JPH07162567A - ファクシミリモデム装置の制御方法 - Google Patents

ファクシミリモデム装置の制御方法

Info

Publication number
JPH07162567A
JPH07162567A JP5341056A JP34105693A JPH07162567A JP H07162567 A JPH07162567 A JP H07162567A JP 5341056 A JP5341056 A JP 5341056A JP 34105693 A JP34105693 A JP 34105693A JP H07162567 A JPH07162567 A JP H07162567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
power
incoming call
station
facsimile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5341056A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Sato
文雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5341056A priority Critical patent/JPH07162567A/ja
Publication of JPH07162567A publication Critical patent/JPH07162567A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バッテリのコストを低減できるとともに、装
置の使い勝手を向上したファクシミリモデム装置の制御
方法を提供する。 【構成】 電源部12は動作待機中には局給電SSを電
源として使用し、本体電源13として用いるバッテリの
消耗を削減するようにし、装置のランニングコストを大
幅に削減することができる。また、着信検出から受信動
作に移行するときには、本体電源を使用しているので、
十分な電力を使用することができ、通常の受信動作が可
能となり、特別な処理を必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置機能
およびホスト装置との間のインタフェース機能を備えた
ファクシミリモデム装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置機能およびホス
ト装置との間のインタフェース機能を備えたファクシミ
リモデム装置が実用されている。また、例えば、ホスト
装置として可搬型のパーソナルコンピュータを用いる場
合に好適なように、小型で、バッテリ駆動可能なファク
シミリモデム装置も提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなバッテリ駆動可能な従来のファクシミリモデム装置
では、次のような不都合を生じていた。
【0004】すなわち、ファクシミリモデム装置に常時
電源を投入していると、バッテリの消耗が激しく、頻繁
にバッテリを交換する必要を生じ、コストが嵩むととも
に、装置の使い勝手が悪いという不都合を生じていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、バッテリのコストを低減できるとともに、装
置の使い勝手を向上したファクシミリモデム装置の制御
方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
装置機能およびホスト装置との間のインタフェース機能
を備えたファクシミリモデム装置の制御方法において、
局給電から電源を取り出す局給電取り出し手段と、本体
電源と上記局給電取り出し手段から出力される電源のい
ずれかを選択する電源選択手段を備え、動作待機中は上
記電源選択手段によって上記局給電取り出し手段から出
力される電源を選択して装置に電源を供給し、着呼検出
すると所定の着呼検出通知動作を実行するとともに、着
信が指定されると上記電源選択手段によって上記本体電
源を選択した後に、所定の着信時動作を実行するように
したものである。
【0007】また、ファクシミリ装置機能およびホスト
装置との間のインタフェース機能を備えたファクシミリ
モデム装置の制御方法において、局給電から電源を取り
出す局給電取り出し手段と、本体電源と上記局給電取り
出し手段から出力される電源のいずれかを選択する電源
選択手段と、受信した画情報を蓄積する画像蓄積手段を
備え、動作待機中は上記電源選択手段によって上記局給
電取り出し手段から出力される電源を選択して装置に電
源を供給し、着呼検出すると所定の着呼検出通知動作を
実行するとともに、着信が指定されると上記電源選択手
段によって上記本体電源を選択した後に、所定の着信時
動作を実行し、受信した画情報を上記画像蓄積手段に蓄
積するようにしたものである。
【0008】また、ファクシミリ装置機能およびホスト
装置との間のインタフェース機能を備えたファクシミリ
モデム装置の制御方法において、局給電から電源を取り
出す局給電取り出し手段と、本体電源と上記局給電取り
出し手段から出力される電源のいずれかを選択する電源
選択手段と、受信した画情報を蓄積する画像蓄積手段を
備え、動作待機中は上記電源選択手段によって上記局給
電取り出し手段から出力される電源を選択して装置に電
源を供給し、着呼検出すると所定の着呼検出通知動作を
実行するとともに、着信が指定されると上記電源選択手
