JPH07165632A - Hcfc−225系共沸及び擬共沸組成物 - Google Patents
Hcfc−225系共沸及び擬共沸組成物Info
- Publication number
- JPH07165632A JPH07165632A JP34114393A JP34114393A JPH07165632A JP H07165632 A JPH07165632 A JP H07165632A JP 34114393 A JP34114393 A JP 34114393A JP 34114393 A JP34114393 A JP 34114393A JP H07165632 A JPH07165632 A JP H07165632A
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- JP
- Japan
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- composition
- hcfc
- azeotropic
- dichloro
- pentafluoropropane
- Prior art date
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/50—Solvents
- C11D7/5036—Azeotropic mixtures containing halogenated solvents
- C11D7/504—Azeotropic mixtures containing halogenated solvents all solvents being halogenated hydrocarbons
- C11D7/505—Mixtures of (hydro)fluorocarbons
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂入りの被洗浄物を洗浄しても、合成
樹脂を白化させることなく、しかも油汚れは落としうる
洗浄剤用組成物を提供する。 【構成】 1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタフロ
ロプロパンまたは1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−ペン
タフルオロプロパンまたは両者の混合物とパ−フルオロ
カ−ボンとからなるフッ素化炭化水素系共沸組成物及び
擬共沸組成物に構成するものである。
樹脂を白化させることなく、しかも油汚れは落としうる
洗浄剤用組成物を提供する。 【構成】 1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタフロ
ロプロパンまたは1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−ペン
タフルオロプロパンまたは両者の混合物とパ−フルオロ
カ−ボンとからなるフッ素化炭化水素系共沸組成物及び
擬共沸組成物に構成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、代替フロンとして使用
できるとともに、溶剤等として優れた特性を有する新規
なフッ素化炭化水素系共沸及び擬共沸組成物に関するも
のである。
できるとともに、溶剤等として優れた特性を有する新規
なフッ素化炭化水素系共沸及び擬共沸組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】フッ素化炭化水素系化合物(以下、単に
「フロン」という。)は、毒性が少なく不燃性で化学的
に安定なものが多いため、溶剤等に広く使用されてきた
が、地球の大気圏のオゾン層を破壊するという環境問題
から、水素原子を含む第2世代フロンや炭素原子に結合
しうる全ての置換基がフッ素原子である完全フッ素化化
合物の探索が盛んに行なわれている。
「フロン」という。)は、毒性が少なく不燃性で化学的
に安定なものが多いため、溶剤等に広く使用されてきた
が、地球の大気圏のオゾン層を破壊するという環境問題
から、水素原子を含む第2世代フロンや炭素原子に結合
しうる全ての置換基がフッ素原子である完全フッ素化化
合物の探索が盛んに行なわれている。
【0003】しかし、自動車のヘッドライトや金属板部
品の中には、合成樹脂と金属が一体になった複合体があ
り、この油汚れをそのまま洗浄したいという要求があ
る。この場合、1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタ
フロロプロパン(以下、「HCFC−225ca」とい
う。)または1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−ペンタフ
ルオロプロパン(以下、「HCFC−225cb」とい
う。)または両者の混合物の何れかからなるHCFC−
225で洗浄すれば油は落ちるが、樹脂が白化現象やク
ラックが発生する場合がある。一方、パ−フルオロカ−
ボン(以下、「PFC」という。)で洗浄すれば樹脂に
異常はないが、油が落ちにくいという欠点を有してい
た。
