JP5827201B2 - ユニットシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ユニットを用いたユニットシステムに関する。
従来では、一つのユニットで一つの浴室を形成している。そして、ユニットは、浴槽用の浴槽パンと、洗い場用の洗い場パンとを冶具等で接続して床パンを形成したものや、複数の壁パネルを隣接配置すると共に冶具等で接続して壁面を形成したもの等がある(例えば特許文献1参照)。
特開平8−196469号公報
ところで、ユニットは、浴室設備等の諸設備を設置可能な数が限られている。このため、例えば、異なる入浴設備等の複数種の諸設備を選択的に利用することや、複数人で個別に諸設備を利用すること等が行い難いという問題がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであって、複数種の諸設備を選択的に利用可能としたり、複数人で利用可能としたりしたユニットシステムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、浴室設備、洗面設備、便所設備、脱衣所設備のいずれかもしくはこれらを複合した設備を備えた複数種のユニットから、少なくとも二つの前記ユニットを選択すると共に、選択した前記ユニットを隣り合わせて配置し、隣り合う前記ユニットにそれぞれ外部空間との利用者往来用の出入口を設けるとともに、隣り合う前記ユニットを連通させる利用者往来用の連通口を、前記隣り合う前記ユニットの間に設けたものであり、隣り合う前記ユニットは各々、相手の前記ユニットと隣り合う壁面に、開口部を向かい合って備え、前記連通口の枠体を、向い合う前記開口部に跨って設けたものであり、前記枠体の下枠部を、隣り合う前記開口部の下端に跨り載置して設け、前記開口部の側方では、隣り合う前記ユニットの床パンの外周端に一体に形成した立上り片の上端それぞれに、隣り合う前記ユニットの間で相対向する壁パネルを立設したものであることを特徴とする。
また、本発明は、隣り合う前記ユニットは各々、前記壁面を形成する壁パネルを備え、前記枠体は、前記向かい合う前記開口部の側端に跨る縦枠部を備え、前記向かい合う前記開口部の前記側端に跨る補強部材を、前記縦枠部の外側に設け、前記壁パネルの前記側端を形成する側端片を介在して、前記縦枠部を前記補強部材に固定したものであることが好ましい。
また、本発明は、隣り合う前記ユニットは各々、床パンを備え、前記床パンは、前記隣り合う前記ユニット側の前記開口部を除く外周端に、立上り片を備え、前記隣り合う前記ユニットの前記立上り片同士を接続する接続部材を設け、前記接続部材は、前記立上り片同士を前記隣り合う方向において挟持して前記間を所定の寸法に保持する上部材と、前記上部材の下方に配置し前記上部材と共に前記立上り片を上下方向において挟持する下部材とを備えたものであることが好ましい。
また、本発明は、前記下枠部を前記開口部の前記下端に固着具で固定し、前記下枠部は、前記固着具設置用の凹みを有し、前記凹みを覆うカバーを、前記凹みとの間に止水部材を介在して前記下枠部に脱着自在で取り付けたものであることが好ましい。
また、本発明は、選択された前記ユニットのうち、少なくとも二つの前記ユニットは各々、前記浴室設備として少なくとも入浴設備を備えたものであることが好ましい。
本発明は、二つ以上のユニットを一つのユニットシステムとして利用することができる。これによって、本発明は、複数種の諸設備を選択的に利用可能としたり、各ユニットや諸設備を複数人で個別に利用可能としたりすることができる。
ユニットシステムの一部を省略した平面図である。 図1のB−B断面図である。 ユニットシステムの斜視図である。 床パンの開口部周辺の斜視図である。 図4の領域E1の拡大図を示し、(a)は接続部材取付直前の状態であり、(b)は接続部材取付後の状態である。 (a)は図5(b)のD−D断面図であり、(b)は立上り片を点線で示した図5(b)のE−E断面図である。 接続部材の変形例を示し、(a)は図5(b)のD−D断面図であり、(b)は立上り片を点線で示した図5(b)のE−E断面図である。 接続部材の他の変形例を示し、(a)は図5(b)のD−D断面図であり、(b)は立上り片を点線で示した図5(b)のE−E断面図である。 枠体の斜視図である。 連通口の説明図を示し、(a)は開口部への枠体取付直前の状態であり、(b)は壁パネルへの枠体固定直前の状態である。 図2の連通口周辺の拡大図である。 枠体の下端部周辺の斜視図を示し、(a)は止水ブロック無しの状態であり、(b)は止水ブロック有りの状態である。 止水ブロックの断面図である。 (a)はカバーの斜視図であり、(d)はカバー取付直前の連通口周辺の拡大図である。 