JPH07169067A - 光学的情報記録再生装置におけるトラックシーク方法及び装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置におけるトラックシーク方法及び装置

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JPH07169067A
JPH07169067A JP5340921A JP34092193A JPH07169067A JP H07169067 A JPH07169067 A JP H07169067A JP 5340921 A JP5340921 A JP 5340921A JP 34092193 A JP34092193 A JP 34092193A JP H07169067 A JPH07169067 A JP H07169067A
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綱市 山崎
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックシークのために光学ヘッドを移動走
査し、その受光信号に基づき横断したトラック数を計数
し、これをフィードバック値として光ビームが現在位置
するトラックを判定するトラックシーク技術において、
情報記録担体上のキズやゴミ等によって、トラック横断
数の検知/計数エラーがあった場合、これを修正し、確
実なシーク動作を行なえるようにする。光ビーム走査速
度を可変速してもシーク動作に影響がないようにし、シ
ーク時間を短縮する。 【構成】 記録担体に対する光学ヘッドの相対的位置を
位置検出器によって検出し、これに基づき、光ビームの
所定距離の移動に対応して検出信号を発生する。この検
出信号に応じて、該移動距離の間において受光信号に基
づき計数されたトラック横断数と該移動距離に対応する
所定の基準値とを比較照合し、その誤差に対応したトラ
ック横断数補正データを発生し、これによってトラック
横断数の計数値を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光カードのような光学
式情報記録担体を使用した光学的情報記録再生装置に関
し、特に、光ビームが照射している現在トラック位置を
逐次追従認識したり、該光ビームを所望の目標トラック
に位置決めしたりするためのトラックシーク方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】光を利用して情報を高密度に記録あるい
は再生する光学的情報記録担体として光ディスクや光カ
ード等が従来より知られている。この光学的情報記録担
体には、情報を記録あるいは再生する処理を行なう際の
ガイドのために、光学的に検知可能な複数本のガイドト
ラックが設けられており、これらのガイドトラック間が
データトラックとなっていて、そこにデータが記録され
る。情報は微小に絞った光ビームをこのデータトラック
領域に照射し、1〜3μm程度の大きさのピットの形で
記録される。各データトラックには夫々トラック番号が
定義されている。
【0003】光学的情報記録担体上に光ビームが照射さ
れている現在のトラック番号の位置から新たなトラック
番号上に光ビームを移動して情報を記録あるいは再生す
るためには、光ビームをガイドトラックを横断する方向
に移動し、目標とするトラック番号に位置決めしなけれ
ばならない。光ビームがガイドトラックを横断すると
き、その反射光をホトディテクタで受光し、電気信号に
変換する。この電気的受光信号を増幅および整形して、
ガイドトラック横断に応答するガイドトラック横断検知
信号を得る。このガイドトラック横断検知信号を計数す
ることにより、光ビームが現在位置しているトラックを
追跡して認識することができ、これをフィードバック値
として使用して、目標のトラック番号近くまで光ビーム
を移動する処理を行なうことができる。この一連の動作
をトラックシークという。この種のトラックシーク技術
の従来例としては、例えば、特開昭56−134364
号公報や特開昭62−154273号公報に示されたも
のなどがあり、更にその他多数の先行技術が公知であ
る。
【0004】ところで、光学的情報記録担体にキズやゴ
ミが付着した場合、光ビームがガイドトラックを横断し
たときにガイドトラック横断を示す適正なレベルの受光
信号を得ることができずに、トラック横断検知信号にエ
ラーが生じ、目標とするトラック番号の位置から光ビー
ムが大きくはずれてしまうことがある。この問題を解決
するための従来技術としては、特公平4−50676号
公報に示されたものが知られている。
【0005】この従来技術の概要を図4のタイムチャー
トによって説明する。図4の(a)の実線は検出された
ガイドトラック横断信号を示し、点線は検出されるはず
のガイドトラック横断信号が検知されなかったことを示
す。(b)は付加される疑似信号を示し、(c)は、
(a)と(b)の加算によって得られる修正済みのトラ
ック横断信号を示す。光ビームを一定速度あるいは一定
加速度でガイドトラック横断方向に移動させ、一つのガ
イドトラック横断信号が検出されてから或る設定された
時間内に次のガイドトラック横断信号が検出されなかっ
た場合には、光学的情報記録担体上にキズやゴミが付着
しているとみなし、欠落したガイドトラック横断信号の
代りに(b)の疑似信号を発生させるものである。従っ
て(a)のガイドトラック横断信号と(b)の疑似信号
とを加算した(c)の信号を新しいガイドトラック横断
信号として計数すれば、目標のトラック番号のほぼ近く
に光ビームを移動することができる。前記の或る設定時
間とは隣接するガイドトラック横断信号の時間差を加味
した信号であり、図4のT3では、T3=T1+(T1−T
2)である。光ビーム走査速度変化にある程度対処しよ
うとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光学的情報記
録担体上のキズやゴミが大きいと複数のガイドトラック
にまたがることがあり、その箇所で光ビームの走査速度
が加速又は減速しているような場合は、上記のような従
来技術では、適正に対処することができなかった。すな
わち、上記のような従来のトラックシーク技術では、あ
る設定された時間内でトラック横断信号が欠落したとき
疑似信号を発生する方式であるため、この設定時間を上
記のように前回時間を考慮して修正できるのはトラック
横断信号が1個欠落した場合だけに限られ、複数のトラ
