JP3346468B2 - 非接触式眼圧計 - Google Patents

非接触式眼圧計

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JP3346468B2 JP21406198A JP21406198A JP3346468B2 JP 3346468 B2 JP3346468 B2 JP 3346468B2 JP 21406198 A JP21406198 A JP 21406198A JP 21406198 A JP21406198 A JP 21406198A JP 3346468 B2 JP3346468 B2 JP 3346468B2
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  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検眼の眼圧を求め
る非接触式眼圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、被検眼に気流を吹き付けて角
膜を変形させ、この変形の度合いを光学的に検知するこ
とにより、被検眼の眼圧を非接触で測定する非接触式眼
圧計が知られている。
【0003】この種の非接触式眼圧計では、ノズルから
気流を吹き付けるので涙や埃等により光学系が汚れ易
く、光学系が汚れるとアライメントが不可能になった
り、測定値に誤差が生じたりする。このため、光学系の
汚れを検知してその旨を検者に警告する機構を備えた非
接触式眼圧計が特公平2−12086号公報や特開平7
−171110号公報により提案されている。
【0004】この特公平2−12086号公報のもの
は、対物レンズの手前にレンズキャップを装着して汚れ
を検知するものであり、汚れを検知する度毎にレンズキ
ャップを装着しなければならないので、非常に面倒であ
るという問題がある。
【0005】また、特開平7−171110号公報のも
のは、アライメント検出光の角膜反射光の光量が所定値
以下になった場合に光学系が汚れていると判断するよう
に構成されている。このため、上記のような問題はな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−171110号公報のものでは、模型眼に気流を吹
き付けて器械の動作チェックを行う場合、その模型眼の
反射率が人眼の平均的な反射率よりも大幅に低いもので
あると、光学系が汚れていないにも拘わらず光学系が汚
れていると判断してしまう。
【0007】すなわち、特開平7−171110号公報
のものは、測定毎のアライメント検出光の角膜反射光の
光量が所定値以下になった場合に光学系が汚れていると
判断するが、この「所定値」は、人眼の平均的な反射率
を考慮して決定される。
【0008】一方、模型眼の反射率は材質や構造によっ
てまちまちであり、人眼の平均的な反射率に近い模型眼
もあるが、その一方で、人眼の平均的な反射率よりも大
幅に小さい反射率のものもある。
【0009】このため、このような反射率の極端に低い
模型眼により動作チェックを行うとすると、光学系が汚
れていなくてもアライメント検出光の反射光の光量は所
定値以下となり、器械は汚れ警告を行ってしまう。
【0010】この発明は上記事情に鑑みなされたもので
あって、その目的は、測定対象が人眼か模型眼かを判別
して、反射率の低い模型眼の場合であっても、汚れ警告
を発することのない非接触式眼圧計を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、気流を被検眼に向けて吹き付け
る気流吹付手段と、該気流吹付手段による角膜の変形を
光学的に検出する角膜変形検出手段と、該角膜変形検出
手段の検出結果に基づき被検眼の眼圧を演算する演算部
とを備えた非接触式眼圧計において、前記被検眼に向け
て投影した光束の反射光の光量を検出する光量測定手段
と、該光量測定手段によって得た複数の光量データを互
いに比較することにより、前記被検眼が人眼か模型眼か
を判断する判断手段と、前記光量測定手段が検出する光
量レベルに基づいて光学系の汚れを検出する汚れ検出手
段と、 この汚れ検出手段が汚れを検出したとき警告表示
する警告表示部とを備え、 前記汚れ検出手段は、判断手
段が被検眼が模型眼であると判断した際、前記光量測定
手段が検出する光量レベルが低いとき光学系が汚れてい
ると判断しないことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、前記光量測定手段は、
眼圧測定が複数回行われる場合において、各測定毎に前
