JPH07161848A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH07161848A JPH07161848A JP30514493A JP30514493A JPH07161848A JP H07161848 A JPH07161848 A JP H07161848A JP 30514493 A JP30514493 A JP 30514493A JP 30514493 A JP30514493 A JP 30514493A JP H07161848 A JPH07161848 A JP H07161848A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、2層ゲ−トの極めて近傍にコンタ
クトホ−ルを形成する場合、電子が浮遊ゲ−トから喪失
することを防止する。 【構成】P型シリコン基板21の表面上に2層ゲ−トを設
け、コントロ−ルゲ−ト電極25及び浮遊ゲ−ト23の側壁
に第1のシリコン酸化膜29を設け、シリコン酸化膜29の
側壁に第2のシリコン窒化膜36を設け、このシリコン窒
化膜36の側壁に第2のシリコン酸化膜37を設け、このシ
リコン酸化膜37の側壁に第3のシリコン窒化膜30を設
け、このシリコン窒化膜30及びP型シリコン基板21の上
に層間絶縁膜31を設け、この層間絶縁膜31に、第3のシ
リコン窒化膜30をエッチングのストッパ−としてドレイ
ンコンタクトホ−ル31a を形成し、このコンタクトホ−
ル31aの内にコンタクトプラグ32を設けている。従っ
て、電子が浮遊ゲ−トから喪失することを防止すること
ができる。
クトホ−ルを形成する場合、電子が浮遊ゲ−トから喪失
することを防止する。 【構成】P型シリコン基板21の表面上に2層ゲ−トを設
け、コントロ−ルゲ−ト電極25及び浮遊ゲ−ト23の側壁
に第1のシリコン酸化膜29を設け、シリコン酸化膜29の
側壁に第2のシリコン窒化膜36を設け、このシリコン窒
化膜36の側壁に第2のシリコン酸化膜37を設け、このシ
リコン酸化膜37の側壁に第3のシリコン窒化膜30を設
け、このシリコン窒化膜30及びP型シリコン基板21の上
に層間絶縁膜31を設け、この層間絶縁膜31に、第3のシ
リコン窒化膜30をエッチングのストッパ−としてドレイ
ンコンタクトホ−ル31a を形成し、このコンタクトホ−
ル31aの内にコンタクトプラグ32を設けている。従っ
て、電子が浮遊ゲ−トから喪失することを防止すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性半導体記憶
装置に関するもので、特に不揮発性且つ電気的に書き換
え可能なフラッシュEEPROM等の高密度で大容量の
不揮発性半導体記憶装置に使用されるものである。
装置に関するもので、特に不揮発性且つ電気的に書き換
え可能なフラッシュEEPROM等の高密度で大容量の
不揮発性半導体記憶装置に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】2層ゲ−ト型の不揮発性メモリセルを微
細化する場合、コントロ−ルゲ−ト及びフロ−ティング
ゲ−トから構成される2層ゲ−ト構造部とドレインコン
タクトホ−ルとの間の余裕を縮小することが重要な課題
となる。そこで、ゲ−ト電極層からドレインコンタクト
ホ−ルを自己整合的に形成するいわゆるセルフアライン
コンタクト技術が重要となる。
細化する場合、コントロ−ルゲ−ト及びフロ−ティング
ゲ−トから構成される2層ゲ−ト構造部とドレインコン
タクトホ−ルとの間の余裕を縮小することが重要な課題
となる。そこで、ゲ−ト電極層からドレインコンタクト
ホ−ルを自己整合的に形成するいわゆるセルフアライン
コンタクト技術が重要となる。
【0003】図3は、従来の不揮発性半導体記憶装置を
示す断面図であり、代表的なセルフアラインコンタクト
技術の構造を示すものである。P型シリコン基板1の表
面上にはゲ−ト酸化膜2が設けられ、このゲ−ト酸化膜
2の上には第1の多結晶シリコン層3aが堆積される。
この多結晶シリコン層3aには高濃度にリンがド−プさ
れる。前記多結晶シリコン層3aの上にはONO( Oxid
e-Nitride-Oxide)絶縁膜4が設けられ、このONO絶縁
膜4の上には第2の多結晶シリコン層5aが堆積され
る。この多結晶シリコン層5aには高濃度にリンがド−
プされる。前記多結晶シリコン層5aの上にはコンタク
トホ−ル形成時にエッチングのストッパ−となる膜、例
えば第1のシリコン窒化膜6aが堆積される。
示す断面図であり、代表的なセルフアラインコンタクト
技術の構造を示すものである。P型シリコン基板1の表
面上にはゲ−ト酸化膜2が設けられ、このゲ−ト酸化膜
2の上には第1の多結晶シリコン層3aが堆積される。
この多結晶シリコン層3aには高濃度にリンがド−プさ
れる。前記多結晶シリコン層3aの上にはONO( Oxid
e-Nitride-Oxide)絶縁膜4が設けられ、このONO絶縁
膜4の上には第2の多結晶シリコン層5aが堆積され
る。この多結晶シリコン層5aには高濃度にリンがド−
プされる。前記多結晶シリコン層5aの上にはコンタク
トホ−ル形成時にエッチングのストッパ−となる膜、例
えば第1のシリコン窒化膜6aが堆積される。
【0004】この後、前記シリコン窒化膜6a、第1、
第2の多結晶シリコン層3a、5a及びONO絶縁膜4
それぞれはパタ−ニングされる。これにより、2層ゲ−
トが形成される。即ち、前記ゲ−ト酸化膜2の上には浮
遊ゲ−ト3が形成され、この浮遊ゲ−ト3の上にはON
O絶縁膜4を介してコントロ−ルゲ−ト電極5が形成さ
れる。このコントロ−ルゲ−ト電極5の上にはキャップ
用シリコン窒化膜6が形成される。
第2の多結晶シリコン層3a、5a及びONO絶縁膜4
それぞれはパタ−ニングされる。これにより、2層ゲ−
トが形成される。即ち、前記ゲ−ト酸化膜2の上には浮
遊ゲ−ト3が形成され、この浮遊ゲ−ト3の上にはON
O絶縁膜4を介してコントロ−ルゲ−ト電極5が形成さ
れる。このコントロ−ルゲ−ト電極5の上にはキャップ
用シリコン窒化膜6が形成される。
【0005】次に、前記キャップ用シリコン窒化膜6を
