JP2002344566A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギ−モ−ドが設定されている場合で
も電話機のオフフックを支障なく検出できる構成とした
ファクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 常時オンとなっている12V電源17の
電圧をVb、節電時(省エネルギ−モ−ド時)にオフに
なる24V電源18の電圧をVaとする。12V電源1
7または24V電源18のいずれかの電圧がDC/DC
コンバ−タ20に印加されている。このため、接点切り
換えリレ−22の接触子22aがb側の接点に接触して
いるときには、DC/DCコンバ−タ20の出力電流で
オフフック(OH)検出回路23が動作し、電話機を電
話回線から切り離した状態で待機させているときに、省
エネルギ−モ−ドが設定されたとしても、電話機のオフ
フックを確実に検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省エネルギ−モ−
ドが設定されている場合でも電話機のオフフックを支障
なく検出できる構成としたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話機を付設して、相手先の通信端末装
置との間で通話とファクシミリ通信ができる構成のファ
クシミリ装置が使用されている。この電話機は、ファク
シミリ装置に外付けとするものを使用することもある。
このような電話機を付設したファクシミリ装置において
は、電話機を電話回線に接続した状態で待機している。
待機状態で受話器を上げてオフフックとすると、電話回
線より回線電流が電話機に流れ、フォトカプラが動作し
てオフフックを検出している。
【0003】ところで、ファクシミリ装置に付設した電
話機をダイヤルイン回線で使用する場合がある。このよ
うに、電話機にダイヤルイン機能を設定している場合に
は、電話機を電話回線から切り離した状態で待機させて
いる。また、ファクシミリ装置の動作モ−ドを、ファク
シミリ通信/通話モ−ド、すなわち、FAX/TELモ
−ドに設定して、ファクシミリ通信を通話よりも優先さ
せる設定としている場合にも、電話機を電話回線から切
り離した状態で待機させている。
【0004】このように、電話機を電話回線から切り離
した状態で待機させている場合には、電話機のオフフッ
クは、DC/DCコンバ−タからの出力電流を電話機に
供給して検出している。DC/DCコンバ−タは、24
Vの直流電源から供給される電圧を変換して出力電圧を
擬似ベルの鳴動回路に印加している。
【0005】相手先から通話の発呼があると、DC/D
Cコンバ−タの出力側に接続された擬似ベルの鳴動回路
が動作して、相手先からの発呼を報知している。電話機
を電話回線から切り離した状態で待機させている場合に
は、このような擬似ベルの鳴動回路を動作させるために
用いるDC/DCコンバ−タの出力電流を、電話機のオ
フフック検出にも用いている。
【0006】最近では、環境への配慮やエネルギ−資源
の節約の観点から、ファクシミリ装置を省エネルギ−モ
−ドで動作させることも行われている。例えば、スキャ
ナやプリンタなどの機構部の駆動モ−タに対する電力供
給を、ファクシミリ装置の動作待機中には遮断して電力
消費を低減させている。
【0007】スキャナやプリンタなどの機構部の駆動モ
−タに対しては、前記24Vの直流電源から電力供給が
なされている。このため、ファクシミリ装置を省エネル
ギ−モ−ドで動作させる場合には、DC/DCコンバ−
タへの24Vの直流電源からの電力供給は遮断されてい
る。
【0008】前記のように、ファクシミリ装置に付設し
た電話機をダイヤルイン機能を設定して待機させる場合
や、FAX/TELモ−ドに設定している場合には、電
話機を電話回線から切り離した状態で待機させている。
このような状態にあるときに、ファクシミリ装置を省エ
ネルギ−モ−ドで動作させると、DC/DCコンバ−タ
への24Vの直流電源からの電力供給は遮断されてしま
うので、電話機のオフフックは検出されないことにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、電話機の
オフフックが検出できないと、ファクシミリ装置に付設
した電話機から相手先に発呼する際に、当該電話機を電
話回線に接続することができず、相手先と通話できない
という問題があった。
【0010】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、省エネルギ−モ−ドが設定されている場合で
も電話機のオフフックを支障なく検出できる構成とした
