JPH11253014A - 移植機の苗トレイ載置装置 - Google Patents

移植機の苗トレイ載置装置

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JPH11253014A
JPH11253014A JP5708198A JP5708198A JPH11253014A JP H11253014 A JPH11253014 A JP H11253014A JP 5708198 A JP5708198 A JP 5708198A JP 5708198 A JP5708198 A JP 5708198A JP H11253014 A JPH11253014 A JP H11253014A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗トレイ載置台の支持床に載置した苗トレイ
が支持床からはみ出した場合に、該苗トレイの垂れ下が
り等を防止する。 【解決手段】 苗トレイ載置装置28の支持床30に苗
トレイTの左右ポット部P間に嵌合して左右位置を規制
する規制部材41を設け、該規制部材41は、支持床3
0の苗トレイ縦送り方向上流側に突出する延長部42を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移植機の苗トレイ
載置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圃場に野菜等の苗を自動的に植付ける移
植機としては、特開平9−271221号公報に記載さ
れているように、縦横に多数のポット部を有する苗トレ
イを苗トレイ送り装置に載置し、該苗トレイ送り装置に
よって載置した苗トレイのポット部を苗取出し位置に横
送り又は縦送りし、苗取出し位置に送られたポット部か
らソイルブロック苗を取出すとともに植付装置に供給し
て自動的に苗を植え付けるようにしたものがある。
【0003】この移植機の苗トレイ送り装置は、苗トレ
イの底部を支持する底板と、該底板上の苗トレイを縦送
りする手段とを有したガイドフレーム(苗トレイ載置装
置)を備え、該ガイドフレームは、走行機体の後部に備
えたハンドル部の前側に前下傾斜状で且つ左右移動自在
に支持されるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記苗トレイ送り装置
では、床板上の苗トレイが所定だけ縦送りされたとき
に、続けて次の苗トレイを底板上に補給するようにして
いるが、前の苗トレイにおける終端近くのポット部が苗
取出し位置まで縦送りされてから次の苗トレイを補給し
た場合、前のトレイに対して間隔を開けずに次の苗トレ
イを補給しづらくなるため、若干早めに次の苗トレイを
補給するのが好ましかった。
【0005】しかし、次の苗トレイを早めに補給する
と、補給した苗トレイが床板の縦送り方向上流側にはみ
出して垂れ下がることがあり、これでは補給した苗トレ
イが安定して支持できずに、振動等によってバタついた
り底板上で位置ずれし、ポット部からの苗の取り出しに
支障を来す恐れが生じることとなっていた。このような
問題を解決するために、床板の長さを後方に延長して苗
トレイの載置面積を広げることも考えられているが、こ
れでは、苗トレイ送り装置の後方でハンドル操作してい
る作業者の前方視界を延長床板によって遮ることになる
とともにガイドフレームの重量が増大して移植機の前後
バランスを崩し、移植機の操行操作性を損なうという問
題を生じることとなっていた。
【0006】そこで、本発明は、苗トレイ載置装置上の
苗トレイを安定して支持し且つ前方視界の確保等を図る
苗トレイの載置装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために以下の技術的手段を講じている。即ち、本発
明は、縦横に多数のポット部を有する苗トレイを載置可
能な支持床を備え、該支持床上の苗トレイのポット部を
苗取出し位置に縦送りするようにした移植機の苗トレイ
載置装置であって、前記支持床に苗トレイの左右ポット
部間の溝に嵌合して左右位置を規制する規制部材を設
け、該規制部材は、支持床よりも縦送り方向上流側に突
出して支持床からはみ出した苗トレイを支持する延長部
を備えていることを特徴とするものである。
