JPH07178473A - 液圧成形装置 - Google Patents

液圧成形装置

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Publication number
JPH07178473A
JPH07178473A JP5328878A JP32887893A JPH07178473A JP H07178473 A JPH07178473 A JP H07178473A JP 5328878 A JP5328878 A JP 5328878A JP 32887893 A JP32887893 A JP 32887893A JP H07178473 A JPH07178473 A JP H07178473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
work
punch
male die
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5328878A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Jinta
昌彦 甚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5328878A priority Critical patent/JPH07178473A/ja
Publication of JPH07178473A publication Critical patent/JPH07178473A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/20Deep-drawing
    • B21D22/205Hydro-mechanical deep-drawing

Abstract

(57)【要約】 【目的】局部的に不規則な成形面があっても歪みの発生
を抑制する。 【構成】液圧ドーム4内に雄型2を前進させることによ
ってワーク1を所望の形状に形成する液圧成形装置であ
り、前記液圧ドーム4の所望の箇所にポンチ9および押
えパッド10が局部的に配置されている。そして、この
押えパッド10と前記雄型2とによりワーク1を把持し
た状態で前記ポンチ9によりワーク1に局部的な成形を
施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品形状に成形された
雄型と液体とでワークをプレス成形する液圧成形装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の液圧成形装置としては、例えば
実開昭62−92,020号公報に開示されたものが知
られている。この装置では、ワークと当接する加工面が
製品形状に成形された金属製の雄型と、この雄型の下方
に設けられ水等の液体を充満させた液圧ドームとで、ワ
ークであるパネルを挟み込み、雄型の前進させると共に
パネルに作用する液圧を利用してプレス成形が行われ
る。
【0003】このような液圧成形装置によれば、雌型の
代わりに液圧ドームを設けているので液体からの液圧が
ワークに均等に作用するので局部的な応力集中が防止さ
れ、しわや割れなどの不良が低減できるだけでなく、成
形型が雄型のみで足りるので成形型の製作期間および経
費の面で一般的な成形装置より有利となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の液圧
のみを利用した金属パネルの液圧成形装置では、キャラ
クタライン等の如く断面Rが小さい成形を行うことが困
難であるという問題があった。そのため、上述した公報
では、液圧ドーム内に局部的に雌型を設けることによ
り、成形が困難な部位に限り、雄型と雌型によるプレス
成形を行うように構成していた。
【0005】しかしながら、かかる雌型によっても、断
面Rが小さく、しかも成形部に周長差がある例えば自動
車のドアアウタパネル1のハンドルエンボス部HE(図
4(A)(B)参照)などにおいては、当該エンボス部
HEの周囲に成形歪が生じるという問題があった。
【0006】このような点は、キャラクタラインCLの
ようにドアアウタパネル全体にわたって均等なプレス応
力が作用する場合には特に問題とならない。しかしなが
ら、図4(B)に示されるドアハンドルエンボス部HE
のように、周長差x,yのある成形部を成形する場合に
は、周長が長い方向yと短い方向xとでは、作用する応
力が異なるため問題になると考えられる。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、局部的に不規則な成形面が
あっても歪の発生を抑制することができる液圧成形装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液圧成形装置は、液圧ドーム内に雄型を前
進させることによりワークを所望の形状に形成する液圧
成形装置において、前記液圧ドームの所望の箇所にポン
チおよび押えパッドを局部的に配置し、前記押えパッド
と前記雄型とでワークを把持した状態で前記ポンチによ
りワークに局部的な成形を行うことを特徴としている。
【0009】
【作用】このような特徴を有する本発明の液圧成形装置
では、雄型を液圧ドームに対して前進させて、液圧ドー
ム内の液体圧力によりワークを雄型に沿った形状に成形
している。本発明の液圧成形装置では、液体圧力のみで
は成形が困難な箇所等に、局部的にポンチおよび押えパ
ッドを配置しており、押えパッドと雄型とによりワーク
の成形が困難な成形部の周囲を把持するようになってい
る。したがって、押えパッドと雄型とによりワークの成
形が困難な成形部の周囲を把持した状態で、ポンチを雄
型に向けて前進させると、成形部が局部的に成形され
る。このように、不規則な形状の成形部は、その周囲を
押えパッドと雄型とにより把持されるので、断面Rが小
さくても、歪みを生ずることなく正確に成形することが
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す半断面図、
図2は本発明の他の実施例を示す半断面図、図3(A)
〜(D)は本発明の作用を説明する要部断面図である。
【0012】図1に示すように、本実施例の液圧成形装
置では、ワーク1に当接する加工面が製品形状に形成さ
れた雄型2を有しており、この雄型2は上下移動する可
動ラム3に取り付けられている。一方、この雄型2の下
方には水等の液体Lが充満した液圧ドーム4が位置固定
のボルスタテーブル5に載置されている。また、ワーク
であるブランク材1は、図1の点線位置において液圧ド
ーム4に取り付けられたロアブランクホルダ6とアウタ
テーブル7に取り付けられたアッパブランクホルダ8と
によって必要圧力で挟持される。
【0013】液圧ドーム4内には、ドアハンドルエンボ
ス部HEのような不規則かつ断面Rが小さい成形部等を
成形するためのポンチ9と、当該ポンチ9の周囲にブラ
ンク材1を把持するための押えパッド10が設けられて
いる。
【0014】図1に示す実施例では、ポンチ9はボルス
タテーブル5に対して固定された状態で設けられてお
り、一方押えパッド10は高強度の弾性体11を介して
ボルスタテーブル5に取り付けられている。そして、雄