ファクシミリ装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において、ファクシミリ装置を、電話機と、当
該電話機に擬似呼出信号を供給する擬似呼出信号発生部
と、電話機を擬似呼出信号発生部と電話回線とに切り換
えて接続する切換部と、電話機のオフフックを検出する
オフフック検出部と、擬似呼出信号発生部に接続されて
電力を供給する第1の電源、および第1の電源電圧より
も低い電圧の第2の電源からなる電源部と、前記切換部
を制御して電話機を擬似呼出信号発生部側に接続を切り
換えて待機状態とすると共に、省エネルギ−モ−ド時に
は前記第1の電源を遮断し第2の電源の電力を擬似呼出
信号発生部に供給するように制御する制御部とを備えた
構成とすることによって達成される。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
ファクシミリ装置において、前記擬似呼出信号発生部に
接続されて電力を供給する第1の電源と第2の電源の出
力側に、それぞれダイオ−ドを擬似呼出信号発生部に対
して順方向に接続し、前記第1の電源と第2の電源の一
方の電源が動作時に、一方の電源から他方の電源への電
流の流入を阻止することを特徴としている。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2に記載のファクシミリ装置において、前記電話機
を擬似呼出信号発生部側に接続を切り換えた待機状態と
する切換部の制御を、ダイヤルインモ−ドの設定時、ま
たはファクシミリ通信モ−ドを通話モ−ドよりも優先す
る設定とするときに行なうことを特徴としている。
【0014】請求項4に係る発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置において、
前記擬似呼出信号発生部は、DC/DCコンバ−タと、
DC/DCコンバ−タからの出力信号を変調し、擬似呼
出信号に変換する鳴動回路とを備えたことを特徴として
いる。
【0015】請求項1に係る発明によれば、電話機が待
機状態とされているときに、省エネルギ−モ−ドが設定
されて第1の電源が遮断されると、第2の電源の電力を
擬似呼出信号発生部に供給している。このため、省エネ
ルギ−モ−ドが設定されている場合でも電話機のオフフ
ックを支障なく検出でき、電話機を確実に電話回線に接
続することができる。
【0016】請求項2に係る発明によれば、第1の電源
と第2の電源の出力側に、それぞれダイオ−ドを擬似呼
出信号発生部に対して順方向に接続している。このた
め、第1の電源と第2の電源の一方の電源が動作時に、
一方の電源から他方の電源への電流の流入を阻止するの
で、電源部の損傷を防止することができる。
【0017】請求項3に係る発明によれば、ダイヤルイ
ンモ−ドの設定時、またはファクシミリ通信を通話モ−
ドよりも優先する設定として、電話機を電話回線から切
り離した状態で待機させる場合に、電話機のオフフック
を支障なく検出できる。
【0018】請求項4に係る発明によれば、擬似呼出信
号発生部は、DC/DCコンバ−タと、DC/DCコン
バ−タからの出力信号を変調し、擬似呼出信号に変換す
る鳴動回路とを備えている。このため、DC/DCコン
バ−タから出力される任意の電圧を変調して鳴動回路を
動作させることができる。また、省エネルギ−モ−ドが
設定されているために、擬似呼出信号発生部に第2の電
源から低い電圧が入力された場合でも、DC/DCコン
バ−タの特性を適宜設定してオフフック検出に必要な程
度の出力電圧をオフフック検出部に供給することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。オフフックの検出は、前記
のようにフォトカプラに流れる電流によってなされてい
る。フォトカプラは、微少な電流で動作させることがで
きる。すなわち、フォトカプラは、前記のようにDC/
DCコンバ−タに24Vの直流電源の電圧を印加して得
られる出力電流よりも少ない電流で動作させることがで
きる。
【0020】本発明は、このような知見に基づき、省エ
ネルギ−モ−ドが設定されている場合には、24Vの直
流電源(第1の電源)は遮断されるが、24Vの直流電
源よりも低電圧の直流電源(第2の電源)は動作してい
ることに着目して、この第2の電源の電流により電話機
のオフフックを検出することを基本的な構成とするもの
である。すなわち、省エネルギ−モ−ドが設定されてい
るために、DC/DCコンバ−タに24Vの直流電源か
ら供給される電圧が入力されていない場合には、DC/
DCコンバ−タに第2の電源からの電圧を印加して、こ
のときの出力電流で電話機のオフフックを検出してい
る。
