JPH0715Y2 - 真空播種機 - Google Patents

真空播種機

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JPH0715Y2
JPH0715Y2 JP6501688U JP6501688U JPH0715Y2 JP H0715 Y2 JPH0715 Y2 JP H0715Y2 JP 6501688 U JP6501688 U JP 6501688U JP 6501688 U JP6501688 U JP 6501688U JP H0715 Y2 JPH0715 Y2 JP H0715Y2
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JP
Japan
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nozzle
hopper
seed
shaft
seeds
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JP6501688U
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敏弘 小川
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は吸着ノズルを揺動させてポット上に播種する真
空播種機の構成に関するものである。
(ロ)従来技術 従来の播種機はロールやベルトに種子嵌入孔を設けて、
該凹部がホッパー内を通過する時に種子を嵌入して搬送
し、所定の播種位置上に至ると落下させて播種する技術
は公知となっているのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、従来のベルト式の精密播種機では、1粒または
2粒づつを精密にポットに播種するということが不可能
だったのである。本考案はこの粒数の精密さを得る為
に、真空吸着によるノズルを設けたものである。また該
ノズルを種子の溜められたホッパー内に挿入して、種子
を吸着するという技術の困難さを解消したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、構造の簡単な真空播種機
を提供するために、次の如く構成したものである。
真空播種機において、ノズル取付体42を揺動軸41に固設
し、該揺動軸41を往復回動するロータリーシリンダー40
により回動し、ノズル取付体42に取り付けたノズル43の
先端を、ホッパー45上と種子落下口46上との間を往復揺
動させ、該ホッパー45の内部には昇降するピックアップ
ロッド47を配置し、該ピックアップロッド47の上昇によ
り種子の一部を持ち上げ、該上昇したピックアップロッ
ド47とノズル43を接近させ、該ホッパー45上でピックア
ップロッド47よりノズル43に種子を受け継ぎ、該ノズル
43を回動し、種子落下口46上で吸引を停止すべく構成し
たものである。
(ホ)考案の実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第1図は播種プラント全体平面図、第2図は同じく正面
図である。
播種プラントは育苗ポット1を供給する自動供給装置
A、該育苗ポット1に用土を供給する土入れ装置B、土
入れ後の育苗ポット1上を均すならし装置D、過度の水
分を与える灌水装置E、該育苗ポット1に播種する播種
装置F、その上に土を被せる覆土装置G、その育苗ポッ
ト1を積み上げる積上装置Hが、コンベア2L,2M,2R上に
順次配設されており、土入れ装置Bの後方に該土入れ装
置Bや覆土装置Gに、破砕して加湿した用土を供給する
破砕混合装置Cが配設されている。
自動供給装置Aの構成は第3図,第4図に示すように、
コンベア2L,2Lの間にコンベア軸7,7・・・が横架され、
該コンベア軸7上にスプロケット8,8が固設されてい
る。該スプロケット8,8上にコンベアベルト9が巻回さ
れ、該コンベアベルト9上に育苗ポット1が載置されて
搬送されるのである。
前記コンベア2L,2L上に、前フレーム3・後フレーム4
・サイドフレーム5,5,6が箱状に組み立てられて載置さ
れ、その中央の空間に育苗ポット1,1・・・が挿入され
る。
該育苗ポット1,1・・・を一つずつコンベア上に供給す
る為に、前後両側に供給機構が設けられており、前フレ
ーム3内に設けたモーター10の駆動軸10aに固設したプ
ーリー11より、ベルト12を介して入力軸13上のダブルプ
ーリー14に動力が伝えられ、該ダブルプーリー14の他方
のプーリーよりベルト15を介して後フレーム4に軸架し
た入力軸16上のプーリー17に動力を伝えている。
供給機構は前後対称に設けられているので、前側につい
ては第3図〜第5図により説明する。
前記入力軸13上には楕円状の二つのカムプレート20,21
