検出する出力軸回転数検
出手段131と、入力軸回転数および出力軸回転数によ
りエンジンの駆動軸トルクを求める駆動軸トルク演算手
段101と、エンジンの負荷を検出してエンジン出力ト
ルクを求めるエンジン出力トルク演算手段102と、駆
動軸トルクとエンジン出力トルクとの比とトランスミッ
ションギヤ比とにより等価ギヤ比を求める等価ギヤ比演
算手段104と、等価ギヤ比により休筒領域のヒステリ
シス特性を設定するヒステリシス特性設定手段105
と、ヒステリシス特性を有する負荷レベルに基づき休筒
運転状態と全筒運転手段とを切り替える休筒制御手段1
07とをそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷状態等に応じて所
定の気筒の作動を停止させる休筒エンジンの切替制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】負荷状態等に応じて所定の気筒の作動を
停止させる休筒エンジンにおいては、ある回転数におい
てスロットルバルブの開度が小さい時には休筒運転の方
が大きい出力軸トルクが得られ、スロットルバルブの開
度が大きくなると、全筒運転の方が大きい出力軸トルク
が得られることが知られている。
【0003】したがって、このような休筒エンジンにお
ける休筒運転と全筒運転との切り換えは、図12で示す
ような、休筒運転時と全筒運転時の等スロットル開度で
出力軸トルクが等しい点(クロスポイント)で行なうの
が通例である。このような点で切り換えれば、本来トル
ク差がなくショックを発生しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、休筒運転状態
から全筒運転状態への移行時には、吸気系の容積のた
め、すぐには全気筒要求の吸気管内圧にならず、切り換
え直後の吸気管内は高く、多量の空気が入ってから切り
換わることになるから、大きなトルクが発生し、それが
エンジンマウント、駆動系、車輪を通じて車体ショック
として現れる。
【0005】このトルク差によるショックは、変速機の
変速比が小さい高速段(3,4,5速など)において、
あまり気にならないが、変速比が大きい低速段(1,2
速)では、少しのトルク変化が車体ショックに大きく影
響する。このような課題を解消するため、休筒運転状態
から全筒運転状態への切り換えを、図13のような低速
ギヤによる運転時の切り換え特性LAと、図14におけ
るような高速ギヤによる運転時の切り換え特性HAとの
2つの特性を用いて、それぞれ異なるマップにより行な
うことが考えられる。
【0006】ところで、図13における切り換え特性L
Aは、低速ギヤ運転時における休筒運転状態から全筒運
転状態への移行を円滑に行なうべく設定されるが、逆方
向の移行である全筒運転状態から休筒運転状態への移行
を同一の切り換え特性LAで行なった場合には、切り換
え直前の状態が残存し影響するため、切り換え直後の吸
気管内圧は所要圧より低く、ショックの発生が予測され
る。
【0007】したがって、図13に示すように、全筒運
転状態から休筒運転状態への移行を円滑に行なうべく、
切り換え特性LAとは異なる切り換え特性LBを設定す
ることが考えられる。これは、全筒運転状態と休筒運転
状態との切り換え特性において、切り換える方向により
異なる特性とする、いわゆるヒステリシス成分を設定す
るものである。
【0008】このヒステリシス成分を設けるべき状況
は、図14におけるような高速ギヤ運転時においても同
様であり、円滑に移行を行なうべく切り換え特性HBを
設けることが望ましい。ここで、上述のヒステリシス成
分は、同一加速に対して、スロットル開度変化の大きい
高速ギヤ運転時における場合、駆動力が小さく、より大
きくアクセルペダルを踏み込む必要があり、低速ギヤ時
より大きく設定されることになる。
【0009】ところで、上述のように全筒運転状態と休
筒運転状態との切り換え特性およびヒステリシス量は、
変速機の変速ギヤ比に対応して設定する必要があるが、
オートマティックトランスミッション車(AT車)にお
いては、トルクコンバータにより出力トルク比が変化す
るため、変速機からの検出信号のみでは、最適の切り換
