JPH0510459Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0510459Y2 JPH0510459Y2 JP776989U JP776989U JPH0510459Y2 JP H0510459 Y2 JPH0510459 Y2 JP H0510459Y2 JP 776989 U JP776989 U JP 776989U JP 776989 U JP776989 U JP 776989U JP H0510459 Y2 JPH0510459 Y2 JP H0510459Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip body
- arm
- screw
- receiving hole
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、ビデオカメラやホームムービーカメ
ラ等の機器本体に照明用のライト、三脚を取付け
たりするのに必要なシユーアダプタ、特にシユー
アダプタのアームとグリツプ体の着脱装置に関す
る。
ラ等の機器本体に照明用のライト、三脚を取付け
たりするのに必要なシユーアダプタ、特にシユー
アダプタのアームとグリツプ体の着脱装置に関す
る。
[従来の技術]
ビデオカメラ等の機器本体に照明用のライト等
を取付けるのに必要なシユーアダプタは、シユー
アームの端部にグリツプ体を着脱式に取付けるよ
うになつており、従来はこの着脱方法としてグリ
ツプ体の受部にアームの差込部を差込んでその差
込部をロツクねじで締結する方式が一般的であつ
た。このような従来の装置によれば受部へ差込部
を差込んだ後にロツクねじを強く締付けねばなら
ない為に操作が面倒でスピーデイな対応ができな
いという問題がある。又ロツクねじが少しでも緩
むと差込部が遊動して抜けたりするおそれがあ
り、安全性の面で問題があつた。
を取付けるのに必要なシユーアダプタは、シユー
アームの端部にグリツプ体を着脱式に取付けるよ
うになつており、従来はこの着脱方法としてグリ
ツプ体の受部にアームの差込部を差込んでその差
込部をロツクねじで締結する方式が一般的であつ
た。このような従来の装置によれば受部へ差込部
を差込んだ後にロツクねじを強く締付けねばなら
ない為に操作が面倒でスピーデイな対応ができな
いという問題がある。又ロツクねじが少しでも緩
むと差込部が遊動して抜けたりするおそれがあ
り、安全性の面で問題があつた。
[考案が解決しようとする課題]
本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、アダプタアームの差込部をグリツプ体
側の受部に押入するように差し込むだけでワンタ
ツチでロツクねじが係合ロツクしてロツク解除の
操作をしない限り妄りに抜脱しないとともに、差
込位置でロツクねじを回動するとねじの締着で強
力に結合させることができるようにしたシユーア
ダプタ着脱装置を提供しようとするものである。
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、アダプタアームの差込部をグリツプ体
側の受部に押入するように差し込むだけでワンタ
ツチでロツクねじが係合ロツクしてロツク解除の
操作をしない限り妄りに抜脱しないとともに、差
込位置でロツクねじを回動するとねじの締着で強
力に結合させることができるようにしたシユーア
ダプタ着脱装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本考案における
シユーアダプタ着脱装置は、機器本体にねじ止め
にて取付けられるシユーアダプタのアーム1の端
部に、グリツプ体2を着脱式に取付ける装置であ
つて、グリツプ体2側にグリツプ体の下端側面部
にアーム差込用の受穴3と、グリツプ体下端部に
下から上向きに上下動及び回動自由で且つ受穴3
内に突出するようばね8を附勢したロツクねじ4
とを設けると共に、アーム側には前記受穴3への
差込部となる突片5と、該突片にロツクねじ嵌入
用の係止孔6とを設け、この係止孔6を、ロツク
ねじの嵌入部6aと嵌入後に回動にて螺締するね
じ部6bとで形成してなるものである。
シユーアダプタ着脱装置は、機器本体にねじ止め
にて取付けられるシユーアダプタのアーム1の端
部に、グリツプ体2を着脱式に取付ける装置であ
つて、グリツプ体2側にグリツプ体の下端側面部
にアーム差込用の受穴3と、グリツプ体下端部に
下から上向きに上下動及び回動自由で且つ受穴3
内に突出するようばね8を附勢したロツクねじ4
とを設けると共に、アーム側には前記受穴3への
差込部となる突片5と、該突片にロツクねじ嵌入
用の係止孔6とを設け、この係止孔6を、ロツク
ねじの嵌入部6aと嵌入後に回動にて螺締するね
じ部6bとで形成してなるものである。
そして、上記シユーアダプタ着脱装置は、前記
突片5には、受穴3への差込時にロツクねじ4を
押動して逃し、差込位置で係止孔にばね圧で嵌入
係止するように案内するテーパガイド7を設ける
ことが好ましい。
突片5には、受穴3への差込時にロツクねじ4を
押動して逃し、差込位置で係止孔にばね圧で嵌入
係止するように案内するテーパガイド7を設ける
ことが好ましい。
また、前記ロツクねじ4に緩み止め用のばね9
