JPH07149676A - α−オレフイン低重合体の製造方法 - Google Patents

α−オレフイン低重合体の製造方法

Info

Publication number
JPH07149676A
JPH07149676A JP5329670A JP32967093A JPH07149676A JP H07149676 A JPH07149676 A JP H07149676A JP 5329670 A JP5329670 A JP 5329670A JP 32967093 A JP32967093 A JP 32967093A JP H07149676 A JPH07149676 A JP H07149676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chromium
compound
olefin
polymer
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5329670A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichiro Kawashima
理一郎 川島
Hirofumi Nakamura
宏文 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP5329670A priority Critical patent/JPH07149676A/ja
Publication of JPH07149676A publication Critical patent/JPH07149676A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高収率かつ高選択率で1−ヘキセン等のα−オ
レフイン低重合体を製造することが出来、特に、反応
器、蒸留塔など附帯設備および配管などに対する副生ポ
リマーの付着を防止した工業的有利なα−オレフイン低
重合体の製造方法を提供する。 【構成】クロム系触媒を使用したα−オレフイン低重合
体の製造方法において、クロム系触媒として、少なくと
も、クロム化合物とアミン又は金属アミドとアルキルア
ルミニウム化合物の組み合わせから成る触媒系を使用
し、溶媒中でα−オレフインの低重合を行うに際し、触
媒成分に不活性な帯電防止剤を反応液中に存在させるこ
とを特徴とするα−オレフイン低重合体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α−オレフイン低重合
体の製造方法に関するものであり、詳しくは、反応器、
蒸留塔など附帯設備および配管などに対する副生ポリマ
ーの付着を防止したα−オレフイン低重合体の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、エチレン等のα−オレフイン
の低重合方法として、特定のクロム化合物と特定の有機
アルミニウム化合物の組み合せから成るクロム系触媒を
使用する方法が知られている。例えば、特公昭43−1
8707号公報には、一般式MXn で表され、クロムを
含むVIA族の遷移金属化合物(M)とポリヒドロカル
ビルアルミニウムオキシド(X)から成る触媒系によ
り、エチレンから1−ヘキセンを得る方法が記載されて
いる。
【0003】また、特開平3−128904号公報に
は、クロム−ピロリル結合を有するクロム含有化合物と
金属アルキル又はルイス酸とを予め反応させて得られた
触媒を使用してα−オレフインを三量化する方法が記載
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
43−18707号公報に記載された方法では、1−ヘ
キセンと同時に副生するポリエチレンの量が多く、ポリ
エチレンの副生量を少なくした条件では、触媒活性が低
下するという問題がある。また、特開平3−12890
4号公報に記載された方法では、ポリエチレン等の副生
ポリマーは少ないが、触媒活性が十分でないという問題
がある。また、工業的な実施においては、反応器、蒸留
塔など附帯設備および配管などに対する副生ポリマーの
付着を防止を図ることも重要である。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みなされたもので
あり、その目的は、高収率かつ高選択率で1−ヘキセン
等のα−オレフイン低重合体を製造することが出来、特
に、反応器、蒸留塔など附帯設備および配管などに対す
る副生ポリマーの付着を防止した工業的有利なα−オレ
フイン低重合体の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、特定のクロム系
触媒と溶媒を使用し、触媒成分に不活性な帯電防止剤を
反応液中に存在させることにより、上記の目的を容易に
達成し得るとの知見を得た。
【0007】本発明は、上記の知見を基に完成されたも
のであり、その要旨は、クロム系触媒を使用したα−オ
レフイン低重合体の製造方法において、クロム系触媒と
して、少なくとも、クロム化合物とアミン又は金属アミ
ドとアルキルアルミニウム化合物の組み合わせから成る