【0021】図3は本発明のファクシミリ装置の制御装
置を示す概略のブロック図である。次にこのブロック図
について説明する。図3において、ファクシミリ装置は
通話機能とファクシミリ通信機能とを有している。ファ
クシミリ装置の制御装置1は、各種信号やデ−タを処理
するための制御部2を有している。この制御部2は、M
PU(超小型演算処理装置)により構成されている。
【0022】制御部2には、モデム3、ROM4、RA
M5、画像メモリ6、操作部7、コ−デック(符号化・
復号部)8、スキャナ9、プリンタ10がシステムバス
11を介して接続されている。モデム3は、回線制御部
と接続されており、相手先のファクシミリ装置等の通信
端末装置との間で送受信されるデ−タを変調・復調す
る。回線制御部は外部回線と接続され、相手先のダイヤ
ル番号に対応したダイヤルパルスの送出、及び呼出信号
(C1)の着信を検出する。
【0023】回線制御部は、後述のように、CMLリレ
−13、呼出信号検出回路15、DC/DCコンバ−タ
20、鳴動回路21、接点切り換えリレ−22、オフフ
ック(OH)検出回路23により構成されている。この
ように、モデム3と回線制御部とはファクシミリ通信部
を構成している。ROM4にはファクシミリ装置の各種
動作に必要なデ−タやプログラムが格納される。RAM
5には、予約送信またはメモリ受信における管理デ−タ
が格納される。画像メモリ6には、読み取り原稿の画像
デ−タや相手先から受信した画像デ−タを格納する。
【0024】操作部7は、ファクシミリ通信の開始を指
示するスタ−トキ−、ストップキ−、テンキ−その他の
操作キ−からなり、ファクシミリ装置の各種動作、停止
を指示する。また、画像デ−タの倍率を拡大、縮小する
変倍率設定部が設けられている。コ−デック8は、読み
取り原稿の画像デ−タを所定の符号化方式で符号化し、
また、受信した画像デ−タを復号する。
【0025】スキャナ9は原稿の画像を読み取る。読み
取られた画像デ−タは、スキャナ9に設けた画像処理回
路でシェ−デング補正により信号レベルのばらつきを補
正する。また、画像処理回路は、画像品質を良好にする
ためのγ(ガンマ)補正回路、スム−ジング回路、エッ
ジ強調回路等が設けられており、画像デ−タに所定の処
理を施してから、2値化処理回路で2値化処理する。プ
リンタ10は画像を記録紙にプリントする。画像のプリ
ントは、記録紙の両面に行なう場合と記録紙の片面に行
なう場合がある。
【0026】電話回線14は、ライントランス12を介
してモデム3と接続されている。13は、モデム3と電
話回線14との接続を断続するCMLリレ−で、MPU
2からの制御信号で動作する。15は呼出信号検出回路
で、相手先からの呼出信号を検出すると、この検出信号
をMPU2に入力する。
【0027】16は5V電源、17は12V電源、18
は24V電源である。これらの5V電源16、12V電
源17、24V電源18は、いずれも直流電源で構成さ
れている。5V電源16は、ROM4、RAM5、画像
メモリ6、操作部7、コ−デック(符号化・復号部)8
を動作させるための電源で常時オンにされている。12
V電源17は常時オンにされている。24V電源18
は、スキャナ9、プリンタ10の機構部の駆動モ−タを
動作させる電源である。省エネルギ−モ−ドでファクシ
ミリ装置を待機させる場合には、24V電源18はオフ
にされる。これらの5V電源16、12V電源17、2
4V電源18は、電源部を構成している。
【0028】20はDC/DCコンバ−タで、ダイオ−
ド回路19を介して12V電源17と、24V電源18
に接続される。ダイオ−ド回路19には、ダイオ−ドd
a、dbがDC/DCコンバ−タ20に対して順方向に
接続されている。ダイオ−ドdaは、24V電源18が
オフになっているとき、12V電源17の電流が24V
電源18に逆流しないように機能している。また、ダイ
オ−ドdbは、24V電源18の電流が12V電源17
に逆流しないように機能している。
【0029】21は擬似ベルの鳴動回路で、DC/DC
コンバ−タ20からの出力電圧を変調して、ファクシミ
リ装置に付設される電話機24のリンガ−を鳴動させ
る。このように、鳴動回路は21はDC/DCコンバ−
タ20からの出力電圧を変調し、擬似呼出信号に変換す
る機能を有している。DC/DCコンバ−タ20、鳴動
回路21は擬似呼出信号発生部を構成している。
【0030】このため、DC/DCコンバ−タ20から
出力される任意の電圧を変調して鳴動回路21を動作さ
せることができる。また、省エネルギ−モ−ドが設定さ
れているために、擬似呼出信号発生部に12V電源17
から低い電圧が入力された場合でも、DC/DCコンバ
−タ20の特性を適宜設定してオフフック検出に必要な
