JPH09275715A - 育苗用播種装置 - Google Patents

育苗用播種装置

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JPH09275715A
JPH09275715A JP9139796A JP9139796A JPH09275715A JP H09275715 A JPH09275715 A JP H09275715A JP 9139796 A JP9139796 A JP 9139796A JP 9139796 A JP9139796 A JP 9139796A JP H09275715 A JPH09275715 A JP H09275715A
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seed
seeding
holes
plate
hole
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JP9139796A
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Kiyoshi Kawamura
潔 河村
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Globeride Inc
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 播種板に穴総数の異なる複数種の種穴を形成
しておいて、この複数種の種穴を選択利用することによ
り、極めて簡単な構成で取り替え作業も不要にする。 【解決手段】 間欠的に搬送される育苗箱7の上方に播
種板5を配置し、この播種板5に所要粒の種子2を収納
する種穴4を育苗箱搬送方向に対して直交する方向に多
数配列し、播種板5を支持台6に配置して種子2を収納
しかつ落下阻止状態に支持し、前記播種板5を移動する
ことにより種穴4内の種子2を育苗箱7内に落下供給す
る。前記播種板5に穴総数の異なる複数種の種穴4を形
成し、この複数種の種穴4を選択利用する種穴選択手段
10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレタス、キャベ
ツ、ブロッコリ、白菜などのポット苗を生産するため
に、内部を縦横に区画した育苗箱を利用して播種をする
育苗用播種装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のポット苗のための育苗用播種装置
としては特開平6−335308号公報に開示されてい
るように、ホッパの下方に形成された種貯留部と、この
種貯留部の底部に配置されていて所要粒の種子を収納す
る多数の種穴を有する播種板と、この播種板を育苗箱搬
送方向に往復動自在に支持する支持台と、この支持台の
種貯留部対応部の外側に形成された種落下口の下方に配
置されていて種子を育苗箱のポット部に案内する多数本
のシュートと、育苗箱を間欠的に搬送する育苗箱搬送機
構と、育苗箱が搬入されてから搬出されるまでの間、育
苗箱の搬送に同期して種穴を種貯留部内から種落下口対
応位置まで往復動させるべく播種板を駆動する播種板駆
動機構とを備え、前記種穴が種落下口対応位置まで移動
したときにその内部の種子を上から押して落下を補助す
る落下補助手段を設けて構成されている。
【0003】そして、育苗箱はセルトレイを挿入してポ
ット部を形成しているが、このポット部は育苗する種子
に応じて128個、200個等複数種類あり、各種類の
育苗箱に播種できるように、種貯留部、播種板及び支持
台は1個の播種部ユニットに形成され、各種類用に複数
用意され、適宜取り替え使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、播
種部ユニットを複数種用意しなければならない上に取り
替えもしなければならなく、コストが高くかつ作業能率
の低いものとなっている。本発明は、播種板に穴総数の
異なる複数種の種穴を形成しておいて、この複数種の種
穴を選択利用することにより、極めて簡単な構成で取り
替え作業も不要な育苗用播種装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、間欠的に搬送される育苗
箱7の上方に播種板5を配置し、この播種板5に所要粒
の種子2を収納する種穴4を育苗箱搬送方向に対して直
交する方向に多数配列し、播種板5を支持台6に配置し
て種子2を収納しかつ落下阻止状態に支持し、前記播種
板5を移動することにより種穴4内の種子2を育苗箱7
内に落下供給する育苗用播種装置において、前記播種板
5に穴総数の異なる複数種の種穴4を形成し、この複数