え特性を設定できないという課題がある。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、オートマティックトランスミッション車(A
T車)においても最適な切り換え特性を設定できるよう
にした休筒エンジンの切替制御装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の休筒
エンジンの切替制御装置は、少なくともエンジンの負荷
状態を含む運転状態に応じて作動気筒数を変えることが
できるとともに、トルクコンバータを介して自動変速機
を付設されるようにした休筒エンジンにおいて、該トル
クコンバータにおける入力軸の回転数を検出する入力軸
回転数検出手段と、該トルクコンバータにおける出力軸
の回転数を検出する出力軸回転数検出手段と、該入力軸
回転数検出手段および該出力軸回転数検出手段でそれぞ
れ検出された入力軸回転数および出力軸回転数によりエ
ンジンの駆動軸トルクを求める駆動軸トルク演算手段
と、エンジンの負荷を検出してエンジン出力トルクを求
めるエンジン出力トルク演算手段と、該駆動軸トルク演
算手段で求められた駆動軸トルクと該エンジン出力トル
ク演算手段で求められたエンジン出力トルクとの比とト
ランスミッションギヤ比とにより等価ギヤ比を求める等
価ギヤ比演算手段と、該等価ギヤ比演算手段で求められ
た等価ギヤ比により休筒領域のヒステリシス特性を設定
するヒステリシス特性設定手段と、該ヒステリシス特性
設定手段で設定されたヒステリシス特性を有する負荷レ
ベルに基づき休筒運転状態と全筒運転手段とを切り替え
る休筒制御手段とをそなえて構成されたことを特徴とし
ている。
【0012】
【作用】上述の本発明の休筒エンジンの切替制御装置で
は、入力軸回転数検出手段で、トルクコンバータにおけ
る入力軸の回転数を検出するとともに、出力軸回転数検
出手段で、トルクコンバータにおける出力軸の回転数を
検出し、入力軸回転数検出手段および出力軸回転数検出
手段でそれぞれ検出された入力軸回転数および出力軸回
転数により、駆動軸トルク演算手段で、エンジンの駆動
軸トルクを求める。また、エンジン出力トルク演算手段
で、エンジンの負荷を検出してエンジン出力トルクを求
める。そして、駆動軸トルク演算手段で求められた駆動
軸トルクとエンジン出力トルク演算手段で求められたエ
ンジン出力トルクとの比とトランスミッションギヤ比と
により、等価ギヤ比演算手段で、等価ギヤ比を求める、
さらに、等価ギヤ比演算手段で求められた等価ギヤ比に
より休筒領域のヒステリシス特性をヒステリシス特性設
定手段で設定し、ヒステリシス特性設定手段で設定され
たヒステリシス特性を有する負荷レベルに基づき、休筒
制御手段で、休筒運転状態と全筒運転手段とを切り替え
ることが行なわれる。
【0013】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明すると、図1〜11は本発明の一実施例としての休
筒エンジンの切替制御装置を示すもので、図1は本装置
のための制御系を示すブロック図、図2は本装置を装備
したエンジンシステムを示す全体構成図、図3は本装置
による制御要領を説明するフローチャート、図4はヒス
テリシス特性を示す特性図、図5は出力トルク特性を示
す図、図6は容量係数特性を示す図、図7はトルク比特
性を示す図、図8〜11は休筒機構を示す摸式図であ
る。
【0014】さて、本装置を装備するエンジン21は、
図2に示すように、吸気系をなす吸気管22、サージタ
ンク23、吸気管入口のエアクリーナ24、スロットル
バルブ25等をそなえている。スロットルバルブ25の
開度は、スロットルポジションセンサにより検出され、
制御装置(ECU)26に入力されるようになってい
る。
【0015】また、サージタンク23には、ブーストセ
ンサ(圧力センサ)27が取り付けられており、検出さ
れたブースト圧が制御装置(ECU)26に入力され
て、エンジン吸入空気量としての体積流量に対応した充
填効率Evが検出されるようになっている。そして、オ
ートマティックトランスミッション106における変速
ソレノイドの励磁状態を検出して、ミッションシフト位
置および変速ギヤ比ρを検出するシフト位置検出センサ
129が設けられており、検出信号を制御装置(EC