程度の出力電圧をオフフック検出回路23に供給するこ
とができる。
【0031】22は、MPU2からの制御信号で接点a
1、a2と接点b1、b2に接続を切り換える接点切り換え
リレ−である。接点切り換えリレ−22は、オフのとき
に接点a1、a2側に切り換わり電話機24を電話回線1
4に接続する。また、接点切り換えリレ−22がオンの
ときに接点b1、b2側に切り換わり、電話機24を鳴動
回路21に接続する。このように、接点切り換えリレ−
22は、電話機24を電話回線14、または鳴動回路2
1に切り換えて接続する切換部として機能している。2
3は電話機24のオフフック(OH)を検出するオフフ
ック検出回路で、検出信号はMPU2に入力される。
【0032】図1は、本発明の基本的構成を示す概略の
ブロック図で、図3の主要な構成を部分的に示してい
る。図1において、常時オンとなっている12V電源1
7の電圧をVb、節電時(省エネルギ−モ−ド)にオフ
になる24V電源18の電圧をVaとする。また、接点
切り換えリレ−22のa接点は、図3のa1、a2接点を
含み、接点切り換えリレ−22のb接点は、図3のb
1、b2接点を含んでいる。前記のように、12V電源1
7または24V電源18のいずれかの電圧がDC/DC
コンバ−タ20に印加されている。
【0033】このため、接点切り換えリレ−22の接触
子22aがb側の接点に接触しているときには、DC/
DCコンバ−タ20の出力電流でオフフック(OH)検
出回路23が動作する。このため、電話機を電話回線か
ら切り離した状態で待機させているときに、省エネルギ
−モ−ドが設定されたとしても、電話機のオフフックを
確実に検出することができる。接点切り換えリレ−22
の接触子22aがa側の接点に接触しているときには、
電話機24は電話回線14と接続され、相手先と通話が
可能となる。ファクシミリ(FAX)制御装置1は、前
記のように、ライントランス12、CMLリレ−13を
介して電話回線14と接続される。
【0034】図2は、オフフック検出回路23に印加さ
れる電圧を示す特性図である。図2において、Taは、
擬似ベル鳴動時電圧Va’がオフフック検出回路23に
印加される期間である。この擬似ベル鳴動時電圧Va’
は、節電時にオフとなる24V電源18の電圧VaがD
C/DCコンバ−タ20に印加されたときの出力電圧で
ある。すなわち、電圧Va’は、擬似ベルを鳴動させる
ために16Hzに変調された擬似呼出信号として鳴動回
路から出力される。
【0035】また、Tbは、節電時(省エネルギ−モ−
ド時)にオフフック検出回路23においてVb’の電圧
が印加される期間である。この電圧Vb’は、12V電
源17の電圧VbがDC/DCコンバ−タ20に印加さ
れたときの出力電圧である。Vb’は、Va’よりも低
い電圧であるために、擬似ベルを鳴動させることはでき
ないが、フォトカプラを動作させて、オフフックの検出
を可能にしている。
【0036】図4、図5は、本発明の実施形態に係る省
エネルギ−モ−ド時のダイヤルイン着信の処理手順を示
すフロ−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トに
ついて説明する。
【0037】(1)ステップS1で処理プログラムを開
始し、ステップS2の処理で呼出信号検出回路15によ
り呼出信号検出かどうかを判定する。この判定結果がN
O(以下、Nと略記する。)であれば、ステップS2の
待機状態となる。ステップS2の判定結果がYES(以
下、Yと略記する。)になると、ステップS3の処理に
移行して24V電源18をオンとする。また、CMLリ
レ−13をオンにして電話回線14をファクシミリ装置
に接続する。
【0038】(2)次に、ステップS4の処理でDTM
F信号(Dual ToneMulti Freque
ncy)を受信し、電話番号にデコ−ドする。続いて、
ステップS5の処理で電話番号はファクシミリ用電話番
号かどうかを判定する。この判定結果がYであれば、ス
テップS6の処理に移行してCMLリレ−13を一旦オ
フにしてから、ステップS7の処理でCMLリレ−13
をオンにする。
【0039】(3)次に、ステップS8の処理でファク
シミリ通信手順のサブル−チン処理を行なう。このサブ
ル−チン処理が終了すると、続いてステップS9の処理
でCMLリレ−13をオフにして、ファクシミリ装置を
電話回線14から切断し、ステップS10で処理プログ
ラムを終了する。
【0040】(4)前記ステップS5の処理において、
呼び出された電話番号がファクシミリ用電話番号ではな
いため判定結果がNになると、ステップS11の処理で
CMLリレ−13をオフにする。次に、ステップS12
の処理で、擬似ベルの鳴動回路21を動作させて擬似呼
出音を発生させる。