図12の位置における枠体の下端部にカバーを取り付けた状態を示し、(a)は斜視図であり、(b)は止水ブロック周辺での断面図であり、(c)は幅方向中央側での断面図である。 (a)は縦枠部周辺の分解斜視図であり、(b)は図14(b)のH−H断面図である。 (a)は第1ユニットと第3ユニットとで形成した変形例の一部を省略した平面図であり、(b)は第2ユニットと第4ユニットとで形成した変形例の一部を省略した平面図である。 三つのユニットを直線状に並べて形成した変形例の一部を省略した正面図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。本実施形態のユニットシステム(以下、本システムとする)は、浴室設備15、洗面設備、便所設備、脱衣所設備等の諸設備のいずれかを備えた複数種のユニット1(ユニットルーム)で形成される。本システムは、複数種のユニット1から、少なくとも二つのユニット1を選択する。そして、本システムは、図1乃至図3に示すように、この選択した二つ以上のユニット1を隣り合わせて配置して形成される。更に、本システムは、隣り合うユニット1同士を連通させる利用者往来用の連通口5を、この隣り合うユニット1の間に設けてある。言い換えると、本システムは、連通口5によって複数のユニット1を連通・接続したユニット群で形成してある。
本システムにおいて、ユニット1は、例えば、浴室設備15を各々備えた浴室ユニット11になっている。浴室設備15は、例えば、入浴設備15aや、水栓装置153や、シャワー装置154等になっており、入浴設備15aは、例えば、浴槽151やシャワー浴装置152やサウナ浴装置等となっている。
また、ユニット1は各々、平面視矩形の箱状に形成してある。そして、各ユニット1は、建物に既設の部屋内に設けられる。このため、前記部屋の内壁は、ユニット1の内壁で形成される。そして、前記ユニット群には、前記部屋と外部空間との利用者往来用の出入口111が、連通口5とは別に設けてある。出入口111は、一つ以上のユニット1に設けられる。このため、前記ユニット群は、出入口111によって、建物に既設の他の部屋等の一つ或いは複数の外部空間(不図示)に連通・接続して配置される。
本システムにおいて、前記外部空間は、例えば、建物に既設の脱衣室になっている。この脱衣室は、平面視矩形状の部屋になっている。そして、前記脱衣室の一端には、両ユニット1の出入口111が連通・接続してある。このため、二つのユニット1は、前記脱衣室の前記一端辺に沿って並んで配置してある。そして、二つのユニット1は前記一端辺に沿った向きで隣り合っている。言い換えると、二つのユニット1は、同じ脱衣室に接続してあり、隣り合って並んで配置してある。
以下の説明においては、前記脱衣室の前記一端辺に沿った向きすなわちユニット1の隣り合う方向を左右方向とし、左右方向に直交してユニット1から脱衣室に向かう方向を前方とし、この前方に対する反対側の向きを後方とする。そして、両ユニット1を区別する場合には、正面視において(後方に向かって視て)、左側のユニット1を第1ユニット11aとし、右側のユニット1と第2ユニット11bとする。
第1ユニット11aは、前端の右側に出入口111が設けてあり、出入口111を介して前記脱衣室に連通・接続している。そして、第1ユニット11aは、右端(右側の壁面)の前後方向の略中央に連通口5(詳細は後述する)用の開口部12(第1開口部12a)が設けてある。第1開口部12aは、側面視矩形の枠状に形成してある。
また、第1ユニット11aは、床パン2(第1床パン21a)と、壁パネル3(第1壁パネル3a)と、天井パネル4(第1天井パネル4a)とを備える。第1床パン21aは、平面視矩形状に形成してある。第1床パン21aは、入浴設備15aとしての浴槽151が、左側に設置してある。そして、第1床パン21aは、第1開口部12aの位置に、連通口5用の設置面25が設けてある。この設置面25は、床面より一段低く形成してあり、上面が略水平面になっている。そして、この設置面25が、第1開口部12aの下端部121(詳細は後述する)として機能する。
第1床パン21aは、図4や図5に示すように、第1床パン21aの端辺全周のうち、出入口111及び第1開口部12aの下端部121を除く部位の略全体に亘って、立上り片22(第1立上り片22a)が設けてある。立上り片22は、水返し片23(第1水返し片23a)と、壁パネル3用の設置部24(第1設置部24a)とを有する。
第1水返し片23aは、第1床パン21aの床面から上方に立ち上がっており、第1床パン21aと一体に形成してある。このため、第1床パン21aは、第1水返し片23aによって、第1床パン21a外への水撥ねを抑制している。
