JPH07172677A - シート搬送装置及びシート仕分け収納装置 - Google Patents
シート搬送装置及びシート仕分け収納装置Info
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- JPH07172677A JPH07172677A JP5344916A JP34491693A JPH07172677A JP H07172677 A JPH07172677 A JP H07172677A JP 5344916 A JP5344916 A JP 5344916A JP 34491693 A JP34491693 A JP 34491693A JP H07172677 A JPH07172677 A JP H07172677A
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 １枚のシートまたはシート束を搬送する、構
成が簡単で、コストの低いシート搬送装置を提供する。 【構成】 軸間スペーサ６５で最小軸間距離を保証した
スポンジローラ６１と搬送ベルト６３とによりシート束
を挟持して搬送するように構成する。この構成によれ
ば、送られてくるシート束の束厚に対して、スポンジロ
ーラ６１が変形することで対応し得る。さらに所定の厚
さ以上の束厚に対しては、スポンジローラ６１が加圧バ
ネ６６の加圧力に抗して、搬送ベルト６３から離間する
ことで対応し得る。そして搬送ベルト６３を用いること
により、シート束に対し、そのシート束の下面全域で、
Ａ＝μＷ（Ａ：搬送力、μ：摩擦係数、Ｗ：シート束質
量）の搬送力を与えることができる。
成が簡単で、コストの低いシート搬送装置を提供する。 【構成】 軸間スペーサ６５で最小軸間距離を保証した
スポンジローラ６１と搬送ベルト６３とによりシート束
を挟持して搬送するように構成する。この構成によれ
ば、送られてくるシート束の束厚に対して、スポンジロ
ーラ６１が変形することで対応し得る。さらに所定の厚
さ以上の束厚に対しては、スポンジローラ６１が加圧バ
ネ６６の加圧力に抗して、搬送ベルト６３から離間する
ことで対応し得る。そして搬送ベルト６３を用いること
により、シート束に対し、そのシート束の下面全域で、
Ａ＝μＷ（Ａ：搬送力、μ：摩擦係数、Ｗ：シート束質
量）の搬送力を与えることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シート搬送装置および
そのシート搬送装置を備えたシート仕分け収納装置に関
し、詳細には、例えば、読取り装置を備えた複写機、通
信システムであるファックス、コンピュータに接続され
るプリンタ、綴じ装置（ステープラ、糊付けなど）に接
続されて、排出されてくるシート、シート束を搬送し仕
分けて収納するシート仕分け収納装置に関する。
そのシート搬送装置を備えたシート仕分け収納装置に関
し、詳細には、例えば、読取り装置を備えた複写機、通
信システムであるファックス、コンピュータに接続され
るプリンタ、綴じ装置（ステープラ、糊付けなど）に接
続されて、排出されてくるシート、シート束を搬送し仕
分けて収納するシート仕分け収納装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のシート仕分け収納装置あるいは画
像形成装置に設けられたシート、シート束搬送手段とし
ては、送られてくるシート束の厚さを検知して、その厚
さに応じて、上ローラを離間させ、上下ローラ対でシー
ト束を搬送するように構成されたものがある。
像形成装置に設けられたシート、シート束搬送手段とし
ては、送られてくるシート束の厚さを検知して、その厚
さに応じて、上ローラを離間させ、上下ローラ対でシー
ト束を搬送するように構成されたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、送られてくるシート束の厚さを検知すること
と、その厚さに応じてローラを離間させるということと
が要求されるため、構成が非常に複雑で、コストも高い
という欠点があった。
来例では、送られてくるシート束の厚さを検知すること
と、その厚さに応じてローラを離間させるということと
が要求されるため、構成が非常に複雑で、コストも高い
という欠点があった。
【０００４】本発明は、この欠点を解消するために提案
されたもので、構成が簡単で、コストの低いシート搬送
装置、およびそのシート搬送装置を備えたシート仕分け
収納装置を提供することを目的とする。
されたもので、構成が簡単で、コストの低いシート搬送
装置、およびそのシート搬送装置を備えたシート仕分け
収納装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート搬送
装置は、駆動ローラ（６４）を含む複数のローラに巻き
掛けられた搬送ベルト（６３）と、その搬送ベルトに対
向して設けられ、シート束の厚さに応じて、変形・離間
するスポンジローラ（６１）と、上記搬送ベルトとスポ
ンジローラとの最小軸間距離を保証する軸間スペーサ
（６５）と、上記搬送ベルトとスポンジローラとを圧接
させる加圧バネ（６６）と、を備えたことを特徴とする
ものである。
装置は、駆動ローラ（６４）を含む複数のローラに巻き
掛けられた搬送ベルト（６３）と、その搬送ベルトに対
向して設けられ、シート束の厚さに応じて、変形・離間
するスポンジローラ（６１）と、上記搬送ベルトとスポ
ンジローラとの最小軸間距離を保証する軸間スペーサ
（６５）と、上記搬送ベルトとスポンジローラとを圧接
させる加圧バネ（６６）と、を備えたことを特徴とする
ものである。
【０００６】また、本発明に係るシート仕分け収納装置
は、１枚のシートまたはシート束を指定位置のトレーに
搬送する搬送手段を有する昇降搬送体（６）の、その搬
送手段に、上記本発明に係るシート搬送装置を用いたこ