触媒系を使用し、溶媒中でα−オレフインの低重合を行
うに際し、触媒成分に不活性な帯電防止剤を反応液中に
存在させることを特徴とするα−オレフイン低重合体の
製造方法に存する。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいては、高収率かつ高選択率でα−オレフイン低重合
体を製造するため、クロム系触媒として、少なくとも、
クロム化合物とアミン又は金属アミドとアルキルアルミ
ニウム化合物の組み合わせから成る触媒系を使用する。
そして、本発明の好ましい態様においては、後述の様
に、クロム化合物とアルキルアルミニウム化合物とが予
め接触しない態様でα−オレフインとクロム系触媒とを
接触させる。
【0009】本発明で使用するクロム化合物は、一般式
CrXnで表される。但し、一般式中、Xは、任意の有
機基または無機の基もしくは陰性原子、nは1〜6の整
数を表し、そして、nが2以上の場合、Xは同一または
相互に異なっていてもよい。クロムの価数は0価ないし
6価であり、上記の式中のnとしては2以上が好まし
い。
【0010】有機基としては、炭素数が通常1〜30の
各種の基が挙げられる。具体的には、炭化水素基、カル
ボニル基、アルコキシ基、カルボキシル基、β−ジケト
ナート基、β−ケトカルボキシル基、β−ケトエステル
基およびアミド基などが例示れる。炭化水素基として
は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アル
キルアリール基、アラルキル基など等が挙げられる。無
機の基としては、硝酸基、硫酸基などのクロム塩形成基
が挙げられ、陰性原子としては、酸素、ハロゲン等が挙
げられる。
【0011】好ましいクロム化合物は、クロムのアルコ
キシ塩、カルボキシル塩、β−ジケトナート塩、β−ケ
トエステルのアニオンとの塩、または、クロムハロゲン
化物であり、具体的には、クロム(IV)tert−ブトキシ
ド、クロム(III) アセチルアセトナート、クロム(III)
トリフルオロアセチルアセトナート、クロム(III) ヘキ
サフルオロアセチルアセトナート、クロム(III)(2,
2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオナー
ト)、Cr(PhCOCHCOPh)3(但し、ここでP
hはフェニル基を示す。)、クロム(II)アセテート、ク
ロム(III) アセテート、クロム(III) 2−エチルヘキサ
ノエート、クロム(III) ベンゾエート、クロム(III) ナ
フテネート、Cr(CH3 COCHCOOCH3)3 、塩
化第一クロム、塩化第二クロム、臭化第一クロム、臭化
第二クロム、ヨウ化第一クロム、ヨウ化第二クロム、フ
ッ化第一クロム、フッ化第二クロム等が挙げられる。
【0012】また、上記のクロム化合物と電子供与体か
ら成る錯体も好適に使用することが出来る。電子供与体
としては、窒素、酸素、リン又は硫黄を含有する化合物
の中から選択される。
【0013】窒素含有化合物としては、ニトリル、アミ
ン、アミド等が挙げられ、具体的には、アセトニトリ
ル、ピリジン、ジメチルピリジン、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルホルムアミド、アニリン、ニトロベンゼ
ン、テトラメチルエチレンジアミン、ジエチルアミン、
イソプロピルアミン、ヘキサメチルジシラザン、ピロリ
ドン等が挙げられる。
【0014】酸素含有化合物としては、エステル、エー
テル、ケトン、アルコール、アルデヒド等が挙げられ、
具体的には、エチルアセテート、メチルアセテート、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジ
メトキシエタン、ジグライム、トリグライム、アセト
ン、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、ア
セトアルデヒド等が挙げられる。
【0015】リン含有化合物としては、ヘキサメチルフ
ォスフォルアミド、ヘキサメチルフォスフォラストリア
ミド、トリエチルフォスファイト、トリブチルフォスフ
ィンオキシド、トリエチルフォスフィン等が例示され
る。一方、硫黄含有化合物としては、二硫化炭素、ジメ
チルスルフォキシド、テトラメチレンスルフォン、チオ
フェン、ジメチルスルフィド等が例示される。
【0016】従って、クロム化合物と電子供与体から成
る錯体例としては、ハロゲン化クロムのエーテル錯体、
エステル錯体、ケトン錯体、アルデヒド錯体、アルコー
ル錯体、アミン錯体、ニトリル錯体、ホスフィン錯体、
チオエーテル錯体などが挙げられる。具体的には、Cr
Cl3 ・3THF、CrCl3 ・3dioxane、C
rCl3 ・(CH3 CO2 n−C4 9 )、CrCl3
・(CH3 CO2 25 )、CrCl3 ・3(i−C
3 7 OH)、CrCl3 ・3[CH3 (CH2 3
H(C2 5 )CH2 OH]、CrCl3 ・3pyri
dine、CrCl3 ・2(i−C3 7 NH2 )、
[CrCl3 ・3CH3 CN]・CH3 CN、CrCl
3 ・3PPh3 、CrCl2 ・2THF、CrCl2
