JPH07171110A - 非接触式眼圧計 - Google Patents

非接触式眼圧計

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JPH07171110A
JPH07171110A JP5319629A JP31962993A JPH07171110A JP H07171110 A JPH07171110 A JP H07171110A JP 5319629 A JP5319629 A JP 5319629A JP 31962993 A JP31962993 A JP 31962993A JP H07171110 A JPH07171110 A JP H07171110A
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/16Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for measuring intraocular pressure, e.g. tonometers
    • A61B3/165Non-contacting tonometers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】汚れの付着のみならず、その汚れた光学部材の
識別をも容易に検知することができる非接触式眼圧計を
提供する。 【構成】アライメント光投影光学系10によりLED1
1から出射されたアライメント光束が被検眼Eに導か
れ、この被検眼Eで反射されたアライメント反射光束
は、第1アライメント検出光学系40により噴射ノズル
19内を通らないで受光センサ44に受光されると共
に、第2アライメント検出光学系50により噴射ノズル
19内を通って受光センサ53に受光され、測定手段に
より受光センサ44,53の受光レベルを検出すること
で汚れが識別検知される一方、汚れがない場合には、第
1及び第2の受光手段44,53の受光結果に基づいて
噴射ノズル19から被検眼Eの角膜Cに向けて空気パル
スが噴射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼の眼圧を求める
非接触式眼圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、検眼の視軸と主光学系の
光軸との整合、並びに角膜と装置本体との距離(ワーキ
ングディスタンス)が許容範囲にあるか否かを検出し、
この検出器の検出結果に基づいて自動的に測定を開始す
るようにした非接触式の眼圧計がある。
【0003】この非接触式眼圧計は、被検眼の視軸と前
眼部観察光学系の光軸との整合を行なった後、被検眼の
角膜に向けて空気パルスを噴射し、この空気パルスの噴
射による角膜の変形開始と共に角膜反射光の受光センサ
への受光量の増加を測定することにより眼圧を求めるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
非接触式眼圧計にあっては、視軸と光軸との整合、並び
にワーキングディスタンスの整合を検出器に受光された
アライメント反射光束の光量により検出するが、空気パ
ルスの噴射に伴って被検眼から涙等が飛散し、この飛散
した涙がカバーガラスや対物レンズ等の被検眼に対向す
る光学部材に付着して汚れとなってしまうことがある。
【0005】そこで、この光学部材の前方に反射板を有
するレンズキャップを着脱自在に装着し、反射板により
反射されたアライメント反射光束の光量を検出すること
により汚れの有無を確認することが考えられる。
【0006】しかしながら、この様なレンズキャップに
より汚れを判断させるような構成とした場合、例えば、
レンズキャップが傾いて取り付けられるとアライメント
反射光束が正確に受光されない等、その取付精度が高く
要求されるばかりでなく、反射板自体が汚れていた場合
にその汚れを対物レンズ等に付着した汚れと判断してし
まう等の問題が生じていた。
【0007】また、被検眼の視線を導くための固視標を
噴射ノズル内を通して被検眼に導くような構成とした場
合には、噴射ノズルの後方に位置した光学部材にも吸引
により汚れが付着する虞がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、汚れの付着のみならず、その汚れた光学部材の識