U)26に出力するようになっている。
【0016】また、オートマティックトランスミッショ
ン106のトルクコンバータ106Aには、その入力側
にエンジン回転数Neを検出する入力軸回転数検出手段
としてのエンジン回転数センサ130が設けられてお
り、制御装置(ECU)26に検出信号が出力されるよ
うに構成されている。さらに、オートマティックトラン
スミッション106のトルクコンバータ106Aには、
その出力側にタービン回転数Ttを検出する出力軸回転
数検出手段としてのタービン回転数センサ131が設け
られており、制御装置(ECU)26に検出信号が出力
されるように構成されている。
【0017】ところで、制御装置(ECU)26は、ブ
ーストセンサ(圧力センサ)27、シフト位置検出セン
サ129、エンジン回転数センサ130、タービン回転
数センサ131等の検出信号を受けて休筒制御を行なう
ため、以下の各種の手段をそなえている。すなわち、図
1に示すように、制御装置(ECU)26は、ブースト
センサ(圧力センサ)27により検出されたエンジンの
吸入空気量としての充填効率Evと、エンジン回転数セ
ンサ130により検出されたエンジン回転数Neとによ
り、エンジン出力トルクTeを検出するエンジン出力ト
ルク検出手段(エンジン出力トルク演算手段)102と
しての機能を有している。
【0018】このエンジン出力トルク検出手段102
は、図5の特性を制御装置(ECU)26がマップとし
てそなえることにより設定されるように構成されてお
り、ブーストセンサ(圧力センサ)27の検出信号によ
り、エンジンの吸入空気量としての充填効率Ev(負荷
情報)を検出し、エンジン回転数Neをパラメータとす
る特性のいずれかを選択して、決定される。
【0019】また、制御装置(ECU)26は、エンジ
ン回転数センサ130の検出信号によりトルクコンバー
タ106Aにおける入力軸の回転数Neを検出するとと
もに、タービン回転数センサ131の検出信号によりト
ルクコンバータ106Aにおける出力軸の回転数Ntを
検出し、これらの回転数Ne,Ntによりタービン出力
トルクとしての駆動軸トルクTtを求める駆動軸トルク
検出手段(駆動軸トルク演算手段)101としての機能
を有している。
【0020】駆動軸トルク検出手段101は、図6,7
の特性をマップとしてそなえており、図6の特性により
トルク容量係数Cが回転数比Nt/Neに対応して決定
されるとともに、図7の特性によりトルク比λが回転数
比Nt/Neに対応して決定されて、次式により駆動軸
トルクTtを算出するように構成されている。 Tt=λ(Nt/Ne)・C(Nt/Ne)・Ne2 さらに、制御装置(ECU)26は、シフト位置検出セ
ンサ129の検出信号により、オートマティックトラン
スミッション106のギヤ比ρを検出するトランスミッ
ションギヤ比検出手段103としての機能を有してい
る。
【0021】そして、駆動軸トルク検出手段101によ
り検出された駆動軸トルクTeと,エンジン出力トルク
検出手段102により検出されたエンジン出力トルクT
tとの比(Tt/Te)と,トランスミッションギヤ比
検出手段104により検出されたトランスミッションギ
ヤ比ρとにより等価ギヤ比ρeを求める等価ギヤ比検出
手段(等価ギヤ比演算手段)104の機能も制御装置
(ECU)26は有している。
【0022】ここで、等価ギヤ比検出手段104による
等価ギヤ比ρeの算出は、次式により行なわれる。 ρe=Tt/Te・ρ また、等価ギヤ比検出手段104において検出された等
価ギヤ比ρeに対応して、休筒領域のヒステリシス特性
を設定する休筒領域ヒステリシス特性設定手段(ヒステ
リシス特性設定手段)105の機能も制御装置(EC
U)26は有している。
【0023】すなわち、図4に示す休筒切り換え特性が
マップとして記憶されており、休筒運転状態から全筒運
転状態への切り換え特性A1〜A2が、等価ギヤ比ρe
に対応して所定の状態に設定されるようになっている。
ここで、切り換え特性A1は、等価ギヤ比ρeの小さい
場合における特性であり、切り換え特性A2は、等価ギ
ヤ比ρeが最大の場合における特性である。
【0024】そして、切り換え特性A1〜A2から切り
換え特性Bに至る部分がヒステリシス特性を構成してお