第1設置部24aは、第1水返し片23aの上端に設けてある。第1設置部24aは、平面視において第1床パン21aから離れる向きで、第1水返し片23aから突出しており、第1水返し片23aと一体に形成してある。そして、第1設置部24aは、断面略L字状になっており、第1水返し片23aから上方に突出して形成してある。言い換えると、第1設置部24aは、第1水返し片23aの上端から略水平に突出した横片241(第1横片241a)と、第1横片241aの突出先端から略垂直に立ち上がる縦片242(第1縦片242a)を有する。以下、平面視において、床パン2から離れる向き(ユニット1の室外側)を室外側とし、反対の向きを室内側とする。
また、第1立上り片22aは、第1開口部12aに至る端部(前端、後端)に、板状部221(第1板状部221)が夫々設けてある。第1板状部221は、板面を前後方向に向けて形成してある。そして、第1板状部221は、第1水返し片23a及び第1設置部24aの前記各端部の全体から室外側に突出しており、第1水返し片23a及び第1設置部24a、第1開口部12aの下端部121(床パン2)と一体に形成してある。なお、第1開口部12aの下端部121(設置面25)の室内側の端辺は、本例において第1立上り片22aより室内側に位置しているが、第1立上り片22aと前後方向に略並んで位置してもよい。
第1壁パネル3aは、図1や図2に示すように、矩形板状に形成してある。第1壁パネル3aは、複数設けてある。第1壁パネル3aは、第1設置部24aの上方に取り付けてある。そして、第1壁パネル3aは、第1設置部24aの平面視略全長に亘って配置されており、出入口111及び第1開口部12aに配置されない。更に、複数の第1壁パネル3aは、隣接した状態で、第1設置部24aに沿って配置される。
このため、第1壁パネル3aは、ユニット1を配置した前記部屋において、第1ユニット11a側の空間の内壁を形成している。そして、第1ユニット11aの後側の壁面の右側には、洗面台が設けてある。該洗面台は、カラン(水栓装置153)と、鏡と、ハンドシャワー(シャワー装置154)とを備える。言い換えると、第1ユニット11aは、浴室設備15として、入浴設備15aと、水栓装置153と、シャワー装置154とを備える。
更に、第1壁パネル3aは、板面において上下方向に直交する端部(板の側端)に、側端片31(第1側端片31a)が設けてある。第1側端片31aは、前記側端から室外側に突出して形成してある。そして、第1側端片31aは、隣接する他の第1壁パネル3aの第1側端片31aに、例えばジョイナー(不図示)を用いる等で、固定してある。言い換えると、隣接する二つの第1壁パネル3aは、第1側端片31aで互いに固定される。
また、第1壁パネル3aの上端部は、略全周に亘って室外側に凹んでいる。言い換えると、第1壁パネル3aは、室内側に開口した凹部33を、上端部に有する。そして、凹部33の底(室外側の部位)を形成する第1壁パネル3aの背板部32(第1背板部32a)には、第1天井パネル4aの外周端が載置される。
第1天井パネル4aは、外周端に垂下片41(第1垂下片41a)が設けてある。第1垂下片41aは、第1天井パネル4aから下方に突出しており、第1天井パネル4aの外周端の略全周に亘って形成してある。そして、第1垂下片41aは、第1背板部32aの室外側を向く面(裏面)に当接される。第1垂下片41aは、この当接させた状態で、ねじ等の固着具8(第1の固着具81)によって第1背板部32aに固定される。これによって、第1天井パネル4aは、第1壁パネル3aの上方に取り付けられる。
第2ユニット11bは、床パン2(第2床パン21b)と、壁パネル3(第2壁パネル3b)と、天井パネル4(第2天井パネル4b)とを備える。そして、第2ユニット11bは、第1ユニット11aと略左右対称に形成してある。このため、第2壁パネル3bは、ユニット1を配置した前記部屋において、第2ユニット11b側の空間の内壁を形成している。言い換えると、本システムは、ユニット1を配置した前記部屋の内壁を、第1壁パネル3a及び第2壁パネル3bで形成している。
更に、第2ユニット11bは、前端の左側に出入口111が設けてあり、出入口111を介して前記脱衣室に連通・接続している。第2ユニット11bは、左端(左側の壁面)の前後方向の略中央に連通口5(詳細は後述する)用の開口部12(第2開口部12b)が設けてある。
このため、第2開口部12bは、左右方向において第1開口部12aと向かい合って位置する。そして、第2開口部12bは、側面視矩形の枠状に形成してあり、第1開口部12aと略同寸同形で開口している。言い換えると、第1ユニット11aと第2ユニット11bは、互いの隣り合う壁面に、同形の開口部12を向かい合って備える。
