JPH0716382A - ミシンの糸切り方法 - Google Patents

ミシンの糸切り方法

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Publication number
JPH0716382A
JPH0716382A JP16129193A JP16129193A JPH0716382A JP H0716382 A JPH0716382 A JP H0716382A JP 16129193 A JP16129193 A JP 16129193A JP 16129193 A JP16129193 A JP 16129193A JP H0716382 A JPH0716382 A JP H0716382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
cutting
thread cutting
main motor
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16129193A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Wada
文夫 和田
Nobuyoshi Kawate
宣佳 川手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
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Publication of JPH0716382A publication Critical patent/JPH0716382A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 糸切り動作中異常が発生したとき糸切り状態
を解除し糸切り装置に関係する機構を保護する。 【構成】 糸切り時糸切りスイッチがオンにされ、メイ
ンモータ、糸切りステッピングモータが起動されて糸切
りメスが作動される。メインモータが主軸位置25°ま
で回転されると糸切りが終了する。ここでメインモータ
が停止され、糸切りステッピングモータは、スタンバイ
位置に復帰され、糸切りシーケンスが終了する。一方、
ステッピングモータが糸切り位置に回動中あるいは回動
してメインモータが主軸位置25°に回転するまでにメ
インモータが停止した場合(S5)には糸切り動作を中
止してステッピングモータをスタンバイ位置に復帰さ
せ、糸切り動作を途中で中断して糸切り装置の保護をは
かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンの糸切り方法、
更に詳細には、ステッピングモータまたはソレノイド等
のアクチュエータをスタンバイ位置から糸切り位置に移
動しメインモータを所定位置まで回転させることにより
糸切りメスを作動させて糸切りを行なった後、糸切りア
クチュエータをスタンバイ位置に復帰させるミシンの糸
切り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、糸切りステッピングモータを用い
て糸切りを行なうミシンにおいては、糸切りは次のよう
にして行なわれている。まず、糸切り時糸切りスイッチ
がオンにされ、メインモータが起動される。このとき糸
切りステッピングモータは、スタンバイ位置(横送り停
止位置)から糸切りメスを解除させる糸切り位置へ回動
される。解除された糸切メスはメインモータの回転、す
なわち主軸の回転とリンクされて糸切り動作に入り、メ
インモータが主軸位置25°まで回転されると糸切りが
終了する。ここでメインモータが停止され、糸切りステ
ッピングモータは、スタンバイ位置に復帰され、糸切り
シーケンスが終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような正
常な糸切動作では問題はないが、主軸位相25°を検知
する前に、モータロック、糸巻軸ON等の状態が生じた
場合、これらの要因により、主軸位相25°以前にミシ
ンのメインモータは停止してしまう。このため糸切りス
テッピングモータはスタンバイ位置に復帰するタイミン
グを得ることができず、糸切り動作状態のままとなる、
という問題が発生する。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、糸切り動作中異常が発生したとき
糸切り状態を解除し糸切り途中であっても糸切りステッ
ピングモータを復帰させるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決するために、アクチュエータをスタンバイ位置から糸
切り位置に移動しメインモータを所定位置まで回転させ
ることにより糸切りメスを作動させて糸切りを行なった
後、糸切りアクチュエータをスタンバイ位置に復帰させ
るミシンの糸切り方法において、アクチュエータが糸切
り位置に回動中あるいは回動してメインモータが前記所
定位置に回転するまでにメインモータが停止した場合に
は糸切り動作を中止してアクチュエータをスタンバイ位
置に復帰させる構成を採用した。
【0006】
【作用】通常糸切り動作の終了は主軸の位相が25°と
なるのを検出することにより終結されるが、本発明で
は、糸切りのためステッピングモータまたはソレノイド
等のアクチュエータ移動中または糸切り位置保持中、何
らかの条件(モータロック、糸巻機構作動等)でメイン
モータが停止し主軸の回転が停止した場合、糸切り動作
が中止され、ステッピングモータがスタンバイ位置に復
帰される。このように、メインモータの停止検出手段を
用いることにより糸切り動作を途中で中断することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき本発明を詳
細に説明する。
【0008】図1には、本発明が適用されるミシンの制
御装置1が図示されている。制御装置1は、マイコン、
ROM、RAM、I/Oポート等から構成され、全体の
制御を司る。この制御装置1には、糸切りスイッチ2か
ら糸切り信号が入力される。また、制御装置1は不図示
の種々の入力信号に従ってメインモータ3を駆動し主
軸、下軸等を駆動して所定の縫製を行なう。この主軸の
位置は主軸検出器4に検出され、例えば主軸の位相が検
出される。更に、制御装置には糸切りステッピングモー
タ5が接続されており、糸切りスイッチ2が操作された
とき、このステッピングモータ5は、スタンバイ位置M
1から糸切り位置M2に移動し、糸切り動作を行なう。
【0009】このような構成において、図2のステップ
S1に示したように、操作者は糸切りスイッチ2を操作
することにより糸切りを開始する。それによりステップ
S2でメインモータ3が起動され、ステップS3におい
て、糸切りステッピングモータ(STM)がスタンバイ
位置M1から糸切り位置M2に回動し、糸切りメスが作動
し糸切りが行なわれる。このステップS3における機械
的な部材の動きが図3(A)、(B)に図示されてい
る。
【0010】図3において、糸切り時ステッピングモー