り、等価ギヤ比ρeに対応して設定されることになる。
このように構成された休筒領域ヒステリシス特性設定手
段105で設定されたヒステリシス特性を有する負荷レ
ベルに基づき休筒運転状態と全筒運転手段とを切り替え
る休筒制御手段107の機能も制御装置(ECU)26
が有しており、これによりこの制御装置(ECU)26
における休筒制御が行なわれるようになっている。
【0025】すなわち、休筒運転状態と全筒運転状態と
が、図4の切り換え特性A1〜A2,Bを境界に、速度
および負荷に応じて切り換えられるように構成されてお
り、エンジン回転数センサ130からのエンジン回転数
Neにより、図4の横軸位置が決定され、ブーストセン
サ(圧力センサ)27からの検出信号による負荷として
の吸気管負圧により縦軸位置が決定されて、休筒領域に
あるか、全筒領域にあるかが判定され、休筒運転状態と
全筒運転状態とが切り換えられるようになっている。
【0026】ところで、上述の休筒運転状態を実現すべ
き弁装置1は図8〜11に示すように構成されている。
すなわち、カムシャフト2とロッカーシャフト3とが設
けられ、カムシャフト2には、小リフト量の低速用カム
4および大リフト量の高速用カム5とが固着されてい
る。
【0027】そして、ロッカーシャフト3には、メイン
ロッカーアーム6と一対のサブロッカーアーム7,8が
装着されている。上述のメインロッカーアーム6は、例
えばスプライン結合により基端をロッカーシャフト3に
固着されており、揺動端を吸気弁9のバルブステムエン
ドに当接するように装備されている。
【0028】一方、サブロッカーアーム7,8は、それ
ぞれの基端をロッカーシャフト3に枢支されて回転可能
に装備されており、揺動端にはローラベアリング10が
取り付けられている。そして、このサブロッカーアーム
7,8における揺動端は、低速用カム4側を示している
図9に見られるように、ローラベアリング10の支持部
とは異なる方向に延在して、アーム部7A(8A)を形
成されている。
【0029】このアーム部7A(8A)は、シリンダヘ
ッド11に嵌挿されたプランジャ13の上端に当接して
おり、プランジャ13はロストモーションスプリング1
2により図中上方へ付勢され、サブロッカーアーム7,
8が時計方向に付勢されて、ローラベアリング10を低
速用カム4および高速用カム5に圧接させるようになっ
ている。
【0030】一方、サブロッカーアーム7,8には、中
心部から所要の一半径方向に向け貫通する係合孔7B,
8Bが形成されており、この係合孔7B,8Bは、後述
の連結プランジャ14が外方へ突出する際に、その嵌挿
を許容しうるように構成されている。また、ロッカーシ
ャフト3の内部には、軸中心部において軸線方向に延在
する油圧通路3Aが形成されるとともに、この油圧通路
3Aに直交し半径方向に延在して、開口部を上記係合孔
7B,8Bと整合しうる貫通孔3B,3Bが形成されて
いる。
【0031】そして、貫通孔3B,3Bには、連結プラ
ンジャ14が装填されており、連結プランジャ14はそ
の基端に、拡径された鍔部14Aをそなえ、鍔部14A
と貫通孔3B,3B内壁の段部との間に圧縮バネ15を
介装されている。これにより、連結プランジャ14は、
通常時に図中下方へ向け付勢されて、頭部を係合孔7
B,8Bから貫通孔3B,3B内へむけ後退して、没入
した態位をとるようになっている。
【0032】一方、上述したロッカーシャフト3内の油
圧通路3Aには、油圧設定手段16の出力路が接続され
ている。この油圧設定手段16は、運転状態に応じて上
述した油圧通路3A内の圧力を設定すべく、低速・高速
用の電磁駆動式方向切換弁16A,16Bをそなえると
ともに、これらの電磁駆動式方向切換弁16A,16B
を、前述の制御装置(ECU)26で制御するように構
成されている。
【0033】そして、電磁駆動式方向切換弁16A,1
6Bは、低速用と高速用との2経路にそれぞれ装備され
ており、そのそれぞれが、オイルポンプ17からの通路
と、大気圧開放圧を設定されている帰還路と、ロッカー
シャフト3内の油圧通路3Aとの3方向へ連結しうるよ
うに構成されており、励磁されない通常時にはオイルポ
ンプ17からのオイルが帰還路へ導入されるように構成
されている。
