JPH0714Y2 - 精密播種機の吸着ノズル - Google Patents

精密播種機の吸着ノズル

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JPH0714Y2
JPH0714Y2 JP6392488U JP6392488U JPH0714Y2 JP H0714 Y2 JPH0714 Y2 JP H0714Y2 JP 6392488 U JP6392488 U JP 6392488U JP 6392488 U JP6392488 U JP 6392488U JP H0714 Y2 JPH0714 Y2 JP H0714Y2
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JP
Japan
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suction
nozzle
suction nozzle
pressing body
roll
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JP6392488U
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JPH01168118U (ja
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節生 武野
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は種子を一粒ずつ吸着して、ポットごとに一粒ず
つ播種する精密機種機において、種子を吸着搬送する吸
着ノズルに関するものである。
(ロ)従来技術 ホッパー内の種子を横一列に並べた吸着ノズルにて一粒
ずつ吸着して播種床に搬送して播種する播種装置は知ら
れているのである。
例えば、同一出願人により出願された実願昭62−142706
号である。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のように吸着ノズルにて種子を吸着する構
成の場合、ホッパー内には種子だけでなく、ゴミや皮等
が混入しているために、吸着ノズルによる吸引時にゴミ
等が詰まることがあり、作業をそのまま続けると、その
吸着ノズルのみ種子が吸着できなくなり、その吸引系統
の筋全体が播種されないことになっていたのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような問題点を解消するために、次の如く
構成したものである。
吸着ロール32から種子を受け継ぎ、種子落下ガイド20ま
で搬送する吸着ノズル17において、吸着ノズル17先端の
ノズル部17aを弾性体にて成形とすると共に、該ノズル
部17aの先端に穿設した吸着孔17b部を、内側から付勢可
能な押圧体26を、ノズル部17a内に昇降自在に内装し、
該押圧体26を吸着ノズル17の吸引・吸引停止の度に昇降
すべく構成したものである。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第1図は精密播種機正面断面図、第2図は同じく側面断
面図、第3図は吸着ロール正面断面図、第4図は本考案
のノズル部断面図、第5図,第6図は同じく他の実施例
を示す断面図である。
第1図,第2図にて全体構成から説明する。前フレーム
1、後フレーム2の間に上から揺動軸3、噴出管4、ロ
ール軸5、支持体6、ホッパー10が横架され、ロール軸
5下方の前フレーム1後面に駆動モーター7が貼設さ
れ、前フレーム1、後フレーム2の間の下部に苗箱9を
搬送するコンベアが配設され、該コンベア上にポット8
を載せた苗箱9が搬送されるのである。
前記揺動軸3の前端にはアーム13が嵌装されてナット19
にて固設され、該アーム13先端に駆動リンク11上端がピ
ン12にて枢支されている。該駆動リンク11の下端は前記
駆動モーター7の駆動軸7aに固設した回動プレート14よ
り突出したピン15に枢支され、該駆動モーター7の回動
により揺動駆動リンク11が上下動し、該駆動リンク11に
連設したアーム13が揺動して揺動軸を駆動するように構
成されている。
前記前フレーム1と後フレーム2の間の揺動軸3上には
ノズル取付体16が外嵌され、該ノズル取付体16上にポッ
ト8の幅方向の数と同数の吸着ノズル17,17…が下方に
突出されている。該吸着ノズル17,17…の他端は真空ポ
ンプに連通されている。
該吸着ノズル17,17…下方のホッパー10上にパイプ状の
種子落下ガイド20,20…が配設され、該種子落下ガイド2
0,20…下端にはそれぞれホース21,21…が連通され、該
ホース21,21…下端はポット押圧具取付体22に固定され
たガイドパイプ23に連通されている。
前記ポット押圧具取付体22にはピンシリンダーが貫通立
設され、該ピンシリンダーのピストンロッド先端にポッ
ト押圧体31が固設され、ポットの苗床上に凹部を形成し
ている。
前記ホッパー10内にはロール軸5が横架されており、該
ロール軸5はパイプにて構成され、前端はプーリー35を
固設し、ベルト36を介してモーター7の駆動軸7aから動
力を得てロール軸5を回動し、後端にはカップリング37
を介して真空ポンプと連通し、また、ロール軸5上にカ
ム38,39を固設して、後フレーム2に貼設したマイクロ
スイッチ40,41と当接可能としている。該該マイクロス
イッチ40,41のON.OFFにより吸引、吸引停止を制御して
いる。
前記ロール軸5上には一定間隔をおいてノズルガイド3
3,33…が貫通され、該ノズルガイド33は第3図に示すよ
うに、一側端から中心へ向かって吸入穴33aを開口し、
ノズルガイド33の中央部に連通孔33bを開口して吸入穴3
