JPH07238694A - 住宅における居室玄関構造 - Google Patents
住宅における居室玄関構造Info
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- JPH07238694A JPH07238694A JP5457394A JP5457394A JPH07238694A JP H07238694 A JPH07238694 A JP H07238694A JP 5457394 A JP5457394 A JP 5457394A JP 5457394 A JP5457394 A JP 5457394A JP H07238694 A JPH07238694 A JP H07238694A
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Abstract
住宅の居住性の向上。 【構成】ドア9の内側の住戸1a内部に居室空間10を
形成し、該ドア9より外廊下3側に門扉6を、外壁33
と床框35を介して床31と天井32を繋ぐ形で、開閉
施錠自在に設け、ドア9と門扉6間にアルコーブ部7
を、該ドア9と門扉6を介して居室空間10及び外廊下
3に対して選択的に開放閉鎖自在に設ける。 【効果】門扉6を閉めたままドア9を開けて、開放感、
採光、換気を得る。外廊下3側から居室空間10が直接
見えないのでプライバシーが保持される。扉が二重なの
で安全性が高い。防火扉や面格子を省略出来、美観に優
れる。
Description
住宅において片廊下型のものに適用するに好適な、住宅
における居室玄関構造に関する。
において、各住宅と外廊下の間には、各住宅の内部を外
部に対して遮断し、安全性及びプライバシーを確保する
ために、防火扉や面格子を付けた窓が配設されている。
を外廊下側から見ると、防火扉や面格子等が並ぶ形にな
るために、その外観が画一的で、固い表情を呈すること
になる。また、各住宅に居住している居住者側にとって
は、外廊下に面した窓を開放すると、ここを通行する他
人に覗き見られる懸念があったり、或いは防犯上好まし
くないこと等から、該窓を開けることが憚られる。この
結果、外廊下に面した部屋の採光や換気が図り難くなっ
て、居住性が悪化する、という不都合があった。そこで
本発明は、上記事情に鑑み、居住者の安全性及びプライ
バシー確保に努めながら、居住性の向上を図ることが出
来、美観に優れた、住宅における居室玄関構造を提供す
るものである。
宅(1a)と該複数の住宅(1a)を相互に接続する外
廊下(3)を有する集合住宅(1)の各住宅(1a)に
おいて、前記住宅(1a)の前記外廊下(3)近傍に第
1扉(9)を、床(31)と天井(32)を繋ぐ形で開
閉施錠自在に設け、前記住宅(1a)の内部に主居室空
間(10)を形成し、前記第1扉(9)より前記外廊下
(3)側に第2扉(6)を、床(31)と天井(32)
を繋ぐ形で開閉施錠自在に設け、前記第1扉(9)と前
記2扉(6)間に付属居室空間(7)を、該第1扉
(9)と該第2扉(6)を介して前記主居室空間(1
0)及び前記外廊下(3)に対して選択的に開放閉鎖自
在な形で設けて、構成される。また、本発明において、
前記付属居室空間(7)には階段部(7a)を、前記外
廊下(3)側から前記主居室空間(10)に向けて昇る
形で設けて、構成される。また、本発明において、前記
第2扉(6)には視線遮蔽手段(60)を設けて、構成
される。また、本発明において、前記第2扉(6)は引
き戸であるようにして、構成される。また、本発明にお
いて、前記第2扉(6)は格子部(6b)を有するよう
にして、構成される。また、本発明において、前記主居
室空間(10)の前記付属居室空間(7)に面した位置
には開閉自在な窓(11)を設けて、構成される。ま
た、前記窓(11)が設けられた住宅における居室玄関
構造において、水回り設備設置空間(10c)を、前記
窓(11)に面して前記主居室空間(10)内に設け
て、構成される。また、本発明において、前記主居室空
間(10)の前記付属居室空間(7)に面した位置に第
3扉(23)を、床(31)と天井(32)を繋ぐ形で
開閉施錠自在に設けて、構成される。また、前記第3扉
(23)が設けられた住宅における居室玄関構造におい
て、水回り設備設置空間(10c)を、前記第3扉(2
3)に面して前記主居室空間(10)内に設けて、構成
される。また、本発明において、前記主居室空間(1
0)の前記外廊下(3)に面した位置には固定窓(1
3)を設けて、構成される。なお、( )内の番号等
は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもので
あり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束される
ものではない。以下の作用の欄についても同様である。
の開放によって主居室空間(10)と付属居室空間
(7)を連通させ、第2扉(6)の開放によって外廊下
(3)と付属居室空間(7)を連通させるように作用す
る。また、本発明における、階段部(7a)によって、
主居室空間(10)の床(31b)のレベルは外廊下
(3)の床(31a)のレベルより高く配置されように