マスクとして不純物がイオン注入されることにより、前
記P型シリコン基板1の表面には自己整合的にN型ドレ
イン拡散層7およびN型ソ−ス拡散層8が形成される。
マスクとして不純物がイオン注入されることにより、前
記P型シリコン基板1の表面には自己整合的にN型ドレ
イン拡散層7およびN型ソ−ス拡散層8が形成される。
【0006】この後、前記浮遊ゲ−ト3、ONO絶縁膜
4及びコントロ−ルゲ−ト電極5それぞれの側壁にはシ
リコン酸化膜9が設けられる。このシリコン酸化膜9及
びキャップ用シリコン窒化膜6の側壁には第2のシリコ
ン窒化膜10が設けられる。このシリコン窒化膜10、
キャップ用シリコン窒化膜6及びP型シリコン基板1の
上には層間絶縁膜11が堆積される。
4及びコントロ−ルゲ−ト電極5それぞれの側壁にはシ
リコン酸化膜9が設けられる。このシリコン酸化膜9及
びキャップ用シリコン窒化膜6の側壁には第2のシリコ
ン窒化膜10が設けられる。このシリコン窒化膜10、
キャップ用シリコン窒化膜6及びP型シリコン基板1の
上には層間絶縁膜11が堆積される。
【0007】次に、前記層間絶縁膜11の上には図示せ
ぬレジスト膜が設けられる。このレジスト膜をマスクと
するとともに第2のシリコン窒化膜10をエッチングの
ストッパ−として、前記層間絶縁膜11には前記N型ド
レイン拡散層7の上に位置するドレインコンタクトホ−
ル11aが自己整合的に設けられる。この後、このドレ
インコンタクトホ−ル11aの内には低抵抗のWからな
るコンタクトプラグ12が埋め込まれる。次に、このコ
ンタクトプラグ12及び層間絶縁膜11の上には図示せ
ぬ金属配線層が設けられる。
ぬレジスト膜が設けられる。このレジスト膜をマスクと
するとともに第2のシリコン窒化膜10をエッチングの
ストッパ−として、前記層間絶縁膜11には前記N型ド
レイン拡散層7の上に位置するドレインコンタクトホ−
ル11aが自己整合的に設けられる。この後、このドレ
インコンタクトホ−ル11aの内には低抵抗のWからな
るコンタクトプラグ12が埋め込まれる。次に、このコ
ンタクトプラグ12及び層間絶縁膜11の上には図示せ
ぬ金属配線層が設けられる。
【0008】上記従来の不揮発性半導体記憶装置では、
浮遊ゲ−ト3に注入された電荷14を長期間保持しなけ
ればならない。即ち、前記浮遊ゲ−ト3に電子14が注
入された後、装置の動作上、N型ドレイン拡散層7へ長
時間、正の電荷が印加されても、前記浮遊ゲ−ト3に注
入された電子14が放出されることは許されない。さら
に、セクタ消去で、小さな単位で消去と書き込みを繰り
返す場合は、1万秒以上の間、連続的に電圧を印加して
も、前記の注入された電子が放出されることは許されな
い。
浮遊ゲ−ト3に注入された電荷14を長期間保持しなけ
ればならない。即ち、前記浮遊ゲ−ト3に電子14が注
入された後、装置の動作上、N型ドレイン拡散層7へ長
時間、正の電荷が印加されても、前記浮遊ゲ−ト3に注
入された電子14が放出されることは許されない。さら
に、セクタ消去で、小さな単位で消去と書き込みを繰り
返す場合は、1万秒以上の間、連続的に電圧を印加して
も、前記の注入された電子が放出されることは許されな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
不揮発性半導体記憶装置では、浮遊ゲ−ト3に電子14
が注入されている場合、コンタクトプラグ12に正の電
圧が印加されると、比較的高い電界がシリコン酸化膜9
及び第2のシリコン窒化膜10に印加される。このと
き、前記シリコン窒化膜10にコンタクトプラグ12か
らホ−ル13が注入され、このホ−ル13は前記シリコ
ン窒化膜10にトラップされるという現象が起こる。こ
の現象をトラッピングという。このトラッピングは、結
果的に、浮遊ゲ−ト3を取り囲むシリコン酸化膜9の中
の電界を高くしてしまう。これにより、浮遊ゲ−ト3に
注入されている電子14が放出されることがある。この
結果、この電子14が浮遊ゲ−トから喪失することがあ
る。
不揮発性半導体記憶装置では、浮遊ゲ−ト3に電子14
が注入されている場合、コンタクトプラグ12に正の電
圧が印加されると、比較的高い電界がシリコン酸化膜9
及び第2のシリコン窒化膜10に印加される。このと
き、前記シリコン窒化膜10にコンタクトプラグ12か
らホ−ル13が注入され、このホ−ル13は前記シリコ
ン窒化膜10にトラップされるという現象が起こる。こ
の現象をトラッピングという。このトラッピングは、結
果的に、浮遊ゲ−ト3を取り囲むシリコン酸化膜9の中
の電界を高くしてしまう。これにより、浮遊ゲ−ト3に
注入されている電子14が放出されることがある。この
結果、この電子14が浮遊ゲ−トから喪失することがあ
る。
【0010】さらに、前記シリコン酸化膜9は、高濃度
にリンがド−プされた第1、第2の多結晶シリコン層3
a、5aが酸化された酸化膜であるため、膜質が悪く、
実効的なバリアハイトが低いものである。これと共に、
浮遊ゲ−ト3、コントロ−ルゲ−ト5の加工の影響およ
びN型ドレイン拡散層7、N型ソ−ス拡散層8を形成す
る際のイオン注入工程において浮遊ゲ−ト3の側面に叩
き込まれた不純物の影響それぞれにより、前記シリコン
酸化膜9は欠陥密度が高くなっている。したがって、通
常のシリコン基板に形成された酸化膜と比較して、かな
り低い電界においも、前記欠陥を通じて浮遊ゲ−ト3に
注入されている電子14が放出されることがある。
にリンがド−プされた第1、第2の多結晶シリコン層3
a、5aが酸化された酸化膜であるため、膜質が悪く、
実効的なバリアハイトが低いものである。これと共に、
浮遊ゲ−ト3、コントロ−ルゲ−ト5の加工の影響およ
びN型ドレイン拡散層7、N型ソ−ス拡散層8を形成す
る際のイオン注入工程において浮遊ゲ−ト3の側面に叩
き込まれた不純物の影響それぞれにより、前記シリコン
酸化膜9は欠陥密度が高くなっている。したがって、通
常のシリコン基板に形成された酸化膜と比較して、かな
り低い電界においも、前記欠陥を通じて浮遊ゲ−ト3に
注入されている電子14が放出されることがある。