【0008】これによれば、支持床に設けた規制部材に
より苗トレイの左右位置を規制しながら、その延長部が
支持床からはみ出した苗トレイの左右ポット部間に嵌合
して下側から支持し、該苗トレイに垂れ下がりを防止す
る。この延長部は、苗トレイの左右ポット部間の溝に嵌
合するものであるため、幅の狭く形成することが可能
で、苗トレイ載置装置の後方にハンドルを備えた場合で
も作業者の前方視界を遮るようなことが殆どなくなると
ともに、載置装置の重量増を可及的に抑えて重量バラン
スを保ち、ハンドル操作を良好に行えるようになる。
【0009】また、本発明に係る苗トレイ載置装置の前
記規制部材は、前記延長部を支持床の縦送り方向上流側
に突出する状態と支持床の範囲内に収まる状態とに出退
自在に備えていることを特徴とするものである。これに
よれば、延長部を出退自在として使用しないときには支
持床の範囲内に収め、移植機の搬送時や保管の際等に外
部のものに障害になるようなことも殆どなく、また、延
長部が支持床から突出しないことから移植機の重量バラ
ンスも維持し易くなる。
【0010】上記前記規制部材は、支持床の幅方向略中
央に設けるか、又は幅方向両側に設けるようにするのが
好ましい。幅方向略中央に設けた場合は、規制部材(延
長部)が1つであっても支持床からはみ出した苗トレイ
の幅方向中央を延長部によってバランスよく支持でき、
幅方向両側に設けた場合は、はみ出した苗トレイが左右
方向に垂れ下がって傾くのを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図5において、野菜移植機
1は、走行体2の後方に移植装置3および操縦ハンドル
4を有する歩行型であって、畝Rを跨いでその長手方向
に走行しながら、ソイルブロック苗を畝Rに所定間隔を
おいて植付けるものである。
【0012】なお、移植機1の進行方向を前後方向とい
い、進行方向に直交する横方向を左右方向という。走行
体2は、ミッションケース6の前部に前方突出状に架台
7を取付固定し、この架台7上にエンジン8等を搭載す
ると共に、左右両側に前輪9および後輪10を備えて主
構成されている。
【0013】前記エンジン8の動力は、ミッションケー
ス6内の変速機構を介して該ミッションケース6から左
右両側方に突出する車輪伝動軸11と、該車輪伝動軸1
1よりも後方位置から左右両側方に突出する第1PTO
軸13と、ミッションケース6の後部から後方に突出す
る第2PTO軸12とから取り出されるようになってい
る。
【0014】また、左右の車輪伝動軸11の外端側には
その軸心回りに上下揺動自在な伝動ケース14が設けら
れ、この伝動ケース14の下部に後輪10が支持され、
車輪伝動軸11から伝動ケース14内のチェーン伝動機
構を介して後輪10に動力が伝達されて、該後輪10が
回転駆動されるよう構成されている。移植装置3は、走
行体2の後方に装着された移植フレーム15に設けられ
ており、苗を畝Rに植付ける植付体16と、苗を植付体
16に供給する苗供給装置17と、覆土・鎮圧ローラ1
8と、畝Rを覆うマルチフィルムに熱の作用により(又
は切目を入れることにより)苗植付用の孔を形成する穿
孔手段19とから主構成されている。
【0015】移植フレーム15は前部がミッションケー
ス6に取付固定された主フレーム20と、この主フレー
ム20の後端側に前端側が固定された前記操縦ハンドル
4と、前部が左右の第1PTO軸13に左右軸廻りに回
動自在に支持された可動フレーム21とから主構成され
ている。可動フレーム21の後部には覆土・鎮圧ローラ
18が取付けられ、この覆土・鎮圧ローラ18によって
可動フレーム21の後部が畝R上面の高さ変化(凹凸)
に追従するように支持されている。また、覆土・鎮圧ロ
ーラ18と可動フレーム21との上下方向の間隔は調節
可能とされている。
【0016】植付体16は、可動フレーム21に揺動リ
ンク機構を介して上下揺動自在に支持されている。この
揺動リンク機構は第1PTO軸13からの動力によって
駆動されて、植付体16が上下方向に長い楕円軌跡を描
くように移動し、その軌跡の上端側で苗が供給され、軌
跡の下端側で植付体16が畝Rに突入するようになって
いる。
【0017】また、植付体16は、下部に前後に開閉自
在なオープナを備えており、オープナは植付体16の軌