2pyridine、CrCl2 ・2[(C2 5)2
H]、CrCl2 ・2CH3 CN、CrCl2 ・2[P
(CH3 2 Ph]等が挙げられる。
【0017】クロム化合物としては、炭化水素溶媒に可
溶な化合物が好ましく、クロムのβ−ジケトナート塩、
カルボン酸塩、β−ケトエステルのアニオンとの塩、β
−ケトカルボン酸塩、アミド錯体、カルボニル錯体、カ
ルベン錯体、各種シクロペンタジエニル錯体、アルキル
錯体、フェニル錯体などが挙げられる。クロムの各種カ
ルボニル錯体、カルベン錯体、シクロペンタジエニル錯
体、アルキル錯体、フェニル錯体としては、具体的に
は、Cr(CO)6 、(C6 6)Cr(CO)3
(CO)5 Cr(=CCH3 (OCH3 ))、(CO)
5 Cr(=CC6 5 (OCH3 ))、CpCrCl2
(ここでCpはシクロペンタジエニル基を示す。)、(
Cp* CrClCH3)2 (ここでCp* はペンタメチル
シクロペンタジエニル基を示す。)、(CH3)2 CrC
l等が例示される。
【0018】クロム化合物は、無機酸化物などの担体に
担持して使用することも出来るが、担体に担持させず
に、他の触媒成分と組み合わせて使用するのが好まし
い。すなわち、本発明の好ましい態様に従い、後述する
特定の接触態様でクロム系触媒を使用するならば、クロ
ム化合物の担体への担持を行わなくとも高い触媒活性が
得られる。そして、クロム化合物を担体に担持させずに
使用する場合は、複雑な操作を伴う担体への担持を省略
でき、しかも、担体の使用による総触媒使用量(担体と
触媒成分の合計量)の増大と言う問題をも回避すること
が出来る。
【0019】本発明で使用するアミンは、1級または2
級のアミンである。1級アミンとしては、アンモニア、
エチルアミン、イソプロピルアミン、シクロヘキシルア
ミン、ベンジルアミン、アニリン、ナフチルアミン等が
例示され、2級アミンとしては、ジエチルアミン、ジイ
ソプロピルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジベンジ
ルアミン、ビス(トリメチルシリル)アミン、モルホリ
ン、イミダゾール、インドリン、インドール、ピロー
ル、2,5−ジメチルピロール、3,4−ジメチルピロ
ール、3,4−ジクロロピロール、2,3,4,5−テ
トラクロロピロール、2−アシルピロール、ピラゾー
ル、ピロリジン等が例示される。
【0020】本発明で使用する金属アミドは、1級また
は2級のアミンから誘導される金属アミドであり、具体
的には、1級または2級のアミンとIA族、IIA族、
IIIB族およびIVB族から選択される金属との反応
により得られるアミドである。斯かる金属アミドとして
は、具体的には、リチウムアミド、ナトリウムエチルア
ミド、カルシウムジエチルアミド、リチウムジイソプロ
ピルアミド、カリウムベンジルアミド、ナトリウムビス
(トリメチルシリル)アミド、リチウムインドリド、ナ
トリウムピロライド、リチウムピロライド、カリウムピ
ロライド、カリウムピロリジド、アルミニウムジエチル
ピロライド、エチルアルミニウムジピロライド、アルミ
ニウムトリピロライド等が挙げられる。
【0021】本発明においては、2級のアミン、2級の
アミンから誘導される金属アミド又はこれらの混合物が
好適に使用される。特には、2級のアミンとしては、ピ
ロール、2,5−ジメチルピロール、3,4−ジメチル
ピロール、3,4−ジクロロピロール、2,3,4,5
−テトラクロロピロール、2−アシルピロール、2級の
アミンから誘導される金属アミドとしては、アルミニウ
ムピロライド、エチルアルミニウムジピロライド、アル
ミニウムトリピロライド、ナトリウムピロライド、リチ
ウムピロライド、カリウムピロライドが好適である。そ
して、ピロール誘導体の中、ピロール環に炭化水素基を
有する誘導体が特に好ましい。
【0022】本発明において、アルキルアルミニウム化
合物としては、下記一般式(1)で示されるアルキルア
ルミニウム化合物が好適に使用される。
【化1】 R1 m Al(OR2 n p q ・・・(1)
【0023】式中、R1 及びR2 は、炭素数が通常1〜
15、好ましくは1〜8の炭化水素基であって互いに同
一であっても異なっていてもよく、Xはハロゲン原子を
表し、mは0<m≦3、nは0≦n<3、pは0≦p<
3、qは0≦q<3のそれぞれの数であって、しかも、
m+n+p+q=3である数を表す。
【0024】上記のアルキルアルミニウム化合物として
は、例えば、下記一般式( 2) で示されるトリアルキル
アルミニウム化合物、一般式(3)で示されるハロゲン
化アルキルアルミニウム化合物、一般式(4)で示され
るアルコキシアルミニウム化合物、一般式(5)で水素
化アルキルアルミニウム化合物などが挙げられる。な
お、各式中のR1 、XおよびR2 の意義は前記と同じで
ある。
【0025】
【化2】 R1 3Al ・・・ (2) R1 m AlX3-m (mは1. 5≦m<3) ・・・ (3) R1 m Al(OR2 3-m (mは0<m<3、好ましくは1. 5≦m<3) ・・・(4) R1 m AlH3-m ・・・(5) (mは0<m<3、好ましくは1. 5≦m<3)