を附設することもできる。
を附設することもできる。
[作用]
シユーアーム1の端部の差込部となる突片5を
グリツプ体2側の受部となる受穴3に差込むと、
押入につれて突片5の先端から下面にかけて形成
したテーパガイド7がロツクねじ4の先端4aに
当接して押下する。その為ロツクねじ4はばね8
の附勢に抗して下動し突片5が受穴3の適正位置
に嵌入すると、ロツクねじ4の先端4aは突片5
の面に貫通するように設けられた係止孔6の直下
に臨み、その瞬間にばね8により下半部の嵌入部
6aに嵌入係止する。(第3図) 従つてこの状態ではシユーアーム1を抜出し方
向へ引つ張つても突片5は受穴3から抜けない。
グリツプ体2側の受部となる受穴3に差込むと、
押入につれて突片5の先端から下面にかけて形成
したテーパガイド7がロツクねじ4の先端4aに
当接して押下する。その為ロツクねじ4はばね8
の附勢に抗して下動し突片5が受穴3の適正位置
に嵌入すると、ロツクねじ4の先端4aは突片5
の面に貫通するように設けられた係止孔6の直下
に臨み、その瞬間にばね8により下半部の嵌入部
6aに嵌入係止する。(第3図) 従つてこの状態ではシユーアーム1を抜出し方
向へ引つ張つても突片5は受穴3から抜けない。
次に、この状態からロツクねじ4を下向きに引
つ張ると、ロツクねじ4の先端4aは嵌入部6a
から抜脱する為突片5を受穴3から抜き取ること
ができる。
つ張ると、ロツクねじ4の先端4aは嵌入部6a
から抜脱する為突片5を受穴3から抜き取ること
ができる。
さらに、第3図の状態からロツクねじ4を上動
方向に力を加えながらねじの螺締方向に回動する
と、ロツクねじ4の先端4aが係止孔6の上半部
のねじ部6aに螺入し、回動につれて強く締め付
けられる為ねじの締結で強力にロツクされる。
(第2図) 従つてこの状態では、ロツクねじ4を下向きに
引張つても下降しないからシユーアーム1とグリ
ツプ体2とは完全に一体化し遊動もしない。な
お、このロツクねじ4の締結時には、緩み止め用
のばね9が圧縮されるようになつている為にロツ
クねじ4の締付力が振動等で緩むことを防止す
る。
方向に力を加えながらねじの螺締方向に回動する
と、ロツクねじ4の先端4aが係止孔6の上半部
のねじ部6aに螺入し、回動につれて強く締め付
けられる為ねじの締結で強力にロツクされる。
(第2図) 従つてこの状態では、ロツクねじ4を下向きに
引張つても下降しないからシユーアーム1とグリ
ツプ体2とは完全に一体化し遊動もしない。な
お、このロツクねじ4の締結時には、緩み止め用
のばね9が圧縮されるようになつている為にロツ
クねじ4の締付力が振動等で緩むことを防止す
る。
[実施例]
アーム1はシユー本体10の側方から長く突出
するように一体に形成され、シユー本体10上に
機器本体20の底部を置き、シユーねじ21で固
定する。シユーねじ21は回動用のホイール21
aの回動で操作される。
するように一体に形成され、シユー本体10上に
機器本体20の底部を置き、シユーねじ21で固
定する。シユーねじ21は回動用のホイール21
aの回動で操作される。
このシユーねじ21のホイール21aに三脚を
取付けるためのねじ孔21bが設けられている。
取付けるためのねじ孔21bが設けられている。
シユーアーム1の端部の突片5には差込時の位
置決めとなる鍔状のストツパ片11を一体に有す
る。
置決めとなる鍔状のストツパ片11を一体に有す
る。
係止孔6は上半部にねじ部6bを、下半部に無
ねじ部の大径孔からなる嵌入部6aを一つの貫通
孔として形成される。このような係止孔6は突片
5の面に直かに設けてもよいが、第5図に示すよ
うに金属の円筒体12に形成してこの円筒体12
を突片5にインサートし一体的に設けるようにす
る。突片5を含むアーム1全体はプラスチツクに
より形成し、補強のために金属の補強体13を一
体に埋設させている。
ねじ部の大径孔からなる嵌入部6aを一つの貫通
孔として形成される。このような係止孔6は突片
5の面に直かに設けてもよいが、第5図に示すよ
うに金属の円筒体12に形成してこの円筒体12
を突片5にインサートし一体的に設けるようにす
る。突片5を含むアーム1全体はプラスチツクに
より形成し、補強のために金属の補強体13を一
体に埋設させている。
グリツプ体2は左右の分割体2′,2″をボルト
14で一体に結合して一つのものとなし、上端に
ライト取付用のシユーレール15を設ける。
14で一体に結合して一つのものとなし、上端に
ライト取付用のシユーレール15を設ける。
ロツクねじ4は、第2,3及び6図に示すよう
に軸杆4cの上部にねじ体4dを、下端に操作つ
まみとなるロツクホイール4bを一体に設けてな
り、ねじ体4dの首下の軸細部4eに抜止用のス
トツプリング16とつば付き円筒リングからなる
ばね受け17とを摺動自在に設けている。
に軸杆4cの上部にねじ体4dを、下端に操作つ
まみとなるロツクホイール4bを一体に設けてな
り、ねじ体4dの首下の軸細部4eに抜止用のス
トツプリング16とつば付き円筒リングからなる
ばね受け17とを摺動自在に設けている。
このロツクねじ4の軸杆4cを、グリツプ体2
の下端の底板2aを貫通して上下に遊動するよう
に取付ける。
の下端の底板2aを貫通して上下に遊動するよう
に取付ける。
[考案の効果]
本考案は、上述のとおり構成されているので次
