JP5416791B2 - 土供給装置 - Google Patents
土供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5416791B2 JP5416791B2 JP2012002187A JP2012002187A JP5416791B2 JP 5416791 B2 JP5416791 B2 JP 5416791B2 JP 2012002187 A JP2012002187 A JP 2012002187A JP 2012002187 A JP2012002187 A JP 2012002187A JP 5416791 B2 JP5416791 B2 JP 5416791B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- belt
- tension
- feed belt
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 title claims description 141
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 39
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 37
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 24
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 description 23
- 238000009331 sowing Methods 0.000 description 22
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 18
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 description 13
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 description 13
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 10
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 10
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000004720 fertilization Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000003795 desorption Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
この特許文献1の播種機は、育苗箱を載置して前後方向に搬送する搬送コンベヤを有する。
土供給装置は、搬送コンベヤの左右両側に立設された左右一対の側板を備え、この左右側板間に前後一対のロールと該前後ロールに巻掛けられたエンドレスの土送りベルトとを有する土搬送コンベヤを備え、この土搬送コンベヤの上方に土を貯留したホッパを配置してなる。
この引用文献1の土供給装置にあっては、育苗箱の前後一方への搬送中に床土を供給し、育苗箱の前後他方への搬送中に覆土を供給する。
そのため、土送りベルトの交換に手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、土送りベルトの交換を容易に行うことができる土供給装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、育苗箱を載置して前後方向に搬送する搬送コンベヤの左右両側に立設された左右一対の側板を備え、この左右側板間に前後一対のロールと該前後ロールに巻掛けられたエンドレスの土送りベルトとを有する土搬送コンベヤを備え、この土搬送コンベヤの上方に設けたホッパ内の土を土搬送コンベヤの端部から落下させて該土搬送コンベヤの下方を通過する育苗箱に土を供給する土供給装置において、
前記左右一方の側板に、土送りベルトを側方から取出し・取付けするためのベルト脱着口を開口形成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前後一方のロールを前後移動可能に支持し、土送りベルトにテンションを付与するテンション付与手段を備え、
このテンション付与手段は、前記一方のロールと一体移動すると共に前後方向の軸心を有する調整ボルトと、この調整ボルトに螺合されていて螺進させることにより土送りベルトを張る方向に調整ボルトを移動させるための調整ナットと、側板側に固定されていて前記土送りベルト張り方向とは逆方向に調整ナットが移動するのを規制する支持部材と、調整ナットと支持部材との間に介在されたテンション切換部材とを有し、
テンション切換部材は、前後幅が広い幅広部とこの幅広部より前後幅が狭い幅狭部とを有していて、調整ボルトの軸心に直交する方向に移動させて広幅部又は狭幅部を選択的に調整ナットと支持部材との間に介在することにより、土送りベルトを張り状態と弛緩状態とに切り換えることを特徴とする。