記反射光の光量を検出することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、前記判断手段は、前記
複数の光量データ間の差が所定値以上の場合に、被検眼
が人眼であると判断することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、前記光量測定手段は、
被検眼と装置本体との間のアライメント状態を検出する
アライメント検出系を兼用したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる非接触式
眼圧計の実施の形態を図面に基づいて説明する。 [光学系]図1は、非接触式眼圧計の光学系を示したも
のであり、図1(A)は平面図を、図1(B)は側面図
を示している。以下、光学系側から被検眼Iに向かって
上下,左右方向をY,X方向とし、光学系の光軸Oと平行
な方向をZ方向とする。
【0016】本発明の非接触式眼圧計の光学系は、前眼
部観察光学系10と、XYアライメント指標投影光学系
17と、XYアライメント受光光学系17′と、Zアラ
イメント指標投影光学系24,25と、Zアライメント
受光光学系24′,25′等とから大略構成されてい
る。
【0017】[前眼部観察光学系]前眼部観察光学系1
0は、対物レンズ11、ハーフミラー14、結像レンズ
12、補正レンズ15、ハーフミラー22、CCD16
とを備え、前眼部像を形成する光束を、対物レンズ1
1、ハーフミラー14、結像レンズ12、補正レンズ1
5、ハーフミラー22を介してCCDカメラ16に結像
させるように構成している。CCD16は、受光した前
眼部像形成光を映像信号に変換し、モニタ100上に前
眼部像を形成せしめる。
【0018】補正レンズ15は、被検眼が適正距離より
も遠くにある場合に光軸O内に挿入され、被検眼が適正
距離または適正距離よりも近くにある場合には光軸Oか
ら退避されるようになっている。この補正レンズ15の
挿脱は、図示しないソレノイドにより行われる。なお、
対物レンズ11の光軸O上には被検眼Iに向けて眼圧測
定用空気パルスを噴射する吹付ノズル13が設けられて
いる。
【0019】[アライメント検出光学系]XYアライメ
ント指標投影光学系17は、被検眼軸Oeが、前眼部観
察光学系10の光軸Oへの整合を検出するための指標を
被検眼に投影するためのものであり、赤外光を射出する
光源としてのLED18と、このLED18からの光束
を点光源化するピンホール19と、このピンホール19
からの光束を平行光束に変えるコリメートレンズ20
と、ハーフミラー14等とを備えている。すなわち、平
行光束をノズル13の孔内を介して被検眼Iの角膜21
に向けて投影し、アライメント指標光として利用できる
ように構成されている。
【0020】XYアライメント受光光学系17′は、ア
ライメント指標光の角膜反射光を受光素子に受光させる
ことにより被検眼光軸と光軸Oの整合状態を検出するた
めのものであり、ハーフミラー14と、結像レンズ12
と、ハーフミラー22と、二次元位置を検出可能な受光
素子23と、CCD16とを備えている。すなわち、ア
ライメント指標光の角膜反射光を吹付ノズル13の孔、
結像レンズ12等を介して導き、ハーフミラー22に反
射させた後受光素子23上に投影せしめ、指標像i3を
結像させる。この指標像i3の結像位置に基づいて装置
本体と被検眼とのアライメント状態を検出するように構
成されている。
【0021】また、ハーフミラー22で反射しない光の
一部は、CCD16に投影され、指標像i3をCCD1
6上に形成する。これにより、モニタ100上に前眼部
像及び指標像i3´が形成され、検者はこれらの像の位
置関係に基づきアライメント状態を肉眼により確認でき
る。また、モニタ100上には、アライメント調整の目
安として用いるレチクル像が電気的に合成表示される。
【0022】Zアライメント指標投影光学系24は、波
長760nmの赤外光を発するLED26、コンデンサ
レンズ28、ピンホール29、波長760nmの赤外光
を反射し波長860nmの赤外光を透過するダイクロイ
ックミラー30、ピンホール29の位置に焦点位置を一
致させた対物レンズ34を備え、これによりZアライメ
ント用指標としての平行光束を被検眼に向けて右斜め方
向から投影するように構成されているものである。一
方、Zアライメント指標投影光学系25は、波長860
nmの赤外光を発するLED27、コンデンサレンズ3
1、ピンホール32、波長860nmの赤外光を反射し
波長760nmの赤外光を透過するダイクロイックミラ
ー33、ピンホール32の位置に焦点位置を一致させた
対物レンズ35を備え、これによりZアライメント用の
