JP2530022Y2 - ポット播種機のトレイ移送構造 - Google Patents

ポット播種機のトレイ移送構造

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JP2530022Y2
JP2530022Y2 JP12425389U JP12425389U JP2530022Y2 JP 2530022 Y2 JP2530022 Y2 JP 2530022Y2 JP 12425389 U JP12425389 U JP 12425389U JP 12425389 U JP12425389 U JP 12425389U JP 2530022 Y2 JP2530022 Y2 JP 2530022Y2
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tray
pot
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transfer arm
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昭雄 松岡
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Yoka Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、手動式のポット播種機において、播種部の
繰出駆動と連動してトレイを強制移動させるための構成
に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、真空吸着式や目皿式、ロール式、ベルト式
等のポット播種機は公知となっているのである。これら
のポット播種機は、播種作業とトレイ移送が同時に連続
的に行われる構成であったのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従来のようにトレイが連続的に移動される構成である
と、種子の種類、形状、シュートの抵抗等の違いによ
り、種子は放出される位置からシュート等を介して落下
した後の播種位置までの間の落下時間が多少異なること
になり、播種位置にバラツキが生じてしまうのである。
そこで、ステッピングモーター等によりトレイを間欠駆
動させていたのであるが、電源回路、制御回路等が必要
となりコストアップとなっていたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、構造が簡単で安価な手
動式のポット播種機を提供するために、次の如く構成し
たものである。
ハンドル2の回動により、種子孔13aを開口した目皿
プレート13を、ホッパー17の下方でかつ摺動台16の上方
において往復摺動させ、更にハンドル2の回動により、
移送アーム23によりトレイ15を、一方向へのみ移動さ
せ、トレイ15のポット15a内に種子孔13a内の種子を落下
するポット播種機において、前記移送アーム23の端部
に、トレイ15の進行方向回動時のみポット15aに係合
し、進行方向と逆方向への回動時には係合しない係合部
材29を設け、トレイ15を該係合部材29により1ポットず
つ間欠的に強制移動させ、ポット15aが種子の落下位置
であるシュート20の下方に移動され静止した時と、種子
孔13aがシュート20の上部に位置した時を一致すべく、
ハンドル2と目皿プレート13と移送アーム23とを連動し
たものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的、構成は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の側面よりトレイを移動させたポット
播種機側面断面図、第2図は同じく後面図である。
本考案のポット播種機は側板1の下部にハンドル2の
回転軸3が軸支され、該回転軸3にピニオン4が固設さ
れ、該ピニオン4に大径ギヤ5が噛合され、該大径ギヤ
5の側面にはロッド6の一端が枢結され、該ロッド6の
他端はアーム7に枢結されている。
該アーム7は側板1,1に軸架したシャフト9に固設さ
れ、該シャフト9の両側に駆動アーム10,10が固設さ
れ、該駆動アーム10,10の先端にスライドリンク11が枢
結され、該スライドリンク11の後端に連結板12の枢支部
12aが枢結され、該連結板12は目皿プレート13に蝶ネジ1
4にて固設されている。該目皿プレート13にはトレイ15
のポット15aの巾方向の数と同数の種子孔13a,13a・・・
が一列開口され、該目皿プレート13は種子の大きさやポ
ット15aの大きさ、数に応じて変更可能としている。
該目皿プレート13は摺動台16上に載置され、上方にホ
ッパー17が配設され、該ホッパー17下部の後方にはブラ
シ18が設けられて種子孔13aに嵌入できなかった余分な
種子を除去するように構成している。
更に後方位置の、種子孔13a,13a・・・の相当する位
置にはバネ19,19・・・が設けられ、目皿プレート13の
上方摺動時に、バネ19先端が種子孔13aに嵌入して種子
を強制的に落下させるようにしている。該バネ19,19・
・・下方にはシュート20が配設されている。
そして、トレイ載置台21上にトレイ15が載置され、該
トレイ15は本考案の移送装置により間欠的に強制的に移
動されるのである。
即ち、前記駆動アーム10の中途部には、長孔10aが開
口されている。該長孔10aに連結ロッド22の一端が蝶ネ
ジと枢支軸により回転可能に固定され、蝶ネジにより長
孔10a内での固定位置を調整することにより回動量を調
節することにより、トレイ15の移動量を調節可能として
いる。
該連結ロッド22の他端に移送アーム23の上端が枢結さ
れ、該移送アーム23の中途部が側板1より突設した軸24
に枢支され、下端に連結ステー25が枢結されている。
そして、該移送アーム23と平行に従動アーム26が配設
され、上端は軸27に枢支され、下端は連続ステー25に枢
結され、移送アーム23の回動により連結ステー25がトレ
イ15と略平行に移動できるように構成している。
該連結ステー25の内側には第3図に示すように、係合