作用する。また、本発明において、視線遮蔽手段(6
0)は付属居室空間(7)と外廊下(3)の間の視線
(L1)の通過を阻止するように作用する。また、本発
明において、第2扉(6)は戸(6a)を左右に移動さ
せる形で開閉出来るように作用する。また、本発明にお
いて、格子部(6b)を介して空気や光が第2扉(6)
を通過するように作用する。また、本発明において、窓
(11)を開けたときに主居室空間(10)と付属居室
空間(7)が連通するように作用する。また、本発明に
おいて、窓(11)を開けたときに水回り設備設置空間
(10c)と付属居室空間(7)が連通するようにも作
用する。また、本発明は、第3扉(23)の開閉によっ
ても、前記主居室空間(10)と付属居室空間(7)を
選択的に連通或いは隔離自在であるように作用する。ま
た、本発明において、前記第3扉(23)を開けたとき
に水回り設備設置空間(10c)と付属居室空間(7)
が連通するようにも作用する。また、本発明において、
固定窓(13)を介して外廊下(3)側から主居室空間
(10)へ光が射し込むように作用する。
造の一実施例を用いた住宅の一例を示す平面図、図2は
図1のII矢視正面図、図3は図1に示す住宅における玄
関部の断側面図、図4は本発明による住宅における居室
玄関構造の別の実施例を示す正面図、図5は本発明によ
る住宅における居室玄関構造のさらに別の実施例を示す
平面図、図6は本発明による住宅における居室玄関構造
の別の実施例を示す平面図、図7は本発明による住宅に
おける居室玄関構造のさらに別の実施例を示す平面図で
ある。
すように、各階ごとに居住用の住戸1aが、図1左右方
向に並ぶ形で複数設けられており、複数の住戸1aの各
々は、仕切り壁2によって隣の住戸1aとの隔絶を図ら
れた形で、個々の住宅を形成している。また、集合住宅
1の図1下側に示す外側には外廊下3が、複数の住戸1
aを相互に接続する形で、該複数の住戸1aの共有部分
として、図1左右方向に設けられており、外廊下3は、
図3に示すように、該集合住宅1の外部30に向けて開
放された形になっている。
5を有しており、玄関部5には、アルミニウム製の引き
戸である門扉6が、各住戸1aを前記外廊下3に対して
隔絶し得る形で設けられている。門扉6は、図3に示す
ように、外壁33及び床框35を介して床31と天井3
2を繋ぐ形で設けられており、門扉6は、図1に示すよ
うに、4枚のボード6aによって構成されている。門扉
6は、4枚のボード6aが図1矢印A、B方向即ち左右
に移動することによって、開閉自在になっており、ま
た、門扉6は、4枚のボード6aを閉じた状態でその各
々の移動を阻止し得るように施錠自在になっている。さ
らに、門扉6の各ボード6aは、図2に示すように、ア
ルミ桟木等を格子状に組んでなる格子部6bを有してお
り、格子部6bは、空気の通過を許容し且つ人間の通過
を阻む大きさの枠組みに形成されている。
に、略矩形空間状に形成された付属居室空間であるアル
コーブ部7が、該住戸1aの占有空間として所定床面積
分だけ設けられており、アルコーブ部7の図1上側に示
す内側には、該アルコーブ部7を挟んで門扉6と対向す
る形で、片開き式のドア9が、床31と天井32を繋ぐ
形で開閉施錠自在に設けられている。従って、住戸1a
には第1扉であるドア9より外廊下3側に、第2扉であ
る門扉6が設けられて、該ドア9の図1上側が、住戸1
aの内部に形成された主居室空間である居室空間10で
あるように構成されており、上記アルコーブ部7は、該
ドア9と門扉6を介して居室空間10及び外廊下3に対
して選択的に開放閉鎖自在な形で、該ドア9と門扉6間
に設けられた形になっている。
うに、階段7aが、前記外廊下3から居室空間10側に
向けて昇る形で設けられており、また、アルコーブ部7
の図1左右に示す両側部には、花置台12、12が、階
段7a部分を含めた該アルコーブ部7の床面上に据置き
された形でそれぞれ設けられている。花置台12、12
の図1左右に示す両側方には、図3に示すように、ガラ
ス窓板をサッシ枠に嵌め込んでなる開閉窓11が、居室
空間10のアルコーブ部7に面した位置即ち図1に示す
北居室10a、10bの図1下部内側に示す北側位置に
設けられた形で、居室空間10の採光及び換気の目的で
開閉自在に設けられており、従って、居室空間10は、
その北居室10a、10b部分が開閉窓11を介してア
ルコーブ部7と連通自在になっている。
置には、図1又は図2に示すように、2ヶの固定窓であ
る採光専用窓13、13が、前記門扉6の左右それぞれ
に該門扉6と面一に並ぶように前記外壁33に嵌め殺し
された形で設けられており、各採光専用窓13は、ガラ
スブロック13aを上下及び左右に所定枚数づつ並べて
接続したものによって構成されている。即ち、採光専用
窓13は、通常の使用状態下において、開閉出来ないよ
うになっているが、火事や地震等の非常時には、居室空
間10側からの操作によって、複数のガラスブロック1
3aをその枠部分に対して開放する形で、該開放された
採光専用窓13からの非難が可能であるようになってい
る。
上側に示す各内側は、図1に示すように、前記居室空間
10における北居室10a、10b部分になっており、