指標としての平行光束を被検眼に向けて左斜め方向から
投影し、これにより指標像i2を被検眼に形成させるよ
うに構成されているものである。そして、図1に示すよ
うに、Zアライメント指標投影光学系24,25は前眼
部観察光学系10の対物レンズ11の光軸Oに関して左
右対称に配置されている。
【0023】Zアライメント受光光学系25´は、対物
レンズ34、ミラー42、リレーレンズ43、ミラー4
4、全反射ミラー45、受光素子41とを備えている。
図1(A)から明らかなように、Zアライメント検出光学
系25´は対物レンズ34をZアライメント指標投影光
学系24と共有している一方、Zアライメント指標投影
光学系24,25は、前述のように前眼部観察光学系1
0の対物レンズ11の光軸Oに関して左右対称に配置さ
れている。このため、Zアライメント指標投影光学系2
5からの指標光束の角膜反射光束は、対物レンズ34、
リレーレンズ43を通って全反射ミラー45に達し、受
光素子41に指標像i2を再度形成させることになる。
【0024】Zアライメント受光光学系24´は、対物
レンズ35、ダイクロイックミラー33、ミラー37、
リレーレンズ38、ミラー39、全反射ミラー40とを
備えている。図1(A)から明らかなように、Zアライメ
ント受光光学系24´は対物レンズ35をZアライメン
ト指標投影光学系25と共有している。このため、Zア
ライメント指標投影光学系24からの指標光束の角膜反
射光束は、対物レンズ35、リレーレンズ38を通って
全反射ミラー40に達し、受光素子41に指標像i1を
再度形成させる。
【0025】指標像i1,i2は被検眼の角膜頂点Pか
らノズルの先端Qまでの距離が正規の作動距離にあると
きに受光素子41上において合致して結像され、それ以
外の場合には分離して結像されるので、この合致・不合
致を検出することにより、距離即ちZアライメントが適
正になされているか否かを検出することができる。LE
D26,27の点滅周期を互いに異ならしめたり、また
はピンホール29,32の形状を互いに異ならしめるな
どすることにより、作動距離が長いのか短いのかを判断
するようにしてもよい。
【0026】このように、本実施例では上述のように左
右対称の異なる2方向からZアライメント指標を投影す
るとともに、受光素子上の2つの指標像の重心位置を演
算(即ち平均化)し、この重心位置から指標像の位置を
求めるするようにしているので、XYアライメントが大
きくずれている場合であってもZアライメントの測定誤
差が少なくなるという利点がある。
【0027】[角膜変形検出光学系]角膜変形検出光学
系(角膜変形検出手段)201は、Zアライメント受光
光学系24′と光学系の一部を共有している。即ち、角
膜変形検出光学系201は、対物レンズ35、ハーフミ
ラー36、コンデンサレンズ56、受光素子57を備え
ている。これにより、Zアライメント指標投影光学系2
4からの指標光をこれらの光学素子を介して受光素子5
7上に投影させるとともに、吹き付けノズル13から被
検眼角膜に向けて噴射されるエアパルスに基づく受光素
子57における受光光量の時間的変化を検出することに
より、被検眼の眼圧を測定するようにしている。即ち、
Zアライメント指標投影光学系24は、角膜変形検出用
の光束を被検眼に投影するための光学系を兼用してい
る。
【0028】[演算制御系及び駆動装置]この実施形態
の非接触式眼圧計は、上記アライメント検出光学系の出
力に基づき模型眼か人眼かを判断するとともにアライメ
ントのずれ量を演算する演算制御系と、この演算結果に
基づき装置本体を駆動制御する駆動制御装置をも備えて
いる。
【0029】演算制御系は、信号処理回路49、信号処
理回路(光量測定手段)50、制御回路(判断手段)5
1とを備えている。信号処理回路49は、その入力端子
から受光素子41の出力を受け取るように接続されてお
り、一対の指標像i1,i2の重心位置を検出する機能
を有する。一方、信号処理回路50は、その入力端子か
ら受光素子23の出力を受け取るように接続されてお
り、指標像i3の重心位置を検出する機能と受光素子2
3の受光光量を検出する光量測定手段としての機能を有
する。
【0030】そして、これらの検出結果は制御回路51
に入力されるようになっていて、制御回路51は、一対
の指標像i1,i2の重心間距離並びに指標像i3の重
心位置を演算するとともに、測定毎の受光素子23の受
光光量をメモリ200に記憶させていく。
【0031】また、制御回路51は、メモリ200に記
憶された複数の受光光量レベル(光量データ)を互いに
比較して、その差が所定値以下であれば模型眼と判断
