JPS6341492Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6341492Y2
JPS6341492Y2 JP1982055095U JP5509582U JPS6341492Y2 JP S6341492 Y2 JPS6341492 Y2 JP S6341492Y2 JP 1982055095 U JP1982055095 U JP 1982055095U JP 5509582 U JP5509582 U JP 5509582U JP S6341492 Y2 JPS6341492 Y2 JP S6341492Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
handle
handle body
edge
handhold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982055095U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58156965U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5509582U priority Critical patent/JPS58156965U/ja
Publication of JPS58156965U publication Critical patent/JPS58156965U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6341492Y2 publication Critical patent/JPS6341492Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、前面側の縁が弧状に面取りされた扉
の縁部に取り付けられる把手に関するものであ
る。
[従来の技術] 上下に回動させて開かれる扉の把手では、低い
位置の扉(例えば、流しやカウンターの下のベー
スキヤビネツトの扉)と、高い位置の扉(例え
ば、袋戸棚やカウンターの上のキヤビネツトの
扉)とでは、第2図のように取り付けられる位置
は異なるので、上下逆勝手になる。
従来の把手は、第1図に示すように、中空箱状
の把手本体2′の前面にあけられた手挿入用の開
口3′の弧状面部4′の縁にのみ手掛かり部5′が
設けられたものであり、この把手A′が第2図に
示すように上の扉1′と下の扉1′とで共用されて
いた。この場合、下の扉1′であれば第1図bの
ように扉1′の上部に把手A′が取り付けられ、使
用者は手の平を上に向けて上方から手を把手
A′に引つ掛けるので問題はない。上の扉1′で
は、第2図aのように扉1′の下部に把手A′が取
り付けられており、使用者は手の平を下に向けて
把手A′を手に引つ掛けねばならない。ところが、
成人の使用者であれば、床より1500mm程度までは
手の平を上に向けて使うのが一般的であつて使用
し易い。しかし、この従来の把手A′では、手掛
かり部5′が手挿入用の開口3′の一方の開口縁に
しかないので、上述のように場合により、使用者
によつては使用に不便を生じるという欠点があつ
た。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであ
つて、使用者の身長や把手の取り付けられている
位置等に応じて自然な方向に手の平を向けて扉を
開くことができ、上の扉と下の扉とに共用しても
使用上の不都合を生じさせないようにした把手を
提供するものである。
[課題を解決するための手段] [実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。本考案は、前面側の縁が弧状に形成された扉
1の縁部に取り付けられる合成樹脂製の把手であ
つて、中空箱状の把手本体2の前面部に手挿入用
の開口3を設け、把手本体2の外縁部から手挿入
用の開口3に向けて弧状面部4が形成されて弧状
面部4の開口縁に第1手掛かり部5を設け、第1
手掛かり部5に対向させて手挿入用の開口3の開
口縁に第2手掛かり部6を設け、把手本体2の背
面部に第1手掛かり部5と第2手掛かり部6にそ
れぞれ対向して型抜き用の開口7を穿孔し、該開
口7の横方向であつて前面部の手挿入用の開口3
より幅狭の帯状横片10を把手本体2と一体に形
成し、型抜き用の開口7を裏板8にて閉塞して成
る把手に係るものである。把手本体2は、合成樹
脂材の射出成形により製造されるものである。中
空箱状の把手本体2の前面部には手挿入用の開口
3や弧状面部4、第1、第2手掛かり部5,6が
あり、背面部からは両側へ向けて取付用フランジ
9が延出されている。また、把手本体2の背面部
上下には弧状面部4及び第1手掛かり部5、第2
手掛かり部6に対向して型抜き用の開口7があけ
られており、背面部中央には手挿入用の開口3に
対向して帯状横片10が該開口3の上下の幅より
狭く把手本体2に一体に形成され、把手本体2の
背面の略全面には浅い凹所11が凹設されてい
る。
把手本体2は中空箱状であるが、型抜き用の開
口7があけられているので、第9図に示すように
簡単な構造の金型12,13により成形すること
ができるのである。8は見映えの悪い型抜き用の
開口7を隠すための裏板である。把手本体2は扉
1に設けられた切欠部14内に嵌め込まれ、凹所
11内に裏板8を嵌めて型抜き用の開口7を閉
じ、裏板8と共に把手本体2に扉1をねじ止めす
るのである。これにより、裏板8で型抜き用の開
口7を閉じると共に、把手Aの背面を面一として
背面側の外観も向上することができるものであ
る。そして、このものにあつて、扉1の縁に取り
付けられた場合、第3図a,bに示すように、手
の平をいずれの方向へ向けても第1手掛かり部5
または第2手掛かり部6に手の平を掛けることが
できるのである。
第10図に示すものは本考案の他例であり合成
樹脂材の射出成形により製造されるものである
が、形状を単純化して背面の凹所11をなくした
ものである。従つて、着色された裏板8は第11
図に示すように把手本体2内の帯状横片10の前
に納入されて型抜き用の開口7を隠すようにな
る。
尚、裏板8は把手本体2と同材質のものに限ら
ず、紙などの安価なものであつても良く、裏板8
は帯状横片10に接着しても良い。
[考案の効果] 本考案は上述のように、前面側の縁が弧状に形
成された扉の縁部に取り付けられる合成樹脂製の
把手であつて、中空箱状の把手本体の前面部に手
挿入用の開口を設け、把手本体の外縁部から手挿
入用の開口に向けて弧状面部が形成されて弧状面
部の開口縁に第1手掛かり部を設け、第1手掛か
り部に対向させて手挿入用の開口の開口縁に第2
手掛かり部を設けているものであるから、扉の位
置(上方あるいは下方)にかかわらず手の平を上
方あるいは下方のいずれに向けても扉を開閉で
き、従つて、上の扉と下の扉とに共用しても何ら
使用上の支障がないという効果を奏するものであ
る。また、把手本体の背面部に第1手掛かり部と
第2手掛かり部にそれぞれ対向して型抜き用の開
口を穿孔し、この型抜き用の開口の横方向であつ
て前面部の手挿入用の開口より幅狭の帯状横片を
把手本体と一体に形成し、型抜き用の開口を裏板
にて閉塞するようにしているから、把手本体の前
面部に第1手掛かり部と第2手掛かり部とを対向
させて設けるようにしたにもかかわらず、第1手
掛かり部と第2手掛かり部とを成形する金型のコ
ア部を型抜き用の開口から抜いて簡単な構造の金
型を用いて把手本体を合成樹脂材で形成すること
ができるものであり、しかも、成形のために形成
される型抜き用の開口を隠す裏板によつて、把手
本体の奥部の化粧を行なうこともできるという効
果を奏するものである。更に、型抜き用の開口の
横方向であつて前面部の手挿入用の開口より幅狭
の帯状横片を把手本体と一体に形成していること
で、把手本体の前面部と背面部とに夫々開口を形
成していても、型抜き用の開口の横方向に帯状横
片により型抜き用の開口を比較的大きく形成して
いても、把手本体の強度を保つことができ、しか
も、型抜き用の開口を裏板により閉塞する場合に
もこの帯状横片を利用して、例えば、裏板を帯状
横片に接着等により配設することができて、裏板
を配設するのに別途他の部材を必要としない効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図a,bは同上
の使用状態説明図、第3図a,bは本考案の一実
施例の使用状態説明図、第4図は本考案の一実施
例を示す分解斜視図、第5図及び第6図は同上の
把手本体の正面図及び背面図、第7図及び第8図
は裏板を取り付けた状態における第5図のX−X
断面図及びY−Y断面図、第9図は同上の把手本
体を成形するための金型の一例を示す断面図、第
10図は本考案の他の実施例を示す背面図、第1
1図は第10図のZ−Z断面図である。 1は扉、2は把手本体、3は手挿入用の開口、
4は弧状面部、5は第1手掛かり部、6は第2手
掛かり部、7は型抜き用の開口、8は裏板、10
は帯状横片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面側の縁が弧状に形成された扉の縁部に取り
    付けられる合成樹脂製の把手であつて、中空箱状
    の把手本体の前面部に手挿入用の開口を設け、把
    手本体の外縁部から手挿入用の開口に向けて弧状
    面部が形成されて弧状面部の開口縁に第1手掛か
    り部を設け、第1手掛かり部に対向させて手挿入
    用の開口の開口縁に第2手掛かり部を設け、把手
    本体の背面部に第1手掛かり部と第2手掛かり部
    にそれぞれ対向して型抜き用の開口を穿孔し、こ
    の型抜き用の開口の横方向であつて前面部の手挿
    入用の開口より幅狭の帯状横片を把手本体と一体
    に形成し、型抜き用の開口を裏板にて閉塞して成
    る把手。
JP5509582U 1982-04-15 1982-04-15 把手 Granted JPS58156965U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5509582U JPS58156965U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 把手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5509582U JPS58156965U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 把手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58156965U JPS58156965U (ja) 1983-10-20
JPS6341492Y2 true JPS6341492Y2 (ja) 1988-10-31

