JPH0637724Y2 - ケ ー ス - Google Patents

ケ ー ス

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Publication number
JPH0637724Y2
JPH0637724Y2 JP1988109564U JP10956488U JPH0637724Y2 JP H0637724 Y2 JPH0637724 Y2 JP H0637724Y2 JP 1988109564 U JP1988109564 U JP 1988109564U JP 10956488 U JP10956488 U JP 10956488U JP H0637724 Y2 JPH0637724 Y2 JP H0637724Y2
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JP
Japan
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case
frame
lid
main body
view
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988109564U
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English (en)
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JPH0231511U (ja
Inventor
勝也 秋葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Corp
Original Assignee
Asahi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えばビデオカメラ等の精密機器を収納し運搬
等に使用するケースに関するものである。
[従来技術] 従来、携帯用ビデオカメラ収納ケースは実開昭59-15286
8号公報に示すように上半体および下半体からなる型の
収納ケースが多く、これら収納ケースは鉄製ないしアル
ミニウム製のものが一般的である。これは運搬時等に、
物とぶつかつた時の衝撃により、収納しているカメラ等
の精密機器が損傷しないためにハードケースにしている
ものである。
[考案が解決しようとする課題] しかし、これらのケースは重量が重く、外観上冷たい感
じがするため、樹脂等の軽量部材でケース本体を構成
し、そのケースの外側に皮革や軟質樹脂を縫製等により
設け、外観上の暖かみを出したものがある。しかしなが
ら、このようなケースの製造は縫製等の作業が含まれる
ため時間や工数が多くかかり、極めて製造効率の悪いも
のであつた。
本考案は上記従来例に鑑みてなされたもので、製造が簡
単で機械的強度が強く、外部に柔軟性樹脂を配すること
により、ソフトケースのような柔かみを出したケースを
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]及び[作用] 上記目的を達成するために本考案のケースは以下の様な
構成を備える。即ち、 ヒンジ(8)を含めて一体成型された硬質樹脂からなる
本体(2)及び蓋体(3)のフレーム(20,30)と、前
記本体(2)及び蓋体(3)のフレーム(20,30)のそ
れぞれの外周縁部に設けられた溝部(10,11)と、前記
本体及び蓋体のフレームのそれぞれの外面の形状に合わ
せて成型され、その外側表面に着色された表皮部分(9
0)を有する軟質樹脂部材(12,13)とを有し、 前記本体及び蓋体のフレームの前記溝部(10,11)のそ
れぞれに、対応する前記軟質樹脂部材の端部を挿入し、
前記本体及び蓋体のフレームの各外面に前記軟質樹脂部
材の前記表皮部分を外側に向けて接着して形成される。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本考案に係るビデオカメラ収納ケースの収納部
と蓋部を開いた状態を示す図であつて、1はケース全体
を示し、このケース1は硬質の樹脂によりヒンジ部8を
含む一体に成型されている。このケース1は収納部2と
蓋部3より構成され、収納部2内にビデオカメラ等の精
密機器が収納される。この収納部2内にベルクロ付リボ
ン4、及び可撓性合成樹脂、例えばポリプロピレン、エ
チレンなどのゴンドラ5を配設して、収納物を固定す
る。
そして、収納部2と蓋部3は係止爪6と対応するロツク
部7の係合によつて閉じられ、またロツク部7の摺動部
9を左側に摺動して、係止爪6とロツク部7の係合を解
除することにより、第1図のように開いた状態にするこ
とができる。
第2図は収納部2と蓋部3が閉められた状態を示す図で
ある。
第3図は収納部2と蓋部3が閉じた状態での側面を示す
側面図である。
第4図はケース1の収納部2のフレーム部分20の断面形
状を示す図である。
このフレーム部分20は前述したように硬質樹脂からな
り、ここには後述するように外側に接着される柔軟樹脂
13(第8図)の端部を挿入する溝部(シヤーシ)10が、