とを特徴とするものである。
は、１枚のシートまたはシート束を指定位置のトレーに
搬送する搬送手段を有する昇降搬送体（６）の、その搬
送手段に、上記本発明に係るシート搬送装置を用いたこ
とを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】上記構成のシート搬送装置では、送られてくる
シート束の束厚に対して、スポンジローラ（６１）が変
形することで対応し得る。さらに所定の厚さ以上の束厚
に対しては、スポンジローラ（６１）が加圧バネ（６
６）の加圧力に抗して、搬送ベルト（６３）から離間す
ることで対応し得る。そして搬送ベルト（６３）を用い
ることにより、シート束に対し、そのシート束の下面全
域で、Ａ＝μＷ（Ａ：搬送力、μ：摩擦係数、Ｗ：シー
ト束質量）の搬送力を与えることができる。
シート束の束厚に対して、スポンジローラ（６１）が変
形することで対応し得る。さらに所定の厚さ以上の束厚
に対しては、スポンジローラ（６１）が加圧バネ（６
６）の加圧力に抗して、搬送ベルト（６３）から離間す
ることで対応し得る。そして搬送ベルト（６３）を用い
ることにより、シート束に対し、そのシート束の下面全
域で、Ａ＝μＷ（Ａ：搬送力、μ：摩擦係数、Ｗ：シー
ト束質量）の搬送力を与えることができる。
【０００８】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであり、何等本発明の構成を限定するも
のではない。
するためのものであり、何等本発明の構成を限定するも
のではない。
【０００９】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【００１０】図１は、本発明の実施例におけるシート仕
分け収納装置を含むシステム全体の構成を示す正面図、
図２は、本発明の実施例におけるシート仕分け収納装置
の構成を示す正面図である。
分け収納装置を含むシステム全体の構成を示す正面図、
図２は、本発明の実施例におけるシート仕分け収納装置
の構成を示す正面図である。
【００１１】図１において、１０１は、光学系を含む原
稿読み取り装置、１０２は、デッキ、カセットなどを含
む給紙装置、１０３は、レーザースキャナ１０３ａ、感
光ドラム１０３ｂおよび図示せぬ綴じ装置などを含む画
像形成装置である。上記レーザースキャナ１０３ａは、
感光ドラム１０３ｂへの書き込み装置で、上記読み取り
装置１０１で読み取られた像、あるいはネットワークか
らの通信内容をメモリーを介して受け取り、レーザー光
線によって感光ドラム１０３ｂに像を書き込むものであ
る。１０４は、ステープラ、排紙トレーなどを含む綴じ
装置（フィニシャ）、１０５は、糊付け部１０５ａ、エ
レベータ１０５ｂおよび排紙スタッカ１０５ｃを含む製
本装置である。そして１は、本発明に係るシート仕分け
収納装置である。
稿読み取り装置、１０２は、デッキ、カセットなどを含
む給紙装置、１０３は、レーザースキャナ１０３ａ、感
光ドラム１０３ｂおよび図示せぬ綴じ装置などを含む画
像形成装置である。上記レーザースキャナ１０３ａは、
感光ドラム１０３ｂへの書き込み装置で、上記読み取り
装置１０１で読み取られた像、あるいはネットワークか
らの通信内容をメモリーを介して受け取り、レーザー光
線によって感光ドラム１０３ｂに像を書き込むものであ
る。１０４は、ステープラ、排紙トレーなどを含む綴じ
装置（フィニシャ）、１０５は、糊付け部１０５ａ、エ
レベータ１０５ｂおよび排紙スタッカ１０５ｃを含む製
本装置である。そして１は、本発明に係るシート仕分け
収納装置である。
【００１２】次に、この実施例におけるシート仕分け収
納装置１について、図２を用いて説明する。
納装置１について、図２を用いて説明する。
【００１３】図２において、３はシート入口部で、この
シート入口部３は上記システムの綴じ装置１０４から搬
送されてくる１枚のシート、またはステープル、グルー
バインダなどで製本されたシート束を受け取って、上下
方向または水平方向に導くものである。よってこのシー
ト入口部３には、１枚のシートＳまたは所定厚さ以下の
シート束（略８枚以下）を上方または下方（後述の搬送
縦パス２）へ導き、また所定厚さ以上のシート束（略９
枚以上）を水平方向（後述の昇降搬送体６）へ導くため
に、搬送手段として、入口ローラ対３ａと、出口ローラ
対３ｂと、ストレートパス３ｅとが備えられ、さらに方
向転換させる分岐手段として、ソレノイドにより動作す
るフラッパ３ｃ，３ｄが備えられている。そして、入口
ローラ対３ａの一方は、駆動ローラとなっており、他方
は、所定の厚さ以上のシート束が進入してくるときにソ
レノイドにより離間するとともに、シート束が進入した
後にそのシート束を挟持する従動ローラとなっている。
なお、出口ローラ対３ｂも入口ローラ対３ａと同様に構
成されている。
シート入口部３は上記システムの綴じ装置１０４から搬
送されてくる１枚のシート、またはステープル、グルー
バインダなどで製本されたシート束を受け取って、上下
方向または水平方向に導くものである。よってこのシー
ト入口部３には、１枚のシートＳまたは所定厚さ以下の
シート束（略８枚以下）を上方または下方（後述の搬送
縦パス２）へ導き、また所定厚さ以上のシート束（略９
枚以上）を水平方向（後述の昇降搬送体６）へ導くため
に、搬送手段として、入口ローラ対３ａと、出口ローラ
対３ｂと、ストレートパス３ｅとが備えられ、さらに方
向転換させる分岐手段として、ソレノイドにより動作す
るフラッパ３ｃ，３ｄが備えられている。そして、入口
ローラ対３ａの一方は、駆動ローラとなっており、他方
は、所定の厚さ以上のシート束が進入してくるときにソ
レノイドにより離間するとともに、シート束が進入した
後にそのシート束を挟持する従動ローラとなっている。
なお、出口ローラ対３ｂも入口ローラ対３ａと同様に構
