JPH0630821A - 小物入れ - Google Patents

小物入れ

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JPH0630821A
JPH0630821A JP18825092A JP18825092A JPH0630821A JP H0630821 A JPH0630821 A JP H0630821A JP 18825092 A JP18825092 A JP 18825092A JP 18825092 A JP18825092 A JP 18825092A JP H0630821 A JPH0630821 A JP H0630821A
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JP
Japan
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mounting base
lid
opening
groove
engaging
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JP18825092A
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JP2636117B2 (ja
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Katsuaki Tateishi
立石勝章
Yasuhiko Ikeda
池田靖彦
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Kokuyo Co Ltd
Nifco Inc
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Kokuyo Co Ltd
Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外観を向上させ、盗難を防止する。 【構成】上半部に取付部11を有し下半部に開口部12
を有する取付基体1と、底壁21及び側壁22の内面を
前記開口部12の内周に連続させて取付基体1の前面か
ら一体に突出させた上方に開口する受皿2と、前記取付
基体1の前面に装着した蓋3とを具備してなる小物入れ
であって、前記受皿2の上縁23内側部分に対応する取
付基体1の開口部12内周に該取付基体1の前面から背
面にまで連続する溝14を設けるとともに、前記蓋3に
この溝14に係合する突起32を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッカーの扉内面等に
装着して使用される小物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の小物入れとして、取付基
体の前面に受皿を突設してなるものが知られている。し
かして、このものは取付基体の四隅部等にボルト挿通孔
が設けてあり、その取付基体をボルトを用いてロッカー
の扉内面等に止着するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、単にこれだ
けのものでは、ボルトが使用者の視認可能な位置に露出
するため外観に難点があり、また、取り外して持ち去ら
れる例も少なくない。
【0004】また、このような構成のものは、取付基体
には前後方向のボルト挿通孔等が存在する一方、受皿は
上方に開口する形状のものであるため、その取付基体と
受皿とを簡単な金型を用いて一体成形するのが困難であ
り、特に、受皿の上縁を滑らかな面とり形状にするのが
難しいという問題がある。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る小物入れは、上半部に取付
部を有し下半部に開口部を有する取付基体と、底壁及び
側壁の内面を前記開口部の内周に連続させて取付基体の
前面から一体に突出させた上方に開口する受皿と、前記
取付基体の前面に装着した蓋とを具備してなる小物入れ
であって、前記受皿の上縁内側部分に対応する取付基体
の開口部内周に該取付基体の前面から背面にまで連続す
る溝を設けるとともに、前記蓋にこの溝に係合する突起
を設けたことを特徴とする。
【0007】蓋を容易に取付基体に装着するためには、
取付基体の取付部と蓋の内面との間に、取付基体に対す
る蓋の後方への押付動作により係合する爪係合部を設け
るとよい。そして、このような蓋としては、取付基体の
取付部と開口部とを覆い隠す形状をなしているものが好
ましく、受皿内の物品を取り出し易くするために、蓋の
下端部を前方に傾斜させ受皿の底壁内面に連続させてい
るほうがよい。さらに、蓋の剛性を高めるためには、蓋
の内面に前記開口部内に延出する突起を設け、この突起
の先端面の位置を取付基体の後端面と略面一となる位置
に設定するのが好ましい。
【0008】
【作用】このような構成のものであれば、取付基体の前
面を蓋により隠蔽することができるため、ボルト等を隠