種の種穴4を選択利用する種穴選択手段10を設けてい
ることである。
【0006】これによって、種穴選択手段10を作用さ
せるだけで、複数種の種穴4を選択して播種でき、複数
種類の装置を用意する必要も取り替えも不要になる。本
発明における課題解決のための第2の具体的手段は、種
子2を貯留した種貯留部3と、この種貯留部3の底部に
配置されていて所要粒の種子2を収納する種穴4を育苗
箱搬送方向に対して直交する方向に間隔をおいて多数配
列した播種板5と、この播種板5を種穴4に種子2を収
納する位置と落下させる位置との間で育苗箱搬送方向移
動自在に支持する支持台6と、育苗箱7を間欠的に搬送
する育苗箱搬送機構8と、育苗箱7が搬入されてから搬
出されるまでの間、育苗箱7の搬送に同期して種穴4を
種貯留部3から種落下対応位置まで往復動させるべく播
種板5を駆動する播種板駆動機構9とを備えた育苗用播
種装置であって、前記播種板5の種穴4Aの近傍にその
種穴4Aと穴総数の異なる種の種穴4Bを形成し、一方
種の種穴4を開放するときに他方の種穴4を閉鎖する種
穴選択板10Aを播種板3と種貯留部4との間に配置し
ていることである。
【0007】これによって、種穴選択板10Aで2種の
種穴4A、4Bを択一的に開閉させるだけで、2種の種
穴4A、4Bを選択して播種でき、2種類の装置を用意
する必要も取り替えも不要になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基ずいて説明
する。図5において、播種機Aの全体構成は、機フレー
ム15に搬送装置Bが組み込まれ、その上に床土装置
C、鎮圧ローラD、播種凹部形成装置E、播種装置F、
覆土装置G及び灌水装置Hが搭載されている。
【0009】図1〜5において、育苗箱7は外箱16に
セルトレイ17を挿入して構成され、内部はセルトレイ
17によって縦横に区画されて多数のポット部18が配
列形成されている。育苗箱7にはポット部18の数が2
00個(横10x縦20)のものと、128個(横8x
縦16)のものとがある。前記育苗箱7はまず、搬送装
置Bの第1ベルトコンベヤ20上に置かれ、床土装置C
内を通って所要量の床土が供給され、鎮圧ローラDで鎮
圧される。このとき、図示していないが、セルトレイ1
7の上面と摺接するスクレーパによって余剰土が排除さ
れ、続いて床土ブラシによって床土量が適性化される。
【0010】前記播種凹部形成装置Eは、型付けローラ
21の外周に軸方向及び周方向に多数の突起22配設し
たものであり、機フレーム15に取り付け台を介して取
り付けられ、ポット部200個用と128個の2種類を
取り替え使用し、高さ調整も可能になっている。前記型
付けローラ21は、第1ベルトコンベヤ20で搬送され
てくる育苗箱7に乗り上げ、かつ突起22がセルトレイ
17のポット部18に嵌入することにより、育苗箱7の
搬送速度と同期して回転する。この嵌入する突起22に
よって、各ポット部18の床土上面に所要深さの播種凹
部23が横1列づつ連続的に形成される。前記型付けロ
ーラ21の近傍にその外周面と摺接する床土ブラシを設
けて、常に清掃するようにしてもよい。
【0011】播種凹部23形成後の育苗箱7は播種装置
Fに送られ、播種装置Fの育苗箱搬送機構8によって1
ピッチづつ間欠送りされ、育苗箱搬送方向と直交する方
向の1列のポット部18の各播種凹部23に種子2が同
時に播種される。播種後の育苗箱7は搬送装置Bの第2
ベルトコンベヤ24によって搬送され、覆土装置Gで覆
土を供給し、灌水装置Hで所要量の水及び薬剤等を供給
する。また、覆土後に覆土ブラシで覆土表面を均しても
よい。
【0012】播種装置Fにおいて、装置フレーム30の
左右側壁が機フレーム15に固定されており、この装置
フレーム30に操作ボックス、播種ユニット31及びモ
ータ32等が固定されている。前記播種ユニット31は
装置フレーム30の左右側壁に着脱自在に取り付けられ
ていて、取り出して清掃可能になっており、左右側壁3
1Aに支持台6を育苗箱搬送方向N(前方向)上向き傾
斜状に固定し、その上面側に前後壁31B、31Cを取
り付け、これらによって種子2を多量に溜めておく種貯
留部3を構成している。
【0013】支持台6の上面には播種板5が育苗箱搬送
方向Nに往復動自在に配置され、この播種板5と前後壁
31B、31Cの下端とは若干の隙間があり、前後壁3
1B、31Cに設けられた前後ブラシ33、34によっ
て種貯留部3内の種子2のはみ出しが防止され、かつ播
種板5の上面の清掃ができるようになっている。前後壁
31B、31C及び前後ブラシ33、34によって前後
仕切り部材が形成されている。
【0014】また、播種板5の上面には種穴選択手段1