更に、第2ユニット11bは、第2床パン21bの右側に、浴槽151が設置されている。そして、第2ユニット11bの後側の壁面の左側には、鏡及びハンドシャワー付きの前記洗面台が設けてある。言い換えると、第2ユニット11bは、浴室設備15として、入浴設備15a(浴槽151)と、水栓装置153と、シャワー装置154とを備える。
以下、第1ユニット11aと区別する場合、第2床パン21bの立上り片22、水返し片23、設置部24、横片241、縦片242は夫々順番に、第2立上り片22b、第2水返し片23b、第2設置部24b、第2横片241b、第2縦片242bとする。そして、第1ユニット11aと区別する場合、第2壁パネル3bの側端片31、背板部32は夫々順番に、第2側端片31b、第2背板部32bとし、第2天井パネル4bの垂下片41は第2垂下片41bとする。
第1ユニット11aと第2ユニット11bとは、図4乃至6に示すように、接続部材6を介して接続してある。接続部材6は、右端の第1立上り片22a(第1水返し片23a及び第1設置部24a)と左端の第2立上り片22b(第2水返し片23b及び第2設置部24b)との間に設けてある。そして、接続部材6は、連通口5(第1開口部12a及び第2開口部12b)の前後に夫々一つずつ配置してある。また、接続部材6は、上部材61と下部材66とを備える。以下、接続部材6を設けた前記間を、ユニット1間と記載する。
上部材61は、下向きに開口した正面視矩形C字の板状部材で形成してある。そして、上部材61は、第1縦片242aの室内側の面(内面)に当接する第1当接片62と、第2縦片242bの内面に当接する第2当接片63と、第1当接片62及び第2当接片63を保持する保持部64とを有する。
保持部64は、下面(下方を向く板面)を第1縦片242aの上端及び第2縦片242bの上端に当接した状態で、前記ユニット1間に配置される。そして、保持部64は、左端から下方に第1当接片62が突出し、右端から下方に第2当接片63が突出する。
このため、上部材61は、第1当接片61及び第2当接片63で、隣り合うユニット1の互いに背中合わせで位置する(裏面で向かい合う)縦片242を、左右方向に挟持する。これによって、上部材61に当接された第1縦片242a及び第2縦片242bは、左右方向の位置が規定される。言い換えると、上部材61は、前記ユニット1間を所定の寸法に規定する。
下部材66は、板状部材で形成してあり、板面を上下方向に向けて前記ユニット1の間に配置される。そして、下部材66は、左右方向の中央が上方に突出した形状になっている。言い換えると、下部材66は、正面視上下逆様のT字状になっている。
そして、下部材66の突出先端66a(上端)は、固着具8(第2の固着具82)を介して上部材61(保持部64)に取り付けられる。この状態で、下部材66は、左端部が第1の止水部材91を間に挟んで(介在して)第1横片241aの下面に当接される。そして、前記状態で、下部材66は、右端部が第2の止水部材92を間に挟んで(介在して)第2横片241bの下面に当接される。
このため、接続部材6は、上部材61と下部材66の左右の端部とで、各設置部24を夫々上下方向に挟持する。これによって、接続部材6は、上部材61で規定した所定の寸法に前記ユニット1間を保持する。言い換えると、第1ユニット11aと第2ユニット11bとは、接続部材6によって、左右方向において所定の寸法離れた状態に位置決め保持される。このため、接続部材6は、位置決め部材としての機能を有する。
なお、例えば、第1の止水部材91は、上端を第1横片241aの下面に当接した状態で、第1水返し片23aの外面に接着等で取り付けてある。第2の止水部材92は、上端を第2横片241bの下面に当接した状態で、第2水返し片23bの外面に接着等で取り付けてある。そして例えば、第1,第2の止水部材91,92は、下部材66に取り付けてあってもよい。
また、接続部材6は、施工時に、図7に示すように、上端の突出高さが異なる複数種の下部材66から、水返し片23や設置部24、或いは第1,第2の止水部材91,92の上下方向の寸法(上下寸法)に応じた突出量の下部材66が選択的に用いられる。また、接続部材6は、水返し片23や設置部24の形状が互いに異なるユニット1の間を接続するものであってもよい。この場合では、例えば、図8に示すように、第2当接片62と第2当接片63とで上下寸法が異なる上部材61や、左端と右端とで高さ位置が異なる上部材61を選択的に用いて、互いに異なる水返し片23や設置部24の形状に対応すればよい。
このように、接続部材6は、用いる上部材61や下部材66を変更することで、ユニット1毎の水返し片23や設置部24、或いは第1,第2の止水部材91,92等の上下寸法の違いを解消し易くすることができる。これによって、本システムは、隣り合うユニット1の位置決め・保持を行い易くすることができる。
