JPH07154345A - 受信信号強度表示のアナログ−デジタルコンバータおよびアナログ信号の値を予め定められた複数のビットの分解能に決定するための方法 - Google Patents

受信信号強度表示のアナログ−デジタルコンバータおよびアナログ信号の値を予め定められた複数のビットの分解能に決定するための方法

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JPH07154345A
JPH07154345A JP6152048A JP15204894A JPH07154345A JP H07154345 A JPH07154345 A JP H07154345A JP 6152048 A JP6152048 A JP 6152048A JP 15204894 A JP15204894 A JP 15204894A JP H07154345 A JPH07154345 A JP H07154345A
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
    • H03M1/38Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type
    • H03M1/46Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type with digital/analogue converter for supplying reference values to converter

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル部分およびアナログ部分を含む、以
下のような受信信号強度表示のアナログ−デジタルコン
バータを提供する。 【構成】 デジタル部分は、無線周波数受信信号強度を
デジタル形式で近似させる構成、および逐次近似アルゴ
リズムを実行するステートマシンを含む。アナログ部分
は、デジタル−アナログコンバータとアナログコンパレ
ータおよびデジタル−アナログコンバータの出力をアナ
ログコンパレータに伝送する構成を含む。受信信号強度
表示のアナログ−デジタルコンバータは、デジタル形式
の近似無線周波数受信信号強度をデジタル−アナログコ
ンバータに伝送する構成と、コンパレータの出力をステ
ートマシンに送る構成とをまた含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、アナログ−デジタル(“A/
D”)コンバータに関し、より特定的には、逐次近似形
A/Dコンバータに関する。
【0002】
【関連技術の説明】一般的に、逐次近似形A/Dコンバ
ータは、アナログ電圧入力をサンプリングする手段と、
逐次近似制御デジタル出力を与える手段と、アナログ電
圧を比較する手段と、A/D変換出力のビットの値を逐
次的に決定する手段とを含む。動作において、典型的な
逐次近似形A/Dコンバータはアナログ電圧入力をサン
プリングし、逐次近似形制御回路から局部デジタル/ア
ナログ(D/A)コンバータに逐次近似制御デジタル出
力を与え、D/Aコンバータが局部アナログ電圧を発生
するのを引き起こし、サンプリングされかつ保持された
アナログ電圧を局部アナログ電圧と比較し、比較された
電圧の間の大きさの関係に基づいてA/D変換出力の各
々のビットの値を逐次的に決定する。前述のことを行な
うことによって、逐次近似形A/Dコンバータは逐次近
似形制御回路から複数のビットを有するA/D変換出力
を得る。
【0003】アルゴリズム的なA/Dコンバータに関す
るより詳細な説明が、フレンチ(French)への米
国特許第5,017,920号の背景の分野で述べられ
ている。そこで述べられたコンバータは、アナログ信号
を受取る信号入力ラインまたはシステム入力端子を含
む。アナログ入力信号はサンプルホールド回路でサンプ
リングされている。スイッチは、サンプルホールド回路
の出力端子をコンパレータの入力端子にかつ減算装置の
正の入力端子に、接続している。
【0004】米国特許第5,017,920号に提示さ
れた例では、入力アナログ信号は最大値のVmを有する
ことになっている。コンパレータは入力信号サンプルを
しきい値電圧Vm/2と比較する。もし信号がしきい値
電圧を超えるならば、コンパレータは1を出力する。
【0005】コンパレータの出力に接続されたスイッチ
制御は、減算装置の負の入力端子に印加された電圧の値
をコントロールする。減算装置は超えたしきい値に対応
する電圧または値を入力アナログ信号から取り除く。