ック横断信号が連続して欠落した場合は、同じ設定時間
を繰り返して疑似信号を連続して発生するしかない。し
かし、その箇所で光ビームの走査速度が加速又は減速し
ているような場合は、同じ設定時間では実際のトラック
横断に対応しないものとなり、疑似信号の数にエラーが
生じ、これを加算修正したトラック横断信号の数が実状
の数と大きく異なってしまうことになり、光ビームを目
標のトラック番号に近づけることができなくなるおそれ
があった。また、特に、光ビームが加速から減速に移る
前後の時点で光学的情報記録担体上に大きなキズやゴミ
があると、追加される疑似信号の数に誤差が生じ易く、
トラックシークに大きな問題が生ずる。
【0007】また、トラックシークに要する時間を短く
するためには、光ビームを一定速度あるいは一定加速度
で移動/走査させるのではなく、必要に応じて最適速度
に適宜変えられることが望ましい。この点、上記のよう
な従来技術では、上述の理由によって信頼性に欠けるの
で、トラックシーク時における光ビームの走査速度を任
意に可変速するには適していなかった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、光学的情報記録担体上に大きなキズやゴミが付着す
る等の理由によって受光信号に基づき得られるトラック
横断検知信号が不正確になった場合でも、エラーを起す
ことなく、光ビームが現在位置するトラック位置を追従
認識し、もって、所望の目標トラックの近くに確実に到
達させることができるようにし、かつ、光ビームの走査
速度を任意に可変速してもエラーなくトラックシークで
きるようにしたことにより、トラックシーク時間の短縮
を達成することができるようにした、光学的情報記録再
生装置のトラックシーク方法及び装置を提供しようとす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のトラッ
クが形成された光学式情報記録担体に対して該トラック
を横切る方向に光ビームを走査し、その反射光の受光信
号に基づき該光ビームによるトラック横断数を計数する
ことにより、該光ビームが位置しているトラックを判断
するようにした光学的情報記録再生装置におけるトラッ
クシーク方法において、前記光ビームを発する光学ヘッ
ドの前記情報記録担体に対する相対的位置を位置検出器
によって検出し、これに基づき該光ビームの走査のため
に該光学ヘッドが所定距離移動するのに対応して検出信
号を発生する第1のステップと、前記検出信号に応じ
て、前記光学ヘッドが所定距離移動する間において前記
受光信号に基づき計数されたトラック横断数と該移動距
離に対応する所定の基準値とを比較照合し、その誤差に
対応したトラック横断数補正データを発生する第2のス
テップと、このトラック横断数補正データによって前記
トラック横断数の計数値を修正する第3のステップとを
備えたことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明に係る光学的情報記録再生装
置におけるトラックシーク装置は、複数のトラックが形
成された光学式情報記録担体に対して光ビームを照射
し、その反射光を受光する光学ヘッドと、前記光学ヘッ
ドを前記情報記録担体に対して前記トラックを横切る方
向に相対的に移動する搬送手段と、トラックシーク時に
おいて、前記光学ヘッドの受光信号に基づき前記光ビー
ムによるトラック横断数を検知し、これをフィードバッ
ク値として所望の目標トラックの近傍に位置決めするよ
う前記搬送手段を制御する制御手段と、前記情報記録担
体に対する前記光学ヘッドの相対的移動量を検出する位
置検出手段と、前記位置検出手段の出力に基づき、前記
光学ヘッドが所定距離移動する区間において検知された
前記トラック横断数と該区間に対応する所定の基準値と
を比較照合し、その誤差に対応するトラック横断数補正
データを発生する補正手段とを備え、このトラック横断
数補正データによって前記制御手段におけるフィードバ
ック値を修正するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】本発明のトラックシーク方法によれば、情報記
録担体に対する光学ヘッドの相対的位置を位置検出器に
よって検出し、これに基づき該光ビームの走査のために
該光学ヘッドが所定距離移動するのに対応して検出信号
を発生する。この検出信号に応じて、光学ヘッドが所定
距離移動する間において、受光信号に基づき計数された
トラック横断数と該移動距離に対応する所定の基準値と
を比較照合し、その誤差に対応したトラック横断数補正
データを発生する。このトラック横断数補正データによ
ってトラック横断数の計数値を修正することにより、光
ビームが現在位置しているトラックを正確に追従して判
断することができる。
【0012】光ビームを走査する際の、光学ヘッドの実
際の移動距離を位置検出器によって検出しているので、
常に所定の移動距離を基準にして、受光信号に基づくト
ラック横断数の計数値の誤差判定を正確に行なうことが
できる。従って、光学的情報記録担体上に大きなキズや
ゴミが付着する等の理由によって受光信号に基づき得ら
れるトラック横断検知信号が不正確になった場合でも、
エラーを起すことなく、光ビームが現在位置するトラッ
ク位置を追従認識し、もって、所望の目標トラックの近
くに確実に到達させることができるようになる。また、
移動距離に対応する基準値は、光ビームの走査速度(光
学ヘッドの移動速度)が任意に加速又は減速変動して
も、その影響を受けないので、光ビームの走査速度を任
意に可変速しても、上記のようにエラーのないトラック
シークを行なうことができ、従って、トラックシーク時
間の短縮を達成することができるようなる。
【0013】本発明のトラックシーク装置によれば、光
学ヘッドの受光信号に基づき光ビームによるトラック横
断数を検知し、これをフィードバック値として所望の目
標トラックの近傍に位置決めするよう制御する制御手段
における該フィードバック値を、上記と同様のトラック
横断数補正データによって修正するようにしたので、上
記と同様に作用し、同様の効果を奏する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明しよう。以下では、光学的情報記録担体として
光カード1を用いた場合について説明する。図1は、本
発明一実施例に係る光学的情報記録再生装置の構成要素
のうち、光カード1と光学ヘッド駆動部10の部分につ
き、その分解斜視図を模式的に示すものである。
【0015】光カード1は公知の構成ものを用いてよ