連通口5は、図1乃至3に示すように、第1ユニット11aの右端(第1開口部12a)と第2ユニット11bの左端(第2開口部12b)とに跨って設けてある。本システムは、連通口5によって、ユニット1間の空間が、室外となる空間(室内に連通しない空間)と、両ユニット1内を繋ぐ空間(室内に連通した空間)とに区画される。
連通口5は前後方向に幅を有すると共に、上下方向に高さを有しており、この幅及び高さは、この幅及び高さの開口を人が往来可能な程度となる寸法になっている。言い換えると、連通口5は、人が往来可能な程度に開口している。そして、連通口5は、所定の幅を有すると共に、幅方向が前後方向に沿って位置する。なお、連通口5の幅(前後方向の開口寸法)は、人が車椅子等で往来可能な程度の寸法であってもよい。
更に、連通口5は、側面視矩形枠状の枠体51と、枠体51内に開閉自在で配置される仕切り(不図示)とを備える。枠体51は、左右方向に向かい合う両開口部12(第1開口部12a及び第2開口部12b)に跨って設けてある。そして、枠体51は、図9に示すように、下枠部52と、上枠部54と、縦枠部53とで形成してある。
下枠部52は、図10,11に示すように、第1開口部12aの下端部121と、第2開口部12bの下端部121と(両設置面25)に跨って配置してある。下枠部52は、前後方向に長尺の正面視(幅方向に視て)矩形筒状に形成してある。下枠部52は、筒の下面を開口部12の下端部121に当接・載置される。そして、下枠部52は、ねじ等の固着具8(第3の固着具83)で、開口部12の下端部121に固定される。
下枠部52には、上方に開口した溝部55が二つ設けてある。二つの溝部55のうち、一方の溝部55(第1溝部55a)は、下枠部52の第1開口部12aの下端部121の上方に位置する。そして、残り一方の溝部55(第2溝部55b)は、下枠部52の第2開口部12bの下端部121の上方に位置する。
溝部55は、下枠部52の上面部より下方に凹んだ形状になっている。そして、溝部55は、前後方向に長尺に形成してあり、前後方向において下枠部52の略全長に亘って位置する。このため、溝部55は、上方に加えて前後方向にも開口している。更に、第3の固着具83で開口部12の下端部121に下枠部52を取り付けた状態において、溝部55は第3の固着具83の頭部が底面に当接される。この状態において、第3の固着具83の頭部は、下枠部52の上面より下方(溝部55内)に位置する。
言い換えると、溝部55は、下枠部52から突出させずに第3の固着部を設置するための凹みとして機能する。更に、下枠部52は、開口部12の下端部121に固定した状態で、第3の固着具83を溝部55に収容する。
また、溝部55は、図12に示すように、前後方向の両端部に夫々、止水部材9(第3の止水部材93)が配置される。第3の止水部材93は、矩形のブロック形状になってあり、例えば止水ブロック931になっている。
止水ブロック931は、図13に示すように、例えば、角柱状の基部933と、基部933の略全体を覆う被覆部932とで形成してある。そして、止水ブロック931は、被覆部932が止水部材9としての機能を有する。このため、止水ブロック931は、基部933が止水部材9としての機能を有さないものであってもよい。つまり、基部933は、少なくとも、溝部55に被覆部932を密着させるためのスペーサとして機能するものであればよい。もちろん、第3の止水部材93は、止水ブロック931に限らず、止水部材9として機能する材料をブロック形状に形成したものであってもよい。
また、下枠部52は、溝部55間に位置する上面(以下、溝部55間の上面とする)に、シート部材(不図示)が配置してある。このシート部材は、前記溝部55間の上面の略全体に亘って設けてある。そして、このシート部材は、例えばクッション性を有する等で、利用者が連通口5を通る際の騒音を生じ難くしたり軽減したりする所謂音鳴り防止部材となっている。
更に、下枠部52は、図12に示すように、前記溝部55間の上面(前記シート部材の上面)の前後方向の両端部に、第4の止水部材94が載置してある。第4の止水部材94は、例えば板状部材で形成してあり、その板面が前記溝部55間の上面に当接してある。そして、第4の止水部材94は、左右方向に長尺になっており、この寸法が前記溝部55間の上面の左右方向の全長と略同じ寸法になっている。また、下枠部52は、前記溝部55間の上面において、第4の止水部材94を配置した部位より左右方向の中央側に、両面テープが設けてある。
連通口5は、図14に示すように、溝部55閉塞用のカバー71を備える。カバー71は、板状部材で形成してあり、板面を上下方向に向けて下枠部52の上方に配置される。そして、カバー71は、平面視において、前後方向の寸法及び左右方向の寸法が下枠部52と略同寸になっている。また、カバー71は、図15に示すように、前記両面テープ等によって、下枠部52に脱着自在で取り付けられる。これによって、カバー71は、溝部55の上端を閉塞して下枠部52の上面を覆う。