この収納部2の外周縁に沿つて設けられている。この溝
部10に柔軟樹脂13の端部が挿入され、収納部2の外側表
面21に第8図に示す柔軟樹脂12が接着される。この柔軟
樹脂12はここでは発泡ウレタン等のスポンジ体から構成
されているが、これに限定されるものでない。
同様に第5図は蓋体3の外観を示し、第6図は蓋部3の
フレーム部30の断面を示している。このフレーム30は前
述した収納部2のフレーム部20と一体で成型され、この
フレーム30には溝部11が設けられている。この溝部11に
第7図に示す柔軟樹脂12の端部が挿入され、このフレー
ム30の外側表面31に柔軟樹脂12が接着されることによ
り、蓋部3の外観が形成される。
第9図はこれら樹脂部材12、13の拡大断面を示す図で、
樹脂部材12、13の外側(収納部2や蓋部3に接着される
側とは反対側)の表面には、90で示すように着色された
表皮部分が設けられており、ケース1の見栄えを良くす
る役目を果している。
以上述べたようにこの実施例によれば、ケース本体を硬
質樹脂で一体に成型し、かつケース本体の外部に柔軟樹
脂を接着して形成できるため、組立が簡単で、ハードケ
ースとしての強度を保つとともに、外観上はソフトケー
スのようなやわらかい感触を与えることができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、ケース本体を硬質
樹脂で一体に成型し、かつケース本体の外部に柔軟樹脂
を接着して形成できるため、組立が簡単で、ハードケー
スとしての強度を保つとともに、外観上はソフトケース
のようなやわらかい感触を与えることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のビデオカメラ収納ケース収納
部と蓋部を開いた状態を示す図、 第2図は収納部と蓋部が閉じた状態を示すケースの上面
図、 第3図はケースの側面図、 第4図は収納部の断面図、 第5図は蓋部の側面図、 第6図は蓋部の断面図、 第7図(a)(b)(c)は蓋部の外側に接着される樹
脂部材を示す図で、第7図(a)は樹脂部材の側面図、
第7図(b)は平面図、第7図(c)は側断面図、 第8図(a),(b),(c)は収納部の外側に接着さ
れる樹脂部材を示す図で、第8図(a)は樹脂部材の側
面図、第8図(b)は平面図、第8図(c)は側断面
図、そして、 第9図は柔軟樹脂部材の拡大断面を示す図である。 図中、1……ケース、2……収納部、3……蓋部、4…
…ベルクロ付リボン、5……ゴンドラ、6……係止爪、
7……ロツク部、8……ヒンジ部、9……摺動部、10,1
1……溝部、12……柔軟樹脂部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒンジ(8)を含めて一体成型された硬質
    樹脂からなる本体(2)及び蓋体(3)のフレーム(2
    0,30)と、 前記本体(2)及び蓋体(3)のフレーム(20,30)の
    それぞれの外周縁部に設けられた溝部(10,11)と、 前記本体及び蓋体のフレームのそれぞれの外面の形状に
    合わせて成型され、その外側表面に着色された表皮部分
    (90)を有する軟質樹脂部材(12,13)とを有し、 前記本体及び蓋体のフレームの前記溝部(10,11)のそ
    れぞれに、対応する前記軟質樹脂部材の端部を挿入し、
    前記本体及び蓋体のフレームの各外面に前記軟質樹脂部
    材の前記表皮部分を外側に向けて接着して形成したこと
    を特徴とするケース。
JP1988109564U 1988-08-23 1988-08-23 ケ ー ス Expired - Lifetime JPH0637724Y2 (ja)

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JP1988109564U JPH0637724Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 ケ ー ス

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JP1988109564U JPH0637724Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 ケ ー ス

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JPH0231511U JPH0231511U (ja) 1990-02-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242427U (ja) * 1985-09-03 1987-03-13
JPS6242428U (ja) * 1985-09-03 1987-03-13

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JPH0231511U (ja) 1990-02-28

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