JPH0715158Y2 - ビデオ機器等の携帯用カバン - Google Patents
ビデオ機器等の携帯用カバンInfo
- Publication number
- JPH0715158Y2 JPH0715158Y2 JP1989077992U JP7799289U JPH0715158Y2 JP H0715158 Y2 JPH0715158 Y2 JP H0715158Y2 JP 1989077992 U JP1989077992 U JP 1989077992U JP 7799289 U JP7799289 U JP 7799289U JP H0715158 Y2 JPH0715158 Y2 JP H0715158Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- bag main
- handle
- edge
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、ビデオ機器、テープレコーダー、OA機器等各
種機器類を収容し携帯用に使用するカバンに関する。
種機器類を収容し携帯用に使用するカバンに関する。
［従来の技術］ ビデオ機器等を収容して持ち運びに利用する携帯用のカ
バンは、ショックに対する収容物の安全性、ガードのか
たさ等が要求されるため、従来においては第５図に示す
ように硬皮質のプラスチックシートからなる外装体50と
内装体51を重合してカバン本体となすものが一般的であ
るが、端縁部には口縁枠52を別体に構成して外装体50の
端縁50aを挟入状に差込んで一体的に接合している。又
取手部は、本体部とは別途に形成して本体部の上辺部に
取付金具等を用いて取付けているが、このような従来の
構成では、成形から組立に至る作業が非常に複雑になっ
て工数及び部品点数も多くなり、而も止金具やロック機
構等においても独立したものを取付けることになる為コ
スト的にも高価なものになるという問題があった。
バンは、ショックに対する収容物の安全性、ガードのか
たさ等が要求されるため、従来においては第５図に示す
ように硬皮質のプラスチックシートからなる外装体50と
内装体51を重合してカバン本体となすものが一般的であ
るが、端縁部には口縁枠52を別体に構成して外装体50の
端縁50aを挟入状に差込んで一体的に接合している。又
取手部は、本体部とは別途に形成して本体部の上辺部に
取付金具等を用いて取付けているが、このような従来の
構成では、成形から組立に至る作業が非常に複雑になっ
て工数及び部品点数も多くなり、而も止金具やロック機
構等においても独立したものを取付けることになる為コ
スト的にも高価なものになるという問題があった。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
いてなされたものであり、その目的とするところは、ビ
デオ機器等を外部のショックから安全に保護しうるよう
に収容することのできる携帯用のカバンを簡単な構成で
安価に提供しようとするものである。
いてなされたものであり、その目的とするところは、ビ
デオ機器等を外部のショックから安全に保護しうるよう
に収容することのできる携帯用のカバンを簡単な構成で
安価に提供しようとするものである。
［課題を解決しようとする手段］ 上記目的を達成するために、本考案におけるビデオ機器
等の携帯用カバンは、硬皮質のプラスチックシートの成
形体からなる外装体１の内側に同質のプラスチックシー
トの成形体からなる内装体２を重合し、内装体２の端縁
に外向きコ字形の係合溝３を有し外周縁に一定細巾の口
縁枠４を一体的に連成し、この口縁枠４のコ字形係合溝
３に外装体１の端縁部1aを嵌着して構成された左右一対
のカバン本体1a.1bと、その夫々の上辺部に各カバン本
体1a.1bと一連に成形された左右一対の取手体11a.11bと
よりなるものを掌合して一つのカバン本体部10となし、
この左右一対のカバン本体10a.11bを底部においてヒン
ジ結合し、前記カバン本体部10の口縁枠４の内面に凹凸
嵌合部12.13を一体成形して凹凸嵌合部してなるもので
ある。
等の携帯用カバンは、硬皮質のプラスチックシートの成
形体からなる外装体１の内側に同質のプラスチックシー
トの成形体からなる内装体２を重合し、内装体２の端縁
に外向きコ字形の係合溝３を有し外周縁に一定細巾の口
縁枠４を一体的に連成し、この口縁枠４のコ字形係合溝
３に外装体１の端縁部1aを嵌着して構成された左右一対
のカバン本体1a.1bと、その夫々の上辺部に各カバン本
体1a.1bと一連に成形された左右一対の取手体11a.11bと
よりなるものを掌合して一つのカバン本体部10となし、
この左右一対のカバン本体10a.11bを底部においてヒン
ジ結合し、前記カバン本体部10の口縁枠４の内面に凹凸