に記載する効果を奏する。
に記載する効果を奏する。
シユーアームの端部の突片をグリツプ体下部
の側面に開口した受穴に押入するように差込む
だけで、ロツクねじがテーパガイドに案内され
ながら自動的にワンタツチで係止孔6に嵌入係
止して仮止め状にロツクすることができる。
の側面に開口した受穴に押入するように差込む
だけで、ロツクねじがテーパガイドに案内され
ながら自動的にワンタツチで係止孔6に嵌入係
止して仮止め状にロツクすることができる。
仮止状のロツクからロツクねじを回動してね
じの螺合でさらに強力に締着できる為安全性が
高い。
じの螺合でさらに強力に締着できる為安全性が
高い。
ロツクねじを緩めて下方へ引くと始めてロツ
クねじが係止孔から抜け出てグリツプ体とシヨ
ーアームとが分離可能となり、操作がワンタツ
チで迅速に行われ、該動作が生じない。
クねじが係止孔から抜け出てグリツプ体とシヨ
ーアームとが分離可能となり、操作がワンタツ
チで迅速に行われ、該動作が生じない。
ロツクねじに緩み止め用のばねを介装できる
ため、ロツク締結時に緩みを生じる心配がな
く、一層安全性が高い。
ため、ロツク締結時に緩みを生じる心配がな
く、一層安全性が高い。
構成が簡単で安価に実施できる。
図面は、本考案の実施例を示すもので、その第
1図はシユーアダプタをビデオカメラに取付けた
状態の背面図、第2図はグリツプ体とシユーアー
ムの結合部における拡大した縦断面図、第3図は
同縦断側面図、第4図はシユーアームの端部の拡
大した平面図、第5図は第4図A−A線の断面
図、第6図はロツクねじの拡大した正面図、第7
図はグリツプ体とシユーアームの分離した状態の
斜視図である。 1……シユーアーム、2……グリツプ体、3…
…受穴、4……ロツクねじ、5……突片、6……
係止孔、7……テーパガイド、8,9……ばね。
1図はシユーアダプタをビデオカメラに取付けた
状態の背面図、第2図はグリツプ体とシユーアー
ムの結合部における拡大した縦断面図、第3図は
同縦断側面図、第4図はシユーアームの端部の拡
大した平面図、第5図は第4図A−A線の断面
図、第6図はロツクねじの拡大した正面図、第7
図はグリツプ体とシユーアームの分離した状態の
斜視図である。 1……シユーアーム、2……グリツプ体、3…
…受穴、4……ロツクねじ、5……突片、6……
係止孔、7……テーパガイド、8,9……ばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機器本体にねじ止めにて取付けられるシユー
アダプタのアーム1の端部に、グリツプ体2を
着脱式に取付ける装置であつて、グリツプ体2
側にグリツプ体の下端側面部にアーム差込用の
受穴3と、グリツプ体下端部に下から上向きに
上下動及び回動自由で且つ受穴3内に突出する
ようばね8を附勢したロツクねじ4とを設ける
と共に、アーム側には前記受穴3への差込部と
なる突片5と、該突片にロツクねじ嵌入用の係
止孔6とを設け、この係止孔6を、ロツクねじ
の嵌入部6aと嵌入後に回動にて螺締するねじ
部6bとで形成してなることを特徴とするシユ
ーアダプタ着脱装置。 (2) 前記突片5には、受穴3への差込時にロツク
ねじ4を押動して逃し、差込位置で係止孔にば
ね圧で嵌入係止するように案内するテーパガイ
ド7を設けてなる請求項1記載のシユーアダプ
タ着脱装置。 (3) 前記ロツクねじ4に緩み止め用のばね9を附
設した前記請求項1及び2記載のシユーアダプ
タ着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP776989U JPH0510459Y2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP776989U JPH0510459Y2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0298565U JPH0298565U (ja) | 1990-08-06 |
JPH0510459Y2 true JPH0510459Y2 (ja) | 1993-03-15 |
Family
ID=31213065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP776989U Expired - Lifetime JPH0510459Y2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0510459Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7146550B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2022-10-04 | 日清オイリオグループ株式会社 | 食感評価システム |
-
1989
- 1989-01-24 JP JP776989U patent/JPH0510459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0298565U (ja) | 1990-08-06 |
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