成されている。
【００１４】２は、シート入口部３の下流側に連続して
位置する搬送縦パスである。この搬送縦パス２は、シー
ト入口部３で上方または下方に分岐された１枚のシート
または少数枚シート束を上方または下方へ搬送するもの
で、これには、収納部４の複数のトレー４ａ〜４ｊのそ
れぞれの高さと対応した位置に、ソレノイドにより動作
する複数のフラッパ２ａ〜２ｇが設けられている。この
フラッパ２ａ〜２ｇは、１枚のシートまたは所定厚さ以
下のシート束を方向転換させて、後述の昇降搬送体６へ
導くものである。また、この搬送縦パス２には、搬送方
向の間隔が最小サイズのシート長さよりも狭い間隔で複
数の縦送りローラ対２ｉ〜２ｑが設けられている。さら
に、シートまたは所定厚さ以下のシート束を導く搬送ガ
イド２ｒが略鉛直方向に設けられるとともに、フラッパ
部２ａ〜２ｇに、屈曲シートガイドである分岐パス８ａ
〜８ｉが設けられている。
位置する搬送縦パスである。この搬送縦パス２は、シー
ト入口部３で上方または下方に分岐された１枚のシート
または少数枚シート束を上方または下方へ搬送するもの
で、これには、収納部４の複数のトレー４ａ〜４ｊのそ
れぞれの高さと対応した位置に、ソレノイドにより動作
する複数のフラッパ２ａ〜２ｇが設けられている。この
フラッパ２ａ〜２ｇは、１枚のシートまたは所定厚さ以
下のシート束を方向転換させて、後述の昇降搬送体６へ
導くものである。また、この搬送縦パス２には、搬送方
向の間隔が最小サイズのシート長さよりも狭い間隔で複
数の縦送りローラ対２ｉ〜２ｑが設けられている。さら
に、シートまたは所定厚さ以下のシート束を導く搬送ガ
イド２ｒが略鉛直方向に設けられるとともに、フラッパ
部２ａ〜２ｇに、屈曲シートガイドである分岐パス８ａ
〜８ｉが設けられている。
【００１５】６は、搬送縦パス２の分岐パス８ａ〜８ｉ
の下流側に位置し、シート入口部３、搬送縦パス２によ
り分岐して導かれたシートまたは少数枚のシート束を挟
持搬送する昇降搬送体である。この昇降搬送体６は、上
流側の綴じ装置１０４で綴じられた厚いシート束がシー
ト入口部３から水平に搬送された場合に、これを受け取
り、指定されたトレー４ａ〜４ｊの高さまで昇降させ
る。
の下流側に位置し、シート入口部３、搬送縦パス２によ
り分岐して導かれたシートまたは少数枚のシート束を挟
持搬送する昇降搬送体である。この昇降搬送体６は、上
流側の綴じ装置１０４で綴じられた厚いシート束がシー
ト入口部３から水平に搬送された場合に、これを受け取
り、指定されたトレー４ａ〜４ｊの高さまで昇降させ
る。
【００１６】次に、上記昇降搬送体６に設けられた本発
明に係るシート搬送装置ついて、図３，図４を用いて詳
しく説明する。図３は昇降搬送体６の平面図、図４は図
３のＹ−Ｙ線断面図である。
明に係るシート搬送装置ついて、図３，図４を用いて詳
しく説明する。図３は昇降搬送体６の平面図、図４は図
３のＹ−Ｙ線断面図である。
【００１７】図のように、駆動ローラ６４を含む２つ以
上のローラ、本実施例では１つの駆動ローラ６４と２つ
の従動ローラ６４ａ，６４ｂとに、搬送ベルト６３が巻
き掛けられている。その搬送ベルト６３の上方には、ポ
リウレタンフォームで形成された従動のスポンジローラ
６１が設けられている。各ローラ６１，６４，６４ａ，
６４ｂは、枠体６７に回転可能に支持されている。
上のローラ、本実施例では１つの駆動ローラ６４と２つ
の従動ローラ６４ａ，６４ｂとに、搬送ベルト６３が巻
き掛けられている。その搬送ベルト６３の上方には、ポ
リウレタンフォームで形成された従動のスポンジローラ
６１が設けられている。各ローラ６１，６４，６４ａ，
６４ｂは、枠体６７に回転可能に支持されている。
【００１８】上記スポンジローラ６１の硬さは、５〜３
５kg／０．０９m2（２５％圧縮時）の範囲が望ましく、
本実施例では、１７kg／０．０９m2の硬さのものを使用
している。
５kg／０．０９m2（２５％圧縮時）の範囲が望ましく、
本実施例では、１７kg／０．０９m2の硬さのものを使用
している。
【００１９】上記スポンジローラ６１の両側はフランジ
６２で挟まれ、かつそのスポンジローラ６１とフランジ
６２とは所定の範囲で接着されている。本実施例では、
スポンジローラ６１の直径φ８０mmに対し、フランジ６
２はφ５０mmに、３０mmだけ小さくしている。これは、
スポンジローラ６１の弾性変形を妨げないこと、またス
ポンジローラ６１が軸方向に倒れないことを満足させる
ためである。
６２で挟まれ、かつそのスポンジローラ６１とフランジ
６２とは所定の範囲で接着されている。本実施例では、
スポンジローラ６１の直径φ８０mmに対し、フランジ６
２はφ５０mmに、３０mmだけ小さくしている。これは、
スポンジローラ６１の弾性変形を妨げないこと、またス
ポンジローラ６１が軸方向に倒れないことを満足させる
ためである。
【００２０】スポンジローラ６１の軸６９と、駆動ロー
ラ６４および従動ローラ６４ａの軸６８，６８ｂとに
は、両端に軸間スペーサ６５が設けられ、両軸間距離の
最小値が保証されている。その両軸間距離の最小値につ
いては、スポンジローラ６１の直径をＤ、搬送ベルト６
３の上下面間距離をｄとして、（Ｄ＋ｄ）÷２−１（m
m）以下に設定するとよい。これは、シート搬送のニッ
プ形成のためである。本実施例では、Ｄ＝８０mm、ｄ＝
３０mm、よって両軸間距離の最小値を５４mmとしてい
る。
ラ６４および従動ローラ６４ａの軸６８，６８ｂとに
は、両端に軸間スペーサ６５が設けられ、両軸間距離の
最小値が保証されている。その両軸間距離の最小値につ
いては、スポンジローラ６１の直径をＤ、搬送ベルト６
３の上下面間距離をｄとして、（Ｄ＋ｄ）÷２−１（m
m）以下に設定するとよい。これは、シート搬送のニッ
プ形成のためである。本実施例では、Ｄ＝８０mm、ｄ＝
