JP3638096B2 - プレス成形用装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、自動車のオイルパンのように多数の工程を要する部品を成形するときに用いるプレス成形用装置で、複数の工程をまとめて1工程で行う装置に関するものである。上記複数の工程は、例えば、図6に示す8工程の内、フォーム、トリム、フランジアップ・ビード成形及びピアスを意味する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術としては、同出願人による特開平10−305331を挙げることができる。
【0003】
上記従来例によれば、フランジアップ工程で成形されたフランジ部にビードを成形するとすれば、このビード成形のために特別の工程を設ける必要がある。その理由は、上記従来技術では、複数の全ての工程がボルスタ内に設けられた成形シリンダの押し圧力で行われるため、所謂ビードの成形に足る力が発生できないためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、複数の工程を1個の金型で行う場合、フランジ部のビードの成形を十分な力で行える構造のプレス成形用装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明においては、特にビード成形に関しては、プレス機械のスライドの押し圧力がビード成形ダイにフルに伝達される構成にする。即ち、より具体的な手段は、プレス機械のスライドに固定された上ダイプレートと、プレス機械のボルスタに固定された下ダイプレートと、前記上ダイプレート側の部材を付勢する上部シリンダ装置と、前記下ダイプレート側の部材を付勢する下部シリンダ装置を備えたプレス成形用装置において、前記上ダイプレートに昇降自在に設けられ前記上部シリンダ装置で付勢されるビード成形ダイと、前記下ダイプレートに固定され前記ビード成形ダイに対向したビード成形パンチとを有し、更に、前記上ダイプレート側に設けられたトリムダイと、該トリムダイに対向し前記下ダイセット側に昇降自在に設けられ前記下部シリンダ装置で付勢されるトリムパンチとを有し、当該ビードを成形する際に上記上ダイプレートと前記ビード成形ダイとが接触する構成にしたことである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図6は、自動車のオイルパンの成形工程を示している。板材を所定のブランクにカットし、ブランクであるワークは以下のドロー、フォーム、トリム、フランジアップ・ビード成形及びピアス工程を経てオイルパンができる。
【0007】
本実施例においては、前記全工程の内フォーム、トリム、フランジアップ・ビード成形及びピアス工程を1個の金型で完了させる。
【0008】
図1において、プレス機械のスライド1に上ダイプレート2が固定され、スライド1に油圧で作動する上部シリンダ装置3が設けられ、その上部成形ピストン4が油圧で昇降自在になっている。
【0009】
上ダイプレート2にビード成形ダイ5が昇降自在に組み込まれている。ビード成形ダイ5は、上型ピン6を介して上部成形ピストン4で付勢される。
【0010】
上ダイプレート2にピアスパンチ7が固定され、ピアスパンチ7を案内する穴がビード成形ダイ5に明けられている。
【0011】
上ダイプレート2にフランジアップダイ8とトリムダイ9が設けられている。ビード成形ダイ5は、上ダイプレート2に案内されて昇降する。ビード成形ダイ5は、ビード成形ダイ5に設けられた顎部がフランジアップダイの端部に係合することによって引き上げられる。
【0012】
プレス機械のボルスタ11に下ダイプレート12が固定されている。下ダイプレート12に、ビード成形パンチ13が設けられている。このビード成形パンチ13はビード成形ダイ5と協働してビードを成形すると共に、フランジアップダイ8と協働して、フランジアップの加工も行う。
【0013】
ビード成形パンチ13には、ピアスパンチ7挿入用の穴が明けられていて、ピアスパンチ7と当該穴によりピアス加工が行われる。
【0014】
ビード成形ダイ5と下ダイプレート12は、予め成形された半加工品の形状にほぼ合う形状になっている。
【0015】
ボルスタ11の下方に下部シリンダ装置14が設けらている。下部シリンダ装置14には、下部成形ピストン15が組み込まれ、油圧で昇降自在になっている。
【0016】
下ダイプレート12の周囲に、トリムパンチ10が配備されている。トリムパンチ10は、トリムダイ9に対向し、下型クッションピン16を介して下部成形ピストン15で付勢され、昇降自在になっている。
【0017】
図2において、予備成形された半加工品であるワークWが下ダイプレート12の上に供給されるとスライド1が下降し、ビード成形ダイ5がワークWに接触する。図3において、更にスライド1が下降するとビード成形ダイ5が上型ピン6を介して上部成形ピストン4で付勢され、ワークWのR部の成形、即ちRつぶし加工が行われる。
【0018】
図4において、更にスライド1が下降すると、上部ピストン4が逃げて、スライド1の押し圧力は上ダイプレート2、フランジアップダイ8を介してトリムダイ9に伝達される。他方トリムパンチ10は下型クッションピン16を介して下部成形ピストン15で付勢される。トリムダイ9とトリムパンチ10によってトリム加工が行われる。
【0019】
図5において、なおもスライド1が下降するとスライド1の押し圧力は、上ダイプレート2を介してビード成形ダイ5に伝達される。この時点で、フランジアップ加工、ピアス加工、フランジの平坦出し加工及びビード決め押し加工が行われる。これらの加工に関わる力は、スライド1とボルスタ11によって発生させることになる。
【0020】
【発明の効果】
本願発明によれば、複数の工程を1個の金型で行う場合、ビード成形をスライドの押し圧力で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図
【図2】縦断面図
【図3】縦断面図
【図4】縦断面図
【図5】縦断面図
【図6】工程の説明図
【符号の説明】
1はスライド、2は上ダイプレート、3は上部シリンダ装置、4は上部成形ピストン、5はビード成形ダイ、6は上型ピン、7はピアスパンチ、8はフランジアップダイ、9はトリムダイ、10はトリムパンチ、11はボルスタ、12は下ダイプレート、13はビード成形パンチ、14は下部シリンダ装置、15は下部成形ピストン、Wはワークである。

Claims (1)

  1. プレス機械のスライドに固定された上ダイプレートと、プレス機械のボルスタに固定された下ダイプレートと、前記上ダイプレート側の部材を付勢する上部シリンダ装置と、前記下ダイプレート側の部材を付勢する下部シリンダ装置を備えたプレス成形用装置において、前記上ダイプレートに昇降自在に設けられ前記上部シリンダ装置で付勢されるビード成形ダイと、前記下ダイプレートに固定され前記ビード成形ダイに対向したビード成形パンチとを有し、更に、前記上ダイプレート側に設けられたトリムダイと、該トリムダイに対向し前記下ダイセット側に昇降自在に設けられ前記下部シリンダ装置で付勢されるトリムパンチとを有し、当該ビードを成形する際に上記上ダイプレートと前記ビード成形ダイとが接触する構成にしたことを特徴とするプレス成形用装置。
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