JPH027072Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027072Y2 JPH027072Y2 JP11640685U JP11640685U JPH027072Y2 JP H027072 Y2 JPH027072 Y2 JP H027072Y2 JP 11640685 U JP11640685 U JP 11640685U JP 11640685 U JP11640685 U JP 11640685U JP H027072 Y2 JPH027072 Y2 JP H027072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- mount
- front frame
- cylindrical surface
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005493 welding type Methods 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、ダンプトラツクのボデイをフレーム
側に弾性的に受けるボデイマウント装置に関する
ものである。
側に弾性的に受けるボデイマウント装置に関する
ものである。
従来の技術
従来は第4図、第5図に示すように、ボデイa
はフレームbにマウントする際にボデイaの底面
とフレームbとの間だけで弾性材cを介してマウ
ントするか、あるいは底部と共に前部フレームd
との間で弾性材eを介してマウントする構成とな
つているが、最近はフレーム負荷軽減その他の理
由により、前部フレームにおける前部マウントだ
けを採用する場合が多い。
はフレームbにマウントする際にボデイaの底面
とフレームbとの間だけで弾性材cを介してマウ
ントするか、あるいは底部と共に前部フレームd
との間で弾性材eを介してマウントする構成とな
つているが、最近はフレーム負荷軽減その他の理
由により、前部フレームにおける前部マウントだ
けを採用する場合が多い。
前部マウントの構造は第6図、第7図に示すよ
うに、ボデイaの横振れを防止する効果をねらつ
て弾性材を介しての接触面が左右対称状に傾斜さ
せている。この場合、ボデイ側の傾斜角とフレー
ムb側の傾斜角をあわせるために、フレームb側
の受け部材f,f′を第6図に示すようにピンgに
て回動自在に支持するか、第7図に示すように、
現合溶接により固着するなどの構成となつてい
る。
うに、ボデイaの横振れを防止する効果をねらつ
て弾性材を介しての接触面が左右対称状に傾斜さ
せている。この場合、ボデイ側の傾斜角とフレー
ムb側の傾斜角をあわせるために、フレームb側
の受け部材f,f′を第6図に示すようにピンgに
て回動自在に支持するか、第7図に示すように、
現合溶接により固着するなどの構成となつてい
る。
考案が解決しようとする問題点
上記従来例において、ピンタイプのものはピン
まわり方向の自動調心効果に優れているもののピ
ンgの軸心方向への調心に問題があり、部品も多
く、強度的にも溶接タイプに劣る。
まわり方向の自動調心効果に優れているもののピ
ンgの軸心方向への調心に問題があり、部品も多
く、強度的にも溶接タイプに劣る。
一方の現合による溶接タイプのものも、現合溶
接が平面で行なわれるため、傾斜面を合わせるの
が困難であつた。
接が平面で行なわれるため、傾斜面を合わせるの
が困難であつた。
問題点を解決するための手段及び作用
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、強度的に優れた溶接タイプのボデイマウント
装置において、マウントゴムを固着したブラケツ
トをボデイのマウントブラケツトの当接面に沿わ
せて前部フレーム側に溶接にて固着できて、マウ
ントゴムはボデイの負荷を均等に受けることがで
きるようにしたダンプトラツクのボデイマウント
装置を提供することを目的とするものであり、そ
の構成は、前部フレームの左右両肩部のそれぞれ
に外側へ傾斜して設けた円筒面と、この円筒面に
沿つて揺動可能に載置した第1ブラケツトと、こ
の第2ブラケツトの上側に上記円筒面と直角方向
に揺動可能に載置し、かつ上面にマウントゴムを
固着した第2ブラケツトとからなり、上記第2ブ
ラケツトのマウントゴムを降下状態のボデイのマ
ウントブラケツトの当接面と平行に接触させた状
態で第1ブラケツトを前部フレームに、第2ブラ
ケツトを第1ブラケツトにそれぞれ溶接にて固着
した構成となつており、ボデイを降下させたとき
にボデイのマウントブラケツトの当接面がマウン
