JPH0426936A - 光学的情報記録媒体 - Google Patents

光学的情報記録媒体

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JPH0426936A
JPH0426936A JP13287890A JP13287890A JPH0426936A JP H0426936 A JPH0426936 A JP H0426936A JP 13287890 A JP13287890 A JP 13287890A JP 13287890 A JP13287890 A JP 13287890A JP H0426936 A JPH0426936 A JP H0426936A
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JP
Japan
Prior art keywords
track
optical
optical card
optical head
home position
Prior art date
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Pending
Application number
JP13287890A
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English (en)
Inventor
Hisakatsu Tanaka
田中 久勝
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録媒体に対する情報の記録及び/または再
生を行う前に、記録媒体と光学ヘッドの相対的位置を決
定するためのホームポジションを存する光学的情報記録
媒体に関する。
[従来の技術] 近年、情報産業の発展に伴い、大容量記憶装置として光
学的情報記録再生装置が注目されてきた。
この光学的情報記録再生装置には、記録媒体として光カ
ードを用いて情報の記録及び/または再生を行う光カー
ド装置がある。前記光カードは、磁気カードと比較して
数千倍ないし一万倍の記憶容量を有し、光ディスクと同
様に書換えはできないが、その記憶容量が1〜2Mバイ
トと大きいところから銀行用の預金通帳や携帯用の地図
あるいは買物等に用いるプリペイドカード等としての広
い応用範囲が考えられている。また、書換えができない
ということで、個人の健康管理カード等、データの改ざ
んを許さないアプリケーションへの応用も考えられてい
る。
このような光カードとしては従来種々のものが提案され
ており、本出願人も特開昭63−37876号公報にお
いて、第11図に示すような光力−1〜11を提案して
いる。この光カード11は、互いに平行な複数のトラッ
ク12をイfする光記録部13の両端部に、互いに反対
方向から読み取れるように各トラックに対応したアドレ
スを示す情報を記録したID部14A、14Bを設け、
これらTD部14A、14B間をデータ部15としたも
のである。従って、例えば、光学ヘッドに対して光カー
ド11がトラック方向に図の左から右へ移動していると
きは左側のID部14Aを読み取り、光学ヘッドに対し
て光カード11がトラック方向に図の右から左へ移動し
ているときは右側のID部14Bを読み取ることによっ
てトラックに対応したトラックアドレス情報を認識する
。尚、ID部14A、14Bは、カード端部の傷や汚れ
等の影響を防ぐため、及び光カード11と光学ヘッドと
のトラック方向の相対的移動速度を充分安定させるため
に、カード端から一定の距離(例えば4mm)内側に設
けられる。
前記光カード11には、■・ラックが2000本程用意
されているが、これらの中から所望の情報を再生するた
めに、また、この中の所望の位置に情報を記録するため
に、光カード11に記録されている情報を管理している
領域(以下、ディレクトリ領域と記す。)を用意してい
るのが一般的である。従って、光カード11の挿入時に
は光学ヘッドを光カード11のディレクトリ領域の先頭
トラックへ短時間で移動させる必要がある。
前記光カード11を用いる光カード記録/再生装置は、
第12図に示すように構成されている。
この光カード記録/再生装置は、光力〜ド11をトラッ
ク方向に移動させ、光学ヘッド21をトラックと直交す
る方向に移動させてデータの記録/再生を行うものであ
る。光カード11は、プーリ22A、22B間に掛は渡
された搬送ベル)・23の所定の位置に設けられたシャ
トル24に装填され、モータサーボ回路25によるモー
タ26の駆動によってトラック方向に往復搬送されるよ
うになっている。モータ26には、シャt・ル24の光
学ヘッド21に対する位置を検出するためのロークリエ
ンコーダ27が取り付けられている。ロータリエンコー