段によって上記本体電源を選択した後に、所定の着信時
動作を実行し、受信した画情報を上記画像蓄積手段に蓄
積する一方、受信画情報を蓄積している旨をホスト装置
に通知し、ホスト装置からデータ転送が要求されると、
上記画像蓄積手段に蓄積している受信画情報をホスト装
置に転送するようにしたものである。
【0009】
【作用】したがって、動作待機中には局給電を電源とし
て使用しているので、本体電源として用いるバッテリの
消耗を削減することができ、装置のランニングコストを
大幅に削減することができる。また、着信検出から受信
動作に移行するときには、本体電源を使用しているの
で、十分な電力を使用することができ、通常の受信動作
が可能となり、特別な処理を必要としない。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例にかかる通信シ
ステムを示している。
【0012】この通信システムは、ホスト装置HST
に、ファクシミリモデム装置FMDを接続して構成され
ている。ここで、ファクシミリモデム装置FMDは、本
体電源としてバッテリを使用し、グループ3ファクシミ
リ装置機能を備えたものであり、ホスト装置HSTとの
間は、シリアルインタフェース回路(例えば、JIS標
準X5101)を介して、データがやりとりされてい
る。
【0013】また、ホスト装置HSTは、グループ3フ
ァクシミリ装置機能に適合した画像データを作成・編集
する機能を備えている。したがって、画像データについ
ては、ホスト装置HSTとファクシミリモデム装置FM
Dとの間では、ファクシミリ画像データがやりとりされ
る。
【0014】図2は、ファクシミリモデム装置FMDの
一例を示している。
【0015】同図において、システム制御部1は、この
ファクシミリモデム装置FMDの各部の制御処理を行う
ものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が
実行する制御処理プログラム、および、処理プログラム
を実行するときに必要な各種データなどを記憶するとと
もに、制御部1のワークエリアを構成するものであり、
パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装
置に固有な各種の情報を記憶するためのものである。
【0016】画像メモリ4は、受信画情報などの画像デ
ータを記憶するためのものである。また、画像メモリ4
は、SRAMによる構成されており、省電力モード(後
述)でも蓄積している画情報を適切に保持することがで
きる。また、操作表示部5は、このファクシミリ装置を
操作するためのもので、各種の操作キー、ブザー、およ
び、各種の表示器からなる。
【0017】符号化復号化部6は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、通信制御部7は、所
定のグループ3ファクシミリ伝送制御処理を実行するた
めのものであり、ホストインタフェース回路8は、ホス
ト装置HSTとの間で、制御データや画像データなどの
種々のデータをやりとりするためのもである。このホス
トインタフェース回路8としては、上述したように、例
えば、JIS標準X5101準拠のシリアルインタフェ
ース回路が用いられる。
【0018】グループ3ファクシミリモデム9は、グル
ープ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのもの
であり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム
機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやり
とりするための高速モデム機能(V.33モデム、V.
29モデム、V.27terモデムなど)を備えてい
る。
【0019】網制御装置10は、このファクシミリモデ
ム装置FMDを公衆電話回線網に接続するためのもので
あり、自動発着信機能を備えている。また、この網制御
装置10には、電話器11が接続されている。また、こ
の網制御装置10は、網から印可される局給電の電源を
取り出す機能を備えており、その取り出された電源SS
は、電源部12に加えられている。
【0020】電源部12は、局給電の電源SSまたは、
本体電源として接続されている電池13のいずれか一方
を電源として用い、このファクシミリモデム装置FMD
に必要な電源を形成するものであり、この電源部12か
ら出力される電源は、このファクシミリモデム装置FM
Dの各部に供給されている。
【0021】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、画像メモリ4、操作表示
部5、符号化復号化部6、通信制御部7、ホストインタ
フェース回路8、グループ3ファクシミリモデム9、お
よび、網制御装置10は、システムバス11に接続され
ており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主
としてこのシステムバス11を介して行われている。
【0022】また、網制御装置10とグループ3ファク
シミリモデム9との間のデータのやりとりは、直接行な
われている。また、電源部12は、システム制御部1に
よりその動作が制御される。
【0023】図3は、網制御装置10の一例を示してい
る。
【0024】同図において、信号トランス15の一時側
は、回線に接続されており、その二次側は、2回路の切
換器16のコモン接続端16ac,16abに接続され