【0011】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、2層ゲ−トの極めて近
傍にコンタクトホ−ルを形成する場合、このコンタクト
ホ−ルと2層ゲ−トとが短絡しないようなセルフアライ
ンとなる構造であって、長時間、装置を動作させ、電子
を保持しても、この電子が浮遊ゲ−トから喪失すること
のない不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
されたものであり、その目的は、2層ゲ−トの極めて近
傍にコンタクトホ−ルを形成する場合、このコンタクト
ホ−ルと2層ゲ−トとが短絡しないようなセルフアライ
ンとなる構造であって、長時間、装置を動作させ、電子
を保持しても、この電子が浮遊ゲ−トから喪失すること
のない不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、半導体基板と、前記半導体基板の表面上
に設けられたゲ−ト酸化膜と、前記ゲ−ト酸化膜の上に
設けられた浮遊ゲ−トと、前記浮遊ゲ−トの上に設けら
れた絶縁膜と、前記絶縁膜の上に設けられたコントロ−
ルゲ−トと、前記コントロ−ルゲ−ト及び前記浮遊ゲ−
トの側壁に設けられた第1のシリコン酸化膜と、前記第
1のシリコン酸化膜の側壁に設けられた第1のシリコン
窒化膜と、前記第1のシリコン窒化膜の側壁に設けられ
た第2のシリコン酸化膜と、前記第2のシリコン酸化膜
の側壁に設けられた第2のシリコン窒化膜と、前記第2
のシリコン窒化膜及び前記半導体基板の上に設けられた
層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜に、前記第2のシリコン
窒化膜をエッチングのストッパ−として自己整合的に形
成されたコンタクトホ−ルと、を具備することを特徴と
している。
解決するため、半導体基板と、前記半導体基板の表面上
に設けられたゲ−ト酸化膜と、前記ゲ−ト酸化膜の上に
設けられた浮遊ゲ−トと、前記浮遊ゲ−トの上に設けら
れた絶縁膜と、前記絶縁膜の上に設けられたコントロ−
ルゲ−トと、前記コントロ−ルゲ−ト及び前記浮遊ゲ−
トの側壁に設けられた第1のシリコン酸化膜と、前記第
1のシリコン酸化膜の側壁に設けられた第1のシリコン
窒化膜と、前記第1のシリコン窒化膜の側壁に設けられ
た第2のシリコン酸化膜と、前記第2のシリコン酸化膜
の側壁に設けられた第2のシリコン窒化膜と、前記第2
のシリコン窒化膜及び前記半導体基板の上に設けられた
層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜に、前記第2のシリコン
窒化膜をエッチングのストッパ−として自己整合的に形
成されたコンタクトホ−ルと、を具備することを特徴と
している。
【0013】また、半導体基板と、前記半導体基板の表
面上に設けられたゲ−ト酸化膜と、前記ゲ−ト酸化膜の
上に設けられた浮遊ゲ−トと、前記浮遊ゲ−トの上に設
けられた第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜の上に設け
られたコントロ−ルゲ−トと、前記コントロ−ルゲ−ト
の上に設けられた第2の絶縁膜と、前記コントロ−ルゲ
−ト及び前記浮遊ゲ−トの側壁に設けられた第1のシリ
コン酸化膜と、前記第1のシリコン酸化膜及び前記第2
の絶縁膜それぞれの側壁に設けられた第1のシリコン窒
化膜と、前記第1のシリコン窒化膜の側壁に設けられた
第2のシリコン酸化膜と、前記第2のシリコン酸化膜の
側壁に設けられた第2のシリコン窒化膜と、前記第2の
シリコン窒化膜、前記第2のシリコン酸化膜及び前記半
導体基板の上に設けられた第3のシリコン窒化膜と、前
記第3のシリコン窒化膜の上に設けられた層間絶縁膜
と、前記層間絶縁膜に、前記第2のシリコン窒化膜をエ
ッチングのストッパ−として自己整合的に形成されたコ
ンタクトホ−ルと、を具備することを特徴としている。
面上に設けられたゲ−ト酸化膜と、前記ゲ−ト酸化膜の
上に設けられた浮遊ゲ−トと、前記浮遊ゲ−トの上に設
けられた第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜の上に設け
られたコントロ−ルゲ−トと、前記コントロ−ルゲ−ト
の上に設けられた第2の絶縁膜と、前記コントロ−ルゲ
−ト及び前記浮遊ゲ−トの側壁に設けられた第1のシリ
コン酸化膜と、前記第1のシリコン酸化膜及び前記第2
の絶縁膜それぞれの側壁に設けられた第1のシリコン窒
化膜と、前記第1のシリコン窒化膜の側壁に設けられた
第2のシリコン酸化膜と、前記第2のシリコン酸化膜の
側壁に設けられた第2のシリコン窒化膜と、前記第2の
シリコン窒化膜、前記第2のシリコン酸化膜及び前記半
導体基板の上に設けられた第3のシリコン窒化膜と、前
記第3のシリコン窒化膜の上に設けられた層間絶縁膜
と、前記層間絶縁膜に、前記第2のシリコン窒化膜をエ
ッチングのストッパ−として自己整合的に形成されたコ
ンタクトホ−ルと、を具備することを特徴としている。
【0014】また、半導体基板と、前記半導体基板の表
面上に設けられたゲ−ト酸化膜と、前記ゲ−ト酸化膜の
上に設けられた浮遊ゲ−トと、前記浮遊ゲ−トの上に設
けられた絶縁膜と、前記絶縁膜の上に設けられたコント
ロ−ルゲ−トと、前記コントロ−ルゲ−ト及び前記浮遊
ゲ−トの側壁に設けられた第1のシリコン酸化膜と、前
記第1のシリコン酸化膜の側壁に設けられ、トラップ準
位を多く含むとともに低電界領域においてトラップ準位
を介した電流が同一電界におけるシリコン酸化膜膜中の
電流よりも大きい第1の膜と、前記第1の膜の側壁に設
けられた第2のシリコン酸化膜と、前記第2のシリコン
酸化膜の側壁に設けられ、トラップ準位を多く含むとと
もに低電界領域においてトラップ準位を介した電流が同
一電界におけるシリコン酸化膜膜中の電流よりも大きい
第2の膜と、前記第2の膜及び前記半導体基板の上に設
けられた層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜に、前記第2の
膜をエッチングのストッパ−として自己整合的に形成さ
れたコンタクトホ−ルと、を具備することを特徴として