図1は育苗箱2を矢視Aで示す前方(育苗箱搬送方向)に搬送しながら該育苗箱2に対して床土供給、灌水及び施薬、施肥、播種、覆土供給を自動的に行う育苗用播種機1を示している。
この播種機1は、前後方向に長い搬送コンベヤ3と、この搬送コンベヤ3の前後に配置された補助フレーム4,5と、育苗箱2を数十枚上下方向にストックできると共に下端側から育苗箱2を一枚づつ前方に繰り出し可能とされた育苗箱供給装置6と、育苗箱2に床土を供給する土供給装置7(床土供給装置という)と、育苗箱2に供給された床土の上面をならす土均し装置8と、床土上面の育苗箱2前端側の盛上がり部分を均平にするコーナープレス9と、薬液を灌水装置11へと送る薬剤ポンプ10と、床土が供給された育苗箱2に薬液と共に灌水する灌水装置11と、灌水された育苗箱2に施肥する施肥装置12と、施肥された育苗箱2に対して播種する播種装置13と、播種された育苗箱2に対して覆土を供給する土供給装置14(覆土供給装置という)とを有する。
前記搬送コンベヤ3は育苗箱供給装置6から繰り出された育苗箱2を載置して前方に向けて前部の補助フレーム4へと搬送する。図2にも示すように、この搬送コンベヤ3に、床土供給装置7、土均し装置8、コーナープレス9、灌水装置11、施肥装置12、播種装置13、覆土供給装置14が搬送コンベヤ3の後部から前方Aに向けて順に配置されて
設けられている。
搬送コンベヤ3は、図2〜図5に示すように、前後方向に長いコンベヤフレーム16と、このコンベヤフレーム16を支持する前後の支持脚17と、コンベヤフレーム16の後部側に設けられていて育苗箱2をコロ搬送するコロ搬送機構18と、コンベヤフレーム16の前部側に設けられていて育苗箱2をベルト搬送するベルト搬送機構19とを有する。
搬送コロ24は、各回転軸23a〜hに左右の枠材21間において左右一対設けられていると共に、始端の回転軸23hから1つ目と3つ目の回転軸23g,23eには左右方向中央にも設けられている。
前記伝動機構25はチェーン伝動手段によって構成され、前後方向で隣り合う回転軸23a〜hにわたって設けられている。各伝動機構25は回転軸23a〜hに一体回転自在に固定された伝動側スプロケット25A及び被伝動側スプロケット25Bとこれらスプロケット25A,25Bにわたって巻き掛けられたチェーン25Cとからなる。伝動側スプロケット25A及び被伝動側スプロケット25Bは、回転軸23の枠材21の縦壁21aから右側に突出した部分に設けられている。
駆動プーリ27及び従動プーリ29はVプーリから構成され、コンベヤフレーム16の左右枠材21間に配置されている。搬送ベルト30はVベルトから構成されている。
退自在に支持されたネジ軸を有し、このネジ軸を螺進させることによりベルト従動軸28を支持する軸受け33が前方移動され、これによって、搬送ベルト30にテンションを付与する。
コロ搬送機構18及びベルト搬送機構19を駆動する駆動源は電動モータ34によって構成され、該電動モータ34は播種装置13の後部に設けられている(図2及び図9参照)。
電動モータ34の出力軸34aからコロ搬送機構18の最前端の回転軸23aへとチェーン伝動機構からなる伝動手段36によって動力が伝達されると共に、搬送コロ24上の育苗箱2を前方Aに搬送するように、コロ搬送機構18の最前端の回転軸23aから後方の回転軸23b〜hに順次回転動力が伝達される。
このベルト駆動軸26に動力を伝達する伝動手段37は、ベルト搬送機構19の搬送速度をコロ搬送機構18の搬送速度に合わせるために、コロ搬送機構18の最前端の回転軸23から若干減速してベルト駆動軸26に動力伝達している。
前記床土供給装置7、土均し装置8、コーナープレス9、灌水装置11及び施肥装置12の配置部分にコロ搬送機構18が設けられている。(換言すると、床土供給装置7、土均し装置8、コーナープレス9、灌水装置11及び施肥装置12がコロ搬送機構18で育苗箱2を搬送するコロ搬送ゾーンに配置されている)。
床土供給装置7は、図6に示すように、搬送コンベヤ3の左右各枠材21にそれぞれ立設された左右一対の側板40を有するフレーム41(床土フレームという)と、この床土フレーム41の上部に固定されていて土が貯留されたホッパと、床土フレーム41の側板40間で且つホッパ42の下端開口の下方に位置する土搬送コンベヤ43と、この土搬送コンベヤ43に床土駆動軸23hから動力を伝達する動力伝達機構44とから主構成されている。
この土搬送コンベヤ43の終端側ロール46には、ベルト伝動機構からなる動力伝達機構44を介して床土駆動軸23hから動力が伝達され、土送りベルト47で受けたホッパ
42内の土を前方Aに移送するように終端側ロール46が回転駆動されて、土搬送コンベヤ43の終端側から該土搬送コンベヤ43の下方を移動する(通過する)育苗箱2に床土が落下供給される。
土均し装置8は、図6に示すように、床土の上面を均す回転ブラシ51と、この回転ブラシ51に土均し駆動軸23fから回転動力を伝達する伝動機構を収納した伝動ケース52と、回転ブラシ51の高さを調整する高さ調整手段53とを有する。
伝動ケース52は前傾状とされ、下部が土均し駆動軸23fの軸心回りに回転自在に枢支されて、上下揺動自在とされている。