が固設されており、該入力軸13内側端にはプレートを介
してクランク軸22が固設され、該クランク軸22上に掻き
出し棒23,23・・・の中央部が枢支されている。
該掻き出し棒23の下側に尖状に構成され、上側には長孔
23aが開口され、該長孔23aにサイドフレーム5,5に横架
された支持軸24が貫通されている。25はカラー、26は支
持プレートである。
前記カムプレート20,21にはそれぞれ当接ローラー28,29
が当接されており、当該ローラー28は下ガイド軸30に固
設された下ステー32の上端に枢支され、該下ステー32は
スプリング34にてカムプレート側に付勢されている。当
接ローラー29は上ガイド軸31に固設された上ステー33下
端に枢支され、該上ステー33はスプリング35にてカムプ
レート側に付勢されている。
そして、下ガイド軸30上に下ガイド36,36・・・が固設
されて上方に突出し、上辺36aにて育苗ポット1の縁部
を受けることができる。また、上ガイド軸31にL字状の
上ガイド37,37・・・の上端に固設されて下方に突出
し、下部の係止辺37aにて育苗ポット1の縁部を受ける
ことを可能としている。
このような構成によりモーター10を駆動すると、入力軸
13が回動されてカムプレート20,21が回動され、第5図
に示すようにカムプレート20に当接された当接ローラー
28により下ガイド軸30を回動し、下ガイド36の上辺36a
が育苗ポット1の縁部を受け、更に回動すると第6図に
示すように、カムプレート21に当接した当接ローラー29
により上ガイド37が上ガイド軸31を中心に回動し、上ガ
イド37下端が育苗ポット1と1′の間に挿入し、同時に
掻き出し棒23もクランク軸22の回動により揺動して、先
端が育苗ポット1と1′の間に挿入されるのである。
更に、回動されると第7図に示すように、下ガイド36は
カムプレート側に回動して育苗ポット1の支えを解除
し、上ガイド37下端は育苗ポット1′の縁部を支え、掻
き出し棒23は揺動により育苗ポット1を下方に降ろすの
である。そして更に回動すると第5図の状態に戻り、こ
の動作が繰り返されて育苗ポット1が一つずつ供給され
るのである。
次に本考案の播種装置Fの構成を説明すると、第8図,
第9図に示すように、往復回動するロータリーシリンダ
ー40が側板39に固設され、該ロータリーシリンダー40の
駆動軸40aに揺動軸41が固設され、該揺動軸41上に育苗
ポットのポット列数と同数のノズル取付体42,42・・・
が一定間隔をおいて固設されている。該ノズル取付体42
の下端にはノズル43が突出され、ノズル取付体42側面に
は真空ポンプに連通するホース44が連通され、該ホース
44とノズル43は内部で連通され、ノズル43先端より吸引
できるように構成している。
該ノズル43の下方にはホッパー45及び落下口46が配設さ
れており、該ホッパー45内にはピックアップロッド47が
ノズル43と同数昇降可能に挿入され、(尚、ピックアッ
プロッド47を抽出ノズルとして一粒ずつ吸着するように
構成しても構わない。)前記落下口46もノズル43と同数
配設されており、該落下口46下端はホースを介してポッ
ト上まで延設されている。
このような構成において、ピックアップロッド47の上昇
と共にホッパー45内の種子を拾い上げ、上死点に至ると
ノズル43に種子が吸着受け継ぎされる。そして、ピック
アップロッド47の下降と共に、ノズル43がロータリーシ
リンダー40により揺動されて、種子は落下口46上に搬送
され、落下口46上に達すると吸引が停止されて種子は落
下口46内に落下してポット上に播種されるのである。48
はノズル43が落下口46上に達したことを検知するリミッ
トスイッチである。
第10図より第13図は播種装置Fの他の構成を図示してい
る。
第10図はロータリーシリンダー40の代わりにエアシリン
ダー49を用いたものであり、ノズル取付体42より上方に
延設した支持体42aの下部を、回動軸50にて回動自在と
し、上端をエアシリンダー49のピストンロッド49aにピ
ン58を介して枢支している。
そしてホッパー45等その他の構成は前記と同様の構成と
し、ホッパー45内の種子を落下口46まで搬送可能として
いるのである。
第11図はロータリーシリンダー51の駆動軸51aにアーム5
2が固設され、該アーム52先端にはノズル取付体42より
上方に延設した支持体53下部が枢支され、該支持体53の
上端はガイドピン54を突出して、ガイドピン54をガイド
溝55内に挿入している。よって、ロータリーシリンダー
51を往復回動することにより、ガイドピン54はガイド溝
55内を摺動し、ノズル43はホッパー45上と落下口46上と
の間を往復でき、前記同様に種子をホッパー45で吸着し
て落下口46へ搬送して放出し、播種できるようにしてい
るのである。
第12図,第13図はノズル56を昇降させるために、ノズル
取付体57は支持パイプ59に嵌装されて支持され、該ノズ