いる。
面上に設けられたゲ−ト酸化膜と、前記ゲ−ト酸化膜の
上に設けられた浮遊ゲ−トと、前記浮遊ゲ−トの上に設
けられた絶縁膜と、前記絶縁膜の上に設けられたコント
ロ−ルゲ−トと、前記コントロ−ルゲ−ト及び前記浮遊
ゲ−トの側壁に設けられた第1のシリコン酸化膜と、前
記第1のシリコン酸化膜の側壁に設けられ、トラップ準
位を多く含むとともに低電界領域においてトラップ準位
を介した電流が同一電界におけるシリコン酸化膜膜中の
電流よりも大きい第1の膜と、前記第1の膜の側壁に設
けられた第2のシリコン酸化膜と、前記第2のシリコン
酸化膜の側壁に設けられ、トラップ準位を多く含むとと
もに低電界領域においてトラップ準位を介した電流が同
一電界におけるシリコン酸化膜膜中の電流よりも大きい
第2の膜と、前記第2の膜及び前記半導体基板の上に設
けられた層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜に、前記第2の
膜をエッチングのストッパ−として自己整合的に形成さ
れたコンタクトホ−ルと、を具備することを特徴として
いる。
【0015】また、前記第2のシリコン酸化膜の膜厚
は、3nm以上であることを特徴としている。また、前
記第1のシリコン酸化膜の膜厚が20nm未満である場
合は、前記第2のシリコン酸化膜の膜厚を5nm以上と
することを特徴としている。
は、3nm以上であることを特徴としている。また、前
記第1のシリコン酸化膜の膜厚が20nm未満である場
合は、前記第2のシリコン酸化膜の膜厚を5nm以上と
することを特徴としている。
【0016】
【作用】この発明は、第1のシリコン窒化膜と第2のシ
リコン窒化膜との間に第2のシリコン酸化膜を設けてい
る。したがって、浮遊ゲ−トに電子が注入されている場
合に、埋込みプラグに正の電圧が印加され、第2のシリ
コン窒化膜に埋込みプラグからホ−ルが注入され、この
ホ−ルが第2のシリコン窒化膜にトラップされても、第
2のシリコン酸化膜により前記ホ−ルの第1のシリコン
窒化膜への注入をブロックすることができる。この結
果、浮遊ゲ−トを取り囲む第1のシリコン酸化膜にかか
る電界を下げることができるため、浮遊ゲ−トに注入さ
れている電子が放出されることがない。即ち、この電子
が浮遊ゲ−トから喪失することを防止することができ
る。
リコン窒化膜との間に第2のシリコン酸化膜を設けてい
る。したがって、浮遊ゲ−トに電子が注入されている場
合に、埋込みプラグに正の電圧が印加され、第2のシリ
コン窒化膜に埋込みプラグからホ−ルが注入され、この
ホ−ルが第2のシリコン窒化膜にトラップされても、第
2のシリコン酸化膜により前記ホ−ルの第1のシリコン
窒化膜への注入をブロックすることができる。この結
果、浮遊ゲ−トを取り囲む第1のシリコン酸化膜にかか
る電界を下げることができるため、浮遊ゲ−トに注入さ
れている電子が放出されることがない。即ち、この電子
が浮遊ゲ−トから喪失することを防止することができ
る。
【0017】また、第2のシリコン酸化膜の厚さを3n
m以上とすれば、第2のシリコン窒化膜にトラップされ
ているホ−ルが第1のシリコン窒化膜に注入されるのを
ブロックすることができる。
m以上とすれば、第2のシリコン窒化膜にトラップされ
ているホ−ルが第1のシリコン窒化膜に注入されるのを
ブロックすることができる。
【0018】また、第1のシリコン酸化膜の厚さを20
nm未満とすると、浮遊ゲ−トに注入されている電子が
前記第1のシリコン酸化膜の欠陥から放出されることが
あるから、第2のシリコン酸化膜の厚さを5nm以上と
する必要がある。これにより、第2のシリコン酸化膜で
ホ−ル注入をブロックするだけでなく、浮遊ゲ−トから
の電子の放出を防止することができる。
nm未満とすると、浮遊ゲ−トに注入されている電子が
前記第1のシリコン酸化膜の欠陥から放出されることが
あるから、第2のシリコン酸化膜の厚さを5nm以上と
する必要がある。これにより、第2のシリコン酸化膜で
ホ−ル注入をブロックするだけでなく、浮遊ゲ−トから
の電子の放出を防止することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。図1は、この発明の第1の実施例による不
揮発性半導体記憶装置、即ちフラッシュメモリセルを示
す断面図である。P型シリコン基板21の表面上には厚
さが10nmのゲ−ト酸化膜22が設けられ、このゲ−
ト酸化膜22の上には厚さが100nmである例えば第
1の多結晶シリコン層23aが堆積される。この多結晶
シリコン層23aには高濃度にリンがド−プされる。前
記多結晶シリコン層23aの上にはONO絶縁膜24が
設けられ、このONO絶縁膜24は3層構造絶縁膜によ
り構成されている。このONO絶縁膜24は、上層が厚
さが4nmのトップ酸化膜、下層が厚さが10nmの下
層酸化膜、中間層が厚さが10nmのシリコン窒化膜に
より形成されている。前記ONO絶縁膜24の上には厚
さが400nmの第2の多結晶シリコン層25aが堆積
され、この多結晶シリコン層25aには高濃度にリンが
ド−プされる。前記多結晶シリコン層25aの上にはコ
ンタクトホ−ル形成時にエッチングのストッパ−となる
膜、例えば厚さが200nmの第1のシリコン窒化膜2
6aが堆積される。
り説明する。図1は、この発明の第1の実施例による不
揮発性半導体記憶装置、即ちフラッシュメモリセルを示
す断面図である。P型シリコン基板21の表面上には厚
さが10nmのゲ−ト酸化膜22が設けられ、このゲ−
ト酸化膜22の上には厚さが100nmである例えば第
1の多結晶シリコン層23aが堆積される。この多結晶
シリコン層23aには高濃度にリンがド−プされる。前
記多結晶シリコン層23aの上にはONO絶縁膜24が
設けられ、このONO絶縁膜24は3層構造絶縁膜によ
り構成されている。このONO絶縁膜24は、上層が厚
さが4nmのトップ酸化膜、下層が厚さが10nmの下
層酸化膜、中間層が厚さが10nmのシリコン窒化膜に
より形成されている。前記ONO絶縁膜24の上には厚
さが400nmの第2の多結晶シリコン層25aが堆積
され、この多結晶シリコン層25aには高濃度にリンが
