JPH0717724Y2 - コンパートメント - Google Patents

コンパートメント

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JPH0717724Y2
JPH0717724Y2 JP1988022092U JP2209288U JPH0717724Y2 JP H0717724 Y2 JPH0717724 Y2 JP H0717724Y2 JP 1988022092 U JP1988022092 U JP 1988022092U JP 2209288 U JP2209288 U JP 2209288U JP H0717724 Y2 JPH0717724 Y2 JP H0717724Y2
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JP
Japan
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liquid crystal
door
compartment
partition
switch
Prior art date
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Application number
JP1988022092U
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English (en)
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JPH01130451U (ja
Inventor
宣文 山縣
和行 藤原
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は通常の利用者が他人に見られることをいやがる
ような用途に適用されるコンパートメントに関する。
(従来の技術) 適宜な画成体、例えば、側壁やブース或いはドア若しく
は板ガラス等で一人用の空間を囲い込み所謂パーソナル
なスペースを提供するようにしたコンパートメントは、
その通常利用者が他人に見られることをいやがるような
用途、例えば、便所等にこれを適用する場合、普通は、
利用者の姿態を透視不能な画成体で所要のスペースを少
なくとも側方から画成することにより構成される。
従来、斯かるコンパートメントは、利用者不在の折でも
内部を透かし見ることができないようになっていた。
(考案が解決しようとする問題点) この為、内部に実際に人が居るのかどうか判断をつけに
くく、気の弱い者だと、ノックをしそびれて無為な待時
間を過ごすことにもなっていた。
本考案は斯かる従来の問題点を有効に解決すべく為され
たもので、その目的とする処は、内部を透かして見るこ
とも、見せなくすることも可能なコンパートメントを提
供し、痴漢防止上有効で安全性の点で優れる。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、複数個連設されたト
イレ用コンパートメントの仕切用画成体と出入口ドア用
画成体との少なくとも一部を、液晶パネルで構成し、更
に、この液晶パネルをオン・オフ作動させる為のスイッ
チを用意するようにした。更に、仕切用画成体側スイッ
チと出入口ドア用画成体側スイッチとを別系統とした。
(作用) 上記手段によれば、液晶パネルのオン作動時にコンパー
トメントの内部を透かして見ることができ、逆にオフ作
動させれば、見せなくすることができる。従って、各コ
ンパートメントの各面の液晶パネルを全てオン(透明)
にすると、各コンパートメント内が素通しとなるため、
トイレ全体が広く見え、開放的になる。
又、仕切用画成体の液晶パネルと出入口ドア用画成体の
液晶パネルのオン・オフ動作をそれぞれ別々に行うこと
ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、添付図面に基いて、詳細に説
明する。
先ず、図を参照して、本実施例に係るコンパートメント
を備えたトイレの概要を述べる。
図はトイレ要部の見取図である。
図中、Tはトイレの全体を表し、トイレTは、所与の屋
内空間に適宜な壁パネルPw…を建並べて側壁Wsを形成す
ることにより所要のトイレスペースStを囲繞画成し、こ
れを間仕切壁Wpで大便所Tfと小便所Tuに分け、対応する
躯体床上に防水下地タイル仕上床Ftを張り、更に組天井
Ctを吊設して構成したプレファブタイプのもので、大・
小便所Tf,Tuの側壁Ws沿いに配管ユニットUt,Ut′を連設
して、前面に大便器Bfや小便器Bu等対応する端末機器を
取付け、以って、各大便器Bfに付き、その前方及び側方
周りのエリアを配管ユニットUtの幅で平面視長方形状に
囲い込むトイレコンパートメントC1,C2を設けたレイア
ウトになっている。
つまり、一人用のパーソナルスペースSp1を左右のトイ
レ用仕切ブース10,20及び手前正面のドア枠付ブース11
と出入口ドア12で囲い、後方を壁パネルPwと配管ユニッ
トUtで画成したコンパートメントC1と、同様なスペース
Sp2をドア枠付ブース21及び出入口ドア22で前方から囲
い込み、両側方は上記ブース20及び間仕切壁Wpに任せ、
後方を矢張り壁パネルPwと対応する配管ユニットUtで画
成するようにしたコンパートメントC2とを大便所Tfに連
設した形になっている。尚、トイレTの温度及び湿度
は、不図示のエアコンデイショナーにより、常時所定の
範囲内に維持しておくものとする。
以上において、本実施例では、コンパートメントC1,C2
の仕切ブース10,20及びドア12,22の各周縁部10a,12a,20
a,22aを除く略長方形の部分10b,12b,20b,22bを素通しの
開口として、こゝに夫々液晶パネル13,14,23,24を嵌め
込み、これをオン・オフ作動せしめる為の電気配線15,1
6,25,26を対応するブース10,20若しくはドア12,22の周
縁部10a,12a,20a,22aに通すようにしており、ブース側
配線15,25は、いずれも、夫々、両配管ユニットUtの前
面操作パネル17,27に導かれ、ドア側配線16,26は、各ド
ア12,22の室内側マニュアルロック系統18,28と連動する
マイクロスイッチ19,29に接続されている。
また、本実施例の場合、上記配線15,16,25,26をいずれ
も不図示の管理室に導き、モニタパネルに接続しておく
ものとする。
そして、各操作パネル17,27に強制オフスイッチ17a,27a
と操作表示ランプ17b,27bを設けて、ブース10,20の液晶
パネル13,23を共にコンパートメントC1の室内Sp1から、
またブース20の液晶パネル23のみをコンパートメントC2
の室内Sp2から、夫々、利用者自身の意志により、独立
且つ排他的にオフ作動させ、又その解除操作を行なえる
ようにすると共に、管理室のモニターパネルにサブコン
トロール用の共通スイッチを配備して、操作パネル17,2
7が強制オフ信号を発しない限り液晶パネル13,14,23,24
を遠隔操作により自由にオン・オフできるようにしてお
く。
一方、ドア12,22の液晶パネル14,24は、いずれも、ドア
ロック時にオフとなり、アンロック時にオンとなるよう
にする。
従って、第1図の様に、各液晶パネル13,14,23,24がオ
ンになっていて、コンパートメントC1,C2の室内Sp1,S
p2を外部から見透かすことができる状態を初期状態とす
れば、コンパートメントC1に利用者が入ってドア12を室
内Sp1側からロックした時にパネル14がオフとなり、続
いて強制オフスイッチ17aを押すとパネル13,23もオフと
なって、コンパートメントC1中の様子を透かし見ること
ができなくなる。
また、その時コンパートメントC2に人が入ってドア22を
ロックすると、パネル24がオフとなり、こちら側も内部
Sp2の様子を窺い知ることができなくなる。
この点、更に強制オフスイッチ27aを押すことを忘れな
いように、注意を換気する手段、例えば、チャイム等を
操作パネル27に付設することが望ましいが、本実施例で
は、操作表示ランプ27bの点灯により、スイッチ27aの操
作確認を行なわせる。従って、好ましくは、照光式の押
釦スイッチ一つに纏めるようにする。
次いで、コンパートメントC1の利用者が用を足して、再
度スイッチ17aを押すと、強制オフ状態が解除されて、
左側のパネル13が透けて見え、右側のパネル23は、コン
パートメントC2の強制オフスイッチ27aが解除状態の儘
になっている場合を除き、オフ状態を継続する。
そして、コンパートメントC1の利用者がドア12をアンロ
ックした時、パネル14が再びオンになる。
その後、コンパートメントC2の利用者が前記スイッチ27
aを再度押して解除した時、上記コンパートメントC1の
利用者が強制オフスイッチ17aを解除し忘れていたか、
同コンパートメントC1の次の利用者が既にスイッチ17a
を操作しているのでなければ、パネル23が再びオン状態
に戻る。そして、ドア22をアンロックするとパネル24も
オンになる。
本実施例によれば、コンパートメントC1,C2のブース10,
20とドア12,22に液晶パネル13,14,23,24を嵌着し、更
に、これをオン・オフさせる為の17a,27aや19,29等を用
意したので、コンパートメントの内部Sp1,Sp2を透かし
見ることも、見せなくすることもでき、利用者の存否を
知るのに都合が良い。
しかも、出入口ドア12,22の液晶パネル14,24をドアロッ
ク時にオフ、アンロック時にオンとしているので、ドア
12,22の前に立ってみれば、中に人が居るのかどうか一
目で分る。
また、各コンパートメントの室内Sp1,Sp2に強制オフス
イッチ17a,27aを設けて、関係する仕切ブース10,20の液
晶パネル13,23を在室者の自由意志で強制的にオフにで
きるようにし、その解除操作も行なえるようにしている
ので、他人の目を避けたい間は、オフにしておき、誰か
に見て欲しい時、例えば、不測の事態が生じていること
を外部の者に察知して貰いたい場合等、単純な操作でオ
ンに戻せる。
この点、間仕切壁Wpの方にも液晶パネルを設けて、コン
パートメントC1が強制オフの時でも、コンパートメント
C2の内部を見透かせるようにしておくことが望ましい。
尚、コンパートメントC1,C2間の仕切ブース20の場合、
液晶パネルを二重にして、操作パネル17,27から別々に
操作できるようにしても良い。
また、本実施例によれば、各液晶パネル13,14,23,24の
電気配線15,16,25,26を管理室のモニターパネルに接続
しているので、巡回警備等に際し、残りの者がいるかど
うか検討がつき便利であるし、特に夜間の場合、共通ス
イッチを一旦オンにしてから巡回に出かけるようにすれ
ば、大便所Tfの左方から見た時、一目でコンパートメン
トC1,C2を見通すことができ、従って、不意打ちを喰ら
わずに済む。その際、強制オフの解除し忘れがあって
も、モニターパネルで既にその場所は分っており、ドア
の前に来れば、容易に確認でき、もしドア側液晶パネル
14,24もオフであれば、ロック状態を調べ、不審者の存
在を念頭においてノックした後、マスターキーで開けて
みる等の処置を講じることができる。
尚、電源スイッチを共通オン・オフスイッチとして利用
することは、管理体制に問題がなければ原則的に差支え
ない。
また、警備システムが整っていれば、ドア側にだけ液晶
パネルを設けるようにしても良い。
(考案の効果) 以上の説明により明らかな如く、本考案によれば、複数
個連設されたトイレ用コンパートメントの画成体を、少
なくとも一部、液晶パネルで構成し、更に、この液晶パ
ネルをオン・オフさせる為のスイッチを、仕切用画成体
側スイッチと出入口ドア用画成体側スイッチの2系統に
分けて用意したので、仕切用画成体の液晶パネルと出入
口用画成体の液晶パネルのオン・オフ作動を別々に行う
ことができる。
従って、各コンパートメントの各面の液晶パネルを全て
オン(透明)にすると、各コンパートメント内が素通し
となるため、トイレ全体が広く見え、開放的になる。
又、仕切用画成体側液晶パネルをオン(透明)にして、
不測の事態等が発生したことを隣のコンパートメントの
使用者に察知させることができ、逆に、隣のコンパート
メントの使用者がこの液晶パネルをオン(透明)にしよ
うとしてもオフ(不透明)状態を強制的に保持させるこ
とが可能となる。
一方、出入口側液晶パネルは、使用者がコンパートメン
ト内に入った時にオフ(不透明)となり、コンパートメ
ントから出た時にオン(透明)となるように制御するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係るコンパートメントを備えた
トイレに付いてのもので、図はトイレ要部の見取図であ
る。 尚、図中、10、20はトイレ用仕切ブース、11,21はドア
枠付ブース、12,22は出入口ドア、13,14,23,24は液晶パ
ネル、15,16,25,26は電気配線、17,27は操作パネル、17
a,27aは強制オフスイッチ、18,28はマニュアルロック、
19,29はドアスイッチ、Bfは大便器、C1,C2はコンパート
メント、Sp1,Sp2はその室内、Tfは大便所、Wsは側壁、
Wpは間仕切壁を表している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の姿態を透視不能な画成体で一人用
    の空間を側方から画成して成るトイレ用コンパートメン
    トにおいて、 前記コンパートメントを複数個連設させ、前記コンパー
    トメント間を仕切る仕切用画成体と各コンパートメント
    の出入口ドア用画成体との少なくとも一部を液晶パネル
    で構成し、 前記仕切用画成体に設けた液晶パネルをオン・オフ作動
    させる為のスイッチと、出入口ドア用画成体に設けた液
    晶パネルをオン・オフ作動させる為のスイッチとを別系
    統として設けるとともに、 仕切用画成体側液晶パネルのスイッチは隣接するコンパ
    ートメントの使用・不使用に応じて一定の制約のもとに
    作動し、 出入口ドア用画成体側液晶パネルのスイッチはドアの開
    閉に連動して作動するよう構成されたことを特徴とする
    コンパートメント。
JP1988022092U 1988-02-22 1988-02-22 コンパートメント Expired - Lifetime JPH0717724Y2 (ja)

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JP1988022092U JPH0717724Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 コンパートメント

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JP1988022092U JPH0717724Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 コンパートメント

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Publication Number Publication Date
JPH01130451U JPH01130451U (ja) 1989-09-05
JPH0717724Y2 true JPH0717724Y2 (ja) 1995-04-26

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ID=31239896

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988022092U Expired - Lifetime JPH0717724Y2 (ja) 1988-02-22 1988-02-22 コンパートメント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6351052U (ja) * 1986-09-20 1988-04-06

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JPH01130451U (ja) 1989-09-05

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