JPH07164319A - 砥石の周面状態判定装置 - Google Patents

砥石の周面状態判定装置

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JPH07164319A
JPH07164319A JP5342897A JP34289793A JPH07164319A JP H07164319 A JPH07164319 A JP H07164319A JP 5342897 A JP5342897 A JP 5342897A JP 34289793 A JP34289793 A JP 34289793A JP H07164319 A JPH07164319 A JP H07164319A
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徹 徳岡
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裕 樗木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 砥石の横断面の径が変化する回転体形状の砥
石周面のくぼみの有無を判定することができる周面状態
判定装置を提供する。 【構成】 ドレッサ移動機構2はドレッサ1を砥石の正
規の周面形状に沿って砥石の回転軸方向に移動させる。
AEセンサ3は上記ドレッサ1と上記砥石周面の接触に
伴って発生する超音波振動を検出する。スレショルドレ
ベル供給回路7は上記ドレッサ1と砥石との接触部が砥
石の回転軸方向に移行するのに伴いこの接触部での砥石
の横断面の径に応じて変化するスレショルドレベルを供
給する。比較回路8は整流平滑されたセンサ信号を上記
スレショルドレベルと比較する。時間測定回路9は、セ
ンサ信号がスレショルドレベルを超えていることを表す
比較信号の出力時間を測定する。時間比較回路10はこ
の測定時間を所定時間と比較して砥石の周面状態が正常
か否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砥石の周面状態が正常
か否かを判定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】砥石の周面状態を確認しながらドレッサ
により円筒形状の砥石周面の整形を行う方法が特開平6
3ー265106号公報に開示されている。この公報で
の砥石の周面状態の判定は、ドレッサにより上記砥石を
ドレッシング中に発生する超音波振動を検出する超音波
センサと、この超音波センサの出力レベルを所定スレシ
ョルドレベルと比較する比較手段と、比較手段の結果か
ら砥石周面状態の判定を行う判定手段と、により達成さ
れる。円筒形状の砥石の横断面の径は一定であり、しか
も砥石は等速回転されるので砥石周面での周速は一定で
ある。くぼみ等のない正常な砥石の周面状態であれば、
ドレッシング時、上記一定周速に比例した超音波振動が
発生するので、この超音波振動による超音波センサの出
力も砥石周面全域で略一定値である。この一定値よりも
所定レベル低くスレショルドレベルが設定される。上記
比較手段ではこのスレショルドレベルを実際の超音波セ
ンサの出力と比較する。この超音波センサの出力が砥石
周面全域で上記スレショルドレベルを超える場合、上記
判定手段により砥石の周面状態はくぼみのない正常な周
面と判定される。砥石周面にくぼみがある場合、超音波
センサ出力がこのくぼみの部分で低下し上記スレショル
ドレベルを下回る。この場合、上記判定手段によりくぼ
みと判定する。そして、上記判定手段によりくぼみのな
い正常な周面と判定されるまで、ドレッシングを繰り返
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、円錐形状の
砥石をドレッシングする場合、この円錐形状の砥石の横
断面の径が大きくなるに従って砥石周面の周速が増加
し、それに伴って超音波振動も増大し、上記超音波セン
サの出力レベルは1次関数的に増加する。このように、
円錐形状の砥石では、くぼみのない正常な周面状態であ
っても超音波センサ出力が変化するので、上記公報のよ
うに一定のスレショルドレベルを用いて超音波センサ出
力と比較してもくぼみの判定はできない。例えば、横断
面の径が小さい部位の整形時に発生する超音波センサ出