し、その差が所定値以上であれば人眼と判断する。この
とき、複数の光量データの最大値と最小値とを比較して
もよいし、最新の2つの光量データを比較するようにし
てもよい。
【0032】これは、人眼の場合、図3の(イ)に示す
ように、眼圧測定のために噴射ノズル13から気流が吹
き付けられる毎に、涙が飛散されたりまつげが光路内に
入ってきたりするため、受光素子23の光量レベルが大
きく変化していくためである。他方、模型眼の場合に
は、噴射ノズル13から気流が吹き付けられても涙が飛
散されたりまつげが光路内に入ってきたりすることがな
いので、図3の(ロ)に示すように、測定毎の受光素子
23の光量レベルはほとんど一定である。したがって、
受光光量レベルの差のしきい値を適切に設定することに
より、噴射ノズル13の前に置かれた測定対象が人眼か
模型眼かを判別できる。
【0033】また、制御回路51は、人眼と判断した
後、メモリ200に記憶されたそれぞれの受光光量レベ
ルから光学系の汚れを検出し、汚れを検出するとモニタ
100に警告表示するとともに測定動作を禁止する。
【0034】制御回路51は、指標像i3の重心位置及
び一対の指標像i1,i2の重心間距離とから、それぞ
れ被検眼角膜と装置との間の距離及び光軸Oと被検眼角
膜光軸との間のずれ量△を演算する機能を有する。これ
らの演算結果は、上下駆動装置103及び前後左右駆動
装置102に出力される。上下駆動装置103及び前後
左右駆動装置102は、この演算結果に基づき、上記の
光学系収納部を上下左右及び前後方向に移動させ、アラ
イメント調整を行う機能を有する。
【0035】また、制御回路51は、所定の場合に光学
測定部に向けて測定開始を指示する測定開始信号を送る
ように構成されている。 [全体構成]次に、上下駆動装置103及び前後左右駆
動装置の具体的構成を含めて非接触式眼圧計の全体構成
を図2に用いて説明する。
【0036】図2において、141は電源が内蔵された
ベースで、このベース141上には架台121が前後左
右に移動可能に取り付けられ、架台121の後部にはジ
ョイスティック122が任意の方向に傾動自在に保持さ
れている。そして、このジョイスティック122の前後
左右への傾動操作により、架台121がベース141上
を前後左右に移動されるようになっている。この構造は
周知のものが採用されているので、詳細な説明は省略す
る。また、ジョイスティック122の上端部にはマニュ
アル測定スイッチ123が取り付けられている。このマ
ニュアル測定スイッチ123は、説明を省略するマニュ
アル測定モードのとき、測定を開始するために使用され
るものである。
【0037】上述のベース141の上面には前端部に傾
斜面132aを有するカム板132が取り付けられ、架
台121の側部にはマイクロスイッチ131が取り付け
られている。このマイクロスイッチ131は、架台12
1の後方への移動操作によりカム板132でONさせら
れ、これにより前述の補助レンズ15を挿脱するソレノ
イド(図示せず)が駆動し、補助レンズを光軸O上に挿
入するようになっている。この架台121の中央には支
柱124を介してのモニタ取付板125が取り付けら
れ、モニタ取付板125上にはモニタ100が取り付け
られている。
【0038】また、このモニタ取付板125の前端部側
には、前述の上下駆動装置103、前後左右駆動装置1
02からなる三次元駆動機構D(駆動手段)を介して、
図1に示した光学系を収納した光学測定部101がxy
z方向に自動駆動可能に取り付けられている。 [動 作]次に、上記の非接触式眼圧計の動作について
説明する。
【0039】模型眼を使って機器の動作チェックを行う
場合、先ず、検者は、架台121を手前に引いておく。
この時マイクロスイッチ131がベース141上の板1
32によりON状態となり、補正レンズ15が光軸O上
に挿入される。
【0040】そして、検者はジョイスティック122を
前方に押し込むことにより架台121を前進させると、
マイクロスイッチ131がOFFとなり、補正レンズ1
5が光軸O上から退避する。そして、モニタ100に映
し出された模型眼像及びレチクル像に基づいて、ジョイ
スティック122を操作して光学測定部101と被検眼
との間の概略のアライメントを行う。概略のアライメン
トが完了すると、受光素子23及び受光素子41に各L
ED18,26,27からの模型眼の角膜反射光が入る。
すると、受光素子23、受光素子41からの出力がそれ
ぞれ信号処理回路49、50を介して制御回路50に入
力される。
【0041】制御回路51は、上下駆動装置103のモ
ータ104、前後左右駆動装置102のモータ108,
112に信号を送り、光学測定部101を移動せしめて