るとともに、呼出信号検出部17、局給電取出部18、
および、信号トランス19を介して選択信号発生部20
に接続されている。
【0025】切換器16の一方の切換回路16aの常閉
接続端16ab、および、他方の切換回路16bの常閉
接続端16bbは、電話器11に接続されており、切換
回路16aの常開接続端16aa、および、他方の切換
回路16bの常開接続端16baは、2線/4線変換器
21の2線側接続端に接続されている。
【0026】2線/4線変換器21は、2つの信号線路
を用いて、2組の2線回路(送信側および受信側)を接
続するためのものであり、その4線側接続端は、制御部
22に接続されている。
【0027】呼出信号検出部17は、自端末に着呼があ
ることを通知するために、交換機から回線を介して加え
られてくる呼出信号を検出するものであり、その検出信
号S1は、制御部22に加えられている。
【0028】局給電取出部18は、交換機から回線を介
して印可される局給電を、その制限された電流値の範囲
で取り出すものであり、その出力は、電源SSとして、
電源部12に出力される。
【0029】選択信号発生部20は、制御部22から指
定された数字に対応した選択信号を発生するものであ
り、その選択信号は、信号トランス19および信号トラ
ンス15を介して、回線に送出される。
【0030】制御部22は、グループ3ファクシミリモ
デム9との間でのデータのやりとり、および、システム
制御部1との間の制御データのやりとりを実行するとと
もに、この網制御装置10の動作を制御するためのもの
である。
【0031】図4は、電源部12の一例を示している。
【0032】同図において、電池13のプラス電圧は、
並列接続されているアナログ常開スイッチ25、電源ス
イッチ26、および、リレー常開接点27を介して、切
換器28の一方の切換接続端28aに加えられる。ま
た、アナログスイッチ25、電源スイッチ26、およ
び、リレー常開接点27と、切換接続端28aの相互接
続端と、接地レベルの間には、アナログ常閉スイッチ2
9を介し、リレー30が接続されている。リレー常開接
点27は、このリレー30の接点である。
【0033】切換器28の他方の切換接続端28bに
は、網制御装置10から出力される電源SSが加えられ
ており、この切換器28のコモン接続端28cは、電源
電圧発生部31に接続されている。
【0034】したがって、切換器28が切換接続端28
bを選択しているときには、網制御装置10から供給さ
れる電源SSが電源電圧発生部31に印加され、これに
より、電源電圧発生部31は、この電源SSに基づい
て、必要な電源電圧を発生し、外部に出力する。
【0035】また、アナログ常開スイッチ25がシステ
ム制御部1によりオン動作されるか、または、電源スイ
ッチ26がオン動作されると、電池13の電圧が切換器
28の切換接続端28aに印可される。これにより、リ
レー30がオンし、それによって、リレー常開接点27
がオンするので、リレー30が自己保持し、この状態が
保持される。
【0036】ここで、切換器28を切換接続端28a側
に切換制御すると、電池13の電源が電源電圧発生部3
1に印加され、これにより、電源電圧発生部31は、本
体電源である電池13に基づいて必要な電源電圧を発生
し、外部に出力する。
【0037】この状態で、システム制御部1によりアナ
ログ常閉接点29がオフ動作された場合、このときに、
電源スイッチ26がオン状態に操作されているときに
は、この電源スイッチ26を介して電池13の電圧が印
可されるので、リレー30のオン状態が維持され、電池
13による駆動状態が保持される。
【0038】また、電源スイッチ26がオン状態に操作
されていないときには、電池13の電圧がリレー30に
印加されなくなるので、リレー30がオフし、リレー常
開接点27が開放するため、電池13のによる駆動状態
が終了する。
【0039】このファクシミリモデム装置FMDの着信
時の処理例を図5〜図8に示す。
【0040】ここで、ファクシミリモデム装置FMD
は、待機状態になっているときには、動作モードとして
省電力モードがセットされ、電源部12により、局給電
の電源SSを選択している。なお、省電力モードとは、
例えば、システム制御部1のクロック周波数を低下した
り、待機状態では稼動しない要素(例えば、操作表示部
5の表示機能)に対して電源を遮断することで、消費電
力を大幅に削減した動作モードである。これに対する動
作モードとしては、システム制御部1のクロック周波数
を所定値に設定するとともに、全ての要素に電源を印加
する通常動作モードがある。
【0041】まず、待機状態では、呼出信号が検出され
ることを監視している(判断101のNOループ)。呼
出信号が検出されて、判断101の結果がYESになる
と、そのときの動作モードとして自動応答モードが設定
されているかどうかを調べる(判断102)。
【0042】判断102の結果がYESになるときに
は、切換器16により2線/4線変換器21を選択して
着呼応答した後に(処理103)、所定のタイマをスタ
ートし(処理104)、このタイマがタイムアウトする
までの間に、所定のファクシミリトーン信号(例えば、
1300Hzのトーン信号)を検出することを監視する
(判断105,106のNOループ)。
【0043】タイマがタイムアウトするまでの間に、所
定のファクシミリトーン信号を検出した場合で、判断1
05の結果がYESになるときには、アナログ常開スイ
ッチ25をオンした後に、切換器28を切り換えて、電
池13の電源を電源電圧発生部31に印加して電源を本
体電源に切り換えるとともに(処理107)、動作モー