【0026】上記のアルキルアルミニウム化合物の具体
例としては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムモノクロリド、ジエチルアルミニウムエトキシ
ド、ジエチルアルミニウムヒドリド等が挙げられる。こ
れらの中、ポリマーの副生が少ないと言う点でトリアル
キルアルミニウムが特に好ましい。
【0027】本発明においては、先ず、上記の各触媒成
分から成る触媒系を使用して溶媒中でα−オレフインの
低重合を行い、次いで、反応液中の副生ポリマーを溶融
させることなく分離除去してα−オレフイン低重合体を
回収する。
【0028】クロム化合物の使用量は、溶媒1リットル
当たり、通常0.1×10-3〜5g、好ましくは1.0
×10-3〜2gの範囲とされる。一方、アルキルアルミ
ニウム化合物の使用量は、クロム化合物1g当たり、通
常0.1mmol以上であるが、触媒活性および三量体
の選択率の観点から、5mmol以上とするのがよい。
そして、上限は、通常50molである。また、アミン
又は金属アミドの使用量は、クロム化合物1g当たり、
通常0.001当量以上であり、好ましくは0.005
〜1000当量、更に好ましくは0.01〜100当量
の範囲とされる。
【0029】本発明においては、クロム化合物とアルキ
ルアルミニウム化合物とが予め接触しない態様でα−オ
レフインとクロム系触媒とを接触させることが好まし
い。斯かる接触態様によれば、選択的に三量化反応を行
わせ、原料エチレンから1−ヘキセンを高収率で得るこ
とが出来る。
【0030】上記の特定の接触態様は、具体的には、
「アミン又は金属アミド」についてアミンを以て表した
場合、(1)アミン及びアルキルアルミニウム化合物を
含む溶液中にα−オレフイン及びクロム化合物を導入す
る方法、(2)クロム化合物およびアミンを含む溶液中
にα−オレフイン及びアルキルアルミニウム化合物を導
入する方法、(3)クロム化合物を含む溶液中にα−オ
レフイン、アミン及びアルキルアルミニウム化合物を導
入する方法、(4)アルキルアルミニウム化合物を含む
溶液中にα−オレフイン、クロム化合物およびアミンを
導入する方法、(5)クロム化合物、アミン、アルキル
アルミニウム化合物およびα−オレフインをそれぞれ同
時かつ独立に反応器に導入する方法などによって行うこ
とが出来る。そして、上記の各溶液は、通常、反応溶媒
を使用して調製される。
【0031】なお、上記において、「クロム化合物とア
ルキルアルミニウム化合物とが予め接触しない態様」と
は、反応の開始時のみならず、その後の追加的なα−オ
レフイン及び触媒成分の反応器への供給においても斯か
る態様が維持されることを意味する。
【0032】クロム化合物とアルキルアルミニウム化合
物とが予め接触する態様でクロム系触媒を使用した場合
にα−オレフインの低重合反応の活性が低くなる理由
は、未だ詳らかではないが、次の様に推定される。
【0033】すなわち、クロム化合物とアルキルアルミ
ニウムを接触させた場合、クロム化合物に配位している
配位子とアルキルアルミニウム化合物中のアルキル基と
の間で配位子交換反応が進行すると考えられる。そし
て、斯かる反応によって生成するアルキル−クロム化合
物は、通常の方法で生成するアルキル−クロム化合物と
異なり、それ自身不安定である。そのため、アルキル−
クロム化合物の分解還元反応が優先して進行し、その結
果、α−オレフインの低重合反応に不適当な脱メタル化
が惹起され、α−オレフインの低重合反応の活性が低下
する。
【0034】本発明において、原料α−オレフインとし
ては、炭素数が2〜30の置換または非置換のα−オレ
フインが使用される。具体的には、エチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、3−メ
チル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン等が挙げ
られる。特に、原料α−オレフインとしてエチレンが好
適であり、エチレンからその三量体である1−ヘキセン
を高収率かつ高選択率で得ることが出来る。
【0035】本発明において、溶媒としては、ブタン、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキ
サン、メチルシクロヘキサン、デカリン等の直鎖状また
は脂環式の飽和炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、メシチレン、テトラリン等の芳香
族炭化水素、クロロホルム、四塩化炭素、塩化メチレ
ン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、テトラクロロ
エタン等の鎖状塩素化炭化水素、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼン等の塩素化芳香族炭化水素などが使用され
る。これらは、単独で使用する他、混合溶媒として使用
することも出来る。
【0036】特に、溶媒としては、炭素数が4〜7の直
鎖状飽和炭化水素または脂環式飽和炭化水素が好まし
い。これらの溶媒を使用することにより、ポリマーの副
