JPH0717649Y2 - ダンプトラックの荷箱の主桁 - Google Patents

ダンプトラックの荷箱の主桁

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JPH0717649Y2
JPH0717649Y2 JP1989089670U JP8967089U JPH0717649Y2 JP H0717649 Y2 JPH0717649 Y2 JP H0717649Y2 JP 1989089670 U JP1989089670 U JP 1989089670U JP 8967089 U JP8967089 U JP 8967089U JP H0717649 Y2 JPH0717649 Y2 JP H0717649Y2
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JP
Japan
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main girder
vehicle frame
frame
packing box
dump truck
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JP1989089670U
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JPH0328081U (ja
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和敏 藤本
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はダンプトラックの主桁の配置構造に関する、 (従来の技術) 従来第3図に示すように、ダンプトラックの主桁の床板
09は、長手方向に左右一対に配設された主桁06と適宜間
隔で車幅方向に固設された横根太07と、その上側に固設
されたデッキプレート08とよりなっている。
ダンプトラックの左右のシャシフレーム02の上には補強
用のサブフレーム03が固設され、両者で車枠04を形成し
ている。
荷箱の主桁06は平面視で車枠04と同一位置に配設され、
荷箱の伏倒時、主桁06は緩衝材01を介して車枠04上に載
置される。
(考案が解決しようとする課題) 車枠の高さ寸法は強度上に必要から定まるので、車枠上
面の地上高は車種毎に定まっており、その上に緩衝材を
介して荷箱が載置されるため、荷箱床下面の地上高が高
くなる。
その結果、ダンプトラックの載置時の重心位置が高く、
走行時の安定性に余裕が少なくなる。また、積荷の揚げ
降しにも不便さ伴う。
この欠点を是正すべく、特開昭55−29677号公報では、
荷箱の主桁が受け部材に当接する当接綿よりも下方に延
伸した下方延伸部を設けて主桁を補強し、荷箱のデッキ
プレートと当接面との間の寸法である主桁の取り付け高
さ寸法を低くし、地上高を低くしている。しかし、前記
下方延伸部がシャシの外側に位置するときは、荷箱を傾
動して点検するとき、浅い角度では前記下方延伸部が邪
魔になってシャシ周りの点検の支障となり、またダンプ
機構への給油ができない場合がある。
また、実公昭63−44271号公報では、主桁を垂直辺と、
垂直辺の上部内方の上部矩形部と、下部外方の下部矩形
部とで構成し、前記垂直辺を車枠の外側に位置させ、前
記上部矩形部下面を車枠に載置して地上高を低くしてい
る、しかし、荷箱を傾動して点検するとき、浅い角度で
は前記垂直辺が邪魔になって車枠周りの点検に支障をと
なり、また、ダンプ機構への給油ができない場合があ
る。
前記両公報における欠点は、主桁を車枠上に載置する以
上、強度確保のための下方への延長部を免れることがで
きないことにある。
また、車枠の高さ寸法は、車種毎に定まっているもの
の。車枠の幅については車種毎に異なっているのが現状
である。従って。従来のものでは車枠の上に主桁を載置
させるため車枠の幅に合わせてその都度主桁の幅を調整
し、荷箱に主桁を配設する必要があり、そのような作業
は、大変な労力を要す上、作業効率の低下を招いてい
る。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決すため本考案では、シャシフレームとサ
ブフレームから構成される車枠上に荷箱を起状自在に載
置したダンプトラックにおいて、前記荷箱の下側に長手
方向に配設される左右一対の主桁を、前記車枠の内側方
でしかも車枠にたいして一定の間隔で離隔させて配設
し、前記サブフレームに直接緩衝材を固設し、該緩衝材
を介して前記車枠に載置するようにした。
(作用) 荷箱を主桁を介さず車枠に載せるため、荷箱床面の地上