ドを通常電力モードにセットする(処理108)。
【0044】この状態で、所定のグループ3ファクシミ
リ伝送制御手順の伝送前手順を実行し(処理109)、
画情報を受信して画像メモリ4に蓄積し(処理11
0)、画情報受信動作を終了すると、所定の伝送後手順
を実行して(処理111)、一連の画情報受信動作を終
了し、動作モードを省電力モードに切り換えた後に(処
理112)、切換器28により切換接続端28bを選択
して電源SSを選択し、局給電に切り換える(処理11
3)。
【0045】次いで、そのときに、受信動作時にホスト
装置HSTに通知する自動通知モードが設定されている
かどうかを調べる(判断114)、判断114の結果が
YESになるときには、ホストインタフェース回路8に
よりホスト装置HSTに対して受信ファイルが蓄積され
ていることを通知する(処理115)。この通知の方法
としては、例えば、信号線CTS(CS;送信可)をオ
ンするという方法を用いることができる。この状態で、
ホスト装置HSTからデータ転送が要求されるまで待つ
(判断116のNOループ)。
【0046】また、判断114の結果がNOになるとき
には、ホスト装置HSTからデータ転送が要求されるま
で、操作表示部5のブザーを鳴動する(処理117、判
断118のNOループ)。
【0047】ホスト装置HSTからデータ転送が要求さ
れて、判断116または判断118の結果がYESにな
るときには、上述と同様にして、本体電源に切り換える
とともに(処理119)、動作モードを通常電力モード
にセットする(処理120)。
【0048】そして、そのときに画像メモリ4に蓄積し
ている画情報を符号化復号化部6で元の画像データに復
号化し、それによって得た画像データを、ホストインタ
フェース回路8を介し、ホスト装置HSTに転送する
(処理121)。
【0049】このようにして、受信画像データをホスト
装置HSTに転送終了すると、動作モードを省電力モー
ドに設定するとともに(処理122)、上述と同様に、
局給電に切り換えて(処理123)、一連の着信検出時
の動作を終了する。
【0050】また、着呼応答した直後に、所定のタイマ
がタイムアウトするまでの間に、所定のファクシミリト
ーン信号を検出できなかった場合で、判断106の結果
がYESになるときには、発端末側がファクシミリ装置
ではない場合なので、ユーザにより電話器11への切り
換え操作がされるか、あるいは、発端末側がオンフック
して話中音が検出されるまで、ブザーを鳴動して、自端
末のユーザを呼び出す(処理124、判断125,12
6のNOループ)。
【0051】ユーザが電話器11への切り換えを操作し
た場合で、判断125の結果がYESになるとき、およ
び、話中音を検出した場合で、判断126の結果がYE
Sになるときには、切換器16を電話器11側に切り換
え操作して(処理127)、この一連の動作を終了す
る。
【0052】また、自動応答モードがセットされていな
い場合で、判断102の結果がNOになるときには、そ
のときに、ホストモードがセットされているかどうかを
調べる(判断128)。
【0053】判断128の結果がYESになるときに
は、ホスト装置HSTから着信指示を受信するか、また
は、呼出音が終了するまでの間、ホストインタフェース
回路8によりホスト装置HSTに対して着信検出したこ
とを通知する(処理129、判断130,131のNO
ループ)。この処理129での通知の方法としては、例
えば、信号線CTS(CS;送信可)をオンするという
方法を用いることができる。
【0054】ここで、判断131の結果がYESになる
ときには、自端末のユーザが電話器11の受話器を取り
上げて、相手端末のユーザとの間で通話を開始した場合
なので、このときの一連の動作を終了する。
【0055】また、判断130の結果がYESになると
きには、切換器16により2線/4線変換器21を選択
して着呼応答した後に(処理132)、上述と同様にし
て電源を本体電源に切り換えるとともに(処理13
3)、動作モードを通常電力モードにセットする(処理
134)。
【0056】この状態で、所定のグループ3ファクシミ
リ伝送制御手順の伝送前手順を実行し(処理135)、
画情報を受信すると、その受信した画情報を符号化復号
化部6で元の画像データに復号化してその復号化して得
た画像データをホスト装置HSTに転送し(処理13
6)、画情報受信動作を終了すると、所定の伝送後手順
を実行して(処理137)、一連の画情報受信動作を終
了する。そして、処理122に移行し、動作モードを省
電力モードに切り換え、局給電に切り換えた後に、この
一連の動作を終了する。
【0057】また、判断128の結果がNOになる場合
には、ホスト装置HSTから着信指示を受信するか、ま
たは、呼出音が終了するまでの間、ブザーを鳴動してユ
ーザに対し、着信検出したことを通知する(処理13
8、判断139,140のNOループ)。この処理13
8の通知の方法としては、例えば、信号線CTS(C
S;送信可)をオンするという方法を用いることができ
る。
【0058】ここで、判断140の結果がYESになる
ときには、自端末のユーザが電話器11の受話器を取り
上げて、相手端末のユーザとの間で通話を開始した場合
なので、このときの一連の動作を終了する。
【0059】また、判断139の結果がYESになると
きには、切換器16により2線/4線変換器21を選択
して着呼応答した後に(処理141)、受信画情報を蓄
積するモードが設定されているかどうかを調べる(判断
142)。判断142の結果がYESになるときには、