３０mm、よって両軸間距離の最小値を５４mmとしてい
る。
【００２１】加圧バネ６６は、両側の軸間スペーサ６５
の長穴部に設けられ、スポンジローラ６１を下方へ加圧
している。これにより、スポンジローラ６１は、通常、
最小軸間距離の位置で固定されて搬送を行うが、所定の
厚さ以上のシート束が来た場合には、加圧バネ６６の加
圧力に抗して、上方へ離間することができる。
の長穴部に設けられ、スポンジローラ６１を下方へ加圧
している。これにより、スポンジローラ６１は、通常、
最小軸間距離の位置で固定されて搬送を行うが、所定の
厚さ以上のシート束が来た場合には、加圧バネ６６の加
圧力に抗して、上方へ離間することができる。
【００２２】スポンジローラ６１の上流に、センサレバ
ー７１とフォトセンサ７０とが設けられ、所定の厚さ以
上のシート束が送られて来た場合に、そのタイミングを
検知し、シート束がスポンジローラ６１のニップ部（圧
接部）に突入するとき、搬送スピードを減少させ、シー
ト束のニップ突入ショックをやわらげている。
ー７１とフォトセンサ７０とが設けられ、所定の厚さ以
上のシート束が送られて来た場合に、そのタイミングを
検知し、シート束がスポンジローラ６１のニップ部（圧
接部）に突入するとき、搬送スピードを減少させ、シー
ト束のニップ突入ショックをやわらげている。
【００２３】また、右側のスポンジローラ６１は、１枚
シート、シート束を搬送するとともに、収納部４のトレ
ーへ排出する機能を持つ必要があり、駆動ローラ軸６８
とスポンジローラ軸６９との中心を結ぶ線分は、鉛直線
に対して１５°傾斜し、シートの排出角度１５°（上向
き）を得るようにしてある。
シート、シート束を搬送するとともに、収納部４のトレ
ーへ排出する機能を持つ必要があり、駆動ローラ軸６８
とスポンジローラ軸６９との中心を結ぶ線分は、鉛直線
に対して１５°傾斜し、シートの排出角度１５°（上向
き）を得るようにしてある。
【００２４】さらに、本実施例では、スポンジローラ６
１を４個、排紙側の同一軸上に設け、かつそのうちの２
個を小径（φ６０mm）とした。これにより、大きな排紙
力を必要とする厚いシート束に対し、４個のスポンジロ
ーラ６１で挟持して排出することができる。そして、シ
ート束がスポンジローラ６１のニップ部に突入するとき
は、小径スポンジローラ６１ａに強く衝突することがな
いため、シート束のニップ部突入ショックをやわらげる
ことができる。
１を４個、排紙側の同一軸上に設け、かつそのうちの２
個を小径（φ６０mm）とした。これにより、大きな排紙
力を必要とする厚いシート束に対し、４個のスポンジロ
ーラ６１で挟持して排出することができる。そして、シ
ート束がスポンジローラ６１のニップ部に突入するとき
は、小径スポンジローラ６１ａに強く衝突することがな
いため、シート束のニップ部突入ショックをやわらげる
ことができる。
【００２５】トレー４ａ〜４ｊを鉛直方向に複数並設し
た収納部４（図２参照）は、昇降搬送体６からの画像形
成されたシートまたはシート束を受け取って収納する。
各トレー４ａ〜４ｊは、奥行方向、すなわち前後方向に
移動可能であり、ユーザは自ら指定したトレー４ａ〜４
ｊを手前へ引き出して、シートおよびシート束を取り出
すことができる。また、複数のサイズのシートが混載す
る場合でも、各シートが整列するように、各トレー４ａ
〜４ｊは左下がりの勾配で配設されている。
た収納部４（図２参照）は、昇降搬送体６からの画像形
成されたシートまたはシート束を受け取って収納する。
各トレー４ａ〜４ｊは、奥行方向、すなわち前後方向に
移動可能であり、ユーザは自ら指定したトレー４ａ〜４
ｊを手前へ引き出して、シートおよびシート束を取り出
すことができる。また、複数のサイズのシートが混載す
る場合でも、各シートが整列するように、各トレー４ａ
〜４ｊは左下がりの勾配で配設されている。
【００２６】次に、上記構成のシート仕分け収納装置１
の動作について、図５〜図９の動作説明図を用いて説明
する。 （１枚のシートのとき）図５に示すように、収納部４の
トレー４ｈにシートＳを収納するときは、先ず、昇降搬
送体６が該当する収納部４のトレー４ｈに対向する高さ
位置に合わせて停止する。すると昇降搬送体６の入口部
は分岐パス８ｇに対向する。フラッパ２ｆは分岐パス８
ｇ側にシートＳを導くように切り替わる。フラッパ３ｄ
は搬送縦パス２の下側へシートを導くように切え替わ
る。従って、シートＳは入口ローラ対３ａ、搬送縦パス
２、分岐パス８ｇ、昇降搬送体６を介してトレー４ｈに
導かれる。
の動作について、図５〜図９の動作説明図を用いて説明
する。 （１枚のシートのとき）図５に示すように、収納部４の
トレー４ｈにシートＳを収納するときは、先ず、昇降搬
送体６が該当する収納部４のトレー４ｈに対向する高さ
位置に合わせて停止する。すると昇降搬送体６の入口部
は分岐パス８ｇに対向する。フラッパ２ｆは分岐パス８
ｇ側にシートＳを導くように切り替わる。フラッパ３ｄ
は搬送縦パス２の下側へシートを導くように切え替わ
る。従って、シートＳは入口ローラ対３ａ、搬送縦パス
２、分岐パス８ｇ、昇降搬送体６を介してトレー４ｈに
導かれる。
【００２７】同様に、トレー４ｇにシートＳを収納する
ときは、昇降搬送体６がその高さ位置に合わせて停止す
るとともに、昇降搬送体６の停止高さに対応する搬送縦
パス２のフラッパ２ｅ、およびシート入口部３のフラッ
パ３ｄがそれぞれ切り替わる。
ときは、昇降搬送体６がその高さ位置に合わせて停止す
るとともに、昇降搬送体６の停止高さに対応する搬送縦
パス２のフラッパ２ｅ、およびシート入口部３のフラッ
パ３ｄがそれぞれ切り替わる。
【００２８】これによって１枚のシートＳを、上下に隣
接するトレーにソートさせることができる。なお、シー
トが綴じ装置１０４（図１）で綴じられても、少数枚の
シート束の時は、上述と同様に動作して収納部４の各ト