別をも容易に検知することができる非接触式眼圧計を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、被検眼の角膜に空気パル
スを噴射する噴射ノズルと、アライメント光源から出射
されたアライメント光束を被検眼に導くアライメント光
投影光学系と、被検眼で反射されたアライメント反射光
束を前記噴射ノズル内を通さないで受光する第1の受光
手段を有する第1アライメント検出光学系と、被検眼で
反射されたアライメント反射光束を前記噴射ノズル内を
通して受光する第2の受光手段を有する第2アライメン
ト検出光学系と、前記第1及び第2の受光手段の受光レ
ベルを検出する測定手段とを備えていることを要旨とす
る。
【0010】
【作用】このような請求項1の構成においては、アライ
メント光投影光学系によりアライメント光源から出射さ
れたアライメント光束が被検眼に導かれ、被検眼で反射
されたアライメント反射光束は、第1アライメント検出
光学系により噴射ノズル内を通らないで第1の受光手段
に受光されると共に、第2アライメント検出光学系によ
り噴射ノズル内を通って第2の受光手段に受光され、測
定手段により第1及び第2の受光手段の受光レベルを検
出することで汚れが識別検知される一方、汚れがない場
合には、第1及び第2の受光手段の受光結果に基づいて
噴射ノズルから被検眼の角膜に向けて空気パルスが噴射
される。
【0011】
【実施例】次に本発明の非接触式眼圧計の実施例を図1
乃至図4に基づいて説明する。
【0012】(第1実施例)図1及び図2は本発明の第
1実施例を示し、図1は本発明の非接触式眼圧計の光学
系の説明図、図2は同じく制御ブロック回路である。
【0013】図1において、10は固視用の注視目標を
被検眼Eに投影する固視標投影光学系、20は被検眼E
を含めて前眼部像を観察する前眼部観察光学系、30は
被検眼Eにアライメント光束を投影するアライメント光
投影光学系、40は被検眼Eに対する装置本体の作動距
離を検出する第1のアライメント検出光学系(以下、
『第1検出系』と略す。)、50は前眼部観察光学系2
0の光軸Oと被検眼Eの視軸O’との整合を検出する第
2のアライメント検出光学系(以下、『第2検出系』と
略す。)、60は角膜Cの変形を光学的に検出する角膜
変形検出光学系である。
【0014】固視標投影光学系10は、可視光を出射す
るLED11、開口絞り12、可視光を透過し且つ近赤
外光を反射する波長分割フィルター13、コリメータレ
ンズ14、絞り15、ハーフミラー17、ハーフミラー
17の中心部に設けられた全反射のミラー17a、チャ
ンバー窓18、噴射ノズル19を有する。
【0015】チャンバー窓18は、噴射ノズル19に空
気パルスを供給するための供給装置(例えば、シリンダ
部材)を包囲する枠体となっている。
【0016】LED11から出射された注視目標となる
可視光は、開口絞り12及び波長分割フィルター13を
通過してコリメータレンズ14により平行光束とされ、
絞り15により絞り像とされた状態でハーフミラー17
を透過してミラー17aに反射された後、チャンバー窓
18を透過し、さらに、噴射ノズル19の内部を通って
被検眼Eの角膜Cに絞り像が提示される。尚、角膜Cに
反射された可視光は対物レンズ11により反射されてそ
れ以降の光学部材へは導かれないように設定されてい
る。
【0017】前眼部観察光学系20は、左右から被検眼
Eをダイレクトに照明する赤外光を出射するLED2
1、噴射ノズル19の先端に固定のカバーガラス22、
可視光を反射する対物レンズ23、チャンバー窓18、
ハーフミラー17、ハーフミラー24、結像レンズ2
5、CCDカメラ26を有する。
【0018】被検眼Eに反射されたLED21からの赤
外反射光は、カバーガラス22を透過して対物レンズ2
3により平行光束とされ、チャンバー窓18,ハーフミ
ラー17,ハーフミラー24を透過した後、結像レンズ
25に集光されてCCDカメラ26に結像される。
【0019】CCDカメラ26に形成された前眼部像
は、図2に示すように、映像信号処理回路27に入力さ
れてデジタル信号化され、演算制御回路B1を経てモニ
タ28に画面表示される。
【0020】アライメント光投影光学系30は、近赤外
光を出射するLED31、開口絞り32、波長分割フィ
ルター13、コリメータレンズ14、絞り15、ハーフ
ミラー17、ミラー17a、チャンバー窓18、噴射ノ
