JPH07177015A - 同期型半導体装置用パワーカット回路 - Google Patents
同期型半導体装置用パワーカット回路Info
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- JPH07177015A JPH07177015A JP5317676A JP31767693A JPH07177015A JP H07177015 A JPH07177015 A JP H07177015A JP 5317676 A JP5317676 A JP 5317676A JP 31767693 A JP31767693 A JP 31767693A JP H07177015 A JPH07177015 A JP H07177015A
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Abstract
ド以外でも、外部入出力ピンの入力初段回路をパワーカ
ットし、消費電流を削減する。 【構成】 本発明のパワーカット回路(11,12,1
3,14)は、スタンバイ状態及び/又は読み出し動作
時に、外部入出力ピンの入力初段回路をパワーカット
し、外部入出力ピンの出力を無効にする様な入力が、他
の入力ピンに入力された時、外部入出力ピンの入力初段
回路をパワーオンする。
Description
に、同期型半導体装置の外部入出力ピンのパワーカット
回路に関する。
アップ、ホールドスペックを保証するため、入力初段回
路に応答スピードの速いカレントミラー回路を用いる必
要がある。しかしながら、カレントミラー回路は常にD
C電流を流している。また、同期型DRAMのスピード
を速めるために、トランジスタサイズを大きくすれば、
その電流値も大きくなる。したがって、DC電流をカッ
トする動作モードが必要であり、クロック・イネーブル
信号CKEによるパワーダウンモードという機能があ
る。
るパワーカット回路及びその信号波形を示す。図4にお
いて、(a)にD型フリップフロップ(F/F)による
パワーダウン信号発生回路(パワーカット回路)を、
(b)に同期型DRAM内の入力初段回路の例を、
(c)にパワーダウン信号発生回路の信号波形を示す。
CLK,CKEは外部入力ピンに供給されるシステム・
クロック信号、クロック・イネーブル信号を示し、CL
K´,CKE´はそれぞれシステム・クロック信号CL
K,クロック・イネーブル信号CKEから作られた入力
との同相信号、PWDNBは入力初段回路へ供給するパ
ワーダウン信号でロウ・レベルのときパワーダウンを指
示する。Vref は内部回路(図示せず)で作成される基
準電位で、通常、VIH,VILの中間の固定電位である。
は、インバータ回路21,22と,Pチャネル型MOS
FET23,24,25,26と、Nチャネル型MOS
FET27,28,29とから構成されている。インバ
ータ回路21にはパワーダウン信号PWDNBが供給さ
れ、インバータ回路21の出力はPチャネル型MOSF
ET23,24のゲートとNチャネル型MOSFET2
9のゲートとに供給されている。Pチャネル型MOSF
ET23のソースには電源電圧が供給され、そのドレイ
ンはPチャネル型MOSFET25のドレインに接続さ
れている。Pチャネル型MOSFET24のソースには
電源電圧が供給され、そのドレインはPチャネル型MO
SFET26のソースに接続されている。Pチャネル型
MOSFET25のゲートはそれ自身のドレインとPチ
ャネル型MOSFET26のゲートとに接続されてい
る。したがって、Pチャネル型MOSFET25と26
とによってカレントミラー回路が構成されている。Pチ
ャネル型MOSFET25および26のドレインはそれ
ぞれNチャネル型MOSFET27および28のドレイ
ンに接続されている。Nチャネル型MOSFET27お
よび28のゲートにはそれぞれ基準電位Vref および外
部入力INが供給され、Nチャネル型MOSFET27
および28のソースは接地されている。また、Pチャネ
ル型MOSFET26のドレインはNチャネル型MOS
FET29のドレインに接続され、Nチャネル型MOS
FET29のゲートは接地されている。さらに、Pチャ