レーに収納することができる。 （綴じ装置１０４で多数枚シート束を綴じたとき）図６
に示すように、昇降搬送体６がシート入口部３のストレ
ートパス３ｅに合わせて停止する。フラッパ３ｃ，３ｄ
は、シート束Ｓａをストレートパス３ｅに導くように切
り替わる。このためシート束Ｓａは、昇降搬送体６のベ
ルト６３とスポンジローラ６１とによって、図７に示す
ように挟持される。
接するトレーにソートさせることができる。なお、シー
トが綴じ装置１０４（図１）で綴じられても、少数枚の
シート束の時は、上述と同様に動作して収納部４の各ト
レーに収納することができる。 （綴じ装置１０４で多数枚シート束を綴じたとき）図６
に示すように、昇降搬送体６がシート入口部３のストレ
ートパス３ｅに合わせて停止する。フラッパ３ｃ，３ｄ
は、シート束Ｓａをストレートパス３ｅに導くように切
り替わる。このためシート束Ｓａは、昇降搬送体６のベ
ルト６３とスポンジローラ６１とによって、図７に示す
ように挟持される。
【００２９】次いで図８に示すように、昇降搬送体６が
上昇して、所望のトレー、例えばトレー４ｂに対応する
高さで停止し、スポンジローラ６１および搬送ベルト６
３が回転して、シート束Ｓａをトレー４ｂへ排出する。
図９は、シート束Ｓａを排出し終えた状態を示す。
上昇して、所望のトレー、例えばトレー４ｂに対応する
高さで停止し、スポンジローラ６１および搬送ベルト６
３が回転して、シート束Ｓａをトレー４ｂへ排出する。
図９は、シート束Ｓａを排出し終えた状態を示す。
【００３０】その後、昇降搬送体６は下降して（図２参
照）、ストレートパス３ｅに対向する位置で停止し、次
のシート束の搬入まで待機する。このようにして、収納
部４の各トレー４ａ〜４ｊにシート束をそれぞれ仕分け
て収納することができる。 （製本装置１０５で多数枚シート束を綴じたとき）図１
の製本装置１０５の糊付け部１０５ａで製本されたシー
ト束は、エレベータ１０５ｂに移送され、通常はスタッ
カ部１０５ｃに排出されて積載される。また、収納部４
のトレー４ａ〜４ｊに収納するときは、エレベータ１０
５ｂは最も低い位置まで降下し、その位置でベルトが回
転してシート束を右方へ移動させる。右方へ移動された
シート束は、離間しているローラ対７ａ（図２参照）の
間に進入し、その後、ローラ対７ａに挟持されるととも
に、ローラ対７ａの回転により右移動させられてストレ
ートパス７ｂに導かれる。このストレートパス７ｂと同
じ高さ位置には昇降搬送体６が対向して停止しており、
ストレートパス７ｂから移送されてくるシート束を上記
と同様に挟持する。その後、昇降搬送体６は、所望のト
レーの位置へ上昇してシート束を排出する。
照）、ストレートパス３ｅに対向する位置で停止し、次
のシート束の搬入まで待機する。このようにして、収納
部４の各トレー４ａ〜４ｊにシート束をそれぞれ仕分け
て収納することができる。 （製本装置１０５で多数枚シート束を綴じたとき）図１
の製本装置１０５の糊付け部１０５ａで製本されたシー
ト束は、エレベータ１０５ｂに移送され、通常はスタッ
カ部１０５ｃに排出されて積載される。また、収納部４
のトレー４ａ〜４ｊに収納するときは、エレベータ１０
５ｂは最も低い位置まで降下し、その位置でベルトが回
転してシート束を右方へ移動させる。右方へ移動された
シート束は、離間しているローラ対７ａ（図２参照）の
間に進入し、その後、ローラ対７ａに挟持されるととも
に、ローラ対７ａの回転により右移動させられてストレ
ートパス７ｂに導かれる。このストレートパス７ｂと同
じ高さ位置には昇降搬送体６が対向して停止しており、
ストレートパス７ｂから移送されてくるシート束を上記
と同様に挟持する。その後、昇降搬送体６は、所望のト
レーの位置へ上昇してシート束を排出する。
【００３１】次に、昇降搬送体６のスポンジローラ６１
の、シート束搬送時における動作を説明する。
の、シート束搬送時における動作を説明する。
【００３２】図１０は、昇降搬送体６の、所定の厚さ以
下のシート束搬送状態を示す断面図である。図のよう
に、この場合には、スポンジローラ６１の変形によって
シート束Ｓａの束厚を吸収し搬送する。
下のシート束搬送状態を示す断面図である。図のよう
に、この場合には、スポンジローラ６１の変形によって
シート束Ｓａの束厚を吸収し搬送する。
【００３３】図１１は、昇降搬送体６の、所定の厚さ以
上のシート束搬送状態を示す断面図である。図のよう
に、この場合には、スポンジロール６１の変形のみで
は、シート束Ｓａの束厚を吸収しきれなくなり、シート
束Ｓａが、加圧バネ６６の加圧力に抗して、スポンジロ
ーラ６１を上方へ押し上げる。つまり、スポンジローラ
６１の変形と離間とにより、束厚を吸収することにな
る。この変形量と離間量とは、スポンジローラ６１の硬
さ、個数、加圧バネ６６の加圧力、および軸間スペーサ
６５による軸間距離で調整することができる。
上のシート束搬送状態を示す断面図である。図のよう
に、この場合には、スポンジロール６１の変形のみで
は、シート束Ｓａの束厚を吸収しきれなくなり、シート
束Ｓａが、加圧バネ６６の加圧力に抗して、スポンジロ
ーラ６１を上方へ押し上げる。つまり、スポンジローラ
６１の変形と離間とにより、束厚を吸収することにな
る。この変形量と離間量とは、スポンジローラ６１の硬
さ、個数、加圧バネ６６の加圧力、および軸間スペーサ
６５による軸間距離で調整することができる。
【００３４】上述のように、昇降搬送体６に設けられた
本発明に係るシート搬送装置では、搬送ベルト６３とス
ポンジローラ６１とを用い、送られてくるシート束の束
厚に対して、スポンジローラ６１が変形することで対応
するようにしている。
本発明に係るシート搬送装置では、搬送ベルト６３とス
ポンジローラ６１とを用い、送られてくるシート束の束
厚に対して、スポンジローラ６１が変形することで対応
するようにしている。