aと連通して、真空ポンプにて吸引できるようにしてい
る。
また、該ノズルガイド33の長さ1は吸着ロール32の内
径l2より長くし、ノズルガイド33に密着して吸着ロール
32が外嵌されるようにして、空気が洩れないようにして
いる。
但し、吸着ロール32は変形可能な弾性体の筒状のパイプ
でできている。また、第3図は誇張して描いてあり、実
際は第1図の如く略真円に近く、ノズルガイド33を脱着
自在に構成している。
該吸着ロール32の外周面には吸着孔32a,32a…が開口さ
れ、また、吸着孔32a,32a…列と平行に吸着ロール32外
周面上に形状の異なる吸着孔32b,32b…、32c,32c…が放
射状に開口されており、該吸着孔32a,32b,32c…は播種
する種子の形状や播種数に合わせるべく形成されてい
る。
該吸着孔32a,32b,32c…それぞれとは吸着ロール32をロ
ール軸5に対して回動することにより、前記ノズルガイ
ド33,33…の吸入穴33aと連通できるように嵌合されてい
る。
該吸着ロール32と種子落下ガイド20との間を揺動する吸
着ノズル17の先端のノズル部17aは第4図に示すよう
に、ゴムや合成樹脂等でできた弾性体にて構成され、該
ノズル部17a下端中央に吸着孔17bを開口している。
該ノズル部17a内に押圧体26を内装し、該押圧体26はデ
ィスク部26aと突部26bからなり、ディスク部26aには通
気孔26c,26c…が蜂の巣状に開口され、吸引の場合に
は、負圧により該押圧体26が上昇すべく構成している。
吸引停止時には、該押圧体26の自重により下降すべく構
成している。該突部26bの下端は吸着孔17bに当接して自
重により吸着孔17bの部分を、変形させたり広げたりし
て、該部分に吸着したままとなって、吸引停止時に落下
しないゴミや種子等を落下させるのである。
また、第6図に示すようにスプリング27にて押圧体26を
付勢しても構わないし、吸引バルブと吐出バルブを切り
換え、真空ポンプから圧縮機へ切り換えて空圧により押
圧体26を突出させても構わない。
第5図は前記突部26b下端に吸着孔17bより少し小さなピ
ン26dを突出し、吸引停止時に吸着孔17b内を貫通させる
ようにしたものである。
(ヘ)考案の作用 このような構成により、吸着ロール32の吸着孔が上方へ
回動する時にホッパー10内の種子を吸着し、吸着ノズル
17との受継部に至ると、カム38によりマイクロスイッチ
40がONして吸着ロール32の吸引が停止され、種子は吸着
ノズル17に吸着される。この時、該吸着ノズル17内の押
圧体26は、負圧により上方へ押し上げられている。
そして、種子を吸着したまま揺動して種子落下ガイド20
上まで搬送されると、アーム13がマイクロスイッチ42を
ONして吸着ノズル17の吸引が停止され、種子は種子落下
ガイド20よりホッパー21、ガイドパイプ23を介してポッ
ト上に落下するのである。
そして同時に、吸引時に負圧により上昇していた押圧体
26は自重により下降して、ノズル部17aの吸着孔17bを変
形させて押し広げ、吸着孔17bに付着したゴミや、吸引
停止時に落下しない種子等を落とすのである。
(ト)考案の効果 以上のような構成・作用により、本考案は次のような効
果を得られるのである。
第1に、ノズル部内の押圧体が吸着ノズルの吸引・吸引
停止の度に昇降するので、押圧体により吸着ノズルの吸
着孔が変形したり広げられたりして、該部分に吸着され
ていたゴミや、吸引停止時に落下しない種子等が落下清
掃されるようになり、ゴミや種子等の詰まりを無くすこ
とができるようになったのである。
第2に、吸着孔ノズルのノズル部を弾性体にて構成した
ので、押圧体の下降時に、吸着孔17bを変形させたり、
吸着孔17bを広げることができ、吸着孔内に詰まったゴ
ミ等も容易に取り除くことができるようになったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は精密播種機正面断面図、第2図は同じく側面断
面図、第3図は吸着ロール正面断面図、第4図は本考案
のノズル部断面図、第5図,第6図はは同じく他の実施
例を示す断面図である。 17……吸着ノズル 17a……ノズル部 17b……吸着孔 20……種子落下ガイド 26……押圧体 32……吸着ロール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸着ロール32から種子を受け継ぎ、種子落
    下ガイド20まで搬送する吸着ノズル17において、吸着ノ
    ズル17先端のノズル部17aを弾性体にて成形すると共
    に、該ノズル部17aの先端に穿設した吸着孔17b部を、内
    側から付勢可能な押圧体26を、ノズル部17a内に昇降自
    在に内装し、該押圧体26を吸着ノズル17の吸引・吸引停
    止の度に昇降すべく構成したことを特徴とする精密播種
    機の吸着ノズル。
JP6392488U 1988-05-13 1988-05-13 精密播種機の吸着ノズル Expired - Lifetime JPH0714Y2 (ja)

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JP6392488U JPH0714Y2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13 精密播種機の吸着ノズル

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Publication Number Publication Date
JPH01168118U JPH01168118U (ja) 1989-11-27
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