JPS6140295Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6140295Y2 JPS6140295Y2 JP1984063313U JP6331384U JPS6140295Y2 JP S6140295 Y2 JPS6140295 Y2 JP S6140295Y2 JP 1984063313 U JP1984063313 U JP 1984063313U JP 6331384 U JP6331384 U JP 6331384U JP S6140295 Y2 JPS6140295 Y2 JP S6140295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- motor
- switch
- thread trimming
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009966 trimming Methods 0.000 claims description 43
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 32
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、ミシンの糸切り装置、特に安全な
糸切り操作を行なえるようにしたミシンの糸切り
装置に関する。
糸切り操作を行なえるようにしたミシンの糸切り
装置に関する。
従来、ミシンの糸切り装置はミシンの作動中に
誤つて糸切り動作を行なつた場合、縫製動作中に
同様に針棒動作が継続的に行なわれてしまい極め
て危険であるという欠点があつた。
誤つて糸切り動作を行なつた場合、縫製動作中に
同様に針棒動作が継続的に行なわれてしまい極め
て危険であるという欠点があつた。
このため本出願人は前記欠点を解決するものと
して特開昭54−83561号公報に示すものをすでに
提供している。
して特開昭54−83561号公報に示すものをすでに
提供している。
第1図および第2図は、この従来の糸切装置を
示す図である。図において、縫製動作中は電磁石
1が付勢されアマチユア2が右方へ牽引されて係
止体3とカム体4とが係合し、そのカム体4に挿
通固着した支持軸5の回動が阻止される。これに
より前記支持軸5の先端に固着した操作つまみ6
の回動も阻止される。また、縫製動作が終了する
と、電磁石1の付勢が解除されてアマチユア2は
ばね7の復元力によつて左方へ押し戻され、係止
体3とカム体4との係合状態は解除される。そし
て、上糸および下糸を切断する場合には、操作つ
まみ6を回動させて支持軸2およびカム体4を回
動させ、後述する糸切機構を作動させて糸切作業
を行なう。すなわち、カム体4を回動させること
により、作動レバー8がワイヤー9を左方へ牽引
し、連結レバー10を軸10aを中心に回動さ
せ、連結片11を右方に移動させる。連結片11
の移動により、さらに巻きばね12を介して作動
片13が右方へ移動し、ワイヤー14が右方へ牽
引される。このワイヤー14の移動に伴ない第2
図に示す糸切機構Aの作動体15は支軸16を中
心にばね16aに抗して時計方向に回動し、連動
体17の係合部17aと作動腕18の軸部18a
下部に設けたコロ18bとの係合が解除される。
これと同時に、従動体19がワイヤー14に従動
して右方へ後退し、作動軸20に突設した突起部
20aとの係合状態が解除される。そして、この
作動軸20は巻きばね21の作用により回動し、
係合体22が係合カム23のカム面と係合する。
これにより、ルーパー体24が弾性板25を変形
させながら回動し、釜26の切欠部26aに突部
24aが嵌入する。この後、モーター(図示せ
ず)が回動し、それに連動して糸切りカム27お
よび係合カム23が回動し、糸切りカム27のカ
ム面27aに係合している作動腕18のコロ18
bがカム面27aの切欠部27bに嵌入すると、
軸部18aにおいて、連結した連結体30は第2
図右方へ移動し、移動メス28を支軸29を中心
に反時計方向へ回動する。このとき釜26の外周
にかけわたつた針糸ループは釜26の外周より離
脱し、ルーパー体24の突部24aに係止されて
おり、移動する移動メス28の鋭角部28aによ
りボビン糸および針糸ループは外方へ押しのけら
れる。さらに、糸切りカム27が回動してコロ1
8bが再び切欠部27bからカム面27aに係合
すると、作動腕18は反時計方向に回動し、連結
体30を介して移動メス28を時計方向へ回動し
て復帰させ、この復帰時にフツク部28bにより
針糸ループおよびボビン糸を捕捉し、固定刃31
と刃部28cとの間で両糸を切断し、糸切り動作
を完了する。
示す図である。図において、縫製動作中は電磁石
1が付勢されアマチユア2が右方へ牽引されて係
止体3とカム体4とが係合し、そのカム体4に挿
通固着した支持軸5の回動が阻止される。これに
より前記支持軸5の先端に固着した操作つまみ6
の回動も阻止される。また、縫製動作が終了する
と、電磁石1の付勢が解除されてアマチユア2は
ばね7の復元力によつて左方へ押し戻され、係止
体3とカム体4との係合状態は解除される。そし
て、上糸および下糸を切断する場合には、操作つ
まみ6を回動させて支持軸2およびカム体4を回
動させ、後述する糸切機構を作動させて糸切作業
を行なう。すなわち、カム体4を回動させること
により、作動レバー8がワイヤー9を左方へ牽引
し、連結レバー10を軸10aを中心に回動さ