して外観を良好なものにすることができるだけでなく、
この蓋をはめごろし構造にしておけば、取り外して持ち
去られるのを防止することもできる。しかも、このもの
は取付基体の受皿に対応する部位に開口部を有している
ため、該取付基体の背面及び受皿の内面を成形する背面
側の金型と、取付基体の前面及び受皿の外面を形成する
正面側の金型のみを用いて該取付基体と受皿とを一体成
形することができ、両金型の開閉方向と交差する方向に
作動する補助金型を一切不要にすることが可能となる。
その上、受皿の上縁内側部分に対応する取付基体の開口
部内周には該取付基体の前面から背面にまで連続する溝
が設けてあるため、その受皿の上縁内側部分を前記背面
側の金型により任意の面取り形状に成形することが可能
となる。また、蓋には前記溝に係合する突起が設けてあ
るため、その突起を受皿の側壁上縁に載置した上で、そ
の突起を前記側壁に対して摺動させつつ蓋を取付基体方
向に接近させることができ、その突起が前記溝に係合し
た位置で該蓋を取付基体に位置決め装着することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜5を参照
して説明する。
【0010】図1に示す小物入れは、例えば硬質合成樹
脂で形成されるもので、取付基体1と、この取付基体1
に一体に成形される受皿2と、取付基体1の前面に装着
される蓋3とからなる。
【0011】取付基体1は、上半部に取付部11を有
し、その下に位置する下半部に開口部12を有してい
る。この取付基体1は、側面視略台形の枠体形状をして
おり、開口部12の前方に突出する受皿2と一体成形さ
れる。取付部11は、取付基体1の後端面13と略面一
となる平板で形成され、前面側に図示しないリブを備え
ており、取付の際にボルトが挿通される挿通孔11aが
2か所に穿設されているとともに、蓋3の内面3aに立
設された弾性変形可能な係合爪31が係止される係合孔
11bが穿設されている。係合孔11bの内側には、係
合孔11bの前上縁から後下方に傾斜する弾性変形可能
な係合舌11cが設けられており、その先端部分が蓋3
の係合爪31に係合するようになっている。取付部11
の係合孔11bと蓋3の係合爪31とで爪係合部4が形
成されている。この取付部11の下方には、受皿2に連
通する開口部12が形成されており、その開口部12の
上縁の両側には、開口部12と同じ奥行き長さを有する
溝14が形成されている。
【0012】受皿2は、その底壁21及び側壁22の内
面が開口部12の内周に連続して取付基体1の前面に突
出する形で一体に形成されており、上方に開口してい
る。すなわち、図に示すように、受皿2の底壁21と側
壁22との内面は、取付基体1の開口部12を形成して
いる枠部分12aの内周面を延長した位置に形成されて
いる。この場合、前記した溝14の底壁14aは、この
受皿2の側壁22の上縁22aの内側部分に連続するこ
とになる。つまり、側壁22の上縁22aの幅の約1/
2が溝14の幅寸法となっている。そして、この溝14
の開口部12に連続する肩部分14b及びその延長線上
となる上縁22aの内側肩部分は、面取りされて曲面形
状をしている。
【0013】このような形状の取付基体1と受皿2と
は、前後2個の金型により成形することができる。すな
わち、正面の形状に関係する金型K1は、取付基体1の
前面及び受皿2の外面側を成形するもので、受皿2にお
いてはその上縁23外側部分から側壁22及び底壁21
の外面側を成形する。また、背面の形状に関係する金型
K2は、取付基体1の背面及び受皿2の内面を成形す
る。この背面側の金型K2にあっては、前記溝14を形
成するための型が形成してあり、これを受皿2の上縁2
3に対応する位置まで延長することにより、受皿2の側
壁22の上縁22a内側部分を任意の面取り形状に成形
している。
【0014】蓋3は、取付基体1の取付部11と開口部
12とを覆い隠す大きさをしており、その左右の縁部分
の溝14に対応する位置には、溝14に係合する係合突
起32が設けられるとともに、その背面には楔後端に段
部31aを有する係合爪31と補強用突起33とが立設
されている。つまり、蓋3の幅は、受皿2の幅方向の内
法より若干小さく、係合突起32は、受皿2の側壁22
の厚さの約1/2の長さを有している。補強用突起33
は、蓋3の下半部分に取付基体1の開口部12内に延出
するように設けられており、その先端面が、蓋3が取付
基体1に装着された際に、取付基体1の後端面13と略
面一となるように設定されている。また蓋3の前面の下
端部34は前方に傾斜しており、これによって装着され
た際には蓋3の前面が受皿2の底壁21内面に連続する
ように設定されている。
【0015】このような構成において、例えばロッカー
の扉内面に取り付ける場合、まず取付基体1を、扉の取
付位置に密着させ、2か所のそれぞれの挿通孔11aに
ボルトを挿通して、扉に取り付ける。次に、蓋3を、そ
の係合突起32が受皿2の上縁22aにのるようにして
受皿2内に位置させる。そして、その状態から、蓋3を
取付基体1に向かって移動させる。この場合、蓋3はそ