【0006】フレンチのスイッチ制御は、適切な電圧を
減算装置の負の入力端子に印加する。もしコンパレータ
が1を出力し、しきい値Vm/2が超えられたというこ
とを示すなら、スイッチ制御は電圧Vm/2を減算装置
の負の入力端子に印加する。もしコンパレータが0を出
力し、しきい値Vm/2が超えられていないということ
を示すなら、スイッチ制御はゼロ電圧を減算装置の負の
入力端子に印加するので、減算装置の出力は入力と同じ
大きさを有する。こうして、システム入力端子で受け取
られるアナログ信号の大きさのデジタル表示の最上位ビ
ットはコンパレータの出力端子で発生される。
【0007】次の最上位ビットは、逓倍器で減算装置の
出力を2で逓倍することによってかつ上で述べられた比
較ステップを繰返すことで、発生される。
【0008】フレンチは、彼のスイッチは逓倍器の出力
端子に接続されたサンプルホールド回路とコンパレータ
の入力との間の接続を閉じることもまた教示している。
減算装置の倍加された出力はしきい値電圧Vm/2と比
較され得る。コンパレータの出力は[しきい値電圧が超
えられるならば2進1で、しきい値電圧が超えられない
ならば2進0である]2番目の最上位ビットである。電
気制御は、電圧Vm/2またはゼロ電圧いずれかを減算
装置の負の入力に印加し、減算装置は電圧を倍加された
先の減算装置出力から減算する。
【0009】3番目の最上位ビットは、4番目の最上位
ビットも同様であるが、上記のプロセスを繰返すことに
よって発生されるだろう。発生された各々の逐次ビット
はフリップフロップのような複数の遅延素子を含むアキ
ュムレータに印加されるかもしれない。そのようなアキ
ュムレータは受け取られたアナログ信号値のデジタル表
示を提示するために使用され得る。これは、遅延素子の
ビットを累積し、その後ビットが最上位から最下位ビッ
トの順序でこれらの素子から読出されることを可能にす
ることによって達成され得る。
【0010】逐次近似形A/Dコンバータにはかなりの
関心が以前から注がれており、このことはチェン(Ch
eng)らへの米国特許第4,293,898号、リュ
ウ(Ryu)への米国特許第4,647,903号、ゴ
トウ(Goto)らへの米国特許第4,908,624
号およびサトウ(Sato)への米国特許第5,14
4,310号を含む多数の米国特許によって証明されて
おり、かつこれらで議論された発展につながっている。
多数の団体が現在そのようなコンバータを製造し、近年
の電気装置の一般的なスケーリングダウンと同様に、こ
れらの団体の間の競争も低電力要求の比較的安いコンバ
ータの大きな需要を作り出してきた。
【0011】さらに、時とともに、逐次近似形コンバー
タのさらなる用途が見出されてきた。これらの用途の多
くは電気通信を含み、アナログ(たとえば音声)信号は
現在頻繁にデジタルビットストリームに変換されてい
る。これらの用途の多くに共通な特徴は非同期リクエス
タの動作である。そのような動作は、率直に言って、先
行技術の逐次近似コンバータの主な焦点ではなかった。
このため当然のことながら、先行技術は、非同期信号を
処理するにふさわしく、簡単に作られるように構成さ
れ、最小電力を出力するように設計された、逐次近似形
コンバータを欠いている。そのようなコンバータの欠如
が先行技術の短所でありかつ欠点である。
【0012】
【発明の概要】デジタル−アナログコンバータとデジタ
ル形式信号の近似RF受信信号強度をデジタル−アナロ
グコンバータに伝送する構造と、受信信号強度表示
(“RSSI”)信号に対して信号を比較するように動
作可能なアナログコンパレータと、デジタル−アナログ
コンバータの出力を、RSSI信号に対する比較のため
のアナログコンパレータに伝送する構造と、アルゴリズ
ム的な逐次近似を実行するステートマシンと、コンパレ
ータの出力をステートマシンに伝送する構造とを提供す
ることによって、この発明は先行技術の短所および欠点
を克服する。
【0013】したがって本発明の目的は、逐次近似アル
ゴリズムの完全な非同期インプリメンテーションを提供
することである。
【0014】本発明の別の目的は、RSSI A/Dコ
ンバータ環境における、非同期リクエスタへの集積化を
容易にすることである。
【0015】本発明のまた別の目的は、迅速でかつ制御
されたリクエストを扱うことが可能な低電力動作RSS
I A/Dコンバータを提供することである。
【0016】本発明のさらなる別の目的は、非同期逐次
近似のための非常に速い装置を提供することである。
【0017】本発明の他の目的、利益および新規の特徴
は、添付図面と関連付けられるとき発明の以下の詳しい
