JP2502373Y2 - 蔬菜用播種機の制御装置 - Google Patents

蔬菜用播種機の制御装置

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JP2502373Y2
JP2502373Y2 JP8205388U JP8205388U JP2502373Y2 JP 2502373 Y2 JP2502373 Y2 JP 2502373Y2 JP 8205388 U JP8205388 U JP 8205388U JP 8205388 U JP8205388 U JP 8205388U JP 2502373 Y2 JP2502373 Y2 JP 2502373Y2
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pot
pressure
position sensor
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節生 武野
敏弘 小川
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ヤンマー農機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、苗箱に載せたプラグトレイのポット位置を
検出して、該ポット上のそれぞれに播種凹部を形成し、
次に播種凹部内に、種子を落下させる播種装置の制御装
置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来の播種機において、ポットの位置を検出するに
は、プラグトレイの進行方向両側に、発光素子と受光素
子を配置して位置センサーとし、ポットが通過する時
に、該位置センサーにてポットの位置を検出し、用土を
投入されたポット上に鎮圧具にて播種凹部を形成し、該
播種凹部に種子を播いていたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、位置センサーをプラグトレイの両側に配置す
る構成であると、プラグトレイを交換した時には両方の
位置センサーを調節する必要があり、また、一つの位置
センサーで播種凹部の位置と播種位置を検出する場合に
は、ピッチが変わると鎮圧又は播種タイミングや搬送タ
イミングを調節しなければならず変更が煩わしかったの
である。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次の如く構成したもの
である。
蔬菜用播種機に搬送するプラグトレイ17のポット17a
の位置を、鎮圧具28の下方に配置した鎮圧用位置センサ
ー31と、播種位置の下方に配置した播種用位置センサー
50の、二つの反射形位置センサーを用いて、それぞれ別
々に検出すべく構成し、該鎮圧用位置センサー31によ
り、ポット17aが鎮圧位置に配置されたことを検出した
後、一定時間経過後に再度鎮圧用位置センサー31により
検出し、再びポット17aが所定の位置に配置されている
ことを検知した場合に鎮圧作用を行い、該播種用位置セ
ンサー50によりポット17aが播種位置に配置されたこと
を検出した後、一定時間経過後に再度播種用位置センサ
ー50により検出し、再びポット17aが所定の位置に配置
されていることを検知した場合に播種作動を行うべく構
成したものである。
(ホ)作用 このような構成により、鎮圧具又は播種機下方に苗箱
上のポットが通過すると、それぞれ独立して鎮圧又は播
種が行えるのである。そして、それぞれのポット位置検
出が、一定時間通過後の値にて作動させ誤動作を防止し
ているのである。
(ヘ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示し
た実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第1図は播種プラント全体正面図、第2図は播種機正
面断面図、第3図は位置センサー取付部斜視図、第4図
は播種制御ブロック図、第5図は制御フローチャートで
ある。
第1図にて全体構成から説明すると、コンベア1,2,3
が横方向に直列に接続して配置され、該コンベア1,2,3
はそれぞれ脚1a,1a,2a,2a,3a,3a…に支持された基台1b,
2b,3bが横設され、該基台1b,2b,3bに搬送ローラー1c,1
c,2c,2c,3c,3c…が横架され、該搬送ローラー1c,1c…に
はチェーン4が巻回され、駆動モーター5よりチェーン
6を介して駆動され、搬送ローラー2c,2c…にはチェー
ン7が巻回され、駆動モーター8よりチェーン9を介し
て駆動され、搬送ローラー3c,3c…にはチェーン10が巻
回され、駆動モーター11よりチェーン12を介して駆動さ
れ、コンベア1からコンベア3方向へ苗箱を搬送可能と
している。
前記コンベア1上には、左から苗箱19を一つずつ搬送
ローラー1c,1c…上に落とす苗箱供給装置A、用土を一
定量苗箱19上に落とす土入れ装置B、ブラシにて均す均
平装置C、水を撒いて水分を与える潅水装置Dが載置さ
れ、前記土入れ装置Bの後方には用土供給装置Hが配設