嵌合部12.13を一体成形して凹凸嵌合部してなるもので
ある。
また、取手部11の内面に凹凸嵌合部14.15を一体成形し
て凹凸嵌合するとともに、前記カバン本体部10の側面部
にスライドロック16を設けるものである。
て凹凸嵌合するとともに、前記カバン本体部10の側面部
にスライドロック16を設けるものである。
［作用］ 第１〜２図において、カバン本体部10の両側部にあるス
ライドロック16を上方へ操作すると、ロックが解除され
るため、カバン本体10a.10bは取手体11a.11bとともに底
部のヒンジ金具18を支点に第１図で左右に開く。
ライドロック16を上方へ操作すると、ロックが解除され
るため、カバン本体10a.10bは取手体11a.11bとともに底
部のヒンジ金具18を支点に第１図で左右に開く。
カバンを閉じてスライドロック16を操作し元のようにす
ると、取手体11a.11bも１つに合体して以後は勝手には
開かないからこの取手体11によりカバンを持ち運びす
る。
ると、取手体11a.11bも１つに合体して以後は勝手には
開かないからこの取手体11によりカバンを持ち運びす
る。
カバン本体10a.10b及び取手体11a.11bが掌合するとき
は、口縁枠4.4の内面の突部12と凹部13が、又取手部の
内面の突部14が夫々に対応する凹部15に嵌合するから掌
合面がずれたりしないで正確にカバンを閉じることがで
きる。
は、口縁枠4.4の内面の突部12と凹部13が、又取手部の
内面の突部14が夫々に対応する凹部15に嵌合するから掌
合面がずれたりしないで正確にカバンを閉じることがで
きる。
［実施例］ 外装体１と内装体２は、ともにABS樹脂を用いて外装体
１は真空成形、内装体２はインジェクション成形により
夫々所要の形状に成形され、格別の成形品を得る。
１は真空成形、内装体２はインジェクション成形により
夫々所要の形状に成形され、格別の成形品を得る。
内装体２を成形する際には、その端縁部にこれと一体に
口縁枠４を連成する。口縁枠４は、内装体２の端縁を外
方へ折曲げた形に形成して該部に内装体内面4aと折返片
4b、及び連成片4cとで外向きコ字形の係合溝３を有して
なる。
口縁枠４を連成する。口縁枠４は、内装体２の端縁を外
方へ折曲げた形に形成して該部に内装体内面4aと折返片
4b、及び連成片4cとで外向きコ字形の係合溝３を有して
なる。
凹凸嵌合のための突部12とこれに対応いる凹部13は、夫
々連成片4cに形成する。
々連成片4cに形成する。
取手部11は、外装体１の成形時にその上辺部に半円弧状
の取手外被体11′を、又内装体２の成形時に取手芯体1
1″を夫々一体に連成して内外装体1.2を嵌合すると、取
手外被体11′に芯体11″が嵌合されて取手体11a（又は1
1b）が形成されるもので、その嵌合後にビス5.6で分離
しないように係合する。さらにその上から外被体20を被
せる。
の取手外被体11′を、又内装体２の成形時に取手芯体1
1″を夫々一体に連成して内外装体1.2を嵌合すると、取
手外被体11′に芯体11″が嵌合されて取手体11a（又は1
1b）が形成されるもので、その嵌合後にビス5.6で分離
しないように係合する。さらにその上から外被体20を被
せる。
スライドロック16は、カバン本体部10の両側部の一部に
凹窪部17を形成してこの凹窪部17に上下スライド自由に
装着し、上方へスライドするときは、ロック解除とな
り、逆に下方へスライドさせるときは、スライドロック
16の爪が左右のカバン本体10a.10b側の係合部と係合し
てロックがかかるようにする。
凹窪部17を形成してこの凹窪部17に上下スライド自由に
装着し、上方へスライドするときは、ロック解除とな
り、逆に下方へスライドさせるときは、スライドロック
16の爪が左右のカバン本体10a.10b側の係合部と係合し
てロックがかかるようにする。
［考案の効果］ 本考案は、上記のように構成されているので、内装体と
外装体を嵌め合わすとともに内装体端縁にこれと一体に
連成した口縁枠に外装体端縁部を嵌着して一体化される
ので、カバン本体の構成及び組立が簡単迅速に行われ、
而も部品点数が少なく、その上シンプルな構成であるた
め、耐久性があり、安価に実施できる。
外装体を嵌め合わすとともに内装体端縁にこれと一体に
連成した口縁枠に外装体端縁部を嵌着して一体化される
ので、カバン本体の構成及び組立が簡単迅速に行われ、
而も部品点数が少なく、その上シンプルな構成であるた
め、耐久性があり、安価に実施できる。
また、カバン本体部に取手体が一体的に連成されて内外
装体の嵌め合わせと同時に取手体が形成されるので、全
体の構成が簡単となる。
装体の嵌め合わせと同時に取手体が形成されるので、全
体の構成が簡単となる。
第１図は、本考案に係る携帯用カバンの側面図で、下半
部分は断面で示す。第２図は同上カバンの正面図で、下
半部分は破断して内部を示す。第３図はカバンの底部の