ダ27の1パルスが、例えば、光学ヘッド21に対する
シャI・ル24の50μmの位置に相当するようになっ
ている。このロータリエンコーダ27からの位置情報は
前記モルタサーボ回路25に入力され、この位置情報に
よって光カード11のID部14A、14B間で搬送速
度が定速となるように、コントローラ28からモータサ
ーボ回路25に指令信号が送られるようになっている。
光学ヘッド21は、光学ヘッド駆動回路17によるモー
タ18の駆動によって、光カード11のトラックと直交
する方向に移動されるようになっている。モータ18に
は、モータ26と同様に、光カード11に対する位置を
検出するためのロータリエンコーダ19が取り付けられ
ている。このロータリエンコーダ19の1パルスが、例
えば、光カード11に対する光学ヘッド21のトラック
と直交する方向の50μmの位置に相当するようになっ
ている。
前記光学ヘッド21の光学系は、「軸はすし法」と呼ば
れるものであり、次のように構成されている。すなわち
、光学ヘッド21は、レーザ駆動回31によって駆動さ
れるレーザダイオード211を有し、このレーザダイオ
ード211から放射される光ビームはコリメータレンズ
212で平行ビームとされ、その後、回折格子213に
よって3つのビームに分割され、対物レンズ214の中
心軸Cよりずれた位置に入射されるようになっている。
この対物レンズ214により収束された3つのビームは
、光カード11の信号面に3つの微細なビームを形成す
る。前記光カード]1からの反射ビームは、再び対物レ
ンズ214を通過し、対物レンズ214の中心軸Cより
ずれた位置に配置されたミラー215によりビームの向
きを90度交えられ、結像レンズ216によって光検出
器217上に結像されるようになっている。また、前記
対物レンズ214は、アクチュエータ218によって、
光軸方向及び1〜ラツクに直交する方向に移動可能に支
持されている。
前記光検出器217の出力は、復調回路2つに供給され
、この復調回路29にて読み取り信号を得るようになっ
ている。また、前記光検出器217の出力は、フォーカ
ストラックサーボ回路30にも入力され、フォーカスエ
ラー信号及びトラッキングエラー信号が検出され、これ
らの信号によりフォーカストラックサーボ回路30は、
アクチュエータ218をフォーカス及びトラッキング方
向に駆動して光カード11のトラックに入射光が常に合
焦状態で追従するように制御している。また、コントロ
ーラ28は、データの再生時においてはレーザ駆動回路
31を介してレーザダイオード211から低出力の読み
取り用光ビームを出力させると共に、モータサーボ回路
25.光学ヘッド駆動回路17.復調回路29及びフォ
ーカストラックサーボ回路30の駆動を制御して、復調
回路29で復調されたトラックアドレス情報により所望
のトラックにシークしてデータの再生を行うようになっ
ている。また、前記コントローラ28は、データの記録
時には、記録する所望のトラック上に、上述と同様にシ
ークした後、レーザ駆動回路31を介してレーザダイオ
ード211から高出力の記録用光ビームを記録すべきデ
ータにより変調して出力させて、当該トラックにデータ
を記録するようになっている。
また、光カード1]の挿入時に光学ヘッド21の位置を
決定するためのホームポジションセンサ20が設けられ
ている。
第13図は光カード11とホームポジションセンサ20
の関係を示す説明図、第14図は光カード11を光カー
ド記録/再生装置に挿入したときの動作を示すフローチ
ャートである。以下、第13図及び第14図を用いて、
光カード11を光カード記録/再生装置に挿入したとき
の動作、すなわち、ホームポジション検出処理について
説明する。
第14図のステップ521(以下、ステップは省略し単
にS21のように記す。)で、光カード11が光カード
記録/再生装置に挿入されたときには、光学ヘッド21
は、第13図のF方向に移動するが、ホームポジション
センサ20の出力を第12図のコントローラ28が検出
し、第13図に示すように、光学ヘッド21をホームポ
ジションセンサ20の中心軸上で光カード11の左側の
ID部14Aの外側にて停止させる。次に、S22で、
第12図の対物レンズ214をフォーカス及びトラッキ
ング方向に駆動して光カード11のトラックに入射光が
合焦状態で追従するように制御する。次に、323で、
コントローラ28からモータサーボ回路25に制御指令
が送られ、光力−、ド11と光学ヘッド21がトラック
方向の相対的移動を行う。次に、S24で、光検出器2
17の出力信号を復調回路29で復調してトラックアド
レス情報を得る。このときに初めて光カード11と光学
ヘッド21との位置関係(光学ヘッド21が光カード1
1の、どのトラックに位置しているか)が正確に分かる