跡の下端側にて畝Rに突入したときに連動具によって前
後に開き、畝Rに移植孔を形成すると共に、該移植孔に
苗を落下させ、その後覆土・鎮圧ローラ18によって移
植孔の左右から土寄せすると共に土を鎮圧することで苗
を植付け得るようになっている。
【0018】苗供給装置17は、主フレーム20の上方
後方側に配置されていて多数のソイルブロック苗Sを縦
横に収容した苗トレイTを後傾状に載置して支持すると
共に縦横に間欠送りする苗トレイ送り装置22と、この
苗トレイ送り装置22の前方側に配置されていて前記苗
トレイTから苗を一つずつ取出して植付体16へと搬送
する苗分送装置23とから主構成されている。
【0019】なお、苗トレイTは、薄肉のプラスチック
製で可撓性を有し、縦横に所定ピッチで碁盤目状に配列
された多数のポット部Pを備え、ポット部Pの開口縁部
が相互に平面状に連結されて構成されている。そして、
ポット部Pに床土を充填し、そこへ播種し、灌水し、育
苗することでソイルブロック苗Sが育成されている。苗
分送装置23は苗トレイTのポット部Pから苗Sを取出
す苗取出爪24を有し、この苗取出爪24は、第2PT
O軸12からユニバーサルジョイント25、ギヤケース
26内の動力伝達機構等を介して動力が伝達されて駆動
する爪動作機構27を介して支持されており、該爪動作
機構27によって苗取出爪24が苗トレイ送り装置22
上の苗トレイTと植付体16との間を前後に往復運動す
るようになっている。
【0020】苗トレイ送り装置22は、図1〜図4に示
すように、苗トレイTを載置する苗トレイ載置装置28
と、該苗トレイ載置装置28を左右移動する横送り機構
38と、苗トレイ載置装置28上の苗トレイTを縦送り
する縦送り機構39とを有し、前記苗トレイ載置装置2
8は、左右方向に配置されてハンドル4に固定された上
下一対のガイドレール29(図5参照)に左右方向移動
自在に支持されている。
【0021】また、苗トレイ載置装置28は、前下傾斜
状に配置されていて苗トレイTのポット部Pの底部を支
持する底板(支持床)30を有し、この底板30は左右
方向に対向配置された一対の側板31間に配置されてい
て底板30の左右端部が左右側板31の対向面(左右方
向内面)に固定されている。左右側板31間下部(前
部)には、左右方向の縦送り駆動軸32が架設されてお
り、左右側板31間上部(後部)には、左右方向の縦送
り従動軸33が架設されており、前記縦送り駆動軸32
には左右一対の駆動スプロケット34が固定され、前記
縦送り従動軸33には左右一対の従動スプロケット35
が固定されている。
【0022】また、駆動スプロケット34と従動スプロ
ケット35との間には、これらに亘ってエンドレスチェ
ーン36が掛装され、このチェーン36には、苗トレイ
Tの縦方向のポット部P間の間隙に係合する搬送ピン3
7が左右方向内方突出状に取付けられている。前記横送
り機構38は、苗トレイ載置装置28を左右方向に貫通
してその両端部がハンドル4側にブラケット等を介して
支持された横送り軸40を備え、該横送り軸40は前記
ギヤケース26から動力が伝達されて軸芯回りに回転駆
動されるようになっている。また、横送り軸40には、
いわゆるトラバース溝が軸方向略全長に亘って形成され
たナピヤねじが用いられており、該溝に係合するスライ
ダ(図示略)が横送り軸40に外嵌され、該スライダが
苗トレイ載置装置28に連結されている。
【0023】したがって、横送り軸40を間欠的に回転
させることによりスライダが左右移動し、これによって
苗トレイ載置装置28が前記ガイドレール29に沿って
間欠的に往復横送りされるようになっている。前記縦送
り機構39は苗トレイ載置装置28の側部に設けられて
おり、苗トレイ載置装置28が左端又は右端まで移動し
たときに、横送り軸40の回転に連動して縦送り駆動軸
32を図4の矢示A方向に回転するように構成してお
り、この縦送り駆動軸32の回転で、駆動スプロケット
34、チェーン36及び搬送ピン37を介して苗トレイ
載置装置28上の苗トレイTをポット部1ピッチ分縦送
りするようになっている。
【0024】上記のことから、苗トレイ載置装置28を
横送り機構38を介して間欠的に左右移動しながら、前
記苗取出爪24によって横1列のポット部Pからソイル
ブロック苗を1つずつ取出し、横1列取出し終えたのち