このうち、一方の北居室10bには、図2に示すよう
に、採光専用窓13付近の該北居室10bの上部に配置
する形で、室外機設置スペース15が、1ユニットのエ
アコン室外機が設置され得るように設けられている。室
外機設置スペース15は、図2に示すように、前記外壁
33に形成された換気口15aを介して外廊下3側即ち
外部30側と連通しており、また、室外機設置スペース
15は、図1又は図3に示すように、換気口15bを介
して前記アルコーブ部7とも連通する形にもなってい
る。なお、室外機設置スペース15は、北居室10bの
天井32付近の上部に位置するように設けられているの
で、該北居室10bの床面積は、室外機設置スペース1
5によって縮小されることはない。
成を有しているので、各住戸1aは、外壁33及びここ
に嵌め込まれて開閉出来ない採光専用窓13と、施錠自
在な門扉6によって、その内部即ちアルコーブ部7及び
居室空間10が外廊下3から遮断されている。さらに、
外廊下3から玄関部5を介して住戸1aの居室空間10
に入室するには、門扉6に加えて、ドア9(或いは開閉
窓11)を開けなければならないので、該居室空間10
は外廊下3に対して二重に隔絶された形になって、高い
プライバシーが保持される。また、優れた防犯性を維持
し得る。即ち、門扉6は、外壁33及び床框35を介し
て床31と天井32を繋ぐ形で施錠自在に設けられてい
て、その格子部6bは人間の通過を阻止し得るようにな
っている。そして、採光専用窓13は、嵌め殺し式で開
閉出来ない。従って、外廊下3から住戸1a内への第三
者の侵入は確実に阻止される。そして、このように、住
戸1aは高い安全性を備えた上で、嵌め殺し式で開閉の
危険がない大きな採光専用窓13と、門扉6の格子部6
bを介してアルコーブ部7に射し込む光を開閉窓11に
よって取り入れる形で、十分なる採光を得ることが出来
る。
居室10a、10bの採光専用窓13が嵌め殺し式で開
閉出来ないように固定されていて、また、上述したよう
に玄関部5においてはドア9と門扉6を介して外廊下3
に対して二重に隔絶されていることによって、その居室
空間10から外廊下3に出るのに若干時間を要する。し
かし、火事や地震等に際しては、該採光専用窓13を、
居室10a、10b側からの操作によって、複数のガラ
スブロック13aを枠部分に対して外廊下3側に向けて
開放する形で、開放することが出来る。そこでこうした
非常時には、北居室10a、10bにおいてこれを行う
ようにする。すると、玄関部5に回って二重の施錠を解
くより素速く、開放された採光専用窓13から外廊下3
に脱出することが可能である。従って、非常時に対する
安全性にも優れている。
施錠すれば、該門扉6が床31と天井32を繋ぐように
設けられていることによって、該門扉6より内側のアル
コーブ部7や居室空間10が、外廊下3に対して閉鎖さ
れた形になるので、この状態で、開閉窓11やドア9を
開けても、該住戸1a内に第三者が侵入することは出来
ない。従って、夏場等には、このように門扉6を施錠し
たまま開閉窓11を開けておけば、該門扉6の格子部6
bを介して、住戸1a内と外廊下3側の空気が行き来す
る形で、十分なる換気を安全な状態下で行うことが出来
る。なお、開閉窓11はアルコーブ部7に面した形にな
っていて、外廊下3側には向いていないので、該開閉窓
11を開けた状態にしても、居室空間10にいる居住者
が、外廊下3を通行する第三者と直接鉢合わせすること
はない。さらに、アルコーブ部7には、階段7aが設け
られていることによって、図3に示すように、外廊下3
側の床31aのレベルは、住戸1a側の床31bのレベ
ルよりも高い位置に配置している。このため、外廊下3
を通行する第三者の視線が、各住戸1a内の居室空間1
0を見下す形になって、該住戸1aの居住者が不快な気
分になることは回避される。
うに門扉6の施錠によって、外廊下3に対して閉鎖され
た空間になるところから、住戸1aの居住者は、アルコ
ーブ部7を住戸1aの占有空間として自由選択的に用い
ることが出来る。例えば、花置台12に草花の鉢等を置
いて、開閉窓11からの鑑賞を行うことも可能である。
また、住戸1aの室外機設置スペース15は、換気口1
5bを介してアルコーブ部7と連通した形で、北居室1
0bの上部に設けられているので、該室外機設置スペー
ス15にエアコンの室外機を設置したり、或いは、該室
外機をメンテナンスしたり、等の作業を、各住戸1aの
アルコーブ部7で行うことが出来る。即ち、こうした作
業を外廊下3を占拠して行う必要なく、各住戸1a毎に
処理することが可能である。なお、上述した室外機設置
スペース15は、換気口15aを介して外廊下3と、ま
た換気口15bを介してアルコーブ部7と連通した形
で、2面に向けて開放された形になっているので、該室
外機設置スペース15に設置される室外機の熱放出動作
は円滑に行われる。
の際には、片開き式のドア9を開閉しなければならない
が、ドア9は、各住戸1aのアルコーブ部7に開かれる
形で開閉されるので、該ドア9の開閉によって、外廊下
3の通行が阻害されることはない。また、各住戸1aの
玄関部5では、該住戸1aに所用のある来客をアルコー
ブ部7に招じ入れることが出来るので、当該来客によっ