高さ調整手段53は、高さの異なる多数の凹部55が形成された支持板54と、この支持板54の凹部55に選択的に引っ掛けられる支持ロッド56と、回転ブラシ51を下方に付勢するバネ(図示省略)とを有する。
前記回転ブラシ51で床土を均すと、育苗箱2の前後端部で床土が盛り上がり状となるが、この床土の前端側の盛り上がり部分が前記コーナープレス9によって均平にされる。
左右各揺動アーム58は前傾状とされて、下端側が枠材21に取付固定されたブラケット61に左右軸回りに回転自在に枢支されていて、上下に揺動自在とされている。
高さ設定手段60は左右の揺動アーム58に設けられている。この高さ設定手段60は、揺動アーム58に固定されたステー62と、このステー62に設けられたナット63に螺合され且つ上下方向の軸心を有するボルト部材64とを有する。
このコーナープレス9にあっては、均平部材59は下方に向かうに従って前方Aに移行する傾斜状とされていて、この均平部材59が前方移動する育苗箱2の前部上端側に押圧されることで揺動アーム58が上方に揺動して逃げ、育苗箱2の前部上端側が通過すると揺動アーム58が下方揺動して均平部材59が下がり、該均平部材59の下端側で床土の前端側が平らに均される。
薬剤ポンプ10は、図7及び図8に示すように、搬送コンベヤ3の左側の枠材21の縦壁21aに着脱自在に取り付けられるポンプ取付台71の左側面に固定されている。
る。
この薬剤ポンプ10は、左右方向の軸心を有していてポンプ取付台71に軸心回りに回転自在に取り付けられたポンプ回転軸74と、このポンプ回転軸74に一体回転自在に固定されていて複数のコロ75を枢支した回転体76と、コロ75の公転軌跡の外周側に配置された半円弧状のチューブ押え77と、このチューブ押え77の内周面側に配置された絞りチューブ78と、この絞りチューブ78の両側の各端部に接続された接続具79A,79Bとを有する。
上側の接続具79Aは薬液タンクにホース等を介して接続され、下側の接続具79Bはホース等を介して灌水装置11の散水管68に接続されている。
絞りチューブ78はゴム又はプラスチック等の可撓性材料で形成されている。
回転体76はポンプ駆動軸23cによって矢示W方向に回転駆動され、回転体76が回転するとコロ75が絞りチューブ78を押しつぶすように絞りながら公転すると共にチューブ押え77の内周側を転動する。これによって、上側接続具79Aから薬液を吸い込んで下側接続具79Bから薬液をはき出し、灌水装置11へと薬液を送る。
施肥装置12は、搬送コンベヤ3の左右枠材21に立設された施肥フレーム86に、繰出しロール87を設けると共に該繰出しロール87の上方に肥料ホッパ88を設けてなる。
なお、この施肥装置12は、オプションで取り付けられ、該施肥装置12が取り付けられない場合は、灌水装置11を播種装置13に近接させることができるように、該灌水装置11は前後位置調整自在とされている。
播種ロール92は左右方向の軸心を有していて播種フレーム90の左右側板89間に配置され、該播種ロール92の軸心にはロール軸99が一体回転自在に設けられ、このロール軸99は左右側板89に左右軸回りに回転自在に支持されている。
この被駆動側スプロケット103は伝動軸104に一体回転自在に設けられた第1伝動ギヤ105に取付固定され、被駆動側スプロケット103から第1伝動ギヤ105を介して伝動軸104に動力伝達される。
在に支架されている。この伝動軸104の右側端部側に第2伝動ギヤ106が一体回転自在に設けられ、該第2伝動ギヤ106と噛み合い且つロール軸99に一体回転に設けられた第3伝動ギヤ107に第2伝動ギヤ106から動力伝達されることにより、播種ロール92が矢示X方向に回転駆動される。
回転ブラシ93は左右方向の軸心を有し、外周側が播種ロール92の外周に摺接する。また、この回転ブラシ93には前記第1伝動ギヤ105から動力が伝達されて該回転ブラシ93が矢示Y方向に回転駆動され、播種ロール92の外周側の余分な種子が払いのけられる。
本実施形態では、前側のロール116が終端側ロールとされ、後側のロール117が始端側ロールとされている。各ロール116,117はロール本体116A,117Aとこのロール本体116A,117Aの中心に軸方向貫通状に設けられたロール軸116B,117Bとからなる。
前記動力伝達機構115は、覆土駆動軸39の左端部側に一体回転自在に取り付けられた駆動側スプロケット123と、終端側ロール116のロール軸116Bの左端側に一体回転自在に設けられた被駆動側スプロケット124と、これらスプロケット123,124に巻掛けられた伝動チェーン125と、この伝動チェーン125にテンションを付与する一対のドライブテンショナー126と、伝動チェーン125をガイドするガイドローラ127と、駆動側スプロケット123から被駆動側スプロケット124への動力伝達を断続するクラッチ128とを有してなる。
支持ステー132は、板材によって形成され、板面が左右方向を向く縦壁133と、この縦壁133の上端から左右方向内方に向けて延出する上壁134と、縦壁133の下端から左右方向外方に向けて延出する下壁135とからなる。支持ロッド130の右端部側は支持ステー132の上壁134の上面に溶接固定されている。
このベルト脱着口136は、土搬送コンベヤ114の右側方に位置し、土送りベルト118の側面形状より大きな前後方向に長い長円形状に形成されている。