ことになる。次に、S25で、再生されたアドレス情報
はエラー検出等の手段により正常に再生できたか否かが
確認され、正常にトラックアドレス情報が再生できなか
った場合(S25でNOの場合)は、S26で、リトラ
イあるいは反対側のID部14Bを読む等のエラー処理
が実施される。また、正常にトラックアドレス情報が再
生されたとき(S25でYESの場合)や、エラー処理
が実施されたときには、再度コントローラ28からモー
タサーボ回路25に指令信号が送られ、S27で、光カ
ード11と光学ヘッド21の相対的移動が停止される。
この後、図示しないホストコンピュータからの指示を待
つことになる。一般的には、光カード11に記録されて
いる情報を管理しているディレクトリ領域を再生する指
示が送られてくる。
また、例えば特開昭62−239345号公報に示され
るように、光カード11上にホームポジションマークを
設定している例も公開されている。
このような例を第15図に示す、この例では、光カード
11上にホームポジションマーク16が記録されていて
、光カード11を挿入したときにまず光学ヘッドを、第
15図の矢印方向に移動させて、ホームポジションマー
ク16へ移動させる。
予めホームポジションマーク16とディレクトリ領域の
位置関係は分かっているので、その後、光学ヘッドをボ
ームポジションマークからデイレクトり領域の先頭1〜
ラツクまで移動させ、順次ディレクトリ情報を再生する
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第12図ないし第14図に示すような従
来の光カード記録/再生装置のホームポジション検出処
理では、光カード挿入時の光学ヘッドの位置を決定する
ためにホームポジションセンサが必要であり、光カード
記録/再生装置を構成する部品点数が多くなっていた。
また、ホームポジションセンサの取り付けには誤差が生
じてしまうし、センサの感度にもばらつきがある。従っ
て、複数の光カード記録/再生装置間では、ホームポジ
ョン検出処理により再生されたトラックアドレス情報に
大きなばらつきが生じてしまうことになる。例えば、セ
ンサの取り付は誤差が500μmあり、光カードのトラ
ックピッチが12μmと仮定すると、複数の光カード記
録/再生装置間で、ホームポジションのトラックアドレ
スが40本も異なる可能性がある。従って、ディレクト
リ領域をホームポジション位置に設定しているときには
、カード挿入時に光学ヘッドがディレクトリ領域の先頭
トラック上に位置していることはまずないので、カード
挿入後のディレクトリ領域再生に時間を要することにな
る。すなわち、第14図に示すホームポジション検出処
理で確認された光学ヘッドの位置しているトラックが、
ディレクトリ領域の先頭トラックと40トラックも離れ
ているときは光学ヘッド21のトラックジャンプは使用
できず、再度光学ヘッド21をトラックと直交する方向
でディレクトリ領域の先頭トラックの方向に40)〜ラ
ック分移動させ、移動後光学ヘッド21をトラック方向
に相対的に移動させ、トラックアドレス情報を得ること
になる。直交する方向への移動では、ロータリエンコー
ダを使用して位置決めを実施しているので、ロータリエ
ンコーダの分解能によって移動精度が左右される。ロー
タリエンコーダの1パルスが50μmに相当するように
なっているとすれば(光カードのトラックピッチが12
μmと仮定して)、41〜ラック程度の誤差を生じるこ
とになるので、1回のシーク動作でデイレクトり領域の
先頭トラックへ移動できているとは言えない。このシー
ク動作でもブイレフl〜り領域の先頭トラックへ移動で
きないときには光学ヘッド21のトラックジャンプを使
用することになるので、カード挿入後にディレクトリ領
域の先頭トラックへ短時間で移動することは難しい。
また、第15図に示すように、光カード上にホームポジ
ションマークを設定する従来例では、ホームポジション
センサは必要なくホームポジションには正確に移動され
るが、ホームポジションからディレクトリ領域への移動
が、光学ヘッドを移動することで行われるなめ、ホーム
ポジションセンサを用いる場合と同様に、光学ヘッドの
移動精度により1回のシークでは移動が完了せず、短時
間で移動することができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光学
的情報記録再生装置に対する記録媒体挿入時のホームポ
ジション検出及び管理領域への移動の処理を短時間で行
うことができるようにした光学的情報記録媒体を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の光学的情報記録媒体は、トラックを有する記録
部を備えたものにおいて、前記記録部中に、前記記録媒