ネル型MOSFET26のドレインはインバータ22の
入力に接続されている。
ルでパワーダウンを指示しないとき、インバータ21の
出力はロウ・レベルとなるので、Pチャネル型MOSF
ET23,24はオンとなり、Nチャネル型MOSFE
T29はオフとなる。したがって、電源電圧がカレント
ミラー回路に供給される。この状態において、外部入力
INとして基準電位Vref より高い電圧が入力される
と、Nチャネル型MOSFET28の電位が低くなり、
インバータ22からハイ・レベルの信号が出力される。
一方、外部入力INとして基準電位Vref より低い電圧
が入力されると、Nチャネル型MOSFET28の電位
が高くなり、インバータ22からロウ・レベルの信号が
出力される。
・レベルでパワーダウンを指示するとき、インバータ2
1の出力はハイ・レベルとなるので、Pチャネル型MO
SFET23,24はオフ状態となり、Nチャネル型M
OSFET29はオン状態となる。したがって、電源電
圧がカレントミラー回路に供給されず、カレントミラー
回路には電流が流れない。
に示すパワーダウン信号発生回路の動作について説明す
る。T2サイクルのシステム・クロック信号CLKの立
ち上りで、クロック・イネーブル信号CKEのロウ・レ
ベルは、図4(a)に示すD型フリップフロップでラッ
チされ、パワーダウン信号PWDNBはグランド・レベ
ル(ロウ・レベル)となると、パワーダウンモードとな
り、図4(b)に示す様な入力初段回路はパワーカット
される。
信号CLKの立ち上りで、クロック・イネーブル信号C
KEのハイ・レベルがラッチされ、パワーダウン信号P
WDNBはVccレベル(ハイ・レベル)となると、パワ
ーダウンモードから抜け出て入力初段回路はパワーオン
される。
ば、特開昭56−137589号公報には、DRAMに
おいてメモリ領域を分割し、選択ブロックのみ動作させ
る技術が開示されている。
ワーダウン信号発生回路のようにパワーダウンモード時
においてのみカレントミラー回路に流す電流をカットす
る方式では、ノンパワーダウンモード時の電流値が大き
いという問題点がある。
ード時以外でも、入力初段回路をパワーカットし、消費
電流を削減できるパワーカット回路を提供することにあ
る。
リ領域を分割し、選択ブロックのみ動作させる技術を開
示するのみで、消費電流を削減できるパワーカット回路
についての記載はない。
半導体装置の入力初段回路に供給するパワーをカットす
るパワーカット回路において、スタンバイ状態の時及び
読み出し動作の時、入力初段回路をパワーカットする手
段を備えたことを特徴とするパワーカット回路が得られ
る。
回路は、読み出し動作時において、前記入力初段回路の
入出力の有効、無効を判定する信号に、前記入力初段回
路の出力を無効にする様な入力が行われた時、前記入力
初段回路のパワーカットを解除する手段を有することが
好ましい。
説明する。
パワーカット回路について説明する。図1において、
(a)に本実施例のパワーカット回路を、(b)に入力
初段回路の例を、(c)にパワーカット回路中の一部分
の詳細を示す。
上で使用する場合、複数の用途で同一製品を使用するこ
とがある。この様な使い方で無駄な時間を少なくするた
めに、同期型DRAMでは複数のバンクを持っている。
ここで、バンクとは、並列にアクセスできるメモリ構成
である。
れる同期型DRAMは、第0乃至第11アドレスビット
A0 〜A11から成るアドレスで指定される2バンク構成
で、第11アドレスビットA11をバンク選択に割り当て
ている。したがって、第11アドレスビットA11をバン
ク選択入力信号と呼ぶ。ここでは、第11アドレスビッ
ト(バンク選択入力信号)A11がロウ・レベルのときに
選択されるバンクをAバンクと呼び、第11アドレスビ
ットA11がハイ・レベルのときに選択されるバンクをB
バンクと呼ぶ。尚、以下の説明において、X ̄とはXを
反転した信号(図面中ではXの上に“―”を付してあ
る)を示す。但し、バンク選択入力信号A11をアドレス
として使用すれば、同期型DRAMを1バンクとして使
用できる。
MでのRAS(行アドレス・ストローブ)系回路、つま
り、行アドレス入力系を2種類持っており、Aバンク、
