JPH07156097A - シート切断装置及び記録装置 - Google Patents

シート切断装置及び記録装置

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JPH07156097A
JPH07156097A JP33970593A JP33970593A JPH07156097A JP H07156097 A JPH07156097 A JP H07156097A JP 33970593 A JP33970593 A JP 33970593A JP 33970593 A JP33970593 A JP 33970593A JP H07156097 A JPH07156097 A JP H07156097A
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JP
Japan
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sheet
sheet material
cutting
movable blade
blade
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JP33970593A
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Kunitoshi Hayashi
邦俊 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】切断されたシート材端部に波打ちが生じたり、
切断不良に起因する切り屑が発生するのを防止し、良好
な画像を得る。 【構成】シート材7の幅方向全域に亘って固定刃26を
取り付けてある。該固定刃26よりもシート搬送方向下
流側には、固定刃26に圧接しつつシートの幅方向に移
動し、固定刃26と協働してシート材7を切断する可動
刃21を配置してある。更に、該可動刃21よりもシー
ト搬送方向下流側には、シート材7を案内するガイド部
材34を配置してある。そして、前記ガイド部材34の
可動刃側先端部34aを、シート切断部26aと前記可
動刃21のシート切断側先端21aとの間で、かつ、前
記シート切断部26aの近傍に設けてある。これによ
り、ガイド部材34の先端部34aにより、切断される
シート材7の動きを規制して、固定刃26と可動刃21
によるシート材7の切断を良好にし、シート材7端部の
波打ちを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート類の切断を行うシ
ート切断装置及び該シート切断装置を有する記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録装置などに用いられる自走式
の可動刃と固定刃で、シート類を切断する装置について
は、図11、14のように丸刃(可動刃)21をもち、
駆動モータ22が、正逆転することで、プーリ27、2
8に巻き掛けられたワイヤー23に連結された丸刃(可
動刃)キャリッジ29が、往動または、復動し、ガイド
レール25と固定刃26の隙間24にあるシート材7を
切断する。
【0003】30、31は丸刃(可動刃)キャリッジ2
9の位置を検知するセンサであり、センサ30で丸刃
(可動刃)キャリッジ29を検知している状態で、切断
信号が送られてきた場合には、駆動モータ22が動作を
開始し、センサ31が丸刃(可動刃)キャリッジ29を
検知するまで、駆動を続ける。また、逆に、センサ31
が、丸刃(可動刃)キャリッジ29を検知している状態
で、切断信号が送られてきた場合には、センサ30が丸
刃(可動刃)キャリッジ29を検知するまで駆動モータ
22が駆動を続ける。
【0004】次に図10は、シート切断装置部分の断面
図であり、シート材7は、給紙ローラ対9a、9bによ
り給送され、搬送ローラ対10a1 、10a2 により記
録部(図示せず)に搬送される。下ガイド板32a、3
2bはシート材7を、シート切断装置のガイドレール2
5と固定刃26の隙間24にシート材7を案内するため
のものであり、上ガイド板33a、33bは、搬送ロー
ラ対10a1 、10a2 にシート材7を案内するための
ものである。また、従来、上ガイド板33bのシート搬