生を抑制することが出来、更に、脂環式炭化水素を使用
した場合は、高い触媒活性が得られると言う利点があ
る。
【0037】反応温度としては、0〜60℃の範囲が好
ましい。一方、反応圧力は、常圧ないし250kg/c
2 の範囲から選択し得るが、通常は、100kg/c
2の圧力で十分である。そして、滞留時間は、通常1
分から20時間、好ましくは0.5〜6時間の範囲とさ
れる。また、反応形式は、回分式、半回分式または連続
式の何れであってもよく、反応時に水素を共存させるな
らば、触媒活性および三量体の選択率の向上が認められ
ので好ましい。
【0038】本発明においては、触媒成分に不活性な帯
電防止剤を反応液中に存在させることが重要である。こ
こに、触媒成分に不活性な帯電防止剤とは、その存在に
よって前記のクロム系触媒の活性を失活させることがな
い帯電防止剤を意味する。本発明において、好適に使用
し得る帯電防止剤としては、α−オレフインの重合分野
において既に提案されている帯電防止剤を使用すること
が出来る。
【0039】例えば、特公昭50−38158号公報に
記載の帯電防止剤、すなわち、少なくとも300の分子
量を有する有機酸の多価金属塩、具体的には、アルキル
サリチル酸の多価金属塩、脂肪族ジカルボン酸のスルホ
ン化ジアルキルエステルの多価金属塩が挙げられる。そ
して、アルキルサリチル酸のアルキル基としては、炭素
数14〜18のアルキル基が使用され、多価金属として
は、マグネシウム、銅、亜鉛、カドミウム、アルミニウ
ム、鉛、クロム、モリブデン、マンガン等が使用され
る。そして、上記の多価金属塩は単独または2種以上の
混合物として使用され、更に、高分子電解質と混合して
使用することも出来る。
【0040】高分子電解質としては、ステアリルメタク
リレート/メタクリル酸共重合体、β−ヒドロキシルエ
チルメタクリレート/ステアリルメタクリレート/メタ
クリル酸共重合体、エチレンイミン重合体、2−メチル
−5−ビニルピリジン重合体、2−メチル−5−ビニル
ピリジン/メタクリル酸ラウリル及びメタクリル酸ステ
アリルとの混合物との共重合体、ラウリルメタクリレー
ト/ステアリルメタクリレート/メチルメタクリレート
/2−メチル−5−ビニルピリジン重合体などが挙げら
れるが、特に、2−メチル−5−ビニルピリジンとメタ
クリル酸ウルキルエステル(アルキル基炭素数16〜1
8)との共重合体が好適である。
【0041】帯電防止剤として市販されているシェル社
製「ASA−3」は、炭素数14〜18のアルキル基を
有するアルキルサリチル酸のクロム(3価)塩20重量
%、スルホコハク酸ジー2−エチルヘキシルエステルの
カルシウム塩10重量%、2−メチル−5−ビニルピリ
ジンとメタクリル酸の炭素数17のアルキルエステルと
の共重合体(高分子電解質)45重量%、m−キシレン
25重量%を含有する組成物であり、好適に使用するこ
とが出来る。
【0042】上記以外の帯電防止剤としては、特公昭5
6−51164号公報に記載の帯電防止剤、すなわち、
(a)二酸化イオウとオレフイン系化合物とのポリスル
ホンコポリマー、(b)エピクロルヒドリンと脂肪族1
級モノアミン又はN−脂肪族ハイドロカルビルアルキレ
ンジアミンとの反応生成物である重合体状ポリアミン及
び(c)油溶性スルホン酸を含有する組成物が挙げられ
る。そして、油溶性スルホン酸としては、アルカンスル
ホン酸、石油スルホン酸などが使用される。しかも、上
記の組成物は、好適には、ベンゼン、トルエンキシレ
ン、シクロヘキサン、燃料油、イソブタン及びそれらの
混合物から選択される溶剤を含有する。
【0043】上記の各成分の割合は、ポリスルホンコポ
リマー5〜25重量%、重合体状ポリアミン5〜25重
量%、油溶性スルホン酸5〜30重量%、溶剤20〜8
5重量%とされる。帯電防止剤として市販されているデ
ュポン社製の「Stadis450」は、ポリブテン硫
酸化物14重量%、アミノエタノールエピクロルヒドリ
ン重合物3重量%、アルキルベンゼンスルホン酸13重
量%、トルエン70重量%および微量の脂肪族アルキル
第4級アンモニウム塩とイソプロピルアルコールを含有
する組成物であり、「Stadis425」は、ポリア
ミノポリオール2〜7重量%、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸2〜8重量%、ケロシン60〜70重量%、トルエ
ン10〜20重量%、ベンゼン0.017重量%未満、
混合芳香族溶媒(C9-17)2〜7重量%を含有する組成
物であり、好適に使用することが出来る。
【0044】更にまた、特公昭63−66321号公報
に記載の帯電防止剤、すなわち、(a)一般式RCOO
Mで表される高級脂肪酸石けん(Rは炭素数12〜22
の飽和または不飽和の炭化水素基、Mはアルカリ又はア
ルカリ土類金属を表す。以下、同じ)、(b)一般式R
OSO3 Mで表される高級アルコール硫酸エステル塩、
R(R)CHOSO3 Mで表される第2級高級アルコー
ル硫酸エステル塩、(c)ヒマシ油、オリーブ油、落花
生油、綿実油などと硫酸との反応物のアルカリ又はアル
カリ土類金属塩、(d)多価アルコールと高級脂肪酸の
部分エステルで残ったOH基を硫酸エステルとした化合