ズル19を有する。
【0021】LED31から出射された近赤外光は、開
口絞り32を通過して波長分割フィルター13に反射さ
れ、コリメータレンズ14により平行光束とされて絞り
15により絞り像とされた状態でハーフミラー17を透
過し、ミラー17aに反射された後、チャンバー窓18
を透過し、さらに、噴射ノズル19の内部を通って被検
眼Eの角膜Cに投影され、この角膜Cで反射される。
【0022】第1検出系40は、カバーガラス22、対
物レンズ23、チャンバー窓18、ハーフミラー17、
ハーフミラー24、結像レンズ41、全反射ミラー4
2、絞り43、受光センサ44を有し、高倍(×2.0
以上)でワーキングディスタンス整合監視用として用い
られる。
【0023】角膜Cで反射されたアライメント反射光束
は、カバーガラス22を透過して対物レンズ23により
平行光束とされた後、チャンバー窓18とハーフミラー
17とを透過し、ハーフミラー24に反射されて結像レ
ンズ41に導かれてこの結像レンズ41で集光されつつ
全反射ミラー42に反射され、絞り43を経て受光セン
サ44に結像される。
【0024】第2検出系50は、噴射ノズル19、チャ
ンバー窓18、ミラー17a、ハーフミラー17、結像
レンズ51、絞り52、受光センサ53を有し、低倍
(×1.0未満)で視軸O’と光軸Oとの整合監視用と
して用いられる。
【0025】角膜Cで反射されたアライメント反射光束
は、噴射ノズル19内を通ってチャンバー窓18を透過
し、ミラー17a及びハーフミラー17に反射されて結
像レンズ51に導かれてこの結像レンズ51で集光さ
れ、絞り52を経て受光センサ53に結像される。
【0026】受光センサ44,53は、信号処理回路B
2,B3を経てその受光光量レベル信号を光量検出回路
B4,B5に出力し、所定の光量以上にアライメント反
射光量が達していると光量検出回路B4,B5が判断し
た場合にメモリ回路B6にその受光光量レベルを記憶さ
せる。
【0027】メモリ回路B6は、光量検出回路B4,B
5からのOK信号に基づいて演算制御回路B1にアライ
メントOK信号を出力する。演算制御回路B1は、この
アライメントOK信号により噴射駆動回路B7を駆動さ
せて噴射ノズル19から空気パルスを噴射させる。
【0028】一方、メモリ回路B6は、眼圧測定の終了
と同時に、記憶された各受光光量レベルに対応した比較
信号を比較演算回路B8に出力する。
【0029】比較演算回路B8では、例えば、カバーガ
ラス22又はチャンバー窓18に被検眼Eから飛散した
涙の付着による汚れがないかを比較信号の比で演算し、
その演算結果を比較演算回路B1に出力する測定手段の
役割を果たす。
【0030】比較演算回路B1では、第1検出系40の
光量割合が所定よりも低い場合にはカバーガラス22の
汚れ、第2検出系50の光量割合が所定よりも低い場合
にはチャンバー窓18の汚れであると判断してモニタ2
8にその旨を表示させる識別手段の役割を果たす。
【0031】尚、カバーガラス22の汚れの割合に対し
てチャンバー窓18の汚れの割合は微小なものとなり、
通常はカバーガラス22の清掃を頻繁に行なうため、両
者の相対比で汚れの判断をすることで実用上の問題はな
い。
【0032】角膜変形検出光学系60は、噴射ノズル1
9からの空気パルスの噴射による角膜Cの変形を光学的
に検出するために角膜Cに向けて斜めから角膜変形検出
光を投影する検出光投影光学系61と、角膜Cから反射
された検出反射光を斜めから受光する検出光受光光学系
62とを有する。
【0033】検出光投影光学系61は角膜Cに向けて近
赤外光を出射するLED63、開口絞り64、対物レン
ズ65を備え、検出光受光光学系62は、結像レンズ6
6、絞り67、受光センサ68を有する。
【0034】噴射ノズル19からの空気パルスの噴射に
よって圧平されると同時に角膜Cに向けて出射されたL
ED63からの検出光は、開口絞り64、対物レンズ6
5を経て角膜Cで反射され、この角膜Cで反射された検
出反射光は結像レンズ66に集光され、絞り67を経て
受光センサ68に結像される。
【0035】受光センサ68では、角膜Cの変形開始と
共に受光センサ68の受光量が増加するため、この角膜
Cの変形に伴う受光量の増加信号を信号処理回路B9を
介して演算制御回路B1に出力し、この演算制御回路B
1で公知の手順に従って眼圧を測定する。
【0036】尚、各LED11,21,31,63は、