ド−プされる。前記多結晶シリコン層25aの上にはコ
ンタクトホ−ル形成時にエッチングのストッパ−となる
膜、例えば厚さが200nmの第1のシリコン窒化膜2
6aが堆積される。
【0020】この後、前記シリコン窒化膜26a、第
1、第2の多結晶シリコン層23a、25a及びONO
絶縁膜24それぞれはパタ−ニングされる。これによ
り、2層ゲ−トが形成される。即ち、前記ゲ−ト酸化膜
22の上には浮遊ゲ−ト23がセルフアライメントに形
成され、この浮遊ゲ−ト23の上にはONO絶縁膜24
を介してコントロ−ルゲ−ト電極25がセルフアライメ
ントに形成される。このコントロ−ルゲ−ト電極25の
上にはキャップ用シリコン窒化膜26が形成される。
1、第2の多結晶シリコン層23a、25a及びONO
絶縁膜24それぞれはパタ−ニングされる。これによ
り、2層ゲ−トが形成される。即ち、前記ゲ−ト酸化膜
22の上には浮遊ゲ−ト23がセルフアライメントに形
成され、この浮遊ゲ−ト23の上にはONO絶縁膜24
を介してコントロ−ルゲ−ト電極25がセルフアライメ
ントに形成される。このコントロ−ルゲ−ト電極25の
上にはキャップ用シリコン窒化膜26が形成される。
【0021】次に、前記キャップ用シリコン窒化膜26
をマスクとして不純物がイオン注入されることにより、
前記P型シリコン基板21の表面には自己整合的にN型
ドレイン拡散層27およびN型ソ−ス拡散層28が形成
される。
をマスクとして不純物がイオン注入されることにより、
前記P型シリコン基板21の表面には自己整合的にN型
ドレイン拡散層27およびN型ソ−ス拡散層28が形成
される。
【0022】この後、前記浮遊ゲ−ト23、ONO絶縁
膜24及びコントロ−ルゲ−ト電極25それぞれの側
壁、P型シリコン基板21の上には熱酸化により厚さが
20nm程度の第1のシリコン酸化膜29が設けられ
る。この場合、このシリコン酸化膜29は、熱酸化によ
り形成されるため、キャップ用シリコン窒化膜26の側
面にはほとんど形成されない。
膜24及びコントロ−ルゲ−ト電極25それぞれの側
壁、P型シリコン基板21の上には熱酸化により厚さが
20nm程度の第1のシリコン酸化膜29が設けられ
る。この場合、このシリコン酸化膜29は、熱酸化によ
り形成されるため、キャップ用シリコン窒化膜26の側
面にはほとんど形成されない。
【0023】前記シリコン酸化膜29の上及び側壁には
厚さが10nmの第2のシリコン窒化膜36が設けら
れ、このシリコン窒化膜36の上及び側壁にはCVD法
により厚さが6nmの第2のシリコン酸化膜37が設け
られる。このシリコン酸化膜37の上及び側壁、キャッ
プ用シリコン窒化膜26の上には厚さが200nmの第
3のシリコン窒化膜30が設けられる。このシリコン窒
化膜30は、エッチバックされることにより、第2のシ
リコン酸化膜37の側壁に形成される。この後、このシ
リコン窒化膜30、キャップ用シリコン窒化膜26及び
P型シリコン基板21の上には層間絶縁膜31が堆積さ
れる。
厚さが10nmの第2のシリコン窒化膜36が設けら
れ、このシリコン窒化膜36の上及び側壁にはCVD法
により厚さが6nmの第2のシリコン酸化膜37が設け
られる。このシリコン酸化膜37の上及び側壁、キャッ
プ用シリコン窒化膜26の上には厚さが200nmの第
3のシリコン窒化膜30が設けられる。このシリコン窒
化膜30は、エッチバックされることにより、第2のシ
リコン酸化膜37の側壁に形成される。この後、このシ
リコン窒化膜30、キャップ用シリコン窒化膜26及び
P型シリコン基板21の上には層間絶縁膜31が堆積さ
れる。
【0024】次に、前記層間絶縁膜31の上には図示せ
ぬレジスト膜が設けられる。このレジスト膜をマスクと
するとともに第3のシリコン窒化膜30をエッチングの
ストッパ−として、前記層間絶縁膜31には前記N型ド
レイン拡散層27の上に位置するドレインコンタクトホ
−ル31aが自己整合的に形成される。この際、エッチ
ングの条件を最適化すると、層間絶縁膜31はエッチン
グされるが、第3のシリコン窒化膜30はエッチングさ
れないという状態を実現することができる。このような
条件でエッチングすると、第3のシリコン窒化膜30が
エッチングのストッパ−として働くので、セルフアライ
ン構造が実現され、コントロ−ルゲ−トや浮遊ゲ−トに
コンタクトホ−ルが接触するおそれはない。すなわち、
前記ドレインコンタクトホ−ル31aの位置がずれた
り、コンタクトホ−ル31aが大きくなった場合でも、
コンタクトホ−ル31aとゲ−ト電極23、25がショ
−トする危険がなくなり、いわゆるセルフアラインゲ−
ト構造が実現される。
ぬレジスト膜が設けられる。このレジスト膜をマスクと
するとともに第3のシリコン窒化膜30をエッチングの
ストッパ−として、前記層間絶縁膜31には前記N型ド
レイン拡散層27の上に位置するドレインコンタクトホ
−ル31aが自己整合的に形成される。この際、エッチ
ングの条件を最適化すると、層間絶縁膜31はエッチン
グされるが、第3のシリコン窒化膜30はエッチングさ
れないという状態を実現することができる。このような
条件でエッチングすると、第3のシリコン窒化膜30が
エッチングのストッパ−として働くので、セルフアライ
ン構造が実現され、コントロ−ルゲ−トや浮遊ゲ−トに
コンタクトホ−ルが接触するおそれはない。すなわち、
前記ドレインコンタクトホ−ル31aの位置がずれた
り、コンタクトホ−ル31aが大きくなった場合でも、
コンタクトホ−ル31aとゲ−ト電極23、25がショ
−トする危険がなくなり、いわゆるセルフアラインゲ−
ト構造が実現される。
【0025】この後、このドレインコンタクトホ−ル3
1aの内には低抵抗のWからなるコンタクトプラグ32
が埋め込まれる。次に、このコンタクトプラグ32及び
層間絶縁膜31の上には金属配線層38が設けられる。
1aの内には低抵抗のWからなるコンタクトプラグ32
が埋め込まれる。次に、このコンタクトプラグ32及び
層間絶縁膜31の上には金属配線層38が設けられる。
【0026】上記第1の実施例によれば、第2のシリコ
ン窒化膜36と第3のシリコン窒化膜30との間に第2
のシリコン酸化膜37を設けている。したがって、浮遊
