JP2724002B2 - 光カード装置 - Google Patents

光カード装置

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JP2724002B2
JP2724002B2 JP28286289A JP28286289A JP2724002B2 JP 2724002 B2 JP2724002 B2 JP 2724002B2 JP 28286289 A JP28286289 A JP 28286289A JP 28286289 A JP28286289 A JP 28286289A JP 2724002 B2 JP2724002 B2 JP 2724002B2
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  • Conveying Record Carriers (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光カードを用いて情報の記録および/また
は再生を行う光カード装置に関する。
〔従来の技術〕
光カードは磁気カードと比較して数千倍〜一万倍の記
憶容量を有し、光ディスクと同様に書き換えはできない
が、その記憶容量が1〜2Mバイトと大きいところから銀
行用の預金通帳や携帯用の地図あるいは買物等に用いる
プリペイドカード等としての広い応用範囲が考えられて
いる。
このような光カードとしては、従来種々のものが提案
されており、本願人も特開昭63−37876号公報において
第2図に示すようなものを提案している。
第2図に示す光カード11は、互いに平行な複数のトラ
ック12を有する光記録部13の両端部に互いに反対方向か
ら読み取り得るように各トラックに対応したアドレスを
示す情報を記録したID部14A,14Bを設け、これらID部14
A,14B間をデータ部15としたものである。従って例え
ば、光学ヘッドに対して光カード11がトラック方向に左
から右へ移動しているとき(以下順方向という)は左側
のID部14Aを、光学ヘッドに対して光カード11が右から
左へ移動しているとき(以下逆方向という)は右側のID
部14Bを読み取ることによってトラックに対応したトラ
ックアドレス情報を認識することができる。なお、ID部
14A,14Bはカード端部の傷や汚れの影響を防ぐため、お
よび光カード11と光学ヘッドとのトラック方向の相対速
度を充分安定させるために、カード端から一定の距離
(例えば4mm)内側に設けられる。
第3図は上述した光カード11を用いる従来の光カード
装置の全体の構成を示すもので、光カード11をトラック
方向に、光学ヘッド21をトラックと直交する方向に移動
させてデータの記録/再生を行うものである。光カード
11はプーリ22A,22B間に掛け渡した搬送ベルト23の所定
の位置に設けたシャトル24に装填され、モータサーボ回
路25によるモータ26の駆動によってトラック方向に往復
搬送されるようになっている。モータ26には、シャトル
24の光学ヘッド21に対する位置を検出するためのロータ
リーエンコーダ27が取り付けられており、このロータリ
ーエンコーダ27から、例えばシャトル24が50μm移動す
る毎にパルスが出力されるようになっている。このロー
タリーエンコーダ27の出力はモータサーボ回路25に供給
され、その位置情報によって光カード11のID部14A,14B
間で搬送速度が定速となるように、コントローラ28から
モータサーボ回路25に制御指令が送られるようになって
いる。
第4図はモータサーボ回路25の回路構成を示すもので
ある。ROM25Aにはコントローラ28から駆動信号および駆
動方向信号が供給され、モータ26はコントローラ28から
の駆動信号によって位置制御と速度制御に切り換えられ
る。このROM25Aのアドレスは、シャトル24の50μm毎の
位置に対応しており、駆動信号がアクティブでないとき
は、光カード11の両端の位置に対応するアドレスで位置
決めするようなデータが出力され、また駆動信号がアク
ティブであるときは、駆動方向信号に応じて順方向駆動
用または逆方向駆動用のデータが出力されるようになっ
ている。すなわち、駆動方向信号を順方向のレベルにし
駆動信号をアクティブにすると、ROM25Aから各アドレス
の駆動データ(速度目標値)がD/Aコンバータ25Bおよび
パワーアンプ25Cを経てモータ26に与えられ、これによ
りシャトル24が順方向に搬送されるようになっている。
モータ26と同軸上にあるロータリーエンコーダ27のA
相およびB相の出力は、方向弁別器25Dに入力され、こ
の方向弁別器25Dからのシャトル24の搬送方向を示す出
力信号によって、光学ヘッド21に対するシャトル24の位
置を示すアップダウンカンウタ25Eの値が更新されるよ
うになっていると共に、F/Vコンバータ25Fを経て目標値
であるD/Aコンバータ25Bとの差分がとられ、その差が零
となるように速度制御されるようになっている。ROM25A
の出力データは、シャトル24が加速領域(ID部14Aの左
端)を過ぎると、加速データから定速データになり、定
速領域(ID部14A、データ部15およびID部14B)を過ぎる