タの糸切り位置M2への移動に従い作動リンク22がA
方向に移動される。このときメス作動板20が支点軸2
1を中心に回転する。これにより、メス作動板20の保
持部20aからコロ17bが外れ、付勢手段の付勢力に
より糸切りリンク17が支点軸18を中心に図3(A)
中時計方向に回転し、コロ17aが糸切りカム19のカ
ム面に当接する。また前述のメス作動板20の回転によ
り突起部20bが移動すると、これに従動してルーパ接
触子23が支点軸23cを中心に回転し、他端部23b
が図3中、C方向へ移動する。これにより、係止部24
cにて前記ルーパ接触子23に当接している糸切りルー
パ24が付勢手段により軸25、26を中心に回転し、
押圧部24aが下降する。この状態で、糸切り信号など
により主軸と連動する下軸34が回転すると、ミシン針
を通る上糸を外釜28が捕捉して上糸X1を引き出す。
その時上糸X1,X2はその中間部を前記押圧部24aに
て押し下げられて図3(B)に示すように垂直に近い状
態で保持される。
【0011】また、コロ17aが糸切りカム19のカム
面に沿って移動し、糸切りリンク17が回動中心軸18
を中心に往復移動を行なう。この糸切りリンク17の往
復動作により、糸切りメスリンク16を介して連結され
たメス取付台13が回動中心軸14を中心に往復回転移
動を行う。これに伴って糸切りメス15も図3(A)に
示す実線位置と2点鎖線に示す位置との間を回動中心軸
14を中心に往復回転移動する。このとき、糸X1,X2
は押圧部24によって押圧され、針穴11aから垂直に
近い状態で保持されているため、糸切りメス15の水平
移動経路は糸X1、X2を横切ることとなり、これによっ
て確実に糸は糸切りメス15の捕捉部15aにて捕捉さ
れ、固定メスとの間で切断される。
【0012】上述した糸切りは、通常主軸(下軸)の2
5°の位相で終結するので、図2のステップS4におい
てその位相に対応する回転に達したかが判断される。達
した場合には、ステップS6においてメインモータ3を
停止し、ステップS7で糸切りステッピングモータ5を
スタンバイ位置M1に復帰しステップS8で糸切りを終
了する。
【0013】このように、正常な糸切りシーケンスで
は、糸切りスイッチが作動されると、メインモータ、糸
切りステッピングモータが駆動され、糸切りメスがメイ
ンモータの回転、すなわち主軸(下軸)の回転とリンク
され、主軸位置25°まで回転されたとき、糸切りが終
了して、その後メインモータが停止され、糸切りステッ
ピングモータがスタンバイ位置に復帰される。
【0014】一方、糸切り動作中、例えば、異常動作
(モータロック等、機構又は安全上、動作途中でメイン
モータを即停止せざるを得ないとき)、機構的問題(糸
巻軸ON等、マイコンシーケンスにかかわりなく機構的
に状態が移動するもの)によりメインモータが停止して
しまう場合がある。このような場合には、主軸25°の
位相を検出する前であっても、メインモータ3を停止し
(ステップS5)、ステップS7に進んで糸切りステッ
ピングモータをスタンバイ位置に退避させる。このよう
に、異常時には、糸切り途中状態であっても糸切りステ
ッピングモータ5は、退避位置に復帰される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ステ
ッピングモータまたはソレノイド等のアクチュエータが
糸切り位置に移動中あるいは回動してメインモータが前
記所定位置に回転するまでにメインモータが停止した場
合には糸切り動作を中止してアクチュエータをスタンバ
イ位置に復帰させるようにしているので、糸切りが動作
が途中で中断された時、すみやかに糸切り状態が解除さ
れ、糸切り中断後次になすべき最適な状態に移行できる
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミシンの制御の構成を示すブロック図である。
【図2】糸切り動作の流れを示すフローチャート図であ
る。
【図3】(A)は糸切り時の機械部品の動作を示す平面
図、(B)はその側面図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 糸切りスイッチ 3 メインモータ 4 主軸検出器 5 糸切りステッピングモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータをスタンバイ位置から糸
    切り位置に移動しメインモータを所定位置まで回転させ
    ることにより糸切りメスを作動させて糸切りを行なった
    後、糸切りアクチュエータをスタンバイ位置に復帰させ
    るミシンの糸切り方法において、 アクチュエータが糸切り位置に回動中あるいは回動して
    メインモータが前記所定位置に回転するまでにメインモ
    ータが停止した場合には糸切り動作を中止してアクチュ
    エータをスタンバイ位置に復帰させることを特徴とする
    ミシンの糸切り方法。
JP16129193A 1993-06-30 1993-06-30 ミシンの糸切り方法 Pending JPH0716382A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16129193A JPH0716382A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ミシンの糸切り方法

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JP16129193A JPH0716382A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ミシンの糸切り方法

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JPH0716382A true JPH0716382A (ja) 1995-01-20

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JP16129193A Pending JPH0716382A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ミシンの糸切り方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086598A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Juki Corp ミシンの糸切断装置
JP2008086596A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Juki Corp ミシンの糸切断装置
CN103215773A (zh) * 2013-04-19 2013-07-24 新杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫机上的手动剪线开关结构

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