Bバンクのアクティブ・コマンドを独立に入力すること
ができる。
期型DRAMの内部に設けられており、内部回路(図示
せず)で作成された図1(a)に示すような制御信号が
供給される。図1(a)に示す制御信号において、AR
AEはAバンクRAS系イネーブル信号を示し、BRA
EはBバンクRAS系イネーブル信号を示し、アクティ
ブ状態でハイ・レベルとなる。READBは読み出し動
作時、リード・コマンドが入力されてからバースト長の
クロック・サイクル分、ロウ・レベルとなるリード中信
号である。OEMSKは読み出し動作時、内部の出力イ
ネーブル信号をマスク(使用禁止)する出力イネーブル
・マスク信号で、データ・マスク信号DQMにより出力
をハイインピーダンスにし、その時はハイ・レベルであ
る。
KEによりパワーダウンモードに入る時のパワーダウン
信号、PWDNB2は入力初段回路用パワーダウン信号
で、パワーダウン時ロウ・レベルになる。
1のオア回路11と、第2のオア回路12と、ナンド回
路13と、インバータ回路14とから構成されている。
第1のオア回路11には、AバンクRAS系イネーブル
信号ARAEとBバンクRAS系イネーブル信号BRA
Eとが供給される。第2のオア回路12には、リード中
信号READBと出力イネーブル・マスク信号OEMS
Kとが供給される。ナンド回路13には第1のオア回路
11の出力信号と第2のオア回路12の出力信号とパワ
ーダウン信号PWDNBとが供給される。インバータ回
路14はナンド回路13の出力信号を反転して、入力初
段回路用パワーダウン信号PWDNB2を図1(b)に
示す入力初段回路に供給する。
(b)に示すものと回路構成が同一であり、相違点は入
力初段回路に供給される信号のみである。すなわち、図
1(b)に示す入力初段回路には図1(a)に示すパワ
ーカット回路から入力初段回路用パワーダウン信号PW
DNB2が供給されるのに対して、図4(b)に示す入
力初段回路には図4(a)に示すパワーダウン信号発生
回路からパワーダウン信号PWDNBが供給される。
ット回路中のインバータ回路14を除いた回路部分をC
MOSゲート回路で構成した例を示す。図示の回路に
は、入力信号A,B,C,D,Eが供給され、出力信号
Fを出力する。図示の回路は、5個のPチャネル型MO
SFET31〜35と、5個のNチャネル型MOSFE
T41〜45とを備える。Pチャネル型MOSFET3
1〜35のゲートにはそれぞれ入力信号A,B,C,
D,Eが供給される。Nチャネル型MOSFET41〜
45のゲートにもそれぞれ入力信号A,B,C,D,E
が供給される。
は電源電圧が供給され、Pチャネル型MOSFET31
のドレインはPチャネル型MOSFET32のソースに
接続され、Pチャネル型MOSFET32のドレインは
出力信号Fを出力する出力端子に接続されている。同様
に、Pチャネル型MOSFET33のソースには電源電
圧が供給され、Pチャネル型MOSFET33のドレイ
ンはPチャネル型MOSFET34のソースに接続さ
れ、Pチャネル型MOSFET34のドレインは出力端
子に接続されている。Pチャネル型MOSFET35の
ソースには電源電圧が供給され、Pチャネル型MOSF
ET35のドレインは出力端子に接続されている。
のドレインは出力端子に接続され、Nチャネル型MOS
FET41および42のソースは共通に接続され、かつ
Nチャネル型MOSFET43および44のドレインに
共通に接続されている。Nチャネル型MOSFET43
および44のソースは共通に接続され、かつNチャネル
型MOSFET45のドレインに接続されている。Nチ
ャネル型MOSFET45のソースは接地されている。
(a)に示すパワーカット回路の動作を説明する。図
中、CLKはシステム・クロック信号、CS ̄はチップ
・セレクト信号、RAS ̄は行アドレス・ストローブ信
号、CAS ̄は列アドレス・ストローブ信号、WE ̄は
ライト・イネーブル信号、CKEはクロック・イネーブ
ル信号、DQMはデータ・マスク信号、A0 〜A10はア
ドレス信号、A11はバンク選択入力信号、DQは入出力
データである。また、本実施例の動作波形は、CASレ
イテンシー=1,バースト長=4のみの場合である。
の動作について説明する。