体と光学ヘッドの相対的位置を決定するためのホームポ
ジションを設け、前記ホームポジションの近傍のトラッ
クに管理領域を設けたものである。
[作用] 本発明では、記録媒体を光学的情報記録再生装置に挿入
すると、光学ヘッドは、記録媒体の記録部中に設けられ
たホームポジションに位置決めされ、次に、このホーム
ポジションの近傍、例えば光学ヘッドのトラックジャン
プ機能を使用して移動できる範囲内のトラックに設けら
れた管理領域へ移動される。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第10図は本発明の一実施例に係り、第1
図は光カードの特殊マーク領域を示す説明図、第2図は
光カードの構成を示す説明図、第3図は光カード記録/
再生装置の構成を示す説明図、第4図は第3図のマーク
領域検出回路及び非マーク領域検出回路の構成を示すブ
ロック図、第5図はホームポジション検出処理を示すフ
ローチャート、第6図はマーク領域検出回路の動作を説
明するための波形図、第7図は非マーク領域検出回路の
動作を説明するための波形図、第8図はガイドトラック
とレーザビームを示す説明図、第9図は光検出器を示す
説明図、第10図は光カードに対する主ビームの入射光
2反射光及び光検出器との関係を示す説明図である。
第2図に示すように、本実施例における光カード11は
、互いに平行な複数のトラック12を有する光記録部1
3の両端部に、互いに反対方向から読み取れるように各
トラックに対応したアドレスを示す情報を記録したID
部14A、14Bを設け、これらID部14A、14B
間をデータ部15としたものである。従って、例えば、
光学ヘッドに対して光カード11がトラック方向に図の
左から右へ移動しているときは左側のID部14Aを読
み取り、光学ヘプトに対して光カード11がトラック方
向に図の右から左へ移動しているときは右側のID部1
4Bを読み取ることによってトラックに対応したトラッ
クアドレス情報を認識する。尚、ID部14A、14B
は、カード端部の傷や汚れ等の影響を防ぐため、及び光
カード11と光学ヘッドとのトラック方向の相対的移動
速度を充分安定させるなめに、カード端から一定の距離
(例えば4mm)内側に設けられる。また、左側のID
部14A内の上側位置には特殊マーク領域4が設けられ
ている。
第1図に、前記光カード11上の特殊マーク領域4の構
成例を示す、この特殊マーク領域4は、複数の特殊マー
ク3から構成されている。前記特殊マーク3は、左側の
ID部14Aの外側のガイドトラック12Aとガイドト
ラック12Aの間のデータを記録するI・ラック上に2
mm程度の長さを持つブリレコードされたもので、図で
は、5個の特殊マーク3により特殊マーク領域4が構成
されている。また、本実施例の光カード11では、前記
特殊マーク領域4の下側のH地点をホームポジションと
すると共に、このH地点のトラックを光カード11に記
録されている情報を管理している領域(ディレクトリ領
域)の先頭トラックとしている。尚、例えば、前記ガイ
ドトラック12A及び特殊マーク3は、他の部分に比べ
て光の反射率が低くなっている。
前記光カード11を用いる光カード記録/再生装置は、
第3図に示すように構成されている。
この光カード記録/再生装置は、光カード11をトラッ
ク方向に移動させ、光学ヘッド21をトラックと直交す
る方向に移動させてデータの記録/再生を行うものであ
る。この装置は、プーリ22A、22B間に掛は渡され
た搬送ベルト23を有し、この搬送ベルト23の所定の
位置にシャトル24が設けられている。一方のプーリ2
2Aは、モータサーボ回路25によって駆動されるモー
タ26によって回転されるようになっている。このモー
タ26にはロータリエンコーダ27が取り付けられてい
る。そして、前記光カード11は前記シャトル24に装
填され、モータサーボ回路25によるモータ26の駆動
によって1〜ラツク方向に往復搬送されるようになって
いる。また、前記ロータリエンコーダ27によって、シ
ャトル24の光学ヘッド21に対する位置が検出される
ようになっている。このロータリエンコーダ27の1パ
ルスが、例えば、光学ヘッド21に対するシャトル24
の50μmの位置に相当するようになっている。このロ
ータリエンコーダ27からの位置情報は前記モータサー
ボ回路25に入力され、この位置情報によって光カード
11のID部14A14B間で搬送速度が定速となるよ
うに、コントローラ28からモータサーボ回路25に指
令信号が送られるようになっている。
光学ヘッド21は、前記シャトル24に対向する位置に
配置され、光学ヘッド駆動回路17によって駆動が制御
されるモータ18の駆動によって、光カード11のトラ
ックと直交する方向に移動されるようになっている。前
記モータ18には、モータ28と同様に、光カード11