品の中には、合成樹脂と金属が一体になった複合体があ
り、この油汚れをそのまま洗浄したいという要求があ
る。この場合、1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタ
フロロプロパン(以下、「HCFC−225ca」とい
う。)または1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−ペンタフ
ルオロプロパン(以下、「HCFC−225cb」とい
う。)または両者の混合物の何れかからなるHCFC−
225で洗浄すれば油は落ちるが、樹脂が白化現象やク
ラックが発生する場合がある。一方、パ−フルオロカ−
ボン(以下、「PFC」という。)で洗浄すれば樹脂に
異常はないが、油が落ちにくいという欠点を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、合成樹脂入りの被洗浄物を洗浄しても、合成樹
脂を白化させることなく、しかも油汚れは落としうる洗
浄剤用組成物の提供を目的とする。
発明は、合成樹脂入りの被洗浄物を洗浄しても、合成樹
脂を白化させることなく、しかも油汚れは落としうる洗
浄剤用組成物の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタ
フロロプロパンまたは1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−
ペンタフルオロプロパンまたは両者の混合物とパ−フル
オロカ−ボンとからなるフッ素化炭化水素系共沸組成物
及び擬共沸組成物に構成するものである。
成するために、1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタ
フロロプロパンまたは1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−
ペンタフルオロプロパンまたは両者の混合物とパ−フル
オロカ−ボンとからなるフッ素化炭化水素系共沸組成物
及び擬共沸組成物に構成するものである。
【0006】
【作 用】洗浄力テストをすると、HCFC−225
caはKB値が34、HCFC−225cbはKB値が
30の大きな値を示して洗浄効果が高いのに対し、PF
Cは4のKB値で小さく、洗浄にて油分を落とす力はな
い。一方、ケミカルアタックを比較すると、PFCは低
くて支障がないのに対し、HCFC−225はケミカル
アタックが高く、樹脂を白化させクラックを発生する傾
向がある。そこで、HCFC−225とPFCの両液を
適当な比率を選定して混合すれば、油汚れを落とす力を
有しながら樹脂を白化させずクラックを発生させない領
域の、本発明の共沸組成物及び擬共沸組成物を得ること
ができた。
caはKB値が34、HCFC−225cbはKB値が
30の大きな値を示して洗浄効果が高いのに対し、PF
Cは4のKB値で小さく、洗浄にて油分を落とす力はな
い。一方、ケミカルアタックを比較すると、PFCは低
くて支障がないのに対し、HCFC−225はケミカル
アタックが高く、樹脂を白化させクラックを発生する傾
向がある。そこで、HCFC−225とPFCの両液を
適当な比率を選定して混合すれば、油汚れを落とす力を
有しながら樹脂を白化させずクラックを発生させない領
域の、本発明の共沸組成物及び擬共沸組成物を得ること
ができた。
【0007】HCFC−225とPFCは、共に同類の
フッ素化炭化水素である。また沸点はHCFC−225
caが51.1℃、HCFC−225cbが56.1℃
に対し、PFCは56℃で沸点が近似しているので両液
の相溶性及び液の安定性もよく、リサイクルしても組成
の変動は少なく、従来の単一フロンと同じ使い方ができ
る。
フッ素化炭化水素である。また沸点はHCFC−225
caが51.1℃、HCFC−225cbが56.1℃
に対し、PFCは56℃で沸点が近似しているので両液
の相溶性及び液の安定性もよく、リサイクルしても組成
の変動は少なく、従来の単一フロンと同じ使い方ができ
る。
【0008】
【実施例】本発明の組成物は、HCFC−225が20
〜75重量%及びPFCが25〜80重量%であり、好
ましくはHCFC−225の約60重量%とPFCの約
40重量%からなる共沸組成物である。
〜75重量%及びPFCが25〜80重量%であり、好
ましくはHCFC−225の約60重量%とPFCの約
40重量%からなる共沸組成物である。
【0009】本発明の組成物には、用途に応じてその他
の成分を更に添加混合することができる。例えば、溶剤
の場合、ペンタン、イソペンタン、ヘキサン、イソヘキ
サン、ネオヘキサン、ヘプタン、イソヘプタン、2,3
−ジメチルブタン、シクロペンタン等の炭化水素類、ニ
トロメタン、ニトロエタン、ニトロプロパン等のニトロ
アルカン類、ジエチルアミン、トリエチルアミン、イソ
プロピルアミン、ブチルアミン、イソブチルアミン等の
アミン類、メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロピルアル
コ−ル、i−プロピルアルコ−ル、n−ブタノ−ル、i
−ブタノ−ル、s−ブタノ−ル、t−ブタノ−ル等のア
