JP2758430B2 - 真空播種機 - Google Patents

真空播種機

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JP2758430B2
JP2758430B2 JP7333289A JP7333289A JP2758430B2 JP 2758430 B2 JP2758430 B2 JP 2758430B2 JP 7333289 A JP7333289 A JP 7333289A JP 7333289 A JP7333289 A JP 7333289A JP 2758430 B2 JP2758430 B2 JP 2758430B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、趣旨を一粒づつ吸着して、ポットごとに播
種する真空播種機に関する。
(従来の技術) 従来から、種子を真空吸着して搬送し、播種する真空
播種機が知られている。
例えば、本出願人が先に出願した、実願昭63−110308
号によれば、ホッパー内から受け皿で種子を上昇せし
め、その受け皿内より種子を吸着するようになってい
る。
そして、吸着後、ノズルを揺動せしめて播種するよう
になっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、受け皿から種子を吸着すると、複数の
余分な種子を吸着する問題がある。
また、種子を吸着する時やノズルを揺動する時に、ノ
ズル先端と受け皿との距離が問題となって、調整が必要
になる。
(課題を解決するための手段) そこで、以上の技術的課題を解決すべく、底部に貯溜
した種子を回動してその開口部に滑落せしめる種子筒
と、該種子筒の開口部近傍で種子を吸引する吸引ノズル
と、該吸引ノズルを播種ガイド口まで移動せしめる移送
機構を具備する真空播種機なるものを、構成した。
(作用) 以上のような構成から本発明の真空播種機によれば、
種子筒の回動により筒底部に貯溜している種子はその開
口部に滑落する。
滑落してきた種子は種子筒の開口部付近でバラバラに
飛び跳ね、開口部近傍に配設された吸引ノズルに吸い付
けられる。
この時、バラバラに飛び跳ねた状態の種子を吸引する
ので、複数の余分な種子を吸着することがない。
その後、種子を吸い付けたまま吸引ノズルは移送機構
によって播種ガイド口まで移動され、播種ガイド口に種
子を排出する。
しかして、排出された種子は、ポットに一粒ごと蒔か
れることになる。
(実施例) 以下本発明の実施例を説明する。
先ず、この真空播種機の動作を簡単に説明すると以下
のようである。
吸着部(A)において、種子(a)が入った種子筒
(1)を回動させて種子(a)を筒開口部(1a)に滑落
させ、滑落してきた種子(a)を吸引ノズル(2)で吸
着する。
そして、移送機構(B)によって、種子(a)を吸着
したままの吸引ノズル(2)を播種ガイド口(3)の上
方まで移動せしめ、播種ガイド口(3)に種子(a)を
排出する。
排出された種子(a)は、ホース(4)内を落下して
播種口(5)からポット(p)に向かって一粒ごと蒔か
れる。
以上のような真空播種機にあっては、ポット(p)は
第5図に示されるように複数列並べて形成されたもので
あって、このポット(p)に種子(a)を投入する播種
口(5)、播種ガイド口(3)、吸引ノズル(2)、種
子筒(1)などもポット(p)と同じ数だけ並べて設け
られていて、一回の動作で横一列全部のポット(p)…
播種できるようになっている。
そして、ポット(p)はコンベア装置(6)によって
間欠的に移動するようになっており、播種機によって横
一列づつ播種されながら、矢印方向に移送される。
そこで先ず、吸着部(A)を説明する。
吸着部(A)において、真空播種機の横幅に亙って丸
棒(10)が横架されており、この丸棒(10)に回動体
(11)が回動自在に装着されている。
丸棒(10)には上下方向に貫通するノズル挿入孔(1
2)…が横一列のポット(p)…と同じ数だけ穿設され
ていて、そこに吸引ノズル(2)…をそれぞれ挿入でき
るようになっている。
また、回動体(11)にもポット(p)…と同じ数だけ
の洞貫部(13)…が形成してあり、この洞貫部(13)の
一方の口(13a)において上記丸棒(10)に取り付けら
れてノズル挿入孔(12)…と洞貫部(13)…がそれぞれ
一致するようになっている。また、洞貫部(13)のもう
一方の口(13b)に種子筒(1)…の開口部(1a)がそ
れぞれ取り付けられている。
そしてまた、洞貫部(13)の口(13a)は末広状(13
a′)に切り落とされている。回動体(11)が回動した
ときに、吸引ノズル(2)がぶつからないようにするた
めであって、実施例のものは90°に切り落とされてい
る。
回動体(11)の下方において図示しないロータリーシ
リンダーの駆動軸(14)が突出しており、この駆動軸
