JPH0716892Y2 - 遠隔操作用着脱装置 - Google Patents

遠隔操作用着脱装置

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JPH0716892Y2
JPH0716892Y2 JP1988035774U JP3577488U JPH0716892Y2 JP H0716892 Y2 JPH0716892 Y2 JP H0716892Y2 JP 1988035774 U JP1988035774 U JP 1988035774U JP 3577488 U JP3577488 U JP 3577488U JP H0716892 Y2 JPH0716892 Y2 JP H0716892Y2
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JP
Japan
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Application number
JP1988035774U
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JPH01139112U (ja
Inventor
登美男 細野
俊幸 上野
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、ロボット等による遠隔操作で対象物を容易に
着脱できるようにするための遠隔操作用着脱装置に関す
る。
B.考案の概要 本考案は、ロボット等を用いて取付部に対象物を着脱自
在に装着するための遠隔操作用着脱装置において、 突出するガイドピンを取付部に形成してガイドピンの外
周面に凹部を形成する一方、ガイドピンを挿入するガイ
ド孔を対象物に形成し、凹部にはいり込むロック部と、
対象物を把持する際に押圧される被押圧部とを有する一
対のロックレバーを回動自在に相互間にスプリングを介
して対象物内に設けることにより、 被押圧部と共に対象物を把持してガイドピンに沿って引
けば、ロックが解除されたのちに取付部から対象物が外
れ、これと逆の操作を行って対象物の把持をやめれば、
対象物が取付部に取り付けられるとともにロックされる
ようにしたものである。
C.従来の技術 例えば微粉末の浮遊する雰囲気下のような特殊な環境下
において対象物を保守・点検するには、従来ロボット等
を用いて遠隔操作している。
ロボットを用いて対象物を保守・点検するには、ロボッ
トに工具としての例えばインパクトレンチを持たせ、イ
ンパクトレンチでボルトを回して対象物を取付部から外
したのちに行っている。つまり、以下のように行ってい
る。ロボットが固定されている場合は、天井クレーン等
によって工具置場からインパクトレンチを運搬し、ロボ
ットが自走式の場合はロボットが自らインパクトレンチ
を取りに行き、そのあとインパクトレンチのプラグをコ
ンセントに差し込み、インパクトレンチのソケットをボ
ルトに差し込んでボルトをゆるめて外す。その後にイン
パクトレンチを手放し、対象物をロボットのハンドで把
持して取付部から分離させて保守・点検している。そし
て、対象物の取付部への取り付けは、これと逆の手順で
行っている。
D.考案が解決しようとする問題点 ところが、工具を用いてボルト等を外したのちに対象物
を取付部から外すことになるため、ロボット等によって
遠隔操作で斯かる作業をすると多くの時間がかかる。ま
た、遠隔操作で作業を行うため作業が困難であり、特に
インパクトレンチのソケットにボルトの頭を差し込む作
業は困難である。
そこで本考案は、斯かる問題を解決した遠隔操作用着脱
装置を提供することを目的とする。
E.問題点を解決するための手段 斯かる目的を達成するための本考案の構成は、対象物を
遠隔操作で着脱するための取付部に、突出した一対のガ
イドピンを形成するとともに、夫々のガイドピンの外周
面に凹部を形成する一方、 対象物には夫々のガイドピンが挿通される一対のガイド
孔を形成し、相互に平行な軸を中心として回動自在な一
対のロックレバーを対象物の内部に設けるとともに一対
のロックレバー間であって前記軸とは離れた位置にスプ
リングを介在させ、ロックレバーがスプリングで付勢さ
れることによって凹部へはいり込むロック部と、ロック
レバーがスプリングで付勢されることによって対象物の
外部へ突出する被押圧部とを夫々のロックレバーに形成
し、対象物を取付部に着脱する際に把持される被把持部
に被押圧部を配置したことを特徴とする。
F.作用 対象物を取付部から取り外すには、被押圧部とともに対
象物の被把持部を把持し、一対のガイドピンに沿って対
象物を引けばよい。被押圧部が押されることで一対のロ
ックレバーが回動し、ロック部が凹部から外れるので対
象物を取付部から分離させることができる。
逆に、対象物を取付部に取り付けるには、被押圧部とと
もに対象物の被把持部を把持し、一対のガイドピンに沿
って対象物を押し込めばよい。一対のガイドピンが一対
のガイド孔内へ挿入され、把持を止めることによりスプ
リングの働きでロック部が凹部へはいり込み、対象物が
確実に取付部にロックされる。
G.実施例 以下、本考案を第1図,第2図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図に示すように、固定部7に取付部としての取付金
具2が固着されている。取付金具2の下部には、図中の
左方へ突出する一対のガイドピン4が水平方向へ並べて
取付金具2と一体的に設けられており、その先端に球面
4aが形成されている。夫々のガイドピン4の先端部近傍
の外周面には、凹部としての溝4bが円周方向に沿って設
けられている。このほか、本実施例ではマイク用のプレ
グレセプタクル3が、第1図中の左方へ突出した状態で
取付金具2の上部に結合されている。このプラグレセプ
タクル3に接続されたリード線(図示せず)が取付金具
2内を通して第2図中の左方へ導かれている。
一方、対象物としてのマイク1はマイク本体1aと支持部
1bとで構成されたおり、支持部1bの中央部近傍には、前
記一対のガイドピン4と対応する一対のガイド孔8が水
平方向へ並べて形成されている。支持部1bにおける第1
図中の左右方向での中間部には第2図での左右方向へ貫
通する切欠部11が形成され、切欠部11内における第2図
中の左右の対称位置に一対のロックレバー5,5が配置さ
れている。夫々のロックレバー5は略逆L字形を有し、
その屈曲部近傍が軸9を介して支持部1bに回動自在に支
持されている。ロックレバー5における第2図の上部外
側には前記溝4bへはいり込むロック部5aが形成され、下