ルコ−ル類、メチルセロソルブ、テトラヒドロフラン、
1,4−ジオキサン等のエ−テル類、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルブチルケトン等のケトン類、酢酸
エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等のエステル類、ジ
クロロメタン、trans−1,2−ジクロロエチレ
ン、cis−1,2−ジクロロエチレン、2−ブロモプ
ロパン等のハロゲン化炭化水素類、その他、1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン等の本発明以外のフロン類
等を適宜添加することができる。
の成分を更に添加混合することができる。例えば、溶剤
の場合、ペンタン、イソペンタン、ヘキサン、イソヘキ
サン、ネオヘキサン、ヘプタン、イソヘプタン、2,3
−ジメチルブタン、シクロペンタン等の炭化水素類、ニ
トロメタン、ニトロエタン、ニトロプロパン等のニトロ
アルカン類、ジエチルアミン、トリエチルアミン、イソ
プロピルアミン、ブチルアミン、イソブチルアミン等の
アミン類、メタノ−ル、エタノ−ル、n−プロピルアル
コ−ル、i−プロピルアルコ−ル、n−ブタノ−ル、i
−ブタノ−ル、s−ブタノ−ル、t−ブタノ−ル等のア
ルコ−ル類、メチルセロソルブ、テトラヒドロフラン、
1,4−ジオキサン等のエ−テル類、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルブチルケトン等のケトン類、酢酸
エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等のエステル類、ジ
クロロメタン、trans−1,2−ジクロロエチレ
ン、cis−1,2−ジクロロエチレン、2−ブロモプ
ロパン等のハロゲン化炭化水素類、その他、1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン等の本発明以外のフロン類
等を適宜添加することができる。
【0010】次に本発明の実施例を示す。 実施例1 下記の組成からなる溶剤組成物1000gを蒸留フラス
コに入れ、理論段数20段の精留塔を用い、大気圧下で
蒸留を行なった。 (組 成) (重量%) HCFC−225ca(沸点51.1℃) 59 PFC (沸点56.0℃) 41 その結果、45℃において留分410gを得た。このも
のをガスクロマトグラフで測定した結果、次の組成であ
った。 (組 成) (重量%) HCFC−225ca 60 PFC 40
コに入れ、理論段数20段の精留塔を用い、大気圧下で
蒸留を行なった。 (組 成) (重量%) HCFC−225ca(沸点51.1℃) 59 PFC (沸点56.0℃) 41 その結果、45℃において留分410gを得た。このも
のをガスクロマトグラフで測定した結果、次の組成であ
った。 (組 成) (重量%) HCFC−225ca 60 PFC 40
【0011】実施例2 下記の組成からなる溶剤組成物1000gを蒸留フラス
コに入れ、理論段数20段の精留塔を用い、大気圧下で
蒸留を行なった。 (組 成) (重量%) HCFC−225cb(沸点56.1℃) 60 PFC (沸点56.0℃) 40 その結果、50℃において留分430gを得た。このも
のをガスクロマトグラフで測定した結果、次の組成であ
った。 (組 成) (重量%) HCFC−225cb 60 PFC 40
コに入れ、理論段数20段の精留塔を用い、大気圧下で
蒸留を行なった。 (組 成) (重量%) HCFC−225cb(沸点56.1℃) 60 PFC (沸点56.0℃) 40 その結果、50℃において留分430gを得た。このも
のをガスクロマトグラフで測定した結果、次の組成であ
った。 (組 成) (重量%) HCFC−225cb 60 PFC 40
【0012】実施例3 本発明のHCFC225cbとPFCとの両液の混合比
率を変えた組成物を用いて機械油の洗浄試験を行なっ
た。ABS樹脂に金属板を張り合わしたテストピ−ス
(25mm×30mm×2mm厚)を機械油(日本石油
製CQ−30)の中に浸漬した後、本発明の前記各組成
物を5分間浸漬した。その結果は、下記の通りであっ
た。 記 HCFC−225 cb 10 15 20 50 60 70 75 80 90 PFC 90 85 80 50 40 30 25 20 10 洗 浄 力 × △ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ケミカルアタック ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ × ここで洗浄力の ◎は機械油が良好に除去でき、○は機
械油が一応除去でき、△は機械油が一部除去できず、×
は機械油が殆ど除去できなかった。またケミカルアタッ
クの ◎は樹脂表面に白化現象は全くみられず、○は樹
脂表面に一応白化現象はみられず、△は樹脂表面に若干
白化現象がみられ、×は樹脂表面に白化現象が生じた。
率を変えた組成物を用いて機械油の洗浄試験を行なっ
た。ABS樹脂に金属板を張り合わしたテストピ−ス