て、外廊下3の通行が阻害されることもない。さらに、
来客の種類に応じては、門扉6を施錠したまま居住者が
格子部6bを介してアルコーブ部7から該来客と応対す
ることも出来るので、安全である。一方、門扉6は、そ
の各ボード6aが左右即ち図1矢印A、B方向に移動自
在な形の引き戸になっているので、該門扉6を開けるこ
とによって、外廊下3における人物の通行に支障を来す
ことがない。
住戸1a側を見ると、その外観が、図2に示すように、
各住戸1a毎に設けられた門扉6と採光専用窓13、1
3が、外壁2と面一に並ぶ形になって、優れた美観を呈
する。特に、各門扉6には格子部6bが設けられている
ことによって、スチールドアのような固い雰囲気がな
く、また、採光専用窓13が開閉出来ないように嵌め殺
しになっているので、ここに防犯用の面格子を設ける必
要がない。この結果、外廊下3側から見たときに、ドア
の向こうに密室があると思わせるような固い雰囲気を避
け、暖質な雰囲気の外観にすることが出来る。また、室
外機設置スペース15が、北居室10bの上部という住
戸1aの内部に設けられているので、室外機は、該室外
機設置スペース15を利用して設置される。このため室
外機が外廊下3にはみ出すように設置されることが回避
されるので、その結果、外廊下3の意匠が簡潔な状態に
保持される。
シー確保を望む場合には、図4に示すように、門扉6に
視線遮蔽手段として目隠し60を設けても構わない。即
ち、図4に示す住戸1aにおいては、門扉6の各ボード
6aと採光専用窓13に不透明な目隠し60が展設され
ており、各目隠し60は外廊下3を通行する成人40の
視線L1に対応する高さ位置の格子部6bを塞ぐように
設けられている。すると、住戸1aは、先に述べたよう
に居室空間10側の床31bが外廊下3側に床31aよ
り高くなっていることに加えて、目隠し60があること
によって、外廊下3側からの視線L1が確実に遮られる
形になる。よって、開閉窓11やドア9を開けたままに
しておいても、該視線L1に覗き見されることがない。
すると、住戸1aは、先に述べたように採光及び換気が
自在に図られ得ることに加えて、より一層高い安全性が
確保されることが出来る。
専用窓13に設けられることなく、門扉6のみに設けら
れても構わない。また、こうした視線遮蔽手段の構成
は、目隠し60のようにある高さの格子部6bを塞ぐよ
うにボード6aに展設される不透明なものに限定される
ものではなく、その他の構成でも良い。例えば、門扉6
に垂れ下がる部材や、光の屈折を利用して住戸1a内を
覗けないようにしたもの、等でも構わず、或いは、こう
した視線遮蔽手段が門扉6の開閉に応じて移動駆動自在
であるようになっていても構わない。
室空間であるアルコーブ部7が、略矩形空間状に形成さ
れている例を述べたが、その床平面形状は、図5に示す
ように台形状になっていても構わない。このようにアル
コーブ部7の床平面形状を台形状に選択すると、図5に
示すように開閉窓11を外廊下3側に向けて斜めに配置
するように大きくとることが出来る。従って、一層北居
室10a、10bを明るくすることが出来る。また、玄
関部5全体の表情が外廊下3に向けて広がる形になっ
て、開放的な雰囲気を呈する。このように、アルコーブ
部7等の付属居室空間は、その各々が開閉施錠自在な第
1扉であるドア9と第2扉である門扉6を介して、居室
空間10及び外廊下3に対して選択的に開放閉鎖自在に
なっていれば、どのような形状を呈していても構わな
い。なお、ドア9及び門扉6の形状及びその材質は、該
ドア9及び門扉6が、それぞれ床31と天井32を繋ぐ
ように設けられていて、開閉施錠自在であるならば、実
施例で述べた以外であるように構成されていても構わな
い。
外廊下3に面した位置に設けられる固定窓は、ガラスブ
ロック13aを所定枚数接続した採光専用窓13である
例を述べた。しかし、該固定窓の構成は、外廊下3側か
らの第三者の侵入を阻んだ形で採光を確保し得るもので
あれば、その構成はこれに限定されるものではない。さ
らに、住戸1aには、図6又は図7に示すように、採光
専用窓13が設けられることなく、パイプシャフト等の
ための設備スペース22を形成する隔壁21が、居室空
間10と外廊下3との間を隔絶する形で設けられていて
も良い。
ては、居室空間10の外廊下3に面した部分が北居室1
0a、10bになっている例を述べたが、図6又は図7
に示す住戸1aは、居室空間10内の外廊下3に近接し
た部分に、水回り設備設置空間である水回りスペース1
0cが設けられており、水回りスペース10cには、洗
面台16、洗濯機設置用の防水パン17、キッチンユニ
ット19等の水回り設備が設置されている。すると、こ
うした水回りスペース10cは、通常、居住者が第三者
に見られることを嫌う極めてプライベートなスペースで
あるが、図6又は図7に示す水回りスペース10cの外
廊下3側には、窓がないので、該外廊下3を通行する第
三者によって水回りスペース10cが覗き見されること
がない。また、水回りスペース10cの水回り設備に
は、図6又は図7右下部に示す設備スペース22をパイ
プシャフトとしての給排水が可能なので、配管構造が簡
潔になる。そして、図6に示す住戸1aでは、水回りス
