JP6319743B2 - サニタリールーム - Google Patents
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Description
また、特許文献2に係るトイレ・シャワー室ユニットにおいても、便器側のドア横に入隅壁が設けられているため、便器から見て右側の間隔が狭く、介護者がこの便器右側の空間に入れないばかりでなく、歩行可能な被介護者にとっても便器にアクセスしにくいという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、省スペースを図りながら、便器の両側に介護者の入るスペースを確保でき、自力で歩行可能な被介護者が、ドアから便器に容易にアクセス可能なサニタリールームの提供を目的とする。
平面視で前記出入口壁に対し垂直に設けられる一方の側壁と、前記出入口壁に対向する後壁と、前記一方の側壁と前記後壁の間に設けられ前記一方の側壁及び前記後壁に対し平面視で傾斜する入隅壁と、前記入隅壁を背に平面視で前後方向が前記後壁及び一方の側壁に傾斜するよう設けられる洋式便器と、前記洋式便器の幅方向の両側に設けられたアームレスト部を有する一対のサイドサポートと、を備えるサニタリールームであって、前記一方の側壁側のサイドサポートが洋式便器着座時使用位置と前記一方の側壁に沿う手摺り専用使用位置とを選択可能に水平方向に回動可能に構成されており、前記ドア枠は、一方の縦枠が前記一方の側壁に隣接するよう設けられ、前記ドアは、スライドドアからなり、前記一方の縦枠のところから開くよう設けられ、前記ドア枠の一方の縦枠に沿う出入口を形成可能なことを特徴とすることを特徴とする。
ここで、「ドア」とは、開き戸や引き戸に加えアコーディオン式のドア、カーテン等、出入口を開閉可能な構成をすべて含む概念とし、「出入口」とは、ドアを開放して形成された開口部をいうものとする。また、縦枠が側壁に「隣接する」とは、縦枠の枠内側の面と側壁の内面との距離D1(図1参照)が、50mm以下であることをいうものとする。
図1に、本発明の第1実施形態に係るサニタリールーム100を示す。サニタリールーム100は、ユニット式であって、防水床パン1と、防水床パン1の周縁に立設される後壁21、一方の側壁22、他方の側壁23、及び入隅壁24、及び出入口壁25と、天井パネル5(図2参照)と、センタースタッド6と、コーナースタッド7とによりスケルトンが構成され、一方の側壁22側に洋式便器3を備えたトイレスペースが設けられ、他方の側壁23側にシャワースペースが設けられている。後壁21、一方の側壁22、他方の側壁23、及び入隅壁24は、5枚の壁パネル9及び入隅パネル8により形成され、出入口壁25は、主にスライドドア(特許請求の範囲の「ドア」)4、及びドア枠41により形成される。また、洋式便器3の幅方向の両側には、一対のサイドサポート31,31が設けられている。
また、上側水平部311aと下側水平部311bは、基端側が支柱取り付け筒部313の側方壁に溶接固定されている。
一方の支持部材314は、支柱部314aの中心軸が鉛直となるように、壁面固着部314bが後壁21の入隅壁24近傍に固定されている。
他方の支持部材314は、支柱部314aの中心軸が鉛直となるように、壁面固着部314が一方の側壁22の入隅壁24近傍に固定されている。
なお、サイドサポート本体311は、洋式便器着座時使用位置a、あるいは、手摺り専用使用位置bで上方に押し上げられると、回動ロックが解除されて、その状態で水平方向に押す(あるいは引く)と押した方向(あるいは引いた方向)に回動し、洋式便器着座時使用位置a、あるいは手摺り専用使用位置bまで回動すると、自重で回動ロック状態となるようにされている。
そして、一方の側壁22側のサイドサポート31を手摺専用使用位置bへ回動させ、ドア枠41の一方の縦枠411に沿って出入口を形成すると、出入口からすぐこのサイドサポート31に手が届くため、被介護者が手摺りを頼りに容易に便器にアクセスすることができる。
図7は、本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態では、隣接する2つの個室R1,R2に、それぞれ本発明にかかるサニタリールーム100、200を設置する例を示している。サニタリールーム200は、サニタリールーム100に対し左右対称に構成され、ドアから見て左側に入隅壁224、一方の側壁222及びトイレスペースを備えている。本実施形態では、サニタリールーム100と、200とを、互いの後壁21,221を背中合わせにして、隣接する2つの個室R1,R2の隔壁Wを挟んで面対称に配設している。
21 後壁
22 一方の側壁
24 入隅壁
25 出入口壁
3 洋式便器
31 サイドサポート
312 アームレスト部
4 ドア
41 ドア枠
411 縦枠
8 入隅パネル
8a 入隅パネル本体
8b 後壁側屈曲部
8c 一方の側壁側屈曲部
a 洋式便器着座時使用位置
b 手摺り専用使用位置
Claims (1)
- ドア、及びドア枠を有する出入口壁と、
平面視で前記出入口壁に対し垂直に設けられる一方の側壁と、
前記出入口壁に対向する後壁と、
前記一方の側壁と前記後壁の間に設けられ前記一方の側壁及び前記後壁に対し平面視で傾斜する入隅壁と、
前記入隅壁を背に平面視で前後方向が前記後壁及び一方の側壁に傾斜するよう設けられる洋式便器と、
前記洋式便器の幅方向の両側に設けられたアームレスト部を有する一対のサイドサポートと、を備えるサニタリールームであって、
前記一方の側壁側のサイドサポートが洋式便器着座時使用位置と前記一方の側壁に沿う手摺り専用使用位置とを選択可能に水平方向に回動可能に構成されており、
前記ドア枠は、一方の縦枠が前記一方の側壁に隣接するよう設けられ、
前記ドアは、スライドドアからなり、前記一方の縦枠のところから開くよう設けられ、前記ドア枠の一方の縦枠に沿う出入口を形成可能なことを特徴とするサニタリールーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014126937A JP6319743B2 (ja) | 2014-06-20 | 2014-06-20 | サニタリールーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014126937A JP6319743B2 (ja) | 2014-06-20 | 2014-06-20 | サニタリールーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016006255A JP2016006255A (ja) | 2016-01-14 |
JP6319743B2 true JP6319743B2 (ja) | 2018-05-09 |
Family
ID=55224814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014126937A Active JP6319743B2 (ja) | 2014-06-20 | 2014-06-20 | サニタリールーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6319743B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JPS6021724A (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-04 | 松下電工株式会社 | サニタリ−ユニツト |
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-
2014
- 2014-06-20 JP JP2014126937A patent/JP6319743B2/ja active Active
Also Published As
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JP2016006255A (ja) | 2016-01-14 |
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