く、これは勿論持ち運び可能なものであり、光学的情報
記録再生装置の本体に対して着脱可能である。書き込み
/読み取りのための光学ヘッド2を含む光学ヘッド駆動
部10は、該記録再生装置の筐体(図示せず)内に収納
されており、該筐体に設けられた挿入口(図示せず)に
光カード1を挿入すると、図示しないカード搬送機構に
よって光カード1をX方向に自動搬送し、光学ヘッド2
によって書き込み又は読み取りされる位置まで光カード
1が引き込まれる。
【0016】光カード1はその基部はプラスチック等の
軽量硬質な素材からなっており、その表面の所定の領域
にメディア部(情報記録領域)3が形成されている。メ
ディア部(情報記録領域)3においては、一部破砕して
図示したように、カード搬送方向Xに沿って延びた所定
幅のガイドトラック4を所定間隔で複数繰返し配置して
なり、各ガイドトラック4の間にデータトラック5が形
成されている。ガイドトラック4は光学的に検知可能に
形成されており、例えば、写真印刷法によって、比較的
明るい所定の反射率でデータトラック5を形成するのに
対して、ガイドトラック4は比較的暗い反射率で形成す
る。データトラック5においては、所望の情報を「ピッ
ト」と言われる円形の穴の形式で記録しうるようになっ
ている。知られているように、「ピット」は適切にフォ
ーカシングした書き込み用レーザビームスポットを照射
することによって形成される。そして、データトラック
5におけるデータの読み取りは、データトラック5に照
射されたレーザの反射率が「ピット」の部分で減少する
ことを検知することにより行われる。光カード1のメデ
ィア部(情報記録領域)3においては、書き込み用レー
ザに反応する所定の材質からなる記録層が配置され、そ
の上を読み/書きレーザ光を透過させる保護層が覆って
いる。
【0017】光学ヘッド駆動部10は、光学ヘッド2
と、該光学ヘッド2のハウジング側に固定されたリニア
スケール11と、記録再生装置のベースフレーム(図示
せず)側に固定されたリニアスケールセンサ12と、光
学ヘッド2のハウジングの両側に固定された1対の光学
ヘッド搬送用モータコイル14と、記録再生装置のベー
スフレーム側に固定された1対のヨーク15とを含んで
いる。光学ヘッド搬送用モータコイル14とヨーク15
とによって、光学ヘッド2を搬送するための電気リニア
モータが構成されており、これによって、光学ヘッド2
をY方向に(光カード1のトラック4,5を横切る方向
に)移動する。リニアスケール11とリニアスケールセ
ンサ12は、光学ヘッド2のY方向移動量を検出するた
めのリニア位置検出器を構成している。
【0018】なお、この例では、光学ヘッド2をY方向
に移動するとしているが、光学ヘッド2は固定し、光カ
ード1をY方向に移動するようにしてもよいのは勿論で
あり、要するに、光学ヘッド2が光カード1に対して相
対的にY方向に移動するようになっていればよい。光カ
ード1の方をY方向に移動する場合は、上記リニア位置
検出器と等価の手段によって、光カード1のY方向移動
量を検出するようにするのは勿論である。
【0019】光学ヘッド2は、レーザ光を発生するレー
ザ源23(図2)と、このレーザ光を光ビームスポット
に絞りこんで対物レンズ13を介して光カード1の上に
レーザ光ビーム6の微小スポットを照射するための発光
用光学系と、光カード1からのレーザ反射光を対物レン
ズ13を介して取り込んで受光素子(図2のホトディデ
クタ27)に導く受光用光学系と、それらに関連する機
器などを、ハウジング内に一体的に組み込んでなるもの
である。対物レンズ13は、公知のように、トラッキン
グコイル16の励磁駆動に応じてY方向に微小移動させ
ることができるようになっており、これにより、レーザ
光ビーム6の光カード1上のスポット位置を微調整でき
るようになっている。なお、図1では、便宜上、対物レ
ンズ13及びトラキングコイル16の部分を抜き出して
図示しているが、これらも光学ヘッド2のハウジング内
に収納されているのは勿論である。
【0020】トラックシーク動作には、ファージャンプ
制御によるものとニアジャンプ制御によるものとがある
ことが知られている。ファージャンプ制御は、光ビーム
を比較的多数のトラックを横切って所望の目標トラック
まで移動させる制御であり、光学ヘッド搬送用モータ
(14,15)によって光学ヘッド2をY方向に移動す
る(光学ヘッド2に伴って光ビームをY方向に走査す
る)ことにより行なわれる。ニアジャンプ制御は、光ビ
ームを1又は数トラックだけ横切って移動させる制御で
あり、光学ヘッド2は動かさずに、トラッキングコイル
16の駆動によって対物レンズ13をY方向に微小移動
させる(光ビームだけを微小走査する)ことにより行な
われる。トラックシーク動作において、レーザ光ビーム
6のスポット位置を所望の目標トラックまで移動させる
場合は、通常は、まず、ファージャンプ制御によって光
学ヘッド2全体を所望の目標トラックまで又はその近傍
まで移動し、それからニアジャンプ制御によって光ビー
ムだけを所望の目標トラックに精密に位置決めする。
【0021】なお、トラッキングコイル16は、ニアジ
ャンプ制御以外の、サーボトラッキング制御にも使用さ
れるが、その点については特に説明しない。サーボトラ
ッキング制御とは、目的のデータトラックで情報の読み
出し又は書込みを行なっている最中に、常に、光ビーム
がその目的のデータトラックに精密に位置決めされるよ
うに追従サーボ制御を行なうものである。
【0022】図2は、本発明一実施例に係る光学的情報
記録再生装置の構成要素のうちトラックシーク制御に関
連する制御システムの電気的ブロック図である。同図に
従って、以下、本発明のトラックシーク制御システムを
説明する。制御部21はシステム全体を制御するもので
ある。制御部21から与えられる信号に応じてレーザ駆
動回路22がレーザ駆動信号を出力し、これに応じてレ
ーザ源23からレーザ光ビームが発される。また、制御
部21から与えられる信号に応じてトラッキングコイル
駆動回路24がトラッキングコイル駆動信号を出力し、
これに応じてトラッキングコイル16が駆動される。ま
た、制御部21から与えられる信号に応じて光学ヘッド
搬送用モータ駆動回路25がモータ駆動信号Mを出力
し、これに応じて光学ヘッド搬送用モータコイル14が
駆動され、光学ヘッド2が移動される。
【0023】リニアスケールセンサ12は例えばホトイ
ンタラプタ等からなる光学式センサであり、リニアスケ
ール11に設けられた光学式目盛に応答して位置検出信
号を出力する。このリニアスケールセンサ12から出力