型2が下降すると、まず押えパッド10と雄型2とで局
部成形部HEの周囲を把持し、この状態から、さらに雄
型2が弾性体11の弾性力に抗して下降すると、ポンチ
9と雄型2とで成形部HEのプレス成形が行われる。
【0015】ちなみに、液圧ドーム4には液体を給排し
て液圧を調整するポンプユニット12が設けられてい
る。
【0016】上述した実施例では、ポンチ9は、ボルス
タテーブル5に対して固定された状態で設けられている
が、本発明の液圧成形装置では、ポンチ9と押えパッド
10とを以下のように構成することも可能である。すな
わち、図2に示すように、押えパッド10をボルスタテ
ーブル5に対して固定された状態に取り付け、一方、ポ
ンチ9を流体シリンダ等の駆動手段13を介して雄型2
方向へ進退移動可能に設ける。このような構成の場合に
は、ポンチ9を後退させた状態で雄型2を下降させ、当
該雄型2の下死点において、この雄型2と押えパッド1
0とにより成形部HEの周囲を把持するようにする。こ
の状態から駆動手段13を作動させて、ポンチ9を前進
させることにより成形部HEの局部的な成形を行う。
【0017】次に作用を説明する。まず、雄型2が上死
点まで上昇した状態で、ブランク材1を図1および図2
の点線位置においてロアブランクホルダ6とアッパブラ
ンクホルダ8とによって所用圧力で挟持する。次いで、
可動ラム3を下降させて雄型2を液圧ドーム4内に押し
込むと、当該雄型2によるブランク材1の変形に伴い液
圧ドーム4内の液体圧力が次第に上昇し、上昇した液体
圧力がブランク材1の下面に均等に作用する。これによ
り当該ブランク材1が雄型2に沿って変形することにな
る。
【0018】この動作と相前後して、ドアハンドルエン
ボス部HEのように成形が困難な成形部等においては、
その周囲を押えパッド10と雄型2とで把持し、この後
ポンチ9と雄型2とによってプレス成形する。したがっ
て、断面Rが小さく、かつ周長差が大きくても、押えパ
ッド10と雄型2とでブランク材1の流入量の調整が可
能なため、エンボス部HEの周囲に歪みを生じせしめる
ことなく正確な成形を行うことが可能となる。
【0019】なお、以上説明した実施例は、本発明の理
解を容易にするために記載されたものであって、本発明
を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記実施例に開示された各要素は、本発明の技術的
範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨であ
る。
【0020】例えば、上述した実施例では押えパッドと
ポンチとを用いて成形する部位がドアアウタパネルのハ
ンドルエンボス部であったが、本発明の液圧成形装置で
は他の如何なる部位にも適用することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明にあっては、液
圧ドームの所望の箇所にポンチおよび押えパッドが局部
的に配置されており、押えパッドと雄型とによりワーク
を把持した状態でポンチによりワークを局部的に成形す
る構成としているので、不規則な形状の成形部であって
も歪みを生じさせることがなく、また断面Rが小さくて
も正確に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す半断面図である。
【図2】 本発明の他の実施例を示す半断面図である。
【図3】 (A)〜(D)は本発明の作用を説明する要
部断面図である。
【図4】 (A)はドアアウタパネルを示す斜視図、
(B)は同じくハンドルエンボス部を示す拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…ブランク材(ワーク)、 2…雄型、
4…液圧ドーム、9…ポンチ、 10…押
えパッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液圧ドーム内に雄型を前進させることによ
    りワークを所望の形状に形成する液圧成形装置におい
    て、 前記液圧ドームの所望の箇所にポンチおよび押えパッド
    を局部的に配置し、前記押えパッドと前記雄型とでワー
    クを把持した状態で前記ポンチによりワークに局部的な
    成形を行うことを特徴とする液圧成形装置。
JP5328878A 1993-12-24 1993-12-24 液圧成形装置 Pending JPH07178473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328878A JPH07178473A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 液圧成形装置

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JP5328878A JPH07178473A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 液圧成形装置

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Publication Number Publication Date
JPH07178473A true JPH07178473A (ja) 1995-07-18

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ID=18215109

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5328878A Pending JPH07178473A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 液圧成形装置

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JP (1) JPH07178473A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1147833A2 (de) * 2000-04-20 2001-10-24 Schuler SMG GmbH & Co. KG Verfahren zum Tiefziehen von Blechen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1147833A2 (de) * 2000-04-20 2001-10-24 Schuler SMG GmbH & Co. KG Verfahren zum Tiefziehen von Blechen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
EP1147833A3 (de) * 2000-04-20 2003-01-15 Schuler SMG GmbH & Co. KG Verfahren zum Tiefziehen von Blechen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens

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