【0034】なお、図11中、電磁駆動式方向切換弁1
6Aの高速側への接続状態は図示省略されている。一
方、制御装置(ECU)26には、エンジン回転数セン
サ、空燃比検出用のO2 センサ、負荷状態検出用のスロ
ットルポジションセンサをはじめとする、運転状態検出
用の各種センサからの情報が入力されており、これらの
各センサからの入力に応じて低速状態および高速状態な
らびに負荷状態を判別して低速、高速の両系統への連結
状態を選択設定すべく、電磁駆動式方向切換弁16A,
16Bへの駆動信号を出力するように構成されている。
【0035】そして、電磁駆動式方向切換弁16Aが励
磁されると、オイルポンプ17からのオイルが油圧通路
3Aに供給されて、その通路内の圧力が高められるよう
に構成されている。したがって、制御装置(ECU)2
6において、エンジン回転数、空燃比およびアクセル開
度の入力情報により、比較的低速の状態を判別した場合
には、低速側に位置する電磁駆動式方向切換弁16Aが
励磁され、高速側の電磁駆動式方向切換弁16Bが通常
態位に設定されるようになっている。
【0036】そして、低速側の電磁駆動式方向切換弁1
6Aが励磁されると、オイルポンプ17からのオイルを
油圧通路3Aに向け圧送するように切り換えられ、ま
た、高速側の電磁駆動式方向切換弁16Bは励磁され
ず、高速側の油圧通路3A内へのオイル供給を行なわな
い状態を維持されるように構成されている。これによ
り、低速側に位置する連結プランジャ14は、図10に
おいて二点鎖線で示すように、圧縮バネ15の付勢に抗
して第1のサブロッカーアーム7における係合孔7Bに
向け突出し、ロッカーシャフト3と第1のサブロッカー
アーム7とを一体化するようになっている。
【0037】これにより、第1のサブロッカーアーム7
からロッカーシャフト3への駆動力伝達を行なわれるよ
うになっており、ロッカーシャフト3を介し第1のサブ
ロッカーアーム7に係合する低速用カム4により弁の開
閉駆動が行なわれるようになっている。このとき、高速
側の連結プランジャ14は、図10に実線で示すように
ロッカーシャフト3の貫通孔3B内に没入した状態に保
たれ、高速側の第2のサブロッカーアーム8とロッカー
シャフト3との間の駆動力伝達を断状態に維持して、高
速用カム5による弁の開閉駆動が行なわれないようにな
っている。
【0038】ところで、エンジンの回転が上昇して高速
回転域に達すると、上述した低速時での電磁駆動式方向
切換弁16A,16Bに対する励磁設定とは逆に、高速
側の対応する励磁設定が行なわれるようになっている。
これにより、図10における高速側(図中右側)の連結
プランジャ14を、第2のサブロッカーアーム8の係合
孔8B内に向け突出させ、二点鎖線で示すような状態に
して、ロッカーシャフト3と第2のサブロッカーアーム
8とを一体化させるように構成されている。
【0039】したがって、この状態では第2のサブロッ
カーアーム8とロッカーシャフト3との駆動力伝達が行
なわれるようになり、第2のサブロッカーアーム8およ
びロッカーシャフト3を介し弁が高速用カム5により開
閉駆動されるように構成されている。このとき、低速側
の連結プランジャ14は、第1のサブロッカーアーム7
内の係合孔7Bから後退して、ロッカーシャフト3の貫
通孔3B内に没入した状態になり、低速側の第1のサブ
ロッカーアーム7とロッカーシャフト3との間の駆動力
伝達を断状態に維持して、高速用カム4による弁の開閉
駆動が行なわれないようになっている。
【0040】一方、制御装置(ECU)26において休
筒運転状態にすべき判定が行なわれた場合には、選択さ
れた気筒における低速用カム4および高速用カム5によ
る開閉駆動を行なわないように、制御装置(ECU)2
6により電磁駆動式方向切換弁16A,16Bに対する
励磁設定が解除されるように構成されている。したがっ
て、この場合には、低速側および高速側のいずれの電磁
駆動式方向切換弁16A,16Bについても圧送状態に
設定されず、ロッカーシャフト3内の油圧通路3Aは圧
力上昇が生じない。これにより、連結プランジャ14,
14はいずれも圧縮バネ15,15の付勢により貫通孔
3B,3B内に没入した状態に保たれ、第1および第2