マンドが入力されると、AバンクRAS系イネーブル信
号ARAEがハイ・レベルになる。次に、T2サイクル
でAバンク・リード・コマンドが入力されると、リード
中信号READBはロウ・レベルとなり、出力イネーブ
ル・マスク信号OEMSKは通常ロウ・レベルのため、
入力初段回路用パワーダウン信号PWDNB2はロウ・
レベルとなり、図1(b)に示す入力初段回路は読み出
し動作期間中パワーカットされる。
・コマンドが入力され、AバンクRAS系イネーブル信
号ARAEはロウ・レベルに戻る。
マンドが入力され、BバンクRAS系イネーブル信号B
RAEがハイ・レベルとなる。その後、T8サイクルで
は、Bバンク・ライト・コマンドが入力され、T12サ
イクルで、Bバンク・プリチャージ・コマンドが入力さ
れると、AバンクRAS系イネーブル信号ARAE,B
バンクRAS系イネーブル信号BRAE共ロウ・レベル
となり、入力初段回路用パワーダウン信号PWDNB2
もロウ・レベルになる。
路は、パワーカットされることになる。
の第2の動作について説明する。
マンドが入力され、T2サイクルでAバンクのリード・
コマンド、T7サイクルでAバンクのライト・コマン
ド、T11サイクルでAバンクのプリチャージ・コマン
ドが入力されている。
号DQMにハイ・レベルが入力されており、バースト・
リード4発目の出力がマスクされ、ハイインピーダンス
になっている。
き込み動作には、間にハイインピーダンス期間が1サイ
クル以上必要であり、バースト・リードの4発目が必要
ない場合、T4サイクルでデータ・マスク信号DQMに
ハイ・レベルの信号を入力することによって、ライト・
コマンドがT7サイクルで入力可能となる。
信号READB信号は、T2サイクル途中からT6サイ
クル途中までロウ・レベルであり、入力初段回路のパワ
ーオン/オフには使用できない。そのため、本発明で
は、読み出し期間中にデータ・マスク信号DQMがハイ
・レベルの時点から発生される出力イネーブル・マスク
信号OEMASKがハイ・レベルになると、入力初段回
路用パワーダウン信号PWDNB2をハイ・レベルに
し、入力初段回路をパワーオンする論理としている。し
たがって、T5サイクルで入力初段回路をパワーオン
し、T6サイクル中で入力初段回路に入力されるデータ
DQに間に合う。
ンバイ状態の時及び/又は読み出し動作の時、入力初段
回路をパワーカットする手段を備えているので、消費電
流を削除することができる。また、本発明では、読み出
し動作時において、入力初段回路の入出力の有効・無効
を判定する信号に、入力初段回路の出力を無効にする様
な入力が行われた時、入力初段回路のパワーカットを解
除する手段を備えているので、誤動作を防止できるとい
う利点もある。
このパワーカット回路からのパワーダウン信号が供給さ
れる入力初段回路と、パワーカット回路の一部を詳細に
示す図である。
るためのタイムチャートである。
明するためのタイムチャートである。
ーダウン信号発生回路からのパワーダウン信号が供給さ
れる入力初段回路と、パワーカット回路の一部を詳細に
示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 同期型半導体装置の入力初段回路に供給
するパワーをカットするパワーカット回路に於いて、前
記同期型半導体装置がスタンバイ状態の時、前記入力初
段回路をパワーカットする手段を有することを特徴とす
る同期型半導体装置用パワーカット回路。 - 【請求項2】 同期型半導体装置の入力初段回路に供給
するパワーをカットするパワーカット回路に於いて、前
記同期型半導体装置の読み出し動作の時、前記入力初段
回路をパワーカットする手段を有することを特徴とする
同期型半導体装置用パワーカット回路。 - 【請求項3】 請求項2記載の同期型半導体装置用パワ
ーカット回路において、前記入力初段回路の入出力の有
効、無効を判定する信号に、前記入力初段回路の出力を
無効にする様な入力が行われた時、前記入力初段回路の
パワーカットを解除する手段を有することを特徴とする
同期型半導体装置用パワーカット回路。
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