ゲ−ト23に電子が注入されている場合に、コンタクト
プラグ12に正の電圧が印加され、第3のシリコン窒化
膜30にコンタクトプラグ32からホ−ルが注入され、
このホ−ルが第3のシリコン窒化膜30にトラップされ
ても、第2のシリコン酸化膜37により前記ホ−ルの第
2のシリコン窒化膜36への注入をブロックすることが
できる。この結果、浮遊ゲ−ト3を取り囲む第1のシリ
コン酸化膜29にかかる電界を下げることができるた
め、浮遊ゲ−ト3に注入されている電子が放出されるこ
とない。即ち、この電子が浮遊ゲ−トから喪失すること
を防止することができる。
ン窒化膜36と第3のシリコン窒化膜30との間に第2
のシリコン酸化膜37を設けている。したがって、浮遊
ゲ−ト23に電子が注入されている場合に、コンタクト
プラグ12に正の電圧が印加され、第3のシリコン窒化
膜30にコンタクトプラグ32からホ−ルが注入され、
このホ−ルが第3のシリコン窒化膜30にトラップされ
ても、第2のシリコン酸化膜37により前記ホ−ルの第
2のシリコン窒化膜36への注入をブロックすることが
できる。この結果、浮遊ゲ−ト3を取り囲む第1のシリ
コン酸化膜29にかかる電界を下げることができるた
め、浮遊ゲ−ト3に注入されている電子が放出されるこ
とない。即ち、この電子が浮遊ゲ−トから喪失すること
を防止することができる。
【0027】また、セルフアラインコンタクト構造を実
現しているため、高密度の不揮発性半導体装置を実現す
ることができる。上記第1の実施例において、第1のシ
リコン酸化膜29の厚さが20nm以上である場合は、
第2のシリコン酸化膜37の厚さを3nm以上とすれ
ば、上述したような効果を得ることができる。すなわ
ち、第1のシリコン酸化膜29の厚さが20nm以上で
あれば、浮遊ゲ−ト23に注入されている電子が第1の
シリコン酸化膜29から放出されるのを防止することが
できる。このため、第2のシリコン酸化膜37は、第3
のシリコン窒化膜30にトラップされているホ−ルが第
2のシリコン窒化膜36に注入されるのをブロックする
のみでよいから、3nm以上の厚さがあれば足りる。
現しているため、高密度の不揮発性半導体装置を実現す
ることができる。上記第1の実施例において、第1のシ
リコン酸化膜29の厚さが20nm以上である場合は、
第2のシリコン酸化膜37の厚さを3nm以上とすれ
ば、上述したような効果を得ることができる。すなわ
ち、第1のシリコン酸化膜29の厚さが20nm以上で
あれば、浮遊ゲ−ト23に注入されている電子が第1の
シリコン酸化膜29から放出されるのを防止することが
できる。このため、第2のシリコン酸化膜37は、第3
のシリコン窒化膜30にトラップされているホ−ルが第
2のシリコン窒化膜36に注入されるのをブロックする
のみでよいから、3nm以上の厚さがあれば足りる。
【0028】また、第1のシリコン酸化膜29の厚さが
20nm未満である場合は、第2のシリコン酸化膜37
の厚さを5nm以上とすれば、上述したような効果を得
ることができる。すなわち、第1のシリコン酸化膜29
の厚さを20nm未満とすると、第1のシリコン酸化膜
29においては、多結晶シリコン層を酸化することによ
り形成されたものであるから、欠陥密度が大きくなる。
このため、第1のシリコン酸化膜29の欠陥から浮遊ゲ
−ト23に注入されている電子が放出されることがある
から、第2のシリコン酸化膜37の厚さを5nm以上と
する必要がある。この理由は、この第2のシリコン酸化
膜37でホ−ル注入をブロックするだけでなく、浮遊ゲ
−ト23からの電子の放出を防止する必要があるからで
ある。
20nm未満である場合は、第2のシリコン酸化膜37
の厚さを5nm以上とすれば、上述したような効果を得
ることができる。すなわち、第1のシリコン酸化膜29
の厚さを20nm未満とすると、第1のシリコン酸化膜
29においては、多結晶シリコン層を酸化することによ
り形成されたものであるから、欠陥密度が大きくなる。
このため、第1のシリコン酸化膜29の欠陥から浮遊ゲ
−ト23に注入されている電子が放出されることがある
から、第2のシリコン酸化膜37の厚さを5nm以上と
する必要がある。この理由は、この第2のシリコン酸化
膜37でホ−ル注入をブロックするだけでなく、浮遊ゲ
−ト23からの電子の放出を防止する必要があるからで
ある。
【0029】尚、上記第1の実施例では、シリコン酸化
膜29の側壁に第2のシリコン窒化膜36を設け、この
シリコン窒化膜36の側壁に第2のシリコン酸化膜37
を介して第3のシリコン窒化膜30を設けているが、シ
リコン酸化膜29の側壁に他の材料の膜を設け、この膜
の側壁に第2のシリコン酸化膜37を介して他の材料の
膜を設けることも可能である。この場合、前記他の材料
の膜は、窒化膜と同様にトラップ準位を多く含み、例え
ば低電界状態でのリ−ク電流がシリコン酸化膜より大き
いものであれば良く、このときはシリコン窒化膜30、
37の場合と同様の現象が起こる。したがって、この場
合に同様の目的でこの発明を適用できる事は当然であ
る。
膜29の側壁に第2のシリコン窒化膜36を設け、この
シリコン窒化膜36の側壁に第2のシリコン酸化膜37
を介して第3のシリコン窒化膜30を設けているが、シ
リコン酸化膜29の側壁に他の材料の膜を設け、この膜
の側壁に第2のシリコン酸化膜37を介して他の材料の
膜を設けることも可能である。この場合、前記他の材料
の膜は、窒化膜と同様にトラップ準位を多く含み、例え
ば低電界状態でのリ−ク電流がシリコン酸化膜より大き
いものであれば良く、このときはシリコン窒化膜30、
37の場合と同様の現象が起こる。したがって、この場
合に同様の目的でこの発明を適用できる事は当然であ
る。
【0030】図2は、この発明の第2の実施例による不
揮発性半導体記憶装置を示す断面図であり、図1と同一
部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明
する。
揮発性半導体記憶装置を示す断面図であり、図1と同一
部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明
する。