0を構成する種穴選択板10Aが面接されており、この
種穴選択板10Aは歯が前後に沿った櫛歯形状で、前後
壁31B、31Cと左右側壁31A又は位置規制部材に
よって囲まれていて、左右方向には一定距離移動できる
が前後には移動できないように規制されている。この種
穴選択板10Aは種貯留部3から手を挿入して移動可能
であるが、図1に2点鎖線で示すように、種貯留部3の
上部へ突出する把手10aを設けたり、前後壁31B、
31Cから前後に突出する把手を設けたりして、種貯留
部3の外方から操作できるようにしておくことが好まし
い。
【0015】前記播種板5には多数の種穴4が横1列に
形成されている。この種穴4は2種類形成されており、
図2において、第1の種穴4Aは種穴選択板10Aから
開放された位置にあり2重丸で示した8個(ポット部1
28個用)であり、第2の種穴4Bは第1の種穴4Aの
近傍に隣接して種穴選択板10Aによって隠されている
10個(ポット部200個用)である。
【0016】櫛歯状種穴選択板10Aを左右に移動する
ことにより、第1の種穴4Aを開放した状態から閉鎖
し、第2の種穴4Bを閉鎖した状態から開放する。種穴
4A、4Bは種穴選択板10Aで択一開放(選択使用)
されることにより、種貯留部3からの種子2が収納可能
となる。なお、2種類の種穴4A、4Bは前後に分離配
置し、種穴選択板10Aを前後移動させてそれを選択使
用するように構成したり、種穴4を左右又は前後に3種
類以上形成して種穴選択板10Aを3位置以上に切替え
移動して、3種類以上の複数種類の育苗箱7に対応でき
るようにしてもよい。
【0017】前記播種板5は下面側が支持台6に面接し
て種穴4内に収納した種子2の落下が阻止されており、
前方へ移動することにより、支持台6からの落下阻止を
離れて種子2を落下できるようになっている。播種板5
の往復動の範囲は、種穴4が種貯留部3内の後下部にあ
る位置から種貯留部3の外側へ離脱する位置までであ
り、即ち、種穴4が種貯留部3で所要粒の種子2を確実
に収納し、そして、その種子2を余剰種子を排除した状
態で種貯留部3外の離脱位置に持ち出し得るストローク
になっている。
【0018】支持台6の前上部には、種貯留部3対応部
の外側(離脱位置)には種落下口37が形成され、種貯
留部3から離脱した状態の全種穴4が対向可能になって
いる。種穴4が種落下口37に対向すると、種穴4に収
納されていた種子2は種穴4から種落下口37を通って
自然落下する。前記種落下口37の上方には落下補助手
段38が設けられている。この落下補助手段38は、種
落下口37の真上より若干前上方(図において左上方)
で装置フレーム30に支持された支持棒39に左右方向
移動自在に支持部材40を取り付け、この支持部材40
に第2の種穴4Bの数に相当する10本の押し部材41
が設けられている。
【0019】前記各押し部材41は支持部材40に装着
した取り付け体41Aに、ワイヤ等の金属又はプラスチ
ック等で形成された線条材41Bを設けて形成され、こ
の線条材41Bは先端が種穴4に入り得る細いものであ
り、その先端はコーティング種子2を傷つけないよう
に、丸く加工しておくことが好ましい。全押し部材41
は垂直になろうとする自重により傾斜姿勢で線条材41
Bが播種板5の上面に当接しており、種穴4が種落下口
37に対向する位置まで移動してくると、線条材41B
の下端が種穴4に入り込むようになっており、種穴4内
に収納されていた種子2には、その上方から押し部材4
1の自重による押し力が作用し、コーティング種子2が
変形していても、また割れていても、種穴4から確実に
押し出すことができる。
【0020】前記落下補助手段38の支持部材40は、
種穴選択板10Aを左右方向に移動するとそれに連動し
て左右方向に移動し、第1の種穴4Aに10本中8本の
線条材41Bが対応することができる。なお、支持部材
40の移動は人為的に行ってもよい。支持台6の下面に
は全種落下口37に連通する案内穴43を有するホルダ
44が取り付けられ、播種ユニット31の左右側壁31
Aの下部には播種フロート45が取り付けられている。
この播種フロート45には前後にずれた位置に2種の播
種穴46A、46Bが形成されており、ホルダ44の案
内穴43とプラスチック又は金属で形成されたシュート
47で接続されている。
【0021】前記播種フロート45の播種穴46Aは左
右方向等間隔に8本形成されていて、前記第1の種穴4
Aに対向する案内穴43に接続されており、播種穴46
Bは左右方向等間隔に10本形成されていて、前記第2
の種穴4Bに対向する案内穴43に接続されており、そ
れぞれポット部128個用の育苗箱7とポット部200
個用の育苗箱7とに使い分けられる。