力を基準にしてこれより所定量低いレベルをスレショル
ドレベルとした場合、横断面の径が大きい部位の整形時
に発生する超音波センサ出力はくぼみがあってもスレシ
ョルドレベルを超えてしまうからである。また、横断面
の径が大きい部位の整形時に発生する超音波センサ出力
を基準にしてこれより所定量低いレベルをスレショルド
レベルとした場合、横断面の径が小さい部位の整形時に
は発生する超音波センサ出力はくぼみがなくてもスレシ
ョルドレベルを下回ってしまうからである。上記のよう
にくぼみを検出できないので、このくぼみを完全に解消
しようとすれば必要以上に砥石周面を削り過ぎ、削り量
を抑制すれば削り不足でくぼみが残されてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の要旨
は、回転体形状をなしその横断面の径が回転軸に沿って
変化する砥石が、正常な周面状態を有しているか否かを
判定する砥石の周面状態判定装置において、ドレッサ
と、ドレッサを砥石の正規の周面形状に沿って砥石の回
転軸方向に相対的に移動させる移動手段と、上記ドレッ
サと上記砥石周面の接触に伴って発生する超音波振動を
検出する超音波センサと、上記ドレッサと砥石との接触
部が砥石の回転軸方向に移行するのに伴い砥石の横断面
の径に応じて変化するスレショルドレベルを供給するス
レショルドレベル供給手段と、上記超音波センサからの
出力を上記接触部に対応するスレショルドレベルと比較
する比較手段と、上記比較結果に基づいて砥石の周面状
態が正常か否かを判定する判定手段と、を有することを
特徴とする砥石の周面状態判定装置にある。請求項2の
発明において、上記スレショルドレベル供給手段は、ド
レッサが砥石の正規の周面形状に沿って移動する時の超
音波センサの実際の出力の基づき正常周面状態での正常
出力レベルを予め求めておき、この正常出力レベルより
所定量低いレベルをスレショルドレベルとして供給する
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】請求項1の発明では、ドレッサと砥石周面の接
触に伴って発生する超音波振動を超音波センサにより検
出し、ドレッサと砥石との接触部が砥石の回転軸方向に
移行するのに伴い砥石の横断面の径に応じて変化するス
レショルドレベルを供給し、上記超音波センサからの出
力を上記接触部に対応するスレショルドレベルと比較
し、この比較結果に基づいて砥石の周面状態が正常か否
かを判定する。このように砥石の横断面の径に応じてス
レショルドレベルを供給するので横断面の径の変化する
回転体形状の砥石でもその周面状態を正しく判定でき
る。請求項2の発明では、超音波センサの実際の出力に
基づき正常出力レベルを予め求め、この正常出力レベル
より所定量低いレベルをスレショルドレベルとして供給
する。これにより、回転体形状の砥石に対しても適切な
スレショルドレベルを供給できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は砥石の周面状態判定装置の構成を示すブ
ロック図である。砥石の周面状態判定装置は、ドレッサ
1と、ドレッサ1を砥石の正規の周面形状に沿って砥石
の回転軸方向に相対的に移動させるドレッサ移動機構2
(移動手段)と、ドレッサ1と上記砥石の周面の接触に
伴って発生する超音波振動を検出するAEセンサ3(超
音波センサ)と、このAEセンサ3からの検出信号を増
幅する増幅回路4と、さらにこの増幅された信号を整流
平滑する整流平滑回路5と、整流平滑された信号から砥
石とドレッサ1の接触を検出する接触検出回路6と、ス
レショルドレベルを供給するスレショルドレベル供給回
路7(スレショルドレベル供給手段)と、上記AEセン
サ3からの出力がスレショルドレベル以上のときハイレ
ベルの比較信号を出力するレベル比較回路8(比較手
段)と、レベル比較回路8より入力されたハイレベルの
比較信号の継続時間を測定する時間測定回路9と、時間
測定回路9により測定された継続時間が所定時間以上の
時、終了信号を出力する時間比較回路10(判定手段)
と、時間比較回路10からの終了信号を受けるまで上記
のようにドレッサ移動機構2を駆動させる制御回路11
と、を備えている。
【0007】図2は上記砥石の周面状態判定装置のドレ
ッサ1が砥石20をドレッシングする方法を説明するた
めの説明図である。ドレッサ1は、ハウジング40と、
ハウジング40内に収容されたAEセンサ3と、ハウジ
ング40から突出するドレッサ軸41と、ドレッサ軸4
1に固定された円盤形状の研削部42と、を有してい
る。上記砥石20は円錐形状(回転体形状)を有してお
り、その周面にはCBN(Cubic Boron N
itride)やダイヤモンド等の砥粒が固定されてい
る。砥石20の周面と回転軸20aとのなす角は図にお
いてθで表されている。図2に示すように、ドレッサ移
動機構2はドレッサ軸41が上記回転軸20aと角θを
なしたままドレッサ1をある程度まで砥石20に接近さ
せた後で、a、b、c、d方向への移動で構成されるサ
イクルを繰り返す。まず所定量だけa方向(砥石20の
周面と直交し砥石20に接近する方向)にドレッサ1を
送る。次に砥石20の周面に平行なb方向に砥石20の
先端から基端に向かって等速度で送り、砥石20の基端
に達すると、a方向と逆のc方向に送り、b方向と逆の
d方向に送る。a方向の送りの方がc方向の送りより1
μm大きいので、上記サイクルを繰り返す内にドレッサ
1と砥石20は接触し、ドレッシングが実行される。そ
して、接触後、1サイクルで1μmずつ深く砥石20の
周面をドレッシングする(以下の説明において接触後の
サイクルをドレッシングサイクルと呼ぶ)。なお、この
ドレッシングに際して、砥石20は回転軸20aを中心
として高速回転されており、研削部42も低速回転され
ている。
【0008】図1を参照しながら本発明の砥石の周面状
態判定装置の作用について詳しく説明する。図3(a)
に示すようにドレッサ1と砥石20が接触して上記ドレ
ッシングサイクルが開始されると、図1に示すように接
触により発生する超音波振動をAEセンサ3が検出し、
この検出信号は増幅、整流平滑される。この整流平滑され
た信号は接触検出回路6に入力され、接触検出回路6で
接触判定レベル以上と判定されると接触信号が制御回路
11に入力される。この接触信号に応じて制御回路11
からスレショルドレベル供給回路7へスレショルドレベ
ル設定を指令する指令信号を出力する。この指令信号に
よりスレショルドレベル供給回路7は整流平滑回路5よ
り整流平滑信号を入力し、これに基づいて後述するスレ
ショルドレベルを設定する。図3(a)のようにドレッ
シングが実行されている時の整流平滑信号を図3(b)
の実線で示す。このように整流平滑された信号は接触部
での砥石20の横断面の径Dに略比例する。このように
横断面の径Dに応じて整流平滑信号が変化するのに応じ
てスレショルドレベル供給回路7は図3(b)の点線で
示されるスレショルドレベルを設定する。このスレショ
ルドレベルの設定方法は種々あるが、本実施例では入力
された整流平滑信号を所定時間間隔で多数回記憶し、こ
の記憶値から周知の最小2乗法により正常出力レベルI
L(一点鎖線で示される)を演算し、この正常出力レベ
ルILより数dB低いレベルをスレショルドレベルTL
として設定する。このように設定されたスレショルドレ
ベルTLは砥石20の接触部での横断面の径Dに対応す
る1次関数になる。このスレショルドレベルTLは、時
間(ドレッサ1のb方向移動開始からの経過時間)の1
次関数として、スレショルドレベル供給回路7に記憶さ
れる。
【0009】上述したドレッシングサイクルが繰り返さ
れ最初の接触から4サイクルを終了すると5サイクル目
のドレッシングが開始される。この時、制御回路11が
レベル比較回路8にレベル比較を指令する。レベル比較
回路8には、上記接触によって生じた整流平滑信号が入
力されるとともに、スレショルドレベル供給回路7から
ドレッサ1のb方向移動開始からの経過時間に対応した
スレショルドレベルTL(すなわち、接触部での砥石2
0の横断面径Dに対応するスレショルドレベル)が入力
される。図3cはドレッサ1が上記b方向へ移動してい
る期間において、レベル比較回路8から時間測定回路9
に出力される比較信号を示している。この比較信号は次
の時間測定回路9でそのハイレベルの比較信号の出力時
間だけを積算して積算時間信号を出力する。この積算時
間信号は時間比較回路10に入力され所定時間T以上か
否か判断する。ここで、所定時間Tは砥石20の周面上
の移動距離をドレッサ1のb方向での送り速度で割った
時間より許容誤差分だけ短い時間とする。
【0010】従って、図3(a)のように砥石20の周
面にくぼみや砥石の先端の欠けがない正常な周面状態で
ドレッシングが完了した場合、図3(c)のように比較
信号がハイレベルとなる時間は所定時間T以上となる。
この時、時間比較回路10は制御回路11に終了信号
(周面状態が正常であるとの判定信号)を出力する。こ
の終了信号が制御回路11に入力されると制御回路11
はドレッサ移動機構2を停止させる。
【0011】図4(a)に示すように砥石20の周面に
くぼみがある場合(図において誇張して示す)、図4
(b)に示す整流平滑信号がレベル比較回路8に入力さ
れる。上記くぼみに対応する整流平滑信号は上記スレシ
ョルドレベルTLより低いため、図4(c)に示すよう
にレベル比較回路8ではこのくぼみに対応する期間はロ
ーレベルの比較信号を出力する。このため、時間比較回
路10で比較信号のハイレベルの積算時間が所定時間T
より小さいと判断され、時間比較回路10は制御回路1
1にドレッシング継続信号(周面状態が正常でないとの
判定信号)を出力する。制御回路11はドレッシング継
続信号を受けてドレッサ移動機構2を駆動し、ドレッシ
ングサイクルを継続させる。
【0012】また、図5(a)に示すように砥石20の
先端が欠けている場合、ドレッサ1は砥石先端に接触で
きずその時間分だけ積算時間信号が所定時間Tより小さ
い。この場合、図5(b)に示すように、ドレッシング
初期に出力されるはずの整流平滑信号が出力されない。
上記先端欠きに対応するドレッシング初期の整流平滑信
号は上記スレショルドレベルTLより小さいため、レベ
ル比較回路8では先端欠きに対応する期間は上記ローレ
ベルの比較信号を次の時間測定回路9に出力する。時間
測定回路9はハイレベルの比較信号の出力時間だけを積
算するから上記先端欠きに相当するローレベルの比較信
号の出力時間は積算されず、図5(c)示すように積算
時間はその先端欠きに相当する時間だけ砥石先端に欠け
のないものと比べて短かくなり、時間比較回路10で所
定時間Tより小さいと判断され、、時間比較回路10か
ら制御回路11にドレッシング継続信号が出力される。
なお、本実施例では、ハイレベルの比較信号の積算時間
を所定時間Tと比較することにより砥石20の周面状態
の良否を判断しているため、くぼみと先端欠きの区別が
できない。先端欠きの場合、ドレッシングを繰り返して
も先端欠きは解消されない。従って、制御回路11は、
所定回数のドレッシングサイクルを実行した後で、ドレ
ッサ移動機構2を停止させるのが好ましい。
【0013】なお、本発明は上記実施例に制約されず種
々の様態が可能である。例えば、スレショルドレベル供
給回路は、上記実施例のように実際のセンサ出力に基づ
いてスレショルドレベルを決めるのではなく、時間に応
じて一次関数的に変化するスレショルドレベルをマップ
として記憶していてもよい。この場合も、スレショルド
レベルは接触部における砥石横断面径に応じて一次関数
的に変化する。また、スレショルドレベル供給回路はス
レショルドレベルをドレッサの位置の一次関数として記
憶してもよい。この場合にはドレッサ位置検出手段が必
要でありドレッシングサイクルにおいてドレッサ位置信
号をスレショルドレベル供給回路に供給しなければなら
ない。砥石は円錐形状である必要はなく、他の回転体形
状であってもよい。また、判定手段は比較信号のハイレ
ベルの出力時間を測定するのではなく、所定時間におい
て比較信号を監視し、この比較信号が一度でもローレベ
ルであれば周面状態が正常でないと判定してもよい。ま
た、判定手段は比較信号のローレベルが表れる時期に基
づいてくぼみと先端欠きを区別してもよい。
【0014】
【発明の効果】上述したように、請求項1の砥石の周面
状態判定装置は、砥石の横断面の径に応じて変化するス
レショルドレベルを用いることにより、横断面の径が変
化する回転体形状の砥石の周面状態、例えば、くぼみの
有無を正確に判定することができる。請求項2では、実
際の超音波センサの出力に基づいて、容易に適切なスレ
ショルドレベルを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】円錐形状の砥石をドレッシングする際の移動軌
跡を説明する側面図である。
【図3】正常な円錐形状の砥石をドレッシングする場合
について説明するものであり、(a)は砥石とドレッサ
との位置関係を示す図である。(b)は整流平滑信号と
スレショルドレベルの関係を示す図である。(c)は比
較信号を示す図である。
【図4】周面にくぼみのある円錐形状の砥石20をドレ
ッシングする場合について説明するものであり、(a)
はくぼみのある砥石とドレッサとの位置関係を示す図で
ある。(b)は整流平滑信号とそのスレショルドレベル
の関係を示す図である。(c)は比較信号を示す図であ
る。
【図5】先端に欠けがある円錐形状の砥石をドレッシン
グする場合について説明するものであり、(a)は先端
が欠けている砥石とドレッサとの位置関係を示す図であ
る。(b)は整流平滑信号とそのスレショルドレベルの
関係を示す図である。(c)は比較信号を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ドレッサ 2 ドレッサ移動機構(移動手段) 3 AEセンサ(超音波センサ) 7 スレショルドレベル供給回路(スレショルドレベル
供給手段) 8 レベル比較回路(比較手段) 10 時間比較回路(判定手段) 11 制御回路 20 砥石 20a 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樗木 裕 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ゼクセル東松山工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体形状をなしその横断面の径が回転軸
    に沿って変化する砥石が、正常な周面状態を有している
    か否かを判定する砥石の周面状態判定装置において、
    (イ)ドレッサと、(ロ)ドレッサを砥石の正規の周面
    形状に沿って砥石の回転軸方向に相対的に移動させる移
    動手段と、(ハ)上記ドレッサと上記砥石周面の接触に
    伴って発生する超音波振動を検出する超音波センサと、
    (ニ)上記ドレッサと砥石との接触部が砥石の回転軸方
    向に移行するのに伴いこの接触部での砥石の横断面の径
    に応じて変化するスレショルドレベルを供給するスレシ
    ョルドレベル供給手段と、(ホ)上記超音波センサから
    の出力を上記スレショルドレベルと比較する比較手段
    と、(ヘ)上記比較結果に基づいて砥石の周面状態が正
    常か否かを判定する判定手段と、を有することを特徴と
    する砥石の周面状態判定装置。
  2. 【請求項2】上記スレショルドレベル供給手段は、ドレ
    ッサが砥石の正規の周面形状に沿って移動する時の超音
    波センサの実際の出力に基づき正常周面状態での正常出
    力レベルを予め求めておき、この正常出力レベルより所
    定量低いレベルをスレショルドレベルとして供給するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の砥石の周面状態判定装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0808693A1 (de) * 1996-05-24 1997-11-26 ERNST WINTER & SOHN Diamantwerkzeuge GmbH & Co. Verfahren und Vorrichtung zum Bearbeiten eines ringförmigen CBN. oder Diamantbelags von Schleifscheiben
JP2009255250A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Tokyo Seimitsu Co Ltd 砥石成形状態判定装置及び砥石成形状態判定方法
JP2010253623A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Jtekt Corp 砥石成形方法
CN102343550A (zh) * 2010-07-27 2012-02-08 株式会社捷太格特 磨削方法以及磨床

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