更に、カバー71は、下面(下方を向く板面)に、第5の止水部材95が設けてある。第5の止水部材95は、前後方向に長尺に形成してあり、その寸法が両止水ブロック931の前後方向の間と略同じ寸法になっている。
第5の止水部材95は、溝部55と同数(本例では二つ)設けてあり、各々が溝部55に配置される。そして、第5の止水部材95は、溝部55の室内側に近い壁面に当接される。具体的には、一つの第5の止水部材95が、第1溝部55aの左側の壁面に当接され、他の一つの第5の止水部材95が、第2溝部55bの右側の壁面に当接される。
連通口5は、カバー71を下枠部52に取り付けることで、第3,第4,第5の止水部材93,94,95によって、床パン2側から溝部55への水の侵入が抑制される。言い換えると、溝部55は、カバー71を取り付けることで防水される。このため、連通口5は、第3の固着具83への水の侵入を抑制することができる。
縦枠部53は、第1開口部12aに位置する第1側端片31aと、第2開口部12bに位置する第2側端片31bとに跨って配置してある。縦枠部53は、上下方向に長尺の正面視矩形の板状部材で形成してあり、その板面が前後方向を向いて配置される。縦枠部53は、その下端を両開口部12の下端部121に当接・載置される。
そして、縦枠部53は、図16に示すように、下枠部52の前後方向の端部に、この端部を閉塞するシーラー等のテープ状部材を介在して、ねじ等の固着具8(第4の固着具84)で、下枠部52に固定される。以下、縦枠部53は、下枠部52に当接した板面(連通口5の開口側を向く板面)を内面とし、反対側の板面を外面とし、この外面の向く向きを(枠体51の)外側とする。
更に、縦枠部53は、左右方向の両端部の外面に夫々、膨出部53aが設けてある。膨出部53aは、平面視矩形筒状で前後方向に沿って突出している。言い換えると、膨出部53aは、縦枠の外面から外側に突出している。そして、膨出部53aは、筒内部の上下方向の両端部に夫々、第6の止水部材96が設けてある。縦枠部53は、膨出部53aにおいて、第6の止水部材96を貫通して第4の固着具84が取り付けてある。このため、縦枠部53は、その下端や第4の固着具84を挿通した挿通孔等から膨出部53a内への水の侵入を抑制される。
また、縦枠部53は、各膨出部53aの外面に夫々、異なる一方のユニット1の側端片31が当接される。縦枠部53の膨出部53aには、ねじ等の固着具8(第5の固着具85)が挿通される。これによって、縦枠部53は、側端片31に固定される。
更に、縦枠部53の外側には、補強部材72が配置してあり、補強部材72は壁パネル3の裏面側に位置する。補強部材72は、上下方向に長尺の平面視矩形U字の板状部材で形成してあり、その上下寸法が縦枠部53と略同寸になっている。補強部材72は、板面が左右方向を向き、U字の端部が夫々縦枠部53の外側(縦枠部53から離れる方向)を向いている。補強部材72の板面は、左右方向に並ぶ両側端片31(開口部12の側端)に跨って位置する。そして、補強部材72は、縦枠部53側を向く板面が側端片31に当接され、U字の端部が壁パネル3の裏面に当接される。
このため、縦枠部53の外側には、側端片31、補強部材72が、この順番で配置される。そして、側端片31は縦枠部53と補強部材72とに当接してある。更に、縦枠部53は、第5の固着具85によって、側端片31を介在して補強部材72に固定される。
上枠部54は、図9に示すように、前後方向に長尺で正面視矩形U字の板状部材で形成してあり、その前後寸法(幅寸法)が下枠部52と略同寸になっている。そして、上枠部54の前後方向の端部には、シーラー等のテープ状部材が配置してあり、この端部を閉塞している。更に、上枠部54の前記端部は、図16に示すように、前記テープ状部材を介在した状態で、ねじ等の固着具8(第6の固着具86)によって、縦枠部53の上端部に固定される。
また、上枠部54は、壁パネル3上端部の凹部33と略同形の凹部54aが、U字の端部に設けてある。具体的には、上枠部54の左側の端部に、第1壁パネル3aの凹部33と略同形の凹部54aが設けてあり、この左側の凹部54aが、第1壁パネル3aの凹部33と前後方向に並ぶ。更に、上枠部54は、この左側の凹部54aを形成する部位の上端に、第1天井パネル4aの外周端が載置される。そして、上枠部54は、この部位の室外側の面(裏面)に、第1垂下片41aを当接した状態で、第1の固着具81によって第1天井パネル4aが固定される。