【0022】前記支持台6の前上方延長方向にはスライ
ダ51が配置されている。このスライダ51は装置フレ
ーム30の左右側壁に回転自在に支持された上下複数個
のガイド輪52によって、円滑な往復動と、左右位置規
制とが図られている。このスライダ51とモータ32と
の間にはスライダ51を直線往復移動させるスライダ駆
動手段53が設けられている。
【0023】前記スライダ51の上面には、左右一対の
クラッチ爪54が軸を介して枢支され、同じく軸を介し
て枢支された回動体55の両端とリンクを介して連結さ
れている。また、スライダ51の上面にはソレノイド5
6も取り付けられ、このソレノイド56の鉄心は回動体
55に連結され、ソレノイド56を励磁することによ
り、左右クラッチ爪54をその先端が対向外方向に揺動
(図2の実線位置へ移動)するように構成されている。
【0024】左右各クラッチ爪54の先端部はスライダ
51が播種板5側に進出したとき、播種板5の上面のピ
ン57と係合するものであり、係合することにより播種
板5をスライダ51と一体的に摺動すべく連結する。こ
れらによって播種板5を前後移動させる播種板駆動機構
9が構成されている。尚、播種板5と支持台6との間に
は引っ張りスプリングが設けられ、播種板5の復動を助
勢している。従って、スライダ51は播種板5を主に往
動させる役目をし、クラッチ爪の係合を解除すると、播
種板5は種穴4が種貯留部3内に位置する状態に保持さ
れる。
【0025】前記モータ32、スライダ51、スライダ
駆動手段53、クラッチ爪54、ソレノイド56、引っ
張りスプリング等によって、播種板駆動機構9が構成さ
れている。装置フレーム30の外側には、搬送装置Bの
一部を構成する育苗箱搬送機構8が配置されている。育
苗箱搬送機構8はモータ32によって駆動されるもの
で、育苗箱7を間欠送りする間欠移動手段58と、第1
ベルトコンベヤ20から間欠移動手段58へ育苗箱7を
送り込む送り込み手段59と、コロコンベヤ64とを有
する。
【0026】前記間欠移動手段58は、装置フレーム3
0の側壁の外面にコロを介して前後動自在に支持された
一対の連動棒60と、左右連動棒60間に架設された前
後支持棒61とで枠状の可動体62を構成し、各支持棒
61に左右一対の係合爪63を揺動自在に設けている。
前記可動体62はクランク手段64を介してモータ32
によって前後往復移動可能になっている。
【0027】前記係合爪63は前進時にセルトレイ17
のポット部18と係合して育苗箱7を1ピッチづつ間欠
押動するものであり、図示していないが、ポット部12
8個用とポット部200個用と長さの異なるものが2種
類設けられており、支持棒61回りで前後反転させるこ
とにより、作用位置と退避位置とに位置変更可能にかつ
選択使用可能になっている。
【0028】なお、装置フレーム30及び機フレーム1
5には検知手段(図示せず)が設けられており、その検
知手段は播種装置Fへの育苗箱7の搬入を検知してモー
タ32を作動させもの、育苗箱7を検知することにより
播種板駆動機構9のソレノイド56を励磁するもの等が
ある。前記送り込み手段59はモータ32からギヤ伝動
手段及びチェーン伝動手段を介して駆動軸66を駆動
し、この駆動軸66からチェーン伝動手段67を介して
送り込み軸68を駆動しており、送り込み軸68とそれ
に嵌合したチェーン伝動手段67のスプロケット69と
の間には一方向クラッチ70が設けられ、チェーン71
は所要量弛まされており、送り込み軸68には複数個の
コロが設けられている。
【0029】送り込み手段59は育苗箱7の搬入を検知
してモータ32が作動すると、第1ベルトコンベヤ20
から送られてきた育苗箱7を係合爪63が係合する位置
まで搬送する。そして係合爪63が係合して間欠移動手
段58による育苗箱7の押動が開始されると、一方向ク
ラッチ70が送り込み軸68の遊転を許容し、かつチェ
ーン71の弛みによってモータ32からの動力伝達がと
ぎれ、育苗箱7に送りと停止とを所要時間づつ繰り返さ
せる。
【0030】前記駆動軸66には搬送装置Bの一部を構
成する第2ベルトコンベヤ24のベルト74が巻き掛け
られている。第2ベルトコンベヤ24は播種装置Fを出
た育苗箱7を覆土装置G及び灌水装置Hへ搬送するもの
で、モータ32から動力を得るようになっている。前記
ベルト74の搬送面はコロコンベヤ64の搬送面より1
段下位に位置し、播種装置F内では育苗箱7の底面と接
触しない位置にあり、育苗箱7はコロコンベヤ64の最
後のコロ64A(図5に示す)を前後重心が越えたとき
にベルト74に移載されて搬送されるようになる。覆土
装置Gの覆土ベルトは第2ベルトコンベヤ24から動力
が伝達される。