【００３５】また、シート束がスポンジローラ６１を変
形させるため、シート束には、安定した強い搬送力を与
えるようにする必要がある。そこで搬送ベルト６３を用
いることにより、図１２（ａ）の説明図に示すように、
シート束Ｓａに対し、そのシート束Ｓａの下面全域で、
Ａ＝μＷ（Ａ：搬送力、μ：摩擦係数、Ｗ：シート束質
量）の搬送力を与えることができる。さらに、スポンジ
ローラ６１からシート束Ｓａへ作用する反力Ｘにより、
搬送を妨げる力Ｃ＝Ｘcos θが発生するとともに、搬送
力を与える力Ｂ＝μＤ＝μＸsin θが発生する。よって
Ｂ＞Ｃが、余裕をもって搬送できる条件とすると、 μＸsin θ＞Ｘcos θ、つまりμ＞１／tan θ となるため、適当な摩擦係数μを設定するとともに、適
当な角度θになるようにスポンジローラ６１の直径を設
定すればよい。
形させるため、シート束には、安定した強い搬送力を与
えるようにする必要がある。そこで搬送ベルト６３を用
いることにより、図１２（ａ）の説明図に示すように、
シート束Ｓａに対し、そのシート束Ｓａの下面全域で、
Ａ＝μＷ（Ａ：搬送力、μ：摩擦係数、Ｗ：シート束質
量）の搬送力を与えることができる。さらに、スポンジ
ローラ６１からシート束Ｓａへ作用する反力Ｘにより、
搬送を妨げる力Ｃ＝Ｘcos θが発生するとともに、搬送
力を与える力Ｂ＝μＤ＝μＸsin θが発生する。よって
Ｂ＞Ｃが、余裕をもって搬送できる条件とすると、 μＸsin θ＞Ｘcos θ、つまりμ＞１／tan θ となるため、適当な摩擦係数μを設定するとともに、適
当な角度θになるようにスポンジローラ６１の直径を設
定すればよい。
【００３６】μもθも適当な値にできない場合でも、図
１２（ｂ）の説明図に示すように、スポンジローラ６１
の変形を利用して、θの値を見かけよりも大きな値θｂ
にすることができ、それによって、余裕をもった搬送が
可能となる。つまりθ＜θｂ、Ｘ＝Ｘｂならば、Ｃ＞Ｃ
ｂ、Ｂ＜Ｂｂとなる。
１２（ｂ）の説明図に示すように、スポンジローラ６１
の変形を利用して、θの値を見かけよりも大きな値θｂ
にすることができ、それによって、余裕をもった搬送が
可能となる。つまりθ＜θｂ、Ｘ＝Ｘｂならば、Ｃ＞Ｃ
ｂ、Ｂ＜Ｂｂとなる。
【００３７】なお、収納部４の用い方としては、次のよ
うに、出力先のトレー４ａ〜４ｊのアドレスを、固定
（固定アドレス）としてもよく、可変（フローティング
アドレス）としてもよい。 （メールボックス的使い方）予めトレーを個人または組
織の固有のものとして設定しておき、あるユーザがコピ
ーを配布したいとき、配布先のトレーを指定すること
で、指定された個人のトレーにコピーが収納される。こ
れにより、個人または組織は自分宛のメールをトレーか
ら受け取ることができるようになる。 （クライアント使用）予めトレーを個人の固有のものと
して設定しておき、個人は、ネットワークのコンピュー
タ端末から指令して、自分のトレーへ、作成したコピ
ー、加工したシート束を出力させるようにすることがで
きる。これにより、ネットワーク下における遠隔操作に
もかかわらず、出力紙のとり間違えを防止できる。 （その他）トレーのアドレスを個人に固定せず、出力さ
せるときにその都度アドレスユーザが指定したり、画像
形成装置が空いているトレーを自動的に選択し、そのト
レーに出力させることもできる。これにより、複数のユ
ーザがネットワーク下において同時期に遠隔操作をした
としても、出力紙のとり間違えを防止できる。
うに、出力先のトレー４ａ〜４ｊのアドレスを、固定
（固定アドレス）としてもよく、可変（フローティング
アドレス）としてもよい。 （メールボックス的使い方）予めトレーを個人または組
織の固有のものとして設定しておき、あるユーザがコピ
ーを配布したいとき、配布先のトレーを指定すること
で、指定された個人のトレーにコピーが収納される。こ
れにより、個人または組織は自分宛のメールをトレーか
ら受け取ることができるようになる。 （クライアント使用）予めトレーを個人の固有のものと
して設定しておき、個人は、ネットワークのコンピュー
タ端末から指令して、自分のトレーへ、作成したコピ
ー、加工したシート束を出力させるようにすることがで
きる。これにより、ネットワーク下における遠隔操作に
もかかわらず、出力紙のとり間違えを防止できる。 （その他）トレーのアドレスを個人に固定せず、出力さ
せるときにその都度アドレスユーザが指定したり、画像
形成装置が空いているトレーを自動的に選択し、そのト
レーに出力させることもできる。これにより、複数のユ
ーザがネットワーク下において同時期に遠隔操作をした
としても、出力紙のとり間違えを防止できる。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
ト搬送装置によれば、スポンジローラと搬送ベルトとを
利用したことにより、構成が簡単でコストの低い、シー
ト、シート束の搬送手段を得ることができる。
ト搬送装置によれば、スポンジローラと搬送ベルトとを
利用したことにより、構成が簡単でコストの低い、シー
ト、シート束の搬送手段を得ることができる。
【００３９】また、本発明に係るシート仕分け収納装置
によれば、上記本発明に係るシート搬送装置を昇降搬送
体に用いたことにより、その昇降搬送体の質量を小さく
するとともに、コストも低くすることができる。
によれば、上記本発明に係るシート搬送装置を昇降搬送
体に用いたことにより、その昇降搬送体の質量を小さく
するとともに、コストも低くすることができる。
【図１】本発明の実施例におけるシート仕分け収納装置
を含むシステム全体の構成を示す正面図。
を含むシステム全体の構成を示す正面図。
【図２】本発明の実施例におけるシート仕分け収納装置
の構成を示す正面図。
の構成を示す正面図。
【図３】同じシート仕分け収納装置の昇降搬送体の平面
図。
図。
【図４】図３のＹ−Ｙ線断面図。