一部拡大断面図、第４図は第２図Ａ−Ａ線における拡大
断面図、第５図は従来例を示すカバン本体部の一部を断
面で表わした側面図である。 １……外装体、２……内装体 ３……係合溝、４……口縁枠 10……カバン本体部、11……取手部 12.13.14.15……凹凸嵌合部 16……スライドロック
部分は断面で示す。第２図は同上カバンの正面図で、下
半部分は破断して内部を示す。第３図はカバンの底部の
一部拡大断面図、第４図は第２図Ａ−Ａ線における拡大
断面図、第５図は従来例を示すカバン本体部の一部を断
面で表わした側面図である。 １……外装体、２……内装体 ３……係合溝、４……口縁枠 10……カバン本体部、11……取手部 12.13.14.15……凹凸嵌合部 16……スライドロック
Claims (2)
- 【請求項１】硬皮質のプラスチックシートの成形体から
なる外装体１の内側に同質のプラスチックシートの成形
体からなる内装体２を重合し、内装体２の端縁に外向き
コ字形の係合溝３を有し外周縁に一定細巾の口縁枠４を
一体的に連成し、この口縁枠４のコ字形係合溝３に外装
体１の端縁部1aを嵌着して構成された左右一対のカバン
本体1a.1bと、その夫々の上辺部に各カバン本体1a.1bと
一連に成形された左右一対の取手体11a.11bとよりなる
ものを掌合して一つのカバン本体部10となし、この左右
一対のカバン本体10a.11bを底部においてヒンジ結合
し、前記カバン本体部10の口縁枠４の内面に凹凸嵌合部
12.13を一体成形して凹凸嵌合部してなることを特徴と
するビデオ機器等の携帯用カバン。 - 【請求項２】取手部11の内面に凹凸嵌合部14.15を一体
成形して凹凸嵌合するとともに、前記カバン本体部10の
側面部にスライドロック16を設けてなる請求項１記載の
ビデオ機器等の携帯用カバン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989077992U JPH0715158Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ビデオ機器等の携帯用カバン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989077992U JPH0715158Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ビデオ機器等の携帯用カバン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0317671U JPH0317671U (ja) | 1991-02-21 |
| JPH0715158Y2 true JPH0715158Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31620875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989077992U Expired - Lifetime JPH0715158Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ビデオ機器等の携帯用カバン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715158Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01228443A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-12 | Kazuhiro Kamigaki | いかそうめん及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6116597A (ja) * | 1984-07-03 | 1986-01-24 | 船井電機株式会社 | ビデオデツキ収納ケ−ス |
| JPS63172180U (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-09 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1989077992U patent/JPH0715158Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0317671U (ja) | 1991-02-21 |
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Legal Events
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