のサブロッカーアーム7,8とロッカーシャフト3との
間の駆動力伝達を断状態に維持されるようになってい
る。
【0041】このような構成は、低速用カム4および高
速用カム5による弁開閉が行なわれない弁停止の状態で
あり、休筒を実現される状態である。この休筒状態は、
低負荷状態が解除された時点で、エンジン回転数に応じ
た連結プランジャ14の作動状態に切り換えられる。本
実施例は上述のように構成されており、このような構成
で、図3のフローチャートに沿う作動が行なわれる。
【0042】まず、ステップS1において、エンジン回
転数センサ130からエンジン回転数Neが、タービン
回転数センサ131からタービン回転数Ntが検出され
読み込まれるとともに、ブーストセンサ(圧力センサ)
27の検出信号を用いて吸入空気量としての充填効率E
vが検出される。ついで、ステップS2において、オー
トマティックトランスミッション106に装備されたシ
フト位置検出センサ129の検出信号を用いて、トラン
スミッションギヤ比検出手段103によりギヤ比ρが決
定される。
【0043】そして、ステップS3において、エンジン
出力トルク検出手段102により図5の特性に従いエン
ジントルクTeが推定される。すなわち、マップとして
設けられた図5の特性により、ステップS1において検
出された吸入空気量(体積効率)Evと、エンジン回転
数Neとにより出力トルクTeが推定される。また、ス
テップS4において、駆動軸トルク検出手段101によ
りタービン出力トルクTtの推定が、次式により行なわ
れる。
【0044】 Tt=λ(Nt/Ne)・C(Nt/Ne)・Ne2 ここで、トルク比λは、あらかじめマップとして記憶さ
れた図7の特性により、タービンの入出力間における回
転数比Nt/Neから決定される。また、容量係数C
は、あらかじめマップとして記憶された図6の特性によ
り、タービンの入出力間における回転数比Nt/Neか
ら決定される。
【0045】さらに、エンジン回転数NeはステップS
1において検出されたものが用いられる。そして、ステ
ップS5において、等価ギヤ比検出手段104により次
式を用いて等価ギヤ比ρeが算出される。 ρe=Tt/Te・ρ ここで、タービン出力トルクTtはステップS4で推定
された値が、エンジントルクTeはステップS3におい
て推定された値が用いられ、ギヤ比ρはステップS2に
おいて検出されたものが用いられる。
【0046】このようにして算出されたギヤ比ρは、制
御装置(ECU)26に出力されるが、制御装置(EC
U)26には図4に示すマップが記憶されており、この
マップにより、切り換え特性が決定される。すなわち、
休筒運転状態から全筒運転状態への切り換え特性A1〜
A2が、ギヤ比ρeに対応して決定される。
【0047】ここで、図4において、特性A1はギヤ比
ρeが最小の場合に対応し、特性A2はギヤ比ρeが最
大の場合に対応するようになっており、算出されたギヤ
比ρeに対応する切り換え特性が設定される。なお、全
筒運転状態から休筒運転状態への切り換えは、特性Bに
より行なわれ、特性Bと特性A1〜A2との間がヒステ
リシス成分となる。
【0048】ところで、休筒運転の際は所定の気筒が運
転を停止して、より大きい出力トルクを得られる状態で
の運転が行なわれる。なお、全筒運転と休筒運転との切
り換えは、前述のごとく、制御装置(ECU)26の制
御信号により油圧設定手段16における電磁駆動式方向
切換弁16A,16Bの励磁設定を切り換え、低速用カ
ム4および高速用カム5による弁の駆動・非駆動を選択
することにより行なわれる。
【0049】なお、本実施例では負荷状態の検出手段と
してブースト圧を用いているが、エンジン回転数に対す
る吸入空気量など、その他の要素により判断するように
構成することもできる。また、弁装置1も一例であり、
休筒状態を達成しうる他の機構を用いてもよい。
【0050】従って、本実施例の装置によれば、オート
マティックトランスミッション車(AT車)において
も、マニュアルトランスミッション車(MT車)と同様
に、休筒ヒステリシスの設定が可能になり、緩い加速の
アクセル操作では休筒運転が継続できるようになり、ド
ライバビリティの変化や燃費悪化が防止されるようにな