物のアルカリ又はアルカリ土類金属塩、(e)一般式R
CONH(CH2 n OSO3 Mで表される高級脂肪酸
アルキロールアマイドの硫酸エステル塩(nは1〜10
のの整数を表す。以下、同じ)、(f)一般式R(OC
2 CH2 n OSO3 Mで表される化合物、(g)一
般式RSO3 Mで表される高級アルキルスルホン酸塩、
(h)アルキルアリルスルホン酸塩、(i)一般式RC
OClで表される化合物と一般式RNH(CH2 n
5 Mで表される化合物との縮合物、(j)一般式RC
OClで表される化合物と一般式HO(CH2 n SO
3 Mで表される化合物との縮合物、(k)ジアルキルス
ルホコハク酸のアルカリ又はアルカリ土類金属塩、
(l)高級アルコールと燐酸の部分エステルのアルカリ
又はアルカリ土類金属塩などが挙げられる。これらの中
では、特に、ジアルキルスルホコハク酸のアルカリ金属
塩が好適に使用される。
【0045】帯電防止剤は、原料α−オレフイン、触媒
成分、溶媒などと共に反応器に導入され、または、予
め、これら成分に混合して反応液中に導入される。ま
た、反応を回分式で行う場合は、比較的早期に反応液中
に添加して反応液中に導入することも出来る。帯電防止
剤の濃度は、反応液1リットル当たり、通常0.003
〜30mg/l、好ましくは0.01〜2mg/lとさ
れる。
【0046】反応液中の副生ポリマーの分離除去は、公
知の固液分離装置を適宜使用し、副生ポリマーを溶融さ
せることなく行われる。固液分離装置としては、濾過機
または遠心分離機を使用するのが好ましい。そして、回
収されたα−オレフイン低重合体は、必要に応じて精製
される。精製には、通常、蒸留精製が採用され、目的と
する成分を高純度で回収することが出来る。本発明にお
いては、特に、エチレンから高純度の1−ヘキセンを工
業的有利に製造することが出来る。
【0047】本発明においては、帯電防止剤の作用によ
り、反応器、蒸留塔などの附帯設備および配管などに対
する副生ポリマーの付着が防止される。その結果、副生
ポリマーの付着による種々の問題、例えば、反応器、蒸
留塔などの附帯設備における伝熱不足、配管における閉
塞、付着した副生ポリマー中に取り込まれて局所的濃度
の高められたた触媒成分による発熱などの問題を回避す
ることが出来る。
【0048】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により更
に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限
り以下の実施例に限定されるものではない。なお、以下
の実施例においては、次の帯電防止剤を使用した。
【0049】帯電防止剤A(シェル社製「ASA−
3」):炭素数14〜18のアルキル基を有するアルキ
ルサリチル酸のクロム(3価)塩20重量%、スルホコ
ハク酸ジー2−エチルヘキシルエステルのカルシウム塩
10重量%、2−メチル−5−ビニルピリジンとメタク
リル酸の炭素数17のアルキルエステルとの共重合体
(高分子電解質)45重量%、m−キシレン25重量%
を含有する組成物。
【0050】帯電防止剤B(デュポン社製「Stadi
s450」):ポリブテン硫酸化物14重量%、アミノ
エタノールエピクロルヒドリン重合物3重量%、アルキ
ルベンゼンスルホン酸13重量%、トルエン70重量%
および微量の脂肪族アルキル第4級アンモニウム塩とイ
ソプロピルアルコールを含有する組成物。
【0051】帯電防止剤C(デュポン社製「Stadi
s425」):ポリアミノポリオール2〜7重量%、ド
デシルベンゼンスルホン酸2〜8重量%、ケロシン60
〜70重量%、トルエン10〜20重量%、ベンゼン
0.017重量%未満、混合芳香族溶媒(C9-17)2〜
7重量%を含有する組成物。
【0052】実施例1 150℃の乾燥器で加熱乾燥した2.4 リットルのオート
クレーブを熱時に組み立てた後、真空窒素置換した。こ
のオートクレーブには破裂板を備えた触媒フィード管を
備えた攪拌機を取り付けておいた。n−ヘプタン( 98
0ml) 、ピロール(1.244mmol)のn−ヘプ
タン溶液、トリエチルアルミニウム(8.000mmo
l)のn−ヘプタン溶液をオートクレーブの胴側に仕込
み、一方、触媒フィード管にn−ヘプタンにて溶液化し
たクロム(III) 2−エチルヘキサノエート(200m
g、0.420mmol)を仕込んだ。また、予め上記
のn−ヘプタンに反応液中の濃度が1mg/lとなる量
の帯電防止剤Aを溶解しておいた。n−ヘプタンの全体
量は1リットルであった。
【0053】先ず、オートクレーブを40℃に加熱し、
次いで、40℃でエチレンを触媒フィード管より導入し
た。エチレン圧により破裂板が破裂し、クロム化合物が
オートクレーブ胴側に導入されてエチレンの低重合が開
始された。全圧が35Kg/cm2 となる迄エチレンを
導入し、その後、全圧を35Kg/cm2 に、温度を4
0℃に維持した。1時間後、オートクレーブ中にエタノ
ールを圧入して反応を停止した。
【0054】オートクレーブの圧力を解除して脱ガスを
行った後、濾過機によって反応液中の副生ポリマー(主
としてポリエチレン)を分離除去してα−オレフイン低
重合体を回収した。本実施例においては、オートクレー