ペース10cが、前記開閉窓11に面した形になるよう
居室空間10内に設けられているので、上述したよう
に、外廊下3との間に隔壁21があるにも拘らず、該窓
11を介して前記アルコーブ部7と水回り設備10cが
連通出来る。従って、図6に示す住戸1aの水回りスペ
ース10cでは、窓11の開放によって、アルコーブ部
7の空気及び光を取り入れる形で、十分な採光及び換気
を図ることが出来る。従って、水回りスペース10cは
外廊下3に対して隔絶されていながら、開放感が高い。
間10のアルコーブ部7に面した位置に第3扉として勝
手ドア23が設けられており、先に述べた水回りスペー
ス10cは、該勝手ドア23に面した形で居室空間10
内に設けられている。すると、図7に示す水回りスペー
ス10cでは、上述した図6に示す場合と同様に、隔壁
21によって外廊下3に対して隔絶された状態でありな
がら、該勝手ドア23を介して、アルコーブ部7と連通
出来る。即ち、勝手ドア23により水回りスペース10
cの採光及び換気を図ることが出来る。これに加えて、
勝手ドア23を開ければ、居住者が、水回りスペース1
0cとアルコーブ部7を自在に行き来することが出来
る。従って、居住者が水回りスペース10cにいるとき
に、いちいちドア9側に回らなくても勝手ドア23によ
って、アルコーブ部7に出ることが出来る。この結果、
先に述べたように、アルコーブ部7で来客との応対をす
る場合の出入り時等に非常に便利である。また、こうし
た水回り設備で必要な生活用品は、ドア9を介すること
なく勝手ドア23を介して該水回りスペース10cに搬
入できるので、住戸1aはさらに使い勝手の良い構造に
なる。
ペース10cが、洗面台16や防水パン17、キッチン
ユニット19等が設置されたユーティリティやキッチン
である例を述べたが、該水回りスペース10cは、浴室
やトイレであっても構わない。さらに、居室空間10に
おいて外廊下3に面した部分の使用用途は、実施例で述
べた用途に限定されることはなく、任意である。また、
集合住宅1には、その各々が住宅である住戸1aが、図
1左右方向に並ぶ形で複数設けられていて、該複数の住
戸1aを相互に接続するための外廊下3が常に図1に示
すように真っ直に形成されているとは限らない。即ち、
外廊下3は屈曲していても構わない。また、集合住宅1
における1階層には、1ヶの住戸1aしかない場合もあ
る。
数の住戸1a等の住宅と該複数の住宅を相互に接続する
外廊下3を有する集合住宅1の各住宅において、前記住
宅の前記外廊下3近傍にドア9等の第1扉を、床31と
天井32を繋ぐ形で開閉施錠自在に設け、前記住宅の内
部に居室空間10等の主居室空間を形成し、前記第1扉
より前記外廊下3側に門扉6等の第2扉を、床31と天
井32を繋ぐ形で開閉施錠自在に設け、前記第1扉と前
記2扉間にアルコーブ部7等の付属居室空間を、該第1
扉と該第2扉を介して前記主居室空間及び前記外廊下3
に対して選択的に開放閉鎖自在な形で設けて構成したの
で、第1扉の開放によって主居室空間と付属居室空間を
連通させ、第2扉の開放によって外廊下と付属居室空間
を連通させることが出来る。すると、第2扉を閉めてお
けば、付属居室空間は外廊下3に対して閉鎖された状態
になるので、この状態で、第1扉を開けて、主居室空間
と付属居室空間を連通させても、該主居室空間及び付属
居室空間は、外廊下3に対して閉鎖されている。特に、
住宅においては第1扉と第2扉が共に、床31と天井3
2を繋ぐ形で開閉施錠自在なので、該第1扉と第2扉の
いずれかを閉めておけば高い安全性が確保される。従っ
て、このように第2扉を閉めているとき居住者が第1扉
を開けても安全であり、当該安全な状態下で、主居室空
間を付属居室空間に対して自由に開放することが出来
る。また、第1扉を閉めておけば、主居室空間を付属居
室空間に対して閉鎖した状態に出来るので、この状態
で、第2扉を開けて、付属居室空間と外廊下を連通させ
ても、該主居室空間は外廊下3に対して閉鎖されてい
る。従って、外廊下3から主居室空間が見えないので、
プライバシーが保持される。さらに、第1扉及び第2扉
を共に閉めた状態にすると、主居室空間は、外廊下に対
して二重に遮断閉鎖された形になる。このとき、主居室
空間は、極めて高い安全性と閉鎖性を保持し得る。この
ように、住宅において、第1扉と第2扉を選択的に開閉
することによって、居住者の安全性及びプライバシー確
保に努めながら、主居室空間を好きなだけ開放して、居
住性の向上を図ることが出来る。特に、外廊下3が片廊
下型であるマンション等の集合住宅においては、主居室
空間の該外廊下3に面した部分の開放が困難で、採光や
換気が図り難かったのが、本発明によれば好適に解決さ
れる。また、本発明による居室玄関構造を適用した住宅
では、上述したように、防犯性に優れるために、外廊下
3に面した位置に堅牢な防火扉や窓の面格子を設ける必
要がなくなる。即ち、住宅の外廊下3側の外観意匠の設
計の自由度が増す。そして、こうした画一的で冷たい印
象の防火扉や面格子を廃止することによって、外廊下3
側から見た住宅の外観を、暖かく、美観に優れたものに
することが出来る。
7等の付属居室空間に階段7a等の階段部を、前記外廊