に対する位置を検出するためのロータリエンコーダ19
が取り付けられている。このロータリエンコーダ19の
1パルスが、例えば、光カード11に対する光学ヘッド
21のトラックと直交する方向の50μmの位置に相当
するようになっている。
前記光学ヘッド21の光学系は、「軸はすし法」と呼ば
れるものであり、次のように構成されている。すなわち
、光学ヘッド21は、レーザ駆動口31によって駆動さ
れるレーザダイオード211を有し、このレーザダイオ
ード211から放射される光ビームはコリメータレンズ
212で平行ビームとされ、その後、回折格子213に
よって3つのビームに分割され、対物レンズ214の中
心軸Cよりずれた位置に入射されるようになっている。
この対物レンズ214により収束された3つのビームは
、光カード11の信号面に、第8図に示すように、3つ
の微細なビーム90.91.92を形成する。これらの
3つのビームは、ガイドトラック12Aに僅かに交差し
ながら、略その長手方向に沿い、中央に主光軸による主
ビーム90を配し、その両側に副光軸による副ビーム9
192を配して一列に並ぶ状態で光カード面に収束され
ている。前記光カード11からの反射ビームは、再び対
物レンズ214を通過し、対物レンズ214の中心軸C
よりずれた位置に配置されたミラー215によりビーム
の向きを90度交えられ、結像レンズ216によって光
検出器2]7上に結像されるようになっている。また、
前記対物レンズ214は、アクチュエータ218によっ
て、光軸方向及びトラックに直交する方向に移動可能に
支持されている。
第9図に、前記光検出器217を拡大して示す。
光検出器217は、中央に設けられた2分割の素子から
なるフォーカスエラー信号検出用の光検出器217a、
217bと、この光検出器217a217bの両側に設
けられたトラッキングエラー信号検出用の光検出器21
7c、217dとを有している。光カード1]からの3
つの反射ビームのうち、真中の主ビーム90の反射光で
ある主ビーム90aは、光検出器217a、2]、7b
に照射され、両側の副ビーム91.92のそれぞれの反
射光である副ビーム91a、92aは、それぞれ光検出
器217c、217dに照射される。ここで、光カード
11に対する主ビームの入射光反射光及び光検出器21
7との関係は、第10図に示すようになる。すなわち、
光カード11の面が合焦状態Xにあるとき、2つの光検
出器217aと217bの出力の差はゼロとなる。一方
、光カード11が合焦状態よりも光学ヘッド21に近い
位置Yに変位したときには光検出器217aの出力が光
検出器217bの出力より小さくなり、逆に光カード1
1が合焦状態よりも光学ヘッド21から遠い位置2に変
位したときには光検出器217aの出力が光検出器21
7bの出力より大きくなる信号が得られる。従って、光
検出器217a、217bの各出力の差を求める演算に
より光カード11の変位方向と変位量を検出することが
できる。光カード11と対物レンズ214の距離が短く
なったり長くなったりすると、主ビーム90aは、第9
図の光検出器217上で矢印F方向に変位する。ここで
、合焦時における主ビーム90aの中心位置が光検出器
217aと217bの境界線に位置するように調整して
おり、光検出器2〕7aと217bの出力値の差を検出
することにより、フォーカスエラー信号を得ることがで
きる。一方、トラッキングエラー信号は、光検出器21
7Cと217dの出力差によって求められる。
この出力差がゼロになるように対物レンズ214を駆動
することにより主ビーム90は常に情報トラック上を追
従することになる。
第3図に示すように、前記光検出器217の出力は、復
調回路29に供給され、この復調回路29にて読み取り
信号を得るようになっている。また、前記光検出器21
7の出力は、フォーカストラックサーボ回路30にも入
力され、前述の演算によりフォーカスエラー信号及びト
ラッキングエラー信号が検出され、これらの信号により
フォーカストラックサーボ回830は、アクチュエータ
218をフォーカス及びl・ラッキング方向に駆動して
光カード11のトラックに入射光か常に合焦状態で追従
するように制御している。また、コントローラ28は、
データの再生時においてはレーザ駆動回路31を介して
レーザダイオード211から低出力の読み取り用光ビー
ムを出力させると共に、モータサーボ回路25.光学ヘ
ッド駆動回路17.復調回路29及びフォーカストラッ
クサーボ回路30の駆動を制御して、復調回路29で復
調されたトラックアドレス情報により所望のトラックに
シークしてデータの再生を行うようになっている。また
、前記コントローラ28は、データの記録時には、記録
する所望のトラック上に、上述と同様にシークした後、