Family

ID=30065697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5509582U Granted JPS58156965U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 把手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58156965U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031562A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Tokai Rika Co Ltd キー装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555673U (ja) * 1978-06-29 1980-01-14
JPS5732467B2 (ja) * 1975-08-11 1982-07-10

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53116316U (ja) * 1977-02-23 1978-09-16
JPS6011250Y2 (ja) * 1980-07-31 1985-04-15 松下電工株式会社 扉の把手

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5732467B2 (ja) * 1975-08-11 1982-07-10
JPS555673U (ja) * 1978-06-29 1980-01-14

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031562A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Tokai Rika Co Ltd キー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58156965U (ja) 1983-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6341492Y2 (ja)
USD425392S (en) Door handle
JP2003164345A (ja) 引出し前板構造
JPH0451622Y2 (ja)
USD405510S (en) Shower escutcheon and handle
USD410334S (en) Molded fisherman's box with access opening
JPH047785Y2 (ja)
USD372416S (en) Window lock
JP2534796Y2 (ja) 化粧鏡
JPS6313729Y2 (ja)
USD448068S1 (en) Shower escutcheon with handle
JPS5822597Y2 (ja) 引手
JPH0542758Y2 (ja)
JPH0330525Y2 (ja)
JPH0444767Y2 (ja)
JPH11197046A (ja) 壁掛式石けん容器
JPH01154263U (ja)
JPH0716349Y2 (ja) 引 手
JPH0729856Y2 (ja) 提 手
JPH0384050U (ja)
JPH0630821A (ja) 小物入れ
JPS6385136U (ja)
JPH0434989U (ja)
JPH0364517U (ja)
JPS63106909U (ja)