され、土入れ装置Bのホッパーに用土を供給している。
前記コンベア2上に本考案の播種装置Eが設けられ、
脚2a内には、苗箱供給装置Aや播種装置Eのエアシリン
ダーを作動させるための圧縮機13、及び播種装置Eの種
子を吸引するための真空ポンプ14が搭載され、コンベア
上には播種後の種子上に土を被せる覆土装置F及び潅水
装置Gが載置されている。
そして、前記潅水装置D,Gの下方には受皿15,16が設け
られ、溢れた水を受けて中央部の排水口15a,16aより排
出している。
本考案の播種装置Eは、第2図に示すように、基台2b
上の播種フレーム20の左側上に、カバー21を配設し、該
カバー21上に電磁バルブ22,23が設けられ、右側に支持
杆24を左右位置調節可能の固定ネジ25にて固定してい
る。
該支持杆24の先端にはエアシリンダー26が立設され、
該エアシリンダー26のピストンロッド26aの先端には、
鎮圧具取付体27が固設され、該鎮圧具取付体27に先端の
形状が異なる鎮圧具28a,28b…がそれぞれ取替え可能に
設けられている。
前記支持杆24の先端には、鎮圧具取付体27の最上昇位
置を検出するスイッチ29が設けられている。また、播種
フレーム20に鎮圧具取付体27の最下降位置を検出するス
イッチ30が設けられている。その下方に第3図に示すよ
うに苗箱19に載せるプラグトレイ17のポット17aを検出
する鎮圧用位置センサー31が設けられている。
該鎮圧用位置センサー31は反射形の光センサーであ
り、取付体32に上下位置調節可能に固定され、該取付体
32は前後左右に位置調節可能に基台2bに取り付けられて
いる。
また、後述するシュート39から落下してくる種子の位
置と、ポット17aの位置を合わせるために、前記鎮圧用
位置センサー31と同様の構成の播種用位置センサー50
が、上下左右及び前後に位置調整可能に取付体32を介し
て、後工程側の基台2bに取り付けられている。
前記カバー21の後方に垂直シリンダー33が立設され、
該垂直シリンダー33のピストンロッド33aの上端に、水
平シリンダー34が横設され、該水平シリンダー34のピス
トンロッド34a先端にピックアップヘッド35が設けら
れ、該ピックアップヘッド35に幅方向のポット17a,17a
…の数と同数の吸着ノズル36,36…が装着されている。
該吸着ノズル36,36…には差圧検出センサー37,37が付
設されており、種子を吸着しているかどうか検出してい
る。そして、吸着ノズル36,36…はそれぞれ前記電磁バ
ルブ22を介して真空ポンプ14に接続されている。
前記水平シリンダー34が最縮小位置でONするスイッチ
38が水平シリンダー34上に設けられている。
その位置の吸着ノズル36,36…下方には吸着ノズル36
と同数のシュート39,39…が立設され、種子を吸着ノズ
ル36からポット17aまで案内しているのである。
前記水平シリンダー34の最伸長位置にはスイッチ40が
設けられて右端を検出し、その位置におけるピックアッ
プヘッド35の下方には、ホッパー41が配設されている。
該ホッパー41中央に吸着ノズル36と同数の抽出ノズル4
2,42…が貫通立設され、ピックアップヘッド35の最下降
位置にはスイッチ46が設けられ、その位置を検出してい
る。
該抽出ノズル42の最上昇位置と吸着ノズル36の最下降
位置では、抽出ノズル42の吸引停止により、種子が吸着
ノズル36に吸着されて種子の受け渡しが行われ、該抽出
ノズル42,42…の下端は、ロータリーシリンダー43のア
ーム43a先端に当接され、該アーム43aを揺動させること
により抽出ノズル42,42…を昇降させているのである。
また抽出ノズル42,42…の中途部からホース44を連通
し、該ホース44に差圧検出センサー45を設けて抽出ノズ
ル42,42…に種子が吸着したかどうかを検出し、該ホー
ス44の他端は電磁バルブ23を介して真空ポンプ14に接続
している。
また、前記シュート39後工程側下方には、苗箱19の終
端を検知するスイッチ51が設けられている。
前記スイッチ51や、鎮圧用位置センサー31や、播種用
位置センサー50や、差圧検出センサー37,45等は、第4
図に示すようにマイクロコンピューター(RAM・ROM・タ
イマーT)等よりなる制御回路52にインターフェース5
8,59を介して入・出力されて制御され、ROMに記憶され
た制御プログラムの一例を第5図に示すフローチャート
にしたがって説明する。
自動スイッチ55をONして自動運転すると、モーター駆
動回転61により駆動モーター8が駆動され、コンベア2
が回動して苗箱19が搬送される。
鎮圧用位置センサー31がONすると、プラグトレイ17の
ポット17aが鎮圧位置に達したことになるので搬送を停
止し、タイマーにより一定時間Tが経過後にもう一度、
鎮圧用位置センサー31の値を検出してポット17aの有無
を検知し、ゴミや水滴の落下等を検知して誤動作するこ
とを防止している。一定時間T後に鎮圧用位置センサー
31がONしていなければ更に駆動モーター8を駆動して前
記動作を繰り返すのである。
この時、鎮圧用位置センサー31が、ONしていればエア