そして、上枠部54の右側の端部には、第2壁パネル3bの凹部33と略同形の凹部54aが設けてあり、この右側の凹部54aが、第2壁パネル3bの凹部33と前後方向に並ぶ。更に、上枠部54は、この右側の凹部54aを形成する部位の上端に、第2天井パネル4bの外周端が載置される。そして、上枠部54は、この部位の室外側の面(裏面)に、第2垂下片41bを当接した状態で、第1の固着具81によって第2天井パネル4bが固定される。
このため、天井パネル4は、上枠部54と壁パネル3とに固定されて、壁パネル3の上方に取り付けられる。更に、上枠部54の凹部54a及び壁パネル3の凹部33には、図3や図10に示すように、シーリング材等の第7の止水部材97が取り付けられる。これによって、本システムは、天井パネル4と壁パネル3及び枠体51とを防水する。
このように、本システムにおいて、第1ユニット11a及び第2ユニット11bは、浴室設備15を一つ或いは複数備える。浴室設備15は、例えば、浴槽151やシャワー浴装置152等の入浴設備15aや、水栓装置153や、シャワー装置154等になっている。
第1ユニット11aでは、例えば、室内の右側の浴槽151設置用のスペースに浴槽151が設置され、後側の壁面に前記洗面台(水栓装置153及びシャワー装置154)が設置される。第2ユニット11bでは、例えば、室内の左側の浴槽151設置用のスペースに浴槽151が設置され、後側の壁面に前記洗面台が設置される。更に、各ユニット1には、浴槽151への出入りや前記洗面台等の利用等を補助するための手摺りが、壁面の各所に設けてある。なお、水栓装置153やシャワー装置154は、前記洗面台に限らない。
このため、本システムは、ユニット1を複数種(二つ以上)備えると共に、各ユニット1間を連通口5で連通させたことで、ユニット1間を容易に往来することができて、ユニット1間の移動時に前記外部空間を介さずに済む。これによって、本システムは、複数種のユニット1を一つの浴室(ユニット1ルーム)として利用することができる。
更に、本システムは、例えばユニット1毎に異なる浴室設備15(諸設備)を備える等で、利用者の身体能力や体調や好み等に応じて、利用する浴室設備15を選択・変更することができる。そして、本システムは、入浴設備15aを備えたユニット1を少なくとも二つ有したことで、体調や好み等に応じて利用する入浴設備15aを選択したり、各入浴設備15aを夫々利用したり(複数人が一度に入浴したり)することができる。
更に、連通口5は人が往来可能な程度に大きな開口になっているため、ユニット1によっては、連通口5の設置に伴う壁の強度低下等で、天井設備や浴室設備15等に重量制限がかかることがある。ここで、本システムは、枠体51や接続部材6や補強部材72を設けたことで、壁パネル3や床パン2を補強することができて、換気装置や暖房装置等の天井設備や浴室設備15等における重量制限を生じ難くすることができる。
また、本システムは、第1ユニット11aと第2ユニット11bとで形成したものに限らない。例えば、本システムは、図17(a)に示すように、前記洗面台をシャワー浴装置152に変更した第1ユニット11aと、後側に浴槽151を設置した第3ユニット11cとで形成してもよい。
また例えば、本システムは、図17(b)に示すように、前記洗面台をシャワー浴装置152に変更した第2ユニット11bと、入浴者昇降用リフト付きの浴槽151(所謂介護用浴槽)を備えた第4ユニット11dとで形成したりしてもよい。この場合、入浴を介助する介助者は、老人や病人等の被介助者を介護用浴槽に入浴させた際に、この被介助者の様子を容易に確認可能な状態で、第2ユニット11bの浴槽151への入浴等を行うことができる。言い換えると、本システムでは、介助者が安心して入浴等を行うことができる。これによって、本システムは、介助者の負担を軽減し易くしたり、介助者にリラックスタイムを提供し易くしたりすることができる。
また、本システムは、例えば、介護施設や養護施設等に用いた場合、連通口5によって、介助者等が脱衣室等の前記外部空間を介さずに直接ユニット1間を往来することができる。これによって、前記場合には、介助者等の負担を軽減したり、入浴者が前記外部空間を介して移動することによる湯冷め等を生じ難くしたりすることができる。更に、この場合には、例えばユニット1に比べて広くし易い脱衣室で複数人を纏めて脱衣させて、この複数人を各ユニット1に移動させて一度に入浴させたり、入浴者の身体能力等に応じた浴室設備15を利用したりし易くすることができる。
また、ユニット1は、浴室ユニット11に限らず、洗面化粧台16a等の洗面設備を備えた洗面ユニット16や、脱衣所設備を備えた脱衣所ユニット1等であってもよい。また、ユニット1は、水洗便器等の便所設備を備えた便所ユニット1や、浴室設備15及び便所設備を備えた浴室便所ユニット1や、洗面設備及び脱衣所設備を備えた洗面脱衣所ユニット等であってもよい。そして、ユニット1は、複数種の浴室設備15等の同種の諸設備を複数備えたものであってもよく、浴室設備15と便所設備等の異種の諸設備を複数備えたものであってもよい。言い換えると、ユニット1は、浴室設備15、洗面設備、脱衣所設備、便所設備等の諸設備のうち、少なくともいずれか一つの設備を備えるものや、これらの諸設備のいずれか二つ以上を複合して有した設備を備えるものであればよい。