送方向に対して下流側の先端33c部は、丸刃(可動
刃)先端よりも大きく外側(シート搬送方向から離れる
方向)に広がっている形状となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例は、上ガイド板33bのシート搬送方向に対して、
下流側の先端33c部が丸刃(可動刃)先端よりも大き
く外側(シート搬送方向から離れる方向)に広がってい
るため、固定刃26と、該固定刃26に圧接しつつ回転
しながら進む丸刃(可動刃)21とにより、隙間24に
存在するシート材7を挟持して切断するとき、次のよう
な欠点があった。
【0006】図12、図13はシート材の切断のようす
を示すものである。丸刃(可動刃)21よりもシート搬
送方向に対して上流側に位置する切断されたシート材の
先端7aは、切断時、固定刃26にガイドされるため切
断部先端が波打つことなく真っ直ぐな形状となる。しか
し、丸刃(可動刃)21よりシート搬送方向に対して、
下流側に位置する切断されたシート材の先端7bは、丸
刃(可動刃)先端によりC方向に押し広げられて切断さ
れるため、シート先端部が不均一に伸びてしまい,切り
口が波打ち状態7cとなってしまう。また、丸刃(可動
刃)で切断する時にシートがC方向に逃げるため、切り
口がきれいに切断されず、切り口が不良となり、シート
材の切り屑が多く発生していた。そのため、波打ったシ
ート先端部分に印字を行う場合シートが浮いてしまい良
好な画質を得ることができなかった。更に、切断時のシ
ートの切り屑が装置内に散乱し、定期的に清掃を実施し
ないと、印字前のシートに付着してしまい、印字時の弊
害となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,上述事情に鑑
み案出されたものであり、シート材(7)の幅方向全域
に亘って取り付けられた固定刃(26)と、該固定刃
(26)よりもシート搬送方向下流側に配置され、固定
刃(26)に圧接しつつシートの幅方向に移動し、固定
刃(26)と協働してシート材(7)を切断する可動刃
(21,41,42)と、該可動刃(21,41,4
2)よりもシート搬送方向下流側に配置され、シート材
(7)を案内するガイド部材(34,37,40)と、
を備えたシート切断装置(A)であって、前記ガイド部
材(34,37,40)の可動刃側先端部(34a,3
7a,40a)を、シート切断部(26a)と前記可動
刃(21,41,42)のシート切断側先端(21a,
41a,42a)との間で、かつ、前記シート切断部
(26a)の近傍に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】又、本発明の記録装置(B)は、上記のシ
ート切断装置(A)を備え、該シート切断装置(A)に
より切断したシート材(7)をシート搬送手段(10)
によりシート吸引手段(11)まで搬送し、該シート吸
引手段(11)によりシート材(7)を吸引し、そのシ
ート材(7)に記録手段(12)により所望の像を記録
することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明は、上記特徴的構成を備える結果、ガイ
ド部材(34,37,40)の先端部(34a,37
a,40a)により、切断されるシート材(7)の動き
を規制して、固定刃(26)と可動刃(21)によるシ
ート材(7)の切断を良好にし、可動刃(21)よりも
シート材(7)搬送方向下流側のシート材(7)端部の
波打ちと、切り屑の発生を防止する。
【0010】尚、上記カッコ内の符号は、図面と対照す
るためのものであり、何等本発明の構成を限定するもの
ではない。
【0011】
【実施例】
〈実施例1〉まず、図1、図4および図5により本発明
の記録装置のシート切断装置部分について説明する。
【0012】図4において、21は円形の可動刃であ
り、プーリ27に連結した図示しない駆動モータが、正
逆転することで、プーリ27、28に巻き掛けられたワ
イヤー23に連結された可動刃キャリッジ29が、往動
または復動し、ガイドレール25と固定刃26の隙間2
4にあるシート材7を可動刃21と固定刃26とで挟持
し、切断する(図1参照)。固定刃26は、アルミ製の
フレーム34に固定されている。可動刃21は、可動刃
キャリッジ29に回転可能に支持され、可動刃キャリッ