処理107に移行し、上述したと同様の画情報受信動作
を実行し、判断142の結果がNOになるときには、処
理133に移行し、上述したと同様の画情報受信動作を
実行する。
【0060】図9は、ファクシミリモデム装置FMDか
ら受信データを転送要求するときのホスト装置HSTの
処理例を示している。
【0061】まず、ファクシミリモデム装置FMDとデ
ータをやりとりするためのシリアルインタフェース回路
の信号線RTS(RS;送信要求)がオフになってい
て、かつ、信号線CTSがオンしているかどうかを調べ
る(判断201,202)。なお、このような判断条件
を課すことで、例えば、ノイズなどにより、一時的に誤
動作するような事態を回避することができる。
【0062】判断202の結果がYESになるときに
は、ファクシミリモデム装置FMDから、受信画像デー
タを転送する用意があることが通知されている場合なの
で、データ転送要求コマンドをシリアルインタフェース
回路を介してファクシミリモデム装置FMDに送出し
(処理203)、ファクシミリモデム装置FMDからデ
ータ転送が開始されるまで待つ(処理204)。
【0063】次いで、データ転送が終了するまで、デー
タを受信して、所定の受信ファイルに保存し(処理20
5、判断206のNOループ)、データ転送が終了し
て、判断206の結果がYESになると、受信ファイル
を保存していることを、システム側に表示/通知して
(処理207)、この処理を終了する。
【0064】このようにして、本実施例では、ファクシ
ミリモデム装置FMDは、待機状態では局給電されてい
る電源を利用して動作しているので、本体電源として用
いる電池の消耗が少なく、したがって、装置のランニン
グコストを大幅に削減することができる。
【0065】また、局給電されている電源を利用してい
るときには、動作モードを省電力モードに設定している
ので、不用意に大きな電流を消費せず、局給電の範囲か
ら逸脱するような事態を防止できる。
【0066】また、着信検出後、通常の受信動作を行う
場合には、本体電源を利用するとともに、動作モードを
通常動作モードに設定しているので、例えば、モデム速
度やシステム全体の処理能力などは、通常時の能力にな
り、適切に受信動作を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動作待機中には局給電を電源として使用しているので、
本体電源として用いるバッテリの消耗を削減することが
でき、装置のランニングコストを大幅に削減することが
できる。また、着信検出から受信動作に移行するときに
は、本体電源を使用しているので、十分な電力を使用す
ることができ、通常の受信動作が可能となり、特別な処
理を必要としないという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる通信システムを示し
たブロック図。
【図2】ファクシミリモデム装置の一例を示したブロッ
ク図。
【図3】網制御装置の一例を示したブロック図。
【図4】電源部の一例を示したブロック図。
【図5】ファクシミリモデム装置の着信時の処理の一部
を例示したフローチャート。
【図6】ファクシミリモデム装置の着信時の処理の他の
部分を例示したフローチャート。
【図7】ファクシミリモデム装置の着信時の処理のさら
に他の部分を例示したフローチャート。
【図8】ファクシミリモデム装置の着信時の処理のまた
さらに他の部分を例示したフローチャート。
【図9】ホスト装置の処理例を示したフローチャート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置機能およびホスト装置
    との間のインタフェース機能を備えたファクシミリモデ
    ム装置の制御方法において、 局給電から電源を取り出す局給電取り出し手段と、 本体電源と上記局給電取り出し手段から出力される電源
    のいずれかを選択する電源選択手段を備え、 動作待機中は上記電源選択手段によって上記局給電取り
    出し手段から出力される電源を選択して装置に電源を供
    給し、着呼検出すると所定の着呼検出通知動作を実行す
    るとともに、着信が指定されると上記電源選択手段によ
    って上記本体電源を選択した後に、所定の着信時動作を
    実行することを特徴とするファクシミリモデム装置の制
    御方法。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ装置機能およびホスト装置
    との間のインタフェース機能を備えたファクシミリモデ
    ム装置の制御方法において、 局給電から電源を取り出す局給電取り出し手段と、 本体電源と上記局給電取り出し手段から出力される電源
    のいずれかを選択する電源選択手段と、 受信した画情報を蓄積する画像蓄積手段を備え、 動作待機中は上記電源選択手段によって上記局給電取り
    出し手段から出力される電源を選択して装置に電源を供
    給し、着呼検出すると所定の着呼検出通知動作を実行す
    るとともに、着信が指定されると上記電源選択手段によ
    って上記本体電源を選択した後に、所定の着信時動作を
    実行し、受信した画情報を上記画像蓄積手段に蓄積する
    ことを特徴とするファクシミリモデム装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ装置機能およびホスト装置
    との間のインタフェース機能を備えたファクシミリモデ
    ム装置の制御方法において、 局給電から電源を取り出す局給電取り出し手段と、 本体電源と上記局給電取り出し手段から出力される電源