と定速データから減速データとなる。コントローラ28
は、アップダウンカウンタ25Eの出力するシャトル位置
信号が所定の値になった時点で駆動信号を速度制御から
位置制御に切替えてシャトル24の搬送を停止させるよう
にしている。なお、駆動方向信号のレベルを反転させて
駆動信号をアクティブにすると、シャトル24は逆方向に
搬送される。
第3図において、光学ヘッド21はレーザーダイオード
21Aからの書き込みまたは読み取り光をプリズム21Bを介
して光カード11上に投射し、その反射光をプリズム21B
を介してディテクタ21Cに入射させるように構成されて
いる。ディテクタ21Cの出力は、復調回路29に供給さ
れ、ここで読み取り信号を得るようになっていると共
に、フォーカス・トラックサーボ回路30に供給されてフ
ォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号が検
出され、これにより光学ヘッド21をフォーカスおよびト
ラッキング方向に駆動して光カード11のトラックに入射
光が常に合焦状態で追従するように制御されるようにな
っている。
また、コントローラ28は、情報の再生においてはレー
ザ駆動回路31を介してレーザーダイオード21Aから低出
力の読み取り光を出力させると共に、モータサーボ回路
25、復調回路29およびフォーカス・トラックサーボ回路
30の駆動を制御して、復調回路29で復調されたトラック
アドレス情報により所望のトラックにシークして情報の
読み取りを行い、また情報の書き込みにおいては、書き
込む所望のトラック上に上記と同様にシークした後、レ
ーザ駆動回路31を介してレーザーダイオード21Aから高
出力の書き込み光を記録すべき情報により変調して出力
させて、当該トラックに情報を書き込むよう構成されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した光カード装置においては、D/
Aコンバータ25BやF/Vコンバータ25Fにオフセットやドリ
フト等があると、光カード11のID部14A,14Bやデータ部1
5におけるシャトル24の速度が目標速度と大きく異なっ
てしまうため、再生時においては読み取られるピット間
隔が装置の設計値と大きく異なって再生不能になるとい
う問題があり、また記録時においては、特にシャトル24
の速度が規定速度よりも速いとID部を書きつぶしてしま
うという非常に重大な問題を生じさせることがある。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、オフセットやドリフト等に影響されること
なく、光カードと光学ヘッドとの相対速度を常に目標速
度と一致させることができ、したがって情報の記録/再
生を安定して行うことができるよう適切に構成した光カ
ード装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するため、この発明では光カードと光
学ヘッドとを相対的に移動させながら情報の記録および
/または再生を行なう光カード装置において、前記光カ
ードと前記光学ヘッドとの相対移動の所定の領域での平
均速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手段で
検出される平均速度と予め設定した目標速度とを比較す
る比較手段と、この比較手段の出力に基づいて前記速度
検出手段で検出される前記所定の領域での平均速度が前
記目標速度と一致するように前記光カードと前記光学ヘ
ッドとの相対移動を制御する搬送制御手段とを設ける。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例の要部の構成を示すもの
である。この実施例は、第3図に示した光カード装置に
おいて、速度検出回路41、D/Aコンバータ24およびアナ
ログスイッチ43を付加したものである。速度検出回路41
は、カウンタ41A、アドレスデコーダ41B、クロック発生
器41CおよびAND回路41Dをもって構成する。アドレスデ
コーダ41Bにはアップダウンカウンタ25Eの出力を供給
し、アップダウンカウンタ25Eの出力値が定速領域(ID
部14A、データ部15およびID部14B)にあるときに、該ア
ドレスデコーダ41BからAND回路41Dの一方の入力端にハ
イレベルの信号を供給するようにする。AND回路41Dの他
方の入力端には、クロック発生器41Cからのクロックを
供給し、このAND回路41Dの出力をカウンタ41Aのクロッ
ク端子に供給して、定速領域通過中にカウンタ41Aにお
いてクロック発生器41Cからのクロックをカウントする
ようにする。なお、カウンタ41Aのクリア端子にはコン
トローラ28からの駆動信号を供給し、シャトル24が位置
制御から速度制御に切り替わる時にカウンタ41Aをクリ
アするようにする。このようにして、速度検出回路41に
より一回の搬送毎にシャトル24が定速領域を通過する時
間(カウント値)を測定し、その測定時間を速度検出信
号としてコントローラ28に供給する。したがって、カウ
ンタ41Aの出力すなわち測定時間が短いほどシャトル24
が定速領域を通過する平均速度が早く、逆に長いほどシ
