JPH07157612A - 建築ガスケット用樹脂組成物 - Google Patents
建築ガスケット用樹脂組成物Info
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- JPH07157612A JPH07157612A JP30935293A JP30935293A JPH07157612A JP H07157612 A JPH07157612 A JP H07157612A JP 30935293 A JP30935293 A JP 30935293A JP 30935293 A JP30935293 A JP 30935293A JP H07157612 A JPH07157612 A JP H07157612A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適度な柔軟性を有し、難燃性および圧縮永久
歪に優れる建築ガスケット用樹脂組成物を提供する。 【構成】 （Ａ）塩素化ポリオレフィン １００重量部
に対し、（Ｂ）金属水酸化物 ２０〜３００重量部、
（Ｃ）リン酸エステル系可塑剤 １０〜１００重量部、
（Ｄ）多官能性化合物 １〜１０重量部および（Ｅ）有
機過酸化物 ０．５〜２０重量部を配合する。
歪に優れる建築ガスケット用樹脂組成物を提供する。 【構成】 （Ａ）塩素化ポリオレフィン １００重量部
に対し、（Ｂ）金属水酸化物 ２０〜３００重量部、
（Ｃ）リン酸エステル系可塑剤 １０〜１００重量部、
（Ｄ）多官能性化合物 １〜１０重量部および（Ｅ）有
機過酸化物 ０．５〜２０重量部を配合する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、適度な柔軟性を有し、
難燃性および圧縮永久歪に優れる建築ガスケット用樹脂
組成物に関する。
難燃性および圧縮永久歪に優れる建築ガスケット用樹脂
組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、建築用ガスケットには、軟質塩化
ビニル、クロロプレンゴム（ＣＲ）あるいはエチレンプ
ロピレンゴム（ＥＰＭ、ＥＰＤＭ）などの材料が使用さ
れてきた。近年、該ガスケット材料に対して、難燃性、
特に着火性の向上が要望されるようになってきた。
ビニル、クロロプレンゴム（ＣＲ）あるいはエチレンプ
ロピレンゴム（ＥＰＭ、ＥＰＤＭ）などの材料が使用さ
れてきた。近年、該ガスケット材料に対して、難燃性、
特に着火性の向上が要望されるようになってきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の要求に対して、軟質塩化ビニルは着火性改良の試みは
なされているものの燃焼時の強度に問題があり満足すべ
きものは得られていない。また、ＣＲは難燃性について
は満足できるものの、耐候性に劣るという問題があるた
め用途が限定されている。また、ＥＰＤＭは充分な難燃
性を得るのが困難であるのが現状である。本発明は、か
かる状況に鑑みてなされたものであり、難燃性および圧
縮永久歪に優れる建築ガスケット用樹脂組成物を提供す
ることを目的とする。
の要求に対して、軟質塩化ビニルは着火性改良の試みは
なされているものの燃焼時の強度に問題があり満足すべ
きものは得られていない。また、ＣＲは難燃性について
は満足できるものの、耐候性に劣るという問題があるた
め用途が限定されている。また、ＥＰＤＭは充分な難燃
性を得るのが困難であるのが現状である。本発明は、か
かる状況に鑑みてなされたものであり、難燃性および圧
縮永久歪に優れる建築ガスケット用樹脂組成物を提供す
ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、塩素化ポリオレフィンに金属水酸化物お
よび可塑剤を併用することにより上記目的を達成しうる
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明は（Ａ）塩素化ポリオレフィ
ン １００重量部、（Ｂ）金属水酸化物 ２０〜３００
重量部および（Ｃ）リン酸エステル系可塑剤 １０〜１
００重量部、（Ｄ）多官能性化合物 １〜１０重量部お
よび（Ｅ）有機過酸化物０．５〜２０重量部からなる建
築ガスケット用樹脂組成物を提供するものである。以
下、本発明を具体的に説明する。
を重ねた結果、塩素化ポリオレフィンに金属水酸化物お
よび可塑剤を併用することにより上記目的を達成しうる
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明は（Ａ）塩素化ポリオレフィ