る利点がある。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の休筒エン
ジンの切替制御装置によれば、少なくともエンジンの負
荷状態を含む運転状態に応じて作動気筒数を変えること
ができるとともに、トルクコンバータを介して自動変速
機を付設されるようにした休筒エンジンにおいて、該ト
ルクコンバータにおける入力軸の回転数を検出する入力
軸回転数検出手段と、該トルクコンバータにおける出力
軸の回転数を検出する出力軸回転数検出手段と、該入力
軸回転数検出手段および該出力軸回転数検出手段でそれ
ぞれ検出された入力軸回転数および出力軸回転数により
エンジンの駆動軸トルクを求める駆動軸トルク演算手段
と、エンジンの負荷を検出してエンジン出力トルクを求
めるエンジン出力トルク演算手段と、該駆動軸トルク演
算手段で求められた駆動軸トルクと該エンジン出力トル
ク演算手段で求められたエンジン出力トルクとの比とト
ランスミッションギヤ比とにより等価ギヤ比を求める等
価ギヤ比演算手段と、該等価ギヤ比演算手段で求められ
た等価ギヤ比により休筒領域のヒステリシス特性を設定
するヒステリシス特性設定手段と、該ヒステリシス特性
設定手段で設定されたヒステリシス特性を有する負荷レ
ベルに基づき休筒運転状態と全筒運転手段とを切り替え
る休筒制御手段とをそなえているという簡素な構成で、
オートマティックトランスミッション車(AT車)にお
いても、マニュアルトランスミッション車(MT車)と
同様に、休筒ヒステリシスの設定が可能になり、緩い加
速のアクセル操作では休筒運転が継続できるようにな
り、ドライバビリティの変化や燃費悪化が防止されるよ
うになる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切替
制御装置のための制御系を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としての切替制御装置を装備
したエンジンシステムを示す全体構成図である。
【図3】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切替
制御装置による制御要領を説明するフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切替
制御装置によるヒステリシス特性を示す特性図である。
【図5】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切替
制御装置による出力トルク特性を示す図である。
【図6】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切替
制御装置による容量係数特性を示す図である。
【図7】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切替
制御装置によるトルク比特性を示す図である。
【図8】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切替
制御装置による休筒機構を示す摸式図である。
【図9】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切替
制御装置による休筒機構を示す摸式図である。
【図10】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切
替制御装置による休筒機構を示す摸式図である。
【図11】本発明の一実施例としての休筒エンジンの切
替制御装置による休筒機構を示す摸式図である。
【図12】休筒のクロスポイントを示すグラフである。
【図13】従来の休筒エンジンの切り換え制御特性を示
す摸式図である。
【図14】従来の休筒エンジンの切り換え制御特性を示
す摸式図である。
【符号の説明】