この突部138はベルト周方向に間隔をおいて設けられ(断続状に設けられ)ているが、連続状に設けられていてもよい。
各ロール116,117の周方向溝137から左方の周面は平滑状に形成されていて、周方向溝137から突部138を離脱させることにより、ベルト脱着口136を介して土送りベルト118が右方に引き出し可能とされている。また、右側からベルト脱着口136を介して土送りベルト118を挿入して突部138を周方向溝137に嵌合させることにより、該土送りベルト118がベルト脱着口136側から取付け可能である。
図16及び図17に示すように、蓋板140の前後方向中央側の下部には、下向きに開口する側面視コ字形の切欠部142が形成され、この切欠部142の形成部分で土送りベルト118が露出している。この切欠部142の上縁142aは前記支持ステー132の下壁135上に接当しており、該支持ステー132の縦壁133が蓋板140にボルト143で固定されている。
各軸受け144,145は、各ロール軸116B,117Bに右側から嵌脱自在に嵌合され、後軸受け145は始端側ロール117のロール軸117Bに着脱自在に嵌められたサークリップからなる抜止め部材146によって該ロール軸117Bから外れ止めされている。
前記始端側ロール117のロール軸117Bの右端部側は蓋板140に形成された軸挿通孔149を介して左右方向外方に突出され、始端側ロール117のロール軸117Bの左端部側は左側の側板111に形成された軸挿通孔149を介して左右方向外方に突出されており、各ロール軸116B,117Bの前記軸挿通孔149から突出した部分に後軸受け145が嵌合されている。
また、図19に示すように、左右の後軸受け145の上下には、該後軸受け145を前後方向移動自在にガイドするL字形のガイド部材151が設けられている。右側の後軸受け145をガイドするガイド部材151は蓋板140に固定され、左側の後軸受け145をガイドするガイド部材151は左側の側板111に固定されている。
テンション付与手段119は、図13に示すように、始端側ロール117の左右両側に設けられている。
このテンション付与手段119は、図15及び図20に示すように、後軸受け145が収容されたホルダ152と、このホルダ152の後部に固定された調整ボルト153と、この調整ボルト153をホルダ152に対して固定する固定用ナット154と、側板111側に固定された支持部材155と、テンションを調整する調整ナット156と、この調整ナット156の移動を規制するロックナット157と、土送りベルト118を張り状態と弛緩状態とにワンタッチで切り換えるテンション切換部材158とを有する。
固定用ナット154はホルダ152の後壁152aの後方に位置していて調整ボルト153に螺合されており、固定用ナット154を締め込むことにより固定用ナット154と調整ボルト153の頭部153aとの間でホルダ152の後壁152aが挟持されることで調整ボルト153がホルダ152に固定される。
取付部160のネジ軸部153bが挿通される挿通部162は、図19に示すように、左右方向外方に開放状の溝によって構成され、蓋板140を取り外すときにおいて、固定用ナット154を緩めることにより、調整ボルト153が挿通部162の溝開口部から右方に抜き出し可能とされている。
この支持部材155は、図15及び図20に示すように、蓋板140又は側板111の左右方向内方側の面に固定された固定壁部163と、この固定壁部163の後端から左右方向外方に延出された支持壁部164と、この支持壁部164の左右方向外端から後方に延出された規制壁部165とから構成されている。
調整ナット156は支持壁部164の後方でネジ軸部153bに螺合され、ロックナット157は調整ナット156の後方でネジ軸部153bに螺合されている。
テンション切換部材158は前記支持壁部164と調整ナット156との間に介在されている。
前後のプレート167,168の縦壁部167a,168aの上部間には前後方向の間隔が開けられ、前後のプレート167,168の縦壁部167a,168aの下部は相互に密着されている。したがって、前後プレート167,168の縦壁部167a,168
aの上部が前後幅が広い幅広部169とされ、前後プレート167,168の縦壁部167a,168aの下部が幅広部169より前後幅が狭い幅狭部170とされている。
図20及び図21に示すように、前後のプレート167,168の縦壁部167a,168aには、調整ボルト153のネジ軸部153bが貫通する挿通孔172が形成され、この挿通孔172は幅広部169と幅狭部170とにわたって形成された上下方向に長い長孔とされ、テンション切換部材158が上下に移動操作自在とされている。これによって、幅広部169と幅狭部170とを調整ナット156と支持部材155の支持壁部164との間に選択的に介在させることができる。
また、前側のプレート167の上下方向中途部で且つ幅広部169と幅狭部170との間には前方に向けて突出した係合部173が形成されている。この係合部173は、図20(a)に示すように、幅広部169を調整ナット156と支持壁部164との間に介在したときには支持壁部164の下端側に係合することによりテンション切換部材158の上方移動を規制し、図20(b)に示すように、幅狭部170を調整ナット156と支持壁部164との間に介在したときには支持壁部164の上端側に係合することによりテンション切換部材158の下方移動を規制する。