【図５】同じシート仕分け収納装置の１枚シート搬送時
の動作説明図。
の動作説明図。
【図６】同じシート仕分け収納装置のシート束搬送時の
動作説明図。
動作説明図。
【図７】図６に続く動作説明図。
【図８】図７に続く動作説明図。
【図９】図８に続く動作説明図。
【図１０】同じシート仕分け収納装置の昇降搬送体の、
所定の厚さ以下のシート束搬送状態を示す断面図。
所定の厚さ以下のシート束搬送状態を示す断面図。
【図１１】同じシート仕分け収納装置の昇降搬送体の、
所定の厚さ以上のシート束搬送状態を示す断面図。
所定の厚さ以上のシート束搬送状態を示す断面図。
【図１２】（ａ），（ｂ）は、同じシート仕分け収納装
置の昇降搬送体の、シート束に対する搬送力を説明する
説明図。
置の昇降搬送体の、シート束に対する搬送力を説明する
説明図。
１ シート仕分け収納装置 ２ 搬送縦パス ３ シート入口部 ４ 収納部 ４ａ〜４ｊ トレー ６ 昇降搬送体 ６１ スポンジローラ ６２ フランジ ６３ 搬送ベルト ６４ 駆動ローラ ６５ 軸間スペーサ ６６ 加圧バネ
Claims (6)
- 【請求項１】 １枚のシートまたはシート束を搬送する
シート搬送装置において、 駆動ローラを含む複数のローラに巻き掛けられた搬送ベ
ルトと、 上記搬送ベルトに対向して設けられ、シート束の厚さに
応じて、変形・離間するスポンジローラと、 上記搬送ベルトとスポンジローラとの最小軸間距離を保
証する軸間スペーサと、 上記搬送ベルトとスポンジローラとを圧接させる加圧バ
ネと、 を備えたことを特徴とするシート搬送装置。 - 【請求項２】 シートまたはシート束が、上記搬送ベル
トとスポンジローラとの圧接部を通過する時、シート束
の厚さに応じて、シート束の搬送速度をシートの搬送速
度よりも低く設定することを特徴とする請求項１記載の
シート搬送装置。 - 【請求項３】 上記スポンジローラの両側面を、該スポ
ンジローラの直径よりも小さいフランジで挟み込んだこ
とを特徴とする請求項１または２記載のシート搬送装
置。 - 【請求項４】 上記軸間スペーサの保証する最小軸間距
離を、上記スポンジローラの直径をＤ、搬送ベルトの上
下面間距離をｄとして、（Ｄ＋ｄ）÷２−１（mm）以下
としたことを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに
記載のシート搬送装置。 - 【請求項５】 １枚のシートまたはシート束を受け取り
搬送する搬送手段と、１枚のシートまたはシート束を方
向転換させる分岐手段とを有するたシート入口部と、 上記シート入口部の下流側に連続して位置し、略鉛直方
向に延びる搬送ガイドと、複数の搬送手段と、複数の分
岐手段とを有する搬送縦パスと、 上記搬送縦パスの各分岐手段の高さ位置に略対応する複
数のトレーを有する収納部と、 上記搬送縦パスと収納部との間に位置して昇降可能に設
置され、上記１枚のシートまたはシート束を指定位置の
トレーに搬送する搬送手段を有する昇降搬送体と、 を備えたシート仕分け収納装置において、 上記昇降搬送体に、請求項１ないし４のいずれかに記載
のシート搬送装置を用いたことを特徴とするシート仕分
け収納装置。 - 【請求項６】 上記昇降搬送体の上記収納部側のスポン
ジローラを、４つ以上設け、そのうち２つ以上を、他の
スポンジローラよりも小径としたことを特徴とする請求
項５記載のシート仕分け収納装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5344916A JP2750269B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | シート搬送装置及びシート仕分け収納装置 |
| DE69420528T DE69420528T2 (de) | 1993-12-20 | 1994-12-19 | Papierfördereinrichtung und Blattsortierungsvorrichtung mit einer solchen Einrichtung |
| EP94120128A EP0659667B1 (en) | 1993-12-20 | 1994-12-19 | Sheet conveying apparatus and sheet sorting apparatus having it |
| US08/901,955 US5865434A (en) | 1993-12-20 | 1997-07-29 | Sheet conveying apparatus and sheet sorting apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5344916A JP2750269B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | シート搬送装置及びシート仕分け収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172677A true JPH07172677A (ja) | 1995-07-11 |
| JP2750269B2 JP2750269B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=18372996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5344916A Expired - Fee Related JP2750269B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | シート搬送装置及びシート仕分け収納装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5865434A (ja) |