1 弁装置 2 カムシャフト 3 ロッカーシャフト 3A 油圧通路 3B 貫通孔 4 低速用カム 5 高速用カム 6 メインロッカーアーム 7 第1のサブロッカーアーム 7A アーム部 7B 係合孔 8 第2のサブロッカーアーム 8A アーム部 8B 係合孔 9 吸気弁 10 ローラベアリング 11 シリンダヘッド 12 ロストモーションスプリング 13 プランジャ 14 連結プランジャ 15 圧縮バネ 16 油圧設定手段 16A 電磁駆動式方向切換弁 16B 電磁駆動式方向切換弁 17 オイルポンプ 18 信号変換回路 22 吸気管 23 サージタンク 24 エアクリーナ 25 スロットルバルブ 26 制御装置(ECU) 27 ブーストセンサ(圧力センサ) 101 駆動軸トルク検出手段 102 エンジン出力トルク検出手段 103 トランスミッションギヤ比検出手段 104 等価ギヤ比検出手段 105 休筒領域ヒステリシス特性設定手段 106 オートマティックトランスミッション 106A トルクコンバータ 107 休筒制御手段 129 シフト位置検出センサ 130 エンジン回転数センサ 131 タービン回転数センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともエンジンの負荷状態を含む運
    転状態に応じて作動気筒数を変えることができるととも
    に、トルクコンバータを介して自動変速機を付設される
    ようにした休筒エンジンにおいて、 該トルクコンバータにおける入力軸の回転数を検出する
    入力軸回転数検出手段と、 該トルクコンバータにおける出力軸の回転数を検出する
    出力軸回転数検出手段と、 該入力軸回転数検出手段および該出力軸回転数検出手段
    でそれぞれ検出された入力軸回転数および出力軸回転数
    によりエンジンの駆動軸トルクを求める駆動軸トルク演
    算手段と、 エンジンの負荷を検出してエンジン出力トルクを求める
    エンジン出力トルク演算手段と、 該駆動軸トルク演算手段で求められた駆動軸トルクと該
    エンジン出力トルク演算手段で求められたエンジン出力
    トルクとの比とトランスミッションギヤ比とにより等価
    ギヤ比を求める等価ギヤ比演算手段と、 該等価ギヤ比演算手段で求められた等価ギヤ比により休
    筒領域のヒステリシス特性を設定するヒステリシス特性
    設定手段と、 該ヒステリシス特性設定手段で設定されたヒステリシス
    特性を有する負荷レベルに基づき休筒運転状態と全筒運
    転手段とを切り替える休筒制御手段とをそなえて構成さ
    れたことを特徴とする、休筒エンジンの切替制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100337326B1 (ko) * 1999-12-30 2002-05-22 이계안 차량 전자 메케니컬 밸브 시스템의 실린더 휴지 제어 방법
DE19961775B4 (de) * 1999-06-28 2005-07-07 Mitsubishi Denki K.K. Regelungsvorrichtung für eine Verbrennungskraftmaschine
US7350499B2 (en) 2003-11-07 2008-04-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device of cylinder reducing operation of multi-cylinder engine

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DE19961775B4 (de) * 1999-06-28 2005-07-07 Mitsubishi Denki K.K. Regelungsvorrichtung für eine Verbrennungskraftmaschine
KR100337326B1 (ko) * 1999-12-30 2002-05-22 이계안 차량 전자 메케니컬 밸브 시스템의 실린더 휴지 제어 방법
US7350499B2 (en) 2003-11-07 2008-04-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device of cylinder reducing operation of multi-cylinder engine

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