JP4112754B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、位相の異なる複数個のクロック信号がそれぞれ対応する内部回路に供給され、これら内部回路が対応するそれぞれのクロック信号に基づいて動作制御される半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
近年、半導体集積回路装置、例えば半導体記憶装置においては、さらなる高速化が求められている。特に、シンクロナスDRAM(SDRAM)では、0°と、180°の位相を持つ2種類の外部クロック信号を入力し、これら2種類の外部クロック信号に基づいて0°と、180°の位相を持つ2種類の内部クロック信号を生成する。そして、この位相の相違する2つの内部クロック信号を用いてチップ内の各内部回路を制御して高速化を図ることが提案されている。
【0003】
これら各内部回路は位相が相違する複数の内部クロック信号でそれぞれ制御されることから、各内部回路の間において常に同一の条件で動作が開始され停止される必要がある。そのために、複数の内部クロック信号は、常に一定の関係で発生・消失したりする必要がある。
【0004】
【従来の技術】
従来のSDRAMは、外部装置としてのSDRAMコントローラから1つの外部クロック信号に基づいて内部クロック信号を生成し、その内部クロック信号を動作制御信号として各内部回路に供給している。また、SDRAMは、SDRAMコントローラから外部パワーダウン信号(クロックイネーブル信号)を入力する。外部パワーダウン信号は、内部クロック信号の活性・非活性化を制御する。つまり、外部パワーダウン信号がLレベルのとき、外部クロック信号が入力されていても内部クロック信号の生成を停止するようになっている。反対に、外部パワーダウン信号がHレベルのとき、外部クロック信号に基づいて内部クロック信号を生成するようになっている。
【0005】
図15は、外部クロック信号と外部パワーダウン信号(クロックイネーブル信号)を入力し内部クロック信号を生成し出力する従来のクロックバッファ回路部のブロック回路図を示す。
【0006】
図15において、クロック信号入力バッファ91はカレントミラー形の入力バッファであって、SDRAMコントローラから外部クロック信号CLK を入力し同外部クロック信号CLK と同相の内部クロック信号CLKMZ を図示しない各内部回路に出力する。クロック信号入力バッファ91は、イネーブル信号ENZ を入力する。そして、クロック信号入力バッファ91は、イネーブル信号ENZ がHレベルのときには活性化され、イネーブル信号ENZ がLレベルのときには非活性となる。
【0007】
つまり、イネーブル信号ENZ がHレベルのときには、クロック信号入力バッファ91は、外部クロック信号CLK に基づいて内部クロック信号CLKMZ を出力する。反対に、イネーブル信号ENZ がLレベルのときには、クロック信号入力バッファ91は、外部クロック信号CLK が入力されていても、図16に示すように、内部クロック信号CLKMZ の出力を停止する。
【0008】
このイネーブル信号ENZ は、パワーダウン信号入力バッファ92、クロック信号監視用入力バッファ93、ラッチ回路94及びイネーブル信号生成回路95にて生成されている。
【0009】
パワーダウン信号入力バッファ92は、カレントミラー形の入力バッファであって、SDRAMコントローラから外部パワーダウン信号CKE を入力し同外部パワーダウン信号CKE と同相のメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。すなわち、外部パワーダウン信号CKE がHレベルのとき(非パワーダウン状態)、パワーダウン信号入力バッファ92はHレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。また、外部パワーダウン信号CKE がLレベルのとき(パワーダウン状態)、パワーダウン信号入力バッファ92はLレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。
【0010】
クロック信号監視用入力バッファ93は、カレントミラー形の入力バッファであって、SDRAMコントローラから外部クロック信号CLK を入力し同外部クロック信号CLK と同相の監視用内部クロック信号CLKSZ を出力する。また、クロック信号監視用入力バッファ93は、前記メインパワーダウン信号CKEMZ と前記イネーブル信号ENZ を入力する。そして、同監視用入力バッファ93は、メインパワーダウン信号CKEMZ 及びイネーブル信号ENZ の少なくともいずれかがHレベルのときには活性化され、メインパワーダウン信号CKEMZ 及びイネーブル信号ENZ が共にLレベルのときには非活性となる。
【0011】
つまり、活性のときには、クロック信号監視用入力バッファ93は、外部クロック信号CLK に基づいて監視用内部クロック信号CLKSZ を出力する。反対に、非活性のときには、クロック信号監視用入力バッファ93は、外部クロック信号CLK が入力されていても、図16に示すように、監視用内部クロック信号CLKSZ の出力を停止する。
【0012】
ラッチ回路94は、前記メインパワーダウン信号CKEMZ と監視用内部クロック信号CLKSZ とを入力する。そして、ラッチ回路94は、監視用内部クロック信号CLKSZ のLレベルからHレベルの立ち上がりに応答してそのときのメインパワーダウン信号CKEMZ の状態(Hレベル又はLレベルの状態)を保持し、その保持したメインパワーダウン信号CKEMZ の状態を内部パワーダウン信号CKECZ として出力する。
【0013】
したがって、監視用内部クロック信号CLKSZ がLレベルからHレベルの立ち上がったときにメインパワーダウン信号CKEMZ がHレベルのときには、ラッチ回路94はHレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を出力する。また、監視用内部クロック信号CLKSZ がLレベルからHレベルの立ち上がったときにメインパワーダウン信号CKEMZ がLレベルのときには、ラッチ回路94はLレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を出力する。
【0014】
イネーブル信号生成回路95は、内部パワーダウン信号CKECZ と監視用内部クロック信号CLKSZ を入力する。イネーブル信号生成回路95は、監視用内部クロック信号CLKSZ がLレベルのとき、そのときの内部パワーダウン信号CKECZ をラッチしその内部パワーダウン信号CKECZ をイネーブル信号ENZ として出力する。また、イネーブル信号生成回路95は、監視用内部クロック信号CLKSZ がHレベルのとき、既にラッチしている内部パワーダウン信号CKECZ をイネーブル信号ENZ として出力する。
【0015】
つまり、イネーブル信号生成回路95は、内部パワーダウン信号CKECZ がLレベルのとき、Lレベルのイネーブル信号ENZ を出力し、内部パワーダウン信号CKECZ がHレベルのとき、Hレベルのイネーブル信号ENZ を出力する。
【0016】
このイネーブル信号ENZ は、前記したようにクロック信号入力バッファ91に出力される。つまり、クロック信号入力バッファ91は、内部パワーダウン信号CKECZ がHレベルのときには、外部クロック信号CLK に基づいて内部クロック信号CLKMZ を出力する。反対に、クロック信号入力バッファ91は、内部パワーダウン信号CKECZ がLレベルのときには、外部クロック信号CLK が入力されていても、図16に示すように、内部クロック信号CLKMZ の出力を停止する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
近年、データバスのさらなる高速化が求められ、この種のSDRAMにおいても、その内部動作の高速化への要求がますます高まっている。そこで、その要求に応えるSDRAMとしてDDR(Double-Data-Rate)SDRAMが提案されている。
【0018】
DDR SDRAMは、180°位相の異なる2つの外部クロック信号を入力し、その2つの外部クロック信号に対してそれぞれ互いに180°位相の異なる内部クロック信号を生成する。そして、この2つの位相の異なる内部クロック信号の一方の内部クロック信号の立ち上がりで動作する内部回路と、他方の内部クロック信号の立ち上がりで動作する内部回路をチップ内に設け、それぞれデータ処理を分担させることによって高速化を図っている。
【0019】
ところで、この2つの位相の異なる内部クロック信号において、それぞれの発生及び消失のタイミングは、それぞれ変動することなく常に一定の関係をもって発生及び消失することが望ましい。
【0020】
つまり、例えば、一方の内部クロック信号が他方の内部クロック信号より常に先に発生及び消失する常に一定の関係を有する場合、一方の内部クロック信号で動作する内部回路と、他方の内部クロック信号で動作する内部回路との間では、動作処理数が常に一定の関係が成立することから、以後行う両内部回路の処理動作は常に同じ条件で処理動作が遂行される。
【0021】
これに対して、一方の内部クロック信号と他方の内部クロック信号との間でその発生及び消失の後先がそれぞれその時々で変動する場合には、一方の内部クロック信号で動作する内部回路と、他方の内部クロック信号で動作する内部回路との間では、動作処理数が不定となり、以後行う両内部回路の処理動作は条件が異なり支障をきたして処理不能となるおそれがあるからである。
【0022】
ところで、2つの位相の異なる内部クロック信号は、それぞれの外部クロック信号入力バッファにて生成される。これら外部クロック信号入力バッファは、外部装置から入力されるパワーダウン信号がHレベルのときには活性化され、パワーダウン信号がLレベルのときには非活性となる。つまり、各内部クロック信号の発生及び消失のタイミングは、パワーダウン信号によって決定される。
【0023】
しかしながら、パワーダウン信号のLレベルからHレベルへの立ち上がり及びHレベルからLレベルへの立ち下がりのそれぞれ切り替わるタイミングは、外部クロック信号に関係なく行われる。その結果、切り替わるタイミングによって、一方の内部クロック信号が他方の内部クロック信号より先に発生及び消失したり、反対に一方の内部クロック信号が他方の内部クロック信号より後に発生及び消失したりする。すなわち、一方の内部クロック信号と他方の内部クロック信号との間における発生及び消失のタイミングは、常に一定の関係はなくパワーダウン信号によって変動する。
【0024】
そこで、DDR SDRAMでは、この2つの位相の異なる内部クロック信号を使用してそれぞれの内部回路を確実に動作させるには、両内部クロック信号の間において、それぞれの発生及び消失のタイミングをそれぞれ変動することなく常に一定の関係をもって発生及び消失することが望まれている。
【0025】
本発明の目的は、外部から相互に位相が異なる複数のクロック信号を入力する半導体記憶装置において、これら入力した外部クロック信号から内部クロック信号を好適に生成し、これら内部クロック信号に基づき各内部回路をそれぞれ好適に制御することのできる半導体記憶装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
【0032】
請求項1に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が非活性から活性に切り替わった時、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で前記第1及び第2内部クロック信号を発生させる。また、内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、前記内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として第1イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。この第1イネーブル信号は、内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と内部クロック信号とが入力される第1ゲート回路により第1内部クロック信号が発生される。