    のいずれかを選択する電源選択手段と、 受信した画情報を蓄積する画像蓄積手段を備え、 動作待機中は上記電源選択手段によって上記局給電取り
    出し手段から出力される電源を選択して装置に電源を供
    給し、着呼検出すると所定の着呼検出通知動作を実行す
    るとともに、着信が指定されると上記電源選択手段によ
    って上記本体電源を選択した後に、所定の着信時動作を
    実行し、受信した画情報を上記画像蓄積手段に蓄積する
    一方、受信画情報を蓄積している旨をホスト装置に通知
    し、ホスト装置からデータ転送が要求されると、上記画
    像蓄積手段に蓄積している受信画情報をホスト装置に転
    送することを特徴とするファクシミリモデム装置の制御
    方法。
JP5341056A 1993-12-10 1993-12-10 ファクシミリモデム装置の制御方法 Pending JPH07162567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5341056A JPH07162567A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ファクシミリモデム装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5341056A JPH07162567A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ファクシミリモデム装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07162567A true JPH07162567A (ja) 1995-06-23

Family

ID=18342834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5341056A Pending JPH07162567A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ファクシミリモデム装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07162567A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09153970A (ja) * 1995-11-03 1997-06-10 Lg Semicon Co Ltd Pc装着用ファックス/モデムの電源自動制御装置
JPH1079825A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Matsushita Graphic Commun Syst Inc ファクシミリ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09153970A (ja) * 1995-11-03 1997-06-10 Lg Semicon Co Ltd Pc装着用ファックス/モデムの電源自動制御装置
JPH1079825A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Matsushita Graphic Commun Syst Inc ファクシミリ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0762728B1 (en) Communication apparatus having power saving stand-by mode and non-ringing call receiving mode
JPH07162567A (ja) ファクシミリモデム装置の制御方法
JP2862191B2 (ja) 記録装置
JP2001061027A (ja) 電気装置及び通信端末装置
JPH05260229A (ja) ファクシミリ装置
JP3328480B2 (ja) 情報機器
JPH064410A (ja) 電子機器
JP2002158812A (ja) ファクシミリ装置
JP3509692B2 (ja) 省エネ機能付き通信端末装置
JP2774867B2 (ja) 通信装置及びその制御方法
JP3595807B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3920182B2 (ja) モデム装置及び通信装置
JPH114278A (ja) モデム装置
JPH07221886A (ja) ファクシミリ装置
JPH0936997A (ja) 通信装置およびファクシミリ装置
JP3397531B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3266765B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07154506A (ja) 通信システム
JPH08163298A (ja) ファクシミリ装置
JPH06253052A (ja) 回線切換機能付き通信端末装置および回線切換方法
JPH08223315A (ja) 留守番電話装置
JP2002344566A (ja) ファクシミリ装置
JP2004007314A (ja) ファクシミリ装置
JP2004242237A (ja) 通信装置
JPH01202971A (ja) 通信制御装置