アライメントが行われる。アライメントが完了すると、
信号処理回路50は受光素子23の指標像i3から受光
量を検出し、制御回路51がその受光量をメモリ200
に記憶させていく。
【0042】また、制御回路51は、アライメントが完
了すると測定開始信号を図示しない圧縮空気生成装置に
送出する。この圧縮空気生成装置は、この信号を受けて
気流をノズル13を通して模型眼に吹き付ける。これに
より、模型眼の角膜が変形されるので、角膜変形検出系
201の受光素子57に入射される光束の光量が変化す
る。角膜変形検出系201は、この光量の時間的変化に
基づき、公知の方法により模型眼の眼圧を演算すること
になる。
【0043】これら測定が数回行われると、測定毎の受
光素子23の指標像i3の受光量がメモリ200に記憶
されているので、制御回路51は、メモリ200に記憶
された受光光量レベルを互いに比較して差を求める。こ
の場合、模型眼であるから受光光量レベルの差がほとん
どなく、その差が所定値以下となり、制御回路51は模
型眼と判断する。
【0044】制御回路51は、模型眼と判断した場合、
受光素子23の受光光量が低くても光学系が汚れている
と判断しない。したがって、汚れ警告表示は行われな
い。一方、人眼を測定した場合には、メモリ200に記
憶されたそれぞれの受光光量レベルが大きくばらつくの
で、それらの差が大きくなる。これにより、制御回路5
1は測定対象が人眼であると判断する。この場合には、
従来と同様に、複数回の測定毎に得られた光量データを
基にして光学系の汚れを検知する。
【0045】以上において説明した実施形態では、アラ
イメント完了後の気流吹き付け前に受光素子23の受光
量を検出するようにしているが、これに限らず概略のア
ライメントが完了した後や、測定終了直後等に受光量を
検出するようにしてもよい。また、アライメントずれ量
△に基づいて受光量データを補正するようにしてもよ
い。また、圧平検出用の受光素子57の受光光量に基づ
いて光学系の汚れを検知するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の非接触
式眼圧計にあっては、測定対象が人眼か模型眼かを判別
して、汚れ警告表示機能の誤動作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の非接触式眼圧計に係る光学
系の平面図、(B)は(A)の吹き付けノズル内を光路
として用いた光学系と制御回路との関係を示す説明図で
ある。
【図2】図1に示した光学系を備える非接触式眼圧計の
側面図である。
【図3】人眼と模型眼の光量レベルを示したグラフであ
る。
【符号の説明】
21 角膜 50 信号処理回路(光量測定手段) 51 制御回路(判断手段) 201 角膜変形検出光学系(角膜変形検出手段) I 被検眼

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気流を被検眼に向けて吹き付ける気流吹付
    手段と、 該気流吹付手段による角膜の変形を光学的に検出する角
    膜変形検出手段と、 該角膜変形検出手段の検出結果に基づき被検眼の眼圧を
    演算する演算部とを備えた非接触式眼圧計において、 前記被検眼に向けて投影した光束の反射光の光量を検出
    する光量測定手段と、 該光量測定手段によって得た複数の光量データを互いに
    比較することにより、 前記被検眼が人眼か模型眼かを判断する判断手段と、前記光量測定手段が検出する光量レベルに基づいて光学
    系の汚れを検出する汚れ検出手段と、 この汚れ検出手段が汚れを検出したとき警告表示する警
    告表示部とを備え、 前記汚れ検出手段は、判断手段が被検眼が模型眼である
    と判断した際、光量測定手段が検出する光量レベルが低
    いとき光学系が汚れていると判断しない ことを特徴とす
    る非接触式眼圧計。
  2. 【請求項2】前記光量測定手段は、眼圧測定が複数回行
    われる場合において、各測定毎に前記反射光の光量を検
    出することを特徴とする請求項1の非接触式眼圧計。
  3. 【請求項3】前記判断手段は、前記複数の光量データ間
    の差が所定値以上の場合に、被検眼が人眼であると判断
    することを特徴とする請求項1の非接触式眼圧計。
  4. 【請求項4】前記光量測定手段は、被検眼と装置本体と
    の間のアライメント状態を検出するアライメント検出系
    を兼用したことを特徴とする請求項1の非接触式眼圧
    計。
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