| EP (1) | EP0659667B1 (ja) |
| JP (1) | JP2750269B2 (ja) |
| DE (1) | DE69420528T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP3407788B2 (ja) * | 1997-01-06 | 2003-05-19 | ノーリツ鋼機株式会社 | 写真処理装置 |
| JP3477353B2 (ja) | 1997-11-13 | 2003-12-10 | シャープ株式会社 | シート後処理装置 |
| DE19835023A1 (de) * | 1998-08-03 | 2000-02-10 | Siemens Ag | Vorrichtung zum Andrücken flacher Sendungen auf ein Fördermittel |
| JP4045037B2 (ja) | 1998-11-13 | 2008-02-13 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
| JP4154088B2 (ja) * | 1999-08-05 | 2008-09-24 | グラドコ株式会社 | シート後処理装置 |
| EP1164027B1 (en) * | 2000-02-23 | 2007-05-02 | Agfa Graphics N.V. | Ink jet printer with device for avoiding undesirable belt movement |
| US7304128B2 (en) | 2002-06-04 | 2007-12-04 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Carbon nanotube binding peptides |
| DE10259254A1 (de) * | 2002-12-12 | 2004-07-15 | Mathias Bäuerle GmbH | Einzelbogen-Sammelvorrichtung zum Stapeln von Bogen aus Papier, Kunststoff und dergleichen |
| US20070003396A1 (en) * | 2003-09-03 | 2007-01-04 | Siemens Aktiengesellschaft | System and method for extracting articles from a slot |
| CN105502048B (zh) * | 2016-01-18 | 2017-11-14 | 浙江中轴物流设备有限公司 | 一种输送纸张的皮带机 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58212553A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-10 | Fuji Xerox Co Ltd | ソ−タ |
| US4696392A (en) * | 1986-05-16 | 1987-09-29 | Specialty Equipment Corporation | Cage roll assembly |
| DE8703083U1 (ja) * | 1987-02-27 | 1987-06-11 | Nixdorf Computer Ag, 4790 Paderborn, De | |
| DE3872923T2 (de) * | 1987-04-20 | 1992-12-24 | Canon Kk | Sortierer. |
| US4974680A (en) * | 1988-11-14 | 1990-12-04 | Tokyo Electric Co., Ltd. | Sheet-feeding mechanism |
| JPH0755739B2 (ja) * | 1990-07-09 | 1995-06-14 | 三田工業株式会社 | 回転要素組立体及び軸受部材 |
| JPH05338843A (ja) * | 1992-06-05 | 1993-12-21 | Canon Inc | 定着装置 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5344916A patent/JP2750269B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-12-19 EP EP94120128A patent/EP0659667B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-19 DE DE69420528T patent/DE69420528T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-07-29 US US08/901,955 patent/US5865434A/en not_active Expired - Lifetime
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| EP0659667B1 (en) | 1999-09-08 |
| DE69420528D1 (de) | 1999-10-14 |
| EP0659667A1 (en) | 1995-06-28 |
| DE69420528T2 (de) | 2000-04-13 |
| JP2750269B2 (ja) | 1998-05-13 |
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