【0041】(5)続いて、ステップS13の処理で、
オフフック検出回路23でオフフックを検出したかどう
かを判定する。この判定結果がYであれば、ステップS
14の処理に移行して接点切り換えリレ−20の接点を
bからaに切り替える。ステップS14の処理によっ
て、相手先との通話が可能となる。
【0042】(6)次に、ステップS15の処理でファ
クシミリのスタ−トキ−がオンかどうかを判定する。こ
の判定結果がNであれば、ステップS16の処理でオフ
フック検出回路23でオンフックを検出したかどうかを
判定する。この判定結果がNであればステップS15の
処理に戻り、ステップS15、ステップS16のル−プ
処理を繰り返す。
【0043】(7)ステップS16の判定結果がYであ
れば、通話が終了して受話器が置かれたものと判断し
て、ステップS17の処理で接点切り換えリレ−20の
接点をaからbに切り替える。ステップS17の処理で
ファクシミリ装置は電話回線14から切断され、ステッ
プS10で処理プログラムを終了する。
【0044】(8)前記ステップS13の処理で、オフ
フック検出回路23でオフフックを検出しないため、そ
の判定結果がNになると、ステップS18の処理で擬似
呼出音鳴動のタイムアウトかどうかを判定する。この判
定結果がNであれば、ステップS13の処理に戻る。タ
イムアウトとなってステップS18の判定結果がYにな
ると、ステップS19の処理で擬似呼出音を停止させ、
前記ステップS17の処理に移行して接点切り換えリレ
−20の接点をaからbに切り替える。
【0045】(9)前記ステップS15の処理で、ファ
クシミリスタ−トキ−オンで判定結果がYになると、ス
テップS20の処理に移行して、CMLリレ−13をオ
ン、接点切り換えリレ−20の接点をaからbに切り替
える。このため、ファクシミリ装置が電話回線14に接
続されてファクシミリ通信が可能となり、ステップS8
のファクシミリ通信手順のサブル−チン処理に移行す
る。また、電話機24は電話回線14から遮断される。
なお、この後24V電源18がオフにされ、省エネルギ
−モ−ドに復帰する。
【0046】図6は、省エネルギ−モ−ド時の通話処理
の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次に、このフ
ロ−チャ−トについて説明する。
【0047】(1)ステップS31で処理プログラムを
開始し、ステップS32の処理でオフフック検出回路2
3でオフフックを検出したかどうかを判定する。この判
定結果がNであれば受話器が上げられていないことにな
るので、ステップS32の待機状態となる。ステップS
32の判定結果がYであれば、ステップS33の処理に
移行する。
【0048】(2)ステップS33の処理では、接点切
り換えリレ−20の接点をbからaに切り換え、相手先
との通話が可能な状態となる。次に、ステップS34の
処理でオフフック検出回路23でオンフックを検出した
かどうかを判定する。この判定結果がNであればステッ
プS35の処理でファクシミリのスタ−トキ−がオンか
どうかを判定する。この判定結果がNであれば、ステッ
プS34の処理に戻り、ステップS34、ステップS3
5のル−プ処理を繰り返す。
【0049】(3)ステップS35の判定結果がYにな
ると、ファクシミリ装置を動作させるために省エネルギ
−モ−ドは解除されて、ステップS36の処理で24V
電源18がオンとなる。次に、ステップS37の処理で
CMLリレ−13をオンにして、接点切り換えリレ−2
0の接点をbからaに切り替える。
【0050】(4)続いて、ステップS38の処理でフ
ァクシミリ通信手順のサブル−チン処理を行なってか
ら、ステップS39の処理でCMLリレ−13をオフに
する。また、図示しないが24V電源18もオフにす
る。ステップS39の処理でファクシミリ装置は電話回
線14から切断され、ステップS41で処理プログラム
を終了する。
【0051】(5)前記ステップS34の処理で、オフ
フック検出回路23でオンフックを検出してその判定結
果がYになると、相手先との通話が終了して受話器が置
かれたものと判断する。このため、ステップS40の処
理で、接点切り換えリレ−20の接点をaからbに切り
換え、電話機24を電話回線14から切断する。その
後、ステップS41で処理プログラムを終了する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、電話機が待機状態とされているときに、省
エネルギ−モ−ドが設定されて第1の電源が遮断される
と、第2電源の電力を擬似呼出信号発生部に供給してい
る。このため、省エネルギ−モ−ドが設定されている場
合でも電話機のオフフックを支障なく検出でき、電話機
