JPH0214779Y2 - - Google Patents

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JPH0214779Y2
JPH0214779Y2 JP1372186U JP1372186U JPH0214779Y2 JP H0214779 Y2 JPH0214779 Y2 JP H0214779Y2 JP 1372186 U JP1372186 U JP 1372186U JP 1372186 U JP1372186 U JP 1372186U JP H0214779 Y2 JPH0214779 Y2 JP H0214779Y2
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cam
knife
cutting
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、糸切り状態にするための駆動源とし
て、模様発生用の送りモータ等を利用する自動糸
切り装置に関する。
従来技術 従来、家庭用ミシンにおいては、外部に突出し
た操作レバーを手動操作で機械的に糸切り状態に
していた。また工業用ミシンにおいては、ソレノ
イド等の電気的アクチユエータを別に設け、この
アクユエータを動作させることによつて糸切り状
態にしていた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来例において、手動操作で操作レ
バーを操作する場合には、操作性において難点が
あつた。また、電気的なアクチユエータでないた
め、BH縫い等の完了時に自動的に糸切りを行な
うことは不可能であつた。また工業用ミシンで
は、糸切り専用のソレノイド等の電気アクチユエ
ータが必要であり、コストが高くつくという欠点
があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するために、主軸
に連動する糸切りカム23と、糸切りカムに追従
して往復動するメス駆動リンク19と、メス駆動
リンク19に連動する動メス25とからなる糸切
り装置を備えたミシンにおいて、布送り部材又は
針振幅又は横送り方向等の少なくともいずれかの
1つを制御するための被駆動部材と、所定角度以
内の回動により被駆動部材を駆動し、糸切り信号
に基づいて所定角度以上に回動する駆動源と、駆
動源が所定角度以上に回動したとき切外しカム9
に連動して往復動する切外し接触子11と、常に
はメス駆動リンク19を糸切りカム23との非係
合位置に拘束し前記切外し接触子の往動によりメ
ス駆動リンクの拘束を解除するように作動する拘
束手段とを備えたことを特徴とする。
作 用 本考案では、模様発生用の送りモータと、通常
の模様発生時の回動よりさらに回動させ、メス切
り外し板を外し、糸切りカムを回動して、メス駆
動リンクを駆動し、動メスを駆動させる。
実施例 第1図は、本考案の1実施例の自動糸切り装置
を上方から見た上面図、第2図は正面図で、送り
モータ1の軸に送りモータリンク2が固着され、
この送りモータリンク2はその端部に送りリンク
3の一端が回動自在に連結され、またこの送りリ
ンク3の他端はリンク4の端部に回動自在に連結
されているが、リンク4は送り調節器軸5と連結
されておらず、送り調節器軸5に一端が固着され
たばね6によりリンク4が送り調節器軸5に固定
された送り調節器リンク7に押し付けられて共に
回転する。またリンク4は送り調節器軸5上を回
動するように構成され、この送り調節器軸5は送
り調節器8に連結されている。送り調節器8は図
示しない布送り用部材に連結される。また調節器
リンク7の近傍にストツパ7′が固定されている。
一方、送りモータ1の軸に切外しカム9が固着
され、この切外しカム9の切込み凹部9′に回動
軸10で回動される切外し接触子11の一端が配
設されている。この切外し接触子11の他端の近
傍に糸緩めリンク12が固着され、この糸緩めリ
ンク12は図示しない糸調子器に連結され、糸調
子器の皿圧を緩める作用をする。また切り外し接
触子11の他端にリンク13を介してL字形のメ
ス切り外し板14の一端が連結され、このメス切
り外し板14の一端は常時ばね15によつてリン
ク13と反対方向に付勢されている。またメス切
外し板14は回動軸16で回動され、このメス切
外し板14の他端に切欠き17が設けられてい
る。このメス切り外し板14の切欠き17に挿入
される軸18にメス駆動リンク19及びリンク2
0の一端が互いに回動自在に連結されている。こ
のメス駆動リンク19の他端はミシンのフレーム
に固定した固定軸21によつて回動自在に連結さ
れ、このメス駆動リンク19の中央部に糸切りカ
ム23の凹み23′が挿入される突起22が設け
られている。上記のメス切り外し板14、ばね1
5、切欠17、軸18、メス駆動リンク19、突
起22、糸切りカム23の凹み23′等で拘束手
段を形成する。またリンク20の他端は軸24で
回動される動メス25の一端に連結され、この動
メス25の他端に切断部25′が設けられている。
またリンク20の他端にばね26が設けられ、常
時リンク20をばね方向に引張つている。
このように構成された本実施例の自動糸切り装
置の動作を第3図で説明する。まず、送りモータ
1の軸に固着された送りモータリンク2が回動角
Aの範囲で回動している場合は、送リンク3に接
続されたリンク4及び送り調節リンク7は回動角
Bの範囲で回動する。糸切りスイツチ(図示せ
ず)がオンになると、送りモータ1は回動角Aを
越えて回動する。従つて、送りリンク3に接続さ