縦送り機構39を介してポット部1ピッチ分だけ縦送り
し、再び横1列のポット部Pからソイルブロック苗Sを
取り出す作業を繰り返し行うようになっている。
【0025】前記苗トレイ載置装置28の底板30上に
は、載置した苗トレイTの左右方向の位置規制をなす規
制部材41が設けられている。この規制部材41は、板
状の部材を縦向きに立設したものであって、床板30の
左右中央部で該床板30の前後に略亘って設けられてお
り、苗トレイTの左右ポット部間の溝に嵌合することで
左右方向の位置規制をなすように構成されている。
【0026】前記規制部材41は、その後部(上部)に
床板30から後方(縦送り方向上流側)に突出する延長
部42を備えている。この延長部42は金属製の棒材又
はパイプ材を側面コ字状に屈曲し、その両端部を前側に
向けて配置している。一方、規制部材41の後端上側及
び下側には前後方向の支持筒43が折り曲げ形成されて
いて、延長部42の両端部が上下の支持筒43に摺動自
在に嵌挿されている。
【0027】下側の支持筒43の前側には、規制部材4
1を左右方向に貫通する窓部44が形成されている。一
方、前記延長部42の下側辺の前端部は左右方向に屈曲
されていて、この屈曲部45が前記窓部44に挿通して
おり、支持筒43を介して延長部42を前後に摺動した
際に、屈曲部45がストッパとなって窓部44の前端お
よび後端に当接することで摺動限界が設定されるように
なっている。
【0028】そして、屈曲部45が窓部44の後端部に
当接するまで延長部を後方に摺動すると、該延長部42
が支持床30の縦送り方向上流側に突出し、屈曲部が窓
部44の前端部に当接するまで延長部42を前方に摺動
すると、該延長部42が支持床30の範囲内に納まるよ
うになっている。図2及び図4に示すように、底板30
上の苗トレイTが該底板30より縦送り方向上流側に突
出しているような場合には、延長部42を底板30から
突出させた状態とすることで、はみ出した苗トレイTの
左右ポット部間に延長部42が嵌合し、当該苗トレイT
の後部側の左右位置を規制しながらはみ出した苗トレイ
Tの下側を支持して垂れ下がりを防止するようになって
いる。
【0029】これによって、苗トレイTを安定して支持
できるようになり、移植機1の振動等による苗トレイT
のバタつきや位置ずれを防止し、苗取出爪24による確
実な苗取り出しを可能としている。また、延長部42
は、苗トレイTの左右ポット部間に嵌合する幅の狭いも
のであるため、該延長部42が、後方のハンドルを操作
する作業者の視界を遮るようなこともほとんどなく、操
作性を維持できるようになっている。また、延長部42
は幅狭のものであって重量も小さく形成でき、後方に突
出した状態としても移植機の前後バランスを崩すことが
ないようにしている。
【0030】そして、移植作業を行わない場合、すなわ
ち、移植機1の移動時や保管時等には延長部42を前方
に摺動して底板30の範囲内に収めるようにすること
で、該延長部42が外部のものに衝突するようなことも
防止できるとともに、延長部42が突出しないので、移
植機1の重量バランスを維持できるようになっている。
前記苗トレイ載置装置28の前部には、苗取出爪24に
よってポット部からソイルブロック苗Sを取り出したの
ち苗トレイTを裏面側に反転させるトレイガイド46が
設けられており、該トレイガイド46は、苗トレイTの
外側で駆動スプロケット34の外周に沿った円弧状に形
成されている。
【0031】また、前記底板30の裏面側には、反転し
た苗トレイTを下側から支持して後上方へと案内する排
出ガイド47が設けられており、後方の作業者側に向け
て空の苗トレイを排出できるようにしている。排出ガイ
ド47は平面視U字状に形成され、側面視でその前端部
がトレイガイド46の下端部に若干オーバーラップして
おり、トレイガイド46からの苗トレイTの受け渡しを
確実に行えるようにしている。そして、排出ガイド47
の前後中途部は、苗トレイの高さよりも若干大きい幅で
一段下側に屈曲形成されており、この屈曲部分より後方
が空の苗トレイTを複数枚保留可能な空苗トレイ保留部
48とされている。
【0032】前記苗トレイ載置装置28上の苗トレイT
は、縦送り機構39によって底板30上で順次縦送りさ
