JPH07164973A - 自動車 - Google Patents

自動車

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JPH07164973A
JPH07164973A JP34274093A JP34274093A JPH07164973A JP H07164973 A JPH07164973 A JP H07164973A JP 34274093 A JP34274093 A JP 34274093A JP 34274093 A JP34274093 A JP 34274093A JP H07164973 A JPH07164973 A JP H07164973A
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JP
Japan
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hollow bag
top plate
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attached
plate portion
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JP34274093A
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Teruo Sonobe
照夫 薗部
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SANKYO SOGYO KK
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SANKYO SOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯品や小物類を収納する中空バッグを着脱
自在に装着することにより、特にインストルメントパネ
ルに収納部を装備するスペースを確保できないような不
利を改善し、また、その中空バッグが自動車の走行中の
振動や傾斜によっても天板部上を移動するとか滑落する
ことのないようにし、かつ、該中空バッグを助手席同乗
者に対する緊急時の緩衝体としても役立つようにするこ
と。 【構成】 携帯品や小物類を収納する中空バッグaを、
インストルメントパネルbの天板部10または後部座席
の後方天板部に対して、ベルベットファスナー等の一対
の係止片51 ,52 により着脱自在に、しかもドライバ
ー等の視界を遮らないようにして装着したこと。さら
に、その係止片51 ,52 の一方を中空バッグaに縫着
し、上記天板部に取外し自在に取り付けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内に中空バッグを装
着した自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドライバーや同乗者の各種携帯品
その他の小物類の収納には、自動車のインストルメント
パネル(ダッシュボード)の前面、座席の周囲、ドアの
内側等に装備された函型または袋状の収納部が使用され
ている。また、これらの携帯品や小物類を置くのには、
インストルメントパネルの天板部や後部座席の後方天板
部が利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に、助手席
対向部のインストルメントパネル前面は、そこに該助手
席同乗者の安全のためのエアバッグの収納部を設置する
ような場合には、上記携帯品や小物類のための収納部を
確保するスペースが無くなる。また、インストルメント
パネルの天板部や後部座席の後方天板部に置いた上記携
帯品や小物類は、自動車の走行中の振動や傾斜によっ
て、その天板部上を移動するとか滑落してしまうことが
ある。本発明の目的は、上記携帯品や小物類を収納する
中空バッグをインストルメントパネルの天板部や後部座
席の後方天板部に対して着脱自在に装着し、これによ
り、インストルメントパネル前面に収納部を装備するス
ペースを確保できない不利を改善するとともに、その中
空バッグが自動車の走行中の振動や傾斜によっても天板
部上を移動するとか滑落することのないようにし、か
つ、特に、該中空バッグをインストルメントパネルの天
板部に装着しているときにおいては、それが助手席同乗
者に対する緩衝体としても役立つようにすることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すてわち、本発明自動車
は、携帯品や小物類を収納する中空バッグaを、インス
トルメントパネルbの天板部10または後部座席の後方
天板部に対して着脱自在に装着してなるものである。そ
の着脱は、ベルベットファスナー等の一対の係止片
1 ,52 により行うこと、さらに、その係止片51
2 の一方を中空バッグaに縫着し、他方をインストル