前記構成のテンション付与手段119にあっては、幅広部169を調整ナット156と支持壁部164との間に介在した状態で調整ナット156を螺進させると、調整ナット156は支持部材155によって前方(土送りベルト118に張りを与える方向とは逆の方向)への移動が規制されているので、調整ボルト153が後方(土送りベルト118に張りを与える方向)に移動して始端側のロール117が後方移動し、土送りベルト118に張りが与えられる。
また、この状態からテンション切換部材158を押し下げて幅広部169を調整ナット156と支持壁部164との間に介在させると、また土送りベルト118に張りが与えられる。
播種機1を使用しないとき等において、土送りベルト118の早期の劣化を防止するために、土送りベルト118の張りを緩めておくが、本実施形態では、土送りベルト118を張り状態から弛緩状態にワンタッチで切り換えることができるので、至便である。
この土送りベルト118を交換するにも、土送りベルト118の取出しを容易に行うために、該土送りベルト118の張りを緩めるが、テンション切換部材158によって土送
りベルト118の張りをワンタッチで緩めることができるので、土送りベルト118を交換する作業がスムーズに行える。
なお、前記テンション切換部材158は上下動に限ることはなく、上下以外の調整ボルト153の軸心に直交する方向に移動操作させるようにしてもよい。
前記土送りベルト118の脱着構造は床土供給装置7に採用してもよい。また、床土供給装置7のテンション付与手段48も、覆土供給装置14に採用したテンション付与手段119と同様の構造が採用されている。
3 搬送コンベヤ
111 側板
113 ホッパ
114 土搬送コンベヤ
116 前側のロール
117 後側のロール
118 土送りベルト
119 テンション付与手段
136 ベルト脱着口
140 蓋板
144 軸受け
145 軸受け
153 調整ボルト
155 支持部材
156 調整ナット
158 テンション切換部材
169 幅広部
170 幅狭部
Claims (3)
- 育苗箱(2)を載置して前後方向に搬送する搬送コンベヤ(3)の左右両側に立設された左右一対の側板(111)を備え、この左右側板(111)間に前後一対のロール(116,117)と該前後ロール(116,117)に巻掛けられたエンドレスの土送りベルト(118)とを有する土搬送コンベヤ(114)を備え、この土搬送コンベヤ(114)の上方に設けたホッパ(113)内の土を土搬送コンベヤ(114)の端部から落下させて該土搬送コンベヤ(114)の下方を通過する育苗箱(2)に土を供給する土供給装置において、
前記左右一方の側板(111)に、土送りベルト(118)を側方から取出し・取付けするためのベルト脱着口(136)を開口形成したことを特徴とする土供給装置。 - 前記ベルト脱着口(136)が形成された側板(111)には、該ベルト脱着口(136)を塞ぐ蓋板(140)が着脱自在に取付固定され、この蓋板(140)に前後のロール(116,117)を回転自在に支持する軸受け(144,145)と、土送りベルト(118)にテンションを付与するテンション付与手段(119)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の土供給装置。
- 前後一方のロール(117)を前後移動可能に支持し、土送りベルト(118)にテンションを付与するテンション付与手段(119)を備え、
このテンション付与手段(119)は、前記一方のロール(117)と一体移動すると共に前後方向の軸心を有する調整ボルト(153)と、この調整ボルト(153)に螺合されていて螺進させることにより土送りベルト(118)を張る方向に調整ボルト(153)を移動させるための調整ナット(156)と、側板(111)側に固定されていて前記土送りベルト(118)張り方向とは逆方向に調整ナット(156)が移動するのを規制する支持部材(155)と、調整ナット(156)と支持部材(155)との間に介在されたテンション切換部材(158)とを有し、
テンション切換部材(158)は、前後幅が広い幅広部(169)とこの幅広部(169)より前後幅が狭い幅狭部(170)とを有していて、調整ボルト(153)の軸心に直交する方向に移動させて幅広部(169)又は幅狭部(170)を選択的に調整ナット(156)と支持部材(155)との間に介在することにより、土送りベルト(118)を張り状態と弛緩状態とに切り換えることを特徴とする請求項1又は2に記載の土供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002187A JP5416791B2 (ja) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | 土供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002187A JP5416791B2 (ja) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | 土供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013141430A JP2013141430A (ja) | 2013-07-22 |
