JP4257222B2 - 幼児用トイレブースと幼児用トイレ施設 - Google Patents

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Description

本発明は、幼稚園、保育園、保育所、託児所等に設置される幼児用トイレブース及び幼児用トイレ施設に関するものである。
共用トイレにおいて大便器があるトイレブースそれぞれは建物躯体壁やパネルなどの壁体を周囲に配置するとともに、ブース出入口に使用者が開け閉めできる扉を配置することで必用時に閉じられた空間が得られるようにしているのが一般的であるが、車椅子使用者も使用可能とするために、スライド壁を用いてブース内空間の拡大が行なえ、内部に車椅子で進入できるようにした工夫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、車椅子使用者専用のトイレブースにおいては、使用者が降りた車椅子を近くに置くことができるようにブース内空間を大きくするとともに、介添者がトイレブース内の様子を確認し易くするために、ブース出入口に扉を設けない工夫も提案されている(例えば、特許文献2参照)。このようなトイレブース内の様子を確認するという同様の目的から、一般の幼稚園、保育園、保育所、託児所などの幼児用トイレブースにおいてもブース出入口に扉を取り付けずに、監督者が中の様子を確認し易くすることがある。
特開平10−131526号公報 特開2000−27470号公報
しかしながら、上述したように幼稚園などの幼児用のトイレブースでブース出入口に扉を設けないようにした場合、幼児がトイレを使用中の状況を不特定多数の人が自由に視認できることとなり、幼児に対して何のプライバシー保護もなされないという問題が生じるとともに、使用中の幼児側から開放されたブース出入口が見えることから落ち着いて用をたすことができないという問題がある。
そこで本発明は、扉を必要とせずかつ、通常の視線では使用中の姿を視認することができない空間を幼児用のトイレブースで実現することを課題とし、幼児のプライバシーを保護するとともに、必用時には保母などの管理者が必要時に簡単にブース内を確認できる幼児用トイレブースを得ることを目的とする。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、便器を配した空間の四方に壁体を配置したトイレブースであって、ブース出入口は便器の前方に位置して該便器の前後方向に沿った方向を出入口間口方向とし、ブース出入口を間にして対向するブース出入口側の壁体それぞれを出入口間口方向と交差する方向に延長して、互い違い状に配置されたブース出入口側の壁体により、ブース周囲からブース出入口を介した便器方向への目視を不能にする遮蔽部を形成し、かつ、ブース出入口を扉などの閉鎖物が位置しない非閉鎖状態に形成し、ブース出入口を間にしている前記壁体の内、便器側の壁体の端部が便器の前方に位置していることを特徴とする幼児用トイレブースを提供して、上記課題を解消するものである。
そしてこの発明において上記壁体の一部もしくは全部の高さが、500mm以上2000mm以下とすることが可能でありまた、上記ブース出入口の間口方向の間隔が、300mm以上900mm以下とすることが可能である。
また、もう一つの発明は、上記幼児用トイレブースを並設し、トイレブース間に位置する壁体を、該壁体の両側のトイレブースが共有することを特徴とする幼児用トイレ施設であり、この幼児用トイレ施設を提供して上記課題を解消するものである。
本発明にあっては、扉の取付けが無いにも拘わらず、幼児のトイレ使用中の姿を不特定多数の人達は通常の視線において自由に視認することはできず、幼児のプライバシーを保護することができる。
そして、壁体の少なくとも一部の高さを、監督者が上部より覗いたりするのに都合の良い高さに設定することで、内部の状況把握が容易にできるようになる。また、壁体が通常の大人用トイレブースにおける壁体の高さであると幼児は息苦しさを感じるが、壁体の高さを下げた本発明により開放感を持ち安心できて、用をたすことができるようになる。
本発明の幼児用トイレ施設では、トイレブースの数を特に定める必要は無く、奇数や偶数の違ったデザインおよび使い勝手による幅広いニーズに応えることができる。そして、間の壁体を共有することで、複数のトイレブースの並びをコンパクトなものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は幼児用トイレブースの一例を示す平面図である。符号1に示すものは幼児用トイレブースであり、符号2に示すものは便器である。躯体壁や間仕切り壁からなる壁体3を便器2の周りに配置することで前記幼児用トイレブース1が構成されていて、図示するようにこの幼児用トイレブース1では壁体3を対向配置させることでブース出入口4が設けられており、このブース出入口4は扉を取り付けない非閉鎖状態にして形成されている。