レーザ駆動回路31を介してレーザダイオード211か
ら高出力の記録用光ビームを記録すべきデータにより変
調して出力させて、当該トラックにデータを記録するよ
うになっている。
また、本実施例における光カード記録/再生装置は、光
検出器217の出力信号が入力されるマーク領域検出回
路1と、非マーク領域検出回路2とを備えている。前記
各検出回路1,2の出力信号は、コントローラ28に入
力されるようになっている。前記マーク領域検出回路1
は、予め光カード11の情報を記録するトラック上に用
意された特殊マーク領域4を検出する回路であり、非マ
ーク領域検出回路2は光学ヘッド21が特殊マーク領域
4を通過し、通常のトラックに戻ったことを検出する回
路である。
次に、第1図、第3図、第5図を用いて、光カード11
を挿入したときの動作、すなわちホームポジション検出
処理について説明する。
まず、第5図のステップS] (以下、ステップは省略
し単にSlのように記す。)で、光カード11の挿入前
に、光学ヘッド21は、光カード11の光記録部13の
上下方向の略中夫の左側の10部14Aの外側、すなわ
ち第2図で符号41で示すメカストッパの位置に寄せら
れている。
次に、S2で、光カード11が光カード記録/再生装置
に挿入されると、S3で、対物レンズ214をフォーカ
ス及びトラッキング方向に駆動して光カード11のトラ
ックに入射光が合焦状態で追従するように制御する。
次に、S4で、コントローラ28から光学ヘッド駆動回
路17に制御指令が送られ、光学ヘッド21をトラック
と直交する方向(第1図の上方向X)に移動させる。光
学ヘッド21が特殊マーク領域4まで移動すると、S5
で、マーク領域検出回路1によって特殊マーク領域であ
ることが検出され、コントローラ28へ特殊マーク領域
信号が出力される。すると、コントローラ28は、光学
ヘッド21が特殊マーク領域4まで移動したことを検出
し、S6で、光学ヘッド21の移動を停止させる。ここ
で、コントローラ28から再度光学ヘッド駆動回路17
に制御指令が送られ、S7で、光学ヘッド21を先程と
は反対方向でトラックと直交する方向(第1図の下方向
Y)に移動させる。
光学ヘッド21が特殊マーク領域4から非マーク領域ま
で移動すると、S8で、非マーク領域検出口f¥82に
よって特殊マーク領域4を通過したことが検出され、コ
ントローラ28/\非マーク領域信号が出力される。す
ると、コン1〜ローラ28は、光学ヘッド21が非マー
ク領域まで達したことを検出し、S9で、光学ヘッド2
1の移動を停止させる。従って、この時点で、光学ヘッ
ド21は、第1図のH地点、すなわち特殊マーク領域4
の下側に位置していることになる。本実施例では、この
H地点をホームポジションとすると共に、このH地点の
トラックをディレクトリ領域の先頭トラックとしている
次に、S10で、コントローラ28からモータサーボ回
路25に制御指令が送られ、光カード11と光学ヘッド
21がトラック方向の相対的移動を行う。そして、Sl
lで、光検出器217の出力信号を復調回路29で復調
してトラックアドレス情報を再生する。再生されたアド
レス情報は、S12で、エラー検出等の手段により正常
に再生できたか否か確認され、正常にトラックアドレス
情報が再生できなかった場合(S12でNoの場合)は
、S ]、 3で、リトライあるいは反対側の10部1
4Bを読む等のエラー処理が実施される。
また、正常にトラックアドレス情報が再生されたとき(
S12でYESの場合)や、313でエラー処理が実施
されたときには、再度コントローラ28からモータサー
ボ回路25に指令信号が送られ、S14で、光カード1
1と光学ヘッド21の相対的移動が停止される。この後
、図示しないホストコンピュータからの指示を待つこと
になる。
−i的には、ディレクトリ領域を再生する指示が送られ
てくる。
このような方法によりホームポジション検出処理を実施
すれば、どの光カード記録/再生装置でも、光学ヘッド
21は、光カード11に記録されている情報を管理して
いるディレクトリ領域の先頭トラックに位置している可
能性が非常に高く、また、ディレクトリ領域の先頭トラ
ックに位置していない場合でも、それに近いトラックに
位置しているので、光学ヘッド21のトラックジャンプ
により確実にディレクトリ領域に移動することができる
。従って、従来に比較して短時間に光学ヘッド21をデ
ィレクトリ領域の先頭トラックへ移動させることができ
る。尚、デイレクトり領域の先頭トラックは、第1図の
H地点ではなく、これより下方あるいは上方に位置する
近接したトラックに設けても良い。ここで、近接したl
・ラックというのは対物レンズ移動によるトラックジャ
ンプが可能な範囲に位置するトラックである。従来のよ
うに、光学ヘッド21を移動するのとは異なり、トラッ