ン １００重量部、（Ｂ）金属水酸化物 ２０〜３００
重量部および（Ｃ）リン酸エステル系可塑剤 １０〜１
００重量部、（Ｄ）多官能性化合物 １〜１０重量部お
よび（Ｅ）有機過酸化物０．５〜２０重量部からなる建
築ガスケット用樹脂組成物を提供するものである。以
下、本発明を具体的に説明する。
【０００５】本発明における塩素化ポリオレフィンは、
ポリオレフィンの粉末または粒子を水性懸濁液中で塩素
化するか、あるいは有機溶媒にポリオレフィンを溶解
し、塩素化することにより得られるが、前者の方法で得
られるものが好ましい。該塩素化ポリオレフィンの塩素
含有量は、通常２０〜５０重量％であり、２５〜４５重
量％が好適である。塩素含有量が２０重量％未満では難
燃性が不十分となる。一方、５０重量％を超えるとゴム
弾性が乏しくなる傾向がある。また、非結晶性の塩素化
ポリオレフィンの方が柔軟性に優れるので好ましい。
ポリオレフィンの粉末または粒子を水性懸濁液中で塩素
化するか、あるいは有機溶媒にポリオレフィンを溶解
し、塩素化することにより得られるが、前者の方法で得
られるものが好ましい。該塩素化ポリオレフィンの塩素
含有量は、通常２０〜５０重量％であり、２５〜４５重
量％が好適である。塩素含有量が２０重量％未満では難
燃性が不十分となる。一方、５０重量％を超えるとゴム
弾性が乏しくなる傾向がある。また、非結晶性の塩素化
ポリオレフィンの方が柔軟性に優れるので好ましい。
【０００６】前記のポリオレフィンとしては、エチレン
の単独重合体、エチレンと炭素数が３〜１２であるα−
オレフィンとの共重合体が挙げられる。α−オレフィン
の共重合割合は、通常４０重量％以下であり、好ましく
は３０重量％以下である。塩素化ポリオレフィンの具体
例としては、塩素化ポリエチレン、塩素化エチレン−プ
ロピレン共重合体、塩素化エチレン−プロピレン−ジエ
ン共重合体などが挙げられる。これらのなかでも塩素含
有量が３０〜５０重量％であり、ＤＳＣ法（示差走査熱
量測定法）による結晶融解熱が３ｃａｌ／ｇ以下であ
る、塩素化ポリエチレンもしくは塩素化エチレン−プロ
ピレン共重合体が好ましい。
の単独重合体、エチレンと炭素数が３〜１２であるα−
オレフィンとの共重合体が挙げられる。α−オレフィン
の共重合割合は、通常４０重量％以下であり、好ましく
は３０重量％以下である。塩素化ポリオレフィンの具体
例としては、塩素化ポリエチレン、塩素化エチレン−プ
ロピレン共重合体、塩素化エチレン−プロピレン−ジエ
ン共重合体などが挙げられる。これらのなかでも塩素含
有量が３０〜５０重量％であり、ＤＳＣ法（示差走査熱
量測定法）による結晶融解熱が３ｃａｌ／ｇ以下であ
る、塩素化ポリエチレンもしくは塩素化エチレン−プロ
ピレン共重合体が好ましい。
【０００７】また、本発明における金属水酸化物として
は、周期律表II族またはIII 族の金属の水酸化物が挙げ
られる。具体的には、例えば水酸化マグネシウム、水酸
化アルミニウム、水酸化カルシウムなどが挙げられる。
これらの中でも、水酸化マグネシウムおよび水酸化アル
ミニウムが好ましい。これらの水酸化物の平均粒径は通
常０．５〜１５０μｍであり、０．５〜１２０μｍのも
のが好適である。金属水酸化物の配合割合は、塩素化ポ
リオレフィン１００重量部に対し、２０〜３００重量部
であり、５０〜２００重量部が好ましい。金属水酸化物
の配合割合が２０重量部未満では難燃性が不足する。一
方、３００重量部を超えると加工性が低下するので好ま
しくない。
は、周期律表II族またはIII 族の金属の水酸化物が挙げ
られる。具体的には、例えば水酸化マグネシウム、水酸
化アルミニウム、水酸化カルシウムなどが挙げられる。
これらの中でも、水酸化マグネシウムおよび水酸化アル
ミニウムが好ましい。これらの水酸化物の平均粒径は通
常０．５〜１５０μｍであり、０．５〜１２０μｍのも
のが好適である。金属水酸化物の配合割合は、塩素化ポ
リオレフィン１００重量部に対し、２０〜３００重量部
であり、５０〜２００重量部が好ましい。金属水酸化物
の配合割合が２０重量部未満では難燃性が不足する。一
方、３００重量部を超えると加工性が低下するので好ま
しくない。
【０００８】さらに、本発明におけるリン酸エステル系
可塑剤としては１分子中にリン酸エステルを１個以上有
するものであれば特に制限はなく、具体的にはトリブチ
ルフォスフェート、トリ−２−エチルヘキシルフォスフ
ェート、トリクレジルフォスフェート、トリキシレニル
フォスフェートなどが挙げられる。該可塑剤の配合割合
は塩素化ポリオレフィン１００重量部に対し１０〜１０
０重量部であり、２０〜８０重量部が好ましい。可塑剤