の係合突起32のために、受皿2の上縁22aに沿って
摺動可能に保たれているので、上縁22aを移動の際の
案内面として容易に移動させることができる。このよう
にして取付基体1の前面に接触する位置まで移動させる
と、係合突起32により取付基体1に対する蓋3の上下
方向の位置決めができているので、接触位置からさらに
取付基体1方向に押し込むと、係合突起32が溝14内
に収まるとともに、それぞれの係合爪31が取付部11
の係合孔11bに嵌入することとなり、係合爪31が係
合孔11b内の係合舌11cに係合して蓋3が固定され
る。係合爪31と係合舌11cとは、係合舌11cが下
向きに傾斜しており、その先端に係合爪31が係合する
構造であるので、係合の後蓋3を前方向に引っ張っても
係合が解けないはめごろし構造となる。
【0016】このように、受皿2を形成するために補助
の金型を用いることなく、正面側及び背面側の2個の金
型により成形できるので、製造コストを低減することが
できる。また、取り付けられた取付基体1の取付部11
及び開口部12は、蓋3により完全に隠蔽されるので、
取付のためのボルトなどを隠して外観を良好にすること
ができる。さらに、はめごろし構造を採用しているの
で、取付後蓋3を破壊しない以上取り去ることができ
ず、盗難を防止することができる。くわえて、蓋3の下
半部の背面には、取付基体1の後端面13と略面一とな
る先端を有する補強用突起33が立設されているので、
蓋3の下半部を受皿2内の物品を取り出す際に押して
も、後方に凹むことがなく、また蓋3の下端部34が傾
斜しているので、受皿2内の物品の取りだしを容易にし
ている。
【0017】なお、本発明は以上説明した実施例に限定
されるものではない。
【0018】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、蓋に
設けられた突起により、受皿の上縁を摺動させることに
よって蓋を取付基体の蓋取付部分に容易に案内すること
ができ、その蓋によって取付基体の取付部を隠蔽して外
観を向上させるとともに、容易に取り外せないようにす
ることができる。また、取付基体に開口部と溝とを設け
ることにより、金型の設計を容易にすることができると
ともに、受皿の上縁内側部分を任意に面取りすることが
でき、受皿内の物品を取り出す際の引っ掛かりをなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の背面構造を示す斜視図。
【図3】同実施例の蓋の斜視図。
【図4】図2のA−A線に沿った断面斜視図。
【図5】図2のB−B線に沿った断面斜視図。
【符号の説明】
1…取付基体 2…受皿 3…蓋 4…爪係合部 11…取付部 12…開口部 13…後端面 21…底壁 22…側壁 22a…上縁 23…上縁 32…係合突起 33…補強用突起 34…蓋の下端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上半部に取付部を有し下半部に開口部を有
    する取付基体と、底壁及び側壁の内面を前記開口部の内
    周に連続させて取付基体の前面から一体に突出させた上
    方に開口する受皿と、前記取付基体の前面に装着した蓋
    とを具備してなる小物入れであって、前記受皿の上縁内
    側部分に対応する取付基体の開口部内周に該取付基体の
    前面から背面にまで連続する溝を設けるとともに、前記
    蓋にこの溝に係合する突起を設けたことを特徴とする小
    物入れ。
  2. 【請求項2】取付基体の取付部と蓋の内面との間に、取
    付基体に対する蓋の後方への押付動作により係合する爪
    係合部を設けていることを特徴とする請求項1記載の小
    物入れ。
  3. 【請求項3】蓋が取付基体の取付部と開口部とを覆い隠
    す形状をなしていることを特徴とする請求項1または2
    記載の小物入れ。
  4. 【請求項4】蓋の下端部を前方に傾斜させ受皿の底壁内
    面に連続させていることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の小物入れ。
  5. 【請求項5】蓋の内面に前記開口部内に延出する突起を
    設け、この突起の先端面の位置を取付基体の後端面と略
    面一となる位置に設定していることを特徴とする請求項
    3記載の小物入れ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7360849B2 (en) * 2000-03-06 2008-04-22 Richard Warren Atkinson Lava-brick

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7360849B2 (en) * 2000-03-06 2008-04-22 Richard Warren Atkinson Lava-brick

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