クジャンプはその移動精度が非常に高く、1回の動作で
短時間で先頭トラックへ移動が完了する。
また、本実施例によれば、ホームポジションセンサが必
要なく、従来の装置に比較して、光カード記録/再生装
置を構成する部品点数が少なくなる。また、複数の光カ
ード記録/再生装置間でも、ホームポジション検出処理
により再生されたホームポジションのトラックアドレス
には、はとんど差がない。すなわち、特定のトラックま
たは特定のトラックの近傍(光学ヘッド21のトラック
ジャンプ機能を使用して移動できる範囲内)に常にボー
ムポジション位置が設定されることになる。
従って、このホームポジション位置にディレクトリ領域
の先頭トラックを設定すれば、光カード挿入後のディレ
クトリ情報再生を短時間て実施できる。
ここで、第6図を用いて、マーク領域検出回路1の動作
について説明する。第6図(a)は第1図のX方向へ移
動したときの光学ヘッド21の再生信号、(b)は再生
信号を2値化した2値化再生信号、(C)はマーク領域
検出回路1から出力される特殊マーク領域信号を、それ
ぞれ示している。ガイドトラック12A及び特殊マーク
3は、他の部分に比べて光の反射率が低くなっているの
で、第6図(a>に示すように、非マーク領域から特殊
マーク領域4に入ると、再生信号の周波数が2倍となる
。従って、再生信号の周波数あるいは周期を監視するこ
とによって、非マーク領域から特殊マーク領域4に入っ
たことを検出することができる。特殊マーク領域信号は
、すI・リガプルなワンショット回路を使用して、通常
の1/2の周期(2倍の周波数)で2値化再生信号パル
スが出力されたときに発生するようにしても良いし、ま
た、カウンタを使用して規定時間内に規定個数以上の2
値化再生信号パルスが出力されたときに発生させること
もできる。
ここで、第4図に、マーク領域検出回路1の一例を示す
。この例のマーク領域検出回路1は、光検出器217の
出力信号をF/V変換するF/V変換器111を有し、
このF/V変換器111の出力はコンパレータ112の
反転入力端に印加されるようになっている。このコンパ
レータ112の非反転入力端には基準電圧Vrが印加さ
れている。前記基準電圧Vrは、非マーク領域通過時の
F/V変換器111の出力電圧値と非マーク領域4適過
時のF/V変換器111の出力電圧値の間の値に設定さ
れている。また、前記コンパレータ112の出力がマー
ク領域検出回路1の出力になっている。従って、非マー
ク領域から特殊マーク領域4に入るとコンパレータ11
2の出力がHレベルからLレベルに切換わる。
ここで、実際のホームポジション検出処理のときには、
第5図の86で、特殊マーク領域4内の第6図のA点に
て光学ヘッド21が停止することになる。
次に、第7図を用いて、非マーク領域検出回路2の動作
について説明する。第7図(a)は第1図のY方向へ移
動したときの光学ヘッド21の再生信号、(b)は再生
信号を2値化した2値化再生信号、(C)は非マーク領
域検出回路2から出力される非マーク領域信号を、それ
ぞれ示している。この非マーク領域検出回路2は、例え
ば第4図に示すようなマーク領域検出回路1と同様に構
成することができる。あるいは、非マーク領域信号は規
定時間内に規定個数以上の2値化再生信号パルスが出力
されないときに発生させるようにすれば良い。ここで、
実際のホームポジション検出処理のときには、第5図の
89で、特殊マーク領域4内の第7図(c)のB点(=
A点)にて光学ヘッド21を第1箇のY方向へ戻すこと
になる。
また、光学ヘッド21の第1図のY方向への移動速度を
X方向への移動速度より遅くすれば、光学ヘッド21に
停止指示を与えてから実際に停止までの距離はより短く
、従って、光学ヘッド21が停止したときの誤差は非常
に小さくなるので、ディレクトリ領域の先頭トラックに
光学ヘッド21が位置する確率もより高くなる。
また、第5図のSll、S12において、再生したトラ
ックアドレスがディレクトリ領域の先頭トラックのアド
レスであるときには、このトラックにディレクトリ情報
中の最初に再生する情報が記録されているので、光カー
ド11と光学ヘッド21のトラック方向の相対的移動を
停止させる前に、データ部15も再生するようにすれば
、より短時間でディレクトリ情報を再生することができ
る。
本実施例では、光カード11上に、特殊マーク3をブリ
レコードしなければならないなめ、光カード11を製作
するときに若干製作費が高くなる可能性があるが、−旦
製作して光カードの原版を作ってしまえば、それ以降は
同じ費用で製作できるので、光カード11を多数製作す
るときには問題とならない。
また、特殊マーク3は必ずしもプリレコードしておく必
要はなく、光カード11を使用する際、あるいは光カー
ド11を発行する際にレーザダイオードにより記録して