【0033】
従って、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの発生タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって発生させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、常に一定の条件下で処理動作を開始させることができる。
【0034】
請求項2に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が活性から非活性に切り替わった時、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で前記第1及び第2内部クロック信号を消失させる。また、内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、前記内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として第1イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。この第1イネーブル信号は、内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と内部クロック信号とが入力される第1ゲート回路により第1内部クロック信号が消失される。
【0035】
従って、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの消失タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって消失させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、常に一定の条件下で処理動作を停止させることができる。
【0036】
請求項3に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が非活性から活性、及び、活性から非活性に切り替わると、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で第1及び第2内部クロック信号を発生及び消失させる。また、内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、前記内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として第1イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。この第1イネーブル信号は、内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と内部クロック信号とが入力される第1ゲート回路により第1内部クロック信号が発生及び消失される。
【0037】
従って、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの発生及び消失タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって発生及び消失させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、常に一定の条件下で処理動作を開始及び停止させることができる。
【0038】
請求項に記載の発明によれば、内部クロック信号出力制御回路は常に第1内部クロック信号を発生させた後に第2内部クロック信号を発生させる。
従って、第1及び第2内部クロック信号の間において、それぞれの発生タイミングは変動することなく常に第1内部クロック信号を先に発生させることができることから、常に第1内部クロック信号で動作する内部回路の処理動作を先に開始させることができる。
【0039】
請求項に記載の発明によれば、内部クロック信号出力制御回路は常に第1内部クロック信号を消失させた後に第2内部クロック信号を消失させる。
従って、第1及び第2内部クロック信号の間において、それぞれの発生タイミングは変動することなく常に第1内部クロック信号を先に消失させることができることから、常に第1内部クロック信号で動作する内部回路の処理動作を先に停止させることができる。
【0040】
請求項に記載の発明によれば、ラッチ回路により第1クロック信号入力バッファからの内部クロック信号の立ち上がりに応答して内部パワーダウン信号がラッチされる。また、第1イネーブル信号生成回路により内部クロック信号の立ち下がりに応答して第1イネーブル信号が保持される。また、第2イネーブル信号生成回路により内部クロック信号の立ち上がりに応答して第2イネーブル信号が保持される。
【0041】
従って、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの発生及び消失タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって発生及び消失させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、一定の条件下で処理動作を開始及び停止させることができる。
【0042】
請求項7に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が非活性から活性に切り替わった時、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で前記第1及び第2内部クロック信号を発生させる。また、第3内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、前記第1内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として第1イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。この第1イネーブル信号が、第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と第3内部クロック信号とが入力される第1ゲート回路により第1内部クロック信号が発生される。また、第2イネーブル信号と第4内部クロック信号とが入力される第2ゲート回路により第2内部クロック信号が発生される。
【0043】
請求項8に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が活性から活性に切り替わった時、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で前記第1及び第2内部クロック信号を消失させる。また、第3内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、前記第1内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として第1イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。この第1イネーブル信号が、第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と第3内部クロック信号とが入力される第1ゲート回路により第1内部クロック信号が消失される。また、第2イネーブル信号と第4内部クロック信号とが入力される第2ゲート回路により第2内部クロック信号が消失される。
【0044】
請求項9に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が非活性から活性、及び、活性から非活性に切り替わった時、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で前記第1及び第2内部クロック信号を発生及び消失させる。また、第3内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、前記第1内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として第1イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。この第1イネーブル信号が、第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と第3内部クロック信号とが入力される第1ゲート回路により第1内部クロック信号が発生及び消失される。また、第2イネーブル信号と第4内部クロック信号とが入力される第2ゲート回路により第2内部クロック信号が発生及び消失される。
【0049】
請求項10に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が非活性から活性に切り替わった時、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で前記第1及び第2内部クロック信号を発生及び消失させる。また、第3内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号、第1イネーブル信号生成回路により第内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持されて出力される。また、ラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が第4内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と第3内部クロック信号とに基づいて第1ゲート回路により第1内部クロック信号が発生される第2イネーブル信号と第4内部クロック信号とに基づいて第2ゲート回路により第2内部クロック信号が発生される。さらに、第2イネーブル信号とラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号とを受け取る第3ゲート回路は、それらにより生成した第3イネーブル信号を第1及び第2クロック信号入力バッファに対して活性・非活性制御するために供給する。
【0050】
請求項11に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が活性から非活性に切り替わった時、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で前記第1及び第2内部クロック信号を発生及び消失させる。また、第3内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、第1イネーブル信号生成回路により第3内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持されて出力される。また、ラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、第4内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と第3内部クロック信号とに基づいて第1ゲート回路により第1内部クロック信号が消失される。第2イネーブル信号と第4内部クロック信号とに基づいて第2ゲート回路により第2内部クロック信号が消失される。さらに、第2イネーブル信号とラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号とを受け取る第3ゲート回路は、それらにより生成した第3イネーブル信号を第1及び第2クロック信号入力バッファに対して活性・非活性制御するために供給する。
【0051】