JP5416791B2 true JP5416791B2 (ja) | 2014-02-12 |
Family
ID=49038341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012002187A Active JP5416791B2 (ja) | 2012-01-10 | 2012-01-10 | 土供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5416791B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6631879B2 (ja) * | 2016-02-23 | 2020-01-15 | アグリテクノ矢崎株式会社 | 育苗箱用播種機の土供給装置 |
CN115777390B (zh) * | 2022-12-02 | 2023-10-17 | 响水县春秋园农副产品有限公司 | 一种旋转式育苗装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4816805Y1 (ja) * | 1970-06-04 | 1973-05-14 | ||
JPH0726922Y2 (ja) * | 1990-02-27 | 1995-06-21 | 大和精工株式会社 | 土入機 |
JPH0876589A (ja) * | 1994-07-07 | 1996-03-22 | Ricoh Co Ltd | 磁性粉体搬送装置 |
JPH0998669A (ja) * | 1995-10-02 | 1997-04-15 | Daiwa Seiko Kk | 土入れ装置 |
JP2001103833A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-04-17 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 汎用コンバインの還元処理構造 |
JP3963882B2 (ja) * | 2003-09-17 | 2007-08-22 | 大和精工株式会社 | 育苗箱用土入装置 |
JP5754911B2 (ja) * | 2010-10-18 | 2015-07-29 | 株式会社スズテック | 土供給装置 |
-
2012
- 2012-01-10 JP JP2012002187A patent/JP5416791B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013141430A (ja) | 2013-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5667582B2 (ja) | 播種機 | |
KR101191465B1 (ko) | 파종용 씨앗공급장치 | |
KR102072336B1 (ko) | 육묘상자 이송용 컨베이어장치 | |
JP5451783B2 (ja) | 播種機の動力伝達装置 | |
JP2010119372A (ja) | 育苗容器用供給装置の移送装置および育苗容器用播種装置 | |
JP5416791B2 (ja) | 土供給装置 | |
JP5092499B2 (ja) | 播種ユニット及び播種方法 | |
JP5667583B2 (ja) | 播種装置 | |
JP5761145B2 (ja) | 播種機 | |
KR200194270Y1 (ko) | 종자 파종기에 있어서 육묘상자의 이송장치 | |
JP6631879B2 (ja) | 育苗箱用播種機の土供給装置 | |
JP5176712B2 (ja) | 播種機 | |
KR101158634B1 (ko) | 밭작물 씨앗의 파종용 씨앗공급장치 | |
JP6718572B2 (ja) | 播種機 | |
KR101590304B1 (ko) | 잔존씨앗 제거가 용이한 씨앗파종기 | |
KR101566676B1 (ko) | 씨앗이탈방지구를 갖는 파종용 씨앗공급장치 | |
JP2009296971A5 (ja) | ||
JP2013116128A (ja) | 育苗容器用供給装置の移送装置 | |
JP4662836B2 (ja) | 播種装置 | |
WO2017145428A1 (ja) | 育苗箱用播種機 | |
KR200417427Y1 (ko) | 파종기의 상토왕겨장치 | |
JP2514801Y2 (ja) | 播種機 | |
KR200393306Y1 (ko) | 볍씨 파종기의 모판 이송장치 | |
JP2017147963A (ja) | 育苗箱用播種機のロールユニット | |
JPH0123209Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5416791 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |