JPH07177214A - 電話番号リストのクリーニング装置 - Google Patents

電話番号リストのクリーニング装置

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JPH07177214A
JPH07177214A JP6012437A JP1243794A JPH07177214A JP H07177214 A JPH07177214 A JP H07177214A JP 6012437 A JP6012437 A JP 6012437A JP 1243794 A JP1243794 A JP 1243794A JP H07177214 A JPH07177214 A JP H07177214A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電話番号リストの削除処理を自動的に行なえ
るようにする。 【構成】 クリーニングしようとする電話番号リストが
記録されているディスクをフロッピーディスク装置4に
セットし、キーボード7から指令を与えるとCPU1は
電話番号リストをフロッピーディスクから読み取ってメ
モリ2に格納し、クリーニング処理を始める。電話番号
リストから所定の順番で1つの電話番号データを取り出
して回線制御部9に渡すとともに発呼指令を与え、公衆
電話回線網に対して発呼動作が行われ、回線制御部の信
号弁別回路により発呼に対する回線の反応を監視する。
話中音が検出されると、回線を切断して電話番号を再発
呼行列に記入する。回線の極性反転又は呼出音が検出さ
れると、回線を切断して電話番号を有効電話番号リスト
に記入する。回線の反応が全くないときは、一定時間後
に回線を切断し、無効電話番号としてリストに記入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるテレマーケ
ティングなどの顧客リストに含まれる電話番号リストか
ら無効な電話番号を削除する処理を行うクリーニング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話を利用した各種の業務においては顧
客の電話番号リストはきわめて重要な情報であり、不必
要になった電話番号をリストから削除するなど、情報の
価値を低下させないような管理を随時行う必要がある。
リストに登録されている顧客情報には流動的な情報も当
然含まれており、登録されている電話番号がある時点で
使用されなくなったり、異なる電話番号に移転したり、
あるいはもともと間違った電話番号が登録されているこ
ともある。そのような無効の電話番号はリストから削除
しなければならないし、移転した新電話番号をリスト中
の旧電話番号に置き換える処理も必要である。
【0003】従来においては、電話番号リストに従って
各顧客に対してなんらかの業務を実行し、各顧客からの
応答を確認しながらリストの削除・更新を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電話番号リストに従っ
た業務の実行にともなってリストの削除・更新を行う従
来の方法は、実業務の内容によっては甚だしい無駄や不
合理を生じることがある。つまり、削除されなければな
らない無効の顧客に対しても業務を実行することで無駄
な経費を使ったり、顧客でない人に迷惑をかけたりする
ことがある。また移転した顧客に対しては、旧電話番号
地と新電話番号地に対して二重に業務を行い、時間と経
費を無駄になる。
【0005】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、実業務を行わずに、電話番
号リストの削除処理を事前に自動的に行えるようにした
クリーニング装置を提供することにある。また、電話番
号リストの書き換え更新処理を能率良くまたは自動的に
行えるようにしたクリーニング装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るクリー
ニング装置は、クリーニング処理しようとする電話番号
リストをメモリに読み込む手段と、前記メモリに格納さ
れた前記リストの電話番号を順番に読み取り、その番号
のダイヤル信号を公衆電話回線網に送出する発呼手段
と、前記発呼手段によるダイヤル信号の送出動作に対す
る回線上の反応を監視する回線監視手段と、前記回線監
視手段により発呼後の所定時間内に呼出音が検出された
場合、および呼出音の検出前に極性反転が検出された場