される位置検出信号は波形整形回路26で増幅整形さ
れ、その出力信号はリニアスケール検出信号Dとして制
御部21に入力される。リニアスケール11の動きは光
学ヘッド2の移動に連動しているので、リニアスケール
検出信号Dは、光学ヘッド2のY方向の移動量に対応し
ている。例えば、リニアスケール検出信号Dは、一定の
移動量に対応して1パルスを生じる、インクリメンタル
パルス列からなる。図3のDは、インクリメンタルパル
ス列からなるリニアスケール検出信号Dの一例を示して
いる。なお、勿論、光学ヘッド2のY方向の移動量を検
出するためのセンサは、このような光学式リニアセンサ
に限らず、他の如何なる形式の位置センサを使用しても
よいものであり、また、インクリメンタルパルス発生型
のセンサに限らずアブソリュートセンサを用いてもよい
ものである。
【0024】ホトディテクタ27は、光カード1からの
レーザビーム反射光を受光して、電気信号に変換し、増
幅器28に入力する。この出力は波形整形回路29に入
力される。波形整形回路29は、ガイドトラック4から
の反射光の受光レベルに応答して所定の波形整形処理を
行なうものであり、その出力はガイドトラック横断検知
信号TDである。ガイドトラック横断検知信号TDは、
図3のTDに例示するように、光学ヘッド2が1つのガ
イドトラック4を横切る毎に1パルスを生じる信号であ
る。なお、増幅器28の出力信号は、更に、情報ピット
の認識やその他の目的のために適宜処理されて制御部2
1に与えられるようになっているが、この点は公知であ
るため、本実施例では説明を省略する。
【0025】波形整形回路29から出力されたガイドト
ラック横断検知信号TDは、ORゲート30に入力され
ると共に、区間カウンタ31のカウント入力に入力され
る。これにより、光学ヘッド2によって検知されたガイ
ドトラック横断数が区間カウンタ31でカウントされ
る。区間カウンタ31の計数値出力は、カウント値デー
タNaとして比較器32へ送出される。カウン31は制
御部21からクリア信号Cが与えられられたときクリア
され、そのカウント値データNaが0にリセットされ
る。
【0026】比較器32の他の入力には、トラックシー
ク開始時に制御部21から所定の基準値Nbが入力さ
れ、初期セットされる。比較器32は、制御部21から
比較命令信号COMが与えられたとき、両入力に与えら
れるデータNaとNbの値を、所定の比較条件に従って
比較する。カウント値データNaが基準値Nbを基準と
する所定の規定範囲内に収まっている場合は、補正デー
タNcを出力しないが、収まっていない場合は、その誤
差に応じた数値からなる補正データNcを補正パルス発
生器33に送出する。
【0027】比較命令信号COMは、リニアスケール検
出信号Dに基づき一定の移動量毎に発生されるものであ
り、例えば、図3のCOMに例示するように、リニアス
ケール検出信号Dの位置パルス発生タイミングに対応し
て発生される。また、カウン31に対するクリア信号C
もリニアスケール検出信号Dに基づき一定の移動量毎に
発生されるものであり、例えば、図3のCに例示するよ
うに、トラックシーク開始時に発生されると共に、以後
は比較命令信号COMのタイミングより少し遅れて繰返
し発生される。従って、比較命令信号COMが与えられ
たときの区間カウンタ31のカウント値データNaは、
光学ヘッド2が一定距離だけ移動する間に光学ヘッド2
によって検知されたガイドトラック横断数を示す。これ
に対して、比較器32に与えられる基準値Nbは、光学
ヘッド2が該一定距離だけ移動する間に実際に存在する
ガイドトラック数を示す。従って、NaがNbの所定の
規定範囲内に収まっていれば、光学ヘッド2が該一定距
離だけ移動する間に、光学ヘッド2によるトラック検知
ミスがなかったことを意味する。NaがNbの所定の規
定範囲内に収まっていなければ、光学ヘッド2によるト
ラック検知ミス(ドロップアウト又は余分の検知)があ
ったことを意味する。
【0028】補正パルス発生器33は、補正データNc
が入力されると、その数に対応する数のパルスを発生
し、補正パルスPcとしてORゲート30に入力する。
同時に、NaとNbの大小関係に応じて、加算モードを
指定する信号ADDを、トータルカウンタ34に対して
与える。トータルカウンタ34は、制御部21から、ト
ラックシーク開始時に、カウントプリセット入力に目標
カウント値データTが与えられ、かつ減算モード指定信
号SUBが与えられる。カウントプリセットに与えられ
る目標カウント値データTは、光学ヘッド2が現在位置
トラックから目標トラックまで移動する際に必要なトラ
ックガイド横断数を指示するカウント値データからな
る。従って、トラックシーク開始時の初期状態として
は、目標カウント値Tがトータルカウンタ34にプリセ
ットされ、そのカウントモードは減算モードに設定され
る。トータルカウンタ34のカウント入力にはORゲー
ト30の出力が与えられ、以後は、このORゲート30
の出力パルスを減算カウントするか、若しくは、前記加
算モード指定信号ADDが与えられたときに限って加算
カウントする。
【0029】光学ヘッド2の移動に応じてガイドトラッ
ク横断検知信号TDが発生するとき、トータルカウンタ
34は初期設定された減算モードで動作し、ORゲート
30を介して与えられるガイドトラック横断検知信号T
Dのパルスを減算カウントする。補正パルスPcが発生
するときは、トータルカウンタ34は通常は減算モード
であるが、前記加算モード指定信号ADDに応じて加算
モードとなり、ORゲート30を介して与えられる補正
パルスPcを減算又は加算カウントする。すなわち、一
定移動距離に対応する一測定区間におけるガイドトラッ
ク横断検知数Naが基準値Nbに応じた規定値よりも少
ない場合は、減算モードを指示し、その差Ncに対応す
る数の補正パルスPcを減算する。これは、欠落したガ
イドトラック横断検知信号を補償するためである。反対
に、一測定区間におけるガイドトラック横断検知数Na
が基準値Nbに応じた規定値よりも多い場合は、加算モ
ードを指示し、その差Ncに対応する数の補正パルスP
cを加算する。これは、余分に減算したガイドトラック
横断検知数を加算して補償するためである。トータルカ
ウンタ34のカウント値が0になると、0カウント到達
検出信号T0を出力し、制御部21へ送出する。0カウ
ント到達信号T0が発生されたことは、光学ヘッド2が
目標トラックに到達したことを意味しており、これに応
じて制御部21は光学ヘッド搬送用モータ駆動回路25