ジ29に組み付けられた圧縮バネ35により固定刃26
に圧接されている(図1,図5参照)。可動キャリッジ
29は、可動刃キャリッジ29に回転可能に組み付けら
れた樹脂製コロ36a〜fにより、ガイドレール25内
に位置決めされ、往復動作を行う。また可動刃キャリッ
ジ29内のワイヤー取付部において、ワイヤー23は、
図示しない引っ張りバネにより接続されており常に一定
のテンションがかかっている。30、31は可動刃キャ
リッジ29の位置を検知するセンサであり、センサ30
で可動刃キャリッジ29を検知している状態で、切断信
号が送られた場合には、センサ31が可動刃キャリッジ
29を検知するまで、駆動モータが駆動を続ける。逆に
センサ31が可動刃キャリッジ29を検知している状態
で、切断信号が送られてきた場合には、センサ30が可
動刃キャリッジ29を検知するまで、駆動モータが駆動
を続ける。
【0013】このとき、ある一定時間を経過しても、他
方のセンサに可動刃キャリッジ29が検知されない場合
等には切断不良として、記録装置にエラー表示を表示す
る。
【0014】図5は、シート切断装置Aの断面図であ
り、シート材7は、一対の給紙ローラ9a、9bにより
給送され、一対の搬送ローラ10a1 、10a2 により
図示しない記録部へ搬送される。下ガイド板32a、3
2bはシート材7を隙間24に案内するものであり、上
ガイド板33a、43は搬送ローラ対10a1、10a
2にシート材7を案内するものである。
【0015】図1は、シート材7切断時における切断部
分の拡大図である。この図においてフレーム34は、固
定刃26を固定するとともに、シート切断時における可
動刃21よりもシート搬送方向に対し下流側に位置する
シート材7のD方向(可動刃21により押し広げられる
方向)への移動を規制するガイド形状となっており、シ
ート材7のガイド部材として機能する。ガイド形状の先
端部34aは、その前記D方向位置が固定刃先端(切断
部)26aと可動刃先端21aとの間に位置している。
本実施例におけるg(21a−34a)、h(26a−
34a)、i(26a−21a)寸法は、それぞれ2m
m、0.5mm、2.5mmである。理想的にフレーム
34のガイド形状の先端部34aは、固定刃先端26a
と同一平面(搬送方向に対して)に位置させると共に、
可動刃21と干渉しないぎりぎりの位置に配置すること
が望ましい。
【0016】以上のように構成することにより、本実施
例は、シート材がフレーム34のガイド形状部で規制さ
れ、シート材がD方向に逃げないため、切断時における
シート材後端(可動刃21よりシート搬送方向に対し下
流に位置する切断されたシート材の先端)の波打ちを防
止することができると共に、シート材の切断面も良好と
なり、切り屑(紙粉)の発生も抑制される。また、本実
施例では、シート材としてコート紙が使用されているた
め、切断時のコート材のはがれ防止にも効果がある。
【0017】次にシート切断装置Aを有する記録装置B
について図2、図3を用い、記録装置全体の構成を説明
する。
【0018】長尺状のシート材7がロール状に巻き付け
られ、ロールホルダー8に収容されている。このシート
材7は、給紙ローラ対9a、9bにより給送され、シー
ト搬送手段10によって、図2中上方へ搬送される。ま
た、シート材7の搬送経路を挟んで一方側にシート吸引
手段11が設置され、他方側に吸引手段11と対向する
よう記録手段12が設置されている。
【0019】これにより搬送されるシート材7は、吸引
手段11によって吸引され、記録手段12と一定間隔を
隔てながら搬送される。そして、この搬送と同期して記
録手段12が駆動され、この記録手段12により所定記
録が行われる。次いで、この所定記録がされたシート材
7は、シート切断装置Aによって画像後端からカットさ
れ、排紙口13より装置外に排出される。
【0020】次に記録装置各部の構成について説明す
る。
【0021】シート搬送手段10は、シート材7を搬送
するものであり、図3に示すように、一対の給送ローラ
9a、9b(図2参照)で給送されたシート材を搬送ロ
ーラ10a1 、10a2 および一対の排出ローラ10b
1 、10b2 で搬送する。一対の搬送ローラ10a1
10a2 と排出ローラ10b1 、10b2 は、所定間隔
を隔てて設置されており、それぞれ駆動ローラ10a
