JPH0645046Y2 - 合成樹脂製の基体への金属板の取り付け構造 - Google Patents

合成樹脂製の基体への金属板の取り付け構造

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JPH0645046Y2
JPH0645046Y2 JP4840689U JP4840689U JPH0645046Y2 JP H0645046 Y2 JPH0645046 Y2 JP H0645046Y2 JP 4840689 U JP4840689 U JP 4840689U JP 4840689 U JP4840689 U JP 4840689U JP H0645046 Y2 JPH0645046 Y2 JP H0645046Y2
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metal plate
synthetic resin
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fitted
hole
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JP4840689U
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三男 寺園
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、合成樹脂製の基体から金属板が一部突出する
ように取り付けるための技術に関する。
[従来の技術] 従来、合成樹脂製の基体から金属板が一部突出するよう
に取り付けるにあたっては、合成樹脂製の基体を成形す
る際に金属板の一部を合成樹脂中に埋設するいわゆる
「インサート成形」により形成していた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記したようなインサート成形により形成す
るものにあっては、金型により合成樹脂製の基体を成形
する際に金属板をセットしなければならず、成形が複雑
で、製造コストがかかるという問題があった。
本考案は上記した従来の問題点に鑑みて考案したもので
あって、その目的とするところは、インサート成形する
ことなく合成樹脂製の基体から金属板の一部が突出する
ようにでき、しかも取り付けが確実にでき、さらに合成
樹脂製の基体の金属板を差し込むための貫通孔の差し込
み口である幅広孔部の開口部分に金属板が露出せず、合
成樹脂で覆われて外観が良くなる合成樹脂製の基体への
金属板の取り付け構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の合成樹脂製の基体への金属板の取り付け構造
は、縦片Aの後部に縦片Aよりも横幅の長い横片Bを両
側に突出するように設けて略T字状の金属板Cを形成
し、断面コ字状の合成樹脂製の被嵌部材Dで金属板の横
片Bを被嵌するとともに横片Bの後端面を被嵌部材Dの
後底片Eにより被覆し、合成樹脂製の基体Fに貫通孔G
を設け、この貫通孔Gの片側半部を縦片Aの断面形状に
等しい形状の幅狭孔部Hとするとともに貫通孔Gの他の
片側半部を横片Bを被嵌した被嵌部材Dを嵌め込むため
の幅広孔部Iとし、縦片Aの前部を貫通孔Gから突出さ
せるように縦片Aの後部を幅狭孔部Hに圧入するととも
に横片Bを被嵌した合成樹脂製の被嵌部材Dを幅広孔部
Iに圧入して成るものであって、このような構成を採用
することで上記した本考案の目的を達成したものであ
る。
[作用] しかして、略T字状の金属板Cを合成樹脂製の基体Fに
設けた貫通孔Gの幅広孔部Iから挿入して金属板Cの縦
片Aの後部を貫通孔Gの幅狭孔部Hに圧入するとともに
縦片Aの前部を基体Fから突出させ、横片Bとともに横
片Bを被嵌している被嵌部材Dを幅広孔部Iに圧入する
ことで金属板Cを合成樹脂製の基体Fに取り付けるもの
であり、横幅の長い横片Bの存在により縦片Aの突出部
分に引き抜き力が加わっても基体Fから金属板Cが抜け
ないようになっており、また、縦片Aが幅狭孔部Hに圧
入し、横片Bを被嵌している被嵌部材Dが幅広孔部Iに
圧入することで、合成樹脂製の基体Fに金属板Cが確実
に取り付けられることになり、更に、幅広孔部Iの開口
部分が合成樹脂製の被嵌部材Dの後底片Eにより覆われ
て、この部分においてストッパの役目をする金属板Cの
横片Bが露出しないようになった。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
金属板Cは縦片Aの後部に縦片Aよりも横幅の長い横片
Bを両側に突出するように設けて略T字状に形成してあ
る。この略T字状の金属板Cの横片Bには合成樹脂製の
被嵌部材Dが被嵌してある。この場合、被嵌部材Dは横
片Bに縦片Aと反対側方向から被嵌するものであって、
略コ字状の被嵌部材Dの後底片Iにより横片Bの縦片A
と反対側の後端面を覆うようになっている。ここで、コ
字状の被嵌部材Dの両側片Jまたは片方の側片Jの前端
両側に3図、第4図に示すように引っ掛かり用突部Kを
設け、被嵌部材Dを横片Bに被嵌した際に引っ掛かり用
突部Kが横片Bの前端に引っ掛かかるようにしてもよ
い。このようにすると、横片Bに被嵌部材Dを被嵌した
状態で幅広孔部Iに嵌めこむと被嵌部材Dの側片Jが幅
広孔部Iの内壁に圧接して側片J間が広がらず、したが
って引っ掛かり用突部Kの係止が抜けないようになって
いる。また、縦片Aの前部と後部との境界部分の側縁に