せ、連結片11を右方に移動させる。連結片11
の移動により、さらに巻きばね12を介して作動
片13が右方へ移動し、ワイヤー14が右方へ牽
引される。このワイヤー14の移動に伴ない第2
図に示す糸切機構Aの作動体15は支軸16を中
心にばね16aに抗して時計方向に回動し、連動
体17の係合部17aと作動腕18の軸部18a
下部に設けたコロ18bとの係合が解除される。
これと同時に、従動体19がワイヤー14に従動
して右方へ後退し、作動軸20に突設した突起部
20aとの係合状態が解除される。そして、この
作動軸20は巻きばね21の作用により回動し、
係合体22が係合カム23のカム面と係合する。
これにより、ルーパー体24が弾性板25を変形
させながら回動し、釜26の切欠部26aに突部
24aが嵌入する。この後、モーター(図示せ
ず)が回動し、それに連動して糸切りカム27お
よび係合カム23が回動し、糸切りカム27のカ
ム面27aに係合している作動腕18のコロ18
bがカム面27aの切欠部27bに嵌入すると、
軸部18aにおいて、連結した連結体30は第2
図右方へ移動し、移動メス28を支軸29を中心
に反時計方向へ回動する。このとき釜26の外周
にかけわたつた針糸ループは釜26の外周より離
脱し、ルーパー体24の突部24aに係止されて
おり、移動する移動メス28の鋭角部28aによ
りボビン糸および針糸ループは外方へ押しのけら
れる。さらに、糸切りカム27が回動してコロ1
8bが再び切欠部27bからカム面27aに係合
すると、作動腕18は反時計方向に回動し、連結
体30を介して移動メス28を時計方向へ回動し
て復帰させ、この復帰時にフツク部28bにより
針糸ループおよびボビン糸を捕捉し、固定刃31
と刃部28cとの間で両糸を切断し、糸切り動作
を完了する。
このように、従来のミシンの糸切り装置にあつ
ては、縫製動作中に、電磁石1を付勢し続けるこ
とによつて操作つまみ6の回動を阻止し、操作つ
まみ6の回動に関連して行なわれる糸切動作を防
止していたため、電源トランス等の電源容量が大
きくなると共に、電磁石1の発熱を防ぐために大
容量の電磁石を使わなければならず、ミシン全体
の構成が大型となり、コスト高になるという問題
点があつた。
ては、縫製動作中に、電磁石1を付勢し続けるこ
とによつて操作つまみ6の回動を阻止し、操作つ
まみ6の回動に関連して行なわれる糸切動作を防
止していたため、電源トランス等の電源容量が大
きくなると共に、電磁石1の発熱を防ぐために大
容量の電磁石を使わなければならず、ミシン全体
の構成が大型となり、コスト高になるという問題
点があつた。
この考案は前記問題点に着目して成されたもの
で、糸切操作手段の操作に応じて作動するスイツ
チと、このスイツチの作動に応じてモータを低速
回転させる制御手段と前記糸切操作手段の非操作
時にはモータの回動を上軸に伝達し、操作時には
伝達しないクラツチ機構とを備えたことにより、
安価かつ小型な構成で安全に糸切り作業を行なう
ことができるミシンの糸切り装置を提供すること
を目的とする。
で、糸切操作手段の操作に応じて作動するスイツ
チと、このスイツチの作動に応じてモータを低速
回転させる制御手段と前記糸切操作手段の非操作
時にはモータの回動を上軸に伝達し、操作時には
伝達しないクラツチ機構とを備えたことにより、
安価かつ小型な構成で安全に糸切り作業を行なう
ことができるミシンの糸切り装置を提供すること
を目的とする。
以下、この考案の一実施例を第3図ないし第9
図に基づいて説明する。なお、前記従来例と同一
もしくは相当部分には同一符号を付し、その説明
の詳細は省く。
図に基づいて説明する。なお、前記従来例と同一
もしくは相当部分には同一符号を付し、その説明
の詳細は省く。
図において、32は軸33の先端に固着した糸
切操作手段としての操作つまみ、34は軸33に
挿通固着したカムで、第4図a,bに示すように
小径部34aと大径部34bとが形成されてい
る。35a,35bは軸33に挿通固着した円板
状の押え棒43の作動部材45の回り止めを目的
とした2個のカムである。この2個のカム35
a,35bの間には、第5図に示すようなカム3
5cが軸33に挿通固着されている。さらに、カ
ム35bの後方には第6図に示すような2個の直
線部35d1,35d2を形成したカム35dが軸3
3に挿通固着されている。これら4個のカム35
a,35b,35c,35dには前記操作つまみ
32を回動させることにより、軸33と共に機枠
に対して回動可能となつている。36は軸37を
中心に回動するL字状のレバーで、1端36aが
カム34のカム面に接するようになつている。3
8はこのレバー36の他端36aに一端を固着し
た軸、39はこの軸38に挿通した作動部材で、
この作動部材39の突起部39aは周知の糸調子
ダイヤルに嵌合している。40は軸38に遊嵌し
たばねで、前記作動部材39の側面に一端が当接
している。41は同じく軸38の一端に挿通した
周知の糸調子皿で、カラー42を介して前記ばね
40が圧接しており、レバー36は常に反時計方
向の回動力を与えられている。43は下端に布押
え金(図示せず)を有する押え棒、44は押え棒
43に押圧力を与えるばね、45は押え棒43に
固定された連動部材で、一端が前記2枚のカム3
5a,35bの間に設けたカム35cの上方に位
置しており、操作つまみ32を反時計方向に回転
させることにより、押え棒43と共に上方へ移動
するようになつている。46は支軸47を中心に