シリンダー26の電磁バルブのソレノイド62を作動してエ
アシリンダー26を伸長させ、下端に至ればポット17aの
中央に鎮圧具28により播種凹部が形成され、スイッチ30
がONしてソレノイド62がOFFとなり、ソレノイド63がON
してエアシリンダー26が縮小して上昇する。
そして、スイッチ29にて鎮圧具28が上端に至ったこと
を検知すれば、ソレノイド63がOFFとなり、位置センサ
ー50により播種位置までポット17aが位置しているかを
検知し、位置していなければ更に駆動モーター8を駆動
して前記動作を繰り返す。
播種位置に至っていると、搬送はそのまま停止して前
記同様に誤検知でないかを判断して、播種位置であれば
水平シリンダー34の電磁バルブのソレノイド66がONして
伸長し、右端のスイッチ40の位置に至るとソレノイド66
がOFFとなり、垂直シリンダー33のソレノイド64がONし
て縮小して最下端に位置するスイッチ46まで下降させ、
その最下降位置に至ると電磁バルブ22,23のソレノイド6
9,70をONして、吸着ノズル36、抽出ノズル42の吸引を開
始し、ロータリーシリンダー43のソレノイド68をONして
抽出ノズル42を上昇させるのである。
この時、抽出ノズル42が種子を吸着しているかどうか
を差圧検出センサー45にて検知し、吸着していないと再
び下降させホッパー41内の種子を吸着するまで昇降を繰
り返すのである。
抽出ノズル42が種子を吸着して上端に至ると、抽出ノ
ズル42の吸引を停止して吸着ノズル36に種子を吸着さ
せ、この時差圧検出センサー37が吸着していないことを
検知すれば、前記抽出ノズル36が吸着するまで繰り返す
のである。
吸着ノズル36が吸着すると、垂直シリンダー33を伸長
し、水平シリンダー34を縮小してスイッチ38にて左上端
の播種位置に至ったかどうかを検知し、吸着ノズル36の
吸引を停止して種子を放出し播種が行われるのである。
以上が繰り返されて鎮圧具28により播種凹部を形成し
て、該播種凹部に吸着ノズル36より種子を落下させて播
種が行われるのである。スイッチ56はこれらの動作を1
回だけ作動させるスイッチである。
そして、最後のポット17aに播種されて苗箱19の終端
に至ると、スイッチ51がONしてモーター駆動回路60にて
コンベア1の駆動モーター5を駆動してコンベア1終端
の苗箱19をコンベア2上へ搬送し、苗箱供給位置Aから
落下した苗箱に土入れ装置Bにより用土を供給し、均
平、散水後にコンベア1終端のスイッチ53に至ると駆動
モーター5を停止させるのである。他方、コンベア2上
の苗箱は連続搬送されてコンベア3に搬送されるのであ
る。
(ト)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が
得られるのである。
第1に、反射形のセンサーを用いてポットの位置を検
出したので、位置調節が片側だけで済み、調整やメンテ
ナンス等が容易に行えるようになったのである。
第2に、鎮圧用及び播種用の位置検出センサーを別々
に設けたので、プラグトレイの形状、大きさに関係なく
確実に播種を行えるようになったのである。
第3に、位置センサーの出力が一定時間以上経過後鎮
圧及び播種作動すべく構成したので、ゴミ等がセンサー
を遮っても誤動作せず、鎮圧、播種が確実に行えるよう
になったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は播種プラント全体正面図、第2図は播種機正面
断面図、第3図は位置センサー取付部斜視図、第4図は
播種制御ブロック図、第5図は制御フローチャートであ
る。 19……苗箱 17……プラグトレイ 17a……ポット 31……鎮圧用位置センサー 50……播種用位置センサー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蔬菜用播種機に搬送するプラグトレイ17の
    ポット17aの位置を、鎮圧具28の下方に配置した鎮圧用
    位置センサー31と、播種位置の下方に配置した播種用位
    置センサー50の、二つの反射形位置センサーを用いて、
    それぞれ別々に検出すべく構成し、該鎮圧用位置センサ
    ー31により、ポット17aが鎮圧位置に配置されたことを
    検出した後、一定時間経過後に再度鎮圧用位置センサー
    31により検出し、再びポット17aが所定の位置に配置さ
    れていることを検知した場合に鎮圧作用を行い、該播種
    用位置センサー50によりポット17aが播種位置に配置さ
    れたことを検出した後、一定時間経過後に再度播種用位
    置センサー50により検出し、再びポット17aが所定の位
    置に配置されていることを検知した場合に播種動作を行
    うべく構成したことを特徴とする蔬菜用播種機の制御装
    置。
JP8205388U 1988-06-20 1988-06-20 蔬菜用播種機の制御装置 Expired - Lifetime JP2502373Y2 (ja)

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