の配合割合が１０重量部未満では柔軟性が不足する。一
方、１００重量部を超えるとブリードが発生するので好
ましくない。
可塑剤としては１分子中にリン酸エステルを１個以上有
するものであれば特に制限はなく、具体的にはトリブチ
ルフォスフェート、トリ−２−エチルヘキシルフォスフ
ェート、トリクレジルフォスフェート、トリキシレニル
フォスフェートなどが挙げられる。該可塑剤の配合割合
は塩素化ポリオレフィン１００重量部に対し１０〜１０
０重量部であり、２０〜８０重量部が好ましい。可塑剤
の配合割合が１０重量部未満では柔軟性が不足する。一
方、１００重量部を超えるとブリードが発生するので好
ましくない。
【０００９】また、本発明における多官能性化合物は、
１分子中に少なくとも２個の反応性二重結合を有する化
合物である。該化合物の例としては、例えば、通常のゴ
ム分野において架橋助剤として使用されているジアリル
基またはトリアリル基を有する化合物が挙げられる。該
化合物の具体例としては、例えばトリアリルシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルトリメリ
テート、ジアリルフタル酸、トリアリルアミン、ジアリ
ルマレイン酸などがある。多官能性化合物の配合割合は
塩素化ポリオレフィン１００重量に対し０．１〜１０重
量部であり、０．５〜８重量部が好ましく、特に１〜５
重量部が好適である。配合割合が０．１重量部未満では
架橋後の特性改良が不十分となる。一方、１０重量部を
超えてもさらに特性が向上することもないので不経済で
ある。
１分子中に少なくとも２個の反応性二重結合を有する化
合物である。該化合物の例としては、例えば、通常のゴ
ム分野において架橋助剤として使用されているジアリル
基またはトリアリル基を有する化合物が挙げられる。該
化合物の具体例としては、例えばトリアリルシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルトリメリ
テート、ジアリルフタル酸、トリアリルアミン、ジアリ
ルマレイン酸などがある。多官能性化合物の配合割合は
塩素化ポリオレフィン１００重量に対し０．１〜１０重
量部であり、０．５〜８重量部が好ましく、特に１〜５
重量部が好適である。配合割合が０．１重量部未満では
架橋後の特性改良が不十分となる。一方、１０重量部を
超えてもさらに特性が向上することもないので不経済で
ある。
【００１０】さらに、本発明における有機過酸化物は、
特定の限定はないが、分解温度（半減期が１分間である
温度をいう）が１２０℃以上のものが好ましく、特に１
４０℃以上のものが好適に用いられる。好適な有機過酸
化物の例としては、１，１−ビス−ｔ−ブチルパーオキ
シ３，３，５−トリメチルシクロヘキサンのごときケト
ンパーオキシド、２，５−ジメチルヘキサン−２，５−
ジハイドロパーオキシヘキシドのごときハイドロパーオ
キシド、２，５−ジメチル−２，５−ジ−ｔ−ブチルパ
ーオキシヘキサンのごときパーオキシエステル、ベンゾ
イルパーオキシドのごときジアシルパーオキシド、ジク
ミルパーオキシドのごときジアルキルパーオキシドおよ
びｔ−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネートのご
ときパーカーボネートが挙げられる。有機過酸化物の配
合割合は塩素化ポリオレフィン１００重量部に対し０．
５〜１０重量部であり、１．０〜１５重量部が好まし
く、特に２〜１０重量部が好適である。配合割合が０．
５重量部未満では架橋が不十分となる。一方、２０重量
部を超えてもさらに特性が向上することもない。
特定の限定はないが、分解温度（半減期が１分間である
温度をいう）が１２０℃以上のものが好ましく、特に１
４０℃以上のものが好適に用いられる。好適な有機過酸
化物の例としては、１，１−ビス−ｔ−ブチルパーオキ
シ３，３，５−トリメチルシクロヘキサンのごときケト
ンパーオキシド、２，５−ジメチルヘキサン−２，５−
ジハイドロパーオキシヘキシドのごときハイドロパーオ
キシド、２，５−ジメチル−２，５−ジ−ｔ−ブチルパ
ーオキシヘキサンのごときパーオキシエステル、ベンゾ
イルパーオキシドのごときジアシルパーオキシド、ジク
ミルパーオキシドのごときジアルキルパーオキシドおよ
びｔ−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネートのご
ときパーカーボネートが挙げられる。有機過酸化物の配
合割合は塩素化ポリオレフィン１００重量部に対し０．
５〜１０重量部であり、１．０〜１５重量部が好まし