トゴムに平行に当接され、ボデイの負荷が均等に
受けられる。
で、強度的に優れた溶接タイプのボデイマウント
装置において、マウントゴムを固着したブラケツ
トをボデイのマウントブラケツトの当接面に沿わ
せて前部フレーム側に溶接にて固着できて、マウ
ントゴムはボデイの負荷を均等に受けることがで
きるようにしたダンプトラツクのボデイマウント
装置を提供することを目的とするものであり、そ
の構成は、前部フレームの左右両肩部のそれぞれ
に外側へ傾斜して設けた円筒面と、この円筒面に
沿つて揺動可能に載置した第1ブラケツトと、こ
の第2ブラケツトの上側に上記円筒面と直角方向
に揺動可能に載置し、かつ上面にマウントゴムを
固着した第2ブラケツトとからなり、上記第2ブ
ラケツトのマウントゴムを降下状態のボデイのマ
ウントブラケツトの当接面と平行に接触させた状
態で第1ブラケツトを前部フレームに、第2ブラ
ケツトを第1ブラケツトにそれぞれ溶接にて固着
した構成となつており、ボデイを降下させたとき
にボデイのマウントブラケツトの当接面がマウン
トゴムに平行に当接され、ボデイの負荷が均等に
受けられる。
実施例
本考案の実施例を第1図から第3図に基づいて
説明する。
説明する。
図中1は前部フレームであり、この前部フレー
ム1の左右の肩部にそれぞれ外側へ傾斜した円筒
面2が設けてある。3はこの円筒面2にのせる第
2ブラケツトで、この第1ブラケツト3の下面3
aが上記円筒面2と同一の円弧状になつていて、
円筒面2に沿つて揺動可能になつている。4はマ
ウントゴム5を固着した第2ブラケツトで、この
第2ブラケツト4の下面4aは上記前部フレーム
1の円筒面2の方向と直角方向にした円弧面とな
つている。bは上記前部フレーム1の肩部にマウ
ントされるボデイのマウントブラケツトであり、
このマウントブラケツト6の下面に設けた当接面
6aは、上記前部フレーム1の肩部の傾斜角と略
同一角度に傾斜された平面となつている。
ム1の左右の肩部にそれぞれ外側へ傾斜した円筒
面2が設けてある。3はこの円筒面2にのせる第
2ブラケツトで、この第1ブラケツト3の下面3
aが上記円筒面2と同一の円弧状になつていて、
円筒面2に沿つて揺動可能になつている。4はマ
ウントゴム5を固着した第2ブラケツトで、この
第2ブラケツト4の下面4aは上記前部フレーム
1の円筒面2の方向と直角方向にした円弧面とな
つている。bは上記前部フレーム1の肩部にマウ
ントされるボデイのマウントブラケツトであり、
このマウントブラケツト6の下面に設けた当接面
6aは、上記前部フレーム1の肩部の傾斜角と略
同一角度に傾斜された平面となつている。
上記構成において、フレームにボデイをダンプ
動作可能に装着し、かつ少しダンプ状態に停止し
ておく。この状態で前部フレーム1の肩部の円弧
面2に第1ブラケツト3を載せ、ついでこの第1
ブラケツト3の上に第2ブラケツト4を載せてか
らボデイをゆつくり降下させてボデイのマウント
ブラケツト6の当接面6aを第2ブラケツト4の
マウントゴム5に当接させる。
動作可能に装着し、かつ少しダンプ状態に停止し
ておく。この状態で前部フレーム1の肩部の円弧
面2に第1ブラケツト3を載せ、ついでこの第1
ブラケツト3の上に第2ブラケツト4を載せてか
らボデイをゆつくり降下させてボデイのマウント
ブラケツト6の当接面6aを第2ブラケツト4の
マウントゴム5に当接させる。
このとき、第1ブラケツト3は前部フレーム1
の肩部の円弧面2に沿い、また第2ブラケツト4
は第1ブラケツト3上で上記円弧面2と直角方向
にそれぞれ揺動可能であるから、上記ボデイのマ
ウントブラケツト6の当接面6aが当接した状態
で第1、第2ブラケツト3,4はそれぞれマウン
トブラケツト6の当接面に沿う方向に揺動して第
2ブラケツト4とマウントブラケツト6の相互の
当接面が平行に当接した状態になる。
の肩部の円弧面2に沿い、また第2ブラケツト4
は第1ブラケツト3上で上記円弧面2と直角方向
にそれぞれ揺動可能であるから、上記ボデイのマ
ウントブラケツト6の当接面6aが当接した状態
で第1、第2ブラケツト3,4はそれぞれマウン
トブラケツト6の当接面に沿う方向に揺動して第
2ブラケツト4とマウントブラケツト6の相互の
当接面が平行に当接した状態になる。
この状態で第1ブラケツト3を前部フレーム1
に、第2ブラケツト4を第1ブラケツト3にそれ
ぞれ溶接する。
に、第2ブラケツト4を第1ブラケツト3にそれ
ぞれ溶接する。
なおマウントゴム5と第2ブラケツト4との間
にはシムを入れてマウントゴム5が設定されたた
わみを得るようにする。
にはシムを入れてマウントゴム5が設定されたた