回動可能に機枠へ取り付けた作動レバーで、上端
にワイヤ14の一端が連結されており、下端には
第2図に示す糸切り機構Aに接続されるワイヤ1
4の一端が接続されている。また、この作動レバ
ー46には突出部46aが形成されており、この
突出部46aは第6図に示すようにカム35aの
直線部35d1,35d2と当接するようになつてい
る。48は上端部に押圧板48aを有する連結レ
バーで、軸49を中心に回動可能に機枠へ取り付
けられ、前記押圧板48aには前記ワイヤ14の
他端が連結されている。50はこの連結レバー4
8の側面に軸51により回動可能に取り付けたL
字状のレバーで、前記押圧板48aの裏面に接す
るようになつている。52は軸53により回動可
能に取り付けたL字状の係止レバーである。この
係止レバー52は前記レバー50の下辺部50a
と係合する切欠部52aと係止部52bを備える
と共に、引張りばね54により時計方向の回動力
を与えられており、第7図に示すクラツチ機構B
と係合するようになつている。このクラツチ機構
Bにおいて55は上軸、56は前記上軸55に遊
嵌したプーリで、一般的なベルト(図示せず)を
介してモータと連結されて回動するようになつて
いる。57は前記上軸55の一端にねじ58によ
つて固着したはずみ車、59は前記プーリ56と
はずみ車57の一部に捲回したばねで、一端がは
ずみ車57に固定されている。60は前記ばね5
9の外側に遊挿したばね受けで、第7図に示すよ
うに係止レバー52の係合部52aと係合する突
出部50aを備えると共に前記ばね59の他端が
固定されている。そして、このばね59の巻き付
き摩擦力によつてプーリ56からはずみ車57に
回転力が伝達されるようになつている。S1は前記
レバー36の上端が接触することによりONする
マイクロスイツチ(一針スイツチ)、S2は前記押
圧板46aが接触することによりONするマイク
ロスイツチ(糸切スイツチ)である。
切操作手段としての操作つまみ、34は軸33に
挿通固着したカムで、第4図a,bに示すように
小径部34aと大径部34bとが形成されてい
る。35a,35bは軸33に挿通固着した円板
状の押え棒43の作動部材45の回り止めを目的
とした2個のカムである。この2個のカム35
a,35bの間には、第5図に示すようなカム3
5cが軸33に挿通固着されている。さらに、カ
ム35bの後方には第6図に示すような2個の直
線部35d1,35d2を形成したカム35dが軸3
3に挿通固着されている。これら4個のカム35
a,35b,35c,35dには前記操作つまみ
32を回動させることにより、軸33と共に機枠
に対して回動可能となつている。36は軸37を
中心に回動するL字状のレバーで、1端36aが
カム34のカム面に接するようになつている。3
8はこのレバー36の他端36aに一端を固着し
た軸、39はこの軸38に挿通した作動部材で、
この作動部材39の突起部39aは周知の糸調子
ダイヤルに嵌合している。40は軸38に遊嵌し
たばねで、前記作動部材39の側面に一端が当接
している。41は同じく軸38の一端に挿通した
周知の糸調子皿で、カラー42を介して前記ばね
40が圧接しており、レバー36は常に反時計方
向の回動力を与えられている。43は下端に布押
え金(図示せず)を有する押え棒、44は押え棒
43に押圧力を与えるばね、45は押え棒43に
固定された連動部材で、一端が前記2枚のカム3
5a,35bの間に設けたカム35cの上方に位
置しており、操作つまみ32を反時計方向に回転
させることにより、押え棒43と共に上方へ移動
するようになつている。46は支軸47を中心に
回動可能に機枠へ取り付けた作動レバーで、上端
にワイヤ14の一端が連結されており、下端には
第2図に示す糸切り機構Aに接続されるワイヤ1
4の一端が接続されている。また、この作動レバ
ー46には突出部46aが形成されており、この
突出部46aは第6図に示すようにカム35aの
直線部35d1,35d2と当接するようになつてい
る。48は上端部に押圧板48aを有する連結レ
バーで、軸49を中心に回動可能に機枠へ取り付
けられ、前記押圧板48aには前記ワイヤ14の
他端が連結されている。50はこの連結レバー4
8の側面に軸51により回動可能に取り付けたL
字状のレバーで、前記押圧板48aの裏面に接す
るようになつている。52は軸53により回動可
能に取り付けたL字状の係止レバーである。この
係止レバー52は前記レバー50の下辺部50a
と係合する切欠部52aと係止部52bを備える
と共に、引張りばね54により時計方向の回動力
を与えられており、第7図に示すクラツチ機構B
と係合するようになつている。このクラツチ機構
Bにおいて55は上軸、56は前記上軸55に遊
嵌したプーリで、一般的なベルト(図示せず)を
介してモータと連結されて回動するようになつて
いる。57は前記上軸55の一端にねじ58によ
つて固着したはずみ車、59は前記プーリ56と
はずみ車57の一部に捲回したばねで、一端がは
ずみ車57に固定されている。60は前記ばね5
9の外側に遊挿したばね受けで、第7図に示すよ
うに係止レバー52の係合部52aと係合する突
出部50aを備えると共に前記ばね59の他端が
固定されている。そして、このばね59の巻き付
き摩擦力によつてプーリ56からはずみ車57に
回転力が伝達されるようになつている。S1は前記
レバー36の上端が接触することによりONする
マイクロスイツチ(一針スイツチ)、S2は前記押
