JPH0715212U - 超高圧焼結体ドリル - Google Patents

超高圧焼結体ドリル

Info

Publication number
JPH0715212U
JPH0715212U JP4726993U JP4726993U JPH0715212U JP H0715212 U JPH0715212 U JP H0715212U JP 4726993 U JP4726993 U JP 4726993U JP 4726993 U JP4726993 U JP 4726993U JP H0715212 U JPH0715212 U JP H0715212U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
high pressure
sintered body
blade
pressure sintered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4726993U
Other languages
English (en)
Inventor
英夫 津坂
浩教 近藤
勝之 後藤
幸一 最所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Tungaloy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tungaloy Corp filed Critical Tungaloy Corp
Priority to JP4726993U priority Critical patent/JPH0715212U/ja
Publication of JPH0715212U publication Critical patent/JPH0715212U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドリル刃と超高圧焼結体を使用したリーマ刃
からなるツイストドリルによる加工穴精度と仕上面あら
さを向上させる。 【構成】 ドリル刃１の外周コーナとリーマ刃２の外周
コーナの位置関係を次のように非対称とする。すなわ
ち、直径はφＤ＜φＤ1＜φＤ2、軸心方向の位置はＬ＞
Ｌ1＞Ｌ2を満足するようする。これにより、リーマの削
り代が２分割されるので、最外周リーマ刃による加工性
能の安定と向上が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドリル刃とリーマ刃を有するドリルに関し、特にリーマ刃に超高圧 焼結体を使用したドリルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
上記の如き超高圧焼結体ドリルは、たとえば、特開昭５９−１８７４２１号公 報に開示されているように、従来、一対のリーマ刃の外周コーナの相互の位置は 同位置にある。つまり、２枚のリーマ刃の外周コーナの直径Ｄ1、Ｄ2はドリル刃 の外周コーナの直径Ｄより同じ量だけわずかに大きく（φＤ1＝φＤ2＞φＤ）、 ２枚のリーマ刃の外周コーナの軸心方向の位置Ｌ1、Ｌ2はドリル刃の位置Ｌより 後端側に同じ量だけわずかに後退している（Ｌ1＝Ｌ2＜Ｌ）。このようなドリル では、ドリル刃によって明けられた穴の内壁を、リーマ刃が仕上げ加工して、加 工物の穴精度と仕上面あらさを向上させる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の如き従来の超高圧焼結体ドリルを用いて加工される穴の精度 および仕上面あらさを、より一層向上させるためのものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
高速加工において良好なる穴精度と加工面あらさを安定して得るために、仕上 げ刃となる一対のリーマ刃のうちの１枚を、残りの１枚より、直径方向および軸 心方向にわずかにずらして、非対称としたことを特徴としている。
【０００５】
【作用】
従来の超高圧焼結体ドリルは、ドリル刃による下穴を２枚のリーマ刃で所定の 加工径に仕上げていた。本考案によるドリルでは、このリーマ刃による削り代を さらに２分割し、１枚のリーマ刃の削り代の負担を軽減させている。すなわち、 小径側のリーマ刃で仕上げた加工面を、大径側のリーマ刃がさらに最終仕上を行 なうことにより、安定した加工を実現させたものである。このため（Ｌ1−Ｌ2） は０．０３〜１ｍｍ、（φＤ2−φＤ1）は０．００５〜１ｍｍであることが望ま しい。
【０００６】
【実施例】
次に、本考案による超高圧焼結体ドリルの一実施例について、図を参照しなが ら説明する。
【０００７】 図３は一実施例を示す斜視図で、図２は先端部、図３はその側面図である。先 端部には一対のドリル刃１と一対のリーマ刃２があり、それぞれの切れ刃からは 軸心に沿って一対の切りくず排出溝３および４がねじれ溝となって備わっている 。ドリル本体５は超硬合金製であるが、リーマ刃２の部分は座掘りされ、当該部 分にダイヤモンドやＣＢＮなどの超高圧焼結体チップ６が鑞付け固定されている 。ドリル刃１およびリーマ刃２の外周コーナの位置関係は、外周コーナの直径が φＤ＜φＤ1＜φＤ2を満足し、外周コーナの軸心方向の位置はＬ＞Ｌ1＞Ｌ2を満 足するようにとってある。
【０００８】 このドリルでは、ドリル刃がφＤの穴明けを先行し、次にリーマ刃の１枚が（ φＤ1−φＤ）の仕上加工を行なったあと、残りの１枚で（φＤ2−φＤ1）の最 終仕上加工を行なう。
【０００９】
【考案の効果】
本考案による超高圧焼結体ドリルを使用することにより、リーマ加工における 削り代が２分割されるために、加工穴精度と仕上面あらさの一層優れた加工を行 なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す図で、ドリル先端部の
側面図である。
【図２】図１のドリルの正面図である。
【図３】外周コーナ部の位置関係を説明する図である。
【符号の説明】
１ ドリル刃 ２ リーマ刃 ３ 切りくず排出溝 ４ 切りくず排出溝 ５ ドリル本体 ６ 超高圧焼結体チップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 最所 幸一 神奈川県川崎市幸区塚越１丁目７番地 東 芝タンガロイ株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 丸棒状の先端に一対のドリル刃と一対の
    リーマ刃が交互に配置され、少なくとも前記リーマ刃は
    ダイヤモンドや立方晶窒化硼素（ＣＢＮ）などの超高圧
    焼結体よりなり、前記丸棒の外周にはそれぞれの刃先か
    ら軸心に沿ってねじれた切りくず排出溝が形成された超
    高圧焼結体ドリルにおいて、 前記一対のリーマ刃のうちの１枚は、その外周コーナの
    直径Ｄ2が残りの１枚の直径Ｄ1よりわずかに大きく（φ
    Ｄ2＞φＤ1）、また、その外周コーナの中心軸方向の位
    置Ｌ2は残りの１枚の中心軸方向の位置Ｌ1よりわずかに
    後端側に後退している（Ｌ1＞Ｌ2）ことを特徴とする超
    高圧焼結体ドリル。
JP4726993U 1993-08-06 1993-08-06 超高圧焼結体ドリル Pending JPH0715212U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4726993U JPH0715212U (ja) 1993-08-06 1993-08-06 超高圧焼結体ドリル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4726993U JPH0715212U (ja) 1993-08-06 1993-08-06 超高圧焼結体ドリル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0715212U true JPH0715212U (ja) 1995-03-14