への駆動命令信号をオフとし、モータを停止させる。モ
ータ駆動信号Mが0になると光学ヘッド2の移動が停止
する。
【0030】上記構成における比較器32での比較動作
条件の一例について次に説明する。前述の通り、光学ヘ
ッド2の移動に伴って、リニアスケールセンサ12から
検出信号Dが検出され、かつ光学ヘッド2によるガイド
トラック4の横断検知に応じてガイドトラック横断検知
信号TDが得られる。リニアスケール検出信号Dに基づ
き該光学ヘッド2が一定距離だけ移動することが検出さ
れると、比較命令信号COMが与えられ、区間カウンタ
31のカウント値データNaと基準値Nbとが比較され
る。基準値Nbは、光カード1上のガイドトラック4の
ピッチと、リニアスケール検出信号Dで検出する一定距
離(例えばリニアスケール11の目盛の1ピッチ)との
相互関係によってきまる値である。正常な場合は、Na
=NbあるいはNa=Nb−1である。しかし、ノイズ
が混入したり、光カード1上にキズあるいはゴミが付着
している場合には、上記カウント値データNaは正常な
値にならずNa>NbあるいはNa<Nb−1になった
りする。
【0031】上記を考慮して、比較器31における通常
の比較動作条件としては、下記4つの等式又は不等式の
何れかが成立するか否かを判定し、これに応じた処理を
行なう。 通常の比較条件式(1)… Na=Nb, Na=Nb−1 通常の比較条件式(2)… Na>Nb, Na<Nb−1 上記比較条件式(1)つまりNa=Nb又はNa=Nb
−1が成立している場合は、Naは規定範囲内と判定
し、補正データNcは発生しない。上記比較条件式
(2)つまりNa>Nb又はNa<Nb−1が成立して
いる場合は、Naは規定範囲外と判定し、補正データN
cを発生する。この場合、例えば、Nc=Nb−Naを
補正データNcとして発生する。
【0032】すなわち、Na>Nbの場合は、検知した
トラック横断数Naは正常の場合よりNa−Nb個多い
ので、その差Nc=Nb−Na(負の値)を示す補正デ
ータNcを発生する。補正パルス発生器33では、補正
データNcの負符号に応じて加算モード指定信号ADD
を発生し、かつ、補正データNcの絶対値に対応する数
の補正パルスPcを発生する。これにより、トータルカ
ウンタ34では、Na−Nb個のパルスを加算カウント
する補正を行なう。すなわち、トータルカウンタ34で
多く減算した分を補ってやるのである。一方、Na<N
b−1の場合は、検知したトラック横断数Naは正常の
場合よりNb−Na個少ないので、その差Nc=Nb−
Na(正の値)を示す補正データNcを発生する。補正
パルス発生器33では、補正データNcの絶対値に対応
する数の補正パルスPcを発生する。この場合、補正デ
ータNcは正符号であるから、加算モード指定信号AD
Dは発生されない。これにより、トータルカウンタ34
でNc=Nb−Na個のパルスを減算カウントする補正
を行なう。すなわち、トータルカウンタ34で減算して
いなかった分を更に減算する補償を行なう。
【0033】なお、Na=NbあるいはNa=Nb−1
のときは正常とみなし、トータルカウンタ34のカウン
ト補正はしない。但し、この実施例では、光学ヘッド2
が、移動を開始してから最初のリニアスケール検出信号
Dが検知されるまでの間は、ガイドトラック横断検知信
号のカウント値Naが、下記の初期比較条件を満たすか
否かを判定し、 初期比較条件式… 0≦Na≦Nb これが成立すれば正常とみなすものとする。これは、こ
の例では、リニアセンサ検出信号Dのインクリメンタル
パルスに対応して比較命令信号COM及びクリア信号C
を発生するようにしているため、最初に発生される比較
命令信号COMは、ヘッド2の一定移動距離に対応して
いないからである。
【0034】次に、上記構成における一連の動作例を図
3のタイミングチャートに示した各ステップに従って説
明する。なお、説明の便宜上、図3の例では、Nb=
「9」と仮定する。すなわち、区間カウンタ31のカウ
ント値データNaが「8」か「9」の場合が正常で、
「10」以上及び「7」以下の場合は規格値範囲外であ
るとする。但し、光学ヘッド2が移動を開始してから最
初のリニアスケール検出信号Dのパルスが検知されるま
での間では、ガイドトラック横断検知信号TDのカウン
ト値Naが0〜9個の範囲であれば正常とみなすものと
する。また、光学ヘッド2が目標トラックへ移動するの
に必要なガイドトラック横断検知信号の数、つまり目標
トラック横断数Tを「48」と仮定する。図3のTx
は、トータルカウンタ34のカウント値を示しており、
その初期値はT=48であることが示されている。
【0035】また、光学ヘッド2の搬送用モータの駆動
は、加減速制御によって行なう例を示す。図3のMは、
モータ駆動信号Mの一例を示しており、これは速度指令
値を示している。図に示された特性は、トラックシーク
開始から目標トラックの略半分の工程までは加速制御を
行ない、それ以後は減速制御を行なうことを示してい
る。このような加速/減速制御は、トラックシークに要
する時間を短くすることができるので、有利である。な
お、ステップ2〜8の切り換わりは、リニアスケール検
出信号Dのパルスタイミングによって制御される。ま
た、処理ステップの切換えや、制御用の各種信号の発生
等は、すべて制御部21の制御によって為される。
【0036】〔ステップ1〕トラックシーク開始命令が
与えられると、まず、所定のイニシャル処理を行なう。
すなわち、トータルカウンタ34のプリセット入力に目
標トラック横断数T=48のデータが入力され、プリセ
ットされる。また、減算モード指定信号SUBがトータ
ルカウンタ34に入力され、該カウンタが減算モードで
動作する状態に設定される。また、区間カウンタ31の
カウント内容を、クリア信号Cによって0にリセットす
る。また、比較器32には基準値データNb=9が与え
られ、プリセットされる。勿論、制御部21からの駆動
信号によってレーザ駆動回路22が駆動されてレーザ源
23が点灯され、光カード1にレーザ光ビームが照射さ
れる。このイニシャル処理の終了後、次のステップ2に
行く。
【0037】〔ステップ2〕ステップ2になると、光学
ヘッド搬送用モータ駆動回路25を介して光学ヘッド搬
送用モータコイル14にモータ駆動信号Mを与え、光学
ヘッド2をY方向に移動することを開始する。前述のよ
うに、最初はモータ駆動信号M(速度指令値)が徐々に
増大し、加速制御がなされる。光学ヘッド2が移動する
につれて、光カード1上を光ビームがガイドトラック4
を横断する方向に移動する。前述の通り、正常であれ