請求項12に記載の発明によれば、第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号が第1クロック信号入力バッファにより生成され、第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号が第2クロック信号入力バッファにより生成される。また、内部クロック信号出力制御回路は、外部パワーダウン信号が非活性から活性、及び活性から非活性に切り替わった時、その切り替わりタイミングに関係なく、一定の位相関係で前記第1及び第2内部クロック信号を発生及び消失させる。また、第3内部クロック信号に応答して内部パワーダウン信号がラッチ回路によりラッチされる。そのラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、第1イネーブル信号生成回路により第3内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持されて出力される。また、ラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、第4内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。また、第1イネーブル信号と第3内部クロック信号とに基づいて第1ゲート回路により第1内部クロック信号が発生及び消失される。第2イネーブル信号と第4内部クロック信号とに基づいて第2ゲート回路により第2内部クロック信号が発生及び消失される。さらに、第2イネーブル信号とラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号とを受け取る第3ゲート回路は、それらにより生成した第3イネーブル信号を第1及び第2クロック信号入力バッファに対して活性・非活性制御するために供給する。
請求項13に記載の発明によれば、内部パワーダウン信号が、ラッチ回路により第3内部クロック信号の立ち上がりに応答してラッチされる。また、ラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、第1イネーブル信号生成回路により第3内部クロック信号の立ち下がりに応答して第1イネーブル信号として保持されて出力される。また、ラッチ回路によりラッチされた第2の内部パワーダウン信号が、第4内部クロック信号の立ち上がりに応答して第2イネーブル信号として第2イネーブル信号生成回路により保持されて出力される。
【0052】
従って、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの発生及び消失タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって発生及び消失させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、一定の条件下で処理動作を開始及び停止させることができる。
【0053】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をDDR SDRAMに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
【0054】
図1は、DDR SDRAMの概略を説明するためのブロック図である。
DDR SDRAMは、クロックバッファ回路部1、コマンドデコーダ回路部2、アドレスバッファ回路部3、入出力データ回路部4、コントロール信号ラッチ回路部5、モードレジスタ回路部6、コラムアドレスカウンタ回路部7、DLL回路部8及びDRAMコア回路部9等を有する。
【0055】
クロックバッファ回路部1は、外部パワーダウン信号CKE 及び互いに180°の位相差を有する第1及び第2外部クロック信号CLK1,CLK2を外部装置から入力する。クロックバッファ回路部1は、外部パワーダウン信号CKE がHレベルのとき(非パワーダウン状態)、第1及び第2外部クロック信号CLK1,CLK2をそれぞれ同相の第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 として出力する。また、クロックバッファ回路部1は、外部パワーダウン信号CKE がLレベルのとき(パワーダウン状態)、第1及び第2外部クロック信号CLK1,CLK2に基づく第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 を出力しないようになっている。クロックバッファ回路部1は、外部パワーダウン信号CKE 及び第1、第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 をコマンドデコーダ回路部2に出力するとともに、DLL回路部8に出力する。
【0056】
コマンドデコーダ回路部2は、クロックバッファ回路部1からの第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 に応答して、外部装置から外部コマンドCOM を入力する。外部コマンドCOM は、本実施形態では、コラムアドレスストローブ信号CAS 、ライトイネーブル信号WE、チップセレクト信号CS、ロウアドレスストローブ信号RAS 及びオートプリチャージイネーブル信号APとから構成されている。そして、コマンドデコーダ回路部2は、外部パワーダウン信号CKE 及び第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 に応答して、その時に外部コマンドCOM 、すなわち、各信号CAS ,WE,CS,RAS ,APの状態(Hレベル又はLレベル)からライトコマンド、リードコマンド、リフレッシュコマンド等の各種のコマンドをデコードする。そして、コマンドデコーダ回路部2は外部コマンドCOM からこれらデコードした各種コマンドを内部コマンド及びイネーブル信号等としてアドレスバッファ回路部3、入出力データ回路部4、コントロール信号ラッチ回路部5及びモードレジスタ回路部6に出力する。
【0057】
アドレスバッファ回路部3は、コマンドデコーダ回路部2からの内部コマンドに基づいて外部装置からアドレス信号A0〜A11 とバンクアドレス信号BA0 ,BA1 を入力する。アドレスバッファ回路部3は、入力したアドレス信号A0〜A11 及びバンクアドレス信号BA0 ,BA1 に基づくアドレスデータをコントロール信号ラッチ回路部5、モードレジスタ回路部6及びコラムアドレスカウンタ回路部7に出力する。また、アドレスバッファ回路部3は、アドレス信号A0〜A11 に基づくロウアドレスデータをDRAMコア回路部9に出力する。
【0058】
入出力データ回路部4は、コマンドデコーダ回路部2からのイネーブル信号に基づいて活性化され、外部装置からデータストローブ信号DQS 、ライトデータDQ0 〜DQ7 、データマスク信号DMを入力する。入出力データ回路部4は、データストローブ信号DQS の立ち上がり及び立ち下がりに応答してライトデータDQ0 〜DQ7 を入力しラッチする。
【0059】
そして、入出力データ回路部4は、ラッチしたライトデータDQ0 〜DQ7 をDRAMコア回路部9に出力する。また、入出力データ回路部4は、コマンドデコーダ回路部2からの内部コマンドに基づいてDRAMコア回路部9からリードデータDQ0 〜DQ7 を出力するようになっている。
【0060】
コントロール信号ラッチ回路部5は、前記コマンドデコーダ回路部2からの内部コマンド及びアドレスバッファ回路部3からのアドレスデータを入力する。そして、コントロール信号ラッチ回路部5は、これら内部コマンド及びアドレスデータに基づいてDRAMコア回路部9に対してライトデータの書き込み、リードデータの読み出し、リフレッシュ、セルフリフレッシュ等の各種の処理動作のための制御信号を出力する。
【0061】
モードレジスタ回路部6は、コマンドデコーダ回路部2からの内部コマンド及びアドレスバッファ回路部3からのアドレスデータを入力する。そして、モードレジスタ回路部6は、これら内部コマンド及びアドレスデータに基づいてDRAMコア回路部9に対して行う各種の処理動作のモードを保持するようになっている。
【0062】
コラムアドレスカウンタ回路部7は、アドレスバッファ回路部3からアドレス信号A0〜A11 に基づくコラムアドレスデータを入力する。そして、コラムアドレスカウンタ回路部7は、モードレジスタ回路部6のモードに基づいてコラムアドレスデータをDRAMコア回路部9に出力する。
【0063】
DLL回路部8は、クロックバッファ回路部1からの第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 を入力し、種々の周波数のクロックを生成し、入出力データ回路部4等に出力するようになっている。
【0064】
DRAMコア回路部9は、アドレスバッファ回路部3からのロウアドレスデータ、コントロール信号ラッチ回路部5からの制御信号、コラムアドレスカウンタ回路部7からのコラムアドレスデータを入力する。DRAMコア回路部9は、制御信号及びアドレスデータに基づいて内蔵したメモリセルアレイに対してライトデータの書き込み、リードデータの読み出し、リフレッシュ、セルフリフレッシュ等の各種の処理動作を実行する。したがって、DRAMコア回路部9は、入出力データ回路部4から入力されたライトデータDQ0 〜DQ7 を制御信号及びアドレスデータに基づいて所定のアドレスのメモリセルに書き込む。
【0065】
次に、前記第1及び第2外部クロック信号CLK1,CLK2から第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 を生成する前記クロックバッファ回路部1内に設けた内部クロック信号生成回路10を図2に従って説明する。
【0066】
図2において、内部クロック信号生成回路10は、第1クロック信号入力バッファ11、第2クロック信号入力バッファ12、パワーダウン信号入力バッファ13、ラッチ回路14、第1イネーブル信号生成回路15、第2イネーブル信号生成回路16及び第1ゲート回路17を備えている。
【0067】
クロック信号入力回路としての第1クロック信号入力バッファ11は、外部装置から第1外部クロック信号CLK1を入力し同外部クロック信号CLK1と同相の第1内部クロック信号CLKM1 となる内部クロック信号CLKSZ を出力する。第1クロック信号入力バッファ11は、メインパワーダウン信号CKEMZ 及び第2イネーブル信号ENZ2を入力する。そして、第1クロック信号入力バッファ11は、メインパワーダウン信号CKEMZ 及び第2イネーブル信号ENZ2の少なくともいずれかがHレベルの時には活性化され、メインパワーダウン信号CKEMZ 及び第2イネーブル信号ENZ2が共にLレベルの時には非活性となる。
【0068】
図3は、第1クロック信号入力バッファ11の電気的構成を説明するための回路図である。第1クロック信号入力バッファ11は、差動増幅回路部11aと制御回路部11bとからなる。差動増幅回路部11aはカレントミラー形であって、差動増幅部を構成するNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタという)Q1,Q2、定電流部を構成するNMOSトランジスタQ3、カレントミラー部を構成するPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタという)Q4,Q5を有する。増幅用のNMOSトランジスタQ1,Q2は、それぞれソースが、NMOSトランジスタQ3を介して接地されている。
【0069】
NMOSトランジスタQ1のドレインは、PMOSトランジスタQ4を介して高電位電源電圧の電源線に接続されている。NMOSトランジスタQ2のドレインは、PMOSトランジスタQ5を介して高電位電源電圧の電源線に接続されている。また、PMOSトランジスタQ4,Q5のゲートは、NMOSトランジスタQ2のドレインに接続されている。さらにまた、NMOSトランジスタQ1のドレインは、インバータ回路21に接続されている。
【0070】