圧板46aが接触することによりONするマイク
ロスイツチ(糸切スイツチ)である。
第9図はこの実施例におけるミシンモータの制
御回路を示すブロツク図で、61は前記上軸55
に設けられた検出板の特定角度A゜でH(ハイレ
ベル)信号を出力する位置検出器、62はミシン
の起動・停止スイツチ、63は前記糸切スイツチ
S2の立上りを受けて一定時間H信号を保つモノス
テーブルマルチバイブレータ(M.S)、64は前
記一針スイツチS1の出力と糸切スイツチS2の出力
が共にH信号である時にH信号を出力するアンド
ゲート、65は前記一針スイツチS1の出力がH信
号であり、糸切スイツチS2の出力がL信号(ロウ
レベルの信号)であつた場合にH信号を出力する
アンドゲート、66は前記アンドゲート64およ
び位置検出器61からのH信号を受けて特定角A
゜より一定時間だけモータ67を回転させ続ける
信号を出力する定位置停止回路、68は前記ア
ンドゲート65および位置検出器61からのH信
号を受けてモータ65への電流を遮断する信号を
出力する定位置停止回路、69は前記一針スイ
ツチS1からのH信号を受けてモータ67を低速で
回転させる信号を出力する低速信号発生回路、7
0は前記定位置停止回路66、定位置停止回路
68、低速信号発生回路69、モノステーブル
マルチバイブレータ63およびモータ起動停止ス
イツチ62の出力に接続した制御手段としてのモ
ータ制御回路で、各出力に応じてモータ67の回
転数および起動・停止等の制御を行なうようにな
つている。1はモータ67に電源を供給するモー
タ駆動回路である。
御回路を示すブロツク図で、61は前記上軸55
に設けられた検出板の特定角度A゜でH(ハイレ
ベル)信号を出力する位置検出器、62はミシン
の起動・停止スイツチ、63は前記糸切スイツチ
S2の立上りを受けて一定時間H信号を保つモノス
テーブルマルチバイブレータ(M.S)、64は前
記一針スイツチS1の出力と糸切スイツチS2の出力
が共にH信号である時にH信号を出力するアンド
ゲート、65は前記一針スイツチS1の出力がH信
号であり、糸切スイツチS2の出力がL信号(ロウ
レベルの信号)であつた場合にH信号を出力する
アンドゲート、66は前記アンドゲート64およ
び位置検出器61からのH信号を受けて特定角A
゜より一定時間だけモータ67を回転させ続ける
信号を出力する定位置停止回路、68は前記ア
ンドゲート65および位置検出器61からのH信
号を受けてモータ65への電流を遮断する信号を
出力する定位置停止回路、69は前記一針スイ
ツチS1からのH信号を受けてモータ67を低速で
回転させる信号を出力する低速信号発生回路、7
0は前記定位置停止回路66、定位置停止回路
68、低速信号発生回路69、モノステーブル
マルチバイブレータ63およびモータ起動停止ス
イツチ62の出力に接続した制御手段としてのモ
ータ制御回路で、各出力に応じてモータ67の回
転数および起動・停止等の制御を行なうようにな
つている。1はモータ67に電源を供給するモー
タ駆動回路である。
以上の構成に基づき作用を説明する。
第2図に示すばね16aの弾性力により、作動
体15、ワイヤ14、連結レバー48、ワイヤ9
を介して作動レバー46は第6図に示すように時
計方向の回転力を常に得ており、カム35dの直
線部35d、と作動レバー46の突出部46aと
が接しているため、操作つまみ32の軸33は定
位置に保持され、操作つまみ32を略水平位置に
保つ。この時、レバー36の上端は一針スイツチ
S1より離開しており、この一針スイツチS1から出
力される信号はL信号となつている。さらに、連
結レバー48も第6図に示すように時計方向の回
転力を受けながら停止している。また、レバー5
0は引張りね54により反時計方向の回転力を得
て、連結レバー48の押圧板48aに接している
が、連結レバー48の時計方向の回転力が大とな
るようにばね16aを設定してあるので、この状
態では係止レバー52の係合部52aとばね受け
60の突出部60aとは開離している。さらに、
連結レバー48の押圧板48aは糸切スイツチS2
より離開しているため、この糸切スイツチS2から
出力される信号もL信号となつている。
体15、ワイヤ14、連結レバー48、ワイヤ9
を介して作動レバー46は第6図に示すように時
計方向の回転力を常に得ており、カム35dの直
線部35d、と作動レバー46の突出部46aと
が接しているため、操作つまみ32の軸33は定
位置に保持され、操作つまみ32を略水平位置に
保つ。この時、レバー36の上端は一針スイツチ
S1より離開しており、この一針スイツチS1から出
力される信号はL信号となつている。さらに、連
結レバー48も第6図に示すように時計方向の回
転力を受けながら停止している。また、レバー5
0は引張りね54により反時計方向の回転力を得
て、連結レバー48の押圧板48aに接している
が、連結レバー48の時計方向の回転力が大とな
るようにばね16aを設定してあるので、この状
態では係止レバー52の係合部52aとばね受け
60の突出部60aとは開離している。さらに、
連結レバー48の押圧板48aは糸切スイツチS2
より離開しているため、この糸切スイツチS2から
出力される信号もL信号となつている。
この後、作業者が糸切り操作を行なうために、
操作つまみ32を時計方向に回転させると、その
回転に伴ないカム35a,35b,35c,35
dが時計方向に回転し、第6図bに示すようにカ