部材29の一端が固定されており、該係合部材29は比較的
軟らかいバネで構成され、他端の垂直部29aは「7」状
に構成して、ポット15aとポット15aの間に係合できるよ
うにし、巾方向の圧力に対しては外側へ退避できるよう
にしている。
但し、移送アーム23、連結ステー25、従動アーム26、
バネ29は両側に配設される。
故に、このような構成において、ハンドル2を回転す
ると、ピニオン4、大径ギヤ5を介してロッド6がクラ
ンク運動してアーム7と駆動アーム10がA方向に回動さ
れ、該駆動アーム10の回動によりスライドリンク11を介
して目皿プレート13が上後方へ摺動され、種子も上方へ
移動される。
他方駆動アーム10の回動により連結ロッド22を介して
移送アーム23が同時に回動されて係合部材29の垂直部29
aによりトレイ15が一ポット分移動され、種子孔13aがシ
ュート20上に位置した時と、トレイ15のポット15aがシ
ュート20の下方に位置した時が一致して、種子が落下
し、静止したポット15a上に播種されるのである。
そして、更にハンドル2を回転すると、アーム7と駆
動アーム10がB方向に回動され、目皿プレート13は前下
方に摺動され、ホッパー17下部で種子孔13aに種子が嵌
入される。
他方、移送アーム23は逆方向に回転されて、係合部材
29は第4図に示すように、後方へ移動されるが、垂直部
29aは外側へ退避してトレイ15を摺動させることはな
く、次のポット15aとポット15aの間に嵌入するのであ
る。
よって、種子が目皿プレート13から放出されてからは
トレイ15は移動されないのでズレることがなく、種子は
ポット15a内に正確に播種されることになるのである。
第5図は、トレイ15を下方から強制移動させる実施例
であり、移送アーム23′と従動アーム26′がトレイ載置
台21下方に配設され、該移送アーム23′と従動アーム2
6′上端に連結ステー25が枢結され、該連結ステー25上
に前記と同様の係合部材29′が固定され、該係合部材2
9′の垂直部29a′がポット15aの底部に引っ掛かり間欠
的に移送できるように構成している。
尚、トレイ載置台21は係合部材29′が移動する部分は
開口されている。
そして、前記移送アーム23′を駆動するために、連結
ロッド30、ベルクランク31、連結ロッド22′を介してシ
ャフト9に固設した駆動アーム32と連結され、前記同様
に、目皿プレート13の後上方への摺動と同時にトレイ15
が前方へ移送され、目皿プレート13の前下方への摺動と
同時に係合部材29の部分のみ後方へ移動されるように構
成している。
第6図も下方からトレイ15を移動させる他の実施例で
あり、大径ギヤ5に駆動リンク33の一端を枢結し、、他
端を揺動リンク34の中途部に枢結し、該揺動リンク34の
下端を揺動アーム35に枢結して、揺動リンク34上端を回
動軌跡Cの如く揺動させることにより、前記同様に目皿
プレート13が後上方への摺動時のみトレイ15を摺動させ
るようにしているのである。
(ヘ) 考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が
得られるのである。
第1に、ハンドル2の回動により、目皿プレート13の
往復摺動と、同時にトレイ15も一方向へ移送させ、目皿
プレート13より種子がポット15aに落下する時点では、
トレイは静止した状態に保持する構成としたので、播種
時にはトレイ15の位置がズレることがなくなり、播種精
度を極めて高くすることができ、正確に播種できるよう
になったのである。
第2に、ハンドル2によって目皿プレート13を往復摺
動し、同時にハンドル2によってトレイ15を一方向へ間
欠移動するように構成したので、オペレーターがハンド
ル2の回転速度を調整しながら、播種精度を調整するこ
とが出来るので、播種精度を維持しながら播種作業を行
うことのできる、安価なポット播種機を提供することが
できたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の側面よりトレイを移動させたポット播
種機側面断面図、第2図は同じく後面図、第3図はトレ
イ移送部平面図、第4図は同じく移送アーム後退時の平
面図、第5図、第6図は下方からトレイを移送させる他
の実施例を示す側面図である。 2……ハンドル 10……駆動アーム 13……目皿プレート 15……トレイ 15a……ポット 22……連結ロッド 23……移送アーム 26……従動アーム 29……係合部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル2の回動により、種子孔13aを開
    口した目皿プレート13を、ホッパー17の下方でかつ摺動
    台16の上方において往復摺動させ、更にハンドル2の回
    動により、移送アーム23によりトレイ15を、一方向への
    み移動させ、トレイ15のポット15a内に種子孔13a内の種
    子を落下するポット播種機において、前記移送アーム23
    の端部に、トレイ15の進行方向回動時のみポット15aに
    係合し、進行方向と逆方向への回動時には係合しない係
    合部材29を設け、トレイ15を該係合部材29により1ポッ
    トずつ間欠的に強制移動させ、ポット15aが種子の落下
    位置であるシュート20の下方に移動され静止した時と、
    種子孔13aがシュート20の上部に位置した時を一致すべ
    く、ハンドル2と目皿プレート13と移送アーム23とを連
    動したことを特徴とするポット播種機のトレイ移送構
    造。
JP12425389U 1989-10-23 1989-10-23 ポット播種機のトレイ移送構造 Expired - Lifetime JP2530022Y2 (ja)

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JPH0361807U JPH0361807U (ja) 1991-06-18
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