合に、発呼した電話番号を有効電話番号と判定する有効
判定手段と、前記回線監視手段により発呼後の所定時間
内に前記呼出音および前記極性反転および話中音のいず
れも検出されなかった場合に、発呼した電話番号を無効
電話番号と判定する無効判定手段と、前記有効判定手段
および前記無効判定手段の判定結果に従って前記有効電
話番号と前記無効電話番号とを区別したリストを作成す
る出力リスト作成手段とを備えたものである。
【0007】第2の発明では、第1の発明の構成に加え
て、前記回線監視手段により発呼に対する話中音が検出
された場合に、発呼した電話番号については前記発呼手
段に対して所定の手順に従って発呼を繰り返すように指
示する手段を備える。
【0008】第3の発明では、第1の発明の構成に加え
て、発呼直後の短い所定時間内に前記回線監視手段によ
り呼出音と同じ周波数の信号が検出された場合に、発呼
した電話番号を有効電話番号と判定する第2の有効判定
手段を備える。
【0009】第4の発明の装置は、第1または第2また
は第3の発明の装置において、前記回線監視手段により
発呼後の所定時間内に前記呼出音および前記極性反転お
よび話中音のいずれも検出されなかった場合に、所定の
スケジュールに従って回線上の信号を前記出力リストの
無効電話番号と対応づけて所定の媒体に録音する応答録
音手段と、この応答録音手段で録音された信号を各無効
電話番号分ごとに再生して出力する応答再生手段とを備
えたものである。
【0010】第5の発明のクリーニング装置は、クリー
ニング処理しようとする電話番号リストをメモリに読み
込む手段と、前記メモリに格納された前記リストの電話
番号を順番に読み取り、その番号のダイヤル信号を公衆
電話回線網に送出する発呼手段と、前記発呼手段による
ダイヤル信号の送出動作に対する回線上の反応を監視す
る回線監視手段と、前記回線監視手段により発呼後の所
定時間内に呼出音が検出された場合、および呼出音の検
出前に極性反転が検出された場合に、発呼した電話番号
を有効電話番号と判定する有効判定手段と、前記回線監
視手段により発呼後の所定時間内に前記呼出音および前
記極性反転および話中音のいずれも検出されなかった場
合に動作し、回線上に所定の音声信号が送出されていれ
ばそれを認識する音声認識手段と、前記音声認識手段に
より番号移転の案内メッセージが検出された場合に、メ
ッセージ中の新しい電話番号を有効電話番号と判定する
移転番号認知手段と、前記音声認識手段により番号移転
の案内メッセージが検出されなかった場合には、発呼し
た電話番号を無効電話番号と判定する無効判定手段と、
前記有効判定手段、前記移転番号認知手段、前記無効判
定手段の処理結果に従って前記有効電話番号と前記無効
電話番号とを区別したリストを作成する出力リスト作成
手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】公衆電話回線網の加入者線インターフェースに
よれば発呼に対する回線上の反応はつぎのいずれかにな
る。 (a)呼出音…被呼者を呼出中であることを通知する信
号である。 (b)話中音…被呼者が他者と話中であるか、または公
衆電話回線網に被呼者を呼出すための回線を確保するこ
とができないことを通知する信号である。 (c)極性反転に伴うループ電流の遮断…被呼者が受話
器をオフフックしたことを通知する信号である。 (d)極性反転を伴わない上記以外の信号 加入者線インターフェースでは、被呼者がオフフックを
行った場合に極性反転が必ず生じるため、極性反転を伴
わずに呼出音と話中音以外の音を検出した場合は、つぎ
のいずれかに該当する。 (d1)番号誤りによるトーキー送出…未使用電話番号
が使用された際に、交換機から送出される録音音声であ
る。「この電話番号は使用されていません」といった案
内音声である。 (d2)番号移転によるトーキー送出…住所変更などに
伴い電話番号が変更になつた際に、交換機から送出され
る録音音声である。「電話番号が変更になっています。
新番号は**です」といった案内音声である。 (d3)特殊情報音…国際自動交換機から話中でも、呼
出でもない状態を通知するための信号である。 (d4)非課金の被呼者呼出…NTTの133、フリー
ダイヤル等、電話料金が課金されない番号呼出に対して
は極性反転が生じない。
【0012】第1の発明のクリーニング装置において
は、電話番号リストの電話番号に次々に発呼し、その発
呼に対する応答が(a)の呼出音であった場合と、呼出
音の発生前に(c)の極性反転が検出された場合に、そ
の電話番号を有効電話番号と判定して出力リストに記入
する。
【0013】第2の発明においては、(b)の話中音が
検出された場合、被呼者が話中なのか、回線が確保でき
ないのかを区別することができないものとして取り扱
い、、適当なスケジュールに従って当該番号に対しては
再発呼することになる。
【0014】第3の発明における第2の有効判定手段
は、(a)の呼出音をその周波数と断続パターンから弁
別して正確に検出するのではなく、呼出音と同じ周波数
の信号が検出されればそれを呼出音と見なす。この判定
はごく短時間で行われるので、相手の電話機の呼出ベル
がなる前に、有効番号と判定して回線を切断する頻度が
高くなる。これにより相手方の人を呼出ベルで煩わすこ
とが少なくなる。
【0015】第4の発明のクリーニング装置において
は、発呼に対する応答が(d)の極性反転を伴わない呼
出音、話中音以外の信号であった場合、回線上の信号を
所定時間録音しておく。その後オペレータが介在して、
その録音内容を再生し、(d2)の番号移転によるトー
キーの録音があるか否かを確認する。番号移転の録音が
あった場合には、該当の電話番号を新電話番号に置き換
えて有効電話番号とする。
【0016】第5の発明のクリーニング装置において
は、第4の発明においてオペレータが行うトーキーの内
容解析を音声認識手段で自動的に行い、前記移転番号認
知手段により新電話番号を自動的に有効番号として処理
する。
【0017】
【実施例】第1および第2および第4の発明を包含した
実施例のシステム構成を図1に示している。このクリー
ニング装置はパーソナル・コンピュータを中心としたハ
ードウェア構成となっている。つまりCPU1とメモリ
2からなるプロセッサシステムにマルチ入出力ポート3
を介してフロッピーディスク装置4、ハードディスク装
置5、ディスプレイ装置6、キーボード7、マウス8を
組み合わせてなるパーソナル・コンピュータに対し、公
衆電話回線網の接続制御などを行うとともに発呼に対す
る回線の反応を弁別する信号弁別回路を含んだ回線制御
部9と、回線上の音声信号をディジタル録音するための
A/D変換器10と、ディジタル録音された信号を再生
するためのD/A変換器11およびオーディオ出力部1
2を接続している。
【0018】クリーニングしようとする電話番号リスト
は、フロッピーディスクに所定のフォーマットで記録さ
れて与えられる。そのディスクをフロッピーディスク装
置4にセットし、キーボード7からリスト名を指定して
クリーニングの指令を与える。するとCPU1は指定さ
れた電話番号リストをフロッピーディスクから読み取っ
てメモリ2に格納し、図2のフローチャートに示すクリ
ーニング処理を開始する。
【0019】まず、電話番号リストから所定の順番に従
って1つの電話番号データをピックアップして回線制御
部9に渡すとともに発呼指令を与える(ステップ10
0)。これで公衆電話回線網に対して前記の電話番号の
ダイヤル信号が送出されて発呼動作が行われる(ステッ
プ101)。次のステップ102で適宜時間(加入者交
換機の作動までの時間に相当する)だけ待機した後、ス
テップ103以降の処理で回線制御部9の信号弁別回路
により発呼に対する回線の反応を監視する。
【0020】ある電話番号の発呼に対してまず最初に話
中音が検出された場合は、すぐに回線を切断し(ステッ
プ104)、発呼した電話番号を再発呼行列に記入し
(ステップ105)、最初のステップ100に戻る。
【0021】ある電話番号の発呼に対して最初に回線の
極性反転が検出された場合(被呼側で呼出と同時にオフ
フックした場合である)、ステップ103→106→1
07→108と処理が進み、すぐに回線を切断するとと
もに、発呼した電話番号を有効電話番号リストに記入す
る。その後は最初のステップ100に戻る。
【0022】ある電話番号の発呼に対して最初に呼出音
が検出された場合(もっとも普通の応答である)、ステ
ップ103→106→109→107→108と処理が
進み、前記と同様にすぐに回線を切断し、発呼した電話
番号を有効電話番号リストに記入し、最初のステップ1
00に戻る。
【0023】ある電話番号の発呼に対して話中音も極性
反転も呼出音も検出されない場合、ステップ103→1
06→109→110と処理が進み、回線上のオーディ
オ信号を録音するルーチンが実行される。この録音ルー
チンでは、起動後に一定時間を経てから一定時間だけ回
線上の信号を録音するようにタイムスケジュールが設定
されている。また、回線上のオーディオ信号をA/D変
換器10によりディジタル変換してハードディスク装置
5に記録するようになっている。一定時間の録音を終了
したならば回線を切断し(ステップ111)、発呼した
電話番号を無効電話番号リストに記入する(ステップ1
12)。なお、ステップ112で作成する無効電話番号
リストには、ステップ110でハードディスク装置5に
録音したデータの位置を示す録音データポインタを該当
の電話番号と対応づけして記入する。この後は最初のス
テップ100に戻る。
【0024】以上のようにして電話番号リストの電話番
号が次々と発呼され、その発呼に対する応答が前記
(a)の呼出音であった場合と、呼出音の発生前に前記
(c)の極性反転が検出された場合に、その電話番号が
有効電話番号と判定されて有効電話番号リストに記入さ
れる。また、発呼に対する応答が前記(d)の極性反転
を伴わない呼出音、話中音以外の信号であった場合、そ
の電話番号が無効電話番号と判定されて無効電話番号リ
ストに記入されると同時に、回線上の信号が所定時間録
音されて電話番号と対応づけされる。
【0025】ところでステップ103にて話中音が検出
された電話番号については、これを再発呼行列に記入し
ておき、その番号が適宜な時間をおいてステップ100
での発呼対象となるように取り扱う。ただし、同一の電
話番号の発呼に対して話中音検出が繰り返される場合
に、そのことを再発呼行列に付記しておき、発呼回数が
一定数になっても話中音が検出された場合には、その電
話番号を再発呼行列から削除して話中電話番号リストに
記入する。
【0026】前記の有効電話番号リストおよび無効電話
番号リストそれに話中電話番号リストが前述の出力リス
トに相当する。これらのリストは前記クリーニング処理
の実行中にディスプレイ装置6で逐次表示される。前記
再発呼行列も含めて入力リストの全電話番号についての
処理が完了すると、ディスプレイ装置6などでその旨を
通知する。その段階で前記出力リストを所定のフォーマ
ットでフロッピーディスク装置4に出力することができ
る。出力リスト中の前記有効電話番号リストには、発呼
に対して正常に呼出動作が行われた電話番号のみが記入
されており、それ以外の電話番号が削除されている。
【0027】前記のクリーニング処理の実行中または終
了後において、ディスプレイ装置6に表示されている無
効電話番号リストを見てオペレータが任意の電話番号を
カーソルで指定して再生の指令を与えると、ステップ1
10で録音した内容がつぎのようにして再生される。前
述したように無効電話番号リストには録音データポイン
タが付記されており、リスト中のある電話番号が指定さ
れると、対応するポインタに従ってハードディスク装置
5中の該当の録音データが読み出され、D/A変換器1
1でアナログ変換されてオーディオ出力部12から音声
として出力される。オペレータがこれを聴き、前述した
「番号移転によるトーキー」の録音かどうかを調べる。
「番号移転によるトーキー」が録音されていた場合、そ
の案内音声の中から移転先の新電話番号を聞き取り、キ
ーボード7によりその新電話番号と更新指令を入力す
る。すると、新電話番号が有効電話番号リストに追加さ
れるとともに、無効電話番号リストに更新の旨が付記さ
れる。
【0028】CPU1によって実行されるクリーニング
処理の他の実施例を図3のフローチャートに示してい
る。この実施例は前述の第1および第3および第4の発
明を包含している。
【0029】図3に示すように、まず電話番号リストか
ら所定の順番で1つの電話番号データをピックアップし
て発呼指令を与えると、その電話番号のダイヤル信号が
送出されて発呼動作が行われる(300→301)。つ
ぎに約10秒の設定時間のタイマT1をトリガし、この
タイマT1のタイムアップをチェックする(302→3
03)。
【0030】タイマT1がタイムアップするまでは回線
からなんらかの受信信号が検出されるのを待つ(30
4)。受信信号が検出されると、それが極性反転信号
か、特定周波数の信号かを調べる(305、306)。
ここでの特定周波数の信号とは、呼出音と同じ周波数の
信号である。なお話中音も呼出音と同じ周波数なので、
発呼後に呼出音または話中音を受信すると、ステップ3
06でYESと判定される。
【0031】ところで、先に説明した図2のステップ1
03や109での判定や、つぎに説明する図3のステッ
プ311や312での判定では、話中音や呼出音をその
周波数だけで弁別するわけではなく、それぞれの断続パ
ターンを分析して話中音および呼出音を正確に検出して
いる。しかしステップ306では、受信信号の周波数が
特定の周波数であれば、ごく短時間でこれを呼出音(ま
たは話中音)と見なす。
【0032】ステップ305または306でYESと判
定されると、すぐに回線を切断して、発呼した電話番号
を有効電話番号リストに記入して最初のステップ300
に戻る(318→319)。つまり、発呼後に受信した
信号が呼出音(話中音)と同じ周波数であれば、ごく短
時間の判定時間でこれを呼出音と見なし、その電話番号
を有効番号とする。これにより、相手の電話機の呼出ベ
ルがなる前に、有効番号と判定して回線を切断する頻度
が高くなる。これにより相手方の人を呼出ベルで煩わす
ことが少なくなる。
【0033】受信信号があったもののステップ305ま
たは306のいずれでもNOと判定された場合か、受信
信号がないままタイマT1がタイムアップした場合は、
ステップ307→308に進み、約5秒のタイマT2を
トリガし、そのタイマT2のタイムアップをチェックす
る。そしてタイマT2がタイムアップするまでは回線上
の受信信号の有無をチェックし(309)、受信信号が
あればその信号が極性反転信号か呼出音か話中音かを判
定する(310、311、312)。極性反転信号か呼
出音が検出された場合には、回線を切断して、発呼した
電話番号を有効電話番号リストに記入して最初のステッ
プ300に戻る(318→319)。話中音が検出され
た場合には、回線を切断し、その電話番号を話中リスト
に記入して最初のステップ300に戻る(313→31
4)。この場合の話中音は電話番号の桁数が不足してい
る場合であり、従って再発呼は行わない。
【0034】受信信号があったものの、その信号が極性
反転信号か呼出音か話中音のいずれでもない場合は、先
の実施例と同じ録音ルーチンを実行し、その後回線を切
断するとともに、その電話番号を無効電話番号リストに
記入する(315→316→317)。また、受信信号
が検出されないままタイマT2がタイムアップした場合
は、回線を切断して、その電話番号をエラーリストに記
入する(320→321)。
【0035】第5の発明においては、「番号移転による
トーキー」の認知を音声認識装置によりリアルタイムに
行うものである。つまり、ある電話番号の発呼後の所定
時間内に前記呼出音および前記極性反転および話中音の
いずれも検出されなかった場合に、回線上の信号を音声
認識装置に入力し、「番号移転によるトーキー」の音声
が回線に送出されているか否かを自動的に検出し、さら
に「番号移転によるトーキー」であった場合にはメッセ
ージ中の新電話番号を自動的に認知し、その電話番号を
有効電話番号リストに自動的に記入する。
【0036】なお、回線制御部9およびその関連回路部
分を複数回線に対応できるように機能を拡充し、前記の
クリーニング処理を複数の回線を使用して並列的に行う
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、クリーニングしようとする電話番号リストに基
づいてなんらかの実業務(顧客とのなんらかのやりと
り)を行わずに、無効になっている電話番号を自動的に
能率良く削除することができる。つまり、削除されなけ
ればならない無効の顧客に対しても業務を実行すること
で無駄な経費を使ったり、顧客でない人に迷惑をかけた
りするなどの不都合をなくすことができる。また第4お
よび第5の発明によれば、電話番号リストの書き換え更
新処理をオペレータ介在で能率良く、または完全に自動
的に行える。従って、移転した顧客に対して旧電話番号
地と新電話番号地の両方に二重に業務を行い、時間と経
費を無駄にするという不都合も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電話番号リストのク
リーニング装置のハードウェア構成の概略図である。
【図2】同上実施例装置におけるクリーニング処理の主
要部分の概要を示すフローチャートである。
【図3】この発明の他の実施例によるクリーニング処理
の主要部分の概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 マルチ入出力ポート 4 フロッピーディスク装置 5 ハードディスク装置 6 ディスプレイ装置 7 キーボード 8 マウス 9 回線制御部 10 A/D変換器 11 D/A変換器 12 オーディオ出力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニング処理しようとする電話番号
    リストをメモリに読み込む手段と、 前記メモリに格納された前記リストの電話番号を順番に
    読み取り、その番号のダイヤル信号を公衆電話回線網に
    送出する発呼手段と、 前記発呼手段によるダイヤル信号の送出動作に対する回
    線上の反応を監視する回線監視手段と、 前記回線監視手段により発呼後の所定時間内に呼出音が
    検出された場合、および呼出音の検出前に極性反転が検
    出された場合に、発呼した電話番号を有効電話番号と判
    定する有効判定手段と、 前記回線監視手段により発呼後の所定時間内に前記呼出
    音および前記極性反転および話中音のいずれも検出され
    なかった場合に、発呼した電話番号を無効電話番号と判
    定する無効判定手段と、 前記有効判定手段および前記無効判定手段の判定結果に
    従って前記有効電話番号と前記無効電話番号とを区別し
    たリストを作成する出力リスト作成手段と、 を備えたことを特徴とする電話番号リストのクリーニン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記回線監視手段により発呼に対する話
    中音が検出された場合に、発呼した電話番号については
    前記発呼手段に対して所定の手順に従って発呼を繰り返
    すように指示する手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の電話番号リストのクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 発呼直後の短い所定時間内に前記回線監
    視手段により呼出音と同じ周波数の信号が検出された場
    合に、発呼した電話番号を有効電話番号と判定する第2
    の有効判定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の電話番号リストのクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記回線監視手段により発呼後の所定時
    間内に前記呼出音および前記極性反転および話中音のい
    ずれも検出されなかった場合に、所定のスケジュールに
    従って回線上の信号を前記出力リストの無効電話番号と
    対応づけて所定の媒体に録音する応答録音手段と、 この応答録音手段で録音された信号を各無効電話番号分
    ごとに再生して出力する応答再生手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3のいずれかに記載の電話番号リストのクリーニング装
    置。
  5. 【請求項5】 クリーニング処理しようとする電話番号
    リストをメモリに読み込む手段と、 前記メモリに格納された前記リストの電話番号を順番に
    読み取り、その番号のダイヤル信号を公衆電話回線網に
    送出する発呼手段と、 前記発呼手段によるダイヤル信号の送出動作に対する回
    線上の反応を監視する回線監視手段と、 前記回線監視手段により発呼後の所定時間内に呼出音が
    検出された場合、および呼出音の検出前に極性反転が検
    出された場合に、発呼した電話番号を有効電話番号と判
    定する有効判定手段と、 前記回線監視手段により発呼後の所定時間内に前記呼出
    音および前記極性反転および話中音のいずれも検出され
    なかった場合に動作し、回線上に所定の音声信号が送出
    されていればそれを認識する音声認識手段と、 前記音声認識手段により番号移転の案内メッセージが検
    出された場合に、メッセージ中の新しい電話番号を有効
    電話番号と判定する移転番号認知手段と、 前記音声認識手段により番号移転の案内メッセージが検
    出されなかった場合には、発呼した電話番号を無効電話
    番号と判定する無効判定手段と、 前記有効判定手段、前記移転番号認知手段、前記無効判
    定手段の処理結果に従って前記有効電話番号と前記無効
    電話番号とを区別したリストを作成する出力リスト作成
    手段と、 を備えたことを特徴とする電話番号リストのクリーニン
    グ装置。
JP6012437A 1993-10-26 1994-02-04 電話番号リストのクリーニング装置 Expired - Lifetime JP2607043B2 (ja)

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