は第2図に示すように引っ掛かり用係止部Lを設け、こ
の引っ掛かり用係止部Lを幅狭孔部Hに口縁の外側部分
に係止するものである。この場合、縦片Aを幅狭孔部H
に圧入して縦片Aの前部を幅狭孔部Hから外方に突出さ
せるに当たり、縦片Aの前部を幅狭孔部Hを通過させる
際に無理嵌めして通過させ、引っ掛かり用係止部Lが通
過して幅狭孔部Hの口縁に係止することで外力が加わっ
ても金属板Cが基体Fから抜けないようになっている。
上記のように合成樹脂製の基体Fに金属板Cを取り付け
て金属板Cの縦片Aの前部を基体Fから突出させたもの
は、例えば第6図に示すような折り畳み自在な間仕切り
装置のロック操作用のつまみ5として利用される。
第5図には間仕切り装置の全体斜視図が示してあり、複
数枚のパネル2がヒンジ体1を介して折り畳み自在に連
結してある。ヒンジ体1部分は第6図に示すようになっ
ている。すなわち、ヒンジ体1の下部内に固着した落と
し棒ケース13内には落とし棒4が上下移動自在に挿入し
てあり、この落とし棒4はスチールテープ21の下部に取
り付けてある。スチールテープ21の上部の孔33がヒンジ
体1の縦長孔28に上下にスライド自在にはめ込んである
スライド基台29の突部31にはめ込んであって、係止具36
により取り付けてある。スライド基台29がヒンジ体1の
表面側に位置しており、スライド基台29に設けたはめ込
み孔42にヒンジ体1の裏面側からつまみ5の縦片Aを差
し込み、スライド基台29に取り付ける表面側つまみ5′
をねじ43で取り付ける際にこのねじ43で同時に縦片Aを
スライド基台29に固着するようにしてある。そして、間
仕切り装置の表面側においてはつまみ5′を操作し、裏
面側においてはつまみ5の合成樹脂製の基体Fを操作し
て落とし棒4を上下させ、間仕切り装置を閉じた状態で
ヒンジ体1の下方から落とし棒4を突出させて下レール
3にはめ込んでロックするようにしている。
上記実施例では本考案のものをロック装置のつまみ5と
した実施例につき説明したが、合成樹脂製の基体Fから
金属板Cが突出するような構成のものであれば他のもの
であってもよいのはもちろんである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように断面コ字状の合成樹脂
製の被嵌部材で略T字状の金属板の横片を被嵌するとと
もに横片の後端面を被嵌部材の後底片により被嵌し、略
T字状の金属板の縦片の前部を合成樹脂製の基体に設け
た貫通孔から突出させるように縦片の後部を幅狭孔部に
圧入するとともに横片を被嵌した合成樹脂製の被嵌部材
を幅広孔部に圧入してあるので、横幅の長い横片により
縦片の突出部分に引き抜き力が加わっても基体から金属
板が抜けないようになっており、また、縦片が幅狭孔部
に圧入し、横片を被嵌している被嵌部材が幅広孔部に圧
入して、合成樹脂製の基体に金属板が確実に取り付けら
れるものであって、これらの理由により従来のようにイ
ンサート成形することなく、合成樹脂の基体に金属板が
一部を突出するようにして取り付けられるものである。
更に、幅広孔部の開口部分が合成樹脂製の被嵌部材の後
底片により覆われて、この部分においてストッパの役目
をする金属製の横片が露出せず外観上好ましいものであ
る。また、金属板の縦片の長さ等の異なるものと簡単に
交換できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)(d)(e)は本考案の平面
図、正面図、側面図、正面断面図及び平断面図、第2図
(a)(b)は同上の金属板の平面図及び正面図、第3
図(a)(b)は同上の被嵌部材の正面図及び平面図、
第4図は被嵌部材の他の実施例の平面図、第5図は同上
の一使用例を示す間仕切り装置の斜視図、第6図は同上
のヒンジ体部分におけるロック機構の分解斜視図であっ
て、Aは縦片、Bは横片、Cは金属板、Dは被嵌部材、
Eは後部片、Fは基体、Gは貫通孔、Hは幅狭孔部、I
は幅広孔部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦片の後部に縦片よりも横幅の長い横片を
    両側に突出するように設けて略T字状の金属板を形成
    し、断面コ字状の合成樹脂製の被嵌部材で金属板の横片
    を被嵌するとともに横片の後端面を被嵌部材の後底片に
    より被覆し、合成樹脂製の基体に貫通孔を設け、この貫
    通孔の片側半部を縦片の断面形状に等しい形状の幅狭孔
    部とするとともに貫通孔の他の片側半部を横片を被嵌し
    た被嵌部材を嵌め込むための幅広孔部とし、縦片の前部
    を貫通孔から突出させるように縦片の後部を幅狭孔部に
    圧入するとともに横片を被嵌した合成樹脂製の被嵌部材
    を幅広孔部に圧入して成る合成樹脂製の基体への金属板
    の取り付け構造。
JP4840689U 1989-04-25 1989-04-25 合成樹脂製の基体への金属板の取り付け構造 Expired - Lifetime JPH0645046Y2 (ja)

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JPH02138210U JPH02138210U (ja) 1990-11-19
JPH0645046Y2 true JPH0645046Y2 (ja) 1994-11-16

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