ブの内壁面を観察した結果、副生ポリマーの付着は認め
られなかった。ガスクロマトグラフによるα−オレフイ
ン低重合体の組成分析の結果などを表1に示した。
【0055】実施例2〜3及び比較例1〜4 実施例1において、反応温度、溶媒、帯電防止剤の種類
を表1〜2に示す様に変更した以外は、実施例1と同様
に重合および副生ポリマーの濾過操作を行った。α−オ
レフイン低重合体の組成分析の結果などを表1〜2に示
した。実施例2〜3の場合、オートクレーブの内壁面へ
の副生ポリマーへの付着は認められなかった。比較例1
〜4の場合は、副生ポリマーの付着が認められた。
【0056】各表中、溶媒種類の「HP」はn−ヘプタ
ン、「OCT」はn−オクタン、「OCTE」は1−オ
クテンを表し、触媒効率の単位は、g−α−オレフイン
/1g−クロム化合物、触媒活性の単位は、g−α−オ
レフイン/1g−クロム・Hrである。
【0057】
【表1】 ────────────────────────────── 実 施 例 1 2 3 帯電防止剤 A B C 溶媒種類(量:L) HP(1) HP(1) HP(1) 反応温度(℃) 40 60 60 エチレン圧(Kg/cm2) 35 35 45 反応時間(Hr) 1.0 1.0 1.0 <生成物量(g) > 88.2 102.7 123.8 <組成分布(wt%) > C4 12.2 15.3 18.0 C6 全体 74.7 74.2 71.6 C6 中の1-hexen 含量(wt%) 96.2 95.7 96.0 C8 2.1 3.1 3.2 C10-20 20.0 6.8 6.7 C22-30 0.1 0 0 Wax 0 0 0 <PE> 0.7 0.6 0.4 <PEの付着> 無し 無し 無し <触媒効率> 441 513 619 <触媒活性> 4239 4936 5952 ──────────────────────────────
【0058】
【表2】 ──────────────────────────────────── 比 較 例 1 2 3 4 帯電防止剤 無 無 無 無 溶媒種類(量:L) HP(1) HP(1) OCT(1) OCTE(1) 反応温度(℃) 80 100 60 60 エチレン圧(Kg/cm2) 35 35 35 35反応時間(Hr) 1.0 1.0 1.0 1.0 <生成物量(g) > 121.6 176.2 107.9 111.4 <組成分布(wt%) > C4 22.2 16.0 13.7 13.7 C6 全体 59.7 51.1 75.7 46.9 C6 中の1-hexen 含量(wt%) 95.5 92.7 95.9 96.8 C8 8.1 12.1 2.9 9.2 C10-20 9.7 20.4 0 29.6 C22-30 0.1 0.3 0 0 Wax 0 0 0 0 <PE> 0.2 0.1 0.4 0.6 <PEの付着> 有り 有り 有り 有り <触媒効率> 608 881 540 557 <触媒活性> 5847 8156 5189 5355 ────────────────────────────────────
【0059】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、高収率か
つ高選択率で1−ヘキセン等のα−オレフインの低重合
物を製造することが出来、しかも、反応器、蒸留塔など
附帯設備および配管などに対する副生ポリマーの付着を
防止した工業的有利なα−オレフイン低重合体の製造方
法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10G 50/00 6958−4H // C07B 61/00 300

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロム系触媒を使用したα−オレフイン
    低重合体の製造方法において、クロム系触媒として、少
    なくとも、クロム化合物とアミン又は金属アミドとアル
    キルアルミニウム化合物の組み合わせから成る触媒系を
    使用し、溶媒中でα−オレフインの低重合を行うに際
    し、触媒成分に不活性な帯電防止剤を反応液中に存在さ
    せることを特徴とするα−オレフイン低重合体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 クロム化合物とアルキルアルミニウム化
    合物とが予め接触しない態様でα−オレフインとクロム
    系触媒とを接触させる請求項1に記載のα−オレフイン
    低重合体の製造方法。
JP5329670A 1993-11-30 1993-11-30 α−オレフイン低重合体の製造方法 Pending JPH07149676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5329670A JPH07149676A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 α−オレフイン低重合体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5329670A JPH07149676A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 α−オレフイン低重合体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07149676A true JPH07149676A (ja) 1995-06-13