高が低くなる。また、車枠の幅に合せて主桁の幅を調整
する必要がなく、作業効率を良くすることができる。
(実施例) 実施例については図面を参照して説明する。
第1図、第2図に示すとおり、ダンプトラック1の長手
方向に左右に配設されているシャシフレーム2の上部に
は、補強用のサブフレーム3が固設され、シャシフレー
ム2とサブフレーム3とで車枠4を形成している。
車枠4の上には荷箱5が載置され、車枠4の後部上方に
横設された枢支軸11を支点として、図示しない油圧シリ
ンダの伸縮により起状自在である。
荷箱5の下側には床板9が固設されている。コの字状さ
断面の主桁6が長手方向に左右一対に配設され、その上
側にはチャネル状断面の横根太7が適宜間隔を存して車
幅方向に固設され、その上側にはデッキプレート8が固
設されており、主桁6、横根太7、デッキプレート8と
で床板9を形成している。デッキプレート8の上面は荷
箱5の床板9の床面である。主桁6と横根太7は長手方
向や車幅方向に作用する曲げモーメントに対する強度部
材である。
主桁6は床板9の下側に配設されるが、平面視で前記車
枠4の内側方に位置させて配設する。従って荷箱5の伏
倒時、主桁6は車枠4の上には載置されず、車枠4の内
側方の下側に突出するだけである。車枠4には荷箱5が
緩衝材10を介して載置される。
従来例では第3図に示すとおり、床板09の主桁06が車枠
04に緩衝材01を介して載置されていたので、本考案では
主桁06の高さの分だけ床板9の床面の地上高が低くな
る。
若し、荷箱5の剛性を更に増加する必要が生じて主桁6
の高さ寸法を増大することがあっても、床板9の床面の
地上高には何ら影響は生じない。尚、本願実施例では、
主桁6を横根太7を介してデッキプレート8に固設して
いるが直接主桁6をデッキプレート8に固設するように
してもよい。
また、主桁6車枠4に対して一定の間隔で離隔して配設
されているため車枠4の幅が異なる車種についても主桁
6の幅を調節することなく適用することができる。
(考案の効果) 荷箱の主桁を車枠より内側方でしかも車枠に対して一定
の間隔で離隔させて配設し、サブフレームに直接緩衝材
を固設し、この緩衝材を介して荷箱を載置するようにし
たので、荷箱の伏倒時車枠には荷箱の主桁は載置されず
主桁の高さ分だけ荷箱の床面の地上高が低くなる。
その結果、重心が下がり、走行時の安定性が増す。ま
た、積荷の揚げ降しが容易になる。
さらに、荷箱を傾動して点検するとき、浅い角度でに何
ら邪魔になるものが無いいので、車枠周りの点検に支障
をなることは無く、ダンプ機構への給油にも問題は無
い。
また、主桁が車枠に載置されず、しかも車枠に対して一
定の間隔で離隔して配設されるため車枠の幅に主桁の幅
を合せるという作業が不要となる。また、車枠の幅が異
なる車種についても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はダンプトラックの側面図、第2図は第1図A〜
A矢視図、第3図は従来例の第2図相当図である。 図である。 1…ダンプトラック、4…車枠、5…荷箱、6…主桁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャシフレームとサブフレームから構成さ
    れる車枠に荷箱を起伏自在に載置したダンプトラックに
    おいて、荷箱の下側に長手方向に配設される左右一対の
    主桁を、前記車枠の内側方でしかも車枠にたいして一定
    の間隔で離隔させて配設し、前記サブフレームに直接緩
    衝材を固設し、該緩衝材を介して前記荷箱を載置するよ
    うにしたことを特徴とする、ダンプトラックの荷箱の主
    桁。
JP1989089670U 1989-07-28 1989-07-28 ダンプトラックの荷箱の主桁 Expired - Lifetime JPH0717649Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0328081U JPH0328081U (ja) 1991-03-20
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JPS52112914A (en) * 1976-03-18 1977-09-21 Shin Meiwa Ind Co Ltd Luggage carrier structure for dump truck or the like
JPS63514Y2 (ja) * 1979-07-05 1988-01-07
JPH027072Y2 (ja) * 1985-07-31 1990-02-20

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