上記幼児用トイレブース1の壁体3それぞれは、相互の連結部分が図示しない必要数の固着手段を用いて連結され、さらに間仕切り壁タイプの壁体3にあっては、アンカーボルトなどの図示しない強固な固着手段を用いて床面に立設されている。
幼児用トイレブース1のブース出入口4においては、図示されているように便器2の前方に位置して該便器2の前後方向に沿った方向Aを出入口間口方向としており、このブース出入口4を間にして対向するブース出入口4側の壁体3それぞれは、出入口間口方向と交差する方向に延長し、図示のようにブース出入口4を間にしている前記壁体3の内、便器2側の壁体3の端部を便器の前方に位置させながら、ブース出入口4側の壁体3互い違い状に配置されている。このブース出入口4側の対の壁体3により、ブース周囲からブース出入口4を介した便器方向Aへの目視を不能にする遮蔽部5が形成されている。即ち、図2に示すように、幼児用トイレブース1をそのブース出入口4がある正面側から見た場合には、幼児用トイレブース1の内側を見ることができないように設けられており、トイレを使用中の幼児のプライバシーを保護している。また、使用中の幼児からもそのブース出入口4から外部が見えない状態となっており、落ち着いて用をたすことができる。
また、壁体3の一部もしくは全部の高さ6は500mm〜2000mmに設定されていてブース天面が開放されており、使用中の幼児に圧迫感を生じさせないようにしている。壁体3の高さ6は前述のように500mm〜2000mmであればよいが、好ましくは1000mm〜1200mmの範囲とする。
なお、必要に応じて幼児用トイレブース1の周囲の床面の高さ設定により監視者がブース内の様子を簡単に見ることができるようにする。
また、上記ブース出入口4は、その間隔7を300mm〜900mmの範囲にすることが可能であり、好ましくは400mm〜500mmの範囲とする。なお、車椅子を使用した幼児がいる場合には車椅子に乗ったままブース出入口4を支障無く楽に通ることができる間口寸法とすればよい。
上記実施の形態では、ブース背面側を躯体壁とし他面をパネルタイプの間仕切り壁とした壁体3を用い、そして、ブース出入口4側の壁体3にあっては断面弧状の曲面を呈した形態としているが、本発明の幼児用トイレブース1はこれに限定されず、図3に示すようにブース背面とブース側面との二方を躯体壁、他を間仕切り壁としてもよく、そして、ブース出入口4側の壁体3それぞれも平板状の形態とすることができる。
図4は上記幼児用トイレブース1を二つ並設してなる本発明の幼児用トイレ施設8の一例を示している。そして、この幼児用トイレ施設8にあっては、隣合う幼児用トイレブース1の間に位置する壁体3を、その隣合う二つの幼児用トイレブース1が共有する構成としている。このように幼児用トイレ施設8は間の壁体3をその壁体3の両側の幼児用トイレブース1が共有するため、全体としてコンパクトにすることができ、トイレ室の室内空間に対してこの幼児用トイレ施設8が占める割合を下げて、トイレ室の室内の有効利用する設計が図れる。
この幼児用トイレ施設8は二つの幼児用トイレブース1の並設形態に限定されるものではなく、三つ以上の幼児用トイレブース1が並設されるものであってもよく、さらに並設する方向は図示の形態に限定されない。
本発明による幼児用トイレブースの一例を平面で示す説明図である。 一例におけるブース出入口側を示す説明図である。 他の例を平面で示す説明図である。 幼児用トイレ施設の一例を平面で示す説明図である。
符号の説明
1…幼児用トイレブース
2…便器
3…壁体
4…ブース出入口
5…遮蔽部
6…高さ
7…間隔
8…幼児用トイレ施設
A…便器の前後方向に沿った方向

Claims (4)

  1. 便器を配した空間の四方に壁体を配置したトイレブースであって、ブース出入口は便器の前方に位置して該便器の前後方向に沿った方向を出入口間口方向とし、ブース出入口を間にして対向するブース出入口側の壁体それぞれを出入口間口方向と交差する方向に延長して、互い違い状に配置されたブース出入口側の壁体により、ブース周囲からブース出入口を介した便器方向への目視を不能にする遮蔽部を形成し、かつ、ブース出入口を扉などの閉鎖物が位置しない非閉鎖状態に形成し、ブース出入口を間にしている前記壁体の内、便器側の壁体の端部が便器の前方に位置していることを特徴とする幼児用トイレブース。
  2. 上記壁体の一部もしくは全部の高さが、500mm以上2000mm以下である請求項1に記載の幼児用トイレブース。
  3. 上記ブース出入口の間口方向の間隔が、300mm以上900mm以下である請求項1または2に記載の幼児用トイレブース。
  4. 請求項1から3の何れか一項の幼児用トイレブースを並設し、トイレブース間に位置する壁体を、該壁体の両側のトイレブースが共有することを特徴とする幼児用トイレ施設。
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