ム35dの直線部35d2が作動レバー46の突出
部46aに接し、作動レバー46はばね16aの
引張力に抗して反時計方向に回転する。この時、
カム34も時計方向に回転し、このカム34の小
径部34aから大径部34bにレバー36の先端
36aが接して、レバー36が第4図bの状態で
回転し、一針スイツチS1をONする。従つて一針
スイツチS1から出力される信号はL信号からH信
号に変化する。なお、この時の連結レバー48の
位置は第6図bのイの状態になつている。また、
これと同時に、レバー50も反時計方向に回転を
始めるが、この状態では、まだばね受け60の突
出部60aと係止レバー52の係合部52bとは
係合しない。
操作つまみ32を時計方向に回転させると、その
回転に伴ないカム35a,35b,35c,35
dが時計方向に回転し、第6図bに示すようにカ
ム35dの直線部35d2が作動レバー46の突出
部46aに接し、作動レバー46はばね16aの
引張力に抗して反時計方向に回転する。この時、
カム34も時計方向に回転し、このカム34の小
径部34aから大径部34bにレバー36の先端
36aが接して、レバー36が第4図bの状態で
回転し、一針スイツチS1をONする。従つて一針
スイツチS1から出力される信号はL信号からH信
号に変化する。なお、この時の連結レバー48の
位置は第6図bのイの状態になつている。また、
これと同時に、レバー50も反時計方向に回転を
始めるが、この状態では、まだばね受け60の突
出部60aと係止レバー52の係合部52bとは
係合しない。
次に、さらに操作つまみ32を回転させると、
連結レバー48は第6図bのロの状態となりレバ
ー50を介して係止レバー52は引張りばね54
に引かれて前記突出部60aと係合部52bとが
係合可能な位置まで回転する。
連結レバー48は第6図bのロの状態となりレバ
ー50を介して係止レバー52は引張りばね54
に引かれて前記突出部60aと係合部52bとが
係合可能な位置まで回転する。
さらに、操作つまみ32を回転させると、連結
レバー48は第6図bのハの状態となり、ワイヤ
14は第2図中、右方へ牽引されて作動体15が
回転すると共に、連動体17が時計方向に回転し
てコロ18bと連動体17の係合部17aとの係
合が外れて、糸切り可能状態となる。
レバー48は第6図bのハの状態となり、ワイヤ
14は第2図中、右方へ牽引されて作動体15が
回転すると共に、連動体17が時計方向に回転し
てコロ18bと連動体17の係合部17aとの係
合が外れて、糸切り可能状態となる。
さらに操作つまみ32を回転させると、連結レ
バー48は第6図bのニの状態となり、糸切りス
イツチS2がONしてこの糸切りスイツチS2から出
力される信号はL信号からH信号になる。また、
作動レバー46の突出部46aはカム35dの直
線部35d2と係合して操作つまみ32は特定角で
保持される。糸切りスイツチS2から出力される信
号がL信号からH信号になると、このH信号の立
上りを受けてモノステーブルマルチバイブレータ
63は一定時間H信号を出力し、この出力がモー
タ制御回路70に入力されてモータ67が始動す
る。この時一針スイツチS1からの信号はH信号で
あり、低速信号発生回路69より出力された低速
信号がモータ制御回路70に入力されるため、モ
ータ67は低速回転する。さらにアンドゲート6
4には一針スイツチS1およびモノステーブルマル
チバイブレータ63からのH信号が入力されるた
め、定位置停止回路66にH信号が入力され、
上軸55の特定角A゜になると、L信号がH信号
に変化する。このH信号は一定時間モータ制御回
路70に出力され、その間モータ67は回転し続
ける。また、係止レバー52の係合部52bとば
ね受け60の突出部60aとは係合可能状態であ
るから、上軸55の回転に伴なう糸切り動作終了
後に、前記係合部52bと突出部60aとが係合
する。この係合により、ばね59は巻き戻される
方向に作用し、プーリ56の回転力ははずみ車5
7に伝達されず上軸55の回転は停止する。な
お、特定角A゜から一定時間モータ制御回路70
にH信号が出力されている間は、モータ67が回
転し続けるが、係合部52bと突出部60aとが
係合して上軸55の回転が停止すると、モータ6
7の回転も停止するように時間設定してある。そ
して、モータ67の停止後、作業者が操作つまみ
32を反時計方向に回転させて元に戻すことによ
り糸切動作は完了する。
バー48は第6図bのニの状態となり、糸切りス
イツチS2がONしてこの糸切りスイツチS2から出
力される信号はL信号からH信号になる。また、
作動レバー46の突出部46aはカム35dの直
線部35d2と係合して操作つまみ32は特定角で
保持される。糸切りスイツチS2から出力される信
号がL信号からH信号になると、このH信号の立
上りを受けてモノステーブルマルチバイブレータ
63は一定時間H信号を出力し、この出力がモー
タ制御回路70に入力されてモータ67が始動す
る。この時一針スイツチS1からの信号はH信号で
あり、低速信号発生回路69より出力された低速
信号がモータ制御回路70に入力されるため、モ
ータ67は低速回転する。さらにアンドゲート6
4には一針スイツチS1およびモノステーブルマル
チバイブレータ63からのH信号が入力されるた
め、定位置停止回路66にH信号が入力され、
上軸55の特定角A゜になると、L信号がH信号
に変化する。このH信号は一定時間モータ制御回
路70に出力され、その間モータ67は回転し続