説明から明らかになるであろう。
【0018】
【発明の詳しい説明】類似または相似の要素が、同じ参
照数字で描かれているいくつかの図、より特定的には、
図1を参照して、この発明の教示に従って、包括的に参
照記号10によって示された、RSSI A/Dコンバ
ータのブロック図が示されている。
【0019】図1で示されているRSSI A/Dコン
バータ10は、制御ブロック(“RSSICTRL”)
12、デジタル(“RSSIREG”)ブロック14お
よびアナログ(“RSSIAD”)ブロック16を含む
ように示されているだろう。制御ブロック12はパルス
除去装置を含む。デジタルブロック14は、RSSI状
況レジスタと、逐次近似アルゴリズムを実行するステー
トマシンとを含む。これらの要素の各々は、以下に詳細
に述べられる。アナログブロック16は、D/Aコンバ
ータとアナログコンパレータとを含む。同様に、これら
の2つの要素はともに以下で詳細に述べられる。
【0020】一般的に、コンバータ10の目的は、アナ
ログ信号の値を多数のビットの分解能、たとえば5ビッ
トの分解能に決定することである。一般的にこの目的は
を達するためにコンバータ10のデジタル部分14は、
適切な近似値をアナログ部分16のD/Aコンバータに
伝える。D/Aコンバータの出力は、それからアナログ
部分16のコンパレータに印加される。そこで、D/A
コンバータ出力は、RSSI信号と比較される。この比
較の結果に基づいて、すなわちコンパレータの出力に基
づいて、デジタルブロック14内のステートマシンは上
記の近似を適切に修正するように調整される。このサイ
クルは、たとえば5ビットの各々によって繰返される。
そこで、最終的な結果が得られるであろう。
【0021】ここで、図1に描かれたブロック12、1
4および16の相互作用を詳細に議論することが適切で
ある。このために、それらのブロック12、14および
16の各々に対して、およびそれから伝えられる信号を
これから議論しよう。
【0022】前述の信号はデジタル信号およびアナログ
信号に適切に分割されることができ、かつ同様に入力信
号および出力信号に適切に分割されることができ、それ
によって4つの別々のカテゴリを形成する。これらのカ
テゴリはデジタル入力信号、アナログ入力信号、デジタ
ル出力信号およびアナログ出力信号である。信号のこれ
らの4つのカテゴリの各々は、以下に別々なパラグラフ
ですぐに議論される。
【0023】9個のデジタル入力信号がある。デジタル
入力信号のうちの3つは、図1の、信号RSSISYN
C18、RSSITIMING20およびRSSICL
K22として示され、制御ブロック12に入力される。
デジタル入力信号のうちの4つは、図1で、BS(4)
24、INTALE26、リードリクエスト(“RDR
EQ”)28およびライトリクエスト(“WRRE
Q”)30として示され、RSSIREGブロック14
に入力される。別のデジタル入力信号、RESET信号
32は、図1で、RSSICTRLブロック12および
RSSIREGブロック14の両方に入力されるように
示されていることがわかる。最後のデジタル入力信号、
RSSICMP信号34は、RSSIADブロック16
の出力であり、これはRSSIREGブロック14に入
力される。
【0024】コンバータ10には6つのアナログ入力信
号がある。これらのうちの1つはRSSIIN信号36
であり、RSSI入力ピンからのアナログ電圧である。
そのような信号の第2のものは、GREF信号38であ
り、これは単なるアナログフルスケール電圧信号であ
る。RSSIDL(4:0)信号40はブロック14か
らブロック16に送られるコードを表わす。信号40は
非同期であり、これまでの実施と試用では大成功をおさ
めている。この発明の実際に構成された実施例では、約
2マイクロ秒毎に1度変化が可能であり、負の真であ
る。RSSIACLK信号42はブロック12から出力
され、ブロック14および16の両方へ入力される。こ
の信号42は本発明の実施例で、D/Aコードにおける
各変化後、ブロック16内でコンパレータをストローブ
するために使用されている。図4を参照して、以下で議
論され、タイミング機構と一致してこの信号42は、コ
ード変化に同期されてもよい。当業者に、例としてだ
け、信号42に関連する値に対する考えを与えるため
に、この発明の実際に構成された実施例では最小パルス
幅は200ナノセカンドであり、この信号42の立上が
りエッジに先行するD/A設定時間は1.4マイクロセ
カンドであると考えられることが注目されてよい。他に
2つの入力信号がある。それらのうちの1つは、IBR