ば、光ビームが1つのガイドトラック4を横断する毎に
トラックガイド横断検知信号TDの1パルスが波形整形
回路29から出力される。図3の例では、ステップ2で
は、ガイドトラック横断検知信号TDが2パルス到来し
た時点でリニアスケール検出信号Dが得られることが示
されている。従って、その間で、トータルカウンタ34
は2パルス分のガイドトラック横断検知信号TDをOR
ゲート30を介して受入してこれを減算カウントし、そ
のカウント値Txは、48−2=46となる。一方、区
間カウンタ31は、2パルス分のガイドトラック横断検
知信号TDを加算して、そのカウント値データはNa=
2となる。リニアスケール検出信号Dの到来に応答して
比較命令信号COMが発せられ、比較器32でNaとN
bの比較を行う。ステップ2においては、最初のリニア
スケール検出信号Dを検出するので、上記初期比較条件
式が適用される。従って、この例におけるNb=9、N
a=2の状態は、正常とみなされ、補正動作は行われな
い。
【0038】〔ステップ3〕上記リニアスケール検出信
号Dの到来に応じた比較処理の後、ステップ3に切り換
わり、まず、クリア信号Cを区間カウンタ31に送出し
カウント値データNaを0にする。これにより、区間カ
ウンタ31は、ガイドトラック横断検知信号TDのカウ
ントを0から開始する。図3の例では、ステップ3で
は、ガイドトラック横断検知信号TDが8パルス到来し
た時点でリニアスケール検出信号Dが得られることが示
されている。従って、その間で、トータルカウンタ34
は8パルス分のガイドトラック横断検知信号TDをOR
ゲート30を介して受入してこれを減算カウントし、そ
のカウント値Txは、46−8=38となる。一方、区
間カウンタ31は、8パルス分のガイドトラック横断検
知信号TDを加算して、そのカウント値データはNa=
8となる。リニアスケール検出信号Dの到来に応答して
比較命令信号COMが発せられ、比較器32でNaとN
bの比較を行う。ステップ3においては、上記通常の比
較条件式が適用される。この場合、Nb=9,Na=8
であるので、上記通常の比較条件式(1)を満足するの
で、ガイドトラック横断検知動作は正常に行われたとみ
なし、補正動作は行われない。
【0039】〔ステップ4〕上記リニアスケール検出信
号Dの到来に応じた比較処理の後、ステップ4に切り換
わり、前記と同様に、区間カウンタ31は、ガイドトラ
ック横断検知信号TDのカウントを再び0から開始す
る。図3の例では、ステップ4では、ガイドトラック横
断検知信号TDが3パルス到来した時点でリニアスケー
ル検出信号Dが得られることが示されている。すなわ
ち、本来検知されるべきであった6個のパルスTD’
(図では点線で示す)がガイドトラック横断検知信号T
Dから欠落した例が示されている。従って、その間で、
トータルカウンタ34は3パルス分のガイドトラック横
断検知信号TDをORゲート30を介して受入してこれ
を減算カウントし、そのカウント値Txは、38−3=
35となる。一方、区間カウンタ31は、3パルス分の
ガイドトラック横断検知信号TDを加算して、そのカウ
ント値データはNa=3となる。
【0040】リニアスケール検出信号Dの到来に応答し
て比較命令信号COMが発せられ、比較器32でNaと
Nbの比較を行う。ステップ4においては、上記通常の
比較条件式が適用される。この場合、Nb=9、Na=
3であるので、上記通常の比較条件式(2)のうちNa
<Nb−1を満足する。従って、到来したガイドトラッ
ク横断検知信号TDの数「3」は異常とみなし、下記の
ように補正動作が行われる。すなわち、比較器32は補
正データNcとしてNc=Nb−Na=9−3=6を補
正パルス発生器33へ送出する。補正パルス発生器33
は補正データNcを受けるとただちに6個の補正パルス
Pcを発生するが、ただし、加算モード指定信号ADD
は発生しない。これにより、トータルカウンタ34で
は、更に6パルスを減算し、そのカウント値Txは、3
5−6=29となる。こうして、欠落した6個のガイド
トラック横断検知パルスを補充して減算カウントする補
償がなされる。
【0041】〔ステップ5〕上記リニアスケール検出信
号Dの到来に応じた比較処理の後、ステップ5に切り換
わり、前記と同様に、区間カウンタ31は、ガイドトラ
ック横断検知信号TDのカウントを再び0から開始す
る。図3の例では、ステップ5の過程で、光学ヘッド2
は目標移動距離のほぼ半分に達し、モータ駆動信号Mが
減速モードに切換えられる。また、図3の例では、この
ステップ5では、ガイドトラック横断検知信号TDが1
1パルス到来した時点でリニアスケール検出信号Dが得
られることが示されている。従って、その間で、トータ
ルカウンタ34は11パルスを減算カウントし、そのカ
ウント値Txは、29−11=18となる。一方、区間
カウンタ31は、11パルス分のガイドトラック横断検
知信号TDを加算して、そのカウント値データはNa=
11となる。比較器32では、Nb=9、Na=11で
あるので、上記通常の比較条件式(2)のうちNa>N
bを満足する。従って、到来したガイドトラック横断検
知信号TDの数「11」は異常とみなし、下記のように
補正動作が行われる。
【0042】すなわち、比較器32は補正データNcと
してNc=Nb−Na=9−11=−2を補正パルス発
生器33へ送出する。補正パルス発生器33は補正デー
タNcを受けるとただちに2個の補正パルスPcを発生
し、かつ、Ncの符号が負であるから加算モード指定信
号ADDを発生する。これにより、トータルカウンタ3
4では、2パルスを加算し、そのカウント値Txは、1
8+2=20となる。こうして、このステップの動作で
トータルカウンタ34は結局加減算合計9個減算したこ
とになる。加算モード指定信号ADDは直ちに消去さ
れ、トータルカウンタ34は、減算モード指定状態にも
どる。
【0043】〔ステップ6〕上記リニアスケール検出信
号Dの到来に応じた比較処理の後、ステップ6に切り換
わり、前記と同様に、区間カウンタ31は、ガイドトラ
ック横断検知信号TDのカウントを再び0から開始す
る。図3の例では、このステップ6では、ガイドトラッ
ク横断検知信号TDが8パルス到来した時点でリニアス
ケール検出信号Dが得られることが示されている。従っ
て、前記ステップ3と同様に正常時の制御動作が行わ
れ、結局、トータルカウンタ34のカウント値Txは、
20−8=12となる。
【0044】〔ステップ7〕上記リニアスケール検出信
号Dの到来に応じた比較処理の後、ステップ7に切り換