1 、10b1 とこれに圧接して従動回転するピンチロー
ラ10a2 、10b2 で構成されている。そして駆動ロ
ーラ10a1 、10b1 には、搬送モータ10cの駆動
力が図示しないギア列を介して伝達される。これによ
り、シート搬送手段10は、搬送モータ10cを駆動す
ることにより、給送ローラ9a、9bから給送されたシ
ート材7を図中下方から上方へ搬送するものである。
【0022】シート吸引手段11は、搬送手段10で搬
送されるシート材7を吸引し、記録手段12とシート材
7とが一定間隔を維持するようにしたものである。この
吸引手段11は、シート材7の搬送経路を挟んで、記録
手段12と対向する位置にボックス状の吸引プラテン1
1aが設置され、このプラテン11aのシート対向面に
は多数の吸引孔11bが穿設されている。プラテン11
aは、吸引パイプ11cを介して吸引ポンプ11dと連
通している。従って、図示しないポンプモータが駆動し
て吸引11dが作動すると、プラテン11a内に負圧が
発生しこの負圧によりシート材7が吸引孔11bを介し
て吸引される。シート材7の吸引力は、シート材がプラ
テン11aから浮き上がらない程度であって、かつ、シ
ート搬送に過負荷とならない程度の圧力である。
【0023】記録手段12は、搬送手段で搬送されたシ
ート材にインク像を記録するものである。
【0024】本装置においては、記録手段として、イン
クジェット記録方式を用いている。インクジェット記録
方式は、記録用インク液を飛翔液滴として、吐出噴射さ
せるための液体吐出口と、吐出口に連通する液体流路、
およびこの液体流路の一部に設けられ、流路内のインク
液を飛翔させるための吐出エネルギーを与える吐出エネ
ルギー発生手段を備えている。そして、画信号に応じ
て、吐出エネルギー発生手段を駆動し、インク液滴を吐
出して像を記録する。吐出エネルギー発生手段として
は、ピエゾ素子等の電気機械変換体等の圧力エネルギー
発生手段を用いる方法、レーザ等の電磁波をインク液に
照射吸収させ発熱させ、その発熱による作用でインクを
吐出させる電磁エネルギー発生手段を用いる方法、ある
いは、電気熱変換体によりインク液を加熱してインクを
吐出させる熱エネルギー発生手段を用いる方法等があ
る。本実施例では、記録手段として、インクジェット記
録方式の1つであるシリアル型のバプルジェット記録方
式を用いている。その構成は、プラテン11aとシート
搬送経路を挟んで平行にガイドレール12aが取付けら
れ、このガイドレール12aにキャリッジ12bが摺動
可能に取付られ、そのキャリッジ12bがガイドレール
12aにガイドされて移動できるようになっている。そ
してキャリッジ12bには、キャリッジモータ12cに
より回転駆動される駆動プーリ12dと従動プーリ12
e間に張設されたタイミングベルト12fが接続されて
いる。従って、キャリッジモータ12cが、正逆回転す
ることによりキャリッジ12bがシート材7の幅方向へ
往復移動する。また、キャリッジ12bには、バブルジ
ェットヘッド12gが搭載されており、キャリッジ12
bの移動に同期してバブルジェットヘッド12gからイ
ンクを吐出、飛翔させて記録を行う。
【0025】なお、記録装置Bには、給送ローラ9a、
9bと搬送ローラ10a1 、10a2 との間のシート材
7の搬送経路にシート切断装置Aが設置され、シート材
7が設定したサイズ分だけ搬送されると、前述したよう
に(図1及び図4〜図5参照)可動刃キャリッジ29が
移動してシート材7を所定サイズに切断する。
【0026】以上のように、本実施例は、切断時のシー
ト材7の後端の波打ちを防止できるため、プラテン11
a上でシート材7の後端部に記録するとき、シート材の
浮き,シワ等が無くなり、ヘッド12gとシート材7と
のコスレ等のない良好な画質が得られる。また、切り屑
(紙粉)の発生も抑止できるので、シート材7への切り
屑付着による画質不良や、ヘッド12gのインク吐出口
への切り屑付着によるインク吐出口の目詰まり及び該目
詰まりに起因するインクの吐出不良を防止することがで
きる。 〈実施例2〉図6、図7により実施例の記録装置のシー
ト切断装置部分について説明する。なお、実施例1と同
じ要素には、同一符号をつけ説明を省略する。
【0027】38は固定刃26を固定するためのフレー