(25mm×30mm×2mm厚)を機械油(日本石油
製CQ−30)の中に浸漬した後、本発明の前記各組成
物を5分間浸漬した。その結果は、下記の通りであっ
た。 記 HCFC−225 cb 10 15 20 50 60 70 75 80 90 PFC 90 85 80 50 40 30 25 20 10 洗 浄 力 × △ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ケミカルアタック ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ × ここで洗浄力の ◎は機械油が良好に除去でき、○は機
械油が一応除去でき、△は機械油が一部除去できず、×
は機械油が殆ど除去できなかった。またケミカルアタッ
クの ◎は樹脂表面に白化現象は全くみられず、○は樹
脂表面に一応白化現象はみられず、△は樹脂表面に若干
白化現象がみられ、×は樹脂表面に白化現象が生じた。
【0013】実施例4 本発明のHCFC−225caが45%とHCFC−2
25cbが55%とからなる混合物と、PFCとの両液
の混合比率を変えた組成物を用いて洗浄試験をおこなっ
た。水道の積算メ−タ−内部に使用されるタップ加工を
有するアクリル樹脂製の50mm直径のプラスチック部
品からなるテストピ−スを使用したが、付着している汚
れは、ゴミ(タップ加工のクズ)や指紋や離型剤等であ
った。洗浄槽とリンス槽とベ−パ−槽に各1分〜1分3
0秒の洗浄を行なった。その結果、HCFC225 1
00%、PFC 0%とからなる混合物では、タップ加
工など応力のかかっている部分にクラックが発生した
が、HCF225 60%、PFC 40%とからなる
混合物は、洗浄は良好で、樹脂にクラックなどの発生は
なかった。また、HCFC225 10%、PFC 9
0%とからなる混合物、HCFC225 0%、PFC
100%とからなる混合物では、洗浄不良が発生し
た。
25cbが55%とからなる混合物と、PFCとの両液
の混合比率を変えた組成物を用いて洗浄試験をおこなっ
た。水道の積算メ−タ−内部に使用されるタップ加工を
有するアクリル樹脂製の50mm直径のプラスチック部
品からなるテストピ−スを使用したが、付着している汚
れは、ゴミ(タップ加工のクズ)や指紋や離型剤等であ
った。洗浄槽とリンス槽とベ−パ−槽に各1分〜1分3
0秒の洗浄を行なった。その結果、HCFC225 1
00%、PFC 0%とからなる混合物では、タップ加
工など応力のかかっている部分にクラックが発生した
が、HCF225 60%、PFC 40%とからなる
混合物は、洗浄は良好で、樹脂にクラックなどの発生は
なかった。また、HCFC225 10%、PFC 9
0%とからなる混合物、HCFC225 0%、PFC
100%とからなる混合物では、洗浄不良が発生し
た。
【0014】本発明の組成物は、HCFC225を75
重量%以上にすると樹脂が白化現象を呈する。またPF
Cを80重量%以上にすると油分を落とす力がなくな
る。そのため、この間の比率のものに限られる。
重量%以上にすると樹脂が白化現象を呈する。またPF
Cを80重量%以上にすると油分を落とす力がなくな
る。そのため、この間の比率のものに限られる。
【0015】本溶剤の具体的な用途としては、合成樹脂
複合体のほか、フラックス、グリ−ス、油、ワックス、
インキ等の除去剤、塗料用溶剤、抽出剤、ガラス、セラ
ミックス、ゴム、金属製各種物品、特にIC部品、電気
機器、精密機械、光学レンズ等の洗浄剤としても利用で
きる。
複合体のほか、フラックス、グリ−ス、油、ワックス、
インキ等の除去剤、塗料用溶剤、抽出剤、ガラス、セラ
ミックス、ゴム、金属製各種物品、特にIC部品、電気
機器、精密機械、光学レンズ等の洗浄剤としても利用で
きる。
【0016】
【発明の効果】本発明のフッ素化炭化水素系組成物は、
油汚れを落とし樹脂を白化させずクラックを発生させな
いので、合成樹脂複合体を分解することなく、そのまま
洗浄できる。
油汚れを落とし樹脂を白化させずクラックを発生させな
いので、合成樹脂複合体を分解することなく、そのまま
洗浄できる。
【0017】本発明のフッ素化炭化水素系組成物を使用
すれば、一浴洗浄で設備と手間を省くことができる。
すれば、一浴洗浄で設備と手間を省くことができる。
【0018】本発明のフッ素化炭化水素系組成物は、不
燃性で従来のフロン類が有している優れた特性と同等以
上の特性を有する。また、共沸点が存在するため、リサ
イクル時に組成変動がなく、従来の単一フロンと同じ使
い方ができる。
燃性で従来のフロン類が有している優れた特性と同等以
上の特性を有する。また、共沸点が存在するため、リサ
イクル時に組成変動がなく、従来の単一フロンと同じ使
い方ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 潤一 大阪市大正区三軒家東4丁目6番7号 メ ゾン大忠505号 (72)発明者 志水 俊也 大阪市大正区小林西2−2−19 (72)発明者 寺道 清登 大阪市大正区小林西2−5−6 (72)発明者 坂田 秀一 長野県上高井郡高山村大字高井3483 (72)発明者 甲田 安廣 長野県上田市中央西1−4−10