ャトル24が定速領域を通過する平均速度が遅いことにな
る。
一方、コントローラ28には、予めシャトル24が目標速
度で定速領域を通過するときの通過時間を目標値として
設定し、該コントローラ28においてその目標値と速度検
出回路41からの速度検出信号とに基づいてシャトル24の
定速領域での平均速度と目標速度のずれを検出する。こ
こで、速度検出信号(カウント値)が目標値より小さけ
れば、シャトル24の定速領域での平均速度は目標速度よ
り早いことになり、逆に速度検出信号が目標値より大き
ければシャトル24の定速領域での平均速度は目標速度よ
り遅いことになる。この検出した速度差に基づいてコン
トローラ28から、次の同じ方向の搬送時(順方向の速度
差に対しては次の順方向時)に、平均速度が遅ければシ
ャトル24の速度が早くなるような速度補正信号を、平均
速度が早ければシャトル24の速度が遅くなるような速度
補正信号をD/Aコンバータ42およびアナログスイッチ43
を介してモータサーボ回路25のサーボループに供給す
る。なお、アナログスイッチ43はコントローラ28からの
駆動信号により、それがアクティブの時すなわち速度制
御時のみにD/Aコンバータ42の出力をモータサーボ回路2
5のサーボループに供給するようにする。したがって、
速度制御時にはD/Aコンバータ25Bの出力およびD/Aコン
バータ42の出力の加算出力と、F/Vコンバータ25Fの出力
との差分がとられ、その差が零となるように速度制御さ
れる。ここで、D/Aコンバータ42の出力の増減は、速度
目標値であるD/Aコンバータ25Bの出力を増減することと
同じになるので、D/Aコンバータ42の出力を増減するこ
とによりシャトル24の速度を補正することが可能とな
る。なお、速度制御時のみ速度補正をするのは位置制御
時に影響を与えないためである。
このように、コントローラ28において速度検出回路41
で検出したシャトル24の平均速度と予め設定した目標速
度とのずれを検出して、D/Aコンバータ42に速度補正信
号を出力することにより、D/Aコンバータ25BやF/Vコン
バータ25Fのオフセットやドリフト等によって平均速度
が目標速度と大きく異なっても、シャトル24の速度を補
正して目標速度と一致させることができ、情報の記録/
再生を安定して行うことができる。
なお、上述した実施例では、一つの速度検出回路で定
速領域の平均速度を検出するようにしたが、複数の速度
検出回路を設けて定速領域を分割してそれぞれの分割領
域の平均速度を求め、これにより分割領域毎に速度制御
するようにすることもできる。このようにすれば、より
精度の高い補正を行うことができる。また、上述した実
施例ではロータリエンコーダ27によって光学ヘッド21に
対する位置を検出するようにしたが、これはリニアエン
コーダを用いて行うこともできる。更に、上述した実施
例ではシャトル24をトラック方向に移動させるようにし
たが、光学ヘッド21をトラック方向に移動させるように
することもできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、光カードと光
学ヘッドとの相対移動の所定の領域での平均速度を検出
し、その平均速度と予め定めた目標速度との比較に基づ
いて所定の領域での平均速度が目標速度と一致するよう
に光カードと光学ヘッドとの相対移動を制御するように
したので、オフセットやドリフト等に影響されることな
く、情報の記録/再生を安定して行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部の構成を示すブロッ
ク図、 第2図、第3図および第4図は従来の技術を説明するた
めの図である。 11……光カード、12……トラック 13……光記録部、14A,14B……ID部 15……データ部、21……光学ヘッド 22A,22B……プーリ、23……搬送ベルト 24……シャトル、25……モータサーボ回路 26……モータ 27……ロータリーエンコーダ 28……コントローラ、29……復調回路 30……フォーカス・トラックサーボ回路 31……レーザ駆動回路、41……速度検出回路 41A……カウンタ、41B……アドレスデコーダ 41C……クロック発生器、42……D/Aコンバータ 43……アナログスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光カードと光学ヘッドとを相対的に移動さ
    せながら情報の記録および/または再生を行なう光カー
    ド装置において、前記光カードと前記光学ヘッドとの相
    対移動の所定の領域での平均速度を検出する速度検出手
    段と、この速度検出手段で検出される平均速度と予め設
    定した目標速度とを比較する比較手段と、この比較手段
    の出力に基づいて前記速度検出手段で検出される前記所
    定の領域での平均速度が前記目標速度と一致するように
    前記光カードと前記光学ヘッドとの相対移動を制御する
    搬送制御手段とを具えることを特徴とする光カード装
    置。
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