下3側から前記居室空間10等の主居室空間に向けて昇
る形で設けて構成すると、主居室空間の床31bのレベ
ルは外廊下3の床31aのレベルより高く配置すること
が出来る。即ち、主居室空間にいる住宅の居住者は、外
廊下3を通行する第三者より高い位置で生活することが
出来る。すると、先に述べたように第1扉と第2扉を選
択的に開放して、主居室空間を付属居室空間或いはさら
に外廊下3側に開放する際にも、該外廊下3の通行人か
ら主居室空間の居住者が見下ろされる形で覗かれること
はない。よって、居住性が一層質の高いものへと向上す
る。
2扉に目隠し60等の視線遮蔽手段を設けて構成する
と、視線遮蔽手段は前記アルコーブ部7等の付属居室空
間と外廊下3の間の視線L1の通過を阻止することが出
来る。すると、外廊下3を通行する第三者が第2扉を介
して付属居室空間を覗き見ることが困難となる。従っ
て、住戸1a等の住宅の居住者の占有空間である付属居
室空間が外廊下3の通行人に覗き見されにくくなること
によって、該住宅におけるプライバシーが一層機密にな
る。また、安全性が高くなる。さらに、先に述べたよう
に、第2扉を閉めた状態にして、第1扉を開け、主居室
空間を付属居室空間のみに対して開放した状態にしたと
きに、外廊下3側からは付属居室空間及び主居室空間が
見えないので、居住者は高いプライバシーと安全性を確
保したまま、これを行うことが出来る。よって、開放感
に優れる。
2扉は引き戸であるように構成すると、第2扉はボード
6a等の戸を左右に移動させる形で開閉出来る。する
と、第2扉を開けたときに、外廊下3側或いは前記アル
コーブ部7等の付属居室空間側に第2扉が飛び出さな
い。従って、各住宅の第2扉の開放によって外廊下3の
通行を阻害することがない。また、付属居室空間にとっ
ても第2扉が飛び出さないので、都合が良い。即ち、第
2扉を開けても、外廊下3や付属居室空間を占拠しない
ので、居住者の出入り、或いは住宅を訪問した来客との
応対時に都合が良い。また、外廊下3に面した位置にお
いて、先に述べたように床と天井を繋ぐ形になる第2扉
が引き戸式であることによって、外廊下3側から見た住
宅の外観が簡潔な表情になり、一層優れた美観を呈する
ことになる。
2扉は格子部6bを有するようにして構成すると、格子
部6bを介して空気や光が第2扉を通過することが出来
る。すると、第2扉を閉鎖施錠した状態にしておいて
も、外廊下3側の光や空気が格子部6bを介して、住宅
の居住者の占有空間であるアルコーブ7等の付属居室空
間に入り込むことが出来る。従って、採光及び換気性に
優れる。さらに、住宅における付属居室空間に面した位
置に、前記第1扉や開閉窓11等の開閉自在な開口部を
設けておけば、これ等の開口部を開けることによって、
格子部6bを介して付属居室空間に入り込んだ空気や光
を、主居室空間側に自在に取り入れることが出来る。即
ち、第2扉を閉めた状態のままで、外廊下3側の空気や
光を付属居室空間を介して主居室空間に取り入れること
が出来、この結果、一層確実に住宅の採光や換気が図ら
れ得る。よって、なお一層高品質な居住性が確保され
る。
等の主居室空間の前記アルコーブ部7等の付属居室空間
に面した位置には開閉自在な開閉窓11等の窓を設けて
構成すると、窓を開けたときに、主居室空間と付属居室
空間が連通することが出来る。即ち、これを行うことに
よって、主居室空間を付属居室空間に対して開放させ
て、開放感を得ることが出来る。そして、付属居室空間
は、先に述べたように第2扉を開放することによって、
外廊下3と自在に連通することが出来る空間である。従
って、こうした窓を開けて、主居室空間を付属居室空間
に連通させれば、外廊下3側と連通自在な付属居室空間
の光や空気を存分に主居室空間側に取り入れることが出
来る。また、当該窓の開放は、先に述べたように第2扉
を閉鎖施錠したままの状態で行うことが出来るので、高
い安全性を確保することが出来る。そして、このような
窓は付属居室空間に面しており、付属居室空間と外廊下
3との間には第2扉があるので、該窓を介して主居室空
間の居住者と外廊下3側の通行人の視線が鉢合わせする
ことはない。さらに、付属居室空間は住宅の居住者の占
有空間であるところから、こうした付属居室空間に花壇
等を設けておけば、上述したように開閉自在な窓を介し
て、該花壇の眺めを楽しむことが出来る。すると、マン
ション等の集合住宅においては、外廊下3の通行人に覗
き見されることを恐れる余り、閉鎖的になりがちである
のが、こうした付属居室空間の眺めによって心が和み、
豊かな生活感を味わえる。よって極めて質の高い居住性
が得られる。
居室空間に面した位置に開閉自在な窓が設けられた住宅
における居室玄関構造において、水回りスペース10c
等の水回り設備設置空間を、前記開閉窓11等の窓に面
して前記居室空間10等の主居室空間に設けて本発明を
構成すると、該窓を開けたときに水回り設備設置空間と
前記アルコーブ部7等の付属居室空間が連通することが
出来る。従って、住宅においては、通常、ユーティリテ
ィ、キッチン、トイレ、浴室等の水回り設備設置空間を
外廊下3側に面した位置に配置させると、採光や換気が
図れる一方で該外廊下3から見え易くなるので、主居室