ル取付体57上端にガイドプレート60が水平に横設され、
該ガイドプレート60に長孔60aが開口されている。又、
モーター61の駆動軸に固設した回動アーム62先端にピン
63を突出し、該ピン63を前記長孔60aに挿入し、回動ア
ーム62を回動させることによりピン63が長孔60a内を摺
動してノズル56を昇降させるのである。但し、ノズル取
付体57をシリンダーにて昇降させることも可能である。
また、ホッパー64は支持台65上に傾斜して載置され、種
子が残り少なくなったときにも最下部に溜まるように
し、該支持台65の一側にはシャフト66が突出され、該シ
ャフト66はソレノイド67に挿入され該ソレノイド67によ
り左右摺動可能とし、また、支持台65の他端には落下シ
ュート68が立設され、スプリング69にてソレノイド67と
反対方向に付勢されている。
このような構成にてポット1の搬送に同期させてモータ
ー61及びソレノイド67を作動させれば、ノズル56上昇時
に種子が吸着され、上死点に至るとソレノイド67を作動
させて第12図に示すように、支持台65が摺動され、ノズ
ル56下方に落下シュート68が位置し、このノズル56と落
下シュート68が一致した時に吸引が停止されて種子がポ
ット上に落下するのである。
そして、ソレノイド67をOFFとしてスプリング69により
支持台65が引っ張られてノズル56がホッパー64上に至る
時に、コンベアもポット一つ分移動され、そしてノズル
56を下降させて種子を吸着させ、以上が繰り返されて播
種が行われるのである。
(ヘ)考案の効果 本考案は第8図・第9図に図示する如く構成したことに
より、次のような効果が得られるのである。
第1に、ホッパー45内部から昇降するピックアップロッ
ド47を設け、該ピックアップロッド47により種子の一部
を持ち上げて、これにノズル43を接近させて吸着すべく
構成したので、ホッパー45内の種子が減少した場合で
も、確実にピックアップロッド47により種子を持ち上げ
ることが出来るのである。
唯回動するノズルがホッパーの内部の種子と必ず接触す
べく構成した場合には、ノズルの揺動の際にホッパーと
干渉しないよう、ホッパーの形状を浅くするか、ホッパ
ーを上下又は回動する等の方策が必要となるのである。
本考案の場合には、ピックアップロッド47が昇降するの
で、このホッパーの昇降や回動が必要なくなったのであ
る。
第2に、ピックアップロッド47から種子を吸着して、落
下口までの搬送を一つのロータリーシリンダー40で行え
るので、搬送制御上のコントロールミスが減少し、正確
な播種が行えるようになったのである。
第3に、ホッパーと種子落下口とを近くに設置すること
ができるので、搬送距離が短くなり、誤差を減少できる
と共に、種子搬送時にこぼしたりすることも減少できた
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は播種プラント全体平面図、第2図は同じく正面
図、第3図は自動供給装置側面断面図、第4図は同じく
平面断面図、第5図〜第7図は育苗ポットの供給動作を
示す図面、第8図は本考案の揺動式真空播種機要部側面
図、第9図はノズル取付体部平面図、第10図はシリンダ
ーを用いて揺動した場合の揺動式真空播種機要部側面
図、第11図、第12図,第13図は他の構成を示す側面図で
ある。 40……ロータリーシリンダー 41……揺動軸 42……ノズル取付体 43……ノズル 45……ホッパー 46……落下口 47……ピックアップロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空播種機において、ノズル取付体42を揺
    動軸41に固設し、該揺動軸41を往復回動するロータリー
    シリンダー40により回動し、ノズル取付体42に取り付け
    たノズル43の先端を、ホッパー45上と種子落下口46上と
    の間を往復揺動させ、該ホッパー45の内部には昇降する
    ピックアップロッド47を配置し、該ピックアップロッド
    47の上昇により種子の一部を持ち上げ、該上昇したピッ
    クアップロッド47とノズル43を接近させ、該ホッパー45
    上でピックアップロッド47よりノズル43に種子を受け継
    ぎ、該ノズル43を回動し、種子落下口46上で吸引を停止
    すべく構成したことを特徴とする真空播種機。
JP6501688U 1988-05-17 1988-05-17 真空播種機 Expired - Lifetime JPH0715Y2 (ja)

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JPH01168120U JPH01168120U (ja) 1989-11-27
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