く、特に２〜１０重量部が好適である。配合割合が０．
５重量部未満では架橋が不十分となる。一方、２０重量
部を超えてもさらに特性が向上することもない。
【００１１】本発明の組成物を得るには、従来公知の混
合方法、例えばヘンシェルミキサーなどの混合機を用い
てドライブレンドした後、オープンロール、バンバリー
ミキサー、ニーダー、押出機などを使用して混練する方
法などを適宜利用すればよい。
合方法、例えばヘンシェルミキサーなどの混合機を用い
てドライブレンドした後、オープンロール、バンバリー
ミキサー、ニーダー、押出機などを使用して混練する方
法などを適宜利用すればよい。
【００１２】さらに、本発明の組成物には、所望により
慣用の各種添加剤、例えば安定剤、滑剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、離型剤、染料、顔料、各種充填剤など
を添加することができる。
慣用の各種添加剤、例えば安定剤、滑剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、離型剤、染料、顔料、各種充填剤など
を添加することができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明する。なお、圧縮永久歪はＪＩＳ Ａ５７５６に準拠
し７０℃、２２時間の加熱圧縮を行った。硬度はＪＩＳ
Ａ５７５６に従いＡ硬度を測定した。着火時間はＪＩ
ＳＡ１３２１に準拠し建築材料機材試験炉（東洋精機製
作所製）を用いて５００℃の温度で測定した。
明する。なお、圧縮永久歪はＪＩＳ Ａ５７５６に準拠
し７０℃、２２時間の加熱圧縮を行った。硬度はＪＩＳ
Ａ５７５６に従いＡ硬度を測定した。着火時間はＪＩ
ＳＡ１３２１に準拠し建築材料機材試験炉（東洋精機製
作所製）を用いて５００℃の温度で測定した。
【００１４】また、塩素化ポリオレフィンとして塩素含
有量４０重量％およびＤＳＣ法結晶融解熱０ｃａｌ／ｇ
である塩素化ポリエチレン（以下、ＣＰＥ−１という）
ならびにプロピレン含有量２５重量％、塩素含有量３３
重量％およびＤＳＣ法結晶融解熱０ｃａｌ／ｇである塩
素化エチレン−プロピレン共重合体（以下、ＣＰＥ−２
という）を用いた。金属水酸化物として、平均粒径１μ
ｍ、比表面積５ｍ2 ／ｇである水酸化アルミニウムおよ
び平均粒径０．６μｍ、比表面積８ｍ2 ／ｇである水酸
化マグネシウムを用いた。また、リン酸エステル系可塑
剤としてトリクレジルフォスフェートを、多官能性化合
物としてトリアリルイソシアヌレートを、有機過酸化物
として２，５−ジメチル−２，５−ジ−ｔ−ブチルパー
オキシヘキサンをそれぞれ用いた。
有量４０重量％およびＤＳＣ法結晶融解熱０ｃａｌ／ｇ
である塩素化ポリエチレン（以下、ＣＰＥ−１という）
ならびにプロピレン含有量２５重量％、塩素含有量３３
重量％およびＤＳＣ法結晶融解熱０ｃａｌ／ｇである塩
素化エチレン−プロピレン共重合体（以下、ＣＰＥ−２
という）を用いた。金属水酸化物として、平均粒径１μ
ｍ、比表面積５ｍ2 ／ｇである水酸化アルミニウムおよ
び平均粒径０．６μｍ、比表面積８ｍ2 ／ｇである水酸
化マグネシウムを用いた。また、リン酸エステル系可塑
剤としてトリクレジルフォスフェートを、多官能性化合
物としてトリアリルイソシアヌレートを、有機過酸化物
として２，５−ジメチル−２，５−ジ−ｔ−ブチルパー
オキシヘキサンをそれぞれ用いた。
【００１５】実施例１〜７および比較例１〜３ 表１に種類および配合量が示されている塩素化ポリオレ
フィン、金属水酸化物、可塑剤、多官能性化合物、有機
過酸化物ならびに安定剤としてブチル錫マレート１．０
重量部および酸化防止剤としてテトラ（メチレン−３−
（３’，５’−ジ−ｔ−ブチル−４’−ヒドロキシフェ
ニル）プロピオネート）メタン０．５重量部を１００℃
の温度でニーダーを用いて溶融混練した。次に、混練物
をオープンロールに巻きつけ、多官能性化合物および有
機過酸化物を添加混練したのち所定シートにした。得ら
れたシートを温度１８０℃のプレスで１０分間架橋を行
い、厚さ２ｍｍの試験片を作成した。各試験片について
圧縮永久歪、硬度および着火時間を測定した。得られた
結果を表１に示す。
フィン、金属水酸化物、可塑剤、多官能性化合物、有機
過酸化物ならびに安定剤としてブチル錫マレート１．０
重量部および酸化防止剤としてテトラ（メチレン−３−
（３’，５’−ジ−ｔ−ブチル−４’−ヒドロキシフェ
ニル）プロピオネート）メタン０．５重量部を１００℃
の温度でニーダーを用いて溶融混練した。次に、混練物