わみを得るようにする。
考案の効果
本考案によれば、強度的に優れた溶接タイプの
ボデイマウント装置において、マウントゴム5を
ボデイのマウントブラケツト6の当接面に沿わせ
て前部フレーム1側に溶接にて固着することがで
き、マウントゴム5はボデイの負荷を均等に受け
て寿命を延ばすことができる。
ボデイマウント装置において、マウントゴム5を
ボデイのマウントブラケツト6の当接面に沿わせ
て前部フレーム1側に溶接にて固着することがで
き、マウントゴム5はボデイの負荷を均等に受け
て寿命を延ばすことができる。
第1図は本考案の実施例を示す要部の分解斜視
図、第2図、第3図は要部の溶接組立状態を示す
側面図と正面図、第4図から第7図は従来例を示
すもので、第4図は全体側面図、第5図は第4図
のV−V線に沿いかつ要部を示す概略的な断面
図、第6図、第7図は異なる従来例のそれぞれの
要部の正面図である。 1は前部フレーム、2は円筒面、3,4は第
1、第2ブラケツト、5はマウントゴム、6はマ
ウントブラケツト。
図、第2図、第3図は要部の溶接組立状態を示す
側面図と正面図、第4図から第7図は従来例を示
すもので、第4図は全体側面図、第5図は第4図
のV−V線に沿いかつ要部を示す概略的な断面
図、第6図、第7図は異なる従来例のそれぞれの
要部の正面図である。 1は前部フレーム、2は円筒面、3,4は第
1、第2ブラケツト、5はマウントゴム、6はマ
ウントブラケツト。
Claims (1)
- フレームにダンプ動作可能に装着したボデイの
前部を、前部フレーム1の左右の両肩部でマウン
トゴム5を介してマウントするようにしたダンプ
トラツクのボデイマウント装置において、前部フ
レーム1の両肩部のそれぞれに外側へ傾斜して設
けた円筒面2と、この円筒面2に沿つて揺動可能
に載置した第1ブラケツト3と、この第1ブラケ
ツト3の上側に上記円筒面2と直角方向に揺動可
能に載置し、かつ上面にマウントゴム5を固着し
た第2ブラケツト4とからなり、上記第2ブラケ
ツト4のマウントゴム5を降下状態のボデイのマ
ウントブラケツト6の当接面6aに平行に接触さ
せた状態で第1ブラケツト3を前部フレーム1
に、第2ブラケツト4を第1ブラケツト3にそれ
ぞれ溶接にて固着したことを特徴とするダンプト
ラツクのボデイマウント装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640685U JPH027072Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640685U JPH027072Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225234U JPS6225234U (ja) | 1987-02-16 |
JPH027072Y2 true JPH027072Y2 (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=31000962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11640685U Expired JPH027072Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027072Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0717649Y2 (ja) * | 1989-07-28 | 1995-04-26 | 新明和工業株式会社 | ダンプトラックの荷箱の主桁 |
US11332200B2 (en) * | 2019-10-25 | 2022-05-17 | Caterpillar Inc. | Haul truck space frame and body support arrangement |
US11498470B2 (en) * | 2019-10-25 | 2022-11-15 | Caterpillar Inc. | Rocker support assembly |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP11640685U patent/JPH027072Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6225234U (ja) | 1987-02-16 |
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