SSI信号44として図1に示されており、RSSIA
Dブロック16に直接入力される。信号44は、ブロッ
ク16内のコンパレータに使用されるバイアス電流であ
る。上で述べられたこの発明の実際に構成された実施例
で、信号44は5uAのわずかな値を有する。入力信号
の残りのアナログは、ENREG1(0)信号である
(図1には図示されていない)。ENREG1(0)信
号は、単に、コンバータ10へのイネーブル入力であ
る。ENREG1(0)はブロック16内でコンパレー
タをパワーダウンするために使用されてもよい。もちろ
んコンバータ10が動作するために、GREF38およ
びIBRSSI44は、ENREG1(0)に加えて、
活性化されなければならない。
【0025】2つのデジタル出力信号があり、その両方
はそれらの「入力」の特徴に関連して上で議論されてき
た。しかし、完全に説明するために、RSSIDL
(4:0)信号40およびRSSIACLK信号42は
両方とも、ブロック14およびブロック12各々からの
出力信号であることが注目されてよい。RSSIDL
(4:0)信号40はブロック16のアナログD/Aコ
ンバータに与えられる。RSSIACLK信号42はブ
ロック16のアナログコンパレータに特に印加される。
【0026】以前に議論されたようにRSSICMP信
号34は、事実上アナログ出力信号でもよい。具体的
に、RSSICMP信号34はブロック16内のコンパ
レータの出力である。この発明の実際に構成された実施
例で、この出力はRSSIACLK信号42がハイであ
るときだけ有効である。動作において、RSSI入力が
D/A出力より大きいならばコンパレータ出力は論理
「1」であり、RSSI入力がD/A出力より低いなら
ば論理「0」であろう。論理「1」は現在のデータビッ
トを逐次近似アルゴリズムにセットしたままにしておく
ことができ、一方論理「0」はそのビットをクリアする
ことができる。もちろん、上で述べられた「セット」お
よび「クリア」という概念は、正の論理コードにあては
まることを当業者は認めるであろうが、本発明の実際に
構成された実施例では、アナログブロック16に送られ
るコードは負の真の論理である。コンバータ10の動作
において、コンパレータ出力はRSSIACLK信号4
2がローのときハイに保持される。
【0027】素子の相互作用をさらに論ずると、「制
御」ステートマシンは、「アルゴリズム的」ステートマ
シンとは非同期であることを当業者は認識し認めるはず
である。しかし、後者はいつRSSICMP34が有効
であるかを知るために「ハンドシェイク」信号を必要と
する。いつ比較が完成するかを知る方法をアナログ回路
が有さないので、便宜上、ある時間期間内(たとえば5
00ナノセカンド内)で、比較が完了するように設計さ
れてもよいし、いつRSSICMPが有効であるかをア
ルゴリズム的なステートマシンに効果的に伝えるよう
に、クロック信号(ここではRSSICLK信号22お
よびRSSICLK信号42)が使用されてもよい。こ
のように、上で述べられたようなRSSIACLK信号
42が「ハンドシェイク」信号として使用されることが
できるという事実以外には、クロック信号22および4
2はこれまでに述べられたこの発明の実際に構成された
実施例の制御およびデータ(アルゴリズム的な)な部分
を形成する2つのステートマシンは何ら関係しない。
【0028】前述のすべてに加えて、全コンバータ10
は非同期入力/出力(I/O)接続をオンチップ周辺バ
ス(OCPBUS)(7:0)46の形で有しているこ
とを述べておく。OCPBUSタイミングは、さらに以
下で述べられるように、この発明の実施例において重要
な役割を果たしている。
【0029】図2、図3および図4を参照して、可能な
RSSICTRLブロック12および可能なRSSIR
EQブロック14の詳細な略図がそれぞれ示されてい
る。これらの詳細な略図は、例としてだけ与えられてお
り、決してこの発明の範囲を限定するように解釈されて
はならない。当業者が、上で様々な点から議論されたこ
の発明の実際に実施された実施例の構成に基づいてこの
発明を実施できるようにし、さらに効果的な詳細を与え
るために図2、図3および図4の略図は十分な詳細を与
えている。
【0030】部分的に、図2、図3および図4で、描か
れたこの発明の実際に構成された実施例について詳細を
議論することは必要でもないし適切でもないが、ある要
件および具体的な機能の概説は当業者によるこの発明の
理解を助けるかもしれない。再度述べるが、一般的に、
RSSI A/Dコンバータ10は、RF受信信号レベ
ルのデジタル表示を与える。