わり、前記と同様に、区間カウンタ31は、ガイドトラ
ック横断検知信号TDのカウントを再び0から開始す
る。図3の例では、このステップ7では、ガイドトラッ
ク横断検知信号TDが9パルス到来した時点でリニアス
ケール検出信号Dが得られることが示されている。従っ
て、前記ステップ3と同様に正常時の制御動作が行わ
れ、結局、トータルカウンタ34のカウント値Txは、
12−9=3となる。
【0045】〔ステップ8〕上記リニアスケール検出信
号Dの到来に応じた比較処理の後、ステップ8に切り換
わり、前記と同様に、区間カウンタ31は、ガイドトラ
ック横断検知信号TDのカウントを再び0から開始す
る。このステップ8では、ガイドトラック横断検知信号
TDが3パルス到来した時点で、トータルカウンタ34
のカウント値Txが、3−3=0となリ、0カウント到
達検出信号T0が出力される。これに応じて制御部21
は光学ヘッド搬送用モータ駆動回路25への駆動命令信
号をオフとし、モータを停止させる。モータ駆動信号M
が0になると光学ヘッド2の移動が停止する。こうし
て、光学ヘッド2が目標トラックの近くに位置決めされ
る。
【0046】以上までの処理がファージャンプ制御によ
るトラックシーク処理であり、光学ヘッド2は、目標ト
ラックの近くに位置決めされる。ファージャンプ制御に
よるトラックシークが終了した後は、今度は目標トラッ
クへの光ビームの精密な位置決めがなされる。すなわ
ち、光ビームが現在位置しているトラック番号の読み取
りを行ない、もし光ビームが目標のトラック番号に位置
していないならば、今度は光学ヘッド2を移動させるの
ではなく、トラッキングコイル16を駆動して対物レン
ズ13を移動し、光ビームをガイドトラック4を横断す
る方向に微調整移動し、該光ビームが目標トラック上に
来るように制御する。
【0047】上記実施例では、光学ヘッド2の一定移動
距離に対応する一区間内でのトラック横断数を規定する
規定範囲値として、1つの基準値Nbのみならず、それ
よりも1少ない値Nb−1をも含むようにしている。こ
れにより、特に、目標トラックが情報記録領域(メディ
ア部3)の端部にある場合に、光学ヘッド2のオーバラ
ンを防ぐことができる。すなわち、光学ヘッド2の光ビ
ームを、情報記録領域からはずれることはなく、目標の
トラック番号の位置かそれともその手前で停止させるこ
とができる。
【0048】すなわち、基準値として或る範囲(実施例
ではNbとNb−1の範囲)を設定することにより、そ
の範囲内であれば補正しないようにすることにより、ガ
イドトラック間隔の倍数が位置検出信号によって確定さ
れる1補正区間の距離と必ずし正確には一致しないこと
による、1補正区間内の正常なトラック横断数のバラツ
キに対処しうるようになっている。つまり、トラック横
断数の検知と計数が正常に行われている場合であって
も、そのトラック横断数は、Nb又はNb−1のどちら
かにばらつくことがあるので、それに対処するためであ
る。このように基準値に或る範囲を持たせる一方で、そ
の範囲から外れた場合は、補正データNcを求めるため
の演算においては、その基準範囲の上限値(Nb)を基
準にしてトラック横断数カウント値Naとの差を求める
ようにしているので、少し多めの補正が行われることに
なる。すなわち、実際は、補正データとしてNc=(N
b−1)−Naを使用した補正で良いところを、Nc=
Nb−Naの補正つまり1だけ余分に補償する補正が行
われることになる。これによって、目標のトラックの少
し手前で停止することは起こり得るが、目標のトラック
を通り過ぎてから停止することは起こらないようにする
ことができる。従って、目標トラックが情報記録領域
(メディア部3)の端部にある場合は、目標のトラック
を通り過ぎてから停止することは起こらず、目標通りの
トラッ位置か若しくはその少し手前で停止させることが
でき、光学ヘッド2のオーバランを防ぐことができる。
従って、光ビームが光カード1の情報記録領域(メディ
ア部3)から飛び出してトラックシーク不能となるよう
な事態の発生を防ぐことができる。
【0049】なお、上記実施例では、トラックシークす
る際、光学ヘッド2を移動するようにしたが、光カード
1の方を移動するようにしてもよいし、あるいは光学ヘ
ッド2と光カード1の双方を相対的に移動するようにし
てもよい。また、上記実施例では、補正パルスPcをO
Rゲート30を経てトータルカウンタ34に入力して補
正する方法をとっているが、具体的な補正演算のアルゴ
リズムはこれに限らない。例えば、トラックガイド横断
検知信号TDをトータルカウンタ34に入力せずに、区
間カウンタ31のカウント値をトータルカウンタ34の
カウント値から減算するようにすることも可能であり、
そのような場合は、区間カウンタ31のカウント値デー
タNaに対して補正データNcを加算(又は減算)した
結果をトータルカウンタ34のカウント値から減算する
ようにしてもよい。
【0050】また、トータルカウンタ34に初期時に目
標トラックまでのガイドトラック横断数Tを入力し、減
算動作によって、このトータルカウンタ34のカウント
値Txが0になるまで光学ヘッド2を移動するようにし
たが、制御法はこれに限定されないのは勿論である。例
えば、トータルカウンタ34を初期時に0にクリアし、
トラックガイド横断検知信号TD及補正データNcに応
じて加算動作させ(勿論、補正データNcの値によって
は減算動作)、該トータルカウンタ34のカウント値が
目標トラックまでのガイトトラック横断数Tと一致する
まで光学ヘッド2を移動するようにしてもよい。
【0051】また、上記実施例では、1回分の補正区間
に対応する光学ヘッド移動距離は、リニアスケールセン
サ12のインクリメンタルパルスの発生間隔に対応して
おり、どの区間でも一定であるが、これに限らず、適宜
可変としてもよい。その場合は、その区間毎の移動距離
に対応して基準値Nbの値を適宜変化するのは勿論であ
る。また、上記実施例では、1回分の補正区間を確定す
るための比較命令信号COMは、リニアスケールセンサ
12のインクリメンタルパルスの1パルスに対応して発
生しているが、これに限らず、数パルスに対応して発生
するようにしてもよい。また、位置検出手段として、ア
ブソリュート型の位置検出器を使用した場合は、光学ヘ
ッド移動量を示すアブソリュート位置検出信号が、1回
分の補正区間に対応する移動量だけ変化したことを演算
等によって検出し、これに基づき比較命令信号COMを
発生するようにするのは勿論である。
【0052】なお、本発明の実施例の図2及び図3は回