Claims (4)
- 【請求項1】 1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタ
フロロプロパンまたは1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−
ペンタフルオロプロパンまたは両者の混合物とパ−フル
オロカ−ボンとからなるフッ素化炭化水素系共沸組成
物。 - 【請求項2】 1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタ
フロロプロパンまたは1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−
ペンタフルオロプロパンまたは両者の混合物60重量%
とパ−フルオロカ−ボン40重量%からなる請求項1記
載の組成物。 - 【請求項3】 1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタ
フロロプロパンまたは1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−
ペンタフルオロプロパンまたは両者の混合物とパ−フル
オロカ−ボンとからなるフツ素化炭化水素系擬共沸組成
物。 - 【請求項4】 1−ヒドロ−1,1−ジクロロ−ペンタ
フロロプロパンまたは1−ヒドロ−1,3−ジクロロ−
ペンタフルオロプロパンまたは両者の混合物20〜75
重量%とパ−フルオロカ−ボン25〜80重量%とから
なる請求項3記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34114393A JPH07165632A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | Hcfc−225系共沸及び擬共沸組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34114393A JPH07165632A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | Hcfc−225系共沸及び擬共沸組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07165632A true JPH07165632A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18343660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34114393A Pending JPH07165632A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | Hcfc−225系共沸及び擬共沸組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07165632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019082999A1 (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-02 | 神戸合成株式会社 | 洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物 |
JP2022122931A (ja) * | 2017-10-25 | 2022-08-23 | 神戸合成株式会社 | 洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP34114393A patent/JPH07165632A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019082999A1 (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-02 | 神戸合成株式会社 | 洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物 |
JPWO2019082999A1 (ja) * | 2017-10-25 | 2020-11-19 | 神戸合成株式会社 | 洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物 |
JP2022122931A (ja) * | 2017-10-25 | 2022-08-23 | 神戸合成株式会社 | 洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物 |
JP2022122932A (ja) * | 2017-10-25 | 2022-08-23 | 神戸合成株式会社 | 洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物 |
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