ける。また、係止レバー52の係合部52bとば
ね受け60の突出部60aとは係合可能状態であ
るから、上軸55の回転に伴なう糸切り動作終了
後に、前記係合部52bと突出部60aとが係合
する。この係合により、ばね59は巻き戻される
方向に作用し、プーリ56の回転力ははずみ車5
7に伝達されず上軸55の回転は停止する。な
お、特定角A゜から一定時間モータ制御回路70
にH信号が出力されている間は、モータ67が回
転し続けるが、係合部52bと突出部60aとが
係合して上軸55の回転が停止すると、モータ6
7の回転も停止するように時間設定してある。そ
して、モータ67の停止後、作業者が操作つまみ
32を反時計方向に回転させて元に戻すことによ
り糸切動作は完了する。
また、ミシンの作動中、作業者が誤つて操作つ
まみ32を回動してしまつた場合、例えば操作つ
まみ32の回動により、第6図bのイの状態にな
るまで回動した場合、位相的に一針スイツチS1が
ONするから、低速信号発生回路69から低速信
号がモータ制御回路70へ入力されて、モータ6
7が急速に減速される。この時、糸切スイツチS2
から出力される信号はL信号のままであるから、
アンドゲート65からはH信号が定位置停止回路
68に出力され、この回路68により、特定角
A゜でモータ67が停止するように、モータ67
への電流は遮断される。さらに、操作つまみ32
を第6図bのロの状態になるまで回動した場合
は、位相的に一針スイツチS1がONすると共に係
止レバー52の係合部52bとばね受け60の突
出部60aが係合可能な状態になり、前記一針ス
イツチS1のONによりモータ67が減速されると
共に特定角A゜でモータ67の電流が遮断される
が、モータ67が高速回転していてその慣性力の
ためにすぐ停止しない場合は、ばね受け60の突
出部60aとレバー52の係合部52bが係合し
て、上軸の回転は停止する。
まみ32を回動してしまつた場合、例えば操作つ
まみ32の回動により、第6図bのイの状態にな
るまで回動した場合、位相的に一針スイツチS1が
ONするから、低速信号発生回路69から低速信
号がモータ制御回路70へ入力されて、モータ6
7が急速に減速される。この時、糸切スイツチS2
から出力される信号はL信号のままであるから、
アンドゲート65からはH信号が定位置停止回路
68に出力され、この回路68により、特定角
A゜でモータ67が停止するように、モータ67
への電流は遮断される。さらに、操作つまみ32
を第6図bのロの状態になるまで回動した場合
は、位相的に一針スイツチS1がONすると共に係
止レバー52の係合部52bとばね受け60の突
出部60aが係合可能な状態になり、前記一針ス
イツチS1のONによりモータ67が減速されると
共に特定角A゜でモータ67の電流が遮断される
が、モータ67が高速回転していてその慣性力の
ためにすぐ停止しない場合は、ばね受け60の突
出部60aとレバー52の係合部52bが係合し
て、上軸の回転は停止する。
さらに操作つまみ32を第6図bのハの状態に
なるまで回動した場合は、位相的に一針スイツチ
S1がONし、ばね受け60の突出部60aとレバ
ー52の係合部52bが係合可能になると共にコ
ロ18bと連動体17の係合部17aとの係合が
外れて糸切り可能状態になる。この場合、前述の
第6図bのロの状態まで操作つまみ32を回動し
た時と同じく、多くても上軸1回転でクラツチ機
構が動作し上軸が停止するため、糸切動作は1回
行なわれただけでミシンは停止する。
なるまで回動した場合は、位相的に一針スイツチ
S1がONし、ばね受け60の突出部60aとレバ
ー52の係合部52bが係合可能になると共にコ
ロ18bと連動体17の係合部17aとの係合が
外れて糸切り可能状態になる。この場合、前述の
第6図bのロの状態まで操作つまみ32を回動し
た時と同じく、多くても上軸1回転でクラツチ機
構が動作し上軸が停止するため、糸切動作は1回
行なわれただけでミシンは停止する。
さらに第6図bのニの状態まで操作つまみ32
を回動すれば糸切りスイツチS2がONするが、モ
ータ67が回転中は作用しない。よつて上述のご
とくミシン回転中に作業者が誤つて、操作つまみ
32を第6図bのイ,ロ,ハ,ニのどの状態まで
回動したとしても、ミシンはすぐ停止するか、あ
るいは、1回糸切動作をして停止するかであり、
作業者にとつてミシンは異常な動作をするわけで
もなく、異音等もなく、すぐミシンは停止する。
を回動すれば糸切りスイツチS2がONするが、モ
ータ67が回転中は作用しない。よつて上述のご
とくミシン回転中に作業者が誤つて、操作つまみ
32を第6図bのイ,ロ,ハ,ニのどの状態まで
回動したとしても、ミシンはすぐ停止するか、あ
るいは、1回糸切動作をして停止するかであり、
作業者にとつてミシンは異常な動作をするわけで
もなく、異音等もなく、すぐミシンは停止する。
以上説明したように、この考案のミシンの糸切
り装置は糸切操作手段の操作に応じて作動する一
針スイツチと、この一針スイツチの作動に応じて
モータを低速回転させ、かつ上軸の特定角でモー
タへの電流を遮断する制御手段と、前記糸切操作
手段の非操作時には、モータの回動を上軸に伝達
し、操作時には、伝達しないクラツチ機構と、前
記糸切操作手段の操作に応じて糸切動作可能状態
となり、ミシンの回転により糸切り動作を行う糸
切機構と、前記糸切操作手段の操作に応じて作動
する糸切スイツチと、この糸切りスイツチの作動
に応じてモータを回転させると共に上軸の特定角