そして、NMOSトランジスタQ1のゲートには、第1外部クロック信号CLK1が入力される。NMOSトランジスタQ2のゲートには、基準電圧Vrefが入力される。また、NMOSトランジスタQ3のゲートには、制御回路部11bから制御信号CON が入力される。
【0071】
制御回路部11bはPMOSトランジスタとNMOSトランジスタよりなるトランスファーゲート22を有している。トランスファーゲート22のPMOSトランジスタのゲートは、メインパワーダウン信号CKEMZ を入力する。トランスファーゲート22のNMOSトランジスタのゲートは、インバータ回路23を介してメインパワーダウン信号CKEMZ を入力する。そして、メインパワーダウン信号CKEMZ がLレベルの時、トランスファーゲート22はオンして第2イネーブル信号ENZ2を制御信号CON としてNMOSトランジスタQ3のゲートに出力する。メインパワーダウン信号CKEMZ がHレベルの時、トランスファーゲート22はオフして第2イネーブル信号ENZ2を制御信号CON としてNMOSトランジスタQ3のゲートに出力することはない。
【0072】
制御回路部11bは、PMOSトランジスタQ6を備えている。PMOSトランジスタQ6のソースは高電位電源の電源線に接続され、ドレインは、NMOSトランジスタQ3のゲートに接続されている。PMOSトランジスタQ6のゲートは、前記インバータ回路23を介してメインパワーダウン信号CKEMZ を入力する。したがって、メインパワーダウン信号CKEMZ がHレベルの時、PMOSトランジスタQ6は、Hレベルの信号を制御信号CON としてNMOSトランジスタQ3のゲートに出力する。
【0073】
つまり、制御回路部11bは、メインパワーダウン信号CKEMZ 及び第2イネーブル信号ENZ2の少なくともいずれかがHレベルの時には、Hレベルの制御信号CON をNMOSトランジスタQ3のゲートに出力する。このとき、NMOSトランジスタQ3はオンとなり、差動増幅回路部11aは活性状態となる。
【0074】
一方、メインパワーダウン信号CKEMZ 及び第2イネーブル信号ENZ2が共にLレベルの時には、制御回路部11bは、Lレベルの制御信号CON をNMOSトランジスタQ3のゲートに出力する。このとき、NMOSトランジスタQ3はオフとなり、差動増幅回路部11aは非活性状態となる。
【0075】
したがって、差動増幅回路部11aが活性状態にあるときには、同差動増幅回路部11aは、第1外部クロック信号CLK1に基づいて内部クロック信号CLKSZ (第1内部クロック信号CLKM1 )をインバータ回路21から出力する。反対に、差動増幅回路部11aが非活性状態にあるときには、同差動増幅回路部11aは、第1外部クロック信号CLK1が入力されていても、内部クロック信号CLKSZ (第1内部クロック信号CLKM1 )の出力を停止する。
【0076】
クロック信号入力回路としての第2クロック信号入力バッファ12は、外部装置から第2外部クロック信号CLK2を入力し同外部クロック信号CLK2と同相の第2内部クロック信号CLKM2 を出力する。第2クロック信号入力バッファ12は、第2イネーブル信号ENZ2を入力する。そして、第2クロック信号入力バッファ12は、第2イネーブル信号ENZ2がHレベルの時には活性化され、第2イネーブル信号ENZ2がLレベルの時には非活性となる。
【0077】
図4は、第2クロック信号入力バッファ12の電気的構成を説明するための回路図である。第2クロック信号入力バッファ12は、カレントミラー形の差動増幅回路であって、差動増幅部を構成するNMOSトランジスタQ7,Q8、定電流部を構成するNMOSトランジスタQ9、カレントミラー部を構成するPMOSトランジスタQ10,Q11を有する。増幅用のNMOSトランジスタQ7,Q8は、それぞれソースが、NMOSトランジスタQ9を介して接地されている。
【0078】
NMOSトランジスタQ7のドレインは、PMOSトランジスタQ10 を介して高電位電源電圧の電源線に接続されている。NMOSトランジスタQ8のドレインは、PMOSトランジスタQ11 を介して高電位電源電圧の電源線に接続されている。また、PMOSトランジスタQ10 ,Q11 のゲートは、NMOSトランジスタQ8のドレインに接続されている。さらにまた、NMOSトランジスタQ7のドレインは、インバータ回路24に接続されている。
【0079】
そして、NMOSトランジスタQ7のゲートには、第2外部クロック信号CLK2が入力される。NMOSトランジスタQ8のゲートには、基準電圧Vrefが入力される。また、NMOSトランジスタQ9のゲートには、第2イネーブル信号ENZ2が入力される。
【0080】
つまり、第2クロック信号入力バッファ12は、第2イネーブル信号ENZ2がHレベルの時には、NMOSトランジスタQ9がオンとなり活性状態となる。一方、第2イネーブル信号ENZ2がLレベルの時には、第2クロック信号入力バッファ12は、NMOSトランジスタQ9がオフとなり非活性状態となる。
【0081】
したがって、第2クロック信号入力バッファ12が活性状態にあるときには、同第2クロック信号入力バッファ12は、第2外部クロック信号CLK2に基づいて第2内部クロック信号CLKM2 をインバータ回路24から出力する。反対に、第2クロック信号入力バッファ12が非活性状態にあるときには、同第2クロック信号入力バッファ12は、第2外部クロック信号CLK2が入力されていても、第2内部クロック信号CLKM2 の出力を停止する。
【0082】
外部制御信号入力回路としてのパワーダウン信号入力バッファ13は、外部装置から外部パワーダウン信号CKE を入力し同外部パワーダウン信号CKE と同相のメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。したがって、外部パワーダウン信号CKE がHレベルの時、パワーダウン信号入力バッファ13は、Hレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。また、外部パワーダウン信号CKE がLレベルの時、パワーダウン信号入力バッファ13は、Lレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。
【0083】
このメインパワーダウン信号CKEMZ は、前記第1クロック信号入力バッファ11に出力される。したがって、前記第1クロック信号入力バッファ11は、メインパワーダウン信号CKEMZ 、すなわち外部パワーダウン信号CKE がHレベルの時には、活性化される。また、前記第1クロック信号入力バッファ11は、メインパワーダウン信号CKEMZ 、すなわち外部パワーダウン信号CKE がLレベルの時には、前記第2イネーブル信号ENZ2がLレベルになっている時にのみ非活性となる。
【0084】
また、このメインパワーダウン信号CKEMZ は、ラッチ回路14にも出力される。内部クロック信号出力制御回路を構成するラッチ回路14は、メインパワーダウン信号CKEMZ の他に第1クロック信号入力バッファ11からの内部クロック信号CLKSZ を入力する。ラッチ回路14は、内部クロック信号CLKSZ のLレベルからHレベルの立ち上がりに応答してその時のメインパワーダウン信号CKEMZ の状態(Hレベル又はLレベルの状態)を判定し保持し、その保持したメインパワーダウン信号CKEMZ の状態を内部パワーダウン信号CKECZ として出力する。
【0085】
図5は、ラッチ回路14の電気的構成を説明するための回路図である。
ラッチ回路14は、判定回路部14aとラッチ回路部14bとを有する。判定回路部14aは、増幅部を構成するNMOSトランジスタQ12 ,Q13 、定電流部を構成するNMOSトランジスタQ14 を有する。増幅用のNMOSトランジスタQ12 ,Q13 は、それぞれソースが、NMOSトランジスタQ14 を介して接地されている。
【0086】
NMOSトランジスタQ12 のドレインは、ゲート同士が接続されたNMOSトランジスタQ15 及びPMOSトランジスタQ16 を介して高電位電源電圧の電源線に接続されている。NMOSトランジスタQ13 のドレインは、ゲート同士が接続されたNMOSトランジスタQ17 及びPMOSトランジスタQ18 を介して高電位電源電圧の電源線に接続されている。PMOSトランジスタQ16 ,Q18 には、PMOSトランジスタQ19 ,Q20 がそれぞれ並列に接続されている。
【0087】
そして、NMOSトランジスタQ14 及びPMOSトランジスタQ19 ,Q20 のゲートには、前記内部クロック信号CLKSZ が入力される。NMOSトランジスタQ12 のゲートには、前記メインパワーダウン信号CKEMZ が入力される。さらに、NMOSトランジスタQ13 のゲートには、インバータ回路25を介してメインパワーダウン信号CKEMZ が入力される。
【0088】
また、判定回路部14aは、PMOSトランジスタQ21 とNMOSトランジスタQ22 よりなる第1出力回路26とPMOSトランジスタQ23 とNMOSトランジスタQ24 よりなる第2出力回路27を備えている。そして、NMOSトランジスタQ15 のドレインは、第1出力回路26を構成するPMOSトランジスタQ21 のゲートに接続されているとともに、インバータ回路28を介して第2出力回路27を構成するNMOSトランジスタQ24 のゲートに接続されている。また、NMOSトランジスタQ15 のドレインは、NMOSトランジスタQ17 及びPMOSトランジスタQ18 のゲートにも接続されている。
【0089】
一方、NMOSトランジスタQ17 のドレインは、第2出力回路27を構成するPMOSトランジスタQ23 のゲートに接続されているとともに、インバータ回路29を介して第1出力回路26を構成するNMOSトランジスタQ22 のゲートに接続されている。また、NMOSトランジスタQ17 のドレインは、NMOSトランジスタQ15 及びPMOSトランジスタQ16 のゲートにも接続されている。
【0090】
前記NMOSトランジスタQ12 ,Q13 はそれぞれNMOSトランジスタQ25 ,Q26 が並列に接続されている。NMOSトランジスタQ25 のゲートは前記インバータ回路28の出力信号が入力され、NMOSトランジスタQ26 のゲートは前記インバータ回路29の出力信号が入力されるようになっている。
【0091】
このように構成された判定回路部14aは、内部クロック信号CLKSZ がHレベルの時、NMOSトランジスタQ14 はオン状態であって、メインパワーダウン信号CKEMZ (外部パワーダウン信号CKE )がHレベルの時、NMOSトランジスタQ12 はオン状態で、NMOSトランジスタQ13 はオフ状態である。このとき、NMOSトランジスタQ15 のドレインの電位はLレベルに下がり、NMOSトランジスタQ17 のドレインの電位はHレベルに上がる。したがって、第1出力回路26のPMOSトランジスタQ21 はオンしNMOSトランジスタQ22 はオフすることから、第1出力回路26の出力はHレベルとなる。一方、第2出力回路27のPMOSトランジスタQ23 はオフしNMOSトランジスタQ24 はオンすることから、第2出力回路27のPMOSトランジスタQ23 はオフしNMOSトランジスタQ24 はオンすることから、第2出力回路27の出力はLレベルとなる。
【0092】
このとき、インバータ回路28からのHレベルの出力信号に基づいてNMOSトランジスタQ25 はオン状態となる。また、インバータ回路29からのLレベルの出力信号に基づいてNMOSトランジスタQ26 はオフ状態となる。
【0093】
また、PMOSトランジスタQ16 はオフで、NMOSトランジスタQ15 はオン状態となる。一方、PMOSトランジスタQ18 はオンで、NMOSトランジスタQ17 はオフ状態となる。
【0094】
この状態から、内部クロック信号CLKSZ がLレベルになると、NMOSトランジスタQ14 はオフし、PMOSトランジスタQ19 ,Q20 をオン状態にさせる。NMOSトランジスタQ15 及びNMOSトランジスタQ17 のドレインは共にHレベルとなる。その結果、トランジスタQ21 〜Q24 がオフして第1及び第2出力回路26,27はハイインピーダンスとなる。
【0095】