路手段を用いて構成を説明したが、マイクロプロセッサ
を用いて回路手段の一部を任意に分担させその機能を達
成できることは明白である。以上説明した実施例では、
情報記録担体として光カード1を使用する場合について
説明しているが、光学的情報記録ディスクなど、その他
の情報記録担体にも本発明を利用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報記録担体上のキズあるいはゴミ等によって受光信号
に基づくトラック横断数の検知/計数に欠陥/エラーが
存在する場合であっても、位置検出器の検出信号に応じ
て光学ヘッドが所定距離移動する毎にこれを修正する処
理を行なうので、光ビームを安定かつ高速にシーク動作
をさせるという大きな効果を奏する。また、光ビームと
情報記録担体との相対速度の変化があっても、その影響
を受けずに確実にシーク動作を行うことができるので、
光ビームの走査速度すなわち光学ヘッドの移動速度を最
適に加速/減速制御することによりトラックシーク時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光学的情報記録再生装
置の構成要素のうち、光カードと光学ヘッド駆動部の部
分を、模式的に示す分解斜視図。
【図2】同実施例に係る光学的情報記録再生装置の構成
要素のうち、トラックシーク制御に関連する部分の一例
を示す電気的ブロック図。
【図3】図2によるトラックシーク制御動作例を示すタ
イミングチャート図。
【図4】従来のトラックシーク制御例を示すタイミング
チャート図。
【符号の説明】
1 光カード 2 光学ヘッド 4 ガイドトラック 5 データトラック 11 リニアスケール 12 リニアスケールセンサ 14 光学ヘッド搬送用モータコイル 21 制御部 27 ホトディテクタ 30 ORゲート 31 区間カウンタ 32 比較器 33 補正パルス発生器 34 トータルカウンタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトラックが形成された光学式情報
    記録担体に対して該トラックを横切る方向に光ビームを
    走査し、その反射光の受光信号に基づき該光ビームによ
    るトラック横断数を計数することにより、該光ビームが
    位置しているトラックを判断するようにした光学的情報
    記録再生装置におけるトラックシーク方法において、 前記光ビームを発する光学ヘッドの前記情報記録担体に
    対する相対的位置を位置検出器によって検出し、これに
    基づき該光ビームの走査のために該光学ヘッドが所定距
    離移動するのに対応して検出信号を発生する第1のステ
    ップと、 前記検出信号に応じて、前記光学ヘッドが所定距離移動
    する間において前記受光信号に基づき計数されたトラッ
    ク横断数と該移動距離に対応する所定の基準値とを比較
    照合し、その誤差に対応したトラック横断数補正データ
    を発生する第2のステップと、 このトラック横断数補正データによって前記トラック横
    断数の計数値を修正する第3のステップとを備えた光学
    的情報記録再生装置におけるトラックシーク方法。
  2. 【請求項2】 前記第2のステップにおいて、前記基準
    値は所定の範囲を有しており、前記受光信号に基づき計
    数されたトラック横断数がこの基準値の範囲に収まって
    いないとき、その誤差に対応したトラック横断数補正デ
    ータを発生するようにした請求項1に記載の光学的情報
    記録再生装置におけるトラックシーク方法。
  3. 【請求項3】 前記基準値の範囲における上限値と前記
    トラック横断数の計数値を演算することにより、前記誤
    差に対応したトラック横断数補正データを得るようにし
    た請求項2に記載の光学的情報記録再生装置におけるト
    ラックシーク方法。
  4. 【請求項4】 前記第3のステップにおいて、前記トラ
    ック横断数補正データに対応する数の補正パルスを発生
    し、この補正パルスを前記トラック横断数の計数値に対
    して加算又は減算することによりその修正を行なうよう
    にした請求項1に記載の光学的情報記録再生装置におけ
    るトラックシーク方法。
  5. 【請求項5】 前記光学ヘッドが所定距離移動する毎に
    前記位置検出信号を繰返し発生し、これに応じて該光学
    ヘッドが所定距離移動する毎に前記修正を行なうように
    した請求項1に記載の光学的情報記録再生装置における
    トラックシーク方法。
  6. 【請求項6】 前記光学式情報記録担体は、情報を記録
    するための複数のデータトラックと各データトラック間
    に配列されたガイドトラックとを備えており、前記光ビ
    ームがガイドトラックを横断したことを検知することに
    基づきトラック横断数の計数を行なう請求項1に記載の
    光学的情報記録再生装置におけるトラックシーク方法。
  7. 【請求項7】 前記光学式情報記録担体が、光カードで
    ある請求項1に記載の光学的情報記録再生装置における
    トラックシーク方法。
  8. 【請求項8】 複数のトラックが形成された光学式情報
    記録担体に対して光ビームを照射し、その反射光を受光
    する光学ヘッドと、 前記光学ヘッドを前記情報記録担体に対して前記トラッ
    クを横切る方向に相対的に移動する搬送手段と、 トラックシーク時において、前記光学ヘッドの受光信号
    に基づき前記光ビームによるトラック横断数を検知し、
    これをフィードバック値として所望の目標トラックの近
    傍に位置決めするよう前記搬送手段を制御する制御手段
    と、 前記情報記録担体に対する前記光学ヘッドの相対的移動
    量を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段の出力に基づき、前記光学ヘッドが所
    定距離移動する区間において検知された前記トラック横
    断数と該区間に対応する所定の基準値とを比較照合し、
    その誤差に対応するトラック横断数補正データを発生す
    る補正手段とを備え、このトラック横断数補正データに
    よって前記制御手段におけるフィードバック値を修正す
    るようにしたことを特徴とする光学的情報記録再生装置
    におけるトラックシーク装置。
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