【0031】具体的な要件に関して、この発明の実際に
構成された実施例は、5ビットの分解能、公称のフルス
ケール電圧の±5%に等しいフルスケールエラー、およ
び公称のゼロコード電圧±10mVの±5%のゼロコー
ドオフセットエラーを有する微分線形性に関して、±1
インテグリティを持つ±0.05LSBの値が得られ、
さらに単調性が保証される。最後に、RSSI信号のソ
ースインピダンスのために、コンバータ10は、かなり
高いインピダンス、たとえば少なくとも1mohmを有
する。
【0032】機能的に、この発明の実施例の電流から電
圧への変換に関して、外部周波数シフトキーイング(F
SK)復調器は、受信信号強度に比例する電流を有する
アナログ信号を発生する。この出力電流は、外部抵抗器
で終端となり、それを電圧に変換する。外部抵抗器の値
は、式REXT =VFULLSCALE /IFULLSCALE に従ってR
SSI A/Dのフルスケール電圧、および復調器IC
からのフルスケール出力電流に基づいて、決定される。
【0033】これまで実際に作られたこの発明の実施例
で、A/Dコンバータの許容可能な入力範囲は、主に入
力コンパレータの共通モード電圧スイングによって決定
される。さらに、それは、1.25V(フルスケール)
から0.236V(ゼロコード)と定義される。
【0034】この発明の実際に構成された実施例でA/
D変換を得るために、A/Dコンバータはイネーブルさ
れて変換が要求されなければならない。変換動作は、R
SSI状態レジスタの選択ビットをセットすることで要
求される。選択ビットがセットされ、かつ同期信号がロ
ーであるとき(ここでは「無線」はバーストモードでは
なく、常に受信していることを示している)、A/Dコ
ンバータは変換を行ない、状況レジスタにその結果をロ
ードする。一方もし同期信号がハイならば、RSSIタ
イミング信号の次の立上がりエッジによってトリガされ
て初めて変換が行なわれる。これは、この発明の実際に
構成された実施例では、同期信号がハイのとき、無線は
バーストモードであるからである。バーストモードで
は、RSSIレベルをサンプリングする前に次の受信周
期の間にRSSIタイミング信号がハイになるまで、A
/Dコンバータは待機しなければならない。
【0035】上で述べられた変換サイクルが完了する
と、選択ビットはハードウェアによってクリアされる。
その作用が、マイクロコントローラはRSSI状況レジ
スタからRSSIの値を読取ることができるということ
は合図している。
【0036】次に図5を参照して、上で議論された色々
な信号の間の重要な関係を示すタイミング図が示され
る。図5を見て、OCPBUSタイミングは適合するこ
とに気付くことが重要である。図5では、2.5サイク
ルが示されている。図5に示されているように、クロッ
クが立下がると、データが更新される。このようにし
て、RSSIDL(4:0)信号40、RSSIACL
K信号42およびRSSICMP信号34は示されてい
るように同期されなければならない。
【0037】前述のことに基づけば、当業者は完全にこ
の発明を理解し正しく評価するはずである。この発明
は、広くは、逐次近似アルゴリズムの完全な非同期実行
を与える。さらに具体的に、この発明は迅速なかつ制御
された要求を処理することが可能な低電力動作RSSI
A/Dコンバータを提供する。
【0038】この発明の実施例の重要な局面は、事実上
RSSICLK信号22によって駆動されるステートマ
シンがシステム10に完全に非同期されることである。
従って、RSSIリクエストがシステムタイミングに関
連していつ起こってよいかについての制限はない。これ
までの教示によって述べられた設計は(アクティブに挿
間していないときにはクロックを抑制するので)、電力
要求の低い(異なったタイミングを有する別のシステム
に、おそらく単にバスインタフェースを修正するだけで
容易に組み入れることのできる)、高度にモジュール式
のブロックを生成する。その比率化論理を使用しないと
いう事実は、ロー電力の使用、容易な製造および信頼性
に寄与する。
【0039】明らかに、上の教示の点からみて、様々な
修正および修正が可能である。たとえば、RSSICL
K信号22はブロック12内の内部で発生され得る。要
点は、ブロック12がシステム10に非同期のままであ
り続けるということである。他の変更も可能である。し
たがって、前掲の請求項の範囲内で、この発明を具体的
にこれまで述べられてきたものとは違って実施されてよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示に従った、RSSI A/Dコン