【0031】シリコン窒化膜30、第2のシリコン酸化
膜37、キャップ用シリコン窒化膜26及びP型シリコ
ン基板21の上には薄い第4のシリコン窒化膜41が設
けられ、このシリコン窒化膜41の上には層間絶縁膜3
1が堆積される。
膜37、キャップ用シリコン窒化膜26及びP型シリコ
ン基板21の上には薄い第4のシリコン窒化膜41が設
けられ、このシリコン窒化膜41の上には層間絶縁膜3
1が堆積される。
【0032】次に、前記層間絶縁膜31の上には図示せ
ぬレジスト膜が設けられる。このレジスト膜をマスクと
するとともに第4のシリコン窒化膜41をエッチングの
ストッパ−として、前記層間絶縁膜31には前記N型ド
レイン拡散層27の上に位置するドレインコンタクトホ
−ル31aが自己整合的に設けられる。
ぬレジスト膜が設けられる。このレジスト膜をマスクと
するとともに第4のシリコン窒化膜41をエッチングの
ストッパ−として、前記層間絶縁膜31には前記N型ド
レイン拡散層27の上に位置するドレインコンタクトホ
−ル31aが自己整合的に設けられる。
【0033】この後、このドレインコンタクトホ−ル3
1aにより露出している第4のシリコン窒化膜41はエ
ッチング除去される。前記ドレインコンタクトホ−ル3
1aの内には低抵抗のWからなるコンタクトプラグ32
が埋め込まれる。
1aにより露出している第4のシリコン窒化膜41はエ
ッチング除去される。前記ドレインコンタクトホ−ル3
1aの内には低抵抗のWからなるコンタクトプラグ32
が埋め込まれる。
【0034】上記第2の実施例においても第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。また、上記第1の実
施例では、ドレインコンタクトホ−ル31aが所定の位
置からずれた場合、このコンタクトホ−ル31aを形成
する際のエッチングにより第2のシリコン酸化膜37も
エッチングされ、このシリコン酸化膜37に沿ってスリ
ットが入るおそれがある。これは、通常、層間絶縁膜3
1にはシリコン酸化膜が用いられており、上記の層間絶
縁膜31のエッチングは、シリコン酸化膜がエッチング
され、シリコン窒化膜がエッチングされないような条件
で行われるためである。しかし、上記第2の実施例で
は、このようなスリットが入ることを防止することがで
きる。
と同様の効果を得ることができる。また、上記第1の実
施例では、ドレインコンタクトホ−ル31aが所定の位
置からずれた場合、このコンタクトホ−ル31aを形成
する際のエッチングにより第2のシリコン酸化膜37も
エッチングされ、このシリコン酸化膜37に沿ってスリ
ットが入るおそれがある。これは、通常、層間絶縁膜3
1にはシリコン酸化膜が用いられており、上記の層間絶
縁膜31のエッチングは、シリコン酸化膜がエッチング
され、シリコン窒化膜がエッチングされないような条件
で行われるためである。しかし、上記第2の実施例で
は、このようなスリットが入ることを防止することがで
きる。
【0035】すなわち、シリコン窒化膜30、キャップ
用シリコン窒化膜26及びP型シリコン基板21の上に
第4のシリコン窒化膜41を設けているため、ドレイン
コンタクトホ−ル31aが所定の位置からずれた場合で
も、このコンタクトホ−ル31aを形成する際のエッチ
ングにより第2のシリコン酸化膜37がエッチングされ
ることはない。
用シリコン窒化膜26及びP型シリコン基板21の上に
第4のシリコン窒化膜41を設けているため、ドレイン
コンタクトホ−ル31aが所定の位置からずれた場合で
も、このコンタクトホ−ル31aを形成する際のエッチ
ングにより第2のシリコン酸化膜37がエッチングされ
ることはない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
第1のシリコン窒化膜と第2のシリコン窒化膜との間に
第2のシリコン酸化膜を設けている。したがって、2層
ゲ−トの極めて近傍にコンタクトホ−ルを形成する場
合、このコンタクトホ−ルと2層ゲ−トとが短絡しない
ようなセルフアラインとなる構造であって、長時間、装
置を動作させ、電子を保持ても、この電子が浮遊ゲ−ト
から喪失することを防止することができる。
第1のシリコン窒化膜と第2のシリコン窒化膜との間に
第2のシリコン酸化膜を設けている。したがって、2層
ゲ−トの極めて近傍にコンタクトホ−ルを形成する場
合、このコンタクトホ−ルと2層ゲ−トとが短絡しない
ようなセルフアラインとなる構造であって、長時間、装
置を動作させ、電子を保持ても、この電子が浮遊ゲ−ト
から喪失することを防止することができる。
【図1】この発明の第1の実施例による不揮発性半導体
記憶装置を示す断面図。
記憶装置を示す断面図。
【図2】この発明の第2の実施例による不揮発性半導体
記憶装置を示す断面図。
記憶装置を示す断面図。
【図3】従来の不揮発性半導体記憶装置を示す断面図。
21…P型シリコン基板、22…ゲ−ト酸化膜、23…浮遊ゲ
−ト、23a …第1の多結晶シリコン層、24…ONO絶縁
膜、25…コントロ−ルゲ−ト電極、25a …第2の多結晶
シリコン層、26…キャップ用シリコン窒化膜、26a …第
1のシリコン窒化膜、27…N型ドレイン拡散層、28…N
型ソ−ス拡散層、29…第1のシリコン酸化膜、30…第3
のシリコン窒化膜、31…層間絶縁膜、31a …ドレインコ
ンタクトホ−ル、32…コンタクトプラグ、36…第2のシ
リコン窒化膜、37…第2のシリコン酸化膜、38…金属配
線層、41…第4のシリコン窒化膜。
−ト、23a …第1の多結晶シリコン層、24…ONO絶縁
膜、25…コントロ−ルゲ−ト電極、25a …第2の多結晶
シリコン層、26…キャップ用シリコン窒化膜、26a …第
1のシリコン窒化膜、27…N型ドレイン拡散層、28…N
型ソ−ス拡散層、29…第1のシリコン酸化膜、30…第3
のシリコン窒化膜、31…層間絶縁膜、31a …ドレインコ
ンタクトホ−ル、32…コンタクトプラグ、36…第2のシ
リコン窒化膜、37…第2のシリコン酸化膜、38…金属配
線層、41…第4のシリコン窒化膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/768