(14)に取り付けたクランク(15)と回動体(11)から
延設させたブランケット(16)とがロッド(17)で連結
された平行リンクになっている。
従って、ロータリーシリンダーを稼働してクランク
(15)を半時計方向に回動せめ、ロッド(17)を引き下
げると、第2図に示されるように、回動体(11)と種子
筒(1)も回動して種子筒(1)が逆さまになり、底部
(1b)に貯溜していた種子(a)が筒開口部(1a)に向
かって滑落することになる。なお、実施例のものは、回
動体(11)が90°の範囲で回動するようになっている。
次に、吸引ノズル(2)を説明する。
移送機構(B)から延設するアーム(20)(20)の間
に吸引本体(21)が横架されており、この吸引本体(2
1)の周面にポット(p)…と同じ数だけの吸引ノズル
(2)…が横に並んで植設されている。
また、吸引本体(21)周面の異なる位置において、口
径が異なる吸引ノズル(2′)…、(2″)…が同様に
横に並んで植設されており、吸引本体(21)を回転して
吸引ノズル(2)…を交換できるようになっている。口
径を変えて種子(a)の大きさに適合したノズルを使い
分けるためである。
第5A図に示すように、実施例の吸引ノズル(2)はノ
ズル先端内部にフローティングニードル(22)を装着し
たものであって、播種ガイド口(3)に種子(a)を排
出する際に吸引ノズル(2)先端に種子(a)の詰まる
のを防ぐ構造になっている。
即ち、吸引ノズル(2)内を負圧にして種子(a)を
吸引するときにおいては、第5B図に示すように、フロー
ティングニードル(22)は吸引ノズル(2)内で浮いた
状態となり、種子(a)の吸着を妨げることがないよう
になっている。
そして、吸引ノズル(2)内を正圧にして、播種ガイ
ド口(3)に種子(a)を排出するときにおいては、第
5C図に示すように、フローティングニードル(22)が押
し下げられてニードル針(23)が吸引ノズル(2)先端
から突出し、種子(a)を押し出すことによって、吸引
ノズル(2)先端に種子(a)の詰まるのを防止するの
である。
また、吸引本体(21)の両端には、吸引本体(21)の
回転を押さえるためのデテント(24)が設けられてお
り、このデテント(23)によって、種子(a)の大きさ
に適合した吸引ノズル(2)が真下に向かった状態にし
っかりと保持されている。
次に、移送機構(B)を説明する。
真空播種機の両側方において、吸引本体(21)の外側
で対峙するように移送機構本体(25)(25)が配設され
ており、上述したアーム(20)(20)はこの移送機構本
体(25)(25)に装着されたフレーム(26)(26)にそ
れぞれ固定されている。
フレーム(26)は移送機構本体(25)に形成されたガ
イド溝(27)に遊嵌して上下に移動自在である。(28)
はフレーム(26)に固着されたシリンダーであり、その
ピストンロッド(29)下端が移送機構本体(25)のブラ
ケット(30)に取り付けられている。
従って、シリンダー(28)を稼働せしめることによっ
て、移送機構本体(25)に対してフレーム(26)を上下
動させることができる。
また、移送機構本体(25)(25)にはガイド棒(32)
(32)が前後に貫通しており、移送機構本体(25)はこ
のガイド棒(32)に沿って移動自在になっている。(3
3)は真空播種機に適宜固定されたシリンダーであり、
そのピストンロッド(34)先端が移送機構本体(25)に
取り付けられている。
従って、シリンダー(33)を稼働せしめることによっ
て、移送機構本体(25)を前後にに往復移動させること
ができる。
次に、(40)は播種ガイド口(3)を支持すると共
に、播種漏れや搬送中に吸引ノズル(2)から落下した
種子(a)を集めるための回収枠であり、(41)はこの
回収枠(40)の底部に装着された調節レバーであって、
播種口(5)の高さを調節するためのものである。
調節レバー(41)は回収枠(40)の底面に螺合するネ
ジ(42)の上端に固着されている。ネジ(42)の下端に
は短アーム(43)が遊着されており、調節レバー(41)
を回して短アーム(43)を上下できるようになってい
る。
また、この短アーム(43)の他端は真空播種機内に適
宜枢着された2本の上下アーム(44)(45)の上アーム
(44)の一端(44a)に枢着されてており、上アーム(4
4)の一端(44a)と下アーム(45)の一端(45a)とは
連結アーム(46)で連結されている。
そして、これら上下アーム(44)(45)の他端(44
b)(45b)に形成した凹部(44′)(45′)と播種口
(5)の上方に取り付けられた支持棒(47)(48)とが
係合している。
従って、調節レバー(41)を適当に回すことによっ
て、上下アーム(44)(45)が揺動し、播種口(5)の
高さを所望のものに調節できてポット(p)の高さに合
わせることができる。