れ、ソイルブロック苗Sが取り出されたあとトレイガイ
ド46によって弯曲反転されるとともに、排出ガイド4
7に案内されて後方に送られ、排出ガイド47の後部側
に至ったときに空の苗トレイTが一段落下して保留部4
8に保留される。
【0033】そして、後続の空苗トレイTが排出ガイド
47に沿って後方に送られると、保留部48に保留され
ている空苗トレイTの上に後続の空苗トレイTが互いに
ポット部Pが嵌合するようにして重ねられ、複数枚の苗
トレイTが保留部48に蓄積されるようになっている。
これによって、所定枚数の空苗トレイTが保留部48に
たまってから排出ガイド47上から苗トレイTを取り除
くことができ、排出された空苗トレイTを1枚ずつ取り
除く必要がなくなって作業者の負担を軽減できる。
【0034】本発明は、上記実施形態に限ることなく適
宜設計変更可能であり、例えば、前記規制部材を支持床
上に左右2列またはそれ以上設けてもよく、また、延長
部を縦向きの板状に形成して規制部材に前後摺動自在に
設けてもよい。また、延長部の材質としては、金属製に
限らず、硬質合成樹脂製としたり金属製の部材を樹脂で
コーティングしたものとすることができ、この場合は土
の付着が防止できて苗トレイのポット部間に対する滑り
を維持でき、苗トレイの縦送りに伴って延長部が前方摺
動するのを防止できる。
【0035】また、縦送り手段については上記のような
スプロケット、チェーン、搬送ピンによるものに限られ
ず支持床(底板)をベルトコンベアに形成して縦送り可
能としたもの等に置換可能である。苗トレイ載置装置、
苗取り出し装置、植付体等の前後配置も上記に限ること
なく変更可能で、これら装置とハンドルとの前後位置も
変更可能である。
【0036】また、上記実施形態では、移植機として歩
行型を示しているが乗用型であってもよく、また、1条
植えに限らず多条植え移植機としてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の苗トレイ載
置装置によれば、支持床上の規制部材を縦送り方向上流
側に突出させたので、支持床上からはみ出した苗トレイ
を延長部によって安定的に支持でき、該苗トレイのバタ
つきや位置ずれを確実に防止する。また、規制部材の延
長部は、左右ポット部間に嵌合するものであるため、幅
の狭い部材によって形成することが可能で、これによっ
て後方に操縦者がいる場合でも視界を遮るようなことが
殆どなくなって操行操作性を維持でき、また、重量も小
さくできることから重量バランスを損なうことも殆どな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる苗トレイ載置装置の
斜視図である。
【図2】同苗トレイ載置装置の要部の側面断面図であ
る。
【図3】図2のA−A矢示図である。
【図4】苗トレイ載置装置の側面断面図である。
【図5】移植機の全体側面図である。
【符号の説明】
1 移植機 28 苗トレイ載置装置 30 底板(支持床) 41 規制部材 42 延長部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横に多数のポット部を有する苗トレイ
    を載置可能な支持床を備え、該支持床上の苗トレイのポ
    ット部を苗取出し位置に縦送りするようにした移植機の
    苗トレイ載置装置であって、前記支持床に苗トレイの左
    右ポット部間の溝に嵌合して左右位置を規制する規制部
    材を設け、該規制部材は、支持床よりも縦送り方向上流
    側に突出して該支持床からはみ出した苗トレイを支持す
    る延長部を備えていることを特徴とする移植機の苗トレ
    イ載置装置。
  2. 【請求項2】 前記規制部材は、前記延長部を支持床の
    縦送り方向上流側に突出する状態と支持床の範囲内に収
    まる状態とに出退自在に備えていることを特徴とする請
    求項1に記載の移植機の苗トレイ載置装置。
  3. 【請求項3】 前記規制部材は、支持床の幅方向略中
    央、又は幅方向両側に設けられていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の苗トレイ載置装置。
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