メントパネルbの天板部10または後部座席の後方天板
部に取外し自在に取り付けておくのが好適である。
【0005】また、中空バッグaとしては、金属材料を
使用することなく、皮革,合成皮革または布地等の柔軟
性材料で、しかも、横長な底板1の周縁部に囲繞壁2を
設けてなる主体3に、その上面開口を開閉する蓋体4を
蝶着してなる偏平なものに製作すること、さらには、そ
の中空バッグaを、インストルメントパネルbの天板1
0のフロントガラス側最高位置10′よりさらに突出す
ることのない状態において、すなわち、運転席のドライ
バーや助手席同乗者の視界を遮らない状態において、上
記天板部に装着することが、安全面から適切である。
【0006】さらに、上記柔軟性材料であっても、特に
表面に光沢を有するものは、中空バッグaを上記天板部
に装着設置しているときに、外部から入る日光等の光を
反射することがあるので避け、合成皮革等にあっては艶
消し処理をした材料を選択使用するのが好ましい。
【0007】
【作用】中空バッグをインストルメントパネルの天板部
や後部座席の後方天板部に対して装着し、これに、携帯
品その他の小物類を収納できるので、インストルメント
パネル前面に収納部を備えていない場合の不便を解消で
きる。その中空バッグは、上記のように装着してあるか
ら自動車の走行中の振動や傾斜によっても天板部上を移
動するとか滑落することがない。特に、中空バッグをイ
ンストルメントパネルの天板部に装着しているときにお
いては、急ブレーキをかけたときや追突されてときにそ
れが助手席同乗者に対する緩衝体として役立つ。さら
に、中空バッグは、着脱自在に装着したものであるか
ら、取り外して携帯使用できるのはもちろん、必要に応
じて上記天板部に装着使用すればよく、該天板部の体裁
等を気にする場合には取り外せばよい。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。aは、
皮革,合成皮革または布地等の柔軟性材料であって好ま
しくは少なくとも表面が光沢面としていないものを縫着
して製作した扁平な中空バッグで、横長な底板1の周縁
部に囲繞壁2を設けてなる主体3に、その上面開口を開
閉する蓋体4を蝶着してなる。主体3は、その囲繞壁2
の前壁21 が後壁22 より高く、左右側壁23 が前壁2
1 側から後壁22 に向かって徐々に低く、これによって
内部は後側から前側に徐々に深くなっている。
【0009】蓋体4は、その後側基端辺縁41 を上記囲
繞壁2の後壁22 の外面に縫着し、前側遊端42 を上記
囲繞壁2の前壁21 の外面に対向させ、その前側遊端4
2 の内面と前壁21 の外面とにベルベットファスナー等
の一対の係止片51 ,52 を止着している。この蓋体4
は、主体3の上面開口を緩やかに覆う余裕をもった大き
さを有し、上記係止片51 ,52 を係止した閉蓋状態と
したときにおいて上面が湾曲し、左右側壁23 との間に
空隙を形成するうよにしてある(図1,2)。もっと
も、この空隙を覆う垂下片43 を蓋体4の左右側辺に垂
設しておいてもよい。さらに、この蓋体4は、その内面
に複数のポケット6を区画形成し、かつ、外面には後側
基端辺縁71 を該蓋体4に縫着した抑え片7を重合し、
その前側遊端72 と対向する蓋体4外面部位とにベルベ
ットファスナー等の一対の係止片81,82 を止着して
いる。
【0010】91 ,92 は、同じくベルベットファスナ
ー等の一対の係止片である。一方の係止片91 は中空バ
ッグaの底板1の下面前側、すなわち上記前壁21に対
応する下面に縫着され、他方の係止片92 は自動車のイ
ンストルメントパネルbの天板部10に取外し自在に取
り付けられている。係止片92 は、基板11の上面に固
定的に縫着または接着するとともにその基板11の下面
に両面接着テープ12を重合接着しているもので、これ
を該両面接着テープ12により、自動車のインストルメ
ントパネルbの天板部10の所要位置、たとえば助手席
に対向する前側であって運転席寄りのところに取り付け
ている(図5,6)。
【0011】したがって、中空バッグaを、その底板1
の係止片91 を上記係止片92 に一致係止することによ
り、インストルメントパネルbの天板部10に取外し自
在に装着することができる。しかも、その装着によっ
て、中空バッグaが、インストルメントパネルbの天板
10のフロントガラス側最高位置10′よりさらに突出
することのないようにしてあり、したがって、運転席の
ドライバーや助手席同乗者の前方視界を遮ることがな
い。中空バッグaは、上記構成であるから、上記装着状
態において、蓋体4を開閉して携帯品その他の小物類を
適宜容易に出し入れすることができ、また、カード,伝
票のようなシート状の物は、抑え片7の間に差し込んで
おくことがきるものである。
【0012】さらに、中空バッグaは、上記のように皮
革,合成皮革または布地等の柔軟性材料を縫着して製作
し、金属材料を使用していないので、これをインストル