も良く、この場合は光カード11を使用するアプリケー
ションに応じて最適な位置にホームポジションを設定す
ることが可能となる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されず、例えば、光学
ヘッド21をトラックと直交する方向に移動させて特殊
マーク領域4に入ったら、光学ヘッド21の移動速度を
遅くして方向を変えずにそのまま移動を続け、特殊マー
ク領域4から非マーク領域に入ったら、その時点で光学
ヘッド21の移動を停止するようにし、その停止位置を
ホームポジションとし、その近傍のトラックをディレク
トリ領域の先頭トラックとしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、光学的情報記録媒
体の、トラックを有する記録部中に、記録媒体と光学ヘ
ッドの相対的位置を決定するためのホームポジションを
設け、このホームポジションの近傍のトラックに管理領
域を設けたので、光学的情報記録再生装置に対する記録
媒体挿入時のホームポジション検出及び管理領域への移
動の処理を短時間で行うことができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の一実施例に係り、第1
図は光カードの特殊マーク領域を示す説明図、第2図は
光カードの構成を示す説明図、第3図は光カード記録/
再生装置の構成を示す説明図、第4図は第3図のマーク
領域検出回路及び非マーク領域検出回路の構成を示すブ
ロック図、第5図はホームポジション検出処理を示すフ
ローチャーI・、第6図はマーク領域検出回路の動作を
説明するための波形図、第7図は非マーク領域検出回路
の動作を説明するための波形図、第8図はガイドトラッ
クとレーザビームを示す説明図、第9図は光検出器を示
す説明図、第10図は光カードに対する主ビームの入射
光1反射光及び光検出器との関係を示す説明図、第11
図ないし第15図は従来例に係り、第11図は光カード
の構成を示す説明図、第12図は光カード記録/再生装
置の構成を示す説明図、第13図は光カードとホームポ
ジションセンサの関係を示す説明図、第14図は光カー
ドを光カード記録/再生装置に挿入したときの動作を示
すフローチャート、第15図はホームポジションマーク
を有する光カードを示す説明図である。 1・・・マーク領域検出回路 2・・・非マーク領域検出回路 3・・・特殊マーク   4・・・特殊マーク領域13
・・・光記録部 第6図 第7図 第1図 第2図 第4図 第3図 2日 第8図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トラックを有する記録部を備えた光学的情報記録媒体に
    おいて、前記記録部中に、前記記録媒体と光学ヘッドの
    相対的位置を決定するためのホームポジションを設け、
    前記ホームポジションの近傍のトラックに管理領域を設
    けたことを特徴とする光学的情報記録媒体。
JP13287890A 1989-05-29 1990-05-22 光学的情報記録媒体 Pending JPH0426936A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13287890A JPH0426936A (ja) 1990-05-22 1990-05-22 光学的情報記録媒体
US07/744,828 US5162581A (en) 1989-05-29 1991-07-29 Crystalline deoxyspergualin, process for its preparation and suppository containing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13287890A JPH0426936A (ja) 1990-05-22 1990-05-22 光学的情報記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0426936A true JPH0426936A (ja) 1992-01-30

Family

ID=15091673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13287890A Pending JPH0426936A (ja) 1989-05-29 1990-05-22 光学的情報記録媒体

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JP (1) JPH0426936A (ja)

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