バータのブロック図である。
【図2】図1に示されたRSSI A/Dコンバータの
制御ブロック部分の詳細な略図である。
【図3】ステートマシンおよび図1で示されたRSSI
A/DコンバータのRSSI状況レジスタの詳細な略
図である。
【図4】ステートマシンおよび図1で示されたRSSI
A/DコンバータのRSSI状況レジスタの詳細な略
図である。
【図5】本発明の具体例のある関係を表わす、タイミン
グ図である。
【符号の説明】
10 コンバータ 12 制御ブロック 14 デジタルブロック 16 アナログブロック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号強度表示のアナログ−デジタル
    コンバータであって、 1) 無線周波数受信信号強度をデジタル形式で近似さ
    せる手段と、 ステートマシンとを含むデジタル部分を含み、前記ステ
    ートマシンは、逐次近似アルゴリズムを実行し、 2) デジタル−アナログコンバータと、 アナログコンパレータとを含むアナログ部分を含み、前
    記アナログコンパレータは信号を受信信号強度表示信号
    と比較することができ、 前記アナログ部分はさらに、前記受信信号強度表示信号
    との比較のための前記デジタル−アナログコンバータの
    出力を前記アナログコンパレータに伝送する手段を含
    み、 前記受信信号強度表示のアナログ−デジタルコンバータ
    は、さらに 3) 近似無線周波数受信信号強度をデジタル形式で前
    記デジタル−アナログコンバータに伝送する手段と、 4) 前記コンパレータの出力を前記ステートマシンに
    伝送する手段とを含む、アナログ−デジタルコンバー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ステートマシンは、前記コンパレー
    タの前記出力に基づいた逐次近似アルゴリズムの実行を
    修正する手段を含む、請求項1に記載のコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記コンバータは、予め定められた複数
    の入力ビットで周期的に動作し、その点で結果が達せら
    れる請求項2に記載のコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記予め定められた複数の入力ビットが
    5入力ビットに等しい、請求項3に記載のコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記デジタル部分が、そこに伝達された
    信号に動作するパルスリムーバをさらに含む、請求項1
    に記載のコンバータ。
  6. 【請求項6】 アナログ信号の値を予め定められた複数
    のビットの分解能に決定する方法であって、 無線周波数受信信号強度をデジタル的に近似させるステ
    ップと、 前記近似された無線周波数受信信号強度を受信信号強度
    信号と比較して比較出力を生成するステップと、 前記比較出力に基づいてデジタル的に近似させる前記ス
    テップの動作を修正するステップとを含む、方法。
  7. 【請求項7】 デジタル的で近似させ、比較しかつ修正
    する前記ステップが、周期的に行なわれる、請求項6に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 行なわれる周期の数は、所望の分解能の
    ビット数に等しい、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記行なわれる周期の数および前記所望
    の分解能のビット数は、各々5に等しい、請求項8に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 前記行なわれる周期の数および前記所
    望の分解能のビット数は、各々5より大きい、請求項8
    に記載の方法。
JP6152048A 1993-07-06 1994-07-04 受信信号強度表示のアナログ−デジタルコンバータおよびアナログ信号の値を予め定められた複数のビットの分解能に決定するための方法 Withdrawn JPH07154345A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US088007 1993-07-06
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