そして、再び内部クロック信号CLKSZ がHレベルになると、NMOSトランジスタQ15 のドレインはLレベルに下がり、NMOSトランジスタQ17 のドレインはHレベルのままとなる。そして、第1出力回路26の出力はHレベルとなり、第2出力回路27の出力はLレベルとなる。つまり、メインパワーダウン信号CKEMZ (外部パワーダウン信号CKE )がHレベルの時には、内部クロック信号CLKSZ がHレベルになるごとに、第1出力回路26の出力はHレベルとなり、第2出力回路27の出力はLレベルとなる。そして、内部クロック信号CLKSZ がLレベルになるごとに、第1及び第2出力回路26,27はハイインピーダンスとなる。
【0096】
一方、メインパワーダウン信号CKEMZ (外部パワーダウン信号CKE )がLレベルの時には、内部クロック信号CLKSZ がHレベルになるごとに、NMOSトランジスタQ17 のドレインはLレベルに下がり、NMOSトランジスタQ15 のドレインはHレベルのままとなる。そして、第1出力回路26の出力はLレベルとなり、第2出力回路27の出力はHレベルとなる。
【0097】
この状態から、内部クロック信号CLKSZ がLレベルになると、NMOSトランジスタQ15 及びNMOSトランジスタQ17 のドレインは共にHレベルとなることから、トランジスタQ21 〜Q24 がオフして第1及び第2出力回路26,27はハイインピーダンスとなる。
【0098】
ラッチ回路部14bは、インバータ回路31,32からなるラッチ回路33を備えている。ラッチ回路33の出力端子は第1出力回路26の出力端子に接続され、入力端子は第2出力回路27の出力端子に接続されている。
【0099】
したがって、ラッチ回路33は、内部クロック信号CLKSZ がHレベルになるごとに、第1及び第2出力回路26,27から出力される出力信号をラッチする。すなわち、メインパワーダウン信号CKEMZ (外部パワーダウン信号CKE )がHレベルの時には、ラッチ回路33はHレベルの信号をラッチする。そして、メインパワーダウン信号CKEMZ (外部パワーダウン信号CKE )がLレベルの時には、ラッチ回路33はLレベルの信号をラッチする。
【0100】
ラッチ回路33の出力端子にはインバータ回路34,35が接続されている。そして、インバータ回路34,35を介してラッチ回路33がラッチしているメインパワーダウン信号CKEMZ (外部パワーダウン信号CKE )を内部パワーダウン信号CKECZ として出力する。
【0101】
このように、判定回路部14aとラッチ回路部14bとからなるラッチ回路14は、内部クロック信号CLKSZ がLレベルからHレベルの立ち上がった時にメインパワーダウン信号CKEMZ がHレベルの時には、Hレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を出力する。また、ラッチ回路14は、内部クロック信号CLKSZ がLレベルからHレベルの立ち上がった時にメインパワーダウン信号CKEMZ がLレベルの時には、Lレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を出力する。
【0102】
内部パワーダウン信号CKECZ は、第1イネーブル信号生成回路15に出力される。内部クロック信号出力制御回路を構成する第1イネーブル信号生成回路15は、内部パワーダウン信号CKECZ の他に第1クロック信号入力バッファ11からの内部クロック信号CLKSZ を入力する。第1イネーブル信号生成回路15は、内部クロック信号CLKSZ のLレベルからHレベルの立ち上がりに応答してその時の内部パワーダウン信号CKECZ の状態(Hレベル又はLレベルの状態)を保持し、その保持した内部パワーダウン信号CKECZ の状態を第1イネーブル信号ENZ1として出力する。
【0103】
図6は第1イネーブル信号生成回路15の電気的構成を説明するための回路図である。第1イネーブル信号生成回路15は制御回路部15aとラッチ回路部15bを有する。制御回路部15aは、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタよりなるトランスファーゲート36を備えている。
【0104】
トランスファーゲート36のPMOSトランジスタのゲートは、内部クロック信号CLKSZ を入力する。トランスファーゲート36のNMOSトランジスタのゲートは、インバータ回路37を介して内部クロック信号CLKSZ を入力する。そして、内部クロック信号CLKSZ がLレベルの時、トランスファーゲート36はオンしてインバータ回路38を介して出力されてくる内部パワーダウン信号CKECZ をラッチ回路部15bに出力する。内部クロック信号CLKSZ がHレベルの時、トランスファーゲート36はオフしてインバータ回路38を介して出力される内部パワーダウン信号CKECZ をラッチ回路部15bに出力することはない。
【0105】
ラッチ回路部15bは、インバータ回路39,40からなるラッチ回路41を備えている。ラッチ回路41の入力端子はトランスファーゲート36の出力端子に接続されている。したがって、ラッチ回路41は、内部クロック信号CLKSZ がHレベルになるごとに、内部パワーダウン信号CKECZ をラッチし第1イネーブル信号ENZ1として出力する。すなわち、内部パワーダウン信号CKECZ (外部パワーダウン信号CKE )がHレベルの時には、ラッチ回路41はHレベルの第1イネーブル信号ENZ1を出力する。そして、内部パワーダウン信号CKECZ (外部パワーダウン信号CKE )がLレベルの時には、ラッチ回路41はLレベルの第1イネーブル信号ENZ1を出力する。
【0106】
第1イネーブル信号ENZ1は、第2イネーブル信号生成回路16に出力される。内部クロック信号出力制御回路を構成する第2イネーブル信号生成回路16は、第1イネーブル信号ENZ1の他に前記内部クロック信号CLKSZ を入力する。第2イネーブル信号生成回路16は、内部クロック信号CLKSZ のLレベルからHレベルの立ち上がりに応答してその時の第1イネーブル信号ENZ1の状態(Hレベル又はLレベルの状態)を保持し、その保持した第1イネーブル信号ENZ1の状態を第2イネーブル信号ENZ2として出力する。
【0107】
図7は第2イネーブル信号生成回路16の電気的構成を説明するための回路図である。第2イネーブル信号生成回路16は制御回路部16aとラッチ回路部16bを有する。制御回路部16aは、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタよりなるトランスファーゲート42を備えている。トランスファーゲート42のNMOSトランジスタのゲートは、内部クロック信号CLKSZ を入力する。トランスファーゲート42のPMOSトランジスタのゲートは、インバータ回路43を介して内部クロック信号CLKSZ を入力する。そして、内部クロック信号CLKSZ がHレベルの時、トランスファーゲート42はオンしてインバータ回路44を介して出力されてくる第1イネーブル信号ENZ1をラッチ回路部16bに出力する。内部クロック信号CLKSZ がLレベルの時、トランスファーゲート42はオフしてインバータ回路44を介して出力される第1イネーブル信号ENZ1をラッチ回路部16bに出力することはない。
【0108】
ラッチ回路部16bは、インバータ回路45,46からなるラッチ回路47を備えている。ラッチ回路47の入力端子はトランスファーゲート42の出力端子に接続されている。したがって、ラッチ回路47は、内部クロック信号CLKSZ がLレベルになるごとに、第1イネーブル信号ENZ1をラッチし第2イネーブル信号ENZ2として出力する。すなわち、第1イネーブル信号ENZ1(内部パワーダウン信号CKECZ )がHレベルの時には、ラッチ回路47はHレベルの第2イネーブル信号ENZ2を出力する。そして、第1イネーブル信号ENZ1(内部パワーダウン信号CKECZ )がLレベルの時には、ラッチ回路47はLレベルの第2イネーブル信号ENZ2を出力する。
【0109】
内部クロック信号出力制御回路を構成する第1ゲート回路17は2入力のアンド回路で構成され、前記第1クロック信号入力バッファ11からの内部クロック信号CLKSZ と、第1イネーブル信号生成回路15からの第1イネーブル信号ENZ1を入力する。そして、第1ゲート回路17は第1イネーブル信号ENZ1がHレベルの時、内部クロック信号CLKSZ を第1内部クロック信号CLKM1 として出力する。また、第1ゲート回路17は第1イネーブル信号ENZ1がLレベルの時、内部クロック信号CLKSZ を第1内部クロック信号CLKM1 として出力しない。
【0110】
次に上記のように構成した内部クロック信号生成回路10の動作について説明する。
今、外部パワーダウン信号CKE がHレベルの状態で、第1及び第2外部クロック信号CLK1,CLK2が出力されていると、パワーダウン信号入力バッファ13はHレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。第1クロック信号入力バッファ11は、Hレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ に基づいて活性され、第1外部クロック信号CLK1を入力して内部クロック信号CLKSZ をラッチ回路14、第1イネーブル信号生成回路15、第2イネーブル信号生成回路16及び第1ゲート回路17に出力している。
【0111】
したがって、ラッチ回路14はHレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を、第1イネーブル信号生成回路15はHレベルの第1イネーブル信号ENZ1を、第2イネーブル信号生成回路16はHレベルの第2イネーブル信号ENZ2を出力する。
【0112】
その結果、第1ゲート回路17は、内部クロック信号CLKSZ を第1内部クロック信号CLKM1 として出力する。また、第2クロック信号入力バッファ12はHレベルの第2イネーブル信号ENZ2に基づいて活性され、第2外部クロック信号CLK2を入力し第2内部クロック信号CLKM2 として出力している。
【0113】
そして、外部パワーダウン信号CKE がHレベルからLレベルに立ち下がると、パワーダウン信号入力バッファ13はLレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。この時、メインパワーダウン信号CKEMZ がLレベルに立ち下がっても第2イネーブル信号ENZ2がHレベルなので、第1クロック信号入力バッファ11は依然活性され、第1外部クロック信号CLK1を入力し内部クロック信号CLKSZ として出力している。
【0114】
そして、メインパワーダウン信号CKEMZ がLレベルに立ち下がってから内部クロック信号CLKSZ の最初のLレベルからHレベルへの立ち上がりに応答して、ラッチ回路14はLレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ をラッチしてLレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を第1イネーブル信号生成回路15に出力する。
【0115】
第1イネーブル信号生成回路15は、ラッチ回路14がLレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ をラッチしたHレベルの内部クロック信号CLKSZ がLレベルに立ち下がると、Lレベルの内部パワーダウン信号CKECZ をラッチしてLレベルの第1イネーブル信号ENZ1を第2イネーブル信号生成回路16及び第1ゲート回路17に出力する。
【0116】
第1ゲート回路17は、第1イネーブル信号ENZ1がLレベルになることによって、内部クロック信号CLKSZ に基づく第1内部クロック信号CLKM1 を消失させる。つまり、第1外部クロック信号CLK1に基づく第1内部クロック信号CLKM1 は図8に示すように、Lレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ をラッチしたHレベルの内部クロック信号CLKSZ がLレベルに立ち下がることによりLレベルとなって消失する。