演算制御回路B1にその発光タイミングや光量が制御さ
れる光源駆動回路B10,B11,B12,B13の駆
動によって発光する。
【0037】(第2実施例)図3及び図4は本発明の第
2実施例を示し、図3は前眼部観察状態の非接触式眼圧
計の光学系の説明図、図4は眼圧測定状態の非接触式眼
圧計の光学系の説明図である。尚、この第2実施例にお
いて、上記実施例と同一の構成には同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0038】上記実施例では、角膜変形検出光学系60
を独立して設けたものであるのに対し、この第2実施例
ではこの角膜変形検出光学系を他の光学系と共用したも
のである。
【0039】図3及び図4において、70は被検眼Eを
含めて前眼部像を観察する前眼部観察光学系、80は被
検眼Eの視軸O’と前眼部観察光学系70の光軸Oとの
整合状態を観察するアライメント観察光学系、90は被
検眼Eに対する装置本体の作動距離を検出する第1検出
系、100は前眼部観察光学系20の光軸Oと被検眼E
の視軸O’との整合を検出すると共に角膜Cの変形を光
学的に検出する角膜変形検出光学系を共用した第2検出
系である。
【0040】前眼部観察光学系70は、赤外光を出射す
るLED21、カバーガラス22、可視光を反射する対
物レンズ23、チャンバー窓18、ハーフミラー17
(中央のミラー17aなし)、ハーフミラー71、全反
射ミラー72、第1結像レンズ73、第2結像レンズ7
4、全反射ミラー75、ハーフミラー76、CCDカメ
ラ77を有する。
【0041】被検眼Eに反射されたLED21からの赤
外反射光は、カバーガラス22を透過して対物レンズ2
3により平行光束とされ、チャンバー窓18及びハーフ
ミラー17を透過してハーフミラー71に反射された
後、全反射ミラー72に反射され、さらに、第1,第2
結像レンズ73,74に集光され、全反射ミラー75及
びハーフミラー76を経てCCDカメラ77に結像され
る。
【0042】アライメント観察光学系80は、カバーガ
ラス22、対物レンズ23、チャンバー窓18、ハーフ
ミラー17、ハーフミラー71、ハーフミラー71と交
差する方向に傾斜されたハーフミラー81、結像レンズ
82、ハーフミラー76、CCDカメラ77を有する。
【0043】角膜Cで反射されたアライメント反射光束
は、カバーガラス22を透過して対物レンズ23により
平行光束とされ、チャンバー窓18、ハーフミラー1
7、ハーフミラー71、ハーフミラー81を透過して結
像レンズ82に導かれてこの結像レンズ82で集光され
た後、ハーフミラー76を透過してCCDカメラ77に
結像される。
【0044】第1検出系90は、カバーガラス22から
ハーフミラー81に至るアライメント観察光学系80の
各光学部材と、中心部に全反射ミラー91aを設けたハ
ーフミラー91、結像レンズ92、全反射ミラー93、
絞り94、受光センサ95を有する。
【0045】角膜Cで反射されたアライメント反射光束
の一部は、カバーガラス22を透過して対物レンズ23
により平行光束とされ、チャンバー窓18及びハーフミ
ラー17,71を透過し、ハーフミラー81に反射され
た後、ハーフミラー91を透過して結像レンズ92に導
かれてこの結像レンズ92で集光されつつ全反射ミラー
93に反射され、絞り94を経て受光センサ95に結像
される。
【0046】第2検出系100は、噴射ノズル19の内
部、チャンバー窓18、ハーフミラー17,71,8
1、全反射ミラー91a、結像レンズ101、絞り10
2、受光センサ103を有する。
【0047】角膜Cで反射されたアライメント反射光束
の他の一部は、噴射ノズル19内を通ってチャンバー窓
18、ハーフミラー17,71を透過してハーフミラー
81に反射され、ミラー91aに反射されて結像レンズ
101に導かれてこの結像レンズ101で集光され、絞
り102を経て受光センサ103に結像される。
【0048】受光センサ95と受光センサ103とは上
述した受光センサ44,53と同様の機能によりアライ
メントの整合並びに汚れを検出する。
【0049】一方、固視標投影光学系10のLED11
から噴射ノズル19に至る各光学部材は、図4に示すよ
うに、噴射ノズル19からの空気パルスの噴射による角
膜Cの変形を光学的に検出するために角膜Cに向けて角
膜変形検出光を投影する検出光投影光学系として機能す
る。