また、ユニットシステムは、二つのユニット1で形成したものに限らず、三つ以上のユニット1で形成したものであってもよい。この場合のユニットシステムとして、例えば、図18に示すように、二つの浴室ユニット11と一つの洗面ユニット16とで形成した例を説明する。
この例では、三つのユニット1が直線状に並ぶ。洗面ユニット16は、浴室ユニット11の間に位置する。洗面ユニット16はユニット1の並ぶ直線上で対向する壁面に夫々、開口部12が設けてあり、各浴室ユニット11は洗面ユニット16の開口部12に向かい合って開口部12が設けてある。そして、洗面ユニット16の開口部12と浴室ユニット116の開口部12との間には夫々、連通口5が設けてあり、洗面ユニット16と各浴室ユニット11が連通・接続してある。
なお、ユニットシステムは、二つ以上のユニット1で形成する場合、入浴設備15aを備えたユニット1を二つ以上有するものが好ましい。また、三つ以上のユニット1で形成した場合では、直線状に並べたものに限らず、一部のユニット1を前後方向に並べる等で、平面視L字状に並べたものであってもよい。
なお、本発明は、実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことや、各例の構成を組み合わせて用いることが可能である。
1 ユニット
11 浴室ユニット
111 出入口
12 開口部
15 浴室設備
15a 入浴設備
2 床パン
22 立上り片
3 壁パネル
31 側端片
5 連通口
51 枠体
52 下枠部
53 縦枠部
55 溝部
6 接続部材
61 上部材
66 下部材
71 カバー
72 補強部材
8 固着具
9 止水部材

Claims (5)

  1. 浴室設備、洗面設備、便所設備、脱衣所設備のいずれかもしくはこれらを複合した設備を備えた複数種のユニットから、少なくとも二つの前記ユニットを選択すると共に、選択した前記ユニットを隣り合わせて配置し、隣り合う前記ユニットにそれぞれ外部空間との利用者往来用の出入口を設けるとともに、隣り合う前記ユニットを連通させる利用者往来用の連通口を、前記隣り合う前記ユニットの間に設けたものであり、
    隣り合う前記ユニットは各々、相手の前記ユニットと隣り合う壁面に、開口部を向かい合って備え、前記連通口の枠体を、向い合う前記開口部に跨って設けたものであり、
    前記枠体の下枠部を、隣り合う前記開口部の下端に跨り載置して設け、前記開口部の側方では、隣り合う前記ユニットの床パンの外周端に一体に形成した立上り片の上端それぞれに、隣り合う前記ユニットの間で相対向する壁パネルを立設したものであることを特徴とするユニットシステム。
  2. 隣り合う前記ユニットは各々、前記壁面を形成する壁パネルを備え、
    前記枠体は、前記向かい合う前記開口部の側端に跨る縦枠部を備え、
    前記向かい合う前記開口部の前記側端に跨る補強部材を、前記縦枠部の外側に設け、
    前記壁パネルの前記側端を形成する側端片を介在して、前記縦枠部を前記補強部材に固定したものであることを特徴とする請求項1に記載のユニットシステム。
  3. 隣り合う前記ユニットは各々、床パンを備え、
    前記床パンは、前記隣り合う前記ユニット側の前記開口部を除く外周端に、立上り片を備え、
    前記隣り合う前記ユニットの前記立上り片同士を接続する接続部材を設け、
    前記接続部材は、前記立上り片同士を前記隣り合う方向において挟持して前記間を所定の寸法に保持する上部材と、前記上部材の下方に配置し前記上部材と共に前記立上り片を上下方向において挟持する下部材とを備えたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のユニットシステム。
  4. 記下枠部を前記開口部の前記下端に固着具で固定し、
    前記下枠部は、前記固着具設置用の凹みを有し、
    前記凹みを覆うカバーを、前記凹みとの間に止水部材を介在して前記下枠部に脱着自在で取り付けたものであることを特徴とする請求項3に記載のユニットシステム。
  5. 選択された前記ユニットのうち、少なくとも二つの前記ユニットは各々、前記浴室設備として少なくとも入浴設備を備えたものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のユニットシステム。
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