メントパネルbの天板部10の助手席に対向する位置に
装着しておくと、携帯品その他の小物類を収納している
かどうかに関係なく、急ブレーキをかけたときや追突さ
れたときにおいて、助手席同乗者が前のめりになった
り、手をついたりした場合に緩衝体として機能するの
で、安全のためにも役立つものである。
【0013】なお、中空バッグaは、それ自体を携帯使
用することもできること明らかであり、また、上記係止
片92 を、インストルメントパネルbの天板部10ある
いは後部座席の後方天板部に取り付けたままとしておく
か、中空バッグaを装着しないときに取り外しておくか
は任意である。
【0014】図7は、中空バッグの他の例を示すもの
で、この中空バッグa′は、上記中空バッグaに比べて
さらに横長の主体3′に合わせて、主蓋体4′と副蓋体
4″とを備え、それぞれにベルベットファスナー等の一
対の係止片91 ′,92 ′を取り付けていて、各別に開
閉できるようにし、抑え片7′は主蓋体4′にだけ取り
付けたことにおいて、上記中空バッグaと相違するがそ
の他の点は該中空バッグaと同じである。
【0015】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば次の効果を奏することができる。
【0016】中空バッグをインストルメントパネルの天
板部や後部座席の後方天板部に対して装着し、これに、
携帯品その他の小物類を収納できるので、特にインスト
ルメントパネル前面に収納部を備えていない場合の不便
を解消できる。その中空バッグは、上記のように装着し
てあるから自動車の走行中の振動や傾斜によっても天板
部上を移動するとか滑落することがない。また、中空バ
ッグをインストルメントパネルの天板部に装着している
ときにおいては、急ブレーキをかけたときや追突されて
ときにそれが助手席同乗者に対する緩衝体として役立
つ。さらに、中空バッグは、着脱自在に装着したもので
あるから、取り外して携帯使用できるのはもちろん、必
要に応じて上記天板部に装着使用すればよく、該天板部
の体裁等を気にする場合には取り外せばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】中空バッグをインストルメントパネルの天板部
に装着している状態の斜視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の中空バッグの開蓋状態の斜視図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】取り外した状態の中空バッグの下面とインスト
ルメントパネルの天板部を示す斜視図である。
【図6】一対の係止片の一例であるベルベットファスナ
ーの拡大断面図である。
【図7】中空バッグの他の例の斜視図である。
【符号の説明】
a 中空バッグ b インストルメントパネル 1 底板 2 囲繞壁 21 前壁 22 後壁 23 左右側壁 3 主体 4 蓋体 41 後側基端 42 前側遊端 43 垂下片 51 ,52 一対の係止片 6 ポケット 7 抑え片 71 後側基端 72 前側遊端 81 ,82 一対の係止片 91 ,92 一対の係止片 10 天板部 10′ 天板部のフロントガラス側最高位置 11 基板 12 両面接着テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯品や小物類を収納する中空バッグを、
    インストルメントパネルの天板部または後部座席の後方
    天板部に対して着脱自在に装着してなることを特徴とす
    る自動車。
  2. 【請求項2】中空バッグを、ベルベットファスナー等の
    一対の係止片により、上記天板部に着脱自在に装着して
    なることを特徴とする請求項1記載の自動車。
  3. 【請求項3】中空バッグを、皮革,合成皮革または布地
    等の柔軟性材料により、しかも、横長な底板の周縁部に
    囲繞壁を設けてなる主体に、その上面開口を開閉する蓋
    体を蝶着してなるた偏平なものに形成してなることを特
    徴とする請求項1または2記載の自動車。
  4. 【請求項4】中空バッグを、インストルメントパネルの
    天板のフロントガラス側最高位置よりさらに突出するこ
    とのない状態において、上記天板部に装着してなること
    を特徴とする請求項1,2または3記載の自動車。
  5. 【請求項5】ベルベットファスナー等の一対の係止片の
    一方が中空バッグに縫着し、他方が、インストルメント
    パネルの天板部または後部座席の後方天板部に取外し自
    在に取り付けられていることを特徴とする請求項2,3
    または4記載の自動車。
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Cited By (2)

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