空間の真中部分に配置させることが多かった。ところが
こうすると、該水回り設備設置空間のための照明及び換
気設備を別個に設ける必要が生じる、という問題があっ
た。しかし、本発明によれば、水回り設備設置空間と付
属居室空間を上記窓を介して自在に連通させることが出
来るので、十分なる採光と換気が望める。このため、こ
うした採光と換気の問題は解決されるので、水回り設備
設置空間の外廊下3側に窓を設けないで塞いでしまって
も構わない。そして、これを行えば、水回り設備設置空
間は、外廊下3から見えない。このように、付属居室空
間に面した位置に設けられた窓を利用して、該窓に面し
た水回り設備設置空間を設けることによって、明るく、
開放的で、且つ、外廊下3から見えないような水回り設
備設置空間を得ることが出来る。よって、一層快適な居
住性が得られる。
等の主居室空間の前記アルコーブ部7等の付属居室空間
に面した位置に勝手ドア23等の第3扉を、床31と天
井32を繋ぐ形で開閉施錠自在に設けて構成すると、第
3扉の開閉によっても、前記主居室空間と付属居室空間
を選択的に連通或いは隔離することが出来る。従って、
住宅内には居室空間を分割するための間仕切り壁が形成
されているために、前記第1扉に面していない部分もあ
るが、第3扉の利用によって、第1扉に面していない部
分と付属居室空間との出入りも自在に出来る。従って、
玄関部の構造が独立していて主居室空間の各部屋から第
1扉が遠いときに、第3扉を利用出来、便利である。ま
た、主居室空間に入室するための扉を、意図的に使いわ
けることが出来るので都合が良い。即ち、第3扉に面し
た部分をキッチンにしておけば、該第3扉を勝手口とし
て生活用品の搬入を行うことが出来る。また、第3扉に
面した部分を独立した部屋にしておけば、該第3扉から
付属居室空間を介して外部に対して出入り自在なので、
マンション等においても快適に2世帯同居が実行出来
る。
等の第3扉が設けられた住宅における居室玄関構造にお
いて、水回りスペース10c等の水回り設備設置空間
を、前記第3扉に面して前記居室空間10等の主居室空
間内に設けて構成すると、第3扉を開けたときに水回り
設備設置空間と前記アルコーブ部7等の付属居室空間が
連通することが出来る。すると、第3扉を介して、こう
した水回り設備設置スペースの換気と採光を図ることが
出来る。従って、このように第3扉に面した部分をユー
ティリティ、キッチン、トイレ、浴室等の水回り設備設
置スペースにしておけば、前記第1扉を利用することな
く第3扉を利用して、付属居室空間から該水回り設備設
置空間に出入りすることが出来るので、非常に便利であ
る。また、第3扉に面した水回り設備設置空間は、この
ように換気と採光の問題が解決されていることによっ
て、該水回り設備設置空間の外廊下3側に窓を設ける必
要がなくなる。この結果、水回り設備設置空間の外廊下
3側は壁にしておくことが出来、これによって、外廊下
3から水回り設備設置空間を見えなくすることが出来
る。よって、快適で且つ便利な居住性が得られる。
等の主居室空間の前記外廊下3に面した位置には採光専
用窓13等の固定窓を設けて構成すると、固定窓を介し
て外廊下3側から主居室空間へ光が射し込むことが出来
る。即ち、主居室空間の外廊下3に面した位置に開閉出
来ない固定窓を設けておけば、該固定窓を介して外廊下
3側から主居室空間に第三者が侵入する危険性なく、外
廊下3側の光のみを主居室空間に取り入れることが出来
る。特に、こうした固定窓10は、開閉の必要性がない
ことによって、大きくとることが出来るので、防犯性良
く、十分な採光を確保することが出来る。なお、住宅に
おいては、先に述べたように、付属居室空間を介して換
気が図られ得るので、固定窓が開閉出来なくても、該固
定窓に敢えて換気性能を求める必要はない。従って、主
居室空間において従来は暗くなりがちであった外廊下3
に面した部分に、こうした採光専用の固定窓を設けてお
くことによって、該主居室空間を明るくして、居住性を
一層高めることが出来る。また、このように固定窓が開
閉出来ないことによって、該固定窓には防犯用の面格子
を設ける必要がない。従って、外廊下3側から住宅を見
たときに、前記第2扉と明るい固定窓が壁面に沿って並
ぶ形になり、非常に美的な外観を呈することが出来る。
施例を用いた住宅の一例を示す平面図である。
る。
実施例を示す正面図である。
に別の実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
に別の実施例を示す平面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】複数の住宅と該複数の住宅を相互に接続す
る外廊下を有する集合住宅の各住宅において、 前記住宅の前記外廊下近傍に第1扉を、床と天井を繋ぐ
形で開閉施錠自在に設け、 前記住宅の内部に主居室空間を形成し、 前記第1扉より前記外廊下側に第2扉を、床と天井を繋
ぐ形で開閉施錠自在に設け、 前記第1扉と前記2扉間に付属居室空間を、該第1扉と
該第2扉を介して前記主居室空間及び前記外廊下に対し
て選択的に開放閉鎖自在な形で設けて構成した、住宅に
おける居室玄関構造。 - 【請求項2】前記付属居室空間に階段部を、前記外廊下