【0031】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。例えば、
種穴選択手段10は播種板5に2種の種穴4の一方を目
隠しする薄板を取り付けるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、播種板5
に穴総数の異なる複数種の種穴4を形成し、この複数種
の種穴4を選択利用する種穴選択手段10を設けている
ので、種穴選択手段10を作用させるだけで、複数種の
種穴4を選択してポット部18の総数の異なる育苗箱7
に播種でき、複数種類の装置を用意する必要も取り替え
も不要にできる。
【0033】また、播種板5の種穴4Aの近傍にその種
穴4と穴総数の異なる種の種穴4Bを形成し、一方種の
種穴4を開放するときに他方の種穴4を閉鎖する種穴選
択板10Aを播種板3と種貯留部4との間に配置してい
るので、種穴選択板10Aで2種の種穴4A、4Bを択
一的に開閉させるだけで、2種の種穴4A、4Bを選択
してポット部18の総数の異なる育苗箱7に播種でき、
2種類の装置を用意する必要も取り替えも不要にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部の断面側面図で
ある。
【図2】同要部の平面図である。
【図3】播種装置の断面側面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】播種機の全体側面図である。
【符号の説明】
2 種子 3 種貯留部 4 種穴 5 播種板 6 支持台 7 育苗箱 8 育苗箱搬送機構 9 播種板駆動機構 10 種穴選択手段 10A 種穴選択板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠的に搬送される育苗箱(7)の上方
    に播種板(5)を配置し、この播種板(5)に所要粒の
    種子(2)を収納する種穴(4)を育苗箱搬送方向に対
    して直交する方向に多数配列し、播種板(5)を支持台
    (6)に配置して種子(2)を収納しかつ落下阻止状態
    に支持し、前記播種板(5)を移動することにより種穴
    (4)内の種子(2)を育苗箱(7)内に落下供給する
    育苗用播種装置において、 前記播種板(5)に穴総数の異なる複数種の種穴(4)
    を形成し、この複数種の種穴(4)を選択利用する種穴
    選択手段(10)を設けていることを特徴とする育苗用
    播種装置。
  2. 【請求項2】 種子(2)を貯留した種貯留部(3)
    と、この種貯留部(3)の底部に配置されていて所要粒
    の種子(2)を収納する種穴(4)を育苗箱搬送方向に
    対して直交する方向に間隔をおいて多数配列した播種板
    (5)と、この播種板(5)を種穴(4)に種子(2)
    を収納する位置と落下させる位置との間で育苗箱搬送方
    向移動自在に支持する支持台(6)と、育苗箱(7)を
    間欠的に搬送する育苗箱搬送機構(8)と、育苗箱
    (7)が搬入されてから搬出されるまでの間、育苗箱
    (7)の搬送に同期して種穴(4)を種貯留部(3)か
    ら種落下対応位置まで往復動させるべく播種板(5)を
    駆動する播種板駆動機構(9)とを備えた育苗用播種装
    置であって、 前記播種板(5)の種穴(4A)の近傍にその種穴(4
    A)と穴総数の異なる種の種穴(4B)を形成し、一方
    種の種穴(4)を開放するときに他方の種穴(4)を閉
    鎖する種穴選択板(10A)を播種板(3)と種貯留部
    (4)との間に配置していることを特徴とする育苗用播
    種装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002291306A (ja) * 2001-04-03 2002-10-08 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 播種装置
JP2010501193A (ja) * 2006-08-30 2010-01-21 プレシジョン・ドリップ・ベスローテン・フェンノートシャップ 基体への注入による植物への物質投与
CN101828452A (zh) * 2010-05-14 2010-09-15 沈阿庆 一种自动播种机
CN102893729A (zh) * 2012-10-26 2013-01-30 北京工业大学 一种穴盘全自动播种机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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