ムである。37はフレーム38にビス39a、39bで
固定されたガイド部材であり、シート材7を一対の搬送
ローラ10a1 、10a2 に案内する。また、ガイド部
材37の先端部37aは、E方向の位置が固定刃先端
(切断部)26aと可動刃先端21aとの間に位置し、
シート材7切断時、可動刃21よりシート搬送方向に対
し下流側に位置するシート材先端のE方向(可動刃21
により押し広げられる方向)への移動を規制するように
なっている。また、ガイド部材37の先端部37a,可
動刃先端21a及び固定刃先端(切断部)26aの位置
関係は、ガイド部材37の先端部37aが実施例1の先
端部34aと同様の位置に配置されており、実施例1の
先端部34a,可動刃先端21a及び固定刃先端(切断
部)26aの位置関係と同じである。よって実施例1と
同様の作用および効果が得られる。
【0028】次に記録装置全体の構成については、実施
例1と同様のため説明を省略するが、シート搬送手段、
シート吸引手段、記録手段等が実施例1で説明したもの
に限定されるものではない。例えば、シート搬送手段を
一対のローラで構成していたものを回転ベルト等に変更
し、該回転ベルトでシート材を搬送してもよい。また、
シート吸引手段としては、ボックス状の吸引プラテンで
構成していたが、これをプラテンローラ等に変更しても
よい。更に、記録手段としては、バブルジェット記録装
置で構成していたが、これを熱転写記録方式、感熱記録
方式、ワイヤードット記録方式等の方式に変更できる。
バブルジェットヘッドに関しては、サーマルヘッド・ワ
イヤードットヘッド等を使用することができる。 〈実施例3〉図8、図9により本実施例の記録装置のシ
ート切断装置について説明する。なお、実施例1、2と
同じ要素には同一符号をつけ説明を省略する。
【0029】41、42は円形の可動刃であり、可動刃
キャリッジ29にそれぞれ回転可能に支持され、それぞ
れ可動刃キャリッジ29に組み付けられた圧縮バネ35
により固定刃26に圧接している。そして、可動刃キャ
リッジ29がG方向に移動する場合は、可動刃42によ
りシート材7を切断し、可動刃キャリッジ29が、H方
向に移動する場合は、可動刃41によりシート材7を切
断する。これにより可動刃の耐久性は、1枚刃に比べか
なりアップする。
【0030】40は、図示しない記録装置の両側板に固
定されたガイド部材であり、シート材7を一対の搬送ロ
ーラ10a1 、10a2 に案内する。また、ガイド部材
40の先端40aは、固定刃先端(切断部)26aと可
動刃先端41a(42a)との間に位置し、シート材7
切断時、可動刃41a(42a)よりもシート搬送方向
に対し下流側に位置するシート材先端のF方向(可動刃
41a、42aにより押し広げられる方向)への移動を
規制するようになっている。また、ガイド部材40の先
端40a,可動刃先端41a(42a)及び固定刃先端
(切断部)26aの位置関係は、ガイド部材40の先端
部40aが実施例1の先端部34aと同様の位置であ
り、可動刃先端41a(42a)も実施例1の可動刃先
端21aと同様の位置に配置されているため、実施例1
の先端部34a,可動刃先端21a及び固定刃先端(切
断部)26aの位置関係と同じである。よって、実施例
1、2と同様に作用し、同様の効果が得られる。
【0031】次に、記録装置全体の構成については、実
施例1と同様のため説明を省略するが、シート搬送手
段、シート吸引手段、記録手段等が実施例1で説明した
ものに限定されるものではない。例えば、シート搬送手
段を一対のローラで構成したものを回転ベルト等に変更
し、該回転ベルトでシート材を搬送してもよい。また、
シート吸引手段は、ボックス状の吸引プラテンで構成し
ていたものを、プラテンローラ等に変更してもよい。更
に、記録手段としては、バブルジェット記録装置で構成
していたが、これを熱転写記録方式、感熱記録方式、ワ
イヤードット記録方式等の方式に変更できる。バブルジ
ェットヘッドに関しては、サーマルヘッド・ワイヤード
オトヘッド等を使用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート切
断装置は、可動刃よりもシート搬送方向下流側のシート
をガイドするガイド部材の可動刃側先端を、シート切断
部と可動刃のシート切断側先端との間に位置させ、か