【0117】
第2イネーブル信号生成回路16は、第1イネーブル信号生成回路15がLレベルの内部パワーダウン信号CKECZ をラッチしたLレベルの内部クロック信号CLKSZ がHレベルに立ち上がると、Lレベルの第1イネーブル信号ENZ1をラッチしてLレベルの第2イネーブル信号ENZ2を第1及び第2クロック信号入力バッファ11,12に出力する。
【0118】
第1クロック信号入力バッファ11は、Lレベルの第2イネーブル信号ENZ2に基づいて非活性となり、第1外部クロック信号CLK1に基づく内部クロック信号CLKSZ を消失する。同様に、第2クロック信号入力バッファ12は、Lレベルの第2イネーブル信号ENZ2に基づいて非活性となり、第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 を消失する。つまり、第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 は図8に示すように、Lレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ をラッチしたHレベルの内部クロック信号CLKSZ がLレベルに立ち下がり再びHレベルに立ち上がることによりLレベルとなって消失する。
【0119】
言い換えると、第2内部クロック信号CLKM2 は、第1内部クロック信号CLKM1 がLレベルとなって消失してから内部クロック信号CLKSZ (第1内部クロック信号CLKM1 )の半周期後にLレベルとなって消失する。
【0120】
第1内部クロック信号CLKM1 及び第2内部クロック信号CLKM2 が消失した後、再び外部パワーダウン信号CKE がLレベルからHレベルに立ち上がると、パワーダウン信号入力バッファ13はLレベルからHレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ を出力する。第1クロック信号入力バッファ11は、Hレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ に基づいて活性され、第1外部クロック信号CLK1を入力して内部クロック信号CLKSZ をラッチ回路14、第1イネーブル信号生成回路15、第2イネーブル信号生成回路16及び第1ゲート回路17に再び出力する。
【0121】
ラッチ回路14はHレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を、第1イネーブル信号生成回路15はHレベルの第1イネーブル信号ENZ1を、第2イネーブル信号生成回路16はHレベルの第2イネーブル信号ENZ2を出力する。
【0122】
そして、メインパワーダウン信号CKEMZ がHレベルに立ち上がってから内部クロック信号CLKSZ の最初のLレベルからHレベルへの立ち上がりに応答して、ラッチ回路14はHレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ をラッチしてHレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を第1イネーブル信号生成回路15に出力する。
【0123】
第1イネーブル信号生成回路15は、ラッチ回路14がHレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ をラッチしたHレベルの内部クロック信号CLKSZ がLレベルに立ち下がると、Hレベルの内部パワーダウン信号CKECZ をラッチしてHレベルの第1イネーブル信号ENZ1を第2イネーブル信号生成回路16及び第1ゲート回路17に出力する。
【0124】
第1ゲート回路17は、第1イネーブル信号ENZ1がHレベルになることによって、内部クロック信号CLKSZ に基づく第1内部クロック信号CLKM1 を再び出力する。つまり、第1外部クロック信号CLK1に基づく第1内部クロック信号CLKM1 は、Hレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ をラッチしたHレベルの内部クロック信号CLKSZ がLレベルに立ち下がることにより再び発生する。
【0125】
第2イネーブル信号生成回路16は、第1イネーブル信号生成回路15がHレベルの内部パワーダウン信号CKECZ をラッチしたLレベルの内部クロック信号CLKSZ がHレベルに立ち上がると、Hレベルの第1イネーブル信号ENZ1をラッチしてHレベルの第2イネーブル信号ENZ2を第1及び第2クロック信号入力バッファ11,12に出力する。
【0126】
第2クロック信号入力バッファ12は、Hレベルの第2イネーブル信号ENZ2に基づいて活性となり、第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 を出力する。つまり、第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 は、Hレベルのメインパワーダウン信号CKEMZ をラッチしたHレベルの内部クロック信号CLKSZ がLレベルに立ち下がり再びHレベルに立ち上がることにより再び出力する。
【0127】
言い換えると、第2内部クロック信号CLKM2 は、第1内部クロック信号CLKM1 が発生してから内部クロック信号CLKSZ (第1内部クロック信号CLKM1 )の半周期後に発生する。
【0128】
次に、上記のように構成した内部クロック信号生成回路10の特徴を以下に記載する。
(1)本実施形態では、外部パワーダウン信号CKE (メインパワーダウン信号CKEMZ )がHレベルからLレベルに立ち下がると、第1外部クロック信号CLK1に基づく第1内部クロック信号CLKM1 は、第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 より、常に半周期分早く消失する。また、外部パワーダウン信号CKE (メインパワーダウン信号CKEMZ )がLレベルからHレベルに立ち上がると、第1外部クロック信号CLK1に基づく第1内部クロック信号CLKM1 は、第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 より、常に半周期分早く発生する。
【0129】
つまり、内部クロック信号生成回路10は、第1内部クロック信号CLKM1 と第2内部クロック信号CLKM2 を、外部パワーダウン信号CKE がHレベルからLレベル及びLレベルからHレベルへ切り替わるタイミングに関係なく、常に一定の関係で発生及び消失させることができる。
【0130】
(2)本実施形態では、外部パワーダウン信号CKE (メインパワーダウン信号CKEMZ )がHレベルからLレベルに立ち下がった直後においても第1クロック信号入力バッファ11を活性化状態にし、第1クロック信号入力バッファ11からの第1外部クロック信号CLK1に基づく内部クロック信号CLKSZ のHレベルの立ち上がりに基づいて、ラッチ回路14にてメインパワーダウン信号CKEMZ のLレベルをラッチしてLレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を出力させるようにした。また、第1イネーブル信号生成回路15にて、前記内部クロック信号CLKSZ のHレベルの立ち上がりに基づいて、内部パワーダウン信号CKECZ をラッチしてLレベルの第1イネーブル信号ENZ1を出力させるようにした。さらに、第2イネーブル信号生成回路16にて、その半周期後の前記内部クロック信号CLKSZ の立ち下がりに基づいて、第1イネーブル信号ENZ1をラッチしてLレベルの第2イネーブル信号ENZ2を出力させるようにした。
【0131】
したがって、外部パワーダウン信号CKE (メインパワーダウン信号CKEMZ )がHレベルからLレベルに立ち下がったときには、第1外部クロック信号CLK1に基づく第1内部クロック信号CLKM1 を、第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 より、常に半周期分早く消失させることができる。
【0132】
(3)本実施形態では、外部パワーダウン信号CKE (メインパワーダウン信号CKEMZ )がLレベルからHレベルに立ち上がった直後においても第1クロック信号入力バッファ11を活性化状態にし、第1クロック信号入力バッファ11からの第1外部クロック信号CLK1に基づく内部クロック信号CLKSZ のHレベルの立ち上がりに基づいて、ラッチ回路14にてメインパワーダウン信号CKEMZ のHレベルをラッチしてHレベルの内部パワーダウン信号CKECZ を出力させるようにした。また、第1イネーブル信号生成回路15にて、前記内部クロック信号CLKSZ のHレベルの立ち上がりに基づいて、その内部パワーダウン信号CKECZ をラッチしてHレベルの第1イネーブル信号ENZ1を出力させるようにした。さらに、第2イネーブル信号生成回路16にて、その半周期後の前記内部クロック信号CLKSZ の立ち下がりに基づいて、その第1イネーブル信号ENZ1をラッチしてHレベルの第2イネーブル信号ENZ2を出力させるようにした。
【0133】
したがって、外部パワーダウン信号CKE (メインパワーダウン信号CKEMZ )がLレベルからHレベルに立ち上がったときには、第1外部クロック信号CLK1に基づく第1内部クロック信号CLKM1 を、第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 より、常に半周期分早く発生させることができる。
【0134】
尚、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。
・前記実施形態の図7において説明した第2イネーブル信号生成回路16を図9に示す第2イネーブル信号生成回路16に変更してもよい。図9に示す第2イネーブル信号生成回路16は、前記実施形態におけるラッチ回路部16bのインバータ回路46がノア回路51にて構成されている点が相違する。
【0135】
ノア回路51は2入力端子のノア回路であって、一方の入力端子が前記制御回路部16aのトランスファーゲート42の出力端子に接続され、他方の入力端子が制御回路部16aのインバータ回路44の出力端子に接続されている。つまり、ノア回路51は、他方の入力端子からトランスファーゲート42を介さずにインバータ回路44からの信号(第1イネーブル信号ENZ1の逆相の信号)を入力するようになっている。
【0136】
したがって、図9に示す第2イネーブル信号生成回路16は、第1イネーブル信号生成回路15から出力される第1イネーブル信号ENZ1を半周期後にラッチせずに直ちにラッチし、第2イネーブル信号ENZ2を出力する。その結果、第2イネーブル信号生成回路16から出力される第2イネーブル信号ENZ2は、図8に示す前期実施形態の第2イネーブル信号ENZ2の動作波形が破線で示すタイミングで切り替わることになる。これにともない、図9に示す第2イネーブル信号生成回路16における第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 は、図8に示す前記実施形態の第2内部クロック信号CLKM2 の動作波形が破線で示す波形となる。つまり、第1内部クロック信号CLKM1 の立ち上がりを、第2内部クロック信号CLKM2 の立ち上がりより、常に半周期分早く発生及び消失させることができる。そして、第1内部クロック信号CLKM1 がLレベルで消失しているのに対して、第2内部クロック信号CLKM2 はHレベルで消失する。
【0137】
・前記実施形態の図2において説明した内部クロック信号生成回路10を図10に示す内部クロック信号生成回路10に変更して実施してもよい。図10に示す内部クロック信号生成回路10は、第2イネーブル信号生成回路16が第2クロック信号入力バッファ12からの第2外部クロック信号CLK2と実質的に同じ位相を有する内部クロック信号CKLSZ2のHレベルで第1イネーブル信号ENZ1をラッチさせる点と、第1イネーブル信号生成回路15が、第1内部クロック信号CLKM1 のHレベルで内部パワーダウン信号CKECZ をラッチさせる点とが相違する。
【0138】
第2クロック信号入力バッファ12は、パワーだ運針号入力バッファ13からのメインパワーダウン信号CKEMZ と第2イネーブル信号生成回路16からの第2イネーブル信号ENZ2のいずれかがHレベルであるときに活性化し、メインパワーダウン信号CKEMZ 及び第2イネーブル信号ENZ2が共にLレベルであるときに非活性化する。
【0139】
この場合、内部クロック信号CLKSZ2と第2イネーブル信号ENZ2とからアンド回路18により生成される第2内部クロック信号CLKM2 は、第1内部クロック信号CLKM1 と半周期分位相がずれているため、前記図2において説明した実施形態と同様に外部パワーダウン信号CKE (メインパワーダウン信号CKEMZ )がHレベルからLレベルに立ち下がると、第1内部クロック信号CLKM1 の立ち上がりを、第2内部クロック信号CLKM2 の立ち上がりより、常に半周期分早く消失させることができる。また、外部パワーダウン信号CKE (メインパワーダウン信号CKEMZ )がLレベルからHレベルに立ち上がると、第1内部クロック信号CLKM1 の立ち上がりを、第2内部クロック信号CLKM2 の立ち上がりより、常に半周期分早く発生させることができる。
【0140】
・前記実施形態の図2において説明した内部クロック信号生成回路10を図11に示す内部クロック信号生成回路10に変更して実施してもよい。図11に示す内部クロック信号生成回路10は、第2イネーブル信号生成回路16を省略した点と、第2内部クロック信号CLKM2 が内部クロック信号出力制御回路を構成するナンド回路よりなる第2ゲート回路52から出力される点が相違する。
【0141】
そして、図11に示す内部クロック信号生成回路10は、第2イネーブル信号ENZ2に代えて第1イネーブル信号生成回路15からの第1イネーブル信号ENZ1を第1及び第2クロック信号入力バッファ11,12に活性・非活性のための信号として出力する。また、第2ゲート回路52は、2入力端子のナンド回路であって、一方の入力端子には第2クロック信号入力バッファ12の出力信号が内部クロック信号出力制御回路を構成するインバータ回路60を介して入力され、他方の入力端子には前記第1イネーブル信号生成回路15からの第1イネーブル信号ENZ1を入力するようになっている。
【0142】
これにともない、内部クロック信号生成回路10における第2外部クロック信号CLK2に基づく第2内部クロック信号CLKM2 は、図12に示す動作波形となる。つまり、第1内部クロック信号CLKM1 の立ち上がりを、第2内部クロック信号CLKM2 の立ち上がりより、常に半周期分早く発生及び消失させることができる。そして、第1内部クロック信号CLKM1 がLレベルで消失しているのに対して、第2内部クロック信号CLKM2 はHレベルで消失する。しかも、図11に示す内部クロック信号生成回路10は、図2に示す内部クロック信号生成回路10に比べて第2イネーブル信号生成回路16を省略した分だけ回路規模を縮小することができる。
【0143】
・前記実施形態の図2において説明した内部クロック信号生成回路10を図13に示す内部クロック信号生成回路10に変更して実施してもよい。図13に示す内部クロック信号生成回路10は、第2イネーブル信号生成回路16が第1イネーブル信号ENZ1及び内部クロック信号CLKSZ (第1内部クロック信号CLKM1 )に代えてラッチ回路14からの内部パワーダウン信号CKECZ と第2クロック信号入力バッファ12からの内部クロック信号CLKSZ2を入力する点と、第2内部クロック信号CLKM2 が内部クロック信号出力制御回路を構成するナンド回路よりなる第2ゲート回路53から出力される点が相違する。さらに、第2イネーブル信号生成回路16の第2イネーブル信号ENZ2と内部パワーダウン信号CKECZ を受ける内部クロック信号出力制御回路を構成するオア回路よりなる第3ゲート回路54からの第3イネーブル信号ENZ3が第1及び第2クロック信号入力バッファ11,12に第2イネーブル信号ENZ2に代わって出力される点が相違する。
【0144】
第2ゲート回路53は、第2クロック信号入力バッファ12からインバータ55を介して供給される内部クロック信号CLKSZ2を第2イネーブル信号ENZ2に従って制御して生成した第2内部クロック信号CLKM2 を出力する。
【0145】
第2イネーブル信号生成回路16は、第2クロック信号入力バッファ12の立ち上がりに応答してラッチ回路14からの内部パワーダウン信号CKECZ をラッチする。すなわち、第2イネーブル信号生成回路16は、第1イネーブル信号生成回路15と同じタイミングでラッチ回路14からの内部パワーダウン信号CKECZ をラッチする。したがって、第3イネーブル信号ENZ3は、第1及び第2イネーブル信号ENZ1,ENZ2と同じタイミングで第1及び第2クロック信号入力バッファ11,12に出力される。したがって、この場合には、それぞれ第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 は、図14に示す動作波形となる。従って、第1内部クロック信号CLKM1 は第2内部クロック信号CLKM2 より常に半周期早く発生・消失する。
【0146】
・本実施形態では、DDR SDRAMに具体化したが、各内部回路がそれぞれ位相の異なる複数個のクロック信号にて動作するSDRAM、その他半導体記憶装置、信号処理装置等の半導体集積回路装置に具体化してもよい。
【0147】
・前記実施形態では、第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 に対する内部クロック信号生成回路10であったが、互いに位相が相違する3個以上の内部クロック信号を生成する生成回路に具体化してもよい。
【0148】
・前記実施形態では、第1及び第2内部クロック信号CLKM1 ,CLKM2 は互いに180°位相がずれていたが、必ずしも180°でなくてもよい。
【0149】
【発明の効果】
【0152】
請求項に記載の発明によれば、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの発生タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって発生させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、一定の条件下で処理動作を開始させることができる。
【0153】
請求項に記載の発明によれば、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの消失タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって消失させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、一定の条件下で処理動作を停止させることができる。
【0154】
請求項に記載の発明によれば、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの発生及び消失タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって発生及び消失させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、一定の条件下で処理動作を開始及び停止させることができる。
【0155】
請求項に記載の発明によれば、第1及び第2内部クロック信号の間において、それぞれの発生タイミングは変動することなく常に第1内部クロック信号を先に発生させることができることから、常に第1内部クロック信号で動作する内部回路の処理動作を先に開始させることができる。
【0156】
請求項に記載の発明によれば、第1及び第2内部クロック信号の間において、それぞれの発生タイミングは変動することなく常に第1内部クロック信号を先に消失させることができることから、常に第1内部クロック信号で動作する内部回路の処理動作を先に停止させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの発生及び消失タイミングは変動することなく一定の位相関係をもって発生及び消失させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、一定の条件下で処理動作を開始及び停止させることができる。
【0157】
請求項10〜13に記載の発明によれば、第1及び第2内部クロック信号の間において、第1及び第2イネーブル信号に基づいてそれぞれの発生タイミング及び消失タイミングの少なくとも一方は変動することなく一定の関係をもって発生及び消失させることができることから、これら第1及び第2内部クロック信号で動作する各内部回路を、一定の条件下で処理動作を開始及び停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DDR SDRAMの概略構成を説明するためのブロック図
【図2】内部クロック信号生成回路の構成を説明するためのブロック図
【図3】第1クロック信号入力バッファの電気的構成を説明する回路図
【図4】第2クロック信号入力バッファの電気的構成を説明する回路図
【図5】ラッチ回路の電気的構成を説明するための回路図
【図6】第1イネーブル信号生成回路の電気的構成を説明する回路図
【図7】第2イネーブル信号生成回路の電気的構成を説明する回路図
【図8】内部クロック信号生成回路の動作を説明するための動作波形図
【図9】第2イネーブル信号生成回路の別例を示す回路図
【図10】内部クロック信号生成回路の別例を示す回路図
【図11】内部クロック信号生成回路の別例を示す回路図
【図12】別例の内部クロック信号生成回路の動作波形図
【図13】内部クロック信号生成回路の別例を示す回路図
【図14】別例の内部クロック信号生成回路の動作波形図
【図15】従来の内部クロック信号生成回路の構成を説明するブロック図
【図16】従来の内部クロック信号生成回路の動作波形図
【符号の説明】
10 内部クロック信号生成回路
11 第1クロック信号入力バッファ
12 第2クロック信号入力バッファ
13 パワーダウン信号入力バッファ
14 ラッチ回路
15 第1イネーブル信号生成回路
16 第2イネーブル信号生成回路
17 第1ゲート回路
52,53 第2ゲート回路
54 第3ゲート回路
CKE パワーダウン信号
CKECZ 内部パワーダウン信号
CKEMZ メインパワーダウン信号
CLK1 第1外部クロック信号
CLK2 第2外部クロック信号
CLKM1 第1内部クロック信号
CLKM2 第2内部クロック信号
CLKSZ 内部クロック信号
CLKSZ2 内部クロック信号
ENZ1 第1イネーブル信号
ENZ2 第2イネーブル信号
ENZ3 第3イネーブル信号

Claims (13)

  1. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、非活性から活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で発生させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    記内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号生成回路が保持した前記第1イネーブル信号を、前記内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記内部クロック信号とが入力され前記第1内部クロック信号を発生する第1ゲート回路と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、活性から非活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で消失させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    記内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号生成回路が保持した前記第1イネーブル信号を、前記内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記内部クロック信号とが入力され前記第1内部クロック信号を消失する第1ゲート回路と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、非活性から活性、及び、活性から非活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で発生及び消失させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    記内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号生成回路が保持した前記第1イネーブル信号を、前記内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記内部クロック信号とが入力され前記第1内部クロック信号を発生又は消失する第1ゲート回路と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項1又は3に記載の半導体記憶装置において、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、前記外部パワーダウン信号が非活性から活性に切り替わったとき、その外部パワーダウン信号の切り替わりに基づいて常に前記第1内部クロック信号を発生させた後に前記第2内部クロック信号を発生させることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項2又は3に記載の半導体記憶装置において、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、前記外部パワーダウン信号が活性から非活性に切り替わったとき、その外部パワーダウン信号の切り替わりに基づいて常に前記第1内部クロック信号を消失させた後に前記第2内部クロック信号を消失させることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の半導体記憶装置において、
    前記ラッチ回路は、前記内部クロック信号の立ち上がりに応答して前記内部パワーダウン信号をラッチし、
    前記第1イネーブル信号生成回路は前記内部クロック信号の立ち下がりに応答して前記第1イネーブル信号として保持して出力し、
    前記第2イネーブル信号生成回路は前記内部クロック信号の立ち上がりに応答して前記第2イネーブル信号として保持して出力する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、非活性から活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で発生させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    前記第3内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記第1内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号生成回路が保持した前記第1イネーブル信号を、前記第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記第内部クロック信号とが入力され前記第1内部クロック信号を発生する回路と、
    前記第2イネーブル信号前記第内部クロック信号とが入力され前記第2内部クロック信号を発生する回路と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、活性から非活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で消失させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    前記第3内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記第1内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号生成回路が保持した前記第1イネーブル信号を、前記第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記第内部クロック信号とが入力され前記第1内部クロック信号を消失する回路と、
    前記第2イネーブル信号前記第内部クロック信号とが入力され前記第2内部クロック信号を消失する回路と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、非活性から活性、及び、活性から非活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で発生及び消失させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    前記第3内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記第1内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号生成回路が保持した前記第1イネーブル信号を、前記第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記第内部クロック信号とが入力され前記第1内部クロック信号を発生及び消失する回路と、
    前記第2イネーブル信号前記第内部クロック信号とが入力され前記第2内部クロック信号を発生及び消失する回路と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記第1及び第2クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、非活性から活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で発生させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    前記第3内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記第内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした前記第2の内部パワーダウン信号を、前記第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記第内部クロック信号とに基づいて前記第1内部クロック信号を発生する第1ゲート回路と、
    前記第2イネーブル信号前記第内部クロック信号とに基づいて前記第2内部クロック信号を発生する第2ゲート回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした前記第2の内部パワーダウン信号と前記第2イネーブル信号に基づいて生成した第3イネーブル信号を前記第1及び第2クロック信号入力バッファに対して活性・非活性制御するために供給する第3ゲート回路と
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記第1及び第2クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、活性から非活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で消失させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    前記第3内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記第内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした前記第2の内部パワーダウン信号を、前記第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記第内部クロック信号とに基づいて前記第1内部クロック信号を消失する第1ゲート回路と、
    前記第2イネーブル信号前記第内部クロック信号とに基づいて前記第2内部クロック信号を消失する第2ゲート回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした前記第2の内部パワーダウン信号と前記第2イネーブル信号に基づいて生成した第3イネーブル信号を前記第1及び第2クロック信号入力バッファに対して活性・非活性制御するために供給する第3ゲート回路と
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 互いに位相が相違する第1及び第2外部クロック信号をそれぞれ入力し互いに位相が相違する第1及び第2内部クロック信号をそれぞれ生成する内部クロック信号生成回路を備える半導体記憶装置において、
    前記第1内部クロック信号を生成するための第3内部クロック信号を生成する第1クロック信号入力バッファと、
    前記第2内部クロック信号を生成するための第4内部クロック信号を生成する第2クロック信号入力バッファと、
    前記第1及び第2クロック信号入力バッファの活性・非活性を制御する外部パワーダウン信号を入力して内部パワーダウン信号を生成するパワーダウン信号入力バッファと
    前記外部パワーダウン信号が、非活性から活性、及び、活性から非活性に切り替わったとき、その切り替わりタイミングに関係なく、前記第1及び第2内部クロック信号を一定の位相関係で発生及び消失させるように前記外部パワーダウン信号に基づいて制御する内部クロック信号出力制御回路と、を備え、
    前記内部クロック信号出力制御回路は、
    前記第3内部クロック信号に応答して前記内部パワーダウン信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした第2の内部パワーダウン信号を、前記第内部クロック信号に応答して第1イネーブル信号として保持し出力する第1イネーブル信号生成回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした前記第2の内部パワーダウン信号を、前記第内部クロック信号に応答して第2イネーブル信号として保持し出力する第2イネーブル信号生成回路と、
    前記第1イネーブル信号前記第内部クロック信号とに基づいて前記第1内部クロック信号を発生及び消失する第1ゲート回路と、
    前記第2イネーブル信号前記第内部クロック信号とに基づいて前記第2内部クロック信号を発生及び消失する第2ゲート回路と、
    前記ラッチ回路がラッチした前記第2の内部パワーダウン信号と前記第2イネーブル信号に基づいて生成した第3イネーブル信号を前記第1及び第2クロック信号入力バッファに対して活性・非活性制御するために供給する第3ゲート回路と
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  13. 請求項10乃至12のいずれか1に記載の半導体記憶装置において、
    前記ラッチ回路は、前記第内部クロック信号の立ち上がりに応答して前記内部パワーダウン信号をラッチし、
    前記第1イネーブル信号生成回路は前記第内部クロック信号の立ち下がりに応答して前記第1イネーブル信号として保持して出力し、
    前記第2イネーブル信号生成回路は前記第内部クロック信号の立ち上がりに応答して前記第2イネーブル信号として保持して出力することを特徴とする半導体記憶装置。
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