を検出後、一定時間モータを回転させた後に停止
させる制御回路を備え、前記糸切操作手段の操作
位相に応じてその動作順序を一針スイツチ作動、
クラツチ機構動作可能状態、糸切動作可能状態、
糸切スイツチ作動の順序で動作させるようにした
から、通常のミシン停止時に糸切操作を行つた場
合はもちろんのこと、作業者が誤つて、ミシン作
動中に操作つまみ32を回動してしまつた場合に
於いても、糸切り操作手段の操作位相に応じて、
ミシンは糸切り動作せずにすぐ停止するか、ある
いは1回糸切動作をして停止するかであり、作業
者にとつて、ミシンは異常な動作をするわけでも
なく、異音等もなく、すぐミシンは停止するの
で、安全であり、またミシンが故障することもな
い。
り装置は糸切操作手段の操作に応じて作動する一
針スイツチと、この一針スイツチの作動に応じて
モータを低速回転させ、かつ上軸の特定角でモー
タへの電流を遮断する制御手段と、前記糸切操作
手段の非操作時には、モータの回動を上軸に伝達
し、操作時には、伝達しないクラツチ機構と、前
記糸切操作手段の操作に応じて糸切動作可能状態
となり、ミシンの回転により糸切り動作を行う糸
切機構と、前記糸切操作手段の操作に応じて作動
する糸切スイツチと、この糸切りスイツチの作動
に応じてモータを回転させると共に上軸の特定角
を検出後、一定時間モータを回転させた後に停止
させる制御回路を備え、前記糸切操作手段の操作
位相に応じてその動作順序を一針スイツチ作動、
クラツチ機構動作可能状態、糸切動作可能状態、
糸切スイツチ作動の順序で動作させるようにした
から、通常のミシン停止時に糸切操作を行つた場
合はもちろんのこと、作業者が誤つて、ミシン作
動中に操作つまみ32を回動してしまつた場合に
於いても、糸切り操作手段の操作位相に応じて、
ミシンは糸切り動作せずにすぐ停止するか、ある
いは1回糸切動作をして停止するかであり、作業
者にとつて、ミシンは異常な動作をするわけでも
なく、異音等もなく、すぐミシンは停止するの
で、安全であり、またミシンが故障することもな
い。
よつて従来のミシンの糸切装置のように、縫製
動作中に電磁石を付勢し続けることによつて操作
つまみの回動を阻止する必要がないため、電源ト
ランス等の電源容量を小さくすることができると
共に、ミシン全体の構成が小さくなり、コストが
安くなるという効果がある。
動作中に電磁石を付勢し続けることによつて操作
つまみの回動を阻止する必要がないため、電源ト
ランス等の電源容量を小さくすることができると
共に、ミシン全体の構成が小さくなり、コストが
安くなるという効果がある。
第1図は従来のミシンの糸切り装置の要部を示
す斜視図、第2図は糸切り機構を示す平面図、第
3図はこの発明の一実施例の要部を示す斜視図、
第4図は第3図に示したレバー、カムおよび一針
スイツチを示す側面図で、同図aはカムの小径部
とレバーの一端とが接している状態を示し、同図
bはカムの大径部とレバーの一端とが接している
状態を示す図、第5図は第3図に示した連動部材
およびカムを示す側面図で、同図aは操作レバー
が水平位置にある状態を示し、同図bは操作レバ
ーが時計方向に回転した状態を示している。第6
図は第3図に示した作動レバー、カムおよび連結
レバーを示す側面図で、同図aは操作レバーが水
平位置にある状態を示し、同図bは操作レバーを
時計方向へ回転させた状態を示している。第7図
は第3図に示した連結レバー、係止レバー、レバ
ーおよびばね受けを示す側面図、第8図はクラツ
チ機構を示す縦断側面図、第9図はこの考案の一
実施例における電気回路のブロツク図である。 32……糸切操作手段としての操作つまみ、7
0……制御手段としてのモータ制御回路、55…
…上軸、A……糸切機構、B……クラツチ機構、
S1……一針スイツチ。
す斜視図、第2図は糸切り機構を示す平面図、第
3図はこの発明の一実施例の要部を示す斜視図、
第4図は第3図に示したレバー、カムおよび一針
スイツチを示す側面図で、同図aはカムの小径部
とレバーの一端とが接している状態を示し、同図
bはカムの大径部とレバーの一端とが接している
状態を示す図、第5図は第3図に示した連動部材
およびカムを示す側面図で、同図aは操作レバー
が水平位置にある状態を示し、同図bは操作レバ
ーが時計方向に回転した状態を示している。第6
図は第3図に示した作動レバー、カムおよび連結
レバーを示す側面図で、同図aは操作レバーが水
平位置にある状態を示し、同図bは操作レバーを
時計方向へ回転させた状態を示している。第7図
は第3図に示した連結レバー、係止レバー、レバ
ーおよびばね受けを示す側面図、第8図はクラツ
チ機構を示す縦断側面図、第9図はこの考案の一
実施例における電気回路のブロツク図である。 32……糸切操作手段としての操作つまみ、7
0……制御手段としてのモータ制御回路、55…
…上軸、A……糸切機構、B……クラツチ機構、
S1……一針スイツチ。
Claims (1)
- 糸切操作手段の操作に応じて、作動する一針ス
イツチS1と、この一針スイツチの作動に応じてモ
ータを低速回転させ且つ上軸の特定角でモータへ
の電流を遮断する制御手段69,70と、前記糸
切操作手段の非操作時には、モータの回動を上軸
に伝達し操作時には伝達しないクラツチ機構B
と、前記糸切操作手段の操作に応じて糸切動作可
能状態となり、ミシンの回転によりその特定位相
において糸切り動作を行う糸切機構Aと、前記糸
切操作手段の操作に応じて作動する糸切スイツチ