つ、シート切断部の近傍に設けることにより、シート切
断時、切断されるシート材の切断側端部の動きを規制で
きるため、可動刃よりもシート搬送方向下流側の切断さ
れたシート材の波打ちを防止できると共に、良好なシー
ト切断面を得ることができ、シート切断面不良に起因す
るシート材の切り屑の発生を防止できる。
【0033】又、本発明の記録装置は、上記のようなシ
ート切断装置を有するため、シート吸引手段でシート材
を吸引し、該シート材に記録手段により所望の像を記録
する際に、シート材の端部が波打つことがなく、シート
材の浮きやシワの発生がないため、良好な画質を得るこ
とができる。更に、本発明の記録装置は、シート材の切
断不良に起因する切り屑の発生を防止できるので、記録
手段が切り屑で目詰まりを生じることがなく、正確な記
録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すシート切断装置の断面
詳細図(切断時)。
【図2】同一実施例を示す記録装置の全体模式図。
【図3】同一実施例を示す記録装置の要部構成図。
【図4】実施例1におけるシート切断装置の上視図。
【図5】実施例1におけるシート切断装置の断面図。
【図6】実施例2におけるシート切断装置の断面図。
【図7】実施例2におけるシート切断装置の上視図。
【図8】実施例3におけるシート切断装置の断面図。
【図9】実施例3におけるシート切断装置の上視図。
【図10】従来例におけるシート切断装置の断面図。
【図11】従来例におけるシート切断装置の上視図。
【図12】従来例におけるシート切断装置の断面詳細図
(切断時)。
【図13】従来例におけるシート切断装置の部分斜視図
(切断時)。
【図14】従来例におけるシート切断装置の駆動モータ
部側面図。
【符号の説明】
7 シート材 10 シート搬送手段 11 シート吸引手段 12 記録手段 21,41,42 可動刃 21a,41a,42a 先端 26 固定刃 26 切断部 34,37,40 ガイド部材 34a,37a,40a 先端部 A シート切断装置 B 記録装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの幅方向全域に亘って取り付けら
    れた固定刃と、 該固定刃よりもシート搬送方向下流側に配置され、固定
    刃に圧接しつつシートの幅方向に移動し、固定刃と協働
    してシートを切断する可動刃と、 該可動刃よりもシート搬送方向下流側に配置され、シー
    トを案内するガイド部材と、 を備えたシート切断装置において、 前記ガイド部材の可動刃側先端を、シート切断部と前記
    可動刃のシート切断側先端との間で、かつ、前記シート
    切断部の近傍に設けたことを特徴とするシート切断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のシート切断装置を備
    え、該シート切断装置により切断したシート材をシート
    搬送手段によりシート吸引手段まで搬送し、該シート吸
    引手段によりシート材を吸引し、そのシート材に記録手
    段により所望の像を記録することを特徴とする記録装
    置。
JP33970593A 1993-12-06 1993-12-06 シート切断装置及び記録装置 Pending JPH07156097A (ja)

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JP33970593A JPH07156097A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 シート切断装置及び記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036961A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

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JP2008036961A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

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