Family

ID=12770582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4726993U Pending JPH0715212U (ja) 1993-08-06 1993-08-06 超高圧焼結体ドリル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0715212U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748565B1 (ko) * 2000-06-02 2007-08-13 마팔 파브릭 퓌어 프래찌지온스베르크쪼이게 독토르 크레쓰카게 리머
JP2017087373A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 株式会社アライドマテリアル 回転切削工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748565B1 (ko) * 2000-06-02 2007-08-13 마팔 파브릭 퓌어 프래찌지온스베르크쪼이게 독토르 크레쓰카게 리머
JP2017087373A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 株式会社アライドマテリアル 回転切削工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5071294A (en) Burnishing drill
GB2269124A (en) Rotary drill
JPS6111729B2 (ja)
CN1110051A (zh) 一种可分度镶嵌刀头式钻具
JP2018534159A (ja) 旋削インサートおよび方法
EP1559493A2 (en) Ballnose end mill
JP2724485B2 (ja) ニューセラミックスソリッドエンドミル
JPH10156613A (ja) チゼル付き巴型シンニングドリル
JPH0715212U (ja) 超高圧焼結体ドリル
JP2006231430A (ja) センタリングドリル及びそれを用いた加工方法
JPH0524218U (ja) 穴明け工具
JPH05261612A (ja) ドリル
JP2002521223A (ja) 浅穴用ドリルビット
JPH0615512A (ja) ドリルおよびドリルの切刃形成方法
JP2513911B2 (ja) 穴ぐりバイトのインサ―トチップ
JP2601362Y2 (ja) バニシングドリル
JPH0533202Y2 (ja)
JP2003191116A (ja) 三枚刃ドリル
JPH039945Y2 (ja)
JP2532586Y2 (ja) リーマ
JPS59187421A (ja) ドリルリ−マ
CN214921066U (zh) 一种微小径pcd铰刀
JP4401495B2 (ja) １枚刃リーマ
JP4020507B2 (ja) ツイストドリル
JPH05293709A (ja) ドリル

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990901