を確実に電話回線に接続することができる。
【0053】請求項2に係る発明によれば、第1の電源
と第2の電源の出力側に、それぞれダイオ−ドを擬似呼
出信号発生部に対して順方向に接続している。このた
め、第1の電源と第2の電源の一方の電源が動作時に、
一方の電源から他方の電源への電流の流入を阻止するの
で、電源部の損傷を防止することができる。
【0054】請求項3に係る発明によれば、ダイヤルイ
ンモ−ドの設定時、またはファクシミリ通信を通話モ−
ドよりも優先する設定として、電話機を電話回線から切
り離した状態で待機させる場合に、電話機のオフフック
を支障なく検出できる。
【0055】請求項4に係る発明によれば、擬似呼出信
号発生部は、DC/DCコンバ−タと、DC/DCコン
バ−タからの出力信号を変調し、擬似呼出信号に変換す
る鳴動回路とを備えている。このため、DC/DCコン
バ−タから出力される任意の電圧を変調して鳴動回路を
動作させることができる。また、省エネルギ−モ−ドが
設定されているために、擬似呼出信号発生部に第2の電
源から低い電圧が入力された場合でも、DC/DCコン
バ−タの特性を適宜設定してオフフック検出に必要な程
度の出力電圧をオフフック検出部に供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るファクシミリ装置の主
要部を示すブロック図である。
【図2】オフフック検出回路に印加される電圧を示す特
性図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
制御装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の概略の処理手順を示すフロ−チャ−ト
である。
【図5】本発明の概略の処理手順を示すフロ−チャ−ト
である。
【図6】本発明の概略の処理手順を示すフロ−チャ−ト
である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 制御部(MPU) 3 モデム 7 操作部 8 コ−デック 9 スキャナ 10 プリンタ 13 CMLリレ− 14 電話回線 15 呼出信号検出回路 16 5V電源 17 12V電源 18 24V電源 19 ダイオ−ド回路 20 DC/DCコンバ−タ 21 擬似ベルの鳴動回路 22 接点切り換えリレ− 23 オフフック(OH)検出回路 24 電話機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機と、当該電話機に擬似呼出信号を
    供給する擬似呼出信号発生部と、電話機を擬似呼出信号
    発生部と電話回線とに切り換えて接続する切換部と、電
    話機のオフフックを検出するオフフック検出部と、擬似
    呼出信号発生部に接続されて電力を供給する第1の電
    源、および第1の電源電圧よりも低い電圧の第2の電源
    からなる電源部と、前記切換部を制御して電話機を擬似
    呼出信号発生部側に接続を切り換えて待機状態とすると
    共に、省エネルギ−モ−ド時には、前記第1の電源を遮
    断し第2の電源の電力を擬似呼出信号発生部に供給する
    ように制御する制御部とを備えたことを特徴とする、フ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記擬似呼出信号発生部に接続されて電
    力を供給する第1の電源と第2の電源の出力側に、それ
    ぞれダイオ−ドを擬似呼出信号発生部に対して順方向に
    接続し、前記第1の電源と第2の電源の一方の電源が動
    作時に、一方の電源から他方の電源への電流の流入を阻
    止することを特徴とする、請求項1に記載のファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 前記電話機を擬似呼出信号発生部側に接
    続を切り換えた待機状態とする切換部の制御を、ダイヤ
    ルインモ−ドの設定時、またはファクシミリ通信モ−ド
    を通話モ−ドよりも優先する設定とするときに行なうこ
    とを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記擬似呼出信号発生部は、DC/DC
    コンバ−タと、DC/DCコンバ−タからの出力信号を
    変調し、擬似呼出信号に変換する鳴動回路とを備えたこ
    とを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載のファクシミリ装置。
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