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の表面上に設けられたゲ−ト酸化膜と、 前記ゲ−ト酸化膜の上に設けられた浮遊ゲ−トと、 前記浮遊ゲ−トの上に設けられた絶縁膜と、 前記絶縁膜の上に設けられたコントロ−ルゲ−トと、 前記コントロ−ルゲ−ト及び前記浮遊ゲ−トの側壁に設
けられた第1のシリコン酸化膜と、 前記第1のシリコン酸化膜の側壁に設けられた第1のシ
リコン窒化膜と、 前記第1のシリコン窒化膜の側壁に設けられた第2のシ
リコン酸化膜と、 前記第2のシリコン酸化膜の側壁に設けられた第2のシ
リコン窒化膜と、 前記第2のシリコン窒化膜及び前記半導体基板の上に設
けられた層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜に、前記第2のシリコン窒化膜をエッチ
ングのストッパ−として自己整合的に形成されたコンタ
クトホ−ルと、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 半導体基板と、 前記半導体基板の表面上に設けられたゲ−ト酸化膜と、 前記ゲ−ト酸化膜の上に設けられた浮遊ゲ−トと、 前記浮遊ゲ−トの上に設けられた第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜の上に設けられたコントロ−ルゲ−ト
と、 前記コントロ−ルゲ−トの上に設けられた第2の絶縁膜
と、 前記コントロ−ルゲ−ト及び前記浮遊ゲ−トの側壁に設
けられた第1のシリコン酸化膜と、 前記第1のシリコン酸化膜及び前記第2の絶縁膜それぞ
れの側壁に設けられた第1のシリコン窒化膜と、 前記第1のシリコン窒化膜の側壁に設けられた第2のシ
リコン酸化膜と、 前記第2のシリコン酸化膜の側壁に設けられた第2のシ
リコン窒化膜と、 前記第2のシリコン窒化膜、前記第2のシリコン酸化膜
及び前記半導体基板の上に設けられた第3のシリコン窒
化膜と、 前記第3のシリコン窒化膜の上に設けられた層間絶縁膜
と、 前記層間絶縁膜に、前記第2のシリコン窒化膜をエッチ
ングのストッパ−として自己整合的に形成されたコンタ
クトホ−ルと、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】 半導体基板と、 前記半導体基板の表面上に設けられたゲ−ト酸化膜と、 前記ゲ−ト酸化膜の上に設けられた浮遊ゲ−トと、 前記浮遊ゲ−トの上に設けられた絶縁膜と、 前記絶縁膜の上に設けられたコントロ−ルゲ−トと、 前記コントロ−ルゲ−ト及び前記浮遊ゲ−トの側壁に設
けられた第1のシリコン酸化膜と、 前記第1のシリコン酸化膜の側壁に設けられ、トラップ
準位を多く含むとともに低電界領域においてトラップ準
位を介した電流が同一電界におけるシリコン酸化膜膜中
の電流よりも大きい第1の膜と、 前記第1の膜の側壁に設けられた第2のシリコン酸化膜
と、 前記第2のシリコン酸化膜の側壁に設けられ、トラップ
準位を多く含むとともに低電界領域においてトラップ準
位を介した電流が同一電界におけるシリコン酸化膜膜中
の電流よりも大きい第2の膜と、 前記第2の膜及び前記半導体基板の上に設けられた層間
絶縁膜と、 前記層間絶縁膜に、前記第2の膜をエッチングのストッ
パ−として自己整合的に形成されたコンタクトホ−ル
と、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記第2のシリコン酸化膜の膜厚は、3
nm以上であることを特徴とする請求項1、2又は3記
載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記第1のシリコン酸化膜の膜厚が20
nm未満である場合は、前記第2のシリコン酸化膜の膜
厚を5nm以上とすることを特徴とする請求項1、2又
は3記載の不揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30514493A JP3238556B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30514493A JP3238556B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07161848A true JPH07161848A (ja) | 1995-06-23 |
JP3238556B2 JP3238556B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=17941613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30514493A Expired - Fee Related JP3238556B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238556B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1187529A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-03-30 | St Microelectron Inc | 集積回路コンタクト |
KR100325383B1 (ko) * | 1996-07-12 | 2002-04-17 | 니시무로 타이죠 | 반도체 장치 및 그 제조 방법 |
US6380584B1 (en) * | 1999-08-03 | 2002-04-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device with single and double sidewall spacers |
KR100372328B1 (ko) * | 1998-08-04 | 2003-02-17 | 닛본 덴기 가부시끼가이샤 | 반도체저장장치 |
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