【0050】LED11から出射された可視光は、図4
に示すように、上述した固視標投影光学系10の経路を
経て角膜Cに投影され、この角膜Cで反射された検出反
射光は噴射ノズル19内を通ってチャンバー窓18、ハ
ーフミラー17,71を透過してハーフミラー81に反
射され、ミラー91aに反射されて結像レンズ101で
集光され、絞り102を経て受光センサ103に結像さ
れる。
【0051】受光センサ103は上述した受光センサ6
8と同様の経路により眼圧を測定する。
【0052】このように、被検眼Eから直接、被検眼E
から噴射ノズル19に引き込まれて間接的に汚れが発生
する要素のある光学部材に対して、この光学部材の汚れ
の有無の検出並びに汚れた光学部材の特定を容易に行な
うことができ、しかも、通常の測定作業での汚れを検知
することができるため、初期段階で確実に汚れを検知・
清掃を行なうことが可能となった。
【0053】しかも、噴射ノズル19の後部の光学部材
(チャンバー窓18)の汚れを検知できるので、被検者
に常に明るい固視標を提示することができる。
【0054】さらに、2つの光量を検出してこの光量比
により汚れの判断を行なうようにしたことにより、被検
者の角膜反射率の差に左右されることなく汚れの検出を
行なうことができる。
【0055】尚、ワーキングディスタンスを検出するた
めの第1検出系40を高倍率とし、視軸Oと光軸O’と
の整合を検出をするための第2検出系50を低倍率とし
たことにより、角膜Cの反射率の相違による測定誤差を
少なくすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非接触式
眼圧計にあっては、噴射ノズルの内外でアライメント反
射光束を受光するように構成したことにより、汚れの付
着のみならず、その汚れた光学部材の識別をも容易に検
知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触式眼圧計を示し、被検眼観察状
態の光学系の説明図である。
【図2】本発明の非接触式眼圧計の制御ブロック図であ
る。
【図3】本発明の非接触式眼圧計の第2実施例を示すア
ライメント検出状態の光学系の説明図である。
【図4】同じく、眼圧測定状態の光学系の説明図であ
る。
【符号の説明】
C…角膜 E…被検眼 10…アライメント光投影光学系 11…LED(アライメント光源) 19…噴射ノズル 40…第1アライメント検出光学系 44…受光センサ(第1の受光手段) 50…第2アライメント検出光学系 53…受光センサ(第2の受光手段) B1…比較演算回路(識別手段) B8…比較演算回路(測定手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の角膜に空気パルスを噴射する噴
    射ノズルと、アライメント光源から出射されたアライメ
    ント光束を被検眼に導くアライメント光投影光学系と、
    被検眼で反射されたアライメント反射光束を前記噴射ノ
    ズル内を通さないで受光する第1の受光手段を有する第
    1アライメント検出光学系と、被検眼で反射されたアラ
    イメント反射光束を前記噴射ノズル内を通して受光する
    第2の受光手段を有する第2アライメント検出光学系
    と、前記第1及び第2の受光手段の受光レベルを検出す
    る測定手段とを備えていることを特徴とする非接触式眼
    圧計。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の受光手段に受光され
    た光量レベルの一方が所定レベル以下のときに、その一
    方の受光手段にアライメント反射光束を導くための光学
    部材に汚れがあると判断して検者にその旨を知らせる識
    別手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    非接触式眼圧計。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の受光手段に受光され
    たアライメント反射光束の光量はアライメントが完了し
    た時点での前記第1及び第2の受光手段に入射した光量
    であることを特徴とする請求項2に記載の非接触式眼圧
    計。
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