側から前記主居室空間に向けて昇る形で設けて構成し
た、請求項1記載の住宅における居室玄関構造。 - 【請求項3】前記第2扉に視線遮蔽手段を設けて構成し
た、請求項1記載の住宅における居室玄関構造。 - 【請求項4】前記第2扉は引き戸である、請求項1記載
の住宅における居室玄関構造。 - 【請求項5】前記第2扉は格子部を有する、請求項1記
載の住宅における居室玄関構造。 - 【請求項6】前記主居室空間の前記付属居室空間に面し
た位置に開閉自在な窓を設けて構成した、請求項1記載
の住宅における居室玄関構造。 - 【請求項7】請求項6記載の住宅における居室玄関構造
において、水回り設備設置空間を、前記窓に面して前記
主居室空間内に設けて構成した、住宅における居室玄関
構造。 - 【請求項8】前記主居室空間の前記付属居室空間に面し
た位置に第3扉を、床と天井を繋ぐ形で開閉施錠自在に
設けて構成した、請求項1記載の住宅における居室玄関
構造。 - 【請求項9】請求項8記載の住宅における居室玄関構造
において、水回り設備設置空間を、前記第3扉に面して
前記主居室空間内に設けて構成した、住宅における居室
玄関構造。 - 【請求項10】前記主居室空間の前記外廊下に面した位
置に固定窓を設けて構成した、請求項1記載の住宅にお
ける居室玄関構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054573A JP2797243B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 住宅における居室玄関構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054573A JP2797243B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 住宅における居室玄関構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09215829A Division JP3078246B2 (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 集合住宅構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07238694A true JPH07238694A (ja) | 1995-09-12 |
JP2797243B2 JP2797243B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=12974443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6054573A Expired - Lifetime JP2797243B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 住宅における居室玄関構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797243B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008013972A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sekisui House Ltd | 玄関構造 |
KR100797517B1 (ko) * | 2006-04-28 | 2008-01-24 | 주식회사 휴턴 | 지능형 출입 보안 시스템 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05311899A (ja) * | 1991-05-13 | 1993-11-22 | Haseko Corp | 集合住宅 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6054573A patent/JP2797243B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05311899A (ja) * | 1991-05-13 | 1993-11-22 | Haseko Corp | 集合住宅 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100797517B1 (ko) * | 2006-04-28 | 2008-01-24 | 주식회사 휴턴 | 지능형 출입 보안 시스템 |
JP2008013972A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sekisui House Ltd | 玄関構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2797243B2 (ja) | 1998-09-17 |
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