Family

ID=18223957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5329670A Pending JPH07149676A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 α−オレフイン低重合体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07149676A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8344198B2 (en) 2003-03-14 2013-01-01 Chevron Phillips Chemical Company Lp Process to decrease or eliminate corrosion from the decomposition of halide containing olefin catalysts

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8344198B2 (en) 2003-03-14 2013-01-01 Chevron Phillips Chemical Company Lp Process to decrease or eliminate corrosion from the decomposition of halide containing olefin catalysts

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3473192B2 (ja) α−オレフィン低重合体の製造方法
JP3540827B2 (ja) 1−ヘキセンの製造方法
JP3540828B2 (ja) 1−ヘキセンの製造方法
JPH08283330A (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3841361B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3505210B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3486212B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JPH07149676A (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3632233B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3627324B2 (ja) α−オレフィン低重合体の製造方法
JP3419085B2 (ja) α−オレフィン低重合体の製造方法
JP3505211B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3503245B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3516708B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3373639B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3627990B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JPH08239330A (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JPH07118327A (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JPH08283332A (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP4169006B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JPH07118173A (ja) α−オレフイン低重合体組成物
JPH07118174A (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3503244B2 (ja) α−オレフイン低重合体の製造方法
JP3391142B2 (ja) α−オレフィン低重合体の製造方法
JPH08151409A (ja) α−オレフィン低重合体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040331