なお、実施例のものは上下アーム(44)(45)にもう
一つの凹部(44″)(45″)を形成したものであり、播
種口(5)の突起(47)(48)とこの凹部(44″)(4
5″)とを係合させるようにして、播種口(5)の前後
の調節もできるようになっている。
以上のように構成された本発明の真空播種機にあって
は、予め種子筒(1)…に種子(a)を充填すると共
に、養土などを充填したポット(p)をコンベア装置
(6)上にセットする。
また、シリンダー(28)とシリンダー(33)を稼働さ
せ、吸引ノズル(2)をノズル挿入孔(12)内に挿入し
た位置にセットする。
そして先ず、吸着部(A)において、図示しないロー
タリーシリンダーを稼働してクランク(15)を半時計方
向に回動せしめ、種子(a)が入った種子筒(1)を回
動させて種子(a)を筒開口部(1a)に滑落させる。
滑落してきた種子(a)は種子筒(1)の開口部付近
でバラバラに飛び跳ね、その状態で吸引ノズル(2)で
吸着する。
この時、バラバラに飛び跳ねた状態の種子(a)を吸
引するから、吸引ノズル(2)は複数の余分な種子
(a)を吸い込むことがない。
種子(a)の吸着が終ったら、移送機構(B)のシリ
ンダー(28)を稼働して吸引ノズル(2)を上昇させ
る。
吸引ノズル(2)がノズル挿入孔(12)から完全に抜
けたら、今度はシリンダー(33)を稼働して吸引ノズル
(2)を播種ガイド口(3)の上方まで移動せしめる。
次に、吸引ノズル(2)を加圧して、播種ガイド口
(3)に種子(a)を排出する。
排出された種子(a)は、ホース(4)内を落下し、
播種口(5)からポット(p)に向かって一粒ごと蒔か
れる。
このようにして、横一列のポット(p)…に対する播
種が終了したら、コンベア装置(6)によってポット
(p)を一列だけ進ませると共に、シリンダー(28)と
シリンダー(33)を稼働させ、吸引ノズル(2)がノズ
ル挿入孔(12)内に挿入した状態にもどす。
以下同様の作動を繰り返す。
以上のものによれば、種子筒内を滑落してバラバラに
飛び跳ねた状態の種子を吸引するから、吸着の際に複数
の余分な種子を吸着することがなく、また、吸引ノズル
は種子筒の開口部から離れて配設されているから、移動
の時ぶつかって邪魔になったりすることがない。
(発明の効果) 以上何れにしても本発明の真空播種機によれば、複数
の余分な種子を吸着することがなくて、ポットに確実に
一粒づつ播種できる。
また、吸引ノズルは離れた上方に位置するので、種子
を吸着する時やノズルを移動させる時にもノズル先端位
置が問題とならず、調整等が不要で精度がよい。
そしてまた、品種により残量を少なくするための調節
が可能で無駄がない。
なお、実施例のように吸引本体周面の異なる位置に口
径が異なる吸引ノズルを植設するようにすると、種子の
大きさに適合したノズルを使い分けることが簡単にで
き、また、ノズル先端にフローティングニードルを装着
するようにすると、ノズル詰まりが無くなって都合がよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本発明にかかる真空播種機の側面図、 第3図は第2図H−H線断面図、 第4図は回動体の縦断面図、 第5A、5B、5C図は吸引ノズルの縦断面図、 第6図はポットの平面図、 第7、8図は回動体の斜面図と平面図である。 A…吸着部 B…移送機構 a…種子 p…ポット 1…種子筒 1a…開口部 1b…底部 2…吸引ノズル 3…播種ガイド口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に貯溜した種子を回動してその開口部
    に滑落せしめる種子筒と、該種子筒の開口部近傍で種子
    を吸引する吸引ノズルと、該吸引ノズルを播種ガイド口
    まで移動せしめる移送機構を具備する真空播種機
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JPH0523810U (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 ヤンマー農機株式会社 真空播種機
JP2565261Y2 (ja) * 1991-12-20 1998-03-18 ヤンマー農機株式会社 真空播種機
JP4840768B2 (ja) * 2006-06-21 2011-12-21 みのる産業株式会社 真空播種機
EP3735814B1 (en) * 2017-11-10 2021-09-08 Maschio Gaspardo S.p.A. Sowing element for precision agricultural seeders and seeder including element of this kind

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