れたリンク4は回動角Bの範囲を越えて回動す
る。これによつて調節器リンク7がストツパ7′
に当るので、調節器リンク7は停止し、リンク4
は調節器リンク7と摺動しながら回動する。
このように送りモータ1が回動すると、切外し
カム9の切込み凹部9′から切外し接触子11の
一端がカム面を登り切外しカム9の表面に接触す
ることにより、切外し接触子11が回動し、ばね
15に抗してリンク13が引つ張られる。これに
よつて、メス切外し板14が回動し、このメス切
外し板14の切欠き17が紙面上方に上昇して軸
18から外れる(第1図の点線参照)。これによ
つてリンク20がばね26によつて引張られる
が、このとき、糸切りカム23は常時回転してい
るので、丁度メス駆動リンク19の突起22が糸
切りカム23の凹み23′の部分にきたときに挿
入される。これによつて、動メス25が軸24を
中心にして回動して、針からの針糸及び布と釜と
の間の上下糸を押し広げて通過し、再び糸切りカ
ム23が回転して、メス駆動リンク19の突起2
2が凹み23′(一番くぼんだ位置)から上昇
(突起22が紙面の右方)すると(第2図参照)、
メス駆動リンク19はリンク20をばね26に抗
して引張るので、動メスが元に戻るときに糸を切
断する。そして、送りモータ1は元の状態に回動
され、切外し接触子11の一端が切外しカム9の
切欠き9′に挿入され、リンク13及びメス切外
し板14が元に戻り、メス切外し板14の切欠き
17に軸18が挿入されてメス駆動リンク19の
突起22が糸切りカム23の凹み23′から外れ
る。
このように糸切りスイツチをオンすることによ
つて、常にはメス駆動リンク19を糸切りカム2
3との非係合位置に拘束し、切外し接触子の往動
によりメス駆動リンクの拘束を解除するように作
動する拘束手段により、糸切りが可能であるた
め、操作性が改善され、また通常模様発生用のモ
ータを使用しているので、構成が簡単である。
なお、上記実施例においては、BH縫い等のサ
イクル縫いが完了した時に自動的に糸切りを可能
にすることができる。また、送りモータ以外に針
振り用モータ、横送り用モータ等を本来の使用以
外に糸切り用モータとして兼用させることができ
る。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案は、送
りモータによる模様発生状態における回動以上に
回動することにより糸切り動作行なうので、操作
性が改善され、また通常模様発生用のモータを使
用しているので、構成が簡単であるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の自動糸切り装置の
上面図、第2図は第1図の自動糸切り装置の正面
図、第3図は第1図の動作を説明するための図で
ある。 1……送りモータ、2……送りモータリンク、
3……送りリンク、4……リンク、5……送り調
節器軸、6……ばね、7……送り調節器リンク、
8……送り調節器、9……切外しカム、9′……
切込み凹部、10……回動軸、11……切外し接
触子、12……糸緩めリンク、13……リンク、
14……メス切り外し板、15……ばね、16…
…回動軸、17……切欠き、18……軸、19…
…メス駆動リンク、20……リンク、21……固
定軸、22……突起、23……糸切りカム、2
3′……凹み、24……軸、25……動メス、2
6……ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主軸に連動する糸切りカム23と、糸切りカム
    に追従して往復動するメス駆動リンク19と、メ
    ス駆動リンク19に連動する動メス25とからな
    る糸切り装置を備えたミシンにおいて、 布送り部材又は針振り幅又は横送り方向等の少
    なくともいずれかの1つを制御するための被駆動
    部材と、 所定角度以内の回動により被駆動部材を駆動
    し、糸切り信号に基づいて所定角度以上に回動す
    る駆動源と、 駆動源が所定角度以上に回動したとき切外しカ
    ム9に連動して往復動する切外し接触子11と、 常にはメス駆動リンク19を糸切りカム23と
    の非係合位置に拘束し前記切外し接触子の往動に
    よりメス駆動リンクの拘束を解除するように作動
    する拘束手段とを備えたことを特徴とする自動糸
    切り装置。
JP1372186U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0214779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1372186U JPH0214779Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JP1372186U JPH0214779Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62123784U JPS62123784U (ja) 1987-08-06
JPH0214779Y2 true JPH0214779Y2 (ja) 1990-04-20

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JP1372186U Expired JPH0214779Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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