部外側には支持部1bの被把持部1cから外部へ突出する被
押圧部5bが形成されている。そして、ロック部5aを溝4b
へ向かって押圧しかつ被押圧部5bを支持部1bの外部へ向
かって押圧するために、軸9の少し下方には一対のロッ
クレバー5間にスプリング6が介装されている。なお、
ロック部5aが溝4b内へはまり込んだ状態よりもロックレ
バー5の下端が開かないようにするストッパが設けられ
ているが、図示省略する。そして、支持部1bにはプラグ
レセプタクル3が嵌まり込む凹部10が形成されている。
次に、斯かる遠隔操作用着脱装置の作用を説明する。
マイク1を取付金具2から取り外すには、ロボットのハ
ンドで被押圧部5bと共に支持部1bの被把持部1cを把持
し、そのままガイドピン4に沿って支持部1bを引けばよ
い。すると、被押圧部5bが押されるためにスプリング6
の付勢力に抗して一対のロックレバー5が軸9を中心に
回動し、一対のロックレバー5の第2図中の下端どうし
が相互に接近すると同時にロック部5a,5aが溝4b,4bから
自動的に外れ、取付金具2からマイク1を分離すること
ができる。つまり、工具を用いることなくひとつの動作
のみでロック解除と分離とを行うことができる。
逆にマイク1を取付金具2に取り付けるには、被押圧部
5bと共に支持部1bの被把持部1cを把持し、ガイド孔8へ
ガイドピン4を挿入し、支持部1bからロボットのハンド
を離せばよい。すると、前記とは逆の操作順序となり、
ガイド孔8へガイドピン4が挿通されることでマイク1
が位置決めされ、スプリング6の付勢力でロック部5aが
溝4bへはいり込んでマイク1がロックされる。つまり、
この場合にも工具を用いることなくひとつの作業のみで
結合とロックとを行うことができる。
このように、インパクトレンチ等の工具を用いることな
く、ロボットによる遠隔操作で短時間で容易に、マイク
1の取付金具2への取り付けと取り外しが行える。この
とき、凹部10内へのプラグレセプタル3の嵌脱も同時に
行われる。
なお、本実施例は対象物がマイクの場合について示した
が、これに限るものではない。また、ガイドピンの外周
面の凹部は必ずしも全周にわたらなくてもよい。
H.考案の効果 以上説明したように本考案による遠隔操作用着脱装置に
よれば、取付部に一対のガイドピンを設けるとともにそ
の外周面に凹部を形成する一方、対象物には一対のガイ
ド孔を形成してロック部と被押圧部とを有する一対のロ
ックレバーを回動自在に設けるとともに被押圧部を対象
物の被把持部から外部へ突出させ、ロック部を凹部へ付
勢するスプリングを設けたので、遠隔操作によるロボッ
トのハンドで被押圧部と共に対象物を把持して一対のガ
イド孔への一対のガイドピンの挿脱を行うだけで、容易
かつ短時間で確実に取付部への対象物の位置決め・取り
付け・ロックとロック解除・取り外しとを行うことがで
きる。つまり、遠隔操作で対象物の保守・点検をするた
めの段取り工数が減り、作業内容も簡素化する。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本考案による遠隔操作用着脱装置の実
施例に係り、第1図はマイクの正面図、第2図はマイク
の左側面図である。 1……マイク、1c……被把持部、2……取付金具、4…
…ガイドピン、4b……溝、5……ロックレバー、5a……
ロック部、5b……被押圧部、6……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物を遠隔操作で着脱するための取付部
    に、突出した一対のガイドピンを形成するとともに、夫
    々のガイドピンの外周面に凹部を形成する一方、 対象物には夫々のガイドピンが挿通される一対のガイド
    孔を形成し、相互に平行な軸を中心として回動自在な一
    対のロックレバーを対象物の内部に設けるとともに一対
    のロックレバー間であって前記軸とは離れた位置にスプ
    リングを介在させ、ロックレバーがスプリングで付勢さ
    れることによって凹部へはいり込むロック部と、ロック
    レバーがスプリングで付勢されることによって対象物の
    外部へ突出する被押圧部とを夫々のロックレバーに形成
    し、対象物を取付部に着脱する際に把持される被把持部
    に被押圧部を配置したことを特徴とする遠隔操作用着脱
    装置。
JP1988035774U 1988-03-17 1988-03-17 遠隔操作用着脱装置 Expired - Lifetime JPH0716892Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988035774U JPH0716892Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 遠隔操作用着脱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988035774U JPH0716892Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 遠隔操作用着脱装置

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Publication Number Publication Date
JPH01139112U JPH01139112U (ja) 1989-09-22
JPH0716892Y2 true JPH0716892Y2 (ja) 1995-04-19

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ID=31262410

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JP1988035774U Expired - Lifetime JPH0716892Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 遠隔操作用着脱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644514Y2 (ja) * 1976-08-18 1981-10-19

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JPH01139112U (ja) 1989-09-22

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