をオープンロールに巻きつけ、多官能性化合物および有
機過酸化物を添加混練したのち所定シートにした。得ら
れたシートを温度１８０℃のプレスで１０分間架橋を行
い、厚さ２ｍｍの試験片を作成した。各試験片について
圧縮永久歪、硬度および着火時間を測定した。得られた
結果を表１に示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】
【発明の効果】本発明の組成物は、適度な柔軟性を有
し、難燃性および圧縮永久歪に優れるので、建築ガスケ
ット用として特に好適に使用できる。
し、難燃性および圧縮永久歪に優れるので、建築ガスケ
ット用として特に好適に使用できる。
Claims (2)
- 【請求項１】 （Ａ）塩素化ポリオレフィン １００重
量部、（Ｂ）金属水酸化物 ２０〜３００重量部、
（Ｃ）リン酸エステル系可塑剤 １０〜１００重量部、
（Ｄ）多官能性化合物 １〜１０重量部および（Ｅ）有
機過酸化物 ０．５〜２０重量部からなる建築ガスケッ
ト用樹脂組成物。 - 【請求項２】 塩素化ポリオレフィンは、塩素含有量が
３０〜５０重量％であり、ＤＳＣ法による結晶融解熱が
３ｃａｌ／ｇ以下である、塩素化ポリエチレンもしくは
塩素化エチレン−プロピレン共重合体である請求項１記
載の建築ガスケット用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30935293A JP3374482B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 建築ガスケット用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30935293A JP3374482B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 建築ガスケット用樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07157612A true JPH07157612A (ja) | 1995-06-20 |
| JP3374482B2 JP3374482B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=17991975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30935293A Expired - Fee Related JP3374482B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 建築ガスケット用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3374482B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9879121B2 (en) | 2015-09-28 | 2018-01-30 | International Business Machines Corporation | Flame-retardant, cross-linked EPDM rubber |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP30935293A patent/JP3374482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9879121B2 (en) | 2015-09-28 | 2018-01-30 | International Business Machines Corporation | Flame-retardant, cross-linked EPDM rubber |
| US10280269B2 (en) | 2015-09-28 | 2019-05-07 | International Business Machines Corporation | Flame-retardant cross-linked EPDM rubber |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3374482B2 (ja) | 2003-02-04 |
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Legal Events
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