S2と、この糸切りスイツチの作動に応じてモータ
を回転させると共に上軸の特定角を検出後、糸切
り作用に要する一定時間モータを回転させた後に
停止させる制御回路63,70とを備え、前記糸
切操作手段の操作位相に応じてその動作順序を一
針スイツチ作動、クラツチ機構動作可能状態、糸
切動作可能状態、糸切スイツチ作動の順序で動作
させるようにしたことを特徴とするミシンの糸切
り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331384U JPS60176788U (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | ミシンの糸切り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331384U JPS60176788U (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | ミシンの糸切り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60176788U JPS60176788U (ja) | 1985-11-22 |
JPS6140295Y2 true JPS6140295Y2 (ja) | 1986-11-18 |
Family
ID=30593334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6331384U Granted JPS60176788U (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | ミシンの糸切り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60176788U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752078A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-27 | Nippon Electric Co | Cathode ray tube display unit |
-
1984
- 1984-04-28 JP JP6331384U patent/JPS60176788U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752078A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-27 | Nippon Electric Co | Cathode ray tube display unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60176788U (ja) | 1985-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3141432A (en) | Thread-trimming mechanism for sewing machines | |
JPH079278U (ja) | 本縫い閂止めミシンの糸切り作動装置 | |
JPS6140295Y2 (ja) | ||
US4246858A (en) | Safety device for pattern selection in zigzag sewing machines | |
JPS595320B2 (ja) | ミシンの自動糸切断装置 | |
JPH0616618Y2 (ja) | ミシンの糸切り用ナイフ装置 | |
JP2002066184A (ja) | ミシンの下糸巻取り装置 | |
JPS609477B2 (ja) | ミシンにおける糸通しのための針棒位置決め装置 | |
JPH0616612Y2 (ja) | ボビンの下糸自動巻取装置 | |
JPH0732830B2 (ja) | ミシンの糸巻き装置 | |
US4331092A (en) | Pattern cam positioning means in stopping device for sewing machines | |
US4027610A (en) | Intermittent stitching device for sewing machines | |
JPH08141263A (ja) | ミシンの糸巻き装置 | |
JPS6219346Y2 (ja) | ||
US4373461A (en) | Sewing machine with a cycle pattern stitching device | |
JP2871201B2 (ja) | 糸切り装置付きミシン | |
JP2988008B2 (ja) | ミシン | |
JP2988007B2 (ja) | ミシン | |
JPH0214779Y2 (ja) | ||
JPS6112065Y2 (ja) | ||
JPH07328265A (ja) | 下糸巻機構 | |
JP2903596B2 (ja) | ミシン | |
US4096813A (en) | Intermittent stitching device for sewing machines | |
JPH0